JP7256906B2 - 上りリンク送信処理方法、情報配置方法、端末、ネットワーク機器及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

上りリンク送信処理方法、情報配置方法、端末、ネットワーク機器及びコンピュータ可読記憶媒体 Download PDF

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Description

本開示は、通信技術分野に関し、特に、上りリンク送信処理方法、情報配置方法及び関連機器に関する。
いくつかの通信システムにおいて端末の機器内共存(In-Device Coexistence、IDC)技術がサポートされ、すなわち同一の端末に複数の異なる無線送受信機が備えられる可能性があり、例えば、4G、5G、WIFI、ブルートゥース(登録商標)とポジショニングシステム等の無線送受信機が備えられている。このように、隣接する周波数又は調和周波数部分での端末の受信機は、この端末の送信機の干渉を受ける可能性があり、このような干渉は、同じ又は異なる無線アクセス技術(Radio Access Technology、RAT)からのものであってもよい。現在で端末に干渉が比較的に大きいという問題があることが分かる。
本開示の実施例は、端末に干渉が比較的に大きいという問題を解決するための上りリンク送信処理方法、情報配置方法及び関連機器を提供する。
第一の方面によれば、本開示の実施例は、端末に用いられる上りリンク送信処理方法を提供する。前記方法は、
第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を取得することと、
前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うこととを含む。
第二の方面によれば、本開示の実施例は、ネットワーク機器に用いられる情報配置方法を提供する。前記方法は、
第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を送信することを含む。
第三の方面によれば、本開示の実施例は、端末を提供する。前記端末は、
第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を取得するための取得モジュールと、
前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うための停止モジュールとを含む。
第四の方面によれば、本開示の実施例は、ネットワーク機器を提供する。前記ネットワーク機器は、
第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を送信するための送信モジュールを含む。
第五の方面によれば、本開示の実施例は、端末を提供する。前記端末は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、本開示の実施例による上りリンク送信処理方法におけるステップを実現させる。
第六の方面によれば、本開示の実施例は、ネットワーク機器を提供する。前記ネットワーク機器は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、本開示の実施例による情報配置方法におけるステップを実現させる。
第七の方面によれば、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本開示の実施例による上りリンク送信処理方法におけるステップを実現させるか、又は、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本開示の実施例による情報配置方法におけるステップを実現させる。
本開示の実施例では、第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を取得し、取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行う。このように、上りリンク送信停止を行うことにより、端末の干渉を低減させることができる。
本開示の実施例の応用可能なネットワークシステムの構造図である。 本開示の実施例による上りリンク送信処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例による情報配置方法のフローチャートである。 本開示の実施例による端末の構造図である。 本開示の実施例によるネットワーク機器の構造図である。 本開示の実施例による別の端末の構造図である。 本開示の実施例による別のネットワーク機器の構造図である。
以下は、本開示の実施例における添付図面を結び付けながら、本開示の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本開示の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本開示における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「含む」及びそれらの任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ずしも明瞭にリストされているそれらのステップ又はユニットに限らず、明瞭にリストアップされていない又はそれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。なお、明細書と特許請求の範囲において使用された「及び/又は」は、接続された対象の少なくともそのうちの一つを表し、例えばA及び/又はBは、単独のA、単独のB、及びAとBとの組み合わせの3つのケースを含むことを表す。
本開示の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証、又は説明として表すためのものである。本開示の実施例において、「例示的」又は「例えば」と記述される任意の実施例又は設計方案は、他の実施例又は設計方案より選択的で、又はより優位性があると解釈されるべきではない。正確に言うと、「例示的」又は「例えば」などの用語を使用することは、関連する概念を具体的な方式で提示することを意図する。
以下では、添付図面を結び付けながら、本開示の実施例を紹介する。本開示の実施例による上りリンク送信処理方法、情報配置方法及び関連機器は、無線通信システムに用いることができる。この無線通信システムは、ニューラジオ(New Radio、NR)システム、又は進化型長期的進化(Evolved Long Term Evolution、eLTE)システム、又は長期的進化(Long Term Evolution、LTE)システム、又は後続の進化通信システム等であってもよい。
図1を参照すると、図1は、本開示の実施例の応用可能なネットワークシステムの構造図である。図1に示すように、端末11とネットワーク機器12とを含み、そのうち、端末11は、ユーザ端末(User Equipment、UE)又は他の端末側機器、例えば、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナル・デジタル・アシスタント(personal digital assistant、PDA)、モバイル・インターネット・デバイス(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又はロボットなどの端末側機器であってもよい。なお、本開示の実施例では、端末11の具体的なタイプを限定しない。上記ネットワーク機器12は、4G基地局、又は5G基地局、又は以降のバージョンの基地局、又は他の通信システムにおける基地局であってもよく、又はノードB、進化ノードB、又は伝送受信ポイント(Transmission Reception Point、TRP)、又はアクセスポイント(Access Point、AP)、又は前記分野における他の用語と呼ばれてもよい。同じ技術的効果を達する限り、前記ネットワーク機器は、特定の技術用語に限定されない。また、上記ネットワーク機器12は、マスタノード(Master Node、MN)、又はセカンダリノード(Secondary Node、SN)であってもよい。なお、本開示の実施例では、5G基地局のみを例にするが、ネットワーク機器の具体的なタイプを限定しない。
図2を参照すると、図2は、本開示の実施例による上りリンク送信処理方法のフローチャートである。この方法は、端末に用いられる。図2に示すように、以下のステップを含む。
ステップ201、第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を取得する。
そのうち、上記第一の絶対時間帯は、絶対時間単位で計算される時間帯、例えば、10ms、20ms又は5ms等であってもよく、時間領域リソース(サブフレーム、スロット等)で計算される時間帯ではない。
そして、上記第一の絶対時間帯は、上記配置情報によって配置されるものであり、例えば、上記配置情報は、10ms内の上りリンク送信停止情報、例えば10ms内の上りリンク送信停止の回数、比率又は時間の長さ等を指示するためのものである。
絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示することにより、端末がリソース変換、例えば帯域幅部分(Bandwidth Part、BWP)変換、セル変換、時間粒度変換等による時間領域リソースの時間粒度変換を行う時、端末とネットワーク側に、上記上りリンク送信停止情報への理解を一致させることができる。例えば、端末がBWP変換を行う場合、スロット(slot)の長さが長くなり、このように、端末は、第一の絶対時間帯内にslotの長さの変化の影響によって上りリンク送信停止の回数を変更することなく、端末がネットワーク配置に基づいて干渉を効果的に減少することができないという状況を避ける。
また、本開示の実施例では、上記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報は、特定のリソース(例えば、特定のセル又は特定のBWP等)に適用されるものであってもよく、端末に採用される全てのリソースであってもよく、これを限定しない。
上記配置情報が第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報であることは、この配置情報が第一のリソースの上りリンク送信停止にのみ用いられるものであってもよい。このように、端末がリソース変換を行う場合、端末は、相応な配置情報を使用することができる。それによって、端末とネットワーク側は、同じ配置情報を使用することで、端末がネットワーク配置に基づいて干渉を効果的に減少することができないという状況を避ける。また、上記第一のリソースは、特定のセル、特定のBWP、特定の時間粒度又は特定のセルグループのリソース等であってもよい。
また、上記上りリンク送信停止の配置情報は、複数の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報、例えば、複数の時間領域リソース内での上りリンク送信停止の回数又は比率であるか、又は複数の時間領域リソース内での上りリンク送信停止の時間領域リソース数であってもよい。そのうち、ここで時間領域リソースは、サブフレーム、slot又はシンボルであってもよい。例えば、サブフレームを例として、上記上りリンク送信停止の配置情報は、200個のサブフレームの上りリンク送信内に20個のサブフレームの上りリンク送信を停止できることであってもよく、又は上記上りリンク送信停止の配置情報は、200個のサブフレームの上りリンク送信内に上りリンク送信を20回停止できることであってもよい。又は、上記上りリンク送信停止の配置情報は、上りリンク送信停止の比率を含んでもよく、この比率は、端末が停止可能な最大比率であってもよく、例えば、ネットワーク側は、10つのスロット又はサブフレームの上りリンク送信において、上りリンク送信の停止可能な最大比率が10%であるように配置し、また例えば、ネットワーク側は、10つのスロットのうち、全てのスロット(上りリンクと下りリンクスロットとを含む)において上りリンク送信の停止可能な最大比率が10%であるように配置し、また例えば、ネットワーク側は、10つのサブフレームのうち、全てのサブフレーム(上りリンクと下りリンクサブフレームとを含む)において上りリンク送信の停止可能な最大比率が10%であるように配置する。
さらに、上記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報は、第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の停止範囲、例えば、上記第一の絶対時間帯内の最大停止回数、最大停止比率又は最大停止絶対時間を表すことができる。無論、これを限定しない。例えば、上記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報は、第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の絶対挙動、例えば、上記第一の絶対時間帯内の停止必要な回数、停止必要な比率又は停止必要な絶対時間を表すことができる。
上記上りリンク送信停止の配置情報は、Nの時間領域リソース内での上りリンク送信停止の停止範囲、例えば、Nの時間領域リソース内での最大停止回数、最大停止比率又は最大停止時間領域リソース数を表すことができる。無論、これを限定しない。例えば、上記上りリンク送信停止の配置情報は、Nの時間領域リソース内での上りリンク送信停止の絶対挙動、例えば、Nの時間領域リソース内での停止必要な回数、停止必要な比率又は停止必要な時間領域リソース数を表すことができ、ただし、Nは、1よりも大きい整数である。
なお、上記第一の絶対時間帯は、一つの時間周期であってもよく、それにより、端末が上りリンク送信停止を行うように上記配置情報によって周期的に配置することができ、無論、一つの特別な時間領域帯であってもよく、すなわち端末は、配置情報に対応するこの時間領域帯にのみ上りリンク送信停止を行う。同様に、上記第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報は、端末が周期的にこの配置情報に従って上りリンク送信停止を行うように配置されるものであってもよく、特別な時間内にのみ上りリンク送信停止を行うように配置されるものであってもよい。
また、上述した、配置情報を取得することは、ネットワーク機器によって送信される配置情報を受信することであってもよい。無論、これを限定しない。例えば、端末によって予め配置されるか、又はIDC技術に干渉が存在する場合に端末が使用するようにプロトコルにおいて約定される配置情報であってもよい。
ステップ202、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行う。
端末は、ステップ201の配置情報を取得した場合、端末は、直接的にこの配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行えばよい。例えば、上記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報は、上記第一の絶対時間帯内の最大停止回数、最大停止比率又は最大停止絶対時間を表すことができ、それにより、第一の絶対時間帯内で、直接的にこの最大停止回数、最大停止比率又は最大停止絶対時間に従って、上りリンク送信停止を行い、例えば10ms内の最大停止回数が2回である場合、端末は、10msにおいて上りリンク送信を1回又は2回停止することができる。また例えば、上記上りリンク送信停止の配置情報は、Nの時間領域リソース内での最大停止回数、最大停止比率又は最大停止絶対時間を表すことができ、それにより、Nの時間領域リソース内で、直接的にこの最大停止回数、最大停止比率又は最大停止絶対時間に従って、上りリンク送信停止を行う。
なお、上述した、上りリンク送信停止を行うことは、端末によってサポートされる複数のRATのうちの第一のRATに対して上りリンク送信停止を行うことであってもよく、そのうち、第一のRATは、ステップ201で取得される配置情報に対応し、例えば、ステップ201で取得される配置情報は、第一のRATによって受信されるものである。無論、これを限定しない。例えば、5G RATのネットワーク側は、WIFI、ブルートゥースとポジショニングシステムのうちの少なくとも一つのRATを停止して上りリンク送信停止を行うように配置することができる。
また、上述した、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、一部の上りリンク送信を停止し、例えば上記第一のRATの第一の期限時間内での一部の上りリンク送信を停止することであってもよい。無論、これを限定しない。例えば、いくつかの特別なシーンにおいて、ある一定の時間又は周波数領域リソースの全部の上りリンク送信を停止してもよく、具体的には、実際の状況に応じて配置してもよい。
本開示の実施例では、上記ステップによって前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことにより、端末の干渉を低減させることができる。例えば、上記配置情報が、10ms内に上りリンク送信を最大2回停止することを指示する場合、端末は、10msにおいて上りリンク送信を1回又は2回停止することによって、端末の干渉を低減させる。
一つの選択的な実施形態として、上記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の回数を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の時間の長さを指示するためのものである。
この実施形態では、絶対時間指示によって、一定時間内に停止可能な上りリンク送信回数又は比率を実現することができる。また、絶対時間指示によって、一定時間内に停止可能な上りリンク送信の合計時間の長さをさらに実現することができる。
この実施形態は、端末に上りリンク送信停止を柔軟に指示することを実現することができる。
一つの方案において、前記上りリンク送信停止の回数は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大回数であるか、又は
前記上りリンク送信停止の比率は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大比率であるか、又は
