JP7257251B2 - ブラインド - Google Patents

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本発明は、ブラインドに関する。特に、複数の遮蔽材を昇降する昇降コードを巻き取る巻取ドラムを備えたブラインドの構造に関する。
ブラインドとしては、スラットと呼ばれる細長い複数の帯状の遮蔽材を水平方向に配列し、これらのスラットを垂直方向に開閉する横型ブラインドが知られている。このような横型ブラインドの構成は、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1による横型ブラインドは、巻取ドラムと補助ドラムを備えている。巻取ドラムには、昇降コードの一端部が固定されている。補助ドラムは、巻取ドラムの直径よりも大きな直径を有している。昇降コードは、補助ドラムの一端に設けた肩部に当接しながら補助ドラムに巻きつけられる。
特許文献1による横型ブラインドは、巻取ドラムの外周に昇降コードが重なることなく均一な巻きつきで、昇降コードを巻き取ることができるという効果を有している。
特開平5-248156号公報
特許文献1によるブラインドは、巻取ドラムの半径方向又は肩部の側面に対して、ヘッドボックスの内部を貫通する昇降コードを鉛直方向に導く案内手段(実態として貫通穴)を含んでいる。
しかしながら、特許文献1による案内手段は、巻取ドラムから昇降コードを鉛直方向に導いているため、ブラインドの昇降に伴って、昇降コードの最大巻き取り位置及び最小巻き取り位置から案内手段までの昇降コードの屈曲状態の変動が大きいので、案内手段と昇降コードの間の摩擦抵抗の変動が大きかった。このため、昇降コードの最大巻き取り位置から最小巻き取り位置の間で、昇降コードの昇降動作が同じ状態で行われず、ブラインドの下降速度が変動したり、摩擦抵抗によって最下限位置まで下降できなかったりする等の課題があった。
昇降コードの最大巻き取り位置から最小巻き取り位置の間で、昇降コードの昇降動作が同様の状態で行われるブラインドが求められていた。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、昇降コードの最大巻き取り位置から最小巻き取り位置の間で、昇降コードの昇降動作が同様の状態で行われるブラインドを提供することを目的とする。
本発明者は、昇降コードを案内するガイド部をドラム受けに設け、ドラム受けには、昇降コードをドラム受けから垂下するための挿通孔と、挿通孔の上側に形成した導入面と、を形成し、導入面は、挿通孔に向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成することで、昇降コードの最大巻き取り位置及び最小巻き取り位置から挿通孔までの昇降コードの角度変動を小さくできると考え、これにより、ブラインドを安定して自重降下できる、以下のような新たなブラインドを発明するに至った。
(1)本発明によるブラインドは、昇降コードを巻き取り及び巻き解きできる巻取ドラムと、前記巻取ドラムを回転自在に支持するドラム受けと、を備え、前記ドラム受けの所定位置には、前記昇降コードを前記ドラム受けの下方に案内するガイド部が設けられ、前記ガイド部は、前記昇降コードをドラム受けから垂下するための挿通孔と、この挿通孔の上側に形成し、前記挿通孔と連通する導入面と、を含み、前記導入面は、挿通孔に向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成している。
(2)前記導入面は、前記昇降コードの垂下方向の軸心を中心とする平面視円弧状に形成していることが好ましい。
(3)前記導入面は、その曲面を前記挿通孔の孔径よりも大きい曲率半径で形成していることが好ましい。
(4)平面視における前記導入面の入口から前記挿通孔までの幅は、前記挿通孔を挿通する前記昇降コードの外径よりも大きく形成していることが好ましい。
(5)平面視における前記導入面の入口から前記挿通孔までの幅は、前記挿通孔の孔径よりも大きく形成していることが好ましい。
(6)前記ドラム受けは、前記巻取ドラムの軸心を中心に、一対の前記ガイド部を線対称に配置し、前記導入面は、平面視で扇形に形成していることが好ましい。
(7)本発明によるブラインドは、昇降コードを巻き取り及び巻き解きできる巻取ドラムと、前記巻取ドラムを回転自在に支持するドラム受けと、を備え、前記ドラム受けは、前記昇降コードを前記ドラム受けの下方に案内するガイド部を有し、前記ガイド部は、前記昇降コードをドラム受けから垂下するための挿通孔と、この挿通孔の上側に形成し、前記挿通孔と連通する導入面と、を含み、前記導入面は、挿通孔に向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成し、前記ドラム受けは、前記巻取ドラムの軸心を中心に、一対の前記ガイド部を線対称に配置し、前記導入面は、平面視で扇形に形成している。
