JP7252543B2 - 容器のロボットハンドリングシステム - Google Patents

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本発明は、容器、特に、製剤容器を用いて、糖衣機、打錠機あるいは検査機等からなる製剤取扱機に製剤を出し入れするときに、その製剤容器を取り扱うに望ましいロボットハンドリングシステムに関する。
特許文献1に、例えば製薬会社などの固形製剤工場において、錠剤や粉薬などの固形製剤をバッチ生産方式で生産する際に、原料・中間品の搬送、保管に用いる密閉型容器の気密確保手段が開示されている。
この特許文献1に開示された発明では、チューブ構造を有するシール材の内側空間に負圧を印加したり解除して、その弾力性によって断面を拡縮し、蓋と容器本体とのシールを開閉する開閉機構を有する。この開閉機構における負圧の開閉は、例えば図29に示されるように、容器本体1Aと蓋3とからなる容器1における容器本体1Aの外周をロボットハンドである把持部2により、把持した状態で、その蓋3に上方から接近して吸着する負圧吸盤4により、蓋3を容器本体1Aから分離して容器1を開くようにされている。
ここで、前記負圧吸盤4を降下させて、蓋3に吸着する際に、該負圧吸盤4を支持する上下動部5に設けられた減圧部6をシール材側の減圧路7に接続することにより、前記シール材に負圧を導入して収縮させ、蓋3と容器本体1Aとの密着シール構造を解除するようにされている。図29の符号8はロボット、9はロボットアームをそれぞれ示す。
特許第6375078号公報
上記の特許文献1記載のシール構造を備えた容器の場合、容器の本体部分をロボットハンドで挟み込んだ状態でも把持力が弱い場合に、該容器を傾けたときに、容器がロボットハンドから抜け落ちてしまうことがあるという問題点があった。又、容器とロボットハンドとの間の隙間がないとき、容器本体に蓋を密着させたシール状態であっても、蓋を斜めに持ち上げるとシール材が変形して蓋が外れてしまうという問題点があった。
更に、容器本体に把手が設けられている場合に、この把手が、ロボットハンドと干渉しないように容器本体の回転方向の位置決めが必要になるという問題点があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、ロボットハンドにより容器を保持した状態でこれを傾けたときに、容器がロボットハンドから抜け落ちないようにし、且つ、蓋を斜めに持ち上げたときも蓋が容器本体から外れてしまわないようにしたロボットハンドリングシステムを提供することを課題とする。
即ち、以下の実施例により上記課題を解決することができる。
上端に開口を備えた容器本体、及び、この容器本体の上端に着脱されて、前記開口を開閉する蓋を含む容器と、前記容器を把持して、これを移動させ、傾け、あるいは前記蓋を前記容器本体の上端に着脱するロボットハンドを備えたロボットと、このロボットを制御する制御装置と、前記蓋に設けられ、前記蓋により前記容器本体の前記開口を開閉する際に、チューブ構造を有するシール材の弾性力によって前記容器本体との間の気密を形成、解除する開閉機構であって、前記シール材の内部に形成された空間の減圧を行って負圧にするための減圧路を備え、前記減圧路を介して前記空間が減圧されて負圧となり、前記空間が収縮した状態において前記空間を開放可能とする開閉機構と、を有してなり、前記シール材は、前記容器本体の上端を外側に突出した張出部に対して、外側から密着可能、且つ、外側へ分離可能に設けられ、前記容器本体の外周には、半径方向外側に突出する一対の把手が設けられ、前記ロボットハンドは、前記容器の高さ方向に、前記張出部と前記把手の間の位置で、半径方向には、前記外周に対して、前記容器の高さ方向に摺動可能に隙間をもって挟み込み、前記容器本体の外周を拘束可能に構成され、且つ、前記容器本体の外周を、隙間をもって拘束している状態で、上端が、前記蓋における前記張出部の下側面に、下端が、前記把手の上端に、選択的に当接可能に設けられていることを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
本発明は、上記の容器の本体部分をロボットハンドで挟み込んだ状態で容器を傾けた場合でも、ロボットハンドが、容器本体に設けられた把手と容器上端の外側に張り出した張出部の下側面との間に入り込んで容器本体を拘束するので、ロボットハンドが容器の把手と干渉することがないという効果がある。
又、ロボットハンドは、容器本体の外周を拘束している状態で、その上端が、張出部の下側面に当接することによって、容器の軸方向の相対的な移動が制限され、容器がロボットハンドから落下することが無いという効果がある。