前記上りリンク送信停止の時間の長さは、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大時間の長さである。
例えば、10msにおいて上りリンク送信の停止可能な回数が2回である場合、ネットワーク側は、時間区間値(period=10ms)、及び停止可能な最大値(maximumDrop=2)を配置し、また例えば、10msにおいて上りリンク送信の停止可能な最大比率が10%である場合(例えば、10回の上りリンク送信に1回停止可能な場合、比率が10%である。)、ネットワーク側は、時間区間値(period=10ms)、及び上りリンク送信の停止可能な最大比率の値(maximumRate=10%)を配置する。
例えば、10msにおいて上りリンク送信の停止可能な合計時間の長さが2msである場合、ネットワーク側は、時間区間値(period=10ms)、及び上りリンク送信の停止可能な最大合計時間の長さ値(maximumTime=2)を配置する。
このように、ステップ201における配置情報に基づき、端末は、ネットワーク側によって配置される上りリンク送信停止の最大範囲内に上りリンク送信を停止することができる。例えば、ネットワーク側が、端末のセル1のBWP1に10msにおいて上りリンク送信を最大2回停止するように配置する場合、端末は、10msにおいて上りリンク送信を最大2回停止できる。
別の方案において、前記上りリンク送信停止の回数が前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信の停止必要な回数であるか、又は
前記上りリンク送信停止の比率が前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信の停止必要な比率であるか、又は
前記上りリンク送信停止の時間の長さが前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信の停止必要な時間の長さであることになってもよい。
このように、ステップ201における配置情報に基づき、端末は、ネットワーク側によって配置される上りリンク送信の停止必要な情報に従って、上りリンク送信停止を行う。例えば、ネットワーク側が、端末のセル1のBWP1に10msにおいて上りリンク送信を2回停止する必要があるように配置する場合、端末は、10msにおいて上りリンク送信を2回停止する。
選択的に、上記比率は、
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信の総回数に占める比率であるか、又は
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信と下りリンク送信の総回数に占める比率である。
そのうち、上記上りリンク送信の総回数は、上記第一の絶対時間帯内での上りリンク送信の総回数であってもよく、上記上りリンク送信と下りリンク送信の総回数は、上記第一の絶対時間帯内での上りリンク送信の総回数と下りリンク送信の総回数との和であってもよい。例えば、20msにおいて、10回の上りリンク送信において上りリンク送信の停止可能な最大回数が2回であり、又は20msにおいて、10回の上りリンク送信と下りリンク受信において上りリンク送信の停止可能な最大回数が2回である。
一つの選択的な実施形態として、前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
そのうち、前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースである。
そのうち、上記Nの時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報は、Nの時間領域リソース内での上りリンク送信停止の回数、上りリンク送信停止の比率又は上りリンク送信停止の時間領域リソース数であってもよい。例えば、Nの時間領域リソース内での上りリンク送信停止の最大回数、上りリンク送信停止の最大比率又は上りリンク送信停止の最大時間領域リソース数である。そのうち、ここでの上りリンク送信停止の比率は、上りリンク送信停止の時間領域リソースが上りリンク送信の合計時間領域リソースに占める比率であってもよいか、又は、上りリンク送信停止の時間領域リソースが上りリンク送信と下りリンク送信の合計時間領域リソースに占める比率であってもよい。
上記時間領域リソースは、サブフレーム、slot又はシンボル等であってもよく、そのうち、本開示の実施例は、主に時間領域リソースがslotであることを例として説明する。例えば、上記第一の時間粒度は、サブ搬送波間隔(subcarrier spacing、SCS)=15KHzのslot粒度であるか、又は上記第一の時間粒度は、セル1のBWP1に対応するslot粒度である。
この実施形態は、上記Nの時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報が、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースにのみ適用されることを実現することができ、このように、端末がリソースを切り替える場合、時間粒度情報が変更しなければ、端末は、この上りリンク送信停止情報を継続して使用し、時間粒度情報が変化すれば、端末は、変化したリソースの配置情報を使用して上りリンク送信停止を行うことにより、端末とネットワーク側が同じ配置情報を使用することを確保することによって、端末がネットワーク配置に基づいて干渉を効果的に減少できないという状況を避ける。
なお、本開示の実施例では、端末は、複数のリソースに対応する配置情報を取得することができ、例えば、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報を取得することができ、また、第二のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報を取得することができ、そのうち、第一のリソースと第二のリソースとの時間粒度は、異なってもよい。
また、第一の時間粒度は、ステップ201で取得される配置情報において配置されるものであってもよい。例えば、前記第一の時間粒度は、
サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される。
例えば、上記配置情報があるサブ搬送波間隔を配置する場合、端末は、上記第一の時間粒度がこのサブ搬送波間隔に対応する時間粒度、例えば、SCS=15KHzに対応するslot又はOFDMシンボル又はサブフレームの時間粒度であると決定することができる。
例えば、上記配置情報があるセル識別子を配置する場合、端末は、上記第一の時間粒度がこのセル識別子に対応する時間粒度、例えば、プライマリセル(Primary Cell、PCell)又はセカンダリセル(Secondary Cell、SCell)に対応するslot又はOFDMシンボル又はサブフレームの時間粒度であると決定することができる。
例えば、上記配置情報があるセルグループ識別子を配置する場合、端末は、上記第一の時間粒度がこのセルグループ識別子に対応する時間粒度、例えば、マスタセルグループ(Master Cell Group、MCG)又はセカンダリセルグループ(Secondary Cell Group、SCG)に対応するslot又はOFDMシンボル又はサブフレームの時間粒度であると決定することができる。
例えば、上記配置情報があるBWP識別子を配置する場合、端末は、上記第一の時間粒度がこのBWP識別子に対応する時間粒度、例えば、BWP1に対応するslot又はOFDMシンボル又はサブフレームの時間粒度であると決定することができる。
例えば、上記配置情報がある絶対時間粒度識別子を配置する場合、端末は、上記第一の時間粒度がこの絶対時間粒度、例えば、1msの時間粒度であると決定することができる。
なお、以上は、ただ第一の時間粒度が上記複数の項目のうちの一つによって配置されることを例に挙げて説明されるものに過ぎず、この実施形態では、上記複数の項目によって第一の時間粒度を配置することがサポートされ、例えば、一つのセル識別子と一つのBWP識別子を配置することにより、このセル識別子に対応するセルにおいてこのBWP識別子に対応するBWPの時間粒度等を指示し、ここで一つずつ列挙しない。
この実施形態では、具体的には、上記上りリンク送信停止の配置情報が参照する時間粒度情報を指定してもよく、例えば、ネットワークによって配置される上りリンク送信停止の配置情報は、10つのslotにおいて上りリンク送信の停止可能な最大slot数が2つであることであり、このslotに対応する時間粒度情報がSCS=15KHzのslot粒度に対応するように配置され、又はこのslotに対応する時間粒度情報がセル1のBWP1のslot粒度に対応するように配置される。
時間粒度によって上りリンク送信停止の配置情報に適用されるリソースを指示するため、端末がリソース切り替えを行う時、切り替え前と切り替え後のリソースの時間粒度は同じであり、端末は、上りリンク送信停止の配置情報を変更する必要がなく、それにより、複雑さを避け、且つ配置オーバヘッドを節約することができる。
一つの選択的な実施形態として、前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
