JP2017501494A - 患者所見の所見中心の縦断的なビューの自動生成 - Google Patents

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Abstract

患者所見の縦断的なビューを生成するシステムは、臨床ドキュメントから臨床所見を抽出する自然言語プロセッサエンジンを有する。時間分解能エンジンは、臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定する。視覚化グラフィカルユーザインターフェイスは、臨床ドキュメントと他の臨床ドキュメントとの間の臨床所見の相関を示す。自然言語プロセッサエンジンは、更に、1つ以上の画像を臨床所見とリンクする。

Description

本願は、患者所見の所見中心の縦断的なビューの自動生成に概して関係がある。それは、説明的な放射線医学報告から測定及び画像リファレンスを抽出し、他の放射線医学報告に対して測定及び画像リファレンスをレジストレーションすることに関連して特定の用途を見出し、その特定の参照をもって記載される。なお、それは、他の使用シナリオにおいても用途を見出し、上記の用途に必ずしも制限されない点が理解されるべきである。
日常的に、放射線科医は、適切な方法で患者を診断し治療するために、ますます多くの研究を扱う。患者、特にがん患者は、撮像検査をしばしば受け、時間とともに多くの研究、それによる報告を、自身の医学報告において積み重ねる。新しい研究が読み出される必要があるたびに、放射線科医は、患者の所見のステータスを理解し、臨床状況を定めるために、通常、1つ以上の以前の報告を開く。臨床状況を定めることは、特に、長年にわたって進められ多数の研究にわたって観察されてきた複数の所見を持った複雑な患者には、重要である。長期にわたる所見の経過を決定することは、現在、放射線科医が、自由に記載されており生来物語的である1つ以上の以前の報告を通読して、手動により行われており、そして、対応する所見を手動により比較する。
更には、放射線医学報告は、所見を記述する場合に、例えば、“Neurofibroma in the superior right extraconal space (series 5, image 140) measuring approximately 17mm”(約17mmを計測する上位右円錐外における神経線維腫(シリーズ5,画像140))のように、測定及び特定の画像への参照をしばしば含む。現在のワークフローにおける課題は、報告間で所見を手動により知的にリンクすることによって長期にわたる所見の経過を決定すべき要件である。加えて、現在の診断放射線医学ワークフローにおいて、所見を観察するときに、放射線科医は、その所見が以前に観察されたことがあるかどうか及びそれが診断されたことがあるかどうかを知る必要がある。具体的に、放射線科医が所見を識別するときに、放射線科医は、その所見が以前の検査において識別されたことがあるかどうか及び/又は識別された所見が“呼び出された”ことがあるかどうか、すなわち、それが以前に診断されたかどうか(例えば、“嚢腫”又は“転移性腫瘍”として。)を発見することに興味がある。例えば、所見は以前に識別されたことがあるが診断はされていないことがあり得る。そのような事例では、放射線科医は、所見の撮像特性について単に報告する(例えば、“低濃度病変”)。現在のワークフローにおいて、以前の識別及び/又は診断に関する情報を入手するよう、放射線科医は、関連がある以前の試験の報告を検索し、該当する部分についてそれを細かく調べ、関連する情報を抽出しなければならない。報告は、通常は、画像の研究とは異なるモニタ上にあるので、このことは、放射線科医に、自身の注目を1つのモニタから他のモニタへ変えることを求める。これは、ワークフローを減速し、疲労させる。
加えて、放射線科医は、量(例えば、測定)及び質に関して病変を表現する(例えば、“安定”、“低減”、“増大”)。定量的及び定性的な評価は、下流の消費者によって使用される。がん治療における測定可能な病変の場合に、固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン(RECIST(Response Evaluation Criteria In Solid Tumors)ガイドライン)はそれらの関係を定義する。例えば、(最長寸法における)20%よりも大きい経時変化は“進行性”と見なされる。しかし、定量的及び定性的な評価は、幾つかの理由により惑うことがある。例えば、経時変化を定義する既存のガイドラインは、ワークフローに組み込まれない。結果として、異なる放射線科医は、同じ定性的変化を表現するために異なる用語を使用し得る。スカウト調査(scout investigation)は、放射線医学報告の大規模なデータベースから定量的データを(経時変化に関して)対応する定性的評価に対してプロットするために行われる。選択された全ての文は、例えば、“Reference subcarinal mass indistinguishable from the esophagus (series 3 image 40) measures 2.8 x 2 cm (previously 3.5 x 2.1 cm) and continues to decrease in size of multiple priors.”(食道と区別できない参照気管分岐部(シリーズ3画像40)は2.8×2cm(以前は3.5×2.1cm)を計測し、複数の前歴についてサイズが低減し続けている。)のように、2つの測定(下線箇所)を含む。多次元測定における経時変化は、数量不定の報告された寸法を補償するために、それらの測定の幾何平均の変化と見なされた。例えば、上記のふた組の測定によって定義される幾何学的表面は、夫々、560mm及び735mmである。幾何平均を比較することによって、経時変化は0.87(√(560/735))である。文字列照合技術を用いると、放射線科医によってなされる定性的評価が決定された。例えば、上記のサンプル文は、それがキーワード“decrease”(低減)を含むので、“decreased”(低減した)と見なされる。解析の結果は図1のダイアグラムにおいて示される。図示されるように、一方で低減したと見なされて安定した経時変化と、他方で安定しており増大したと見なされる経時変化との間には、相当な重なり合いが存在する。
定量的及び定性的な評価に伴う他の課題は、微小変化の積み重ねである。例えば、病変が時間をかけてゆっくりと成長する場合に、たとえそれが2年間に及ぶ多数の検査にわたって有意な成長を示すとしても、2つの検査の間では安定していると表現され得る。この情報は、そのような早期の検査又はその報告から検索され得るが(病変がその場合に存在していることを前提とする。)、このプロシージャは時間がかかり、放射線科医は、一般的には、安定していると報告されているありとあらゆる病変についてそれを行わない。構造化された様態において測定データが利用可能である場合には、それは適切なユーザインターフェイスにおいて行われ得る。しかし、たとえこれが検査を調べることよりも使い勝手がよいとしても、それは依然として、放射線科医に、彼/彼女の注意を他の情報管理システムに切り替えるよう求める。
タブレットのような単一スクリーンシステムでの情報消費に伴って、他の課題が存在する。病変の定性的及び定量的な記載に含まれる情報は、一般的に、放射線医学画像保存通信システム(PACS;Picture Archiving and Communication Systems)ワークステーションビューイング環境において生成される。異なる時点での同じ病変の複数の画像を掲げる多数のリアルエステートを有する相当な大きさの診断モニタが、病変の進行の便利な‘視覚的’オーバービューを生成する。参照する医師による情報の消費は、タブレット及びラップトップを含む単一の画面を備えたデバイスにおいて起こる。このことは、可能な限り高等でありながら簡潔な方法において、長期にわたる測定、画像、及び定性的記述子に含まれる情報を運ぶことにおいて、課題を生じさせる。
本願はまた、上記の問題及び他を解消する新しく且つ改善された方法及びシステムを提供する。
一態様に従って、患者所見の縦断的なビューを生成するシステムが提供される。当該システムは、臨床ドキュメントから臨床所見を抽出する自然言語プロセッサエンジンを有する。時間分解能エンジンは、前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定する。視覚化グラフィカルユーザインターフェイスは、前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関を示す。前記自然言語プロセッサエンジンは、更に、1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクする。
