JP7259170B2 - 静電気除去装置 - Google Patents
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Description
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
自動車の冷却水(クーラント)を例に挙げて説明すると、自動車の冷却水は、エンジンの熱により温められ、ウォータポンプにより圧送され、ラジエータホースを通り、ラジエータにて熱を大気中に放出して熱交換を行い、エンジンに戻ってくる。その場合において、冷却水がエンジン内部のウォーターライン内、ラジエータホース内、ラジエータ内などを流れるときに、冷却水と各ラインのホース等の内壁との摩擦により、静電気が発生する。
本発明者の得た知見によれば、金属に対して外部より力が加えられた場合、金属の分子間に静電気が発生している。例えば、金属に対して捻り、回転、圧縮などの外部の力が加えられた場合、金属の分子同士が動く。そのときに、金属の分子間に静電気が発生する。これにより、金属の分子同士の結合力か弱くなり、金属の強度、剛性が低下する。
図2は、本実施形態に係る静電気除去装置を備える車両の制動装置の例を示す断面図である。
なお、図3は、本実施形態に係る静電気除去装置の一部分が切り欠かれた部分断面図である。図4は、本実施形態に係る静電気除去装置の内部構造例を示す断面図である。
マイナスイオン発生素子21は、マイナスイオンを発生する物質で作られたボール状体あるいは球体であり、セラミックおよび天然鉱石の少なくともいずれかを含む。
図5は、本実施形態に係る静電気除去装置20が、自動車の前輪側の右制動装置と、前輪側の左制動装置と、後輪側の右制動装置と、後輪側の左制動装置と、にそれぞれ装着された後の場合と、装着される前の場合と、について、得られた制動力の値の例を示している。
従って、4輪の制動力の増減割合の全体の平均値は、+10.69%となる。
図3と図4に関して前述したマイナスイオン発生素子21は、マイナスイオンを発生する物質で作られたボール状体あるいは球体である。但し、マイナスイオン発生素子21の形状は、特には限定されず、図6(a)から図6(i)に例示する各種の形状であってもよい。
図7に示す静電気除去装置30は、マイナスイオン発生素子31と、容器32と、を有する。マイナスイオン発生素子31は、マイナスイオンを発生する物質で作られた粉体であり、セラミックおよび天然鉱石の少なくともいずれかを含む。マイナスイオン発生素子31は、1種類の天然鉱石には限定されず、複数の種類の天然鉱石が混合されたものであってもよい。あるいは、マイナスイオン発生素子31は、1種類または複数の種類の天然鉱石と、金属と、を含んでいてもよい。マイナスイオン発生素子31は、自然の状態(常温静止状態)でマイナスイオンを発生することができる。このマイナスイオン発生素子31が、マイナスイオンを発生することで、プラスの電荷に帯電した静電気を電気的に中和して除電することができる。マイナスイオン発生素子31に含まれる天然鉱石の例は、第1実施形態のマイナスイオン発生素子21に関して前述した通りである。
図1および図2に関して前述した通り、本実施形態に係る静電気除去装置20が装着される車両の制動装置は、ブレーキマスタシリンダの周辺の装置であってもよい。図8に関する説明では、図3および図4に関して前述した静電気除去装置20が車両の制動装置1Aに装着された場合を例に挙げる。但し、図8に表した車両の制動装置1Aには、図7に関して前述した静電気除去装置30が装着されてもよい。
図9は、本実施形態に係る静電気除去装置が装着された一般的な車両のエンジン周りの部位の例を示す斜視図である。
本実施形態に係る静電気除去装置20が装着される対象部位は、車両の制動装置には限定されず、車両のエンジン周りの部位1Bであってもよい。図9に関する説明では、図3および図4に関して前述した静電気除去装置20が車両のエンジン周りの部位1Bに装着された場合を例に挙げる。但し、図9に表した車両のエンジン周りの部位1Bには、図7に関して前述した静電気除去装置30が装着されてもよい。
本実施形態に係る静電気除去装置20が装着される対象部位は、車両には限定されず、静電気が発生し得る船舶、産業機械あるいはその他の機械であってもよい。例えば、図10に表したように、本実施形態に係る静電気除去装置20が装着される対象部位は、ヒートポンプ1Cであってもよい。図10に関する説明では、図3および図4に関して前述した静電気除去装置20がヒートポンプ1Cに装着された場合を例に挙げる。但し、図10に表したヒートポンプ1Cには、図7に関して前述した静電気除去装置30が装着されてもよい。
Claims (3)
- 機械に装着されて、静電気を除去する静電気除去装置であって、
マイナスイオンを発生する複数のマイナスイオン発生素子と、
前記機械に装着され、前記マイナスイオン発生素子を収納する容器と、
を備え、
前記マイナスイオン発生素子は、セラミックおよび天然鉱石の少なくともいずれかを含む球体または平板であり、
前記容器は、
外囲部分と、
前記外囲部分の内部を複数の収納領域に区分する仕切り部分と、
前記外囲部分を塞ぐ蓋部分と、
を有し、
前記複数のマイナスイオン発生素子は、前記複数の収納領域のそれぞれの内部に直列に配列された状態で収納され、前記蓋部分が前記外囲部分を塞ぐことで前記容器の内部に密閉されており、
前記マイナスイオン発生素子が発生する前記マイナスイオンにより、前記機械に正の電荷として帯電する静電気を電気的に中和して除電することを特徴とする静電気除去装置。 - 前記容器は、複数の前記仕切り部分を有し、
前記複数のマイナスイオン発生素子は、3列以上に配列された状態で前記容器に収納されたことを特徴とする請求項1に記載の静電気除去装置。 - 前記容器は、変形可能な導電性を有する金属箔により形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の静電気除去装置。
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