JP7252071B2 - チューブ接合装置及び着脱部材 - Google Patents
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本実施形態におけるチューブ接合装置1は、図15に示すように腹膜の透析液バッグT11側のチューブT1の端部及び腹膜透析を行う患者(使用者M)の腹膜カテーテルT26側のチューブT2の端部を溶断して接合する医療装置として構成している。
筐体10は、図1、2に示すように、略六面体の上側面にあたる上部分11と、上部分11の下方に配置され略六面体の上側面以外の側面を構成する下部分12と、を組合わせたケースによって構成している。上部分11は、後方から前方に向かって傾斜するように形成している。
<クランプ部>
クランプ部20は、チューブT1、T2を並置した状態で保持し、溶断に際してチューブT1、T2を互いに押付け、溶断後にチューブT1の片側とチューブT2の片側との位置を入替え、チューブT1、T2の一方を左右方向Yにおいて他方に押付ける。
<インターロック>
インターロック30は、溶断-接合の際に、クランプ部20がチューブT1、T2を挟込んだ状態にロックする機能を備えている。すなわち、インターロック30は、蓋部22を閉じた際にチューブT1、T2の溶断及び接合が終わるまで蓋部22を閉じた状態に維持する。インターロック30は、本実施形態において図12に示すように電磁駆動式のソレノイドのロッド31により構成している。
<収容部>
収納部40は、図3に示す箇所に位置しており、筐体10に挿入されたウェハーカセットWCを収納する機能、及びウェハーカセットWC内のウェハーWFの残量を検出する機能を備えている。収納部40は、挿入孔11cから挿入されたウェハーカセットWCが装着される装着部(図示省略)と、ウェハーカセットWC内のウェハーWFの残量を検出可能なウェハー検出部41(図14参照)と、を備えている。ウェハー検出部41は、例えば、公知のフォトセンサによって構成することができる。
送り部50は、図3に示す箇所に位置しており、ウェハーWFを溶断位置まで送り出し、溶断に際してウェハーWFを加熱し、使用後のウェハーWFを冷却し、使用後のウェハーWFを筐体10の外部へ送り出す。ウェハーWFは、送り部50によってチューブT1、T2の長手方向と交差する方向においてチューブT1、T2に接近離間可能に構成している。着脱部材228の着脱部228bは、ウェハーWFがチューブT1、T2の溶断位置にある状態において少なくとも取外し可能に構成している。
操作部60は、使用者によって操作可能に構成しており、使用者Mからチューブ接合装置1への指示を受付ける。操作部60は、図2に示すように、チューブ接合装置1の電源のON/OFFを切替えるスイッチ等を含む。操作部60は、本実施形態において「電源」ボタンと、報知部70によって報知された内容を「もう一回聞く」ボタンと、を備える。操作部60は、チューブT1、T2の溶断及び接合を行う通常の操作と異なる操作をした際に蓋部22を閉じた状態においてインターロック30による蓋部22を閉じた状態の維持を解除可能に構成している。操作部60は、本実施形態において図2に示すように筐体10の上部分11の後端側に設けているが、具体的な位置はこれに限定されない。
報知部70は、チューブT1、T2の取り扱い等の使用者Mに必要な情報を報知する。報知部70は、図1、3に示すように、使用者Mに必要な情報を表示する複数の表示部71、72と、音声によって使用者Mに必要な情報を報知するスピーカ73と、を備えている。表示部71、72は、チューブ接合に必要な情報を報知するが、本実施形態では「チューブ接合の進行状況」を示すランプ、「電源を押す」ことを促すランプ、「蓋部22を開ける」ことを促すランプ、及び装置の「故障」を報知するランプ等を備えている。報知部70は、回転検出部27によってチューブT1、T2が蓋部22を開閉できる所定の角度範囲に位置していないことを検出した際に着脱部228bを蓋部22から取外すように報知する。
電力供給部80は、チューブ接合装置1の各部に電力を供給する機能を備えている。電力供給部80は、図1、3に示すように、各部に電力を供給可能なバッテリ81と、バッテリ81を充電するための充電器82と、を備えている。
制御部90は、マイクロコンピュータなどによって構成できる。制御部90は、CPUと、CPUにより実行される装置全体の制御プログラムや各種データを記憶するROMと、ワークエリアとして測定データや各種データを一時的に記憶するRAMとを備えている。
ウェハーカセットWCは、図1に示すように、複数枚のウェハーWFを収納している。ウェハーカセットWCは、チューブ接合装置1の挿入孔11cを介して出入れされる。使用されたウェハーWFは、図4に示すように、第1台座211と第2台座212の間の隙間21aから筐体10の外部へ取出される。