本発明の実施例に係るロボットハンドリングシステムの概要を示す斜視図 同ロボットハンドリングシステムの実施例における制御装置、ロボット、ターンテーブルユニット等の相互関係を示すブロック図 同実施例の構成要素の配置を模式的に示す平面図 同実施例における容器本体及び蓋を分離して示す斜視図 シール材の内側の負圧を開放して正圧を導入することにより、シール材が蓋と容器本体とを密封する状態を拡大して示す断面図 図5の状態から、シール材の内側空間に負圧を導入して、蓋と容器本体とをシールが開放できるようにした状態を示す断面図 ロボットハンドの上端によって、シール材の内側部分を容器本体の張出部との間に挟みこんで拘束した状態を示す断面図 同実施例におけるロボットハンドを示す斜視図 同ロボットハンドにより容器本体を拘束した状態を示す斜視図 ロボットハンドにより容器本体を拘束していく過程を示す模式図 同実施例における蓋吸着装置の要部を示す側面図 同実施例により、容器の搬入からバーコードリーダ(以下BCR)前に移動するまでの過程を示すフローチャート 同実施例により、容器を、BCRにてIDを読み取る過程から、ロボットハンドリングにてターンテーブル上のパレットに全ての容器を戻す過程を示すフローチャート 実施例に係るロボットハンドリングシステムにより、空の容器に、糖衣機から糖衣錠を受け取るまでの過程の前半を示すフローチャート 同中盤の過程を示すフローチャート 同終盤の過程を示すフローチャート 同実施例システムにおいて、ロボットハンドにより、パレット上に載置された容器を掴み上げる状態を示す斜視図 同掴み上げた容器を、ターンテーブル上に移載する過程を示す斜視図 同ターンテーブル上の容器を容器棚に移載する過程を示す斜視図 同棚上の容器をターンテーブル近傍に設けたBCRによってそのID用バーコードを読取る過程を示す斜視図 ターンテーブル上にID用バーコードを読取った後の容器を移載する過程を示す斜視図 同ターンテーブル上の容器の蓋を取外す過程を示す斜視図 同取外した蓋を蓋置き台に移載する過程を示す斜視図 容器を傾けて錠剤を糖衣機の投入シュートに投入する過程を示す斜視図 糖衣錠入りの容器本体をターンテーブル上に置いて蓋を取付ける過程を示す斜視図 同蓋を取付けた状態の容器をパレット上に戻す過程を示す斜視図 裏蓋に付着した製剤粉末等を清掃するための裏蓋清掃装置を模式的に示す斜視図 蓋吸着装置の他の実施例を示す側面図 従来の、ロボットハンドにより拘束した状態で容器本体から蓋を吸着して取外す過程を示す模式図
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例に係るロボットハンドリングシステム10は、図1に示されるように、容器20と、この容器20を取り扱うロボット30と、ロボット30が取り扱う容器20を搬入及び搬出するための入出庫室40と、入出庫室40に搬入された容器20を、ロボット30により移載するターンテーブルユニット50と、このターンテーブルユニット50に隣接して設けられた蓋置き台60と、この蓋置き台60に更に隣接して配置された容器棚62と、ロボット30を間にして容器棚62の反対側に設けられた製剤取扱機64と、ロボット30を制御するための制御装置70(図2参照)と、を主たる構成要素として備えている。
更に、この実施例において、製剤取扱機64は糖衣機であり、図3に示されるように、この糖衣機である製剤取扱機64の前面には、収缶台65及び投入シュート66が配置されている。また、製剤取扱機64と、入出庫室40との間には、秤量器台68が配置されている。
ロボット30は、入出庫室40に搬入された容器20を、図3において右回りに、順次、ターンテーブルユニット50、容器棚62、投入シュート66、収缶台65、秤量器台68を経て搬送し、最後は、入出庫室40のパレット41上に戻すようにされている。
次に、上記ロボットハンドリングシステム10を構成する各要素について詳細に説明する。
図4に示されるように、容器20は、上端に開口を備えた容器本体21と、この容器本体21の上端に着脱されて、前記開口を開閉する蓋22を含んで構成されている。
容器本体21と蓋22との間には、図5に示されるように、開閉機構23が介在され、これによって、容器本体21と蓋22との間がシールされたりシールが解除されるように構成されている。
この開閉機構23は、蓋22に設けられた中空のシール構造を有する軟質樹脂からなるシール材24の弾性力によって蓋22と容器本体21との間を気密にしまたは気密解除して開閉するようにされている。
詳細には、シール材24は、図5に示されるように、蓋22の外周縁の下側に設けられ、容器本体21の上端縁部を全周にわたって外側に突出して形成した張出部21Aに対して、膨張時には外側から密着可能、且つ、収縮時には分離可能に設けられている。
開閉機構23は、前記シール材24の内部の空間24Sに連通する減圧路25Aを含む蓋開閉用カプラ25を備え、この減圧路25Aを介して空間24Sに正圧を導入してシール材24を膨張させて、気密状態とし、蓋22と容器本体21とを一体とするか、又は、負圧を導入して、図6に示されるように、空間24Sが収縮した状態にして容器本体21からシール材24を離間させ、気密を解除して蓋22を開放可能とするように構成されている。図5、図6の符号26は、空間24S内の圧力を負圧又は正圧に切替えるシール材圧力切替装置を示す。
