JP7258567B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成のための現像剤を供給する現像剤カートリッジ等の消耗品を着脱可能な画像形成装置に関するものである。
レーザープリンタ、インクジェットプリンタ、コピー機などの画像形成装置においては、現像剤を供給する現像剤カートリッジが使用済みになった場合、ユーザ若しくはサービスマンはその現像剤カートリッジを新品の現像剤カートリッジと交換することになる。
この交換作業では、特許文献1に開示されているように、装置本体の開閉カバーを開け、装置本体内部へのアクセスを可能にして現像剤カートリッジを交換するのが一般的である。
米国特許6768877号
このような現像剤カートリッジの交換においては、現像剤カートリッジの現像剤が完全に消費される前にユーザが誤って開閉カバーを開けて、未だ使用できる現像剤カートリッジを交換してしまう場合があった。
しかしながら、このような未だ使用できる現像剤カートリッジを早期に交換してしまうことは、ユーザにとって余計なコストがかかってしまうことになる。
本発明は、以上の事情に鑑みなされたもので、未だ使用可能な現像剤カートリッジ等の消耗品の早期交換を防止する画像形成装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために本発明は、画像形成のための消耗品を装着する装着部を含む装置本体と、被係合部を有し、前記装着部を覆う開閉カバーと、前記装置本体に設けられ、閉じ位置に位置する前記開閉カバーの前記被係合部に係合して前記開閉カバーの移動を規制する係合位置と、前記被係合部との係合が解除される解除位置と、の間を移動可能に構成された係合部材と、ロック位置とロック解除位置とに移動可能なロック部と、連結部材と、ユーザによって移動されることが可能に構成され、前記ロック部が前記ロック解除位置にある状態で、前記連結部材を介して、前記係合部材を前記係合位置から前記解除位置に移動するように構成された操作部と、前記ロック部を移動する電動駆動部と、前記電動駆動部を制御する制御部と、を有し、前記ロック部が前記ロック位置にある状態で、前記ロック部が前記連結部材の移動を制限することで、前記係合部材が前記操作部の移動に連動して前記係合位置から前記解除位置に移動することが制限され、前記制御部が前記消耗品が交換すべき状態となったことを示す信号を受けたとき、前記制御部は、前記電動駆動部が前記ロック部を前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動するように、前記電動駆動部を制御する画像形成装置とするものである。
本発明によれば、未だ使用可能な現像剤カートリッジ等の消耗品の早期交換を防止する画像形成装置を提供できるものである。
第1実施形態に係るプリンタの概略正面断面図である。 第1実施形態に係るプリンタの斜視図である。 第1実施形態に係る開閉カバーの保持機構の要部斜視図である。 第1実施形態に係る開閉カバーを閉状態にロックするロック機構の駆動部の断面図である。 第1実施形態に係る開閉カバーを閉状態にロックするロック機構のロック動作を説明する断面図である。 第1実施形態に係る開閉カバーを閉状態にロックするロック機構のロック解除動作を説明する断面図である。 第1実施形態に係る開閉カバーが開操作されたしたことを検知する操作検知機構の斜視図である。 第1実施形態に係る制御構成を示す回路ブロック図である。 第1実施形態に係る図8の制御回路のフローチャートである。 第1実施形態に係る図8の制御回路のフローチャートである。 第1実施形態に係る開閉カバーを閉状態にロックしているロック機構を手動で解除する構成を説明する要部斜視図である。 第2実施形態に係るプリンタの斜視図である。 第2実施形態に係る開閉カバーを閉状態にロックするロック機構が解除された状態の図12のA-A断面図である。 第2実施形態に係る開閉カバーを閉状態にロックするロック機構のロック状態の図12のA-A断面図である。 第2実施形態に係る図13の要部分解斜視図である。 第2実施形態に係る図13の要部拡大分解斜視図である。 第3実施形態に係る開閉カバーを閉状態にロックするロック機構が解除された状態の図12のA-A断面図である。 第3実施形態に係る開閉カバーを閉状態にロックするロック機構のロック状態の図12のA-A断面図である。 第3実施形態に係る図17の要部分解斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態に記載される構成要素はあくまで例示であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において本発明が適用される装置の構成や機能、材質、形状、その相対配置等の各種条件は適宜修正又は変更可能であり、以下の実施形態に限定されるものではない。例えば、以下の実施形態では画像形成装置として電子写真画像形成プロセスによるカラーレーザープリンタを例に説明するが、本発明は電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置に限らず、インクジェット方式等の他の方式による画像形成装置であってもよい。
〔第1実施形態〕
図1は第1実施形態に係る画像形成装置としてのカラーレーザープリンタの概略正面断面図である。
図1において、プリンタ100には、電子写真方式により画像形成を行う画像形成部100Aが設けられている。この画像形成部100Aには、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像をそれぞれ形成する4つの感光ドラム101Y、101M、101C、101Kが備えられている。また、これら4つの感光ドラム101Y、101M、101C、101Kと接触し、感光ドラム101Y、101M、101C、101Kに形成されたトナー像が1次転写される無端の中間転写ベルト102が設けられている。
また、感光ドラム101Y、101M、101C、101Kに対して中間転写ベルト102の内周側から中間転写ベルト102との間にニップを形成する1次転写ローラ106Y、106M、106C、106Kが設けられている。この1次転写ローラ106Y、106M、106C、106Kは、感光ドラム101Y、101M、101C、101Kと中間転写ベルト102との間に電位差を生じさせることで中間転写ベルト102にトナー像を1次転写させる。また、中間転写ベルト102との間にニップを形成し、中間転写ベルト102に転写された画像をプリント用紙等のシート114に2次転写する2次転写ローラ105が設けられている。
画像形成部100Aにおいて画像形成動作が開始されると、レーザースキャナー103により画像信号に応じた光が感光ドラム101Y、101M、101C、101Kに照射され、感光ドラム101Y、101M、101C、101K上に潜像が形成される。
次に、この潜像を、現像ローラを有する現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kに収納されたトナーで現像することにより、感光ドラム101Y、101M、101C、101K上にトナー画像(可視像)が形成される。