他の態様に従って、患者所見の縦断的なビューを生成する方法が提供される。当該方法は、臨床ドキュメントから臨床所見を抽出するステップと、前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定するステップと、前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関をインターフェイスにおいて示すステップと、1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクするステップとを有する。
他の態様に従って、患者所見の縦断的なビューを生成するシステムが提供される。当該システムは、臨床ドキュメントから臨床所見を抽出し、前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定し、前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関をインターフェイスにおいて示し、1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクするようプログラムされた1つ以上のプロセッサを有する。
1つの利点は、以前の放射線医学報告から測定及び画像リファレンスを抽出しレジストレーションすることにある。
他の利点は、以前の放射線医学報告から関連する情報を抽出し表示することにある。
他の利点は、以前の放射線医学報告において放射線医学所見の経時変化を決定し表示することにある。
他の利点は、臨床状況を定め潜在的にワークフロー効率を改善することにある。
他の利点は、放射線科医のビューイング及び解釈経験を改善することにある。
他の利点は、一致しない患者の症状を追跡することにある。
他の利点は、臨床ワークフローを改善することにある。
他の利点は、患者のケアを改善することにある。
本発明の更なる別の利点は、以下の詳細な説明を読んで理解することで当業者に認識されるであろう。
本発明は、様々なコンポーネント及びコンポーネントの配置において、且つ、様々なステップ及びステップの配置において具体化されてよい。図面は、単に、好適な実施形態を説明することを目的とし、本発明を制限するものとして解釈されるべきではない。
本願の態様に従って、用語ガイドラインにおける経時変化の解析の結果のダイアグラムを表す。 本願の態様に従って、医療機関のITインフラストラクチャのブロック図を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムの動作のフローチャート図を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムによって生成される患者所見インターフェイスの縦断的なビューの例となる実施形態を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムによって生成される定性的評価の例となる実施形態を表す。 本願の態様に従って、臨床支援システムによって生成される定性的評価の他の例となる実施形態を表す。 本願の態様に従って、患者所見の所見中心の縦断的なビューの自動生成のための方法を表す。
本願は、放射線医学報告から測定及び画像リファレンスを抽出し、該測定及び画像リファレンスを以前の放射線医学報告に対してレジストレーションすることによって、患者の所見中心の縦断的なビューを自動的に生成するシステム及び方法を提供する。具体的に、測定及び画像リファレンスは、臨床状況を確立するために使用される患者についての所見中心の縦断的なビューを生成するとともに、対応する重要な画像への直接的なナビゲーションを助けてワークフロー効率の向上をもたらすよう、放射線医学報告に対してレジストレーションされる。本願はまた、以前の検査において識別されたことがある所見を識別し、且つ/あるいは、所見が以前に診断されたことがあるかどうかを識別するよう、以前の放射線医学報告から説話的な内容を抽出するシステム及び方法を提供する。本願はまた、以前の放射線医学報告における計測所見の経時変化の評価を提供し、一貫性のあるガイドラインに準拠した様態において経時変化を表示するシステム及び方法を提供する。
図2を参照して、ブロック図は、病院のような医療施設のITインフラストラクチャ10の一実施形態を表す。ITインフラストラクチャ10は、通信ネットワーク20を介して相互に接続されている臨床情報システム12、臨床支援システム14、臨床インターフェイスシステム16、及び同様のものを適切に含む。通信ネットワーク20は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、無線ネットワーク、有線ネットワーク、セルラーネットワーク、データバス、及び同様のもののうちの1つ以上を含むことが考えられる。また、当然ながら、ITインフラストラクチャ10のコンポーネントは、中心位置で又は複数の遠隔位置で設置される。
臨床情報システム12は、放射線医学報告、臨床研究/検査報告、画像、撮像報告、電子的な健康に関する報告、EMRデータ、及び同様のものを含む臨床ドキュメントを臨床情報データベース22において記憶する。臨床ドキュメントは、患者のようなエンティティに関する情報を含む文書を有してよい。臨床ドキュメントの幾つかは、自由に記載された文書であってよく、一方、他のドキュメントは、構造化された文書であってよい。そのような構造化された文書は、ユーザが電子書式に入力することで提供したデータに基づきコンピュータプログラムによって生成される文書であってよい。例えば、構造化された文書は、XMLドキュメントであってよい。構造化された文書は、自由に記載された部分を有してよい。そのような自由記載の部分は、構造化された文書に内包された自由記載の文書と見なされてよい。結果として、構造化された文書の自由記載の部分は、自由記載の文書としてシステムによって扱われてよい。臨床ドキュメントの夫々は、情報項目のリストを含む。情報項目のリストは、句、文、段落、語、及び同様のもののような自由記載の文字列を含む。臨床ドキュメントの情報項目は、自動的に及び/又は手動により生成され得る。例えば、様々な臨床システムは、以前の臨床ドキュメント、口述書記、及び同様のものから情報項目を自動的に生成する。後者に関して、ユーザ入力デバイス(UI)24が用いられ得る。幾つかの実施形態において、臨床情報システム12は、ユーザにユーザインターフェイスを提供する表示デバイス26を含む。ユーザインターフェイス内には、情報項目が手動により入力され、且つ/あるいは、臨床ドキュメントが表示される。一実施形態において、臨床ドキュメントは、臨床情報データベース22においてローカルで記憶される。他の実施形態では、臨床ドキュメントは、臨床情報データベース22において大域的に又は局部的に記憶される。患者情報システムの例には、制限なしに、電子医療記録システム、部門システム、及び同様のものがある。
図2を参照して、臨床支援システム14は、臨床ドキュメントにおいて情報項目を検出するよう、且つ、情報項目内の正規化された画像リファレンス及び/又は測定を検出するよう、臨床ドキュメントを処理する。臨床支援システム14は更に、検出された正規化された画像リファレンス及び/又は測定がどの臨床ドキュメントに属するのかを判定するよう、一致する画像リファレンス及び/又は測定を含む臨床ドキュメントを相互に関連付ける。臨床支援システム14は更に、画像リファレンス及び/又は測定を、1つ以上の臨床ドキュメントに含まれる関連する臨床所見及び情報とリンクする。臨床支援システム14はまた、画像リファレンス、測定、及び/又は1つ以上の臨床ドキュメントに対して臨床所見及び情報の寿命(longevity)を決定する。臨床支援システム14は更に、関連する臨床所見及び情報の縦断的なビューを提供するユーザインターフェイスを生成する。臨床支援システム14は、情報項目及びユーザインターフェイスを表示する、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイのようなディスプレイ28と、医師が提供された情報を入力及び/又は変更するための、キーボード及びマウスのようなユーザ入力デバイス30とを含む。