また、シール材24は、張出部21Aに外側から密着している状態で、その下端部分が張出部21Aの下側に延在する下側保持部24Aを有し、この下側保持部24Aは、シール材24の上記密着状態のとき、張出部21Aの下側面とロボットハンド32の上端との間に挟みこまれ得るように構成されている(図7参照)。
図4に示されるように、容器本体21の外周には、半径方向外側に突出する一対の把手21Bが設けられている。ロボット30は、容器本体21の外周を把持して、容器20を移動させたり、蓋22を容器20の上端に着脱したりするロボットハンド32を備えている。
このロボットハンド32は、容器20の高さ方向に、張出部21Aと、把手21Bの間の位置で、また、径方向には、容器20の高さ方向に摺動可能に隙間Xをもって、容器本体21の外周を拘束可能に構成され、かつ、容器20の外周を隙間Xをもって拘束している状態で、上端が、張出部21Aの下側面に、下端が把手21Bの上端に、選択的に当接可能に設けられている。
ここで、前記隙間Xは、ロボットハンド32の内周面と容器本体21の外周面との間であり、その最小値はロボットハンド32と容器本体21とが鉛直方向に相対的に移動可能となり、且つ、最大値は、ロボットハンド32の上端が張出部21Aに下方から当接したとき、下側保持部24Aが張出部21Aから脱れない範囲となる。
隙間Xの具体的な最小値は、本実施例において、システムに用いるカメラの解像度から片側0.5mmずつ、両側で1mmとしている。最大値は張出部21Aの形状と大きさによる。
ロボットハンド32には、更に、上記の蓋開閉用カプラ25に、図5において上方から降下して弾力的に嵌合するシール材圧力切替装置26が設けられ、嵌合時に減圧路25Aを介してシール材24の内側の空間24Sに負圧を導入し、上昇して分離したときは、蓋開閉用カプラ25から正圧が導入されるように構成されている。
容器本体21は、有底の円筒形状とされていて、ロボットハンド32は、図8、図9に示されるように半円弧状の拘束部33と、拘束部33を両外側から挟み込むように、その幅方向両側に設けられた一対の挟持バー34と、を備えて構成されている。
拘束部33は、容器本体21が水平面上に載置され、その中心軸線が鉛直方向のとき、この中心軸線に対して直交する水平面内にあり、上から見て半円弧形状とされている。挟持バー34は、上記の水平面内で、先端が容器本体21の張出部21Aと把手21Bとの間の位置に入り込み、隙間Xをもって容器本体21の外周を直径方向に挟み込む拘束位置(図10(C)参照)とで、この拘束位置から開いて、張出部21Aと把手21Bとの間の位置から水平方向に離脱可能な退避位置(図10(A)参照)との間で、水平面内で揺動可能に構成されている。
また、ロボットハンド32は、図11に示されるように、容器本体21に取付けられた状態の蓋22に対して外側から接近してこれを吸着可能な少なくとも2個(実施例では3個)の負圧吸盤35Aを含む蓋吸着装置35と、開閉機構23における減圧路25Aを開閉する前記のシール材圧力切替装置26(図5、図6参照)と、を有してなり、蓋22を蓋吸着装置35に吸着したままで、容器本体21に取り付け、取り外しをするように構成されている。
ここで、ロボットハンド32は、円弧形状の拘束部33における、容器拘束面(容器本体21の外周を隙間Xをもって拘束する部分)が容器本体21の外周の周方向の長さの50%を超える周方向長さを有して構成されている。
入出庫室40は、容器20を複数載置した状態のパレット41を入出庫位置に出し入れ可能で、且つ、パレット41上の容器20を上方から撮影して、その水平面内での座標位置情報を取得するパレタイズカメラ42を含んで構成されている。
ターンテーブルユニット50は、ロボット30により、パレット41上から取出された容器20を移載可能で、且つ、移載された容器20を水平面内での目標の座標位置に移動可能なターンテーブル51と、このターンテーブル51上の容器20を撮影して、その水平面内での座標位置情報を取得するターンテーブルカメラ52と、を備えて構成されている。
蓋置き台60は、ターンテーブル51の上方又は側方に隣接して配置され、ターンテーブル51上の容器20から取外された蓋22を載置することができるようにされている。
容器棚62は、蓋置き台60に隣接して配置され、蓋が取外された、ターンテーブル51上の容器本体21を複数載置可能に構成されている。
蓋置き台60には、複数個の蓋在荷センサ61が、また、ターンテーブルユニット50にはバーコードリーダ(以下BCR)53、ターンテーブル在荷センサ54、容器棚62には、複数の容器在荷センサ62Aが、収缶台65には、収缶台在荷センサ65Aと、収缶台満杯センサ65Bとがそれぞれ設けられている。BCR53は、ロボットハンド32により把持された状態の容器20における容器本体21及び蓋22にそれぞれ設けられたID用バーコード53A、53B(図9参照)を読取るためのものである。