感光ドラム101Y、101M、101C、101K上に形成されたトナー画像は、次に中間転写ベルト102に1次転写され、中間転写ベルト102に1次転写されたトナー画像は中間転写ベルト102により2次転写部へ搬送される。
以上のトナー画像形成動作に並行してシート収納部107からピックアップローラ108によりシート114が1枚ずつ給送される。そして、このシート114は、フィードローラ109及びシート114の斜行補正を行うレジストローラ110によって中間転写ベルト102と2次転写ローラ105のニップにより形成される2次転写部に搬送される。
ここで、シート114は、中間転写ベルト102上に形成されたトナー画像に対してシート114のシート搬送方向の位置を合わせる必要がある。そのため、レジストローラ110及びフィードローラ109によりシート114の搬送速度制御を行い、中間転写ベルト102上に形成されたトナー画像に対するシート114の搬送動作のタイミング合わせが行われる。そして、2次転写部で2次転写ローラ105にバイアスを印加することによってトナー画像が中間転写ベルト102からシート114へ転写される。
トナー画像が転写されたシート114は、定着部111へ搬送され、定着部111において加熱及び加圧されることでトナー画像がシート114に定着され、排出ローラ112によってプリンタ100の上部の排出部113へ排出される。
なお、感光ドラム101Y、101M、101C、101K及び現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kは消耗品のため、交換が必要な時に交換できるように、プリンタ100の装着部に対して着脱可能に構成されている。また、現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kには、公知のトナー残量検知センサがそれぞれ設けられており、それぞれの現像カートリッジ内のトナー残量がモニターされている。
図2は感光ドラム101Y、101M、101C、101K及び現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kを交換するためのプリンタ100の開閉カバー1を開いた状態を示す斜視図である。
図2において、感光ドラム101Y、101M、101C、101K及び現像カートリッジ104Y、101M、101C、101Kは、それらの装着部を覆う開閉カバー1を開くことで、それぞれ開閉カバー1を開いた方向に脱着可能となる。
開閉カバー1が閉じた状態では、プリンタ100の本体に設けられた保持部としてのラッチ部4b、4cがそれぞれ開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bを係止することで、開閉カバー1は閉状態に保持される。
操作部2は開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除操作するための操作部で、開閉カバー1を開く際に手前に引くレバーである。操作部2が手前に引かれると、ラッチ部4b、4cが連動してスライド移動することで開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除し、開閉カバー1が開状態となる。
表示部としてのオペレーションパネル14は、各種表示や操作入力を行うプリンタ100のユーザインターフェースである。
図3は図2の操作部2を操作した際にラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除する機構を説明するものである。図3の(A)はラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bを係止している状態を示す要部斜視図、図3の(B)はラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除した状態を示す要部斜視図である。
図3の(A)、(B)において、ラッチ4は、ラッチ軸4a、ラッチ部4b、ラッチ部4cにより構成され、これらは一体として動く。ラッチバネ5は、ラッチ部4b、ラッチ部4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bを係止する矢印Rの方向にラッチ4を付勢している。
図3の(A)に示されるラッチ4が開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bを係止している状態から図3の(B)に示されるように操作部2の手掛け部2aが矢印Dの方向に引かれると、操作部2は操作回動軸2bの回りに矢印Dの方向に回動する。これにより操作部先端2cが図3の(A)に示される移動部を構成する連結部材6の第1アーム6bを押すことで連結部材6を回動軸40の回りに矢印Eの方向に回動させる。
この回動により連結部材6の第2アーム6cがラッチ4の被押圧部4dをラッチバネ5の付勢力に抗して矢印Lの方向に押す。連結部材6が矢印Eの方向に所定位置まで回動移動すると、ラッチ4は、ラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除する係止解除位置までスライド移動する。これによって開閉カバー1が矢印Fの方向へ開かれるようになる。
図4はラッチ部4b、4cによる開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除不能にして開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構の駆動部を説明するものである。図4の(A)はロック機構の駆動部のロック状態を示す断面図、図4の(B)はロック機構の駆動部のロック解除状態を示す断面図である。
図4の(A)、(B)において、ロック部及び規制部を構成するロックレバー7は、回動軸41の回りに回動可能に保持され、一端が付勢部材としてのロックバネ8により矢印Gの方向に引っ張られて矢印Hの方向に回動する。一方、ロックレバー7の他端が電動駆動部を構成するソレノイド11により矢印Jの方向に引っ張られて矢印Kの方向に回動する構成となっている。そして、ロックバネ8の付勢力とソレノイド11の吸引力の強弱のバランスによりロック位置及びロック解除位置の位置制御が行われ、これらによりロック機構が構成される。
ソレノイド11によるロックレバー7の矢印Jの方向の引張りは、磁力によりソレノイド11に引っ張られるプランジャ11aがスプリングピン11bを介してロックレバー7を引くことで行われる。
図4の(A)に示されるロック状態では、ロックバネ8の付勢力とソレノイド11の磁力による吸引力の力関係が「ロックバネ8の付勢力>ソレノイド11の吸引力」の関係にある。これによって、ロックレバー7は矢印Jの方向に引っ張られ、矢印Hの方向に回動して回転止め16に突き当った位置でロック位置が決まる。
図4の(B)に示されるロック解除状態では、ソレノイド11に対して吸引の指令が入り磁力が強められると、ロックバネ8の付勢力とソレノイド11の磁力による吸引力の力関係が「ロックバネ8の付勢力<ソレノイド11の吸引力」となる。これによって、プランジャ11aが矢印Jの方向に押し下げられ、ロックレバー7はプランジャ11aに引っ張られて矢印Kの方向に回動し、ロック解除位置へ移動する。