本発明によるブラインドは、昇降コードを案内するガイド部をドラム受けに設け、ドラム受けには、昇降コードをドラム受けから垂下するための挿通孔と、挿通孔の上側に形成した導入面と、を形成し、導入面は、挿通孔に向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成することで、昇降コードの最大巻き取り位置及び最小巻き取り位置から挿通孔までの昇降コードの屈曲状態の変動を小さくできる。これにより、昇降コードの昇降動作を昇降コードの巻き取り量にかかわらず常に同様の状態で行える。
本発明の一実施形態によるブラインドの全体構成を示す正面図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるコード巻取り装置の斜視分解組立図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるコード巻取り装置の斜視図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるコード巻取り装置の平面図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるコード巻取り装置の縦断面図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるコード巻取り装置の横断面図であり、図6(A)は、図5のB-B矢視断面図、図6(B)は、図5のC-C矢視断面図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるヘッドボックスの要部を拡大した縦断面図である。 図7のD-D矢視断面図である。 前記実施形態によるブラインドに備わる支持部材の構成を示す斜視図であり、図9(A)は、支持部材を上方から観た状態図、図9(B)は、支持部材を下方から観た状態図、図9(C)は、図9(A)のE-E矢視断面を拡大した斜視図である。 前記実施形態による横型ブラインドに備わる支持部材の構成を示す図であり、図10(A)は、支持部材の平面図、図10(B)は、図10(A)のF-F矢視断面図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるコード巻取り装置を構成するドラム受けの構成を示す平面図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるコード巻取り装置を構成するドラム受けの構成を示す平面図であり、図12(A)は、コード巻取り装置の内部に備わる巻取ドラムが昇降コードを最大に巻き取った状態図、図12(B)は、図12(A)に示した状態から昇降コードをある程度巻き解いた状態図である。 前記実施形態によるブラインドに備わる巻取ドラムの縦断面図であり、図13(A)は、一方の端部に配置した巻取ドラムの縦断面図、図13(B)は、他方の端部に配置した巻取ドラムの縦断面図である。 前記実施形態によるブラインドに備わる巻取ドラムの平面図であり、図14(A)から図14(D)は、一方の端部に配置した巻取ドラムの状態変化図、図14(E)から図14(H)は、他方の端部に配置した巻取ドラムの状態変化図である。 前記実施形態によるブラインドに備わるコード巻取り装置を構成するドラム受けの変形例による構成を示す平面図であり、図15(A)は、コード巻取り装置の内部に備わる巻取ドラムが昇降コードを最大に巻き取った状態図、図15(B)は、図15(A)に示した状態から昇降コードをある程度巻き解いた状態図、図15(C)は、図15(B)に示した状態から昇降コードを更に巻き解いた状態図、図15(D)は、図15(C)に示した状態から昇降コードを更に巻き解いた状態図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[ブラインドの構成]
(全体構成)
最初に、本発明の一実施形態によるブラインドとして、横型ブラインドの全体構成を説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による横型ブラインド10は、C形チャンネル状のヘッドボックスBhを上部に取り付けている。ヘッドボックスBhは、複数のラダーコードCeを介して、複数のスラットStを吊り下げている。又、ヘッドボックスBhは、操作コードChを介して、スラットStを角度調整するためのメカニズムを内部に配置している。ブラケットBrを用いて、ヘッドボックスBhを二点以上支持すると共に、ブラケットBrを窓枠の上面又は天井に固定することで、横型ブラインド10を窓の内側に配置できる。