ここで、上記の容器本体21及び蓋22の認識手段はバーコードのみでなく、例えばQRコード(登録商標)等の2次元コード、その他のID用コード及びその読取用のコードリーダであってもよい。
BCR53は、読取った容器本体21のID信号、及び蓋22のID信号を、制御装置70に出力するようにされ、制御装置70は、取脱された蓋22を、IDが一致する容器本体21にのみ、取付けるようにされている。
又、秤量器台68には、秤量器台在荷センサ68Aが設けられている。図2の符号26は開閉機構23のシール材24の内側に導入される負圧をON/OFFするシール材圧力切替装置、27は開閉機構23に設けられた負圧センサをそれぞれ示す。
シール材圧力切替装置26は、シール材24の内側空間の圧力を負圧と正圧との間で切り替えるものであり、負圧センサ27は、シール材24内の空間の負圧を検出するものである。
上記各在荷センサ、満杯センサは、いずれも、図2に示されるように制御装置70に接続され、また、シール材圧力切替装置26、負圧センサ27のそれぞれも、制御装置70と接続されている。
次に、上記実施例によるロボットハンドリングシステム10を用いて、錠剤入りの容器20を入出庫室40に搬入してから、容器20を取出して蓋22を取り、錠剤を投入シュート66から製剤取扱機64に投入し、ここで糖衣錠を製造している間に、空になった全ての容器20に蓋22を取付けて、入出庫室40のパレット41に戻し、更に、パレット41上の空の容器20を取出して、蓋22を外してから、製造された糖衣錠を収缶台65上の容器本体21に受け取り、これに蓋22を取付けて、入出庫室40のパレット41まで戻す過程について図12~図16に示されるフローチャート及び図17~図26を参照して詳細に説明する。
最初に、図12に示されるフローチャートのステップS101において、入出庫室40に、パレット41上に載置された複数の容器20を搬入する。
次に、ステップS102において、入出庫室40に備えられたパレタイズカメラ42により、パレット41上の容器20の各々を撮影して、その水平面内の座標位置を確定し、ハンドリング可能な状態に載置されているか否かを判定する。
判定結果がYesならステップS103に進み、Noなら、ステップS104に進む。ステップS104では撮像処理判定リトライがなされ、判定結果がYesならステップS103に進み、NoならばステップS105に進み、画像処理NG警報が出力され、容器20の位置を人力により修正する。
ステップS103においては、パレタイズカメラ42で、撮像された画像情報に基づく座標情報が、制御装置70を介してロボット30に教示される。
次のステップS106では、ロボット30のロボットハンド32による、容器20の一缶ずつのハンドリングを開始する(図17参照)。
次のステップS107においては、ロボットハンド32により、容器20をBCR53の前に移動する。ステップS108に進み、図18に示されるように、BCR53により、ロボットハンド32により保持された状態の容器20に設けられた容器ID(ここではバーコード)を読み取り、読み取り結果の可否を判定する。
判定の結果Yesであれば、次のステップS109に進む。Noであれば、ステップS110に進み、BCR53により再度容器IDを読み取って、その可否の判定を実行する。
判定結果がYesであれば、ステップS109に進む。判定結果がNoであれば、ステップS111において、BCR読取NG警報を出力し、人力による対応を促す。
ステップS109においては、BCR53から容器ID情報を制御装置70に送信する。
ステップS112に進み、ロボットハンド32により、BCR53前から隣接する容器棚62に、容器20を移載する(図19参照)。
次のステップS113では、上記ステップS101~S112を繰返し、全ての容器20を、容器棚62に移載する(図20参照)。
次のステップS114においては、ロボットハンド32により、容器棚62からBCR53前に容器20を移動させる。
図13に示されるフローチャートのステップS115に進み、BCR53により、容器20の容器IDを読み取り、読み取りが正確であったか否かの可否判定を行う。判定の結果YesであればステップS116に進み、Noであれば、ステップS117に進む。
ステップS117では、BCR53による読み取り可否判定が再度行われ、判定の結果Yesであれば、ステップS116に進む。Noであれば、ステップS118において、BCR読取NG警報が出力される。
ステップS116においては、BCR53から容器ID情報が制御装置70に送信され、ここから、ロボット30に送信される。
ステップS119に進み、図21に示されるように、ロボットハンド32により、BCR53前からターンテーブル51上に、容器20を移載する。
