JP7249940B2 - インテリジェントな腫瘍サイズの変更通知を伴う腫瘍追跡 - Google Patents

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Description

本願は一般に、医用撮像及び癌治療に関し、より詳細には、コンピュータ断層撮影(CT)再構成、陽電子放出断層撮影(PET)、単光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)、磁気共鳴(MR)、及びそれらの組み合わせなどの医用撮像モダリティからの医用画像における病変測定の縦断追跡に関する。
医用画像の解釈は、病変の寸法などの定量的測定を含み得る。例えば、Response Evaluation Criteria In Solid Tumors(RECIST)では、腫瘤性病変の測定は、長径で病変を横切って行われ、リンパ節病変の測定は、短径で病変を横切って行われる。両方の直径はしばしば、特に未分化病変について測定される。RECIST又は世界保健機関(WHO)のガイドラインなどのガイドラインは、測定された腫瘍の評価における標準治療を確立する。
例えば、RECISTのガイドラインは、治療の種類とスケジュールに基づき、治療後3~4ヶ月、又はフェーズII試験の間6~8週間の画像検査及び腫瘍成長の評価を要求する。腫瘍成長の評価は、現在の検査E(0)における病変を最近の検査E(-1)と比較し、直径において20%の閾値を超える成長を備える腫瘍を進行性疾患(PD)として識別し、直径において20%の閾値未満の成長を安定した疾患(SD)として識別する。世界保健機関(WHO)は30%の閾値を使用する。比較のための短径又は長径の選択は、腫瘤又はリンパ節のいずれかである病変の病理学に従う。正式なガイドラインによれば、腫瘍の病状は通常、患者の治療オプションを決定するのに使用される。
現在の腫瘍学的診療における1つの問題は、「クリープ」の存在の可能性であり、これは、任意の2つの連続した検査の間「安定した疾患」として見える病変が、より長い期間で明白に成長することである。例えば、連続した検査の間に、病変は、RECISTガイドラインによる20%未満の成長として測定されるが、病変はまだ成長している。
放射線科医などの医療専門家は、患者の医療画像を受け取り、その画像を解釈又は読み取る。これは、病変の測定、病理の分類、レポートの作成を含む。医療専門家は、医用画像を解釈し、腫瘍専門医などの他の医療専門家が患者を治療するために使用されることができるレポートを作成することに時間的なプレッシャーを受けているが、標準治療に従うことが期待される。即ち、医療従事者は標準治療を超えることができるが、彼らはまた、標準治療を満たし、これと一致しているべきである。
本書に記載される側面は、上述した課題その他を解決する。
本願は、腫瘍追跡のガイドラインと一致し、これを超える縦断腫瘍追跡を説明する。腫瘍追跡デバイス及び方法は、最新ではない以前の各測定からの病変の成長、以前の測定の関数による成長、以前の測定のタイミングに関して調整された成長などの以前の検査の他の成長特性、未分化病理、及びそれらの組み合わせを考慮するインテリジェントな縦断比較の通知を含む。いくつかの実施形態では、未分化病変の病理学は、追跡病変の臨床的記述から得られる。いくつかの実施形態では、通知は、医療レポートに関して生成される。
一態様では、腫瘍追跡デバイスは、ガイドラインエンジン、検出エンジン、及びユーザインタフェースを含む。ガイドラインエンジンは、対象の医用画像に基づき少なくとも1つの病変の現在の測定値及び複数の以前の測定値を受信し、上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値のそれぞれが、時系列的に識別される。ガイドラインエンジンは、上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最近の測定値との間の成長を計算する。検出エンジンは、上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の成長を計算し、及び上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の計算された成長が、医療ガイドラインによる閾値を超え、かつ上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最近の測定値との間の計算された成長が、閾値を超えないことに基づき、上記最新ではない測定値の少なくとも1つを識別する。ユーザインタフェースは、上記少なくとも1つの病変の上記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のインジケータを表示デバイスに表示する。