図1を参照すると、ヘッドボックスBhは、三つの箱状のドラム受け6・6・6を内部に備えている。ヘッドボックスBhは、四つ以上のドラム受け6を内部に備えることもできる。ドラム受け6には、回転ドラム3及び巻取ドラム4からなるコード巻取り装置2を設置している(図2又図3参照)。又、ドラム受け6は、回転ドラム3及び巻取ドラム4を回転自在に支持している(図2又図3参照)。
図1を参照すると、ラダーコードCeは、その一端を回転ドラム3に係留している。回転ドラム3を所定角度、回動することで、複数のスラットStの傾斜角度を一斉に調整できる。昇降コードCrは、その一端を巻取ドラム4に係留している。巻取ドラム4を一方又は他方の方向に回転することで、複数のスラットStを昇降(垂直方向に開閉)できる。
図1を参照すると、昇降コードCrは、複数のスラットStに沿って垂下すると共に、下端部にボトムレールRbを取り付けている。駆動装置1に内蔵した図示しないクラッチ装置が解除されることで、ボトムレールRbの自重により、複数のスラットStを閉じる(下降する)ことができる。
図1又は図2及び図3を参照すると、横型ブラインド10は、駆動装置1、昇降軸Se、及び、複数の巻取ドラム4をヘッドボックスBhの内部に配置している。実施形態では、三つの巻取ドラム4・4・4をヘッドボックスBhの内部に配置している。駆動装置1は、昇降軸Seを介して、巻取ドラム4を回転することで、複数の遮蔽材となるスラットStを昇降できる。
図1を参照すると、横型ブラインド10は、巻取ドラム4の中心部を長尺の昇降軸Seに固定又は嵌合している。又、昇降軸Seは、巻取ドラム4を挿通すると共に一端が駆動装置1に連結している。駆動装置1は、プーリ1pを昇降軸Seと反対側に取り付けている。
図1を参照すると、プーリ1pには、操作コードChを巻き掛けしている。駆動装置1は、プーリ1pを介して、操作コードChの操作による回転を昇降軸Seに伝動できるが、昇降軸Seからの回転が阻止されるように構成している。
図1を参照すると、駆動装置1は、図示しない歯車列を内部に備えている。図1を参照して、操作コードChを操作してプーリ1pを回転すると、その回転が図示しない歯車列を介して、図示しないクラッチ装置の入力軸に伝動される。
又、図1を参照して、操作コードChを操作してプーリ1pを回転すると、その回転が図示しない歯車列を介して、スラット回転軸Saに伝動される(図7参照)。そして、スラット回転軸Saの回転が回転ドラム3に伝動することで、複数のスラットStを一斉に傾動できる。
図1を参照すると、駆動装置1は、図示しない第1クラッチ盤と第2クラッチ盤を内部に備えている。第1クラッチ盤は、図示しないクラッチ装置の入力軸と連結している。第1クラッチ盤には、クラッチ装置の入力軸から回転のみが伝動される。第2クラッチ盤は、昇降軸Seの端部に固定されている。第2クラッチ盤に対して、第1クラッチ盤が軸方向に移動することで、第1クラッチ盤と第2クラッチ盤を連結、又は、第1クラッチ盤と第2クラッチ盤の連結を解除できる。
図1を参照して、横型ブラインド10は、操作コードChの操作によって、プーリ1pを一方の方向に回転すると、第2クラッチ盤に向かって、第1クラッチ盤が軸方向に移動できる。そして、第1クラッチ盤と第2クラッチ盤が連結すると、プーリ1pの回転が昇降軸Seから巻取ドラム4に伝動することで、複数のスラットStを上昇する(開く)ことができる。
一方、図1を参照して、横型ブラインド10は、操作コードChの操作によって、プーリ1pを他方の方向に回転すると、第2クラッチ盤から第1クラッチ盤が離間する方向に移動する。そして、第1クラッチ盤と第2クラッチ盤の連結が解除されると、昇降軸Seが自由回転可能な状態になる。これにより、ボトムレールRbの自重により、複数のスラットStを下降する(閉じる)ことができる。
(コード巻取り装置の構成)
次に、実施形態によるコード巻取り装置2の構成を説明する。図2から図8を参照すると、コード巻取り装置2は、円柱状の回転ドラム3と円筒状の巻取ドラム4を備えている。図3から図5を参照すると、回転ドラム3は、巻取ドラム4の軸方向に並んで配置されている。
図2から図8を参照すると、コード巻取り装置2は、円柱状の入力軸5を更に備えている。入力軸5は、その一端部側を巻取ドラム4の内部に嵌合している(図5参照)。又、入力軸5は、その他端部側が回転ドラム3の内部を貫通した状態で配置されている(図5又は図7参照)。
図6を参照すると、入力軸5は、回り止用の角穴5hを中央部に開口している。入力軸5の角穴5hには、昇降軸Seを挿入できる(図7参照)。入力軸5を昇降軸Seに嵌合又は固定することで、入力軸5を介して、昇降軸Seからの回転を巻取ドラム4に伝達できる。ボトムレールRbの自重により、巻取ドラム4が回転しているときは、昇降軸Seも回転するが、その回転は前述したとおり、駆動装置1には伝達されない(図1参照)。
(回転ドラムの構成)
