JP7249239B2 - サービス提供サーバ、サービス提供システムおよびサービス提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カーシェアリング事業などに用いられる貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供サーバ、サービス提供システムおよびサービス提供方法に関する。
昨今、予め登録したICカード等を用いて無人での車両(共有車両)の貸出しを行い、車両の返却時に車両の利用時間や利用距離(走行距離)に応じてユーザに課金する車両貸出サービスが普及している。このような車両貸出サービスにおいて貸出車両の損傷を検出するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1記載の装置では、加速度センサにより接触事故等による貸出車両の損傷を検知して衝突履歴を記録し、車両返却時に無人店舗に入庫した貸出車両との無線通信により衝突履歴を取得して貸出前後の衝突履歴を比較し、貸出中の衝突履歴に応じた追加料金を請求する。
特開平11-242778号公報
ところで、貸出車両の利用中に車両を損傷させた場合、利用者は、その損傷によってどの程度の追加料金が発生するのかについて不安に感じ、その後の運転に集中できなくなることがある。しかしながら、特許文献1に記載の装置では、貸出車両の返却時まで追加料金が決定されないため、このような利用者の不安を解消することが難しい。
本発明の一態様は、貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供サーバであって、利用者ごとの免責金額の情報を記憶する記憶部と、貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と貸出車両に搭載された検出により検出された検出情報とを取得する情報取得部と、情報取得部により取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者による利用中に貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定部と、損傷判定部により貸出車両に損傷が生じたと判定されると、情報取得部により取得された検出情報に基づいて貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定部と、損傷度推定部により推定された損傷の程度と記憶部に記憶された免責金額の情報とに基づいて、利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定部と、利用者が貸出車両を利用中に、負担金額推定部により推定された負担金額の情報を出力する情報出力部と、を備える。貸出車両に搭載された検出部は、加速度センサを含む。損傷度推定部は、情報取得部により取得された検出情報に基づいて損傷した車体パーツの位置を特定する。負担金額推定部は、さらに、損傷度推定部により特定された車体パーツの位置に応じて利用者が負担する負担金額を推定する。
本発明の別の態様は、貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供サーバであって、利用者ごとの免責金額の情報を記憶する記憶部と、貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と貸出車両に搭載された検出により検出された検出情報とを取得する情報取得部と、情報取得部により取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者による利用中に貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定部と、損傷判定部により貸出車両に損傷が生じたと判定されると、情報取得部により取得された検出情報に基づいて貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定部と、損傷度推定部により推定された損傷の程度と記憶部に記憶された免責金額の情報とに基づいて、利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定部と、利用者が貸出車両を利用中に、負担金額推定部により推定された負担金額の情報を出力する情報出力部と、を備える。貸出車両に搭載された検出部は、マイクロフォンを含む。損傷度推定部は、さらに、情報取得部により取得された検出情報に基づいて損傷した車体パーツの材質を特定する。負担金額推定部は、さらに、損傷度推定部により特定された車体パーツの材質に応じて利用者が負担する負担金額を推定する。
本発明の別の態様は、貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供サーバであって、利用者ごとの免責金額の情報を記憶する記憶部と、貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と貸出車両に搭載された検出により検出された検出情報とを取得する情報取得部と、情報取得部により取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者による利用中に貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定部と、損傷判定部により貸出車両に損傷が生じたと判定されると、情報取得部により取得された検出情報に基づいて貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定部と、損傷度推定部により推定された損傷の程度と記憶部に記憶された免責金額の情報とに基づいて、利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定部と、負担金額推定部により推定された負担金額の情報を出力する情報出力部と、を備える。貸出車両に搭載された検出部は、貸出車両の位置、走行距離および走行速度の少なくともいずれかを検出するセンサを含む。情報出力部は、情報取得部により取得された検出情報に基づいて貸出車両が停車しているか否かを判定し、貸出車両が停車していると判定されることを条件として負担金額推定部により推定された負担金額の情報を出力する。
本発明の別の態様は、貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供システムであって、サービス提供サーバと、貸出車両に搭載された検出部と、利用者に情報を報知する報知部と、を備える。情報取得部は、検出部により検出された検出情報を取得し、情報出力部は、負担金額推定部により推定された負担金額の情報を報知部に出力する。
本発明のさらなる別の態様は、貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供方法であって、コンピュータによりそれぞれ実行される、貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得ステップと、情報取得ステップで取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者に