図5は開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構のロック動作を説明するものである。図5の(A)は操作部2によって開閉カバー1が開操作される前の状態を示す断面図、図5の(B)は操作部2によって開閉カバー1が開操作された時の状態を示す断面図である。
ロック機構がロック状態で、図3で説明したように開閉カバー1を開けるために操作部2を操作すると、操作部2の操作に連動して連結部材6が矢印Eの方向に回動して図5の(A)の位置から図5の(B)の位置へと移動する。
図5の(B)の状態では、上述したようにロックレバー7がロックバネ8により矢印Hの方向に回動しているため、ロックレバー7が連結部材6のロック突当面6aに突き当り、連結部材6の回動移動が規制される。図5の(B)の状態は、連結部材6の第2アーム6cがラッチ4の被押圧部4dを押す手前の位置のため、ラッチ4はラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除する係止解除位置までスライド移動できない。つまり、開閉カバー1の係止が解除不能となるため開閉カバー1は開放されない。
図6は開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構のロック解除動作を説明するものである。図6の(A)は操作部2によって開閉カバー1が開操作される前の状態を示す断面図、図6の(B)は操作部2によって開閉カバー1が開操作された時の状態を示す断面図である。
ロック機構がロック解除状態で、図3で説明したように開閉カバー1を開けるために操作部2を操作すると、操作部2の操作に連動して連結部材6が矢印Eの方向に回動して図6の(A)の位置から図6の(B)の位置へと移動する。
図6の(B)の状態では、上述したようにロックレバー7がソレノイド11の吸引力により矢印K方向に回動しているため、連結部材6のロック突当面6aに突き当る規制位置から退避して連結部材6の回動は規制されない。よって、連結部材6の第2アーム6cがラッチ4の被押圧部4dを押すことができ、ラッチ4は係止解除位置まで矢印Lの方向へスライド移動してラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を外すことができる。つまり、開閉カバー1の係止が解除可能となるため開閉カバー1は開放される。
図7はユーザが操作部2を操作したことを検知する操作検知機構を説明するもので、図7の(A)はロック機構を含む操作検知機構全体を示す斜視図、図7の(B)、(C)、(D)は、操作検知機構の要部を示す斜視図である。
図7の(A)、(B)、(C)、(D)において、操作部2が操作されたことを検知する操作検知スイッチ9を押すスイッチレバー10は、ロックレバー7と同軸の回動軸41上に回動可能に保持され、連結部材6の第3アーム6dと係合面10aで係合する。
操作部2が操作されていない状態では、図7の(B)に示されるようにスイッチレバー10は操作検知スイッチ9を押していない。
開閉カバー1が閉状態にロックされたロック状態で操作部2が操作され、図5の(B)に相当する状態になった時のスイッチレバー10の状態を示したのが図7の(C)の状態である。回動した連結部材6の第3アーム6dによってスイッチレバー10の係合面10aが押されることで、操作検知スイッチ9がスイッチレバー10に押される。操作検知スイッチ9がON位置まで押されると、その信号が後述する制御回路に送られ、操作部2が操作されたことが検知される。
開閉カバー1の閉状態のロックが解除されたロック解除状態で操作部2が操作され、図6の(B)に相当する状態になった時のスイッチレバー10の状態を示したのが図7の(D)状態である。連結部材6の回動位置が図7の(C)の状態からさらに進んだ位置へと移動するため、アーム6dのスイッチレバー10との係合位置は係合面10aから係合面10bへと移動する。係合面10bは、回動軸40と同心円の円弧形状で第3アーム6dと接するため、連結部材6の回転量が進んでもスイッチレバー10が操作検知スイッチ9を押し込む量は一定となる。
このようにスイッチレバー10は、開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構のロック状態、ロック解除状態に係わらず、操作部2が操作されると操作部2が操作されたことを検知することが可能である。
なお、ソレノイド11は、図5~図7で示されるように開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構のロック及びロック解除の制御を行う際、プランジャ11aを動作させるために電流を印加し、磁界を発生させてコントロールする。しかし、この磁界の発生がペースメーカを使用している患者がプリンタ100の近くに居た場合、誤動作等の懸念があるため、好ましくない場合がある。そのため、ソレノイド11は、図7の(A)に示されるソレノイド保持板金12によりプランジャ11aの動作領域を含めて、投影断面が完全に覆われるようにしているため、磁気放射は遮蔽される。
図8は、本実施形態の制御構成を示す回路ブロック図である。
図8において、201は回路全体を制御するCPUで構成された制御部としての制御回路、202は操作部2が操作されて操作検知スイッチ9がONされたことを検知する操作検知回路である。203は開閉カバー1が閉じられたことを検知する閉じ検知部としての開閉カバー閉検知回路、204は図2のオペレーションパネル14の表示駆動回路である。205はトナー残量検知センサにより現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kのトナー残量を検知する判定部としてのトナー残量検知回路、206はソレノイド11の駆動回路である。
次に、開閉カバー1のロック機構の動作を図9に示す図8の制御回路201のフローチャートに従って説明する。
ステップS01で、トナー残量検知回路205により現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kのトナー残量が所定量以下まで減ったことが検知されと、制御回路201はその信号を受けてステップS02に進む。つまり、制御回路201は、トナー残量検知回路205により現像カートリッジが交換すべき状態になったと判定されると、その信号を受けてステップS02に進む。
ステップS02では、現像カートリッジが交換すべき状態になったと判定された信号を受けると、ソレノイド駆動回路206にソレノイド11を駆動する信号を送る。これにより、ソレノイド駆動回路206は、ソレノイド11を駆動してロックレバー7を引っ張り、開閉カバー1を閉状態にしている係止保持を解除可能にする。
その後、ステップS03で、現像カートリッジが新品に交換されて、開閉カバー1が閉じられたことが開閉カバー閉検知回路203により検知され、ステップS04で,
トナー残量検知回路205により現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kのトナー残量が所定量以下でなくなったことが検知されると、ステップS05で、ソレノイド駆動回路206によるソレノイド11の駆動を停止する。これによって、ロックレバー7がロックバネ8に引っ張られて開閉カバー1の閉状態の係止保持を解除不能にする。