図2から図8を参照すると、回転ドラム3は、本体部3b、鍔部3f、及び、歯車部3gを有している。回転ドラム3は、本体部3b、鍔部3f、及び、歯車部3gを一体に構成している。本体部3bは、クラッチばね3sを外周に取り付けている。クラッチばね3sには、一組のラダーコードCe・Ceの一端部が係留されている(図7又は図8参照)。クラッチばね3sは回転ドラム3とともに所定角度まで一体回転して、ラダーコードCeを傾動させ、所定角度以上に回転ドラム3が回転すると、本体部3bに対してクラッチばね3sが滑ることで、クラッチばね3sは、傾動姿勢を保ったまま回転ドラム3のみ回転することができる。
図3から図8を参照すると、鍔部3fは、本体部3bの一端部に形成している。歯車部3gは、本体部3bの他端部に形成している(図8参照)。歯車部3gは、外径の大きい大歯車を構成している(図8参照)。
図7又は図8を参照すると、大歯車である歯車部3gは、小歯車8gと噛み合っている。小歯車8gの中央部には、スラット回転軸Saが回り止め可能に嵌合している。スラット回転軸Saを介して、小歯車8gを回転すると、回転ドラム3が回動することで、複数のスラットStを一斉に傾動できる(図1参照)。
又、図2を参照すると、回転ドラム3は、一方の端部から他方の端部に向けて貫通した貫通穴31hを開口している。貫通穴31hには、入力軸5を挿通できる(図5又は図7参照)。つまり、入力軸5の他端部側は、回転ドラム3の内部を貫通している。
更に、図2又は図5及び図7を参照すると、回転ドラム3は、円形のボス31bを他方の端面(歯車部3g側)から突出している。ボス31bは、後述する第2ケース82の方形部82qの裏面側に突出したボス82bによって、回転自在に支持されている(図5又図7参照)。
なお、図8を参照すると、回転ドラム3は、外周部に相当するリムが中心軸部のハブ3hから放射状に延びる複数のスポーク3spで支持されている。
図5又は図6及び図7を参照すると、入力軸5は、回転ドラム3の内部を軸方向に貫通した状態で配置されている。そして、コード巻取り装置2は、入力軸5の外周と回転ドラム3のハブ3hの内壁とに間に所定の隙間Gpを設けている。
図5又は図6及び図7を参照すると、コード巻取り装置2は、入力軸5の外周と回転ドラム3のハブ3hの内壁とに間に所定の隙間Gpを設けているので、ラダーコードCeからの重量によって回転ドラム3の軸心が傾動しても、回転ドラム3のハブ3hの内壁が入力軸5の外周に接触することを防止できる。これにより、実施形態による横型ブラインド10は、入力軸5に摩擦抵抗が掛らず、複数のスラットStを円滑に下降できる。
(巻取ドラムの構成)
次に、実施形態による巻取ドラム4の構成を説明する。図2から図5及び図6(B)又は図7を参照すると、巻取ドラム4は、円筒状の本体部4b、円盤部4d、及び、鍔部4fを有している。巻取ドラム4は、本体部4bと鍔部4fを一体に構成している。円盤部4dは、本体部4bの一端部側に回り止め可能に固定されている。鍔部4fは、本体部4bの他端部に形成している。
図12から図14を参照すると、巻取ドラム4の本体部4bは、昇降コードCrの一端部側を巻き回している。図1を参照して、プーリ1pを回転すると、巻取ドラム4は、昇降コードCrを巻き取ることができる。図1を参照して、駆動装置1の内部のクラッチ装置が解除されると、巻取ドラム4は、ボトムレールRbの自重により、昇降コードCrを巻き解くことができる。このように、巻取ドラム4は、昇降コードCrを巻き取り及び巻き解きできる。
なお、図1又は図13及び図14を参照すると、横型ブラインド10の両端部に配置した巻取ドラム4と、中央に配置した巻取ドラム4では、昇降コードCrの巻回終わりReを異ならせている。図13(A)を参照すると、横型ブラインド10の中央に配置した巻取ドラム4は、昇降コードCrの巻回終わりReが巻取ドラム4の下方に位置している。図13(B)を参照すると、横型ブラインド10の両端部に配置した巻取ドラム4は、昇降コードCrの巻回終わりReが巻取ドラム4の上方に位置している。
(ドラム受けの構成)
次に、実施形態によるドラム受け6の構成を説明する。図2又は図12を参照すると、ドラム受け6は、上面を開口した円盤収容室61rを一方の端部に設けている。円盤収容室61rには、半円弧溝61dを形成している。半円弧溝61dには、円盤部4dを外周方向から導入できる。円盤部4dを外周方向から半円弧溝61dに導入することで、円盤部4dを回転自在に支持している(図3又は図5参照)。
図2又は図12を参照すると、ドラム受け6は、円盤収容室61rとドラム受け6の中央部の間にゲート61gを形成している。円盤部4dを円盤収容室61rに導入すると、円盤収容室61rの壁面とゲート61gに規制されて、円盤部4dのスラスト方向(軸方向)の移動を規制できる。つまり、巻取ドラム4のスラスト方向(軸方向)の移動を規制できる。
図2から図5を参照すると、ドラム受け6は、円盤カバー61を備えている。円盤カバー61は、ドラム受け6の一方の端部に着脱自在に固定できる。円盤収容室61rを円盤カバー61で覆うことで、円盤部4dがドラム受け6から飛び出すことを防止できる。