そのうち、前記第一のリソースは、第一のBWP又は第一のセルである。
そのうち、上記Nの時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報は、上記実施形態の相応な記述を参照すればよい。ここで説明を省略する。
上記第一のBWP又は第一のセルは、上りリンク送信停止の配置情報において指示されるものであってもよい。そして、上記第一のBWPは、一つ又は複数のBWPであってもよく、上記第一のセルは、一つ又は複数のセルであってもよい。
この実施形態では、特定のBWP又は特定のセルによって配置される上りリンク送信停止の配置情報を指定することを実現することができる。例えば、ネットワーク側は、端末のセル1のBWP1に上りリンク送信停止の配置情報1を配置し、例えば端末がセル1のBWP1に10つのslotにおいて上りリンク送信の停止可能な最大slot数が2つである。また例えば、ネットワーク側は、端末のセル1のBWP2に上りリンク送信停止の配置情報2を配置し、例えば端末がセル1のBWP2に20個のslotにおいて上りリンク送信の停止可能な最大slot数が1つである。
上りリンク送信停止の配置情報に適用されるリソースを指示するため、端末がリソース切り替えを行った後、端末は、切り替え後のリソースの配置情報を使用して上りリンク送信停止を行うことにより、端末とネットワーク側が同じ配置情報を使用することを確保することによって、端末がネットワーク配置に基づいて干渉を効果的に減少できないという状況を避ける。
一つの選択的な実施形態として、上述した、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、
前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットし、且つ前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うこと、又は
前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数のうえで、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことを含む。
そのうち、上記リソース切り替えは、BWP切り替え、リソースの時間粒度切り替え又はセル切り替え等であってもよい。例えば、端末にBWP変換が発生したか、又は端末が作動する周波数範囲に時間粒度変換が発生し、例えば、端末のアクティブ化BWPのSCSに変化が発生したか、又はセルアクティブ化又は非アクティブ化が発生し、例えば端末のセル1が非アクティブ化されること等である。
上述した、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、上記取得される端末切り替え後のリソースのための配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことであってもよい。例えば、前記取得される配置情報が、前記リソース切り替え前の前記端末によって使用されるリソースの第一の配置情報と、前記リソース切り替え後の前記端末によって使用されるリソースの第二の配置情報とを含む場合、前述した、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、
前記第二の配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことを含む。
そのうち、上述した、前記リソース切り替え後の前記端末によって使用されるリソースの第二の配置情報とは、前記端末切り替え後のリソースのための配置情報である。
このように、端末とネットワーク側が同じ配置情報を使用することを確保することによって、端末がネットワーク配置に基づいて干渉を効果的に減少できないことを避けることができる。
なお、端末によって取得されるのが、第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであれば、端末は、配置情報を変更する必要がない。
また、上述した、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットし、且つ前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、切り替えが発生した時、端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットし、すなわち切り替えに上りリンク送信停止があれば、切り替えた後、これらの上りリンク送信停止の回数がクリアされることであってもよい。例えば、統計される上りリンク送信停止の回数カウントをリセットし、例えば端末が10msにおいて上りリンク送信を2回停止できるように配置し、端末にリソース切り替えが発生する前の5msにおいて上りリンク送信を1回停止すれば、端末は、前の5msにおいて上りリンク送信が停止されず、後の5msにおいて端末が上りリンク送信を2回停止できると考える。つまり、端末が前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットする時、配置情報に対応する絶対時間又は時間領域リソースがリセットされなくてもよい。無論、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットする時、配置情報に対応する絶対時間又は時間領域リソースがリセットされてもよい。統計される上りリンク送信停止の回数カウントをリセットし、例えば端末が10msにおいて上りリンク送信を2回停止できるように配置し、端末にリソース切り替えが発生する前の5msにおいて上りリンク送信を1回停止すれば、端末は、前に統計された1回の上りリンク送信をクリアし、且つ切り替え後の時間を始点として上りリンク送信停止を行い、すなわち後の10msにおいて端末が上りリンク送信を2回停止できる。
上述した、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数のうえで、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、リソース切り替えが発生した後、端末によって統計される上りリンク送信停止の回数がリセットされず、端末によって統計される上りリンク送信停止の回数を継続して使用し、且つ上りリンク送信停止を行うことであってもよい。例えば、上りリンク送信停止の回数カウントをリセットせず、新たな配置情報を採用してカウントを継続する。例えば、SCS=15KHzの時間粒度に対して、ネットワークは、端末が10回の上りリンク送信において、上りリンク送信を2回停止できるように配置し、SCS=30KHzの時間粒度に対して、ネットワークは、端末が10回の上りリンク送信において、上りリンク送信を1回停止できるように配置し、端末が前に作動したBWPは、SCS=15KHzであり、端末が前の5回の送信において、上りリンク送信を1回(又は2回)停止すれば、端末の作動BWPのSCSが30KHzに変化した時、端末は、前の5回の上りリンク送信において、上りリンク送信を1回停止し、後続の5回の上りリンク送信について、端末が上りリンク送信を停止できなくなると考える。また例えば、セル1のBWP1に対して、ネットワークは、端末が10回の上りリンク送信において、上りリンク送信を2回停止できるように配置し、セル1のBWP2に対して、ネットワークは、端末が10回の上りリンク送信において、上りリンク送信を1回停止できるように配置し、端末が前に作動したBWPは、BWP1であり、端末が前の5回の送信において、上りリンク送信を1回(又は2回)停止すれば、端末の作動BWPがBWP2に変更した時、端末は、前の5回の上りリンク送信において、上りリンク送信を1回停止し、後続の5回の上りリンク送信について、端末が上りリンク送信を停止できなくなると考える。
上記実施形態では、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットするか又はリセットしないことを実現することができ、それにより、異なる業務又はシーンのニーズに適応し、互換性を向上させる。
本開示の実施例では、以下のように実現することができる。
ネットワーク側が端末に特定の上りリンク送信停止の配置情報を送信することは、
一、絶対時間指示によって、一定時間内に停止可能な上りリンク送信回数又は比率と、
二、絶対時間指示によって、一定時間内に停止可能な上りリンク送信の合計時間の長さと、
三、上りリンク送信停止の配置情報が参照する時間粒度情報を指定することと、
四、特定のBWP(又はセル)によって配置される上りリンク送信停止の配置情報を指定することと、のうちのいずれか一つを含む。
端末は、ネットワーク側によって配置される上りリンク送信停止の最大範囲内に上りリンク送信を停止することができる。
追加的には、端末にBWP変換が発生した時、又は端末が作動する周波数範囲に時間粒度変換が発生した(例えば、端末のアクティブ化BWPのSCSに変化が発生した)か、又はセルアクティブ化又は非アクティブ化が発生した(例えば、端末のセル1が非アクティブ化された)時、端末の挙動は、
統計される上りリンク送信停止の回数カウントをリセットすることと、