具体的に、臨床支援システム14は、臨床文書において情報項目を検出するよう、且つ、画像リファレンス及び/又は測定のような患者の臨床所見及び情報の予め定義されたリストを検出するよう、臨床ドキュメントを処理する自然言語処理(NLP)エンジン32を含む。これを達成するよう、自然言語処理エンジン32は、臨床ドキュメントを、セクション、段落、文、及び同様のものを含む情報項目に分ける。一例において、自然言語処理エンジン32は、夫々の文末の文字(“.”、“:”、“!”、“?”、“\n”)に4つのラベルの1つを割り当てる最大エントロピ分類器を利用する。すなわち、文と文の終わりは、セクション見出しであり、文と文の終わりは段落の最後の文であり、文と文の終わりはセクション見出しでも段落の最後の文でもなく、そして、最後は、文の終わりではない。セクション見出しは、5つのクラス、すなわち、技術、比較、所見、印象、及びなし、に対して正規化される。セクション見出しを除いて、文は段落にまとめられる。段落における夫々の最初の文は、段落の見出しのリスト(例えば、肝臓(LIVER)、脾臓(SPLEEN)など)と比較される。一致する文は、段落の見出しであるとしてマークされる。セクションの内容は、セクション見出しの予め定義されたリスト及びテキスト照合技術を用いて容易に検出され得る。代替的に、MedLEEのような、サードパーティソフトウェアメソッドが使用され得る。例えば、予め定義された用語のリストが与えられる場合に、文字列照合技術は、用語の1つが所与の情報項目において存在するかどうかを検出するために使用され得る。文字列照合技術は、形態学的及び語彙的な変化と、情報項目に広がる用語とを考慮するよう更に強化され得る。用語の予め定義されたリストがオントロジーIDを含む場合に、概念抽出法が、所与の情報項目から概念を抽出するために使用され得る。IDは、SNOMED(登録商標)又はRadLexのようなバックグラウンド・オントロジーにおける概念を参照する。概念抽出のために、MetaMapのようなサードパーティソリューションが活用され得る。更には、自然言語処理技術は、それ自体当該技術において知られている。自由記載によって表現されるように、意味概念のインスタンス及びそれらの関係性のネットワークを構築するよう、テンプレート照合のような技術と、オントロジーにおいて定義される概念のインスタンスの識別、及び概念のインスタンス間の関係とを適用することが可能である。
自然言語プロセッサエンジン32は、1つ以上の臨床ドキュメントから画像リファレンスを抽出する画像リファレンス抽出エンジン34を含む。具体的に、画像リファレンス抽出エンジン34は、1つ以上の臨床ドキュメントを解析して、関連する情報項目を決定する。情報項目の内容は、情報項目の予め定義されたリスト及びテキスト照合技術を用いて容易に検出され得る。例えば、画像参照記述子において一般に使用されている予め定義された用語のリストは。用語の1つ以上が臨床ドキュメントにおいて存在するかどうかを検出するために、画像リファレンス抽出エンジン34によって用いられる。画像リファレンスに関連する情報項目は、臨床ドキュメントから抽出され、画像リファレンス抽出エンジン34によって処理されて、夫々の情報項目から画像リファレンスが抽出される。例えば、画像リファレンス抽出エンジン34は、情報項目“The left hepatic reference lesion (series number 11, image number 79) measures approximately 6.4 x 5.4 cm”(左肝臓の参照病変(シリーズ番号11、画像番号79)は約6.6×5.4cmを計測する)からシリーズ=11及び画像=79を抽出する。これを達成するよう、画像リファレンス抽出エンジン34は、情報項目内の画像及びシリーズ情報を決定するために正規表現を利用してよい。また、画像リファレンス抽出エンジン34は、データ駆動の機械学習に基づくアプローチであってよいことと考えられる。
同様に、自然言語プロセッサエンジン32の測定抽出エンジン36は、1つ以上の臨床ドキュメント内で画像測定を抽出する。具体的に、測定抽出エンジン36は、1つ以上の臨床ドキュメントを解析して、情報項目内の測定記述子を認識する。情報項目の内容は、情報項目における測定記述子の予め定義されたリスト及びテキスト照合技術を用いて容易に検出され得る。例えば、測定記述子において一般に使用されている予め定義された用語のリストは、用語の1つ以上が臨床ドキュメントにおいて存在するかどうかを検出するために測定抽出エンジン36によって使用される。測定抽出エンジン36はまた、ミリメートルにおいて測定寸法を表す情報項目に対して測定記述子を正規化する。このデータ構造は、測定の次元及びmm、mm又はmmにおけるその容量のような、派生情報も記録する。これを達成するよう、測定抽出エンジン36は、情報項目内で測定情報を決定するために正規表現を利用してよい。また、測定抽出エンジン36は、データ駆動の機械学習に基づくアプローチであってよいことと考えられる。
臨床支援システム14は、画像リファレンス及び/又は測定が1つ以上の臨床ドキュメントのうちのどれに属するのかを判定する時間分解能エンジン38を更に含む。具体的に、時間分解能エンジン38は、1つ以上の臨床ドキュメントを解析して、どの臨床ドキュメントが一致する画像リファレンス及び/又は測定を有するのかを判定する。一例において、時間分解能エンジン38は、現在又は以前の臨床ドキュメントに関してエンティティ(測定又は画像リファレンス)を記述する記述子どうしを区別するために分類エンジンを使用する。他の実施形態では、時間分解能エンジン38は、日付、すなわち、(a)エンティティの前の出来事(例えば、On the 12/19/10 scan as measured on series 2 image 120 measures 10mm...(シリーズ2画像10に対して測定された10年12月19日のスキャンは10mmを計測・・・))、(b)エンティティ後の日付の存在(例えば、... lesion size has decreased compared to prior which measured 3mm on series 601 image 44 on 03-Jun-2010(・・・病変サイズは、2010年6月3日にシリーズ601画像44に対して3mmを計測した以前のものと比べて低減した))、及び(c)エンティティの前/後に起こる“prior(先の)”及び“previous(以前の)”のような語(例えば、...measures 3 mm (series 4, image 52), previously 4 mm (series 4, image 32) and ... on image 17 series 4 of prior study(前の研究のシリーズ4の画像17に対して・・・以前は4mm(シリーズ4、画像32)であったところ、3mm(シリーズ4、画像52)を計測・・・))に関連して、‘スキャン’、“研究”のようなキーワードを探す。この特定のアプローチは、文献Using Image References in Radiology Reports to Support Enhanced Report-to-image Navigation,T. Mabotuwana, Y. Qian and M. Sevenster,AMIA Annual Symposium,2013年において評価されている。臨床ドキュメントの内容は、キーワードの予め定義されたリスト及びテキスト照合技術を用いて検出され得る。時間分解能エンジン38は、どの臨床ドキュメントに測定が属するのかも判定する。例えば、文“Liver lesion measures 1.2 x 2.3 cm, previously measuring 0.6 x 1.2 cm”(肝臓病変は1.2×2.3cmを計測し、以前は0.6×1.2cmを計測した)において、2番目の測定は以前の検査に属し、一方、最初のものは、報告が関連付けられる研究に属する。これを達成するよう、時間分解能エンジン38は、どの臨床ドキュメントに測定が属するのかを検出するよう訓練された分類器を使用する。一実施において、時間分解能エンジン38は、最大エントロピモデルによって定義された統計的意志決定レイヤとともに正規表現を利用する。この特定のアプローチは、文献Classifying Measurements in Dictated,Free-text Radiology Reports,M. Sevenster,LNCS 7885,2013年において評価されている。
自然言語処理エンジン32は、特定の画像リファレンス及び/又は測定を臨床ドキュメント内の臨床所見及び情報とリンクするために更に使用される。具体的に、自然言語処理エンジン32は、1つ以上の臨床ドキュメントにおける画像リファレンス及び/又は測定の発生の位置を決定するために、画像リファレンス抽出エンジン34、測定抽出エンジン36、及び時間分解能エンジン38からの出力を使用し、更には、関連する臨床所見及び情報の場所を決定するために、検出された情報項目を使用する。例えば、段落:“LIVER, BILIARY TRACT: Probable diffuse fatty liver. Subtle hypodense soft tissue along the subcapsular portion of the liver segment 7 measures 1.1 x 2.7 cm (series 5, image 25). Previously 3.2 x 1.3 cm (series 5, image 43).”(肝臓、胆道:広範な脂肪肝の可能性。肝臓セグメント7の被膜下部分に沿った薄い低濃度軟組織は1.1×2.7cmを計測する(シリーズ5、画像25)。以前は、3.2×1.3cmであった(シリーズ5、画像43)。)から、自然言語処理エンジン32は、2つの測定及び画像リファレンスが肝臓及び胆道に関係があると決定する。これを達成するよう、自然言語処理エンジン32は、特定の画像リファレンス及び測定を臨床ドキュメント内の臨床所見及び情報と照合する一致基準抽出アルゴリズムを使用する。更には、文字列照合技術が、その場合に、用語の1つが臨床ドキュメント内の所与の情報項目において存在するかどうかを検出するために使用され得る。次いで、自然言語処理エンジン32は、特定の画像リファレンス及び/又は測定を臨床ドキュメント内の臨床所見及び情報へ接続する、ハイパーリンクのようなリンクを生成する。
