JP7258576B2 - 空気調和機及び空気調和機の運転方法 - Google Patents
空気調和機及び空気調和機の運転方法 Download PDFInfo
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Description
しかしながら、特許文献1の装置では、冷媒ガスセンサによる冷媒濃度の検出と、圧力センサによる検出圧力の低下の検出とを、略同一のタイミングで行っている。これにより、空気調和機の状態が同じ状態において、冷媒ガスセンサによる冷媒濃度の検出と、圧力センサによる検出圧力の低下の検出とを行うこととなる。したがって、冷媒の漏洩以外の何らかの要因によって、一時的に、冷媒濃度の増大及び冷媒の圧力低下が生じた場合には、冷媒が漏洩していないにもかかわらず、冷媒が漏洩したと誤検知してしまう可能性がある。よって、特許文献1の装置では、冷媒回路から冷媒が漏洩しているか否かを正確に判断することができない可能性があった。
本発明の一態様に係る空気調和機は、冷媒が流通する冷媒回路と、外殻を為す筐体を有し、前記冷媒回路の一部を前記筐体内に収容する室内機と、前記筐体内に収容され、前記筐体の外部の空気を吸入するとともに、吸入した空気を前記筐体の外部へ排出するファンと、前記室内機に設けられ、前記冷媒を検知する冷媒検知手段と、前記室内機に設けられ、酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段と、前記冷媒検知手段の検知結果に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断する第1判断部と、前記第1判断部が前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩していると判断した場合に、前記ファンを駆動状態とするファン制御部と、前記ファン制御部が前記ファンを駆動した後に、前記酸素濃度検出手段が検出する酸素濃度に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断する第2判断部と、を備えている。
図1は、本実施形態に係る空気調和機1の概略構成を示した図である。図1に示すように、空気調和機1は、室外機1aと、室内の壁に設けられる壁掛け型の室内機1bとを備えている。室外機1aと室内機1bとは、内部に冷媒が流通する冷媒配管11によって接続されている。図1では、便宜上、1台の室外機1aに、1台の室内機1bが接続されている構成を例示しているが、室外機1aの設置台数及び室内機1bの接続台数については限定されない。冷媒配管11内を流通する冷媒は、例えば、GWP(Global-warming potential)が低い微燃性の冷媒(例えば、R32)である。なお、冷媒の種類は特に限定されず、他の冷媒を用いてもよい。
制御装置20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
本実施形態では、冷媒検知センサ12の検知結果に基づいて第1判断部21が、冷媒回路10から冷媒が漏洩していると判断した場合には、室内ファン8を駆動状態とする。また、室内ファン8が駆動状態となった後に、第2判断部22が、冷媒回路10から冷媒が漏洩しているか否かを判断する。室内ファン8が駆動すると、室内機1bの筐体の内部の空気及び/又は室内機1bの周辺領域の空気が撹拌される。このため、室内ファン8が駆動することで、筐体の内部及び/又は室内機1bの周辺領域の環境は変化する。本実施形態では、第1判断部21が冷媒の漏洩の有無を判断した後に、室内ファン8を駆動状態とし、その後に第2判断部22が冷媒の漏洩の有無を判断している。これにより、第1判断部21が冷媒の漏洩の有無を判断する空気調和機1の環境と、第2判断部22が冷媒の漏洩を判断する空気調和機1の環境とは異なる。したがって、冷媒の漏洩の判断に際し、一時的な要因による影響を受け難くすることができるので、冷媒回路10から冷媒が漏洩しているか否かを正確に判断することができる。
例えば、本実施形態では、S1において、第1判断部21が、冷媒検知センサ12からのデータのみに基づいて、冷媒回路10から冷媒が漏洩しているか否かを判断する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、S1において、第1判断部21が、冷媒検知センサ12からのデータと、酸素濃度計13からのデータとの両方に基づいて、冷媒回路10から冷媒が漏洩しているか否かを判断してもよい。
このように構成することで、第1判断部21が、異なる複数のデータに基づいて、冷媒回路10から冷媒が漏洩しているか否かを判断することができる。よって、より正確に冷媒が漏洩しているか否かを判断することができる。
1a :室外機
1b :室内機
2 :圧縮機
3 :四方切換弁
4 :室外熱交換器
5 :室外ファン
6 :アキュムレータ
7 :室内熱交換器
8 :室内ファン(ファン)
9 :電子膨張弁
10 :冷媒回路
11 :冷媒配管
12 :冷媒検知センサ(冷媒検知手段)
13 :酸素濃度計(酸素濃度検出手段)
14 :ブザー
15 :警告ランプ(報知手段)
16 :ファンモータ
20 :制御装置
21 :第1判断部
22 :第2判断部
23 :圧縮機制御部
24 :ファン制御部
25 :ブザー制御部
26 :ランプ制御部
Claims (7)
- 冷媒が流通する冷媒回路と、
外殻を為す筐体を有し、前記冷媒回路の一部を前記筐体内に収容する室内機と、
前記筐体内に収容され、前記筐体の外部の空気を吸入するとともに、吸入した空気を前記筐体の外部へ排出するファンと、
前記室内機に設けられ、前記冷媒を検知する冷媒検知手段と、
前記室内機に設けられ、酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段と、
前記冷媒検知手段の検知結果に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断する第1判断部と、
前記第1判断部が前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩していると判断した場合に、前記ファンを駆動状態とするファン制御部と、
前記ファン制御部が前記ファンを駆動した後に、前記酸素濃度検出手段が検出する酸素濃度に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断する第2判断部と、を備えた空気調和機。 - 前記第2判断部が前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩していると判断した場合に、通常の操作で運転を開始できないロック状態とし、前記第2判断部が前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩していないと判断した場合に通常の操作で運転を開始することができるスタンバイ状態とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記第1判断部は、前記冷媒検知手段の検知結果に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断するとともに、前記酸素濃度検出手段の検出した酸素濃度に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断する請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
- 前記第1判断部が前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩していると判断した場合に、前記冷媒の漏洩を報知する報知手段を備え、
前記第2判断部は、前記報知手段が前記冷媒の漏洩を報知した後に、前記酸素濃度検出手段が検出する酸素濃度に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断する請求項1から請求項3のいずれかに記載の空気調和機。 - 前記報知手段は、前記第2判断部が、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩していないと判断した場合に、所定時間の間、前記冷媒の漏洩を報知し、
前記ファン制御部は、前記第2判断部が、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩していないと判断した場合に、所定時間の間、前記ファンを駆動する請求項4に記載の空気調和機。 - 前記酸素濃度検出手段は、前記筐体の内部であって、かつ、下部に設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載の空気調和機。
- 室内機に設けられた冷媒検知手段によって、冷媒回路を流通する冷媒を検知する冷媒検知ステップと、
前記室内機に設けられた酸素濃度検出手段で、酸素濃度を検出する酸素濃度検出ステップと、
前記冷媒検知ステップの検知結果に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断する第1判断ステップと、
前記第1判断ステップで前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩していると判断した場合に、前記室内機の筐体の内部に収容されていて、前記筐体の外部の空気を吸入するとともに、吸入した空気を前記筐体の外部へ排出するファンを駆動状態とするファン駆動ステップと、
前記ファン駆動ステップの後に、前記酸素濃度検出ステップで検出した酸素濃度に基づいて、前記冷媒回路から前記冷媒が漏洩しているか否かを判断する第2判断ステップと、を備えた空気調和機の運転方法。
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