一方、ステップS01で、トナー残量検知回路205により現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kのトナー残量が所定量以下まで減っておらず、現像カートリッジが未だ交換すべき状態になっていないと判定されると、ステップS06に進む。ステップS06では、ソレノイド11の駆動は行われず、開閉カバー1を閉状態にしている係止保持を解除可能にすることはない。よって、ユーザは開閉カバー1を開けることができないため現像カートリッジの交換は行われず、未だ使用可能な現像剤カートリッジを早期に交換してしまうことを防止できる。
次に、開閉カバー1を開こうとユーザにより操作部2が操作された際のオペレーションパネル14の表示動作を図10に示す図8の制御回路201のフローチャートに従って説明する。
ステップS11で、開閉カバー1を開けようとユーザが操作部2を操作したことが操作検知スイッチ9のONにより操作検知回路202で検知されると、ステップ12に進む。ステップS12では、トナー残量検知回路205により現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kのトナー残量が所定量以下まで減ったか否かを検知する。
トナー残量検知回路205により現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kのトナー残量が所定量以下まで減ったことが検知され、現像カートリッジが交換すべき状態になったと判定されるとステップS13に進む。ステップ13では、現像カートリッジが交換すべき状態になったと判定されたことに応答して表示駆動回路204によりオペレーションパネル14に現像カートリッジが交換すべき状態になったことに応じた表示を行う。具体的には、開閉カバー1の閉状態のロックが解除可能で現像カートリッジの交換ができること及び交換に必要な指示や交換方法の案内をオペレーションパネル14により視覚的又は音声により行う。
一方、ステップS12で、トナー残量検知回路205により現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kのトナー残量が所定量以下まで減っておらず、現像カートリッジが未だ交換すべき状態になっていないと判定されるとテップS14に進む。
ステップS14では、現像カートリッジが未だ交換すべき状態になっていないと判定されたことに応答して表示駆動回路204によりオペレーションパネル14に現像カートリッジが交換すべき状態になっていないことに応じた表示を行う。具体的には、現像カートリッジが未だ使用できるので交換のタイミングではなく、開閉カバー1の閉状態のロックが解除不能であることの案内をオペレーションパネル14により視覚的又は音声により行う。
なお、これらのオペレーションパネルで行われる開閉カバー1の閉状態の保持が解除可能か否かに応じた表示は、上記以外の表示であってもよい。
図11はソレノイド11を駆動する電気部品が故障して、開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構の解除ができなくなった場合に緊急で手動ロック解除を行う構成を説明するものである。図11の(A)はプリンタ100の外観斜視、図11の(B)はプリンタ100の要部斜視図である。
図11の(B)において、開閉カバー1をロックするロック機構がロック状態では、上述したように連結部材6の回動領域はロックレバー7により規制され、開閉カバー1の係止保持を解除できないようになっている。したがって、電気部品が故障してソレノイド11によりロックレバー7の連結部材6の回動領域の規制を解除できなくなると開閉カバー1を開けられなくなる。しかし、ラッチ4の動作自体は拘束されていないため、工具31によりラッチ4に設けられたラッチ解除部15を矢印Lの方向へ押すことでラッチ4をスライド移動させて開閉カバー1の係止保持を解除し、開閉カバー1を開くことを可能にしている。
この際、図11の(A)に示されるように、プリンタ100における開閉カバー1の上部の隙間から工具31を差し込んで、ラッチ解除部15を矢印Lの方向へ押すことで開閉カバー1の係止保持の解除を行う。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について説明する。なお、本実施形態の基本構成は第1実施形態と同一であるため、それらを援用するものとして重複する部分は省略する。また、第1実施形態と同一機能を有する構成には同一符号を付すと共に適宜説明を省略する。
図12は第2実施形態に係る感光ドラム101Y、101M、101C、101K及び現像カートリッジ104Y、104M、104C、104Kを交換するためのプリンタ100の開閉カバー1を開いた状態を示した斜視図である。図13は図12のA-A断面図である。図13の(A)は開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構が解除されたロック解除状態における開閉カバー1が開操作される前の状態を示し、図13の(B)はロック解除状態における開閉カバー1が開操作された時の状態を示すものである。
図12、図13の(B)において、開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除操作するための操作部としてのカバーボタン32は、ユーザによって矢印Mの方向に押圧されることで開閉カバー1を開状態にするものである。
図13の(A)、(B)において、開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止及び係止解除機構は、第2の移動部を構成する第1リンク20と、第1の移動部を構成する第2リンク21を含む。さらに、第1リンク20と第2リンク21との間に設けられた弾性部材としてのリンクバネ22と、ラッチ4と、ラッチホルダ23と、ラッチ4とラッチホルダ23との間に設けられるラッチバネ5を含む。
第1リンク20と、第2リンク21と、ラッチ4は、ラッチホルダ23にスライド移動可能に取り付けられている。ラッチ4は、当接部4eがラッチバネ5の付勢力によりラッチホルダ23の突当部23aに突き当たることで位置が決められる。第2リンク21と第1リンク20は、ラッチ4の位置が決まることで位置が決まる。
図15は、第1リンク20と、第2リンク21と、ラッチ4と、ラッチホルダ23を抽出した要部分解斜視図である。
図15において、ラッチ4は、ラッチホルダ23に設けられたボス23j、23kにラッチ4に設けられた穴部4g、4hが嵌合して、スライド可能に取り付けられている。第2リンク21は、ラッチホルダ23に設けられた穴部23b、23cに第2リンク21に設けられたボス21b、21cが嵌合して、スライド移動可能に取り付けられている。また、第2リンク21は、ラッチバネ5の付勢力によりラッチ4の押圧部4fに第2リンクの突き当て部21aが押圧されて、ラッチ部4b、4cがラッチ係止部1a、1bを係止する状態の位置に移動する構成となっている。
第1リンク20は、ラッチホルダ23に設けられたボス23dに第1リンク20に設けられた不図示の溝部が嵌合して、スライド可能に取り付けられている。
図16は第1リンク20と第2リンク21を抽出した要部拡大分解斜視図である。
図16示されるように、第1リンク20は、第1リンク20と第2リンク21との間に設けられたリンクバネ22により互いに離れる方向に付勢され、第1リンクのフック部20aが第2リンクの穴部の突き当てめん部21dと突き当たる。