又、図2又は図5を参照すると、ドラム受け6は、本体部の他端部に半円弧溝62dを形成している。半円弧溝62dは、ドラム受け6の底面から起立したリブの先端縁の形成されている。巻取ドラム4の本体部4bを半円弧溝62dに外周方向から導入することで、本体部4bを回転自在に支持できる。又、半円弧溝62dを形成したリブに鍔部4fが当接することで、巻取ドラム4のスラスト方向(軸方向)の移動を規制できる。
図2又は図12を参照すると、ドラム受け6は、上面を開口した回転ドラム収容室62rを他方の端部に設けている。回転ドラム収容室62rには、回転ドラム3の内部に入力軸5が貫通した状態で、回転ドラム3を外周方向から導入できる(図5又は図7参照)。そして、ドラム受け6は、回転ドラム収容室62rの内部で、回転ドラム3の外周面を回転自在に支持している。
(支持部材の構成)
図2から図10を参照すると、ドラム受け6は、矩形の平板状の支持部材7を備えている。図5又は図7を参照すると、支持部材7は、ドラム受け6の本体部と回転ドラム収容室62rに跨って、ドラム受け6の底部側から着脱自在に固定できる。
図9を参照すると、支持部材7は、支持片7sを有している。支持片7sは、底板7bから起立している(図9(A)参照)。支持部材7をドラム受け6の底部に固定した状態では、支持片7sは、その先端面が回転ドラム3の本体部3bの外周面を回転自在に支持している(図5又は図7参照)。
図5又は図7及び図9を参照すると、支持部材7は、一対の挿通孔71h・71hと一対のガイド孔72h・72hを底板7bに開口している(図9(A)又は図9(B)参照)。一対の挿通孔71h・71hには、いずれか一方に昇降コードCrを挿通でき、昇降コードCrを案内できる(図1又は図7参照)。一対のガイド孔72h・72hには、ラダーコードCeが挿通され、ラダーコードCeを案内できる(図1又は図7参照)。
(ガイド部の構成)
次に、支持部材7に備わるガイド部7gの構成を説明する。図9から図12を参照すると、支持部材7は、一対のガイド部7g・7gを形成している。ガイド部7gは、昇降コードCrをドラム受け6の下方に案内できる(図13参照)。
図9から図13を参照すると、ガイド部7gは、挿通孔71hと導入面7fを含んでいる。挿通孔71hは、昇降コードCrをドラム受け6から垂下できる。導入面7fは、挿通孔71hの上側に形成している。又、導入面7fは、挿通孔71hと連通している。導入面7fは、挿通孔71hに向かって下り傾斜した凸曲面を形成している。導入面7fは、挿通孔71hに向かって下り傾斜した斜面を形成してもよい。
図9から図13を参照すると、実施形態による横型ブラインド10は、支持部材7を介して、昇降コードCrを案内するガイド部7gをドラム受け6に設け、支持部材7には、昇降コードCrをドラム受け6から垂下するための挿通孔71hと、挿通孔71hの上側に形成した導入面7fと、を形成し、導入面7fは、挿通孔71hに向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成することで、昇降コードCrの最大巻き取り位置及び最小巻き取り位置から挿通孔71hまでの昇降コードCrの屈曲状態の変動を小さくできる。これにより、ガイド部7gと昇降コードCrとの間の摩擦抵抗の変動を低減でき、複数のスラットStを安定して自重降下できる。
図9又は図10を参照すると、導入面7fは、昇降コードCrの垂下方向の軸心を中心とする平面視円弧状に形成している。導入面7fは、その曲面を挿通孔71hの孔径よりも大きい曲率半径Rで形成していることが好ましい(図10(B)参照)。挿通孔71hの孔径とは、挿通孔が円形の場合は直径を示し、楕円形等の非円形の場合は長径部分の径を示す。
又、図9又は図10を参照すると、平面視における導入面7fの入口から挿通孔71hまでの幅Wは、挿通孔71hを挿通する昇降コードCrの外径よりも大きく形成していることが好ましい(図10(A)参照)。平面視における導入面7fの入口から挿通孔71hまでの幅Wは、挿通孔71hの孔径よりも大きく形成していることが好ましい(図10(A)参照)。
図9から図13を参照すると、実施形態による支持部材7は、巻取ドラム4の軸心を中心に、一対のガイド部7g・7gを線対称に配置している(図12参照)。又、導入面7fは、平面視で扇形に形成している(図9又は図10参照)。
(軸受けケースの構成)
次に、実施形態による軸受けケース8の構成を説明する。図2から図8を参照すると、横型ブラインド10は、軸受けケース8を更に備えている。図2又図3及び図5を参照すると、軸受けケース8は、第1ケース81と第2ケース82で構成している。第1ケース81と第2ケース82を組み立てることで、軸受けケース8は、一部を袋状に構成している。軸受けケース8は、ドラム受け6の他方の端部に、上面から着脱自在に固定できる(図2参照)。