次のステップS120においては、ターンテーブル51において、容器20を回転させながら、ターンテーブルカメラ52により、蓋22に設けられている蓋開閉用カプラ25(図5参照)の位置情報を取得し、ハンドリング可能かどうかを判定する。
判定結果がYesであれば、ステップS121に進み、Noであれば、ステップS122において、ターンテーブルカメラ52による撮像処理判定のリトライが行われる。
判定結果がYesであれば、ステップS121に進む。判定結果がNoであれば、ステップS123に進み、画像処理NG警報出力がなされる。
ステップS121においては、ターンテーブルカメラ52から座標位置情報が、制御装置70を介してロボット30に教示される。
次の、ステップS124では、図22に示されるように、教示された蓋開閉用カプラ25の位置で、ロボットハンド32を90°回転させて、開閉機構23のシール材24内に負圧を導入して、容器本体21から蓋22を脱し、図23に示されるように、蓋22のみを蓋置き台60上に移載する。
ステップS125に進み、ロボットハンド32により、錠剤の入った容器本体21をターンテーブル51から、製剤取扱機64の投入シュート66に移動し、容器本体21を傾けて錠剤を投入する(図24参照)。
投入シュート66へ錠剤を投入した後は、次のステップS126において、ロボットハンド32により、空になった容器本体21をターンテーブル51に移載する。ステップS127では、図25に示されるように、ロボットハンド32により、蓋置き台60上の蓋22を容器本体21に取付け、ステップS128において、ターンテーブル51から、パレット41上に移載する。ステップS129ではS114~S128を繰返し、全ての容器20をパレット41上に戻す(図26参照)。
次に、空の容器20に、出来上がった糖衣錠を製剤取扱機64から受け取って、入出庫室40に戻す過程を、図14~図16におけるフローチャートのステップS201~S232で示す。
まず、ステップS201において、入出庫室40に、パレット41上に積載された空の容器20を搬入する。
次のステップS202においては、入出庫室40に設けられたパレタイズカメラ42により容器20の位置を撮像し、ロボットハンド32によって搬出可能かどうかを判定する。判定結果がYesであれば次のステップS203に進む。NoであればステップS204に進み、再度パレタイズカメラ42により容器位置を撮像して、処理可能かどうかの判定を行う。
判定結果がYesであればステップS203に進む。判定結果がNoであれば、ステップS205に進み、画像処理NG警報出力が出される。
ステップS203においては、パレタイズカメラ42から、制御装置70を介して、ロボット30に容器20の座標情報が教示される。
次のステップS206において、ロボット30により、容器20を一缶ずつハンドリングすることになる。
ステップS207においては、ロボットハンド32により、BCR53前に容器20を移動し、次のステップS208においては、BCR53により、容器20に予め設けられている容器IDを読み取り、次の処理が可能か否かを判定する。
判定結果がYesであれば、ステップS209に進み、NoであればステップS210に進む。
ステップS210では、ステップS208と同様に、BCR53により容器IDを再度読取り、処理可能か否かの判定(リトライ)が実行される。
判定結果がYesであれば、ステップS209に進む。Noであれば、ステップS211に進み、BCR読取NG警報が出力される。
ステップS209においては、BCR53から容器ID情報を、制御装置70を介してロボット30に送信される。
次のステップS212においては、ロボットハンド32により、容器20をBCR53前から秤量器台68に移載し、且つ、ロボットシステム(制御装置及びロボット)へ計量要求を送信する。
ステップS213に進み、ロボットハンドリングにて容器20を秤量器台68からターンテーブル51に移載する。
図15のフローチャートに示される、次のステップS214において、ターンテーブル51により容器20を回転させながら、ターンテーブルカメラ52により、蓋開閉用カプラ25の位置情報を撮像して、ハンドリングが可能かどうかの判定を行う。
判定結果がYesであれば、ステップS215に進む。判定結果がNoであればステップS216に進み、撮像処理判定リトライが行われ、結果がYesであれば、ステップS215に進む。判定結果がNoであればステップS217において画像処理NG警報出力がなされる。
ステップS215においては、ターンテーブル51からロボット30へ、制御装置70を介して、ターンテーブルカメラ52によって取得された容器20の座標位置を教示する。
ステップS218に進み、ロボットハンド32により、蓋22を外して、この蓋22のみを、蓋置き台60に移載し、次のステップS219に進む。
ステップS219では、ロボットハンド32により、蓋22を外した容器本体21をターンテーブル51上から、糖衣機である収缶台65に移載し、缶を傾斜姿勢にした状態で待機する。