チューブT1は、本実施形態では腹膜の透析液バッグT11側のチューブによって構成している(図15参照)。具体的には、チューブT1の先端部には所定のコネクタT12を取付けている。チューブT1の反対側は、分岐管T13を介して、透析液バッグT11の透析液チューブT14に接続している。さらにチューブT1は、分岐管T13を介して、排液用バッグT15の排液チューブT16に接続している。
次に、チューブ接合セットSの使用例について説明する。図16は、本実施形態に係るチューブ接合セットSの使用例について示すフローチャートである。まず、使用者Mは、チューブ接合装置1を使用するに際し、ウェハーカセットWCをチューブ接合装置1の挿入孔11cに挿入する。次に、使用者Mは、操作部60の「電源」ボタンを押して、チューブ接合装置1の電源をONにする。
21 台座、
213 被係合部、
22 蓋部、
223 カバー、
225 係合爪(係合部)、
227 第2回転軸(回転軸)、
228 着脱部材、
228b 着脱部、
25a 固定側押付け部(第1押付け部)、
25b 可動側押付け部(第2押付け部)、
30 インターロック、
60 操作部、
70 報知部、
T1 チューブ(第1チューブ)、
T2 チューブ(第2チューブ)、
WF ウェハー(切断部材)。
Claims (7)
- 加熱した板状の切断部材によって第1チューブの端部と第2チューブの端部を溶断した後、前記第1チューブの溶断した端部と前記第2チューブの溶断した端部を入替えて接合するチューブ接合装置であって、
溶断された前記第1チューブと前記第2チューブとを接近させて押付ける第1押付け部と、
溶断され、前記第1押付け部によって押付けられた一方の前記第1チューブ及び前記第2チューブに対して他方の前記第1チューブ及び前記第2チューブを回転させ、かつ前記一方の前記第1チューブ及び前記第2チューブに対して前記他方の前記第1チューブと前記第2チューブを接近させて押付ける第2押付け部と、
前記第1押付け部及び前記第2押付け部の一部を設置可能な台座と、
前記他方の前記第1チューブ及び前記第2チューブが一定の角度範囲に位置した際に開閉可能に構成される蓋部と、を有し、
前記蓋部は、着脱可能に構成され、取付け状態において前記蓋部の側の前記第1押付け部及び前記第2押付け部の少なくとも一方を前記蓋部と連動可能にし、取外し状態において前記蓋部の側の前記第1押付け部及び前記第2押付け部のうちの取付け状態において連動可能にされた方と前記蓋部との連動を解除可能な着脱部と、を備えるチューブ接合装置。 - 前記着脱部は、前記第2押付け部の側に設けられる請求項1に記載のチューブ接合装置。
- 前記台座は、前記蓋部と係合可能な被係合部を複数備え、
前記蓋部は、使用者によって把持可能な把持部と、前記台座における複数の前記被係合部と各々係合可能であって前記把持部に設けられる複数の係合部と、をさらに備え、
前記着脱部は、前記把持部及び前記係合部に挿通可能に構成され、挿通によって前記第1押付け部及び前記第2押付け部の少なくとも一方を前記蓋部と連動させ、前記把持部及び前記係合部から取外すことによって前記第1押付け部及び前記第2押付け部のうちの挿通によって連動可能にされた方と前記蓋部との連動を解除する棒状部材を備え、
前記把持部及び前記係合部は、前記着脱部の前記棒状部材を挿通させる穴部を備える請求項1又は2に記載のチューブ接合装置。 - 前記切断部材は、前記第1チューブと前記第2チューブの長手方向と交差する方向において前記第1チューブ及び前記第2チューブに接近離間可能に構成され、
前記着脱部は、前記切断部材が前記第1チューブ及び前記第2チューブを溶断する溶断位置にある状態において少なくとも取外し可能に構成される請求項1~3のいずれか1項に記載のチューブ接合装置。 - 前記第1チューブ及び前記第2チューブの回転位置を検出する回転検出部と、
使用者に対して前記第1チューブ及び前記第2チューブの取り扱いについて報知する報知部と、をさらに有し、
前記報知部は、前記回転検出部によって前記第1チューブと前記第2チューブが前記角度範囲に位置していないことを検出した際に前記着脱部を前記蓋部から取外すように報知する請求項1~4のいずれか1項に記載のチューブ接合装置。 - 突出した状態で前記蓋部をロックし、収納されることで前記蓋部をロックした状態を解除するロッドを備えるインターロックをさらに有し、
前記インターロックは、前記第1チューブ及び前記第2チューブの溶断及び接合を行う操作と異なる操作をした際に、前記蓋部をロックした状態を解除するように前記ロッドを収納する請求項5に記載のチューブ接合装置。 - 前記着脱部を備えた請求項1~6のいずれか1項に記載のチューブ接合装置に用いられる着脱部材。
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