別の態様では、腫瘍追跡の方法が、対象の医用画像に基づき少なくとも1つの病変の現在の測定値と複数の以前の測定値を受信するステップであって、上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値のそれぞれが、時系列的に識別される、ステップを含む。上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最近の測定値との間の成長が計算される。上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の成長が計算される。上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の計算された成長が、医療ガイドラインによる閾値を超え、かつ上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最近の測定値との間の計算された成長が、閾値を超えないことに基づき、上記最新ではない測定値の少なくとも1つが識別される。上記少なくとも1つの病変の上記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のインジケータが表示デバイスに表示される。
別の態様では、命令を搬送する非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供され、上記命令が、1つ又は複数のプロセッサが、対象の医用画像に基づき少なくとも1つの病変の現在の測定値及び複数の以前の測定値を受信するよう制御し、上記現在の測定値及び上記複数の以前の測定値のそれぞれが時系列的に識別される。プロセッサは更に、上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最近の測定値との間の成長を計算し、上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の成長を計算するよう制御される。プロセッサは更に、上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の計算された成長が、医療ガイドラインによる閾値を超え、かつ上記現在の測定値と上記複数の以前の測定値の最近の測定値との間の計算された成長が、閾値を超えないことに基づき、上記最新ではない測定値の少なくとも1つを識別するよう構成される。プロセッサは更に、上記少なくとも1つの病変の上記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のインジケータを表示デバイスに表示するよう制御される。
本発明のこれらの及び他の態様が、以下に説明される実施形態より明らとなり、これらの実施形態を参照して説明されることになる。
腫瘍追跡デバイスを備える医用撮像システムの一実施形態を概略的に示す図である。 インテリジェントな縦断比較を用いた縦断腫瘍測定の表示例を概略的に示す図である。 インテリジェントな縦断比較を用いた縦断腫瘍測定の例示的なグラフィック表示を概略的に示す図である。 インテリジェントな縦断比較を用いて腫瘍測定値を縦断的に追跡する方法の一実施形態のフローチャート示す図である。
本発明は、様々な要素及び要素の配列の形式並びに様々なステップ及びステップの配列の形式を取ることができる。図面は、好ましい実施形態を説明するためだけにあり、本発明を限定するものとして解釈されるべきものではない。
図1を参照すると、腫瘍追跡デバイス110を備える医用撮像システム100の実施形態が概略的に示される。対象の医用画像は、コンピュータ断層撮影(CT)スキャナ、磁気共鳴(MR)スキャナ、陽電子放出断層撮影(PET)スキャナ、単光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)スキャナ、超音波(US)スキャナ、それらの組み合わせなどの医用撮像スキャナ112から直接生成及び受信されることができる。医用画像は、画像保管通信システム(PACS)、放射線医学情報システム(RIS)、電子医療記録(EMR)、病院情報システム(HIS)などの記憶サブシステム114に記憶され、及びそこから受信されることができる。
測定ツール116は、病変の長径118、病変の短径120、及び/又はその両方などの医用画像における病変を測定することができる。測定値は、時系列で識別される。例えば、測定値は、日付スタンプ122、日付/時刻スタンプなどを含むことができる。いくつかの実施形態では、日付スタンプ122は、医学におけるデジタル画像形成及び通信(DICOM)ヘッダなどの画像検査又は試験のメタデータから取り出されることができる。測定値は、医用画像又は画像検査による現在の測定値124、及び以前の医用画像又は画像検査による以前の測定値126を含む。測定値は各病変に応じており、符号128でラベル付けされることができる。
ガイドラインエンジン130は、現在の測定値124及び以前の測定値126を受け取る。いくつかの実施形態において、ガイドラインエンジン130は、測定ツール116から現在の測定値124を受け取る。いくつかの実施形態では、ガイドラインエンジン130は、記憶サブシステム114から現在の測定値124及び/又は以前の測定値126を受け取る。