次のステップS220においては、ロボット30から製剤取扱機64への排出要求をONさせる。
ステップS221においては、収缶台65上の容器本体21に収缶量を検知するレベルセンサが規定値に達したら、ロボット30が缶静置に移行して、ロボットハンド32により、容器本体21を水平姿勢にして、収缶台65上に移載する。
次のステップS222においては、収缶台65に設けられた満杯センサがON信号を出力したとき、ロボット30からの排出要求をOFFとする。
ステップS223に進み、ロボットハンド32により、収缶台65からBCR53前に、糖衣錠を収容した容器本体21を移動させる。
図16のフローチャートにおけるステップS224に進み、容器ID情報が正しく読取られたか否かを判定し、判定結果がYesであれば、ステップS225に進む。
判定結果がNoであればステップS226に進み、容器ID情報の読取りの判定リトライが行われ、結果がYesであれば、ステップS225に進む。判定結果がNoであればステップS227においてBCR読取NG警報出力がなされる。
ステップS225では、BCR53により読取った容器本体21の容器ID情報を制御装置70に送信する。
次のステップS228では、ロボットハンド32により、容器本体21をBCR53前から秤量器台68に移載し、ステップS229に進み、ロボットハンド32により、蓋置き台60上の蓋22を、容器本体21に戻す。
次のステップS230においては、ロボット30から、ロボットシステム(制御装置70)に計量要求を送信し、ステップS231においては、ロボットハンド32により、糖衣錠を収納した容器20を、秤量器台68からパレット41上に移載する。
ステップS232においては、上記ステップS202~S231を繰り返して、全ての容器20をパレット41上に移載して、ロボットハンドリングを終了する。
なお、上記実施例は、製剤取扱機64は、糖衣錠の場合のものであるが、これは、打錠機あるいは製剤機であってもよい。
容器本体21内の製剤の成分が、全ての容器20において均一ではなく、入出庫室40に搬入されたときの容器本体21と蓋22との組合せが替わると、蓋22の裏面に付着している製剤と容器本体21内の製剤とが微妙に異なってしまうことになる。ID用バーコード53A、53BはID情報を一致させることにより、上記の容器本体21と蓋22との組合せが相違しないようにするために設けられる。
これに対して、蓋22の裏面に付着した製剤を、蓋吸着装置35により吸着して蓋22を容器本体21から最初に取脱したときに、図27に示されるように、蓋置き台60に隣接して設けた蓋裏清掃装置74を用いて除去すれば、上記のようなID用バーコード53A、53Bを用いて、容器本体21と蓋22とを一致させる必要がないので、容器本体21、蓋22へのID用コードの取付け、その読取り装置は不要となる。蓋裏清掃装置74としては、例えばバキューム吸引装置あるいはエアブローとする。
図28には、蓋吸着装置の他の実施例を示す。他の実施例にかかる蓋吸着装置37はロボットハンド32に揺動自在に支持された揺動アーム37Aに設けられる負圧吸盤37Bと、圧力切替部38とを有している。
蓋吸着装置37は、図28において、2点鎖線37Wで示される待機状態から、時計回りに90°回転して蓋22の上方に負圧吸盤37Bの吸着面が、ロボットハンド32により拘束されている容器本体21に取付けられた状態の蓋22から平行に離間した一つの平面内にあり、且つ、圧力切替部38が蓋開閉用カプラ25の上方に位置するように吸着開始位置に移動される。
次に、水平面上に載置された状態の容器本体21上に載置された蓋22に対して上方から接近して、負圧吸盤37Bが上方から吸着し、同時に、圧力切替部38が、蓋開閉用カプラ25に上方から嵌合して、シール材24の内側の空間24Sに負圧(図6参照)を導入して、蓋22が容器本体21から外れるようにすることができる。
従って、図11に示される実施例と比較して、負圧導入と負圧吸盤の吸着を一動作で実行できるので、ロボットハンドリングの作業時間を短縮することができる。
なお、上記実施例はいずれも製剤取扱のための容器をロボットハンドリングするシステムに関するものであるが、本発明はこれに限定されるものでなく、粉末形状、タブレット形状の食品、サプリメント、樹脂、金属、陶石等のハンドリングにも適用される。
1…容器
1A…容器本体
2…把持部
3…蓋
4…負圧吸盤
5…上下動部
6…減圧部
7…減圧路
8…ロボット
9…ロボットアーム
10…ロボットハンドリングシステム
20…容器
21…容器本体
21A…張出部
21B…把手
22…蓋
23…開閉機構
24…シール材
24A…下側保持部
24S…空間
25…蓋開閉用カプラ
25A…減圧路
26…シール材圧力切替装置
27…負圧センサ
30…ロボット
32…ロボットハンド
33…拘束部
34…挟持バー
35、37…蓋吸着装置
35A、37B…負圧吸盤
37A…揺動アーム