上りリンク送信停止の回数カウントをリセットせず、新たな配置パラメータを採用してカウントを継続することと、のうちのいずれか一つを含む。
本開示の実施例による方法を採用すれば、端末が異なる時間粒度の周波数範囲に作動する時、ネットワーク側と端末側との上りリンク送信停止の時間粒度への理解を一致させることができる。そして、端末の作動周波数範囲又は時間粒度に変更が発生した時、ネットワーク側と端末側との送信停止の回数への理解を一致させることができる。それにより、ネットワークによって配置されるもの以上の過剰な上りリンク送信停止の回数が現れることを避けることができ、端末に低すぎる上りリンク送信停止の回数が現れることを避けることもできる。
図3を参照すると、図3は、本開示の実施例による情報配置方法のフローチャートである。この方法は、ネットワーク機器に用いられ、図3に示すように、以下のステップを含む。
ステップ301、第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を送信する。
選択的に、前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の回数を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の時間の長さを指示するためのものである。
選択的に、前記上りリンク送信停止の回数は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大回数であるか、又は
前記上りリンク送信停止の比率は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大比率であるか、又は
前記上りリンク送信停止の時間の長さは、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大時間の長さである。
選択的に、前記比率は、
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信の総回数に占める比率であるか、又は
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信と下りリンク送信の総回数に占める比率である。
選択的に、前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
そのうち、前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルである。
選択的に、前記第一の時間粒度は、
サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される。
なお、本実施例は、図2に示される実施例に対応するネットワーク機器側の実施形態として、その具体的な実施形態は、図2に示される実施例の関連説明を参照すればよい。説明の重複を回避するために、本実施例は、説明を省略する。本実施例では、同様に端末の干渉を低減させることができる。
図4を参照すると、図4は、本開示の実施例による端末の構造図である。図4に示すように、端末400は、
第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を取得するための取得モジュール401と、
前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うための停止モジュール402とを含む。
選択的に、前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の回数を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の時間の長さを指示するためのものである。
選択的に、前記上りリンク送信停止の回数は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大回数であるか、又は
前記上りリンク送信停止の比率は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大比率であるか、又は
前記上りリンク送信停止の時間の長さは、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大時間の長さである。
選択的に、前記比率は、
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信の総回数に占める比率であるか、又は
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信と下りリンク送信の総回数に占める比率である。
選択的に、前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
そのうち、前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルである。
選択的に、前記第一の時間粒度は、
サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される。
選択的に、前記停止モジュールは、前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットし、且つ前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うためのものであるか、又は
前記停止モジュールは、前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数のうえで、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うためのものである。
選択的に、前記リソース切り替えは、BWP切り替え、リソースの時間粒度切り替え又はセル切り替えである。
選択的に、前記取得される配置情報が、前記リソース切り替え前の前記端末によって使用されるリソースの第一の配置情報と、前記リソース切り替え後の前記端末によって使用されるリソースの第二の配置情報とを含む場合、前述した、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、
前記第二の配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことを含む。
本開示の実施例による端末は、図2の方法の実施例において端末によって実現された各プロセスを実現することができる。説明の重複を回避するために、ここでは説明を省略し、且つ端末の干渉を低減させることができる。
図5を参照すると、図5は、本開示の実施例によるネットワーク機器の構造図である。図5に示すように、ネットワーク機器500は、
第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を送信するための送信モジュール501を含む。
選択的に、前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の回数を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の時間の長さを指示するためのものである。
選択的に、前記上りリンク送信停止の回数は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大回数であるか、又は
前記上りリンク送信停止の比率は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大比率であるか、又は
前記上りリンク送信停止の時間の長さは、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大時間の長さである。
選択的に、前記比率は、
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信の総回数に占める比率であるか、又は
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信と下りリンク送信の総回数に占める比率である。
選択的に、前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
そのうち、前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルである。
選択的に、前記第一の時間粒度は、
サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される。
本開示の実施例によるネットワーク機器は、図3の方法の実施例においてネットワーク機器によって実現された各プロセスを実現することができる。説明の重複を回避するために、ここでは説明を省略し、且つ端末の干渉を低減させることができる。
図6は、本開示の各実施例を実現する端末のハードウェア構造概略図である。