臨床支援システム14は、全ての臨床ドキュメントにわたって生成された全ての関連する臨床所見及び情報を収集し、病変及び同様のもののような、関心のある特定の所見によって、臨床ドキュメントをグループ化するインテリジェント制御エンジン40を更に含む。これを達成するよう、インテリジェント制御エンジン40は、関心のある所見の測定どうしの容量の類似性と、測定が記述されている文どうしの意味的な類似性と、測定が同じ見出しの段落において現れるかどうかと、スライス情報とを解析する技術、及び同様のものを使用する。全てのそのようなパラメータは、ルールに基づくシステム又は統計的手法への入力とされ得る。インテリジェント制御エンジン40から結果として得られる出力は、関心のある特定の所見に関係がある全ての臨床ドキュメントにわたる全ての関連する臨床所見及び情報をグループ化するクロスレポートである。例えば、クロスレポート・グルーピングは、特定の病変に関する3つの連続した腹部CT報告からの臨床所見及び情報を含んでよい。グルーピングは、その日付のCT検査に関してレジストレーションされた病変を報告する測定及び画像リファレンスを更に含んでよい。
臨床支援システム14は、患者所見の所見中心のビューをユーザに提供するユーザインターフェイスを生成する臨床インターフェイスエンジン42を更に含む。具体的に、臨床インターフェイスエンジン42は、臨床状況を確立し且つ対応する重要な画像への直接的なナビゲーションを支援するために使用され得る所見中心の縦断的な患者ユーザインターフェイスを生成する。一実施形態において、臨床インターフェイスエンジン42は、例えば、画像をダブルクリックすることによって、ユーザが対応する画像へ容易にナビゲートすることを可能にするユーザインターフェイスを生成する。ユーザインターフェイスは、特定の所見に属する全ての画像が互いの上に積み重ねられ得るグリッドベースの画像レイアウトに代えて、例えば、ユーザの好みに従って、カスタマイズされ得る。
臨床インターフェイスシステム16は、生成されたユーザインターフェイスをユーザが見ることができるように、ユーザインターフェイスを表示する。臨床インターフェイスシステム16は、ユーザインターフェイスを受信し、ディスプレイ44においてビューを介護者に表示する。臨床インターフェイスシステム16は、医師がユーザインターフェイスのビューを入力及び/又は変更するための、タッチスクリーン又はキーボード又はマウスのようなユーザ入力デバイス46を更に含む。介護者インターフェイスシステムの例には、制限なしに、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セスラー・スマートフォン、パーソナルコンピュータ、又は同様のものがある。
ITインフラストラクチャ10のコンポーネントは、上記の機能を具現するコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサ48を適切に含む。コンピュータ実行可能命令は、プロセッサ48に付随するメモリ50において記憶されている。なお、上記の機能の少なくとも一部は、プロセッサの使用なしでハードウェアにおいて実装され得ると考えられる。例えば、アナログ回路構成が用いられ得る。更には、ITインフラストラクチャ10のコンポーネントは、通信ネットワーク20を介して通信するためのインターフェイスをプロセッサ48に提供する通信ユニット52を含む。まして尚更、ITインフラストラクチャ10の上記のコンポーネントは個別的に記載されてきたが、当然に、コンポーネントは結合され得る。
図3を参照して、臨床支援システムの動作の例となるフローチャート図200が表されている。図中のブロックの夫々は論理的順序において順に記載されているが、システムは、如何なる特定の順序又は配置においても、記載されている情報を処理すると考えられるべきではない。データベース(例えば、iSiteのような画像保存通信システム)202に記憶されている臨床ドキュメント及び画像は、204で、特定の患者に関連する全てのデータについてクエリされる。特定の患者に関連する臨床ドキュメント206は、データフォーマットコンバータ208によって集められ処理され、XMLのような共通データフォーマット210に変換される。選択されたフォーマット210における臨床ドキュメントは、次いで、セクション、段落、文、及び同様のもののような情報項目を検出するよう、自然言語プロセッサ212によって処理される。臨床ドキュメントにおける検出された情報項目は、次いで、臨床ドキュメント内の比較データ214を抽出するよう処理される。臨床ドキュメントにおける情報項目は、更に、測定データ216及び画像リファレンスデータ218を抽出し正規化するよう処理される。測定データ及び画像リファレンスデータは、次いで、測定データ及び画像リファレンスデータの時間分解能220及び222を決定するよう、つまり、どの臨床ドキュメントに測定データ及び画像リファレンスデータが属するのかを決定するよう、処理される。比較データ、測定データ、及び画像リファレンスデータは、次いで、臨床所見224のクロスレポート・グルーピングにおいてレジストレーションされる。臨床所見のクロスレポート・グルーピングは、次いで、目立つ様態232において統合データを提示するユーザインターフェイス230を生成するよう、特定の患者に関連する画像228と統合される。
図4を参照して、臨床支援システムによって生成される患者所見インターフェイス300の縦断的なビューの例となる実施形態が表されている。インターフェイス300は、関心のある特定の所見に関係がある3つの臨床ドキュメントからの臨床所見及び情報を含む。具体的に、3つの臨床ドキュメント304からの臨床所見及び情報302が表示される。一致した色(ライトグレー、ダークグレー及びグレー)を有する測定306及び画像リファレンス308は、夫々の特定の臨床ドキュメント、すなわち、日付のCT検査に関して、レジストレーションされた所見を報告する。下線を引かれた測定310は、前の検査において生成された測定又は画像リファレンスを参照する。インターフェイス300はまた、ユーザが臨床ドキュメント、測定、及び/又は画像リファレンスのいずれかをクリックして、それが属する臨床ドキュメント全体を表示することを可能にする。
他の実施形態では、引き続き図2を参照して、臨床支援システム14は、臨床所見が前の臨床ドキュメントにおいて識別されたことがあるかどうかと、臨床所見が以前に診断されたことがあるかどうかとを判定する。具体的に、臨床支援システム14は、臨床所見が現在の臨床ドキュメントにおいて識別されている場合に“情報必要イベント(information needed event)”を生成する。臨床支援システム14はまた、識別された臨床所見に関係がある診断ワークフローの所与の状態に関する情報を保持するコンテキストベクトルを生成する。臨床支援システム14は、コンテキストベクトルをパースし、二次的なアルゴリズムによって生成された及び/又は臨床情報データベース22から取り出されたデータによりそれを増補する。臨床支援システム14は、次いで、現在の臨床ドキュメントの内容に対してコンテキストベクトルを照合し、前の臨床ドキュメントから関連がある情報項目を選び出し、その関連がある情報項目をユーザインターフェイスを介して表示する。
具体的に、臨床支援システム14は、臨床所見が現在の臨床ドキュメントにおいて識別されている場合に“情報必要イベント”を生成する情報必要性エンジン60を含む。“情報必要イベント”は、自然言語処理エンジン32を介して、あるいは、ユーザインターフェイスにおけるキー又は余分のボタン又はメニュー項目の組み合わせを介して、自動的に検出されてよい。“情報必要イベント”を検出することに応答して、臨床支援システム14のコンテキストベクトル構成エンジン62は、識別された臨床所見に対応する診断ワークフローの所与の状態に関する情報を保持するコンテキストベクトルを生成する。具体的に、コンテキストベクトル構成エンジン62は、研究ID、患者の性別、開いているシリーズのID、開いている画像のシリアル番号及び向き(アキシャル、サジタル、コロナル)、DICOMヘッダ情報(例えば、研究/プロトコル記述、“肺”、“肝臓”のようなウィンドウタイプ)、測定、画像に対してなされた他の注記、並びに同様のものを含め、PACS(Picture Archiving and Communication System)ビューイング環境からデジタル値を収集する。また、コンテキストベクトル構成エンジン62は、眼球追跡ソフトウェア及び画像処理アルゴリズムの出力によりコンテキストベクトルを増補することができると考えられる。コンテキストベクトル構成エンジン62は、利用可能な全てのコンテキスト情報を取り入れ、それをコンテキストベクトルにおいて保持する。コンテキストベクトルは、特定の時点での診断ワークフローの所与の状態に関する情報を保持するデータ構造である。