第1リンク20と第2リンク21との間に設けられたリンクバネ22とラッチバネ5とは「リンクバネ22の付勢力>ラッチバネ5の付勢力」の力関係になっている。このため、カバーボタン32を押下した時は、カバーボタン32と係合した第1リンク20が移動し、リンクバネ22の付勢力で第2リンク21が移動し、ラッチ4も移動する。つまり、リンクバネ22は、カバーボタン32が押し下げられた時には、第1リンク20の動作を第2リンク21に伝達し、カバーボタン32が押し下げられていない時には、第1リンク20を第2リンク21に当接させている。
次に、開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止保持解除時の動作について説明する。
図12、図13の(B)において、ユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げると、図13の(B)に示されるように、カバーボタン32と係合する第1リンク20が矢印Lの方向にスライド移動する。すると、第1リンク20と第2リンク21との間に設けられたリンクバネ22の付勢力を介して第2リンク21が矢印Lの方向にスライド移動する。これにより、第2リンク21と係合するラッチ4が矢印Lの方向にスライド移動し、第2リンク21が所定位置までスライド移動することにより、ラッチ4のラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除して開閉カバー1が開放される。
次に、開閉カバーのラッチ係止部1a、1bの係止保持時の動作について説明する。
ラッチ4が取り付けられたラッチホルダ23とラッチ4との間に設けられたラッチバネ5の付勢力により、ラッチ4と第1リンク20と第2リンク21が、カバーボタン32の押下時とは逆方向に移動する。これにより、ラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bを係止することで、開閉カバー1が閉状態に係止保持される。また、ラッチ4の当接部4eが、ラッチバネ5の付勢力によりラッチホルダ23の突当部23aに突き当たることでラッチ4の位置が決まり、ラッチ係止部1a、1bに対するラッチ部4b、4cのかかり量が確保される。
次に、ラッチ部4b、4cによる開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止保持を解除不能にして開閉カバー1を閉状態にロックするロック状態とロック解除状態の切り替えを行うロック機構について、図13と図14を参照して説明する。
図14は図12のA-A断面図で、図14の(A)は開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構のロック状態における開閉カバー1が開操作される前の状態を示し、図14の(B)はロック状態における開閉カバー1が開操作された時の状態を示すものである。
ロック機構は、ロック位置とロック解除位置に制御されるソレノイド11と、ラッチホルダ23に取り付けられてソレノイド11を保持するソレノイド保持板金12を含む。さらに、ソレノイド11のプランジャ11aの動作によってソレノイド保持板金12に設けられた軸12aを中心に回動するロックレバー7aと、ロックレバー7aを付勢する付勢部材としてのロックバネ8aを含む。さらに、ロックレバー7aの回動によって移動する、ラッチホルダ23にスライド可能に取り付けられたロック部及び規制部を構成するロック部材7bを含む。
ロック機構のロックとロック解除の切り替えは、ロックバネ8aの付勢力とソレノイド11の吸引力との力関係により、ロックレバー7aがロック位置とロック解除位置とに回動し、ロックレバー7aに当接するロック部材7bが連動して移動することで行われる。図13が、ロック機構がロック解除位置に移動した状態を示しており、図14が、ロック機構がロック位置に移動した状態を示している。
ロック機構がロック状態の時は「ロックバネ8aの付勢力>ソレノイド11の吸引力」の力関係となり、図14の(A)のロック位置にプランジャ11a、ロックレバー7a、ロック部材7bがそれぞれ矢印S、矢印T、矢印Uの方向へ移動する。
図14の(B)に示されるようにロック機構がロック状態の時にユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げると、カバーボタン32と係合する第1リンク20は、リンクバネ22の付勢力に抗しながらラッチホルダ23上を移動する。一方、ロック部材7bが第2リンク21とラッチホルダ23との間で第2リンク21の移動を規制するため、第2リンク21は移動できない。このため、第2リンク21と係合して移動するラッチ4も移動できず、カバーボタン32を押しても開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止が解除不能となって開閉カバー1は開放されない。
一方、ロック解除状態の時は、「ロックバネ8aの付勢力<ソレノイド11の吸引力」の力関係となり、図13の(A)のロック解除位置にプランジャ11a、ロックレバー7a、ロック部材7bがそれぞれ矢印J、矢印N、矢印Pの方向へ移動する。図13の(B)に示されるようにロック機構がロック解除状態の時にユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げると、ロック部材7bが第2リンク21の移動を規制する規制位置から退避した位置に移動しているため第2リンク21の移動は規制されない。よって、ラッチ4のラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除する位置まで移動して開閉カバー1の係止が解除可能となり、開閉カバー1が開放される。
次に、図13と図14を参照して、ユーザがカバーボタン32を操作したことを検知する操作部検知機構について説明する。
操作部検知機構は、カバーボタン32と、第1リンク20と、回動軸41aに回動可能に保持されるスイッチレバー10cと、ラッチホルダ23に取り付けられた操作検知スイッチ9と、により構成される。操作検知スイッチ9は、カバーボタン32が操作されたことを検知するセンサであり、ON位置まで押されると、ユーザがカバーボタン32を操作したことを検知する。
図13の(B)に示されるようにロック機構がロック解除状態の時にユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げると、第1リンク20が矢印Lの方向に移動して第1リンク20とスイッチレバー10cが係合する。これによって、スイッチレバー10cが矢印Qの方向へ回動して操作検知スイッチ9を押圧し、ユーザがカバーボタン32を操作したことを検知する。
図14の(B)に示されるようにロック機構がロック状態の時にユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げた時も第1リンク20は移動可能である。よって、第1リンク20と係合するスイッチレバー10cが矢印Qの方向へ回動して操作検知スイッチ9を押圧し、ユーザがカバーボタン32を操作したことを検知する。