この端末600は、無線周波数ユニット601と、ネットワークモジュール602と、オーディオ出力ユニット603と、入力ユニット604と、センサ605と、表示ユニット606と、ユーザ入力ユニット607と、インターフェースユニット608と、メモリ609と、プロセッサ610と、電源611などの部材を含むが、それらに限られない。当業者であれば理解できるように、図6に示す端末の構造は、端末に対する限定を構成しなく、端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又は何らかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよい。本開示の実施例では、端末は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピューター、車載端末、ロボット、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限られない。
無線周波数ユニット601は、第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を取得するために用いられる。
プロセッサ610は、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うために用いられる。
選択的に、前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の回数を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の時間の長さを指示するためのものである。
選択的に、前記上りリンク送信停止の回数は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大回数であるか、又は
前記上りリンク送信停止の比率は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大比率であるか、又は
前記上りリンク送信停止の時間の長さは、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大時間の長さである。
選択的に、前記比率は、
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信総回数に占める比率であるか、又は
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信と下りリンク送信の総回数に占める比率である。
選択的に、前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
そのうち、前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルである。
選択的に、前記第一の時間粒度は、
サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される。
選択的に、前述した、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、
前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットし、且つ前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うこと、又は
前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数のうえで、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことを含む。
選択的に、前記リソース切り替えは、BWP切り替え、リソースの時間粒度切り替え又はセル切り替えである。
選択的に、前記取得される配置情報が、前記リソース切り替え前の前記端末によって使用されるリソースの第一の配置情報と、前記リソース切り替え後の前記端末によって使用されるリソースの第二の配置情報とを含む場合、前述した、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、
前記第二の配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことを含む。
上記端末は、端末の干渉を低減させることができる。
なお、本開示の実施例では、無線周波数ユニット601は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信に用いられてもよい。具体的には、基地局からの下りリンクのデータを受信してから、プロセッサ610に処理させてもよい。また、上りリンクのデータを基地局に送信してもよい。一般的には、無線周波数ユニット601は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限られない。なお、無線周波数ユニット601は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行ってもよい。
端末は、ネットワークモジュール602によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへ電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
オーディオ出力ユニット603は、無線周波数ユニット601またはネットワークモジュール602によって受信されたまたはメモリ609に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット603はさらに、端末600によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など)を提供することができる。オーディオ出力ユニット603は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
入力ユニット604は、オーディオまたはビデオ信号を受信するためのものである。入力ユニット604は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)6041とマイクロホン6042を含んでもよい。グラフィックスプロセッサ6041は、ビデオキャプチャモードまたは画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像またはビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット606に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ6041によって処理された画像フレームは、メモリ609(または他の記憶媒体)に記憶されてもよく、または無線周波数ユニット601またはネットワークモジュール602を介して送信されてもよい。マイクロホン6042は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット601を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。
端末600は、少なくとも一つのセンサ605、例えば、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル6061の輝度を調整することができ、接近センサは、端末600が耳元に移動した時、表示パネル6061及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向(一般的には、三軸)での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、端末姿勢(例えば、縦横スクリーン切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢校正)の識別、振動識別関連機能(例えば、歩数計、タップ)などに用いることができる。センサ605は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。ここでは説明を省略する。
表示ユニット606は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供される情報を表示するために用いられている。表示ユニット606は、表示パネル6061を含んでもよく、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形式で表示パネル6061を配置してもよい。
ユーザ入力ユニット607は、入力された数字又は文字情報の受信、端末のユーザによる設置及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的には、ユーザ入力ユニット607は、タッチパネル6071及び他の入力機器6072を含む。タッチパネル6071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作(例えば、ユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル6071上又はタッチパネル6071付近で行う操作)を収集することができる。タッチパネル6071は、タッチ検出装置とタッチコントローラの二つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出し、且つタッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、且つそれをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ610に送信し、プロセッサ610によって送信されるコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを採用してタッチパネル6071を実現してもよい。タッチパネル6071以外、ユーザ入力ユニット607は、他の入力機器6072をさらに含んでもよい。具体的には、他の入力機器6072は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限られない。ここでは説明を省略する。