臨床支援システム14は、コンテキストベクトルを増補し、その内容を背景的知識に関してその後に操作するコンテキストベクトル増強エンジン64を更に含む。例えば、構造化された画像コンテンツのデータベースが利用可能であって、該データベースが同様のタイプの臨床ドキュメントからコンテキストベクトルと共通して1つ以上の列を有する場合に、データベースは、コンテキストベクトルの値と一致する行についてクエリされ得る。例えば、コンテキストベクトルが“スライス#=53”及び“mrm=123456”を有し、データベースが(mrm=“123456”,スライス#=“53”,日付=“1/1/2001”,記述=“segment 7 liver legion(セグメント7肝臓病変)”)を含む行を有する場合に、コンテキストベクトル増強エンジン64は、“1/1/2001”及び“segment 7 liver legion”によりコンテキストベクトルを増補する。この行は、簡略化された表示となる。実際に、コンテキストベクトル増強エンジン64は、研究の日付及び研究のタイプ(モダリティ/生体構造)のような追加の情報と照合する。臨床所見追跡ソフトウェアが利用されている場合には、測定可能な所見は、そのような構造化された様態において保持されている。ヒューマン・アノテーション・プロセスの過程で、測定可能な所見は、測定次元、アノテーションのスライス、研究の日付、スライス厚、画像及びシリーズ番号に関して記憶される。たとえデータベースが前の検査に関する情報を含むとしても、コンテキストベクトル増強エンジン64は、スライスを推定することによって情報を利用する。患者のスキャンが多くの変動を示さないと仮定する場合に(患者は高さが変化せず、スキャンの開始時点が明らかに同じであり、プロトコルは時間にわたって同一である。)、コンテキストベクトル増強エンジン64は、現在のスライス番号(例えば、53)及び隣接する番号(例えば、範囲50〜56)について、臨床所見追跡ソフトウェアデータベースにクエリする。他の実施形態では、コンテキストベクトル増強エンジン64は、コンテキストベクトルを増補するために二次的なアルゴリズムを使用する。例えば、コンテキストベクトル及びその部分は、1つ以上の追加のデータ項目を生成する二次的なアルゴリズムに引き渡されてよい。一例として、アルゴリズムは、スライス番号と、場合により、患者の性別、スライス厚及びスライスの数のような追加の情報とから、臓器を推定する。問題は、マルチクラス分類問題として定義され得る。具体的に、関連する問題は、関連情報(スライス番号など)の所与のリストが属する臓器(脾臓、肝臓、膀胱)を決定する。故に、具体的に、アルゴリズムは、スライス番号(例えば、50)と、場合により、他の情報とを与えられ、そのスライス番号に関連する臓器のリスト、例えば、“肺と胸膜”、“縦隔と門”、“胸壁”、“骨軟組織”、及び同様のものを返す。
臨床支援システム14は、コンテキストベクトルにおける情報を前の臨床ドキュメントにおける情報項目と照合する報告内容照合エンジン66を更に含む。報告内容照合エンジン66は、臨床ドキュメントからの内容を予備的に処理し、抽出し、正規化する。次いで、内容は、ルールに基づく手法又は統計的な手法に基づき、自然言語処理技術を用いて、照合のために利用される。典型的な予備的処理ステップは情報項目検出を含む。例えば、報告内容照合エンジン66は、“肺と胸膜”段落における全ての情報項目について、臨床ドキュメントのメタ情報にクエリする。コンテキストベクトルがその臓器リストにおいて“肺と胸膜”を含む場合には、このようにして入手される文は、現在のコンテキストにおいて関心がある可能性が高い。画像リファレンスも、臨床ドキュメントから抽出され得る情報の1タイプである。画像リファレンスは、(画像#,シリーズ#,日付)に対して正規化される。コンテキストベクトルが同じ情報を含む場合には、元の画像リファレンスが現れる情報は、現在のコンテキストにおいて関心がある可能性が高い。重要な句はまた、文字列の分割、ステミング、チャンキング、語句検出及び存在論的な概念抽出技術のような自然言語処理技術によって、個々の情報項目からフィルタリングされ得る。報告内容照合エンジン66は、臨床ドキュメントにおける全ての情報項目を巡回し、情報項目がコンテキストベクトルにおける言語学的語句(“segment 7 cyst(セグメント7嚢胞)”)と(部分的に)一致するかどうかを確認する。なお、その言語学的語句は、臨床ドキュメントの内容と同じ処理ステップを受けていてもよい。一致する語句は、現在のコンテキストにおいて関心がある可能性が高い。報告内容照合エンジン66は、関係がある(すなわち、文脈依存)と見なされる全ての情報項目のリストをコンパイルする。
臨床インターフェイスエンジン42は、関係があると見なされる全ての情報項目のリストを含むユーザインターフェイスを生成する。具体的に、臨床インターフェイスエンジン42は、ビューイング環境においてオーバーレイして関係がある情報項目を表示する関連情報インターフェイスを生成する。一実施形態において、テキストは“クリック可能”である。その場合に、臨床ドキュメント全体は、当初の文が適切なフォーマットにおいてハイライト表示された状態で表示される。
図5を参照して、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図400が表されている。具体的に、図5は、関連情報インターフェイスを生成する臨床支援システムのフローチャート図を表す。図中のブロックの夫々は論理的順序において順に記載されているが、システムは、如何なる特定の順序又は配置においても、記載されている情報を処理すると考えられるべきではない。測定を伴う画像402は、コンテキストベクトル構成エンジン404へ与えられる。コンテキストベクトル構成エンジン404は、診断ワークフローの所与の状態に関する情報を含むコンテキストベクトル406を生成する。コンテキストベクトル406は、次いで、コンテキストベクトル増強エンジン408によって処理される。コンテキストベクトル増強エンジン408は、コンテキストベクトルをパースし、それを画像リファレンス情報及び臓器情報410により増補して、拡張コンテキストベクトル412を生成する。拡張コンテキストベクトル412は、報告内容照合エンジン414によって処理される。報告内容照合エンジン414は、臨床ドキュメント416の内容に対して拡張コンテキストベクトル412を照合する。報告内容照合エンジン414は、臨床ドキュメントから関連がある情報項目418を抽出する。テキストオーバーレイエンジン420は、関連がある情報項目が画像にオーバーレイされているインターフェイス422を生成する。
図6を参照して、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図500が表されている。図6は、関連情報インターフェイスを生成する臨床支援システムの他のフローチャート図を表す。図中のブロックの夫々は論理的順序において順に記載されているが、システムは、如何なる特定の順序又は配置においても、記載されている情報を処理すると考えられるべきではない。測定を伴う画像502は、コンテキストベクトル構成エンジン504へ与えられる。コンテキストベクトル構成エンジン504は、診断ワークフローの所与の状態に関する情報を含むコンテキストベクトル506を生成する。コンテキストベクトル506は、次いで、コンテキストベクトル増強エンジン508によって処理される。コンテキストベクトル増強エンジン508は、コンテキストベクトルをパースし、それを構造化画像コンテンツデータベース510からの画像情報により増補して、拡張コンテキストベクトル512を生成する。拡張コンテキストベクトル512は、テキストオーバーレイエンジン514へ供給される。テキストオーバーレイエンジン514は、拡張コンテキストベクトル512からの関連情報が画像にオーバーレイされているインターフェイス516を生成する。