つまり、図13の(B)及び図14の(B)に示されるように、ロック機構のロック状態、ロック解除状態にかかわらず、カバーボタン32が操作されたことを操作検知スイッチ9により検知可能である。
なお、以上の実施形態においては、カバーボタン32により第1リンク20が移動し、第1リンク20によりスイッチレバー10cを回動させて操作検知スイッチ9を押圧するようにした。しかしこれに限ったものではなく、カバーボタン32と連動して操作検知スイッチ9が押圧されればよく、カバーボタン32が操作検知スイッチ9を直接押圧するようにしてもよい。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態について説明する。なお、以下の説明において、第1、第2実施形態と同様の構成はそれらを援用するものとして重複する部分は省略する。また、第1、第2実施形態と同一機能を有する構成には同一符号を付すと共に適宜説明を省略する。
図17は第2実施形態に係る図12のA-A断面図である。図17の(A)は開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構が解除されたロック解除状態における開閉カバー1が開操作される前の状態を示し、図17の(B)はロック解除状態における開閉カバー1が開操作された時の状態を示している。
図17の(A)、(B)において、開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止及び係止解除機構は、第1リンク20と、第2リンク21と、ラッチ4と、ラッチホルダ23と、ラッチ4とラッチホルダ23との間に設けられたラッチバネ5を含む。さらに、第1リンク20とラッチホルダ23の間に設けられたリンクバネ22aを含む。
第1リンク20及び第2リンク21と、ラッチ4は、ラッチホルダ23にスライド移動可能に取り付けられている。ラッチ4は、当接部4eがラッチバネ5の付勢力によりラッチホルダ23の突当部23aに突き当たることで位置が決められる。第2リンク21と第1リンク20は、ラッチ4の位置が決まることで位置が決まる構成になっている。
図19は第1リンク20と、第2リンク21と、リンクバネ22aと、ラッチ4と、ラッチホルダ23を抽出した要部分解斜視図である。
図19において、ラッチ4は、ラッチホルダ23に設けられたボス23j、23kにラッチ4に設けられた穴部4g、4hが嵌合して、スライド可能に取り付けられている。第2リンク21は、ラッチホルダ23の一対の立ち上がり部にそれぞれ設けられた逆L状の穴部23e、23fにそれぞれ嵌合するボス21b、21cを有し、スライド移動可能に取り付けられている。また、第2リンク21は、ラッチバネ5の付勢力によりラッチ4の押圧部4fに第2リンクの突き当て部21aが押圧されて、ラッチ部4b、4cがラッチ係止部1a、1bを係止する状態の位置に移動する構成となっている。
第1リンク20は、ラッチホルダ23に設けられたボス23g、23hに第1リンクに設けられた不図示の溝部が嵌合して、スライド可能に取り付けられている。
第1リンク20は、第1リンク20とラッチホルダ23の間に設けられたリンクバネ22aにより図19の右方向に押圧付勢され、第1リンクの溝部にラッチホルダのボス23gが当接して位置決めされる。また、第1リンク20は、カバーボタン32が押し下げられた時にリンクバネ22aの付勢力に抗して図19の左方向に移動し、第2リンクの突き当て部21eを押圧する押圧部20bを有している。
次に、開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止保持解除時の動作について説明する。
図12、図17の(B)において、ユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げると、図17の(B)に示されるように、カバーボタン32と係合する第1リンク20と、第1リンク20に押圧される第2リンク21とが矢印Lの方向にスライド移動する。これにより、第2リンク21と係合するラッチ4が矢印Lの方向にスライド移動し、第2リンク21が所定位置までスライド移動することにより、ラッチ4のラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除して開閉カバー1が開放される。
次に、開閉カバーのラッチ係止部1a、1bの係止保持時の動作について説明する。
ラッチ4が取り付けられたラッチホルダ23とラッチ4との間に設けられるラッチバネ5の付勢力により、ラッチ4と第1リンク20と第2リンク21が、カバーボタン32の押下時とは逆方向に移動する。これによって、ラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bを係止し開閉カバー1が閉状態に保持される。また、ラッチ4の当接部4eが、ラッチバネ5の付勢力によりラッチホルダ23の突当部23aに突き当たることでラッチ4の位置が決まり、ラッチ係止部1a、1bに対するラッチ部4b、4cのかかり量が確保される。
次に、ラッチ部4b、4cによる開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除不能にして開閉カバー1を閉状態にロックするロック状態とロック解除状態の切り替えを行うロック機構について、図17と図18を参照して説明する。
図18は図12のA-A断面図で、図18の(A)は開閉カバー1を閉状態にロックするロック機構のロック状態における開閉カバー1が開操作される前の状態を示し、図18の(B)はロック状態おける開閉カバー1が開操作された時の状態を示すものである。
ロック機構は、ロック位置とロック解除位置に制御されるソレノイド11と、ラッチホルダ23に取り付けられてソレノイド11を保持するソレノイド保持板金12を含む。さらに、ソレノイド11のプランジャ11aの動作によってソレノイド保持板金12に設けられた軸12aを中心に回動するロックレバー7aと、ロックレバー7aを付勢するロックバネ8aを含む。さらに、ロックレバー7aの回動によって移動する、ラッチホルダ23にスライド可能に取り付けられたロック部及び規制部を構成するリンク移動部材7cを含む。
ロック機構のロックとロック解除の切り替えは、ロックバネ8aの付勢力とソレノイド11の吸引力との力関係により、ロックレバー7aがロック位置とロック解除位置に回動しロックレバー7aに当接するリンク移動部材7cが連動して移動することで行われる。図17が、ロック機構がロック解除位置に移動した状態を示しており、図18が、ロック機構がロック位置に移動した状態を示している。
ロック機構がロック状態の時は「ロックバネ8の付勢力>ソレノイド11の吸引力」の力関係となる。これによって、図18の(A)に示されるロック位置にプランジャ11a、ロックレバー7a、リンク移動部材7c、第2リンク21がそれぞれ矢印S、矢印T、矢印U、矢印Uの方向へ移動する。
図18の(B)に示されるようにロック機構がロック状態の時にユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げると、カバーボタン32と係合する第1リンク20は、リンクバネ22aの付勢力に抗しながらラッチホルダ23上を移動する。ロック機構がロック状態の時はリンク移動部材7cが第2リンク21を矢印Uの方向へ移動させているため、第1リンク20の押圧部20bが第2リンクの突き当て部21dを押圧できず、第1リンク20と第2リンク21は連動して移動することができなくなる。よって、カバーボタン32を押しても開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止が解除不能となって開閉カバー1は開放されない。