図3を参照すると、第1ケース81は、円弧部81sと一対の係合アーム81a・81aを有している。円弧部81sは、第1ケース81の中央部に形成している。円弧部81sには、小歯車8gを収容できる(図8参照)。一対の係合アーム81a・81aは、円弧部81sから連続して延びている。一対の係合アーム81aは、鉤片81rを先端部に形成している。これらの鉤片81r・81rは、ドラム受け6の側面に係脱できる(図2又は図3参照)。これにより、ドラム受け6に対して、軸受けケース8は、鉛直方向の移動が規制されている。
図3を参照すると、第2ケース82は、円部82sと方形部82qを形成している。円部82sには、第1円形穴821を開口している(図2参照)。第1円形穴821には、小歯車8gの軸部を挿入できる(図5参照)。円弧部81sを円部82sで閉鎖することで、小歯車8gを両軸支持できる(図7参照)。
図2を参照すると、ドラム受け6は、方形の切り欠き62kを他方の壁面に切り欠いている。一方、図3を参照すると、方形部82qは、切り欠き62kに嵌合する断差を背面側に形成している。これにより、方形部82qを切り欠き62kに嵌合できる。
又、図2を参照すると、第2ケース82は、方形部82qの側辺から離間した状態で、方形部82qに対向する一対の対向片82f・82fを有している。図3を参照して、方形部82qを切り欠き62kに嵌合した状態では、ドラム受け6の他方の壁面は、方形部82qと一対の対向片82f・82fで挟持されている。これにより、ドラム受け6に対して、軸受けケース8は、水平方向の移動が規制されている。
図2を参照すると、方形部82qには、第2円形穴822を開口している。第2円形穴822には、入力軸5を挿入できる(図5又は図7参照)。そして、ドラム受け6は、第2ケース82を介して、入力軸5の他端部側を回転自在に支持している(図5又は図7参照)。
又、図5又は図7を参照すると、第2ケース82の方形部82qは、ボス82bを裏面側から突出している。ボス82bは、その内周を円形に形成している。図5又は図7を参照すると、ボス82bは、回転ドラム3のボス31bを回転自在に支持している。又、図5又は図7を参照すると、ボス82bは、回転ドラム3の軸心と入力軸5の軸心が一致するように、回転ドラム3のボス31bを回転自在に支持している。
次に、図5又は図7を参照して、コード巻取り装置2の構成の説明に戻ると、コード巻取り装置2は、ドラム受け6に形成した半円弧溝62dに支持された巻取ドラム4を介して(図6(B)参照)、入力軸5の一端部を回転自在に支持している。
又、図5又は図7を参照すると、コード巻取り装置2は、軸受けケース8を介して、入力軸5の他端部を回転自在に支持している。このように、コード巻取り装置2は、入力軸5の軸方向の両端部を外周方向から支持する第1支持部を有している。
一方、図5又は図7を参照すると、コード巻取り装置2は、回転ドラム3の一端部の外周を支持片7sで回転自在に支持している。又、コード巻取り装置2は、回転ドラム3の他端部の外周(ボス31b)を軸受けケース8で回転自在に支持している(図5又は図7参照)。このように、コード巻取り装置2は、回転ドラム3の軸方向の両端部を外周方向から支持する第2支持部を有している。
図5又は図7を参照すると、前記第1支持部及び前記第2支持部は、回転ドラム3の軸心と入力軸5の軸心を同軸上に配置するように回転ドラム3及び入力軸5を支持している。これにより、回転ドラム3と入力軸5は、所定の隙間Gpを維持できる。なお、回転ドラム3と入力軸5が所定の隙間Gpを維持することで、回転ドラム3の貫通穴31hの形状は、円形に限定されない。
[横型ブラインドの作用]
次に、実施形態による横型ブラインド10の作用及び効果を説明する。図5又は図6及び図7を参照すると、横型ブラインド10は、入力軸5の外周と回転ドラム3のハブ3hの内壁とに間に所定の隙間Gpを設けているので、ラダーコードCeからの重量によって回転ドラム3の軸心が傾動しても、回転ドラム3のハブ3hの内壁が入力軸5の外周に接触することを防止できる。これにより、実施形態による横型ブラインド10は、入力軸5に摩擦抵抗がかからず、複数のスラットStを円滑に下降できる。
又、図5又は図7及び図11を参照すると、横型ブラインド10は、入力軸5の軸方向の両端部を外周方向から支持する第1支持部と、回転ドラム3の軸方向の両端部を外周方向から支持する第2支持部を備えている。そして、前記第1支持部及び前記第2支持部は、回転ドラム3の軸心と入力軸5の軸心を同軸上に配置するように回転ドラム3及び入力軸5を支持している。これにより、回転ドラム3と入力軸5は、所定の隙間Gpを維持できる。
図5又は図7及び図11を参照すると、横型ブラインド10は、回転ドラム3の外周面を回転自在に支持する箱状のドラム受け6をヘッドボックスBhの内部に備えている(図1参照)。ドラム受け6は、支持部材7を底部に着脱自在に固定している。支持部材7は、回転ドラム3の外周面を支持する支持片7sを底板7bから起立している。