ガイドラインエンジン130は、測定された各病変について、現在の測定値124、E(0)と、以前の測定値126の最近の測定値E(-1)との間の成長を計算する。例えば、57.9mmの現在の測定値及び50.6mmの最近の測定値の成長率は、14%((E(0)-E(-1))/E(-1))であり、これはRECISTのガイドラインによる20%の閾値未満であり、従って安定した疾患(SD)である。腫瘤病変に関しては、長径の測定値が使用される。リンパ節に関しては、短径の測定値が使用される。病変の種類が未知である未分化病変に関しては、長径及び短径のそれぞれについての成長率が計算されることができる。いくつかの実施形態では、測定された病変の成長率が進行性疾患(PD)に関するガイドライン閾値を超えることが識別される。いくつかの場合では、これは、ガイドラインによる標準治療を満たしており、これは、PDのインジケータによる通知を含む。
検出エンジン132は、現在の測定値124と以前の検査の特性との間の成長を計算する。この成長は例えば、最新ではない以前の各検査からの成長、以前の検査からの測定値の関数に基づかれる成長、以前の検査のタイミング、未分化病理及び/又はそれらの組み合わせに関して調整された成長である。いくつかの実施形態では、以前の検査は、現在の測定の日付からの最大間隔に制限されることができる。いくつかの実施形態では、以前の検査は、現在の治療の種類の日付に基づき制限されることができる。いくつかの実施形態では、長径測定、短径測定又は両方の測定に関する特性が決定されることができる。検出エンジンは、その特性がPDに関するガイドライン閾値よりも大きい少なくとも1つの以前の測定値を識別する。
ユーザインタフェース134は、以前の測定値、及び/又はガイドラインに基づきPDとして識別された病変、並びにそれらの組み合わせの視覚的インジケータ138を表示デバイス136に表示する。インジケータ138は、表示されたシンボル、表示された形状、複数の以前の測定値の中の1つ又は複数の測定値の表示強度における差、複数の以前の測定値の中の1つ又は複数の測定値のコントラストにおける差、複数の以前の測定値の中の1つ又は複数の測定値の色差及びそれらの組み合わせを含むことができる。例えば、「N」は、以前の測定値の最低点又は最下位の測定値が対応する直径に関する成長閾値を超えることを示すことができ、最低点の値が強調表示されることができる。別の例では、「1」は、最初の最近の以前の測定が、対応する直径に関する成長閾値を超えることを示すことができ、その測定に関して色が変化する。別の例では、シンボルの組み合わせは、最低点による成長に関する「NR」と、時間調整された成長に関する「R」とを含むことができる。いくつかの実施形態では、インジケータは、ガイドラインに関する「G」といったガイドラインによる成長の識別を含む。いくつかの実施形態では、シンボルは使用されず、以前の測定における色の変化のみが使用される。いくつかの実施形態では、形状が使用される。いくつかの例では、インジケータ138による通知は、PD/SDに関するガイドラインを満たし、「クリープ」を含むことができる進行性疾患の他の特徴を考慮することによりガイドラインを超える。
いくつかの実施形態では、表示デバイス136上の表示は、図1の表示例に示されるように時系列的又は縦断的に順序付けられた測定値を備える測定された病変を含むことができる。病変は、文字入力領域140において入力又は注釈付けされることができるラベル128を含むことができる。表示デバイス136上の表示は、検査122の日付を含むことができる。
ユーザインタフェース134は、入力142に基づき、インジケータ138を含むレポートを生成することができる。生成されたレポートは、ガイドラインに基づき進行性疾患(PD)に関する閾値を超える、任意の病変のラベル128、現在の測定値124、及び最近の以前の測定値126などのガイドラインによる測定に関する情報を含むことができる。フォーマットは、ディスプレイと同じでも異なっていてもかまわない。例えば、レポートは、テキストとしてフォーマットされることができる。一例は、「点状の粗石灰化を伴う腸間膜腫瘤が、2015年12月7日の23.0mmから2016年2月7日の32.1mmまでの40%の成長を伴い、これは、進行性疾患に関するRECISTガイドラインを超える。」である。生成されたレポートは、他の成長特性に関する情報を含むことができる。一例は、「セグメント6の病変は、RECISTガイドラインに基づきSDとして示され、これは、2015年12月7日の検査の50.6mmから、2016年2月7日の検査の59.9mmまでの20%未満の成長である。しかしながら、病変は、2015年6月7日の検査で測定された35.6mmの最低点より63%の成長を示す。」である。