図7を参照して、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図600が表されている。図7は、関連情報インターフェイスを生成する臨床支援システムの他のフローチャート図を表す。図中のブロックの夫々は論理的順序において順に記載されているが、システムは、如何なる特定の順序又は配置においても、記載されている情報を処理すると考えられるべきではない。測定を伴う画像602は、コンテキストベクトル構成エンジン604へ与えられる。コンテキストベクトル構成エンジン604は、診断ワークフローの所与の状態に関する情報を含むコンテキストベクトル606を生成する。コンテキストベクトル606は、次いで、コンテキストベクトル増強エンジン608によって処理される。コンテキストベクトル増強エンジン608は、コンテキストベクトルをパースし、それを構造化画像コンテンツデータベース610からの画像情報により増補して、拡張コンテキストベクトル612を生成する。拡張コンテキストベクトル612は、報告内容照合エンジン614によって処理される。報告内容照合エンジン614は、臨床ドキュメント616の内容に対して拡張コンテキストベクトル612を照合する。報告内容照合エンジン614は、臨床ドキュメントから関連がある情報項目618を抽出する。テキストオーバーレイエンジン620は、関連がある情報項目が画像にオーバーレイされているインターフェイス622を生成する。
図8を参照して、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図700が表されている。図8は、関連情報インターフェイスを生成する臨床支援システムの他のフローチャート図を表す。図中のブロックの夫々は論理的順序において順に記載されているが、システムは、如何なる特定の順序又は配置においても、記載されている情報を処理すると考えられるべきではない。測定を伴う画像702は、コンテキストベクトル構成エンジン704へ与えられる。コンテキストベクトル構成エンジン704は、診断ワークフローの所与の状態に関する情報を含むコンテキストベクトル706を生成する。コンテキストベクトル706は、報告内容照合エンジン708によって処理される。報告内容照合エンジン708は、臨床ドキュメント710の内容に対してコンテキストベクトル706を照合する。報告内容照合エンジン708は、臨床ドキュメントから関連がある情報項目712を抽出する。テキストオーバーレイエンジン714は、関連がある情報項目が画像にオーバーレイされているインターフェイス716を生成する。
他の実施形態において、引き続き図2を参照して、臨床支援システム14は、以前の臨床ドキュメントにおける測定された所見の経時変化の評価を提供し、一貫性のあるガイドラインに準拠した様態において経時変化を表示する。具体的に、臨床支援システム14は、PACSビューイング環境のアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)にリッスンし、臨床所見が測定されているかどうかを判定する。臨床所見が測定されている場合には、臨床支援システム14は、測定が特定の所見に対応することを示すユーザへのアラームを発する。臨床支援システム14は更に、所与の関心領域(例えば、開いている画像)に関する臨床所見及び情報を収集し、それをコンテキストベクトルにおいて保持する。臨床支援システム14は、臨床情報システム12に記憶されている1つ以上の臨床ドキュメントから測定を読み出す。1つ以上の経時変化用語ガイドラインは、以前の臨床ドキュメントにおける測定された所見の経時変化の定性的評価を提供するよう、臨床支援システム14によって、読み出された測定に適用される。
具体的に、臨床支援システム14は、特定の臨床所見が測定されているかどうかを判定する測定発見エンジン68を含む。具体的に、測定発見エンジン68は、2つ以上の測定が同じ臨床所見に関連するかどうかを判定する。これを達成するよう、測定発見エンジン68は、2つ以上の測定が同様の臨床所見に関係があるかどうかを判定するために、1つ以上のルールセット又はアルゴリズムを使用する。例えば、測定発見エンジン68は、2つの測定が所定の期間内に行われたかどうかを判定する。測定が所定の期間内に行われていた場合には、測定発見エンジン68は、それらの測定が同じ臨床所見に関連すると決定する。測定が所定の期間内に行われていない場合には、測定発見エンジン68は、それらの測定が関連しないと決定する。具体的に、いつ測定が行われようとも、測定発見エンジン68は、所定の期間内になされた他の測定を探す。この期間内に他の測定が行われない場合には、測定発見エンジン68は、測定が特定の所見に関連すると決定し、ユーザにアラートを発する。アラートは、臨床所見に関連する全ての測定が検出されたことをユーザに通知するよう発せられる。
臨床支援システム14のコンテキストベクトル構成エンジン62は、識別された臨床所見に関する診断ワークフローの所与の状態に関する情報を保持するコンテキストベクトルを生成する。具体的に、コンテキストベクトル構成エンジン62は、研究ID、患者の性別、開いているシリーズのID、開いている画像のシリアル番号及び向き(アキシャル、サジタル、コロナル)、DICOMヘッダ情報(例えば、研究/プロトコル記述、“肺”、“肝臓”のようなウィンドウタイプ)、測定、画像に対してなされた他の注記、並びに同様のものを含め、PACSビューイング環境からデジタル値を収集する。
臨床支援システム14は、関連する臨床所見及び情報に関する測定を1つ以上の臨床ドキュメントから読み出す所見履歴クローリングエンジン70を更に含む。例えば、所見履歴クローリングエンジン70は、コンテキストベクトルに基づき関心領域における被測定エンティティに対応する臨床情報データベース22における臨床所見を選び出す。これは、完全に自動化されているか、又はユーザ介入を必要とし得ると考えられるべきである。このシナリオでは、いつアラートが発せられようとも、所見履歴クローリングエンジン70は、夫々のオブジェクト(“segment 7 lesion(セグメント7病変)”)を記述するラベルを場合により用いて、臨床情報データベース22からオブジェクトのリストをコンパイルする。ユーザは、臨床情報データベース22から読み出されたオブジェクトのリストから被測定エンティティを選択する。ユーザがリストからオブジェクトを選択する場合に、これは、関心領域における被測定エンティティに関連するオブジェクトであると理解される。他の実施形態では、臨床情報データベース22は、ビューイング環境に組み込まれている特別なデバイスによってポピュレートされる。臨床所見追跡ソフトウェアは、そのようなワークフローデバイスである。臨床所見追跡ソフトウェアにおいて、夫々の臨床所見オブジェクトは、日付によってグループ化されている臨床ドキュメントに対してなされた1つ以上の測定を含む。加えて、夫々の臨床所見オブジェクトは、記述的ラベル(“segment 7 lesion(セグメント7病変)”)を有する。代替的に、測定は、1つ以上の臨床ドキュメントから抽出され、所見によってグループ化される。自然言語処理技術は、これを達成するために使用され得る。例えば、3つの連続した報告から取られた次の時間刻印された文を考える:
・3/4/2005: Subtle hypodense soft tissue along the subcapsular portion of the liver segment 7 measures 1.1 x 2.7 cm.(3/4/2005:肝臓セグメント7の被膜下部分に沿った薄い低濃度軟組織は1.1×2.7cmを計測する。)
・4/5/2006: Stable, subtle hypoattenuating subcapsular lesion within segment 7 measures 2.7 x 1.1 cm.(4/5/2006:セグメント7内の安定した薄い低吸収被膜下病変は2.7×1.1cmを計測する。)
・5/6/2007: Hypodense lesion within segment 7 of the liver now measures 3.5 x 1 cm. previously measuring 2.7 x 1.1 cm.(5/6/2007:肝臓のセグメント7内の低濃度病変は現在、3.5×1cmを計測する。以前は、2,7×1.1cmであった。)。
自然言語処理エンジン32は、下線を引かれた測定をまとめ、それらの測定が同じ臨床所見を定量化すると認識する。自然言語処理エンジン32は、それらの文から記述的なラベルを生成するためにも利用される。例えば、自然言語処理エンジン32は、チャンキング及び概念抽出技術を適用する。自然言語処理エンジン32は、次いで、句“subcapsular portion of the liver segment 7”及び“Hypodense lesion within segment 7 of the live”が同じ所見を記述すると認識する。それらの句における相当数の後が重複するので、所見履歴クローリングエンジン70は、その所見の記述的ラベルを決定し、構造化データベースにおいて所見の記述として1つ又は全てを与える。他の実施形態では、所見履歴クローリングエンジン70は、選択された臨床所見オブジェクトに関連する測定を得るためのクエリメカニズムを含む。クエリ結果は、検査の日付と測定との間のマッピングとして内部で保持され得る。データベースにおける利用可能性に応じて、表1のように、画像及びシリーズ番号のような追加データが更に含まれ得る。