横型ブラインド10は、回転ドラム3のみを支持する支持片7sをドラム受け6に設けているので、回転ドラム3を安定して回転可能に支持することができる。又、回転ドラム3を正確に確実に支持できる。
本発明による横型ブラインドは、回転ドラムに掛かる荷重を影響させないメカニズムを備えた横型ブラインドであって、複数のスラットを円滑に下降できる横型ブラインドを提供できる。
(昇降コード案内構造の作用)
次に、実施形態による横型ブラインド10に備わる昇降コード案内構造の作用及び効果を説明する。図14(A)から図14(D)は、図13(A)の平面図に相当している。又、図14(E)から図14(H)は、図13(B)の平面図に相当している。
図14(A)は、昇降コードCrが中央に配置された巻取ドラム4に最大に巻回された状態を示している。図14(A)を参照すると、昇降コードCrは、一方のガイド部7gに向かって導出されている。図14(A)に示した状態から、巻取ドラム4が空転状態になると、昇降コードCrが巻取ドラム4に最小に巻回された状態に至るまで(図14(D)参照)、昇降コードCrを巻き解くことができる。
図14(A)から図14(D)を参照すると、巻取ドラム4はその外径を小さくしており、昇降コードCrの最大巻き取り位置及び最小巻き取り位置から挿通孔71hまでの昇降コードCrの角度変動が大きいので、ドラム受け6の底部(実態として底板7b)と昇降コードCrの摩擦抵抗の変動を大きくする心配があった。
図14(E)は、昇降コードCrが両端部に配置された巻取ドラム4に最大に巻回された状態を示している。図14(E)を参照すると、昇降コードCrは、他方のガイド部7gに向かって導出されている。図14(E)に示した状態から、巻取ドラム4が空転状態になると、昇降コードCrが巻取ドラム4に最小に巻回された状態に至るまで(図14(H)参照)、昇降コードCrを巻き解くことができる。
図14(E)から図14(H)を参照すると、巻取ドラム4はその外径を小さくしており、昇降コードCrの最大巻き取り位置及び最小巻き取り位置から挿通孔71hまでの昇降コードCrの角度変動が大きいので、ドラム受け6の底部(実態として底板7b)と昇降コードCrの摩擦抵抗の変動を大きくする心配があった。
図9から図13を参照すると、実施形態による昇降コード案内構造は、支持部材7を介して、昇降コードCrを案内するガイド部7gをドラム受け6に設け、支持部材7には、昇降コードCrをドラム受けから垂下するための挿通孔71hと、挿通孔71hの上側に形成した導入面7fと、を形成し、導入面7fは、挿通孔71hに向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成することで、昇降コードCrの最大巻き取り位置及び最小巻き取り位置から挿通孔71hまでの昇降コードCrの屈曲状態の変動を小さくでき、特に昇降コードCrへの摩擦抵抗が最も大きく作用する導入面7fから挿通孔71hまでの昇降コードCrの屈曲状態は同じ条件となる。これにより、昇降コードCrの昇降動作を同様の状態で行え、複数のスラットStを安定して自重降下できる。
又、図9から図13を参照すると、昇降コードCrが巻取ドラム4から巻解かれる位置にかかわらず昇降コードCrの屈曲を小さくできることで、昇降コードCrが巻かれる部分のドラム径を小さくしても昇降コードCrの昇降動作を同様の状態で行えるため、巻取ドラム4の高さを低くできる。
図9又は図10を参照すると、導入面7fは、昇降コードCrの垂下方向の軸心を中心とする平面視円弧状に形成しているので、昇降コードCrの巻き解き位置が変わっても、常に同じ状態でドラム受け6の下方から昇降コードCrを垂下できる。
図9又は図10を参照すると、導入面7fは、その曲面を挿通孔71hの孔径よりも大きい曲率半径Rで形成しているので、昇降コードCrをなだらかに案内できる。
図9又は図10を参照すると、平面視における導入面7fの入口から挿通孔71hまでの幅Wは、挿通孔71hを挿通する昇降コードCrの外径よりも大きく形成しているので、導入面7fの曲面を大きくとることができる。
図9又は図10を参照すると、平面視における導入面7fの入口から挿通孔71hまでの幅Wは、挿通孔71hの孔径よりも大きく形成しているので、導入面7fの曲面を更に大きくとることができる。
図9から図14を参照すると、支持部材7は、巻取ドラム4の軸心を中心に、一対のガイド部7g・7gを線対称に配置している(図12参照)。又、導入面7fは、平面視で扇形に形成している(図9又は図10参照)。これにより、実施形態による昇降コード案内構造は、導入面7fを形成するスペースを小さくでき、昇降コードCrをドラム受け6の下方に案内する位置に自由度を持たせることができる。