病変特徴付けエンジン144は、病変の臨床的記述又はラベル128から病変病理を得ることができる。例えば、病変に関する対応するラベルが、単語「腫瘤」を含む場合、病理学は、病変の腫瘤として指定されることができる。病変の説明に使用される用語は、腫瘤病変及びリンパ節病変に対して異なるが、この用語を使用して、間接的に病理が得られることができる。ガイドラインエンジン130及び検出エンジン132は、得られた病理学を使用して、ガイドラインに対する成長及び更なる特性を計算するのに、測定値のセットのどれを、例えば長径又は短径を使用するかを決定する。
測定ツール116、ガイドラインエンジン130、検出エンジン132、ユーザインタフェース134、及び病変特徴付けエンジン144は、コンピューティングデバイス152の1つ又は複数のプロセッサ150といった1つ又は複数の構成されたプロセッサにより適切に実現される。構成されたプロセッサ150は、コンピューティングデバイス152のメモリ154といったコンピュータ可読記憶媒体に格納された少なくとも1つのコンピュータ可読命令を実行する。これは、一時的媒体を除外し、開示された病変測定、ガイドライン評価、成長計算、測定の識別及び表示、病変特性の導出、並びに表示技術を実行するための物理メモリ及び/又は他の非一時的媒体を含む。構成されたプロセッサはまた、搬送波、信号又は他の一時的媒体により運ばれる1つ又は複数のコンピュータ可読命令を実行することができる。コンピューティングデバイス152は、腫瘍追跡デバイス110を適切に具体化したものであり、ワークステーション、ラップトップ、タブレット、スマートフォン、身体装着型コンピューティングデバイス、サーバ、組み合わせなどを含むことができる。図に表される要素間の線は、1つ又は複数の通信ネットワーク160を介した有線又は無線とされることができる通信経路を表す。
コンピューティングデバイス150は、コンピュータディスプレイ、プロジェクタ、身体装着ディスプレイなどのようなディスプレイデバイス136と、マウス、キーボード、マイクロフォン、タッチ又はジェスチャインターフェースなどのような1つ又は複数の入力デバイス156とを含む。コンピューティングデバイス152は、デジタルプロセッサ、マイクロプロセッサ、電子プロセッサ、光プロセッサ、マルチプロセッサ、ピアツーピアプロセッサ又は協調動作プロセッサを含む分散プロセッサ、クライアントサーバ配置のプロセッサなどの1つ又は複数のプロセッサ150を含む。
図2を参照すると、インテリジェントな縦断比較を用いた縦断腫瘍測定の表示例が概略的に示される。いくつかの実施形態では、検出エンジン132は、現在の測定値124と、前の測定値126の最新ではない測定値200のそれぞれ(E(-2)からE(-N))との間の成長を計算する。例えば、"セグメント6病変"では、E(-2)の55.5mmの長径118とE(0)の59.9mmとの間、E(-3)の57.0mmの長径118とE(0)の59.9mmとの間、E(-4)の35.6mmの長径118とE(0)の59.9mmとの間;E(-2)の40.8mmの短径120とE(0)の51.3mmとの間、E(-3)の35.2mmの短径120とE(0)の51.3mmとの間、及びE(-4)の59.5mmの短径120とE(0)の51.3mmとの間で、成長が計算される。各計算の成長は、例えばRECISTによる20%のガイドライン閾値と比較される。これは、長径で特徴的な成長を示すE(-4)を識別し、未分化病変に関して短軸で特徴的な成長を示すE(-2)及びE(-3)を識別する。
いくつかの実施形態では、検出エンジン132は、現在の測定値124と、最小値、平均値、中央値などのような以前の測定値126の関数との間の成長を計算する。例えば、成長は、(E(-1)からE(-N))までの最小と現在の測定値124との間で計算される。いくつかの例では、最小値に基づき計算された成長は、最低点又は最小点との比較を表す。40.8、42.5、35.2及び59.5である短径120「セグメント6病変」の以前の測定を使用して、最小値又は最低点は、E(-3)の35.2mmとして識別され、最低点から51.3mmである現在の測定値124への成長は、46%である。
いくつかの実施形態では、検出エンジン132は、測定値の時系列に基づき、現在の測定値124と以前の測定値126のそれぞれとの間の計算された成長を調整する。例えば、ガイドライン/治療の種類及びスケジュールに基づく期間が60日であり、現在の測定値が2016年2月7日時点であり、以前の測定値は2015年12月28日である場合、実際の検査間隔は、60日ではなく41日である。「セグメント6病変」の長径118のE(-1)の50.6mmからE(0)の57.9mmまでの成長を用いて、ガイドラインエンジン130よる成長は、14%又はSDとなる。しかしながら、60/41の割合で調整すると、成長率は21%に調整され、ガイドラインの閾値を超える。いくつかの例では、検査間の日付又は日数による調整は、病変の特徴的な成長を示すことができる。