37W…待機状態
38…圧力切替部
40…入出庫室
41…パレット
42…パレタイズカメラ
50…ターンテーブルユニット
51…ターンテーブル
52…ターンテーブルカメラ
53…バーコードリーダ(BCR)
53A、53B…ID用バーコード
54…ターンテーブル在荷センサ
60…蓋置き台
61…蓋在荷センサ
62…容器棚
62A…容器在荷センサ
64…製剤取扱機
65…収缶台
65A…収缶台在荷センサ
65B…収缶台満杯センサ
66…投入シュート
68…秤量器台
68A…秤量器台在荷センサ
70…制御装置
74…蓋裏清掃装置
X…隙間

Claims (11)

  1. 上端に開口を備えた容器本体、及び、この容器本体の上端に着脱されて、前記開口を開閉する蓋を含む容器と、前記容器を把持して、これを移動させ、傾け、あるいは前記蓋を前記容本体の上端に着脱するロボットハンドを備えたロボットと、このロボットを制御する制御装置と、前記蓋に設けられ、前記蓋により前記容器本体の前記開口を開閉する際に、チューブ構造を有するシール材の弾性力によって前記容器本体との間の気密を形成、解除する開閉機構であって、前記シール材の内部に形成された空間の減圧を行って負圧にするための減圧路を備え、前記減圧路を介して前記空間が減圧されて負圧となり、前記空間が収縮した状態において前記空間を開放可能とする開閉機構と、を有してなり、
    前記シール材は、前記容器本体の上端を外側に突出した張出部に対して、外側から密着可能、且つ、外側へ分離可能に設けられ、
    前記容器本体の外周には、半径方向外側に突出する一対の把手が設けられ、前記ロボットハンドは、前記容器の高さ方向に、前記張出部と前記把手の間の位置で、半径方向には、前記外周に対して、前記容器の高さ方向に摺動可能に隙間をもって挟み込み、前記容器本体の外周を拘束可能に構成され、且つ、前記容器本体の外周を、隙間をもって拘束している状態で、上端が、前記蓋における前記張出部の下側面に、下端が、前記把手の上端に、選択的に当接可能に設けられていることを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  2. 請求項1において、
    前記容器本体は有底の円筒形状とされ、
    前記ロボットハンドは、半円弧状の拘束部と、前記拘束部を挟み込むように、その幅方向両側に設けられた一対の挟持バーとを有してなり、
    前記拘束部は、前記容器本体が水平面上に載置され、その中心軸線が鉛直方向のとき、前記中心軸線に対して直交する水平面内にあり、上から見て半円弧形状とされ、
    前記挟持バーは、前記水平面内で、先端が前記容器本体の前記張出部と前記把手との間の位置に入り込み、前記隙間をもって前記容器本体の外周を直径方向に挟み込む拘束位置と、前記拘束位置から開いて、前記張出部と前記把手との間の位置から水平方向に離脱可能な退避位置との間で前記水平面内で揺動可能とされたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  3. 請求項2において、
    前記ロボットハンドは、前記容器本体に取付けられた状態の前記蓋に外側から接近して、これを吸着可能な少なくとも2個の負圧吸盤を含む蓋吸着装置と、前記開閉機構における前記減圧路を開閉する圧力切替部と、を有してなり、前記蓋を前記蓋吸着装置に吸着したままで、前記容器本体に取付、取脱をするように構成され、
    前記負圧吸盤は、その吸着面が、前記ロボットハンドにより拘束されている状態の前記容器本体の中心軸線と平行で、且つ、前記容器本体に取付けられた状態の前記蓋と直交する一つの直平面内にあるように、前記一対の挟持バーの一方に取付けられ、且つ、水平面上に載置された状態の前記容器本体上に載置された前記蓋に対して上方から接近して、これを吸着して持上げ可能とされたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  4. 請求項2において、
    前記ロボットハンドは、前記容器本体に取付けられた状態の前記蓋に外側から接近して、これを吸着可能な少なくとも2個の負圧吸盤を含む蓋吸着装置と、前記開閉機構における前記減圧路を開閉する圧力切替部と、を有してなり、前記蓋を前記蓋吸着装置に吸着したままで、前記容器本体に取付、取脱をするように構成され、
    前記負圧吸盤は、その吸着面が、前記ロボットハンドにより拘束されている前記容器本
    体に取付けられた状態の前記蓋と平行に離間した一つの平面内にあるように設けられ、水平面上に載置された状態の前記容器本体上に載置された前記蓋に対して上方から接近して、これを吸着して持上げ可能とされたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  5. 請求項2において、