Figure 2017501494
臨床支援システム14は、前の臨床ドキュメントにおける測定された所見の経時変化の定性的評価を提供するガイドライン管理エンジン72を更に含む。ガイドラインの実装は、様式“<測定式1>及び・・・及び<測定式K>の場合に<評価>”のルールの組と考えられ得る。ここで、<測定式i>は、“(現在の検査における最長寸法)/(以前の検査における最長寸法)>1.2”のような、測定データに伴って生じる代数式を表し、<評価>は、“安定”又は“低減”などを表す。ガイドライン管理エンジン72は、コンテキストベクトルに基づき1つ以上のガイドラインを選択する。関連のあるガイドラインは、世界保健機構(WHO)ガイドライン及びRECIST(Response Evaluation Criteria In Solid Tumors)ガイドラインである。ガイドライン管理エンジン72は更に、選択されたガイドラインにおけるルールを、得られた測定及び臨床情報に適用する。選択されたガイドラインにおけるルールを適用する更なる情報が求められる場合に、情報は、コンテキストベクトル、コンテキストベクトルにおけるデータに適用された二次的なアルゴリズム、又はユーザによる直接の送信、から取得され得る。例えば、RECISTガイドラインは、腫瘍とリンパ節とを区別する。自然言語処理エンジン32は、測定及びその記述的なラベルに基づき、所見が腫瘍又はリンパ節であるかどうかを分類するよう構成され得る(“セグメント7病変”→腫瘍;“右肺門リンパ節”→リンパ節)。自然言語処理エンジン32は、統計的特徴統合及び概念マッピング技術とともに文字列照合技術を使用することができる。予測されたクラスは、承認のためにユーザに示され得る。ガイドラインは、現在の臨床ドキュメント及びその最も近い以前の又は先の臨床ドキュメントに対して適用され得る。
臨床インターフェイスエンジン42は、得られた測定を関心領域におけるオーバーレイ又はポップアップとして視覚化するユーザインターフェイスを生成する。進歩的な実施形態において、グラフィカルなタイムラインにおける“ドット”は、画像情報、例えば、前の測定が現れる重要な画像を開くための入力点である。臨床インターフェイスエンジン42はまた、参照する医師を支援するのに非常に適している。現在の外観及びその時間にわたる経過の高等でありながら簡潔なインターフェイスは、小さな単スクリーンデバイスにおいて示され得る。グラフは、場合によっては、時間を検索し、以前の画像を示すために使用されてよい。代替のインターフェイスも考えられ得る。例えば、臨床インターフェイスエンジン42が、臨床所見の経過も視覚的に認識され得るように、ズーム及びパンされた画像とともに、時間にわたる臨床所見の経過を示すために、情報を利用するマルチ画像マトリクスが考えられる。
図9を参照して、臨床支援システムの動作の他の例となるフローチャート図800が表される。ステップ802で、放射線科医は測定を行う。ステップ804で、放射線科医は、T秒インターバル内で最初の測定と交差する他の測定を行う。ステップ806で、アラートが測定発見エンジンによって発せられる。ステップ808で、スライス番号(50)、測定(16.6mm及び15.1mm)、スキャンプロトコルCHEST−ABDOMEN−PELVIS(胸部−腹部−骨盤)、スライスの数(210)、スライス厚(3mm)、患者MRN(123456)を含むコンテキストベクトルが生成される。ステップ810で、臨床所見が選択される。これは誤った病変であり、ステップ812で、放射線科医は、選択される臨床所見を変更する。現在選択されている臨床所見オブジェクトのラベルは、“segment 7 lesion(セグメント7病変)”である。これはCHEST−ABDOMEN−PELVIS研究であるから、RECISTガイドラインがステップ814で選択される。RECISTガイドラインを適用するよう、ガイドライン管理エンジンは、病変が腫瘍又はリンパ節であるかどうかを知る必要がある。自然言語処理エンジンは、ステップ816で、それがリンパ節であると予測する。ユーザは、ステップ818で、これを腫瘍に変更する。夫々の臨床ドキュメントについて、RECISTガイドラインによって、所見の最大寸法は、ステップ820で、その臨床ドキュメントにおける所見の最大寸法と比較される。最も近い前の記録(1/1/2005)に関して、臨床ドキュメントは安定している。しかし、研究1/1/2003に関して、病気は進行している。測定は、ステップ822で、縦断的な軸において表示される。定性的評価もスクリーン上に表示される。
図10を参照して、臨床支援システムによって生成される定性的評価インターフェイス900の例となる実施形態が表される。インターフェイス900は、画像902と、定性的評価セクタ904とを含む。画像902は、臨床所見908についての測定906を含む。定性的評価セクタ904は、時間912にわたる臨床所見のサイズ910の評価を含む。定性的評価は、臨床所見のRECISTステータス914と、最新の検査の日付916とを更に含む。
図11を参照して、臨床支援システムによって生成される定性的評価インターフェイス1000の例となる実施形態が表される。インターフェイス1000は、画像1002と、定性的評価セクタ1004とを含む。定性的評価セクタ1004は、時間1008にわたる臨床所見のサイズ1006の評価を含む。定性的評価は、臨床所見のRECISTステータス1010と、最新の検査の日付1012とを更に含む。インターフェイス1000は、時間にわたる全ての臨床所見測定のマトリクスビュー1014を更に含む。
図12を参照して、患者所見の所見中心の縦断的なビューの自動生成のための方法1100が表される。図中のブロックの夫々は論理的順序において順に記載されているが、システムは、如何なる特定の順序又は配置においても、記載されている情報を処理すると考えられるべきではない。ステップ1102で、臨床所見は、臨床ドキュメントから抽出される。ステップ1104で、臨床所見が属する他の臨床ドキュメントが決定される。ステップ1106で、臨床ドキュメントと他の臨床ドキュメントとの間の臨床所見の相関が、インターフェイスにおいて示される。ステップ1108で、1つ以上の画像が臨床所見とリンクされる。
ここで使用されるように、メモリは、不揮発性のコンピュータ可読媒体;磁気ディスク若しくは他の磁気記憶媒体;光ディスク若しくは他の光学記憶媒体;ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、又は他の電子メモリデバイス若しくはチップ若しくは動作上相互に接続されたチップの組;記憶されている命令がインターネット/イントラネット若しくはローカルエリアネットワークを介して読み出され得るインターネット/イントラネットサーバ;あるいは、その他、のうちの1つ以上を含む。更に、ここで使用されるように、プロセッサは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、パーソナルデータアシスタント(PDA)、セルラースマートフォン、モバイルウォッチ、眼鏡型コンピュータ、及び同様の装着式、埋め込み式又は持ち運び式モバイルギア、のうちの1つ以上を含み、ユーザ入力デバイスは、マウス、キーボード、タッチスクリーンディスプレイ、1つ以上のボタン、1つ以上のスイッチ、1つ以上のトグル、及び同様のもの、のうちの1つ以上を含み、表示デバイスは、LCDディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、プロジェクションディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、及び同様のもの、のうちの1つ以上を含む。
本発明は、好適な実施形態を参照して記載されてきた。変更及び代替は、上記の詳細な説明を読んで理解することで当業者に想到され得る。本発明は、全てのそのような変更及び代替を、それらが添付の特許請求の範囲又はその均等の適用範囲内にある限りにおいて、包含するものとして解釈されるよう意図される。
タブレットのような単一スクリーンシステムでの情報消費に伴って、他の課題が存在する。病変の定性的及び定量的な記載に含まれる情報は、一般的に、放射線医学画像保存通信システム(PACS;Picture Archiving and Communication Systems)ワークステーションビューイング環境において生成される。異なる時点での同じ病変の複数の画像を掲げる多数のリアルエステートを有する相当な大きさの診断モニタが、病変の進行の便利な‘視覚的’オーバービューを生成する。参照する医師による情報の消費は、タブレット及びラップトップを含む単一の画面を備えたデバイスにおいて起こる。このことは、可能な限り高等でありながら簡潔な方法において、長期にわたる測定、画像、及び定性的記述子に含まれる情報を運ぶことにおいて、課題を生じさせる。