検出エンジン132は、指示されるべき最近の識別された以前の測定値126又は識別された非最新の測定値200を選択することができる。ユーザインタフェース134は、選択された、最近の識別された以前の測定値126又は最新ではない測定値の少なくとも1つに関するインジケータ138を表示することができる。例えば、未分化病変の短軸における特徴的な成長を示す上記の例のE(-2)及びE(-3)では、E(-2)及びE(-3)のうち最近のものはE(-2)である。いくつかの場合では、選択された最近のものだけを示すインジケータ138は、関連する特徴的な成長を示す最近の成長を識別することができる。
いくつかの実施形態において、特徴的な成長は、ガイドラインの成長がSDとして示す長径118又は短径120の測定値に対してのみ示される。
図3を参照すると、インテリジェントな縦断比較300を用いた縦断腫瘍測定の例示的なグラフィック表示が概略的に示される。例示的なグラフィック表示は、時系列順に並べられた検査又は研究の水平軸、及びミリメートル(mm)単位の病変測定の垂直軸を含む。ユーザインタフェース134は、検査の日付ごとにグラフィカルに表示されることができる。ユーザインタフェース134は、折れ線グラフ、棒グラフ、散布図などの時系列に基づき現在の測定値124及び複数の以前の測定値126をグラフィカルに表示することができる。ディスプレイは、長径測定値118、短径測定値120、又はその両方を含むことができる。ディスプレイは、識別された特徴的な成長のインジケータ138を含むことができる。
ディスプレイは、ガイドライン閾値を超える成長の範囲を示す閾値インジケータ302を含み得る。例示的なグラフィックディスプレイ300では、閾値インジケータ302は、短径測定値120の現在の測定値124から伸びる2つの破線、即ち50.7mmの現在の測定値への20%の成長として示される。閾値インジケータ302は代替的に、異なる色、強度、シンボル、それらの組み合わせなどを用いて含まれることができる。
インジケータ138は、識別された第1の非最新の測定値304及び識別された最低点306として示される。識別された第1の非最新の測定値304は、現在の測定値124に対して計算された成長が閾値を超えている最新ではない測定値200の最初のものである。表示例では、以前の測定値126の最近の測定値E(-1)が、ガイドラインエンジン130により計算された成長に関して使用される。残りの以前の測定値126又は最新ではない測定値E(-2)、E(-3)、E(-4)、E(-5)、及びE(-6)の間の成長が閾値と比較され、(E(-3)、E(-4)、E(-5)、E(-6))のそれぞれと現在の測定値124との間の成長が、閾値より大きいとして識別される。即ち、現在の測定値124と(E(-3)、E(-4)、E(-5)、E(-6))のそれぞれとの間の計算された成長が、閾値より大きいとして識別される。時系列的に、E(-3)が、計算された成長が閾値より大きい(E(-3)、E(-4)、E(-5)、E(-6))の最初の測定値として選択される。
図4を参照すると、インテリジェントな縦断比較を用いて腫瘍測定値を縦断的に追跡する方法の一実施形態がフローチャートで示される。
ステップ400で、対象の医用画像が受信されることができる。医用画像は、縦断的に追跡される病変を含む。医用画像は、医用撮像スキャナ112又は記憶サブシステム114から直接受け取られることができる。
ステップ410で、病変の現在の測定値124及び以前の測定値126が受信される。測定値は、測定された各病変に関する長径118、短径120、又はその両方を含むことができる。測定値は、各病変のラベル128又は説明を含む。測定値は、測定値が得られた検査の日付スタンプなどの測定値の年表を含む。現在の測定値124及び以前の測定値126は、記憶サブシステム114から受け取られることができる。現在の測定値124は、測定ツール116などによる医用画像の直接測定により受け取られることができる。
ステップ420で、1つ又は複数の病変の病理は、病理が未分化である場合、各病変のラベル128又は説明から導出されることができる。この導出は、腫瘤の病理学を示し、かつこれに特異的な、又はリンパ節の病理学を示し、かつこれに特異的な1つ若しくは複数の用語又は用語の組み合わせのマッチングを含み得る。
ステップ430で、現在の測定値124、E(0)と前の測定値126の最近の測定値E(-1)との間の成長が計算される。
ステップ440において、特徴的成長が計算される。特徴的な成長は、現在の測定値124と最新ではない測定値200のそれぞれとの間の成長を含むことができる。特徴的な成長は、現在の測定値124と最新ではない測定値の関数200との間の成長を含むことができる。特徴的な成長は、現在の測定値124と1つ又は複数の以前の測定値126との間の時間に関して調整された成長を含むことができる。例えば、ガイドライン成長率は、閾値と検査間の予想される時間間隔とに基づき決定される。調整された成長は、検査に関する予想時間間隔と実際の時間間隔との間の差により調整されることができる。特徴的な成長は、上記の組み合わせを含むことができる。