    前記ロボットハンドは、前記容器本体に取付けられた状態の前記蓋に外側から接近して、これを吸着可能な少なくとも2個の負圧吸盤を含む蓋吸着装置と、前記開閉機構における前記減圧路を開閉する圧力切替部と、を有してなり、前記蓋を前記蓋吸着装置に吸着したままで、前記容器本体に取付、取脱をするように構成され、
    前記負圧吸盤は、前記ロボットハンドに揺動自在に支持された揺動アームに設けられ、その吸着面が前記容器本体の中心軸線と平行、且つ、前記蓋と直交する直平面内にある待機状態と、この待機状態から90°回転して、前記容器本体上に載置された前記蓋から平行に離間した一つの平面内にある吸着開始位置となるようにされ、
    前記ロボットハンドは、前記蓋が載置されている前記容器本体を拘束した状態で、且つ、前記張出部に下方から当接して、前記負圧吸盤により前記蓋を吸着した状態で前記容器本体を支持可能とされたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  6. 請求項4において、
    前記ロボットハンドは、前記蓋が取付けられている前記容器本体を拘束した状態で、且つ、前記負圧吸盤により前記蓋を吸着した状態で前記張出部に下方から当接して、前記容器本体を支持可能とされたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  7. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記シール材は、前記張出部に外側から密着している状態で、その下端部分が、前記張出部の下側に延在する下側保持部を有し、
    前記下側保持部は、前記シール材の前記密着している状態のとき、前記張出部の下側面と前記ロボットハンドの上端との間に、挟み込まれ得るように構成されたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  8. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記ロボットハンドは、前記容器本体の外周を隙間をもって拘束する容器拘束面が、前記容器本体の外周の周方向長さの50%を超える周方向長さを有して構成されたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  9. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記ロボットにより前記容器を移載可能で、且つ、移載された前記容器を水平面内での目標の座標位置に移動可能なターンテーブル、及び、このターンテーブル上の前記容器を撮影して、その水平面内での座標位置情報を取得するターンテーブルカメラを備えた、ターンテーブルユニットと、
    前記ターンテーブルの上方又は側方に隣接して配置され、前記ターンテーブル上の前記容器から取脱された前記蓋を載置する蓋置き台と、
    前記蓋置き台に隣接して配置され、前記蓋が取脱された、前記ターンテーブル上の前記容器の容器本体を複数載置可能な容器棚と、
    有してなり、
    前記容器はパレット上に載置された状態で、入出庫室に出入れされ、
    前記制御装置は、前記ターンテーブルカメラからの、前記ターンテーブル上における前記容器の座標位置情報の信号、前記蓋置き台における前記蓋の有無の蓋在荷情報の信号、及び、前記容器棚における前記容器の有無の容器在荷情報の信号に基づいて、前記ロボットを制御して、前記ロボットハンドにより、前記パレット上の前記容器を一缶ずつ前記ターンテーブル上に移載し、この移載された前記容器から一缶ずつ前記蓋を取り脱して、前記蓋置き台上に載置させ、前記蓋を取脱した後の前記容器本体を、一缶ずつ、前記容器棚に移載させるように構成されたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  10. 請求項において、
    前記ターンテーブルユニットには、前記ロボットハンドにより把持された状態の前記容器における前記容器本体及び前記蓋にそれぞれ設けられたIDコードを読取るためのコードリーダが設けられ、
    前記コードリーダは、読取った前記容器本体のID信号、及び前記蓋のID信号を、前記制御装置に出力するようにされ、前記制御装置は、取脱された前記蓋を、IDが一致する前記容器本体にのみ、取付けるようにされたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
  11. 請求項において、
    前記蓋置き台に隣接して、前記容器本体から取脱された前記蓋の内側に付着している、前記容器本体内の収容物の一部を除去する蓋裏清掃装置を設けてなり、前記制御装置は、前記ロボットハンドにより前記容器本体から取脱された状態の前記蓋の裏面の付着物の除去動作をさせるように構成されたことを特徴とする容器のロボットハンドリングシステム。
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