さらに、タッチパネル6071は、表示パネル6061上に覆われてもよい。タッチパネル6071は、その上又は付近でのタッチ操作を検出すると、プロセッサ610に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ610は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル6061上で相応な視覚出力を提供する。図6では、タッチパネル6071と表示パネル6061は、二つの独立した部材として端末の入力と出力機能を実現するものであるが、いくつかの実施例では、タッチパネル6071と表示パネル6061を集積して端末の入力と出力機能を実現してもよい。具体的には、ここでは限定しない。
インターフェースユニット608は、外部装置と端末600との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット608は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信するとともに、受信した入力を端末600内の一つ又は複数の素子に伝送するために用いられてもよく、又は端末600と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。
メモリ609は、ソフトウェアプログラム及び各種のデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ609は、主に記憶プログラム領域及び記憶データ領域を含んでもよい。そのうち、記憶プログラム領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、記憶データ領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ609は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。
プロセッサ610は、端末の制御センターであり、各種のインターフェースと線路を利用して端末全体の各部分に接続され、メモリ609内に記憶されるソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ609内に記憶されるデータを呼び出し、端末の各種の機能を実行し、データを処理することにより、端末全体を監視する。プロセッサ610は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ610は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ610に集積されなくてもよい。
端末600は、各部材に電力を供給する電源611(例えば、電池)をさらに含んでもよい。選択的に、電源611は、電源管理システムによってプロセッサ610にロジック的に接続されてもよい。それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
また、端末600は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここでは説明を省略する。
選択的に、本開示の実施例は、端末をさらに提供する。プロセッサ610と、メモリ609と、メモリ609に記憶され、前記プロセッサ610上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ610によって実行される時、上記上りリンク送信処理方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここで説明を省略する。
図7を参照すると、図7は、本開示の実施例による別のネットワーク機器の構造図である。図7に示すように、このネットワーク機器700は、プロセッサ701と、送受信機702と、メモリ703と、バスインターフェースとを含み、そのうち、
送受信機702は、第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を送信するためのものである。
選択的に、前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の回数を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであるか、又は
前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の時間の長さを指示するためのものである。
選択的に、前記上りリンク送信停止の回数は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大回数であるか、又は
前記上りリンク送信停止の比率は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大比率であるか、又は
前記上りリンク送信停止の時間の長さは、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大時間の長さである。
選択的に、前記比率は、
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信総回数に占める比率であるか、又は
上りリンク送信停止の回数が上りリンク送信と下りリンク送信の総回数に占める比率である。
選択的に、前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
そのうち、前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルである。
選択的に、前記第一の時間粒度は、
サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される。
上記ネットワーク機器は、端末の干渉を低減させることができる。
そのうち、送受信機702は、プロセッサ701の制御の下でデータを送受信するためのものである。前記送受信機702は、少なくとも二つのアンテナポートを含む。
図7では、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されるバスとブリッジを含んでもよく、具体的にはプロセッサ701によって代表される一つ又は複数のプロセッサとメモリ703によって代表されるメモリの各種の回路でリンクされてもよい。バスアーキテクチャは、周辺機器と、電圧レギュレータと、パワー管理回路などのような各種の他の回路をリンクしてもよい。それらは、すべて当分野でよく知っているものであるため、本明細書では、これをさらに説明しない。バスインターフェースは、インターフェースを提供する。送受信機702は、複数の素子であってもよく、すなわち、送信機と受信機とを含み、伝送媒体で各種の他の装置と通信するためのユニットを提供してもよい。異なるユーザ機器について、ユーザインターフェース704は、必要な機器に外接や内接することができるインターフェースであってもよい。接続される機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロホン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限られない。
プロセッサ701は、バスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当し、メモリ703は、プロセッサ701の操作実行時に使用されるデータを記憶してもよい。
選択的に、本開示の実施例は、ネットワーク機器をさらに提供する。プロセッサ701と、メモリ703と、メモリ703に記憶され、前記プロセッサ701上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ701によって実行される時、上記情報配置方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここで説明を省略する。
本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本開示の実施例による上りリンク送信処理方法を実現させるか、又は、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本開示の実施例による情報配置方法を実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここで説明を省略する。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