ステップ450で、特徴的成長がガイドライン閾値を超えることに基づき、特徴的成長に対応する以前の測定値が識別される。特徴的な成長は、ガイドラインに基づきSDとして決定される病変の測定値を含むことができ、ガイドラインに基づきPDとして決定される病変の測定値を除外することができる。例えば、計算された成長が閾値を超え、現在の測定値と最近の測定値との間の計算された成長が閾値未満であることに基づき、最新ではない測定値に対応する計算された成長が示される。識別は、最新ではない成長、以前の測定の関数、及び検査間の実際の時間間隔に関して調整された成長など、異なる計算による成長による1つ又は複数の以前の測定を含むことができる。
識別された以前の測定値のインジケータ138が、表示デバイス136に表示される。インジケータは、現在の測定値124若しくは以前の測定値126、又は対応する病変のラベル128と同じ場所に配置されることができる。ディスプレイは、図1を参照して示されるように、現在の測定値124と以前の測定値126とを含むことができる。インジケータ138の表示は、図3を参照して示されるようなグラフィック表示を含むことができる。
ステップ470で、医療レポートが入力に基づき生成されることができる。医療レポートは、インジケータ138を含み、これは図1を参照するとテキスト表示の表形式でフォーマットされることができるか、図3を参照してグラフィック形式でフォーマットされることができるか、又は図1を参照して説明されるようにテキストとしてフォーマットされることができる。
上記は、コンピュータ可読ストレージ媒体に埋め込まれる又はエンコードされることができるコンピュータ可読命令を用いて実現されることができる。これは、コンピュータプロセッサにより実行されるとき、プロセッサに上記のステップを実行させる。追加的に又は代替的に、コンピュータ可読命令の少なくとも1つは、信号、搬送波又は他の一時的媒体により搬送される。
本発明が、好ましい実施形態を参照して説明されてきた。上記の詳細な説明を読み及び理解すると、第三者は、修正及び変更を思いつくことができる。それらの修正及び変更が添付の特許請求の範囲又はその均等物の範囲内にある限り、本発明は、すべての斯かる修正及び変更を含むものとして構築されることが意図される。

Claims (17)

  1. 腫瘍の直径の増加率を追跡するデバイスであって、
    1つ又は複数のプロセッサを含むガイドラインエンジンであって、
    前記プロセッサが、対象の医用画像に基づき少なくとも1つの病変の現在の測定値及び複数の以前の測定値を受信し、前記現在の測定値及び前記複数の以前の測定値のそれぞれが時系列的に識別され、
    前記プロセッサは、前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新の測定値との間の前記増加率を計算する、ガイドラインエンジンと、
    1つ又は複数のプロセッサを含む検出エンジンであって、前記プロセッサが、
    前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の前記増加率を計算し、及び
    前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の計算された前記増加率が、医療ガイドラインによる閾値を超え、かつ前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新の測定値との間の計算された前記増加率が、前記閾値を超えないことに基づき、前記最新ではない測定値の少なくとも1つを識別する、検出エンジンと、
    前記少なくとも1つの病変の前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値の標識を表示デバイスに表示する1つ又は複数のプロセッサを含むユーザインタフェースとを有し、
    前記検出エンジンが更に、前記ガイドラインの閾値及び検査間の予想される時間間隔に基づき検査の時間間隔を決定し、
    前記検出エンジンは、前記最新ではない測定値のそれぞれの時系列及び前記決定された検査の時間間隔に基づき、前記計算された増加率を調整前記調整は、前記決定された検査の時間間隔を実際の検査の時間間隔で除算した値を前記増加率に乗算することにより実行される、
    腫瘍追跡デバイス。
  2. 前記検出エンジンが更に、前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のうちの最新のものを選択し、
    前記ユーザインタフェースは、前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のうちの前記選択された最新のものに関する標識を表示する、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記検出エンジンが計算する前記増加率が、前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の計算された最小との間の前記増加率を含む、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記ユーザインタフェースが更に、前記少なくとも1つの病変の前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値の標識を用いて、前記現在及び前記複数の以前の測定値をグラフ表示する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデバイス。