国際公開第2011/066486(A2)号には、タイムライン上に表され得るマルチメディアに基づく構造化された報告を提供するシステム及び方法が開示されている。報告は、試験結果、臨床検査結果及び病歴を含んでよい。医用画像と医用画像に関する記述データとの間のデータ関連性が提供される。医用画像は、1つ以上のリンク可能な医用画像とリンクされてよい。異なった臨床ドキュメントから導出される臨床所見の相関が提供され、画像は対応する臨床所見とリンクされる。
一態様に従って、患者所見の縦断的なビューを生成するシステムが提供される。当該システムは、臨床ドキュメントから臨床所見を抽出する自然言語プロセッサエンジンを有する。時間分解能エンジンは、前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定する。視覚化グラフィカルユーザインターフェイスは、前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関を示す。前記自然言語プロセッサエンジンは、更に、1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクする。前記視覚化グラフィカルユーザインターフェイスは、前記臨床ドキュメント及び前記他の臨床ドキュメントの中で一致する測定、画像リファレンス、及び臨床所見をハイライト表示する。
他の態様に従って、患者所見の縦断的なビューを生成する方法が提供される。当該方法は、臨床ドキュメントから臨床所見を抽出するステップと、前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定するステップと、前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関をインターフェイスにおいて示すステップと、1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクするステップと、前記臨床ドキュメント及び前記他の臨床ドキュメントの中で一致する測定、画像リファレンス、及び臨床所見をハイライト表示するステップとを有する。
者所見の縦断的なビューを生成するシステムが提供されてよい。当該システムは、臨床ドキュメントから臨床所見を抽出し、前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定し、前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関をインターフェイスにおいて示し、1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクするようプログラムされた1つ以上のプロセッサを有する。

Claims (20)

  1. 患者所見の縦断的なビューを生成するシステムであって、
    臨床ドキュメントから臨床所見を抽出する自然言語プロセッサエンジンと、
    前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定する時間分解能エンジンと、
    前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関を示す視覚化グラフィカルユーザインターフェイスと
    を有し、
    前記自然言語プロセッサエンジンは、1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクする、
    システム。
  2. 前記自然言語プロセッサエンジンは、前記臨床ドキュメント及び前記他の臨床ドキュメントから測定及び画像リファレンスを抽出する、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 夫々の臨床所見に対して前記測定及び画像リファレンスの寿命を決定するインテリジェント制御エンジン
    を更に有する請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記視覚化グラフィカルユーザインターフェイスは、前記臨床ドキュメント及び前記他の臨床ドキュメントの中で一致する測定、画像リファレンス、及び臨床所見をハイライト表示する、
    請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のシステム。
  5. 夫々の臨床所見について診断ワークフローの所与の状態に関するコンテキストベクトルを生成するコンテキストベクトル構成エンジン
    を更に有する請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記コンテキストベクトルをパースし、それを前記臨床ドキュメントから抽出された臨床情報により増補するコンテキストベクトル増強エンジン
    を更に有する請求項5に記載のシステム。
  7. 前記コンテキストベクトルを用いて前記他の臨床ドキュメントから前記臨床所見に関する関連臨床情報を抽出するレポートコンテンツ照合エンジン
    を更に有する請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記臨床所見の定量的な及び/又は定性的な評価を生成するよう1つ以上の経時変化用語ガイドラインを前記臨床所見に適用するガイドライン管理エンジン
    を更に有する請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記視覚化グラフィカルユーザインターフェイスは、前記臨床所見と、前記臨床ドキュメント及び前記他の臨床ドキュメントに対する品質評価を表示する、
    請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載のシステム。
  10. 患者所見の縦断的なビューを生成する方法であって、
    臨床ドキュメントから臨床所見を抽出するステップと、
    前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定するステップと、
    前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関をインターフェイスにおいて示すステップと、
    1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクするステップと
    を有する方法。
  11. 前記臨床ドキュメント及び前記他の臨床ドキュメントから測定及び画像リファレンスを抽出するステップ
    を更に有する請求項10に記載の方法。
  12. 夫々の臨床所見に対して前記測定及び画像リファレンスの寿命を決定するステップ
    を更に有する請求項10又は11に記載の方法。
  13. 夫々の臨床所見について診断ワークフローの所与の状態に関するコンテキストベクトルを生成するステップ
    を更に有する請求項12に記載の方法。
  14. 前記コンテキストベクトルを用いて前記他の臨床ドキュメントから前記臨床所見に関する関連臨床情報を抽出するステップ
    を更に有する請求項12に記載の方法。
  15. 前記臨床所見の定性的な評価を生成するよう1つ以上の経時変化用語ガイドラインを前記臨床所見に適用するステップ
    を更に有する請求項10乃至14のうちいずれか一項に記載の方法。
  16. 患者所見の縦断的なビューを生成するシステムであって、
    臨床ドキュメントから臨床所見を抽出し、
    前記臨床所見がどの他の臨床ドキュメントに属するのかを判定し、
    前記臨床ドキュメントと前記他の臨床ドキュメントとの間の前記臨床所見の相関をインターフェイスにおいて示し、
    1つ以上の画像を前記臨床所見とリンクする
    ようプログラムされた1つ以上のプロセッサ
    を有するシステム。
  17. 前記1つ以上のプロセッサは、前記臨床ドキュメント及び前記他の臨床ドキュメントから測定及び画像リファレンスを抽出するよう更にプログラムされる、
    請求項16に記載のシステム。
  18. 前記1つ以上のプロセッサは、夫々の臨床所見に対して前記測定及び画像リファレンスの寿命を決定するよう更にプログラムされる、
    請求項16又は17に記載のシステム。
  19. 前記1つ以上のプロセッサは、コンテキストベクトルを用いて前記他の臨床ドキュメントから前記臨床所見に関する関連臨床情報を抽出するよう更にプログラムされる、
    請求項18に記載のシステム。
  20. 前記1つ以上のプロセッサは、前記臨床所見の定性的な評価を生成するよう1つ以上の経時変化用語ガイドラインを前記臨床所見に適用するよう更にプログラムされる、
    請求項18に記載のシステム。
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