一方、ロック機構がロック解除状態の時は、「ロックバネ8の付勢力<ソレノイド11の吸引力」の力関係となる。これによって、図15の(A)のロック解除位置にプランジャ11a、ロックレバー7a、リンク移動部材7c、第2リンク21がそれぞれ矢印J、矢印N、矢印P、矢印Pの方向へ移動する。
図17の(B)に示されるようにロック機構がロック解除状態の時にユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げる。すると、リンク移動部材7cが第2リンク21を移動させない退避位置に移動しているため、第1リンク20の押圧部20bが第2リンクの突き当て部21dを押圧し第1リンク20と第2リンク21が連動して移動する。これによって、第2リンク21と係合して移動するラッチ4のラッチ部4b、4cが開閉カバー1のラッチ係止部1a、1bの係止を解除する位置まで移動して開閉カバー1の係止が解除可能となり、開閉カバー1が開放される。
次に、図17と図18を参照して、ユーザがカバーボタン32を操作したことを検知する操作部検知機構について説明する。
操作部検知機構は、カバーボタン32と、第1リンク20と、回動軸41aに回動可能に保持されるスイッチレバー10cと、ラッチホルダ23に取り付けられた操作検知スイッチ9と、により構成される。操作検知スイッチ9は、カバーボタン32が操作されたことを検知するセンサであり、ON位置まで押されると、ユーザがカバーボタン32を操作したことを検知する。
図17の(B)に示されるようにロック機構がロック解除状態の時にユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げると、第1リンク20が矢印Lの方向に移動して第1リンク20とスイッチレバー10cが係合する。これによって、スイッチレバー10cが矢印Qの方向へ回動することで操作検知スイッチ9を押圧し、ユーザがカバーボタン32を操作したことを検知する。
図18の(B)に示されるようにロック機構がロック状態の時にユーザがカバーボタン32を矢印Mの方向に押し下げた時も第1リンク20は移動可能で、第1リンク20と係合する。よって、スイッチレバー10cが矢印Qの方向へ回動して操作検知スイッチ9を押圧し、ユーザがカバーボタン32を操作したことを検知する。
以上の各実施形態によれば、トナー残量検知により装着されている現像カートリッジが未だ使用可能な場合は現像カートリッジ装着部を覆う開閉カバーの開放がロックされる。よって、現像カートリッジの交換はできず、未だ使用可能な現像剤カートリッジを早期に交換してユーザに余計なコストを負担させてしまうことを防止できる。
また、以上の各実施形態によれば、トナー残量検知により装着されている現像カートリッジが未だ使用可能で開閉カバーが閉状態にロックされている場合は、開閉カバーを開けようとするユーザに開閉カバーの開放がロックされていることを表示する。よって、ユーザが開閉カバーの開放がロックされていることを認識できずに無理やり開閉カバーを開けようとして開閉カバーを破損させてしまうといったことを防止できる。
また、以上の各実施形態によれば、使用済みの現像カートリッジが交換された場合は、新たに装着された新品の現像カートリッジがトナー残量検知により使用済みになるまで再度開閉カバーを閉状態に自動的にロックする。よって、装着された使用可能な現像剤カートリッジを交換してしまうことを防止できる。
また、以上の各実施形態によれば、開閉カバーの閉状態のロックは電気的に移動する移動部材であるプランジャ11aにより解除されるため、電気系統に不具合が生じた場合、開閉カバーを開けることが出来なくなる虞がある。これに対し、手動で開閉カバーの開けることを可能にする構成を設けているので、そのような非常時に対しても対応できるものである。
なお、以上の実施形態において、開閉カバーの閉状態のロックを解除する電動駆動部としてソレノイドを用いているが、DCモータやステッピングモータ等の他の電動駆動装置であっても同様に適用できるものである。
また、ト以上の実施形態において、ナー残量の判定はトナー残量検知センサにより実際のトナー残量を検知することによって行う例を示した。これに対し、入力される印刷データの濃度の積算値や潜像のドットデータの積算値からトナーの使用量を予測してトナー残量を判定するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、交換すべき状態となった使用済みの現像カートリッジが新しい使用可能な現像カートリッジに交換されたことを開閉カバーの閉じ後にトナー残量検知により判定して再度開閉カバーを閉状態にロックするようにしている。これに対して、交換すべき状態となった使用済みの現像カートリッジが新しい使用可能な現像カートリッジに交換されたことを開閉カバーの閉じを検知することでトナー残量検知による判定を行うことなく開閉カバーを再度閉状態にロックするようにしてもよい。その場合、その後にトナー残量検知により使用可能な現像カートリッジに交換されたことを判定し、開閉カバーの閉状態のロックを制御するようにすればよい。
また、以上の実施形態においては、ロック機構がロック解除状態でも開閉カバーは係止保持されるようになっているが、ロック機構がロック解除状態となることで開閉カバーの係止保持が解除されるようにしてもよい。
また、以上の実施形態においては、装着される現像剤カートリッジとしてトナーを使用する画像形成装置を例として示したが、インク等の他の現像剤を使用する画像形成装置であっても本発明は同様に適用できるものである。
また、以上の実施形態においては、交換すべき状態となったことを判定する消耗品として現像カートリッジを例に説明したが、現像カートリッジ以外のプロセスカートリッジ、ドラムカートリッジ、トナーカートリッジでも本発明は同様に適用できるものである。さらに、本発明は、その他の消耗品であっても適用できるものである。
2…操作部
4…ラッチ
4a…ラッチ軸
4b、4c…ラッチ部
5…ラッチバネ
6…連結部材
7、7a…ロックレバー
7b…ロック部材
7c…リンク移動部材
8、8a…ロックバネ
9…操作検知スイッチ
10…スイッチレバー
11…ソレノイド
11a…プランジャ
12…ソレノイド保持板金
14…オペレーションパネル
20…第1リンク
21…第2リンク
22、22a…リンクバネ
23…ラッチホルダ
32…カバーボタン
100…プリンタ
101Y、101M、101C、101K…感光ドラム
104Y、104M、104C、104K…現像カートリッジ

Claims (18)

  1. 画像形成のための消耗品を装着する装着部を含む装置本体と、
    被係合部を有し、前記装着部を覆う開閉カバーと、
    前記装置本体に設けられ、閉じ位置に位置する前記開閉カバーの前記被係合部に係合して前記開閉カバーの移動を規制する係合位置と、前記被係合部との係合が解除される解除位置と、の間を移動可能に構成された係合部材と
    ック位置とロック解除位置とに移動可能なロック部と、