  5. 前記現在の測定値及び前記複数の以前の測定値のそれぞれが、長径測定値及び短径測定値を含み、
    用語のマッチングにより前記少なくとも1つの病変の臨床的記述から病変病理を得る1つ又は複数のプロセッサを備える病変特徴付けエンジンを更に有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデバイス。
  6. 前記ユーザインタフェースが更に、前記少なくとも1つの病変の前記標識及び対応する測定値を含む医療レポートを生成する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデバイス。
  7. 前記標識が、表示されたシンボル、表示された形状、前記複数の以前の測定値の中の1つ又は複数の表示強度における差、前記複数の以前の測定値の中の1つ又は複数のコントラストにおける差、及び前記複数の以前の測定値の中の1つ又は複数の色差を含む群からの1つ又は複数を含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 前記ユーザインタフェースが更に、
    医用撮像スキャナ及び医用画像記憶システムを含む群の少なくとも1つから、少なくとも1つの病変を含む対象の医用画像、前記対象を識別するデータ、及び時系列を受信し、かつ
    前記少なくとも1つの病変を含む前記医用画像のビューを表示し、
    更に、前記ビューに表示された前記少なくとも1つの病変の少なくとも1つの直径を測定し、前記現在の測定値を生成する測定ツールを更に有する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のデバイス。
  9. 医用撮像システムであって、
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載の腫瘍追跡デバイスと、
    対象をスキャンして前記医用画像を生成する医用画像スキャナとを有する、医用撮像システム。
  10. 腫瘍の直径の増加率を追跡するデバイスの作動方法において、前記デバイスは、1つ又は複数のプロセッサを含むガイドラインエンジンと、1つ又は複数のプロセッサを含む検出エンジンと、1つ又は複数のプロセッサを含むユーザインタフェースとを有し、
    前記ガイドラインエンジンのプロセッサが、対象の医用画像に基づき少なくとも1つの病変の現在の測定値と複数の以前の測定値を受信するステップであって、前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値のそれぞれが、時系列的に識別される、ステップと、
    前記ガイドラインエンジンのプロセッサが、前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新の測定値との間の前記増加率を計算するステップと、
    前記検出エンジンのプロセッサが、前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の前記増加率を計算するステップと、
    前記検出エンジンのプロセッサが、前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の計算された前記増加率が、医療ガイドラインによる閾値を超え、かつ前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新の測定値との間の計算された前記増加率が、前記閾値を超えないことに基づき、前記最新ではない測定値の少なくとも1つを識別するステップと、
    前記ユーザインタフェースのプロセッサが、前記少なくとも1つの病変の前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値の標識を表示デバイスに表示するステップとを有し、
    前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の前記増加率を計算するステップが、
    前記ガイドラインの閾値及び検査間の予想される時間間隔に基づき検査の時間間隔を決定するステップと、
    前記最新ではない測定値のそれぞれの時系列及び前記決定された検査の時間間隔に基づき、前記計算された増加率を調整するステップであって、前記調整するステップは、前記決定された検査の時間間隔を実際の検査の時間間隔で除算した値を前記増加率に乗算することにより実行される、ステップとを含む、
    方法。