なお、本明細書において、「含む」、「包含」という用語又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによっても実現されるが、多くの場合、前者は、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本開示の技術案は、実質にはまたは関連技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本開示の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の指令を含む。
以上は、添付図面を結び付けながら、本開示の実施例を記述していたが、本開示は、上述した具体的な実施の形態に限らず、上述した具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本開示による示唆を基にして、本開示の趣旨や請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式の変更を行うことができ、それらは、いずれも本開示の保護範囲に入っている。
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2019年7月4日に中国で提出された中国特許出願番号No.201910601040.4の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。

Claims (15)

  1. 端末に用いられる上りリンク送信処理方法であって、
    第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を取得することと、
    前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うこととを含
    前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであり、
    前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
    前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルであり、前記第一の時間粒度は、サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される、
    上りリンク送信処理方法。
  2. 前記上りリンク送信停止の比率は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大比率である、請求項に記載の上りリンク送信処理方法。
  3. 前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、
    前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットし、且つ前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うこと、又は
    前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数のうえで、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことを含む、請求項1または請求項2に記載の上りリンク送信処理方法。
  4. 前記取得される配置情報が、前記リソース切り替え前の前記端末によって使用されるリソースの第一の配置情報と、前記リソース切り替え後の前記端末によって使用されるリソースの第二の配置情報とを含む場合、前述した、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことは、
    前記第二の配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うことを含む、請求項に記載の上りリンク送信処理方法。
  5. ネットワーク機器に用いられる情報配置方法であって、
    第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を送信することを含
    前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであり、
    前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
    前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルであり、前記第一の時間粒度は、サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される、
    情報配置方法。
  6. 前記上りリンク送信停止の比率は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の最大比率である、
    請求項に記載の情報配置方法。
  7. 第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を取得するための取得モジュールと、
    前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うための停止モジュールとを含
    前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであり、
    前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
    前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルであり、前記第一の時間粒度は、サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される
    端末。
  8. 前記停止モジュールは、前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数をリセットし、且つ前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うためのものであるか、又は
    前記停止モジュールは、前記端末にリソース切り替えが発生すれば、前記端末によって統計される上りリンク送信停止の回数のうえで、前記取得される配置情報に基づいて上りリンク送信停止を行うためのものである、請求項に記載の端末。
  9. 第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止情報を指示するためのものであるか、又は、第一のリソースの上りリンク送信停止のための配置情報である配置情報を送信するための送信モジュールを含
    前記配置情報は、前記第一の絶対時間帯内の上りリンク送信停止の比率を指示するためのものであり、
    前記上りリンク送信停止の配置情報は、N(Nは、1よりも大きい整数である)の時間領域リソース内での上りリンク送信停止情報を指示するためのものであり、
    前記第一のリソースは、時間領域リソースの時間粒度情報が第一の時間粒度であるリソースであるか、又は、前記第一のリソースは、第一の帯域幅部分BWP又は第一のセルであり、前記第一の時間粒度は、サブ搬送波間隔、セル識別子、セルグループ識別子、BWP識別子と絶対時間粒度のうちの少なくとも一つによって配置される、
    ネットワーク機器。
  10. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の上りリンク送信処理方法におけるステップを実現させる、端末。
  11. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、請求項5または請求項6に記載の情報配置方法におけるステップを実現させる、ネットワーク機器。
  12. コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の上りリンク送信処理方法におけるステップを実現させる、コンピュータ可読記憶媒体。
  13. コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項5または請求項6に記載の情報配置方法におけるステップを実現させる、コンピュータ可読記憶媒体。
  14. プロセッサによって実行されると、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の上りリンク送信処理方法におけるステップを実現させる、コンピュータプログラム。
  15. プロセッサによって実行されると、請求項5または請求項6に記載の情報配置方法におけるステップを実現させる、コンピュータプログラム。
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