    連結部材と、
    ユーザによって移動されることが可能に構成され、前記ロック部が前記ロック解除位置にある状態で、前記連結部材を介して、前記係合部材を前記係合位置から前記解除位置に移動するように構成された操作部と、
    前記ロック部を移動する電動駆動部と、
    前記電動駆動部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記ロック部が前記ロック位置にある状態で、前記ロック部が前記連結部材の移動を制限することで、前記係合部材が前記操作部の移動に連動して前記係合位置から前記解除位置に移動することが制限され、
    前記制御部が前記消耗品が交換すべき状態となったことを示す信号を受けたとき、前記制御部は、前記電動駆動部が前記ロック部を前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動するように、前記電動駆動部を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ロック部が前記ロック解除位置にある状態で前記操作部が第1方向に回転されることで、前記連結部材は第2方向に回転して、前記係合部材を前記係合位置から前記解除位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記操作部によって移動される第1リンクと、
    前記連結部材としての第2リンクと、
    前記第1リンクと前記第2リンクの間に配置された弾性部材と、
    を有し、
    前記ロック部が前記ロック解除位置にある状態で前記操作部が移動されたとき、前記第1リンクは、前記弾性部材を介して前記第2リンクを移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成のための消耗品を装着する装着部を含む装置本体と、
    被係合部を有し、前記装着部を覆う開閉カバーと、
    前記装置本体に設けられ、閉じ位置に位置する前記開閉カバーの前記被係合部に係合して前記開閉カバーの移動を規制する係合位置と、前記被係合部との係合が解除される解除位置と、の間を移動可能に構成された係合部材と、
    ロック位置とロック解除位置とに移動可能なロック部と、
    スライド可能な第1リンクと、
    前記第1リンクのスライド移動に連動してスライド移動することが可能な第1の位置と、前記第1リンクの移動に連動してスライド移動することが制限される第2の位置と、に移動可能な第2リンクと、
    ユーザによって移動されることが可能に構成され、前記第1リンクを移動するように構成された操作部であって、前記ロック部が前記ロック解除位置にある状態で、前記第1リンクと前記第2リンクを介して、前記係合部材を前記係合位置から前記解除位置に移動するように構成された操作部と、
    前記ロック部を移動する電動駆動部と、
    前記電動駆動部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記ロック部が前記ロック解除位置にあるとき、前記第2リンクは前記第1の位置に位置され、前記ロック部が前記ロック位置にあるとき、前記第2リンクは前記第2の位置に位置され、前記係合部材が前記操作部の移動に連動して前記係合位置から前記解除位置に移動することが制限され、
    前記制御部が前記消耗品が交換すべき状態となったことを示す信号を受けたとき、前記制御部は、前記電動駆動部が前記ロック部を前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動するように、前記電動駆動部を制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 手動により移動可能な解除部を更に有し、前記ロック部が前記ロック位置にある状態で、前記解除部は前記係合部材を前記係合位置から前記解除位置に移動可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記消耗品は、画像形成のための現像剤を供給する現像剤カートリッジであり、
    前記制御部は、装着されている前記現像剤カートリッジの現像剤の残量が所定量以下である状態を前記消耗品が交換すべき状態として、前記電動駆動部を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記係合部材と前記被係合部の係合に関連する情報を表示するように構成された表示部を更に有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記開閉カバーが閉じられたことを検知する閉じ検知部を更に有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記開閉カバーが閉じられたことを前記閉じ検知部が検知した場合に、前記ロック部は前記ロック位置に移動することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記電動駆動部は、プランジャにより前記ロック部を移動させるソレノイドで構成されることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記ロック部を付勢する付勢部材を更に有し、
    前記電動駆動部は、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ロック部を移動することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記操作部の移動を検知する操作検知部をさらに有することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記操作検知部は、前記ロック部が前記ロック位置にある状態で前記操作部が移動されたときに、前記操作部の移動を検知するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記操作検知部が、前記ロック部が前記ロック位置にある状態で前記操作部の移動を検知した場合に、前記消耗品が交換すべき状態ではない旨を表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記操作部は、前記開閉カバーに備えられていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記操作部は、前記装置本体に備えられていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記制御部が前記消耗品が交換可能な状態であることを示す信号を受けていない場合に、前記ロック部は前記ロック位置に位置されることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 前記消耗品は、複数のカートリッジを含み、前記開閉カバーは前記複数のカートリッジが装着される部分を覆うように構成されていることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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