JP7251832B2 - シート溶着装置 - Google Patents
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C65/00—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
- B29C65/02—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure
Description
シート溶着装置10は、原反繰り出し装置1と、中継ローラ2、導入ローラ3、導出ローラ4からなるシート搬送部50、導入ローラ3と導出ローラ4との間に介在する基台となる中板6を有する。
図2の側面図から理解できるように、シートS1とシートS2とが中板6を挟み込むようにして、シートS1,S2は導入ローラ3から導出ローラ4へと垂下している。さらに、中板6を中心にしてシートS1,S2を挟むように反対の位置(シートS1,S2の外側の面)には保護シート20が設けられている。保護シート20の面は、中板6の面と略平行となっている。保護シート20は、熱圧着部40による加熱によっても溶融しない耐熱性と、熱圧着部40によって保護シート20を押圧してもその押圧がシートS1,S2と中板6に伝わる可撓性を有し、且つ熱圧着部40からの熱がシートS1,S2に伝わりやすい素材と厚さから構成されている。尚、保護シート20の必要な特性は、後にも説明するが、熱圧着部40、とりわけ、熱圧着部40として加熱用ローラヘッド41を利用した場合の保護シート20上での加熱用ローラヘッド41の移動や向きの変化に対しても、保護シート20が過度に捻れてシートS1,S2の熱溶着を阻害しない程度の強度と滑りやすさをも考慮して選択されている。
(項目1)
互いが接合されていない対面を有する少なくとも2つの複層を有するシートに対して当該対面を所定のパターンに熱溶着により接合するためのシート溶着装置であって、
縦方向に延在する少なくとも一つの面を有する基台と、
前記基台の少なくとも一つの面側に上から下にシートを送り出すために設けられたシート搬送部と、
前記基台の面と協働して前記シートを間に挟むように構成された保護シートと、
前記基台と前記保護シートとで前記シートを挟んで当該保護シートの外側の面から前記基台の面方向に押圧して熱を加えながらシートの前記少なくとも2つの複層間を所定のパターンで溶着するように前記保護シートの面上を2次元で押圧移動するように構成された加熱圧着部と、を有するシート溶着装置。
(項目2)
更に、前記基台が上下に垂下する中板からなり、当該中板の少なくとも一方の面側にシートが上下に延在してセットされるように構成された、項目1に記載のシート溶着装置。
(項目3)
更に、前記シート搬送部が、2枚のシートの各々を前記中板の両面の別々の面上に沿って上から下に送るように構成さており、前記保護シートは、中板を中心として上記2枚のシートの外側の面に各々が配設されるようにした少なくとも1対の保護シートからなり、
前記加熱圧着部は、保護シートの各々の外側の面から中板方向に押圧して熱を加えながら対応する前記2枚の各々のシートの少なくとも2つの複層間を所定のパターンで溶着するように保護シート上を少なくとも2次元で移動するように構成された少なくとも一対の加熱圧着部とから構成されている、項目2に記載のシート溶着装置。
(項目4)
更に、所定のパターンに溶着された後のシートと保護シートとの間とを離間するためにシートと保護シートの間で横断して移動する剥離部が設けられている、項目1乃至3のいずれかに記載のシート溶着装置。
(項目5)
前記剥離部は剥離バーからなる、項目4に記載のシート溶着装置。
(項目6)
更に、前記シート搬送部は、前記中板の近傍に設けられて2枚のシートが略離間した状態で上記中板の両面上にそれぞれ搬送されるようにした少なくとも一対の補助ローラを有する、項目2または3に記載のシート溶着装置。
(項目7)
前記加熱圧着部は加熱用のローラヘッド、軸回転可能なボール状ヘッド、または先端が円形のヘッドからなる、項目1乃至3のいずれかに記載のシート溶着装置。
(項目8)
更に、前記加熱圧着部は、互いに直交する2つのバーに沿って移動するように構成され、各バー上の加熱圧着部の位置に応じて、シートに形成される溶着パターンの位置が規定されるようにした、項目1乃至3のいずれかに記載のシート溶着装置。
(項目9)
更に、前記2枚のシートが前記中板に搬送される前に前記シート搬送部によって面が密接するように重ねられるようにした、項目2または3に記載のシート溶着装置。
(項目10)
前記ローラヘッドは、2次元移動する方向に応じて当該ローラヘッドの向きが変えられるようにした、項目7に記載のシート溶着装置。
1 原反繰り出し装置
2 中継ローラ
3 導入ローラ
4 導出ローラ
6 中板
10 シート溶着装置
20 保護シート
20a 巻き取り駆動部
21 保護シート用ローラ
30 離剥部、剥離バー
30a 離剥駆動部
40 熱圧着部
40a 移動および回転駆動部
41 加熱ヘッド
42 押圧・待機位置調整部
43a、43b 加熱ヘッド支持摺動部材
45 ベルト
46 モータ
50a シート搬送駆動部
61,62 摺動バー
70 制御装置
80 メモリ
Claims (2)
- 少なくとも2枚以上の複数のシート間を溶着するための装置であって、
基台の少なくとも一方の面へと前記複数のシートを送り出す手段と、
送り出された前記複数のシートに対して前記基台の方に押圧しながら前記複数のシート間を熱溶着する手段と、
を有し、
前記送り出す手段は、前記複数のシートを前記基台の一方の面に送り出し、少なくとも2枚以上の複数の他のシートを前記基台の他方の面に送り出すように構成され、
前記熱溶着する手段は、前記基台を挟んで前記複数のシートと前記複数の他のシートを挟んで両方向から押圧して各複数のシート間を溶着するように構成される、装置。 - 少なくとも2枚以上の複数のシート間を溶着するための制御装置であって、
シートを送り出す手段によって基台の少なくとも一方の面へと前記複数のシートを送り出させ、
送り出された複数のシートの面上に沿って熱溶着するための手段を移動させ、前記基台の方に前記複数のシートを指圧しながら所定のパターンに熱溶着させる、
ように構成され、
前記送り出す手段は、前記複数のシートを前記基台の一方の面に送り出し、少なくとも2枚以上の複数の他のシートを前記基台の他方の面に送り出すように構成され、
前記熱溶着する手段は、前記基台を挟んで前記複数のシートと前記複数の他のシートを挟んで両方向から押圧して各複数のシート間を溶着するように構成される、制御装置。
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