  11. 前記識別するステップが、前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のうちの最新のものを選択するステップを含み、
    前記表示するステップは、前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のうちの前記選択された最新のものに関する標識を表示するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の前記増加率を計算するステップが、前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の計算された最小値との間の前記増加率を計算するステップを含む、請求項10乃至11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記表示するステップが、前記少なくとも1つの病変の前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値の標識を用いて、前記現在及び前記複数の以前の測定値を、折れ線グラフ、棒グラフ、散布図などの表示を実行するステップを含み、当該表示は、時系列順に並べられた検査を水平軸で表し、ミリメートル(mm)単位の病変の直径測定値を垂直軸で表す、請求項10乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記命令が、1つ又は複数のプロセッサが、対象の医用画像に基づき少なくとも1つの病変の現在の測定値及び複数の以前の測定値を受信するよう制御し、前記現在の測定値及び前記複数の以前の測定値のそれぞれが時系列的に識別され、
    前記命令は、前記プロセッサが、
    前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新の測定値との間の直径の増加率を計算し、
    前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の前記増加率を計算し、
    前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の計算された前記増加率が、医療ガイドラインによる閾値を超え、かつ前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新の測定値との間の計算された前記増加率が、前記閾値を超えないことに基づき、前記最新ではない測定値の少なくとも1つを識別し、及び
    前記少なくとも1つの病変の前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値の標識を表示デバイスに表示するよう制御し、
    前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の前記増加率を計算することが、
    前記ガイドラインの閾値及び検査間の予想される時間間隔に基づき検査の時間間隔を決定することと、
    前記最新ではない測定値のそれぞれの時系列及び前記決定された検査の時間間隔に基づき、前記計算された増加率を調整前記調整は、前記決定された検査の時間間隔を実際の検査の時間間隔で除算した値を前記増加率に乗算することにより実行されることとを含む、
    非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  15. 前記識別することが、前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のうちの最新のものを選択することを含み、
    前記表示することは、前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値のうちの前記選択された最新のものに関する標識を表示することを含む、請求項14に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  16. 前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の最新ではない測定値のそれぞれとの間の前記増加率を計算することが、前記現在の測定値と前記複数の以前の測定値の計算された最小値との間の前記増加率を計算することを含む、請求項14乃至15のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  17. 前記表示することが、前記少なくとも1つの病変の前記識別された少なくとも1つの最新ではない測定値の標識を用いて、前記現在の測定値及び前記複数の以前の測定値をグラフ表示することを含む、請求項14乃至16のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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