実施形態による横型ブラインド10は、ドラム受け6と支持部材7を別体で構成したが、ドラム受け6と支持部材7を一体に構成することもできる。実施形態による横型ブラインド10は、ドラム受け6が支持部材7を含んでいる、と考えることもできる。
[ドラム受けの変形例]
次に、変形例によるドラム受けの構成及び作用を説明する。図15を参照すると、変形例によるドラム受け9は、上面を開口した箱状に形成している。ドラム受け9は、回転ドラム3及び巻取ドラム4を回転自在に支持している。
図15を参照すると、巻取ドラム4は、昇降コードCrを巻回している。ドラム受け9は、ガイド部9gを底部に形成している。ガイド部9gは、巻取ドラム4の軸心の直下に形成されている。
図15を参照すると、ガイド部9gは、挿通孔91hと導入面9fを含んでいる。挿通孔91hは、昇降コードCrをドラム受け9から垂下できる。導入面9fは、挿通孔91hの上側に形成している。又、導入面9fは、挿通孔91hと連通している。導入面9fは、挿通孔91hに向かって下り傾斜した凸曲面を形成している。導入面9fは、挿通孔91hに向かって下り傾斜した斜面を形成してもよい。
図15を参照すると、変形例によるドラム受け9は、昇降コードCrを案内するガイド部9gをドラム受け9の底部に設け、ガイド部9gには、昇降コードCrをドラム受け9から垂下するための挿通孔91hと、挿通孔91hの上側に形成した導入面9fと、を形成し、導入面9fは、挿通孔91hに向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成することで、昇降コードCrの最大巻き取り位置及び最小巻き取り位置から挿通孔91hまでの昇降コードCrの屈曲状態の変動を小さくできる。これにより、複数のスラットStを安定して自重降下できる。
変形例によるドラム受け9は、実施形態による昇降コード案内構造と同様な効果を奏するが、変形例によるドラム受け9は、昇降コードCrを導出可能に円滑に案内するガイド部を一つ設けるだけでよいという、特別な効果がある。
なお、上述した実施形態において、ブラインドとして横型ブラインドを例に挙げて説明したが、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーン、たくし上げカーテン等の昇降コードを利用して遮蔽材を昇降することができるブラインドに適用することができる。
4 巻取ドラム
6 ドラム受け
7g ガイド部
7f 導入面
10 横型ブラインド(ブラインド)
71h 挿通孔
Cr 昇降コード

Claims (7)

  1. 昇降コードを巻き取り及び巻き解きできる巻取ドラムと、
    前記巻取ドラムを回転自在に支持するドラム受けと、を備え、
    前記ドラム受けの所定位置には、前記昇降コードを前記ドラム受けの下方に案内するガイド部が設けられ
    前記ガイド部は、
    前記昇降コードをドラム受けから垂下するための挿通孔と、
    この挿通孔の上側に形成し、前記挿通孔と連通する導入面と、を含み、
    前記導入面は、挿通孔に向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成している、ブラインド。
  2. 前記導入面は、前記昇降コードの垂下方向の軸心を中心とする平面視円弧状に形成している、請求項1記載のブラインド。
  3. 前記導入面は、その曲面を前記挿通孔の孔径よりも大きい曲率半径で形成している、請求項1又は2記載のブラインド。
  4. 平面視における前記導入面の入口から前記挿通孔までの幅は、前記挿通孔を挿通する前記昇降コードの外径よりも大きく形成している、請求項1から3のいずれかに記載のブラインド。
  5. 平面視における前記導入面の入口から前記挿通孔までの幅は、前記挿通孔の孔径よりも大きく形成している、請求項1から4のいずれかに記載のブラインド。
  6. 前記ドラム受けは、前記巻取ドラムの軸心を中心に、一対の前記ガイド部を線対称に配置し、
    前記導入面は、平面視で扇形に形成している、請求項1から5のいずれかに記載のブラインド。
  7. 昇降コードを巻き取り及び巻き解きできる巻取ドラムと、
    前記巻取ドラムを回転自在に支持するドラム受けと、を備え、
    前記ドラム受けは、前記昇降コードを前記ドラム受けの下方に案内するガイド部を有し、
    前記ガイド部は、
    前記昇降コードをドラム受けから垂下するための挿通孔と、
    この挿通孔の上側に形成し、前記挿通孔と連通する導入面と、を含み、
    前記導入面は、挿通孔に向かって下り傾斜した斜面又は曲面を形成し、
    前記ドラム受けは、前記巻取ドラムの軸心を中心に、一対の前記ガイド部を線対称に配置し、
    前記導入面は、平面視で扇形に形成している、ブラインド。
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