よる利用中に貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定ステップと、損傷判定ステップで貸出車両に損傷が生じたと判定されると、情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定ステップと、損傷度推定ステップで推定された損傷の程度と、予め記憶された利用者ごとの免責金額の情報とに基づいて、利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定ステップと、利用者が貸出車両を利用中に、負担金額推定ステップで推定された負担金額の情報を出力する情報出力ステップと、を含む。貸出車両に搭載された検出部は、加速度センサを含む。損傷度推定ステップでは、情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて損傷した車体パーツの位置を特定する。負担金額推定ステップでは、さらに、損傷度推定ステップで特定された車体パーツの位置に応じて利用者が負担する負担金額を推定する。
本発明のさらなる別の態様は、貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供方法であって、コンピュータによりそれぞれ実行される、貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得ステップと、情報取得ステップで取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者に
よる利用中に貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定ステップと、損傷判定ステップで貸出車両に損傷が生じたと判定されると、情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定ステップと、損傷度推定ステップで推定された損傷の程度と、予め記憶された利用者ごとの免責金額の情報とに基づいて、利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定ステップと、利用者が貸出車両を利用中に、負担金額推定ステップで推定された負担金額の情報を出力する情報出力ステップと、を含む。貸出車両に搭載された検出部は、マイクロフォンを含む。損傷度推定ステップでは、さらに、情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて損傷した車体パーツの材質を特定する。負担金額推定ステップでは、さらに、損傷度推定ステップで特定された車体パーツの材質に応じて利用者が負担する負担金額を推定する。
本発明のさらなる別の態様は、貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供方法であって、コンピュータによりそれぞれ実行される、貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得ステップと、情報取得ステップで取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者に
よる利用中に貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定ステップと、損傷判定ステップで貸出車両に損傷が生じたと判定されると、情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定ステップと、損傷度推定ステップで推定された損傷の程度と、予め記憶された利用者ごとの免責金額の情報とに基づいて、利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定ステップと、負担金額推定ステップで推定された負担金額の情報を出力する情報出力ステップと、を含む。貸出車両に搭載された検出部は、貸出車両の位置、走行距離および走行速度の少なくともいずれかを検出するセンサを含む。情報出力ステップでは、情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて貸出車両が停車しているか否かを判定し、貸出車両が停車していると判定されることを条件として負担金額推定ステップで推定された負担金額の情報を出力する。
本発明によれば、貸出車両の利用中に車両を損傷させた利用者の不安を解消することができる。
運転中に車両を損傷させた運転者の感情変化について説明するための図。 本発明の実施形態に係るサービス提供サーバを有するサービス提供システムの全体構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係るサービス提供サーバによる処理の一例を示すフローチャート。
以下、図1~図3を参照して本発明の一実施形態について説明する。本発明の実施形態に係るサービス提供サーバは、例えばカーシェアリング事業やレンタカー事業等を行う事業体が、利用者に対し、貸出車両の利用中に生じた損傷の修理費用を即時に通知できるように構成される。
本実施形態に係るサービス提供サーバは、予め登録したICカード等を用いて無人での車両の貸出が行われるカーシェアリング事業、店員と対面して車両の貸出が行われるレンタカー事業のいずれにも適用可能である。以下では、カーシェアリング事業に適用する例を説明する。
図1は、運転中に車両を損傷させた運転者の感情変化について説明するための図であり、カーシェアリングの利用者である貸出車両の運転者Aの感情を実線E1で示し、自身で所有する車両の運転者Bの感情の変化を破線E2で示す。図1の上に行くほど期待や喜び等の快感情の程度が高まり、下に行くほど不安や悲しみ等の不快感情が高まる。
図1に示すように、時刻t1において、運転者A,Bが車両の駐車中や狭路走行中等に車体を路側物等に擦るなどして車両を損傷させ、接触による衝撃や車体が擦れる音によって損傷の発生を認識すると、運転者A,Bの感情が落ち込む。その後、時刻t2において運転者A,Bが車両を停車させて損傷の程度を確認すると、確認された損傷の程度に応じて感情が回復するが、運転者Aと運転者Bとでは感情の回復の程度が異なる。
この点について説明すると、自身で所有する車両の運転者Bの場合は、確認した車両の損傷の程度に応じて自身で修理の要否等を判断することができるため、損傷の確認後は修理費用に関する不安が解消し、感情がある程度回復する。一方、自身で所有しない貸出車両の運転者Aの場合は、自身では修理の要否等を判断することができないため、損傷の確認後も修理費用に関する不安が解消せず、感情が殆ど回復しない。
貸出車両の利用中に損傷が生じた場合の修理費用は、貸出車両の利用者と貸出事業者との間の契約により予め設定された免責金額に応じて、保険会社の保険金と利用者の自己負担とにより賄われる。貸出車両の運転者Aには、貸出事業者により決定される修理費用のうち免責金額以下の自己負担金額が請求されるため、貸出車両の返却時まで修理費用が確定しないと修理費用に関する不安が継続し、その後の運転に影響を及ぼすおそれがある。
そこで、本実施形態では、貸出車両の利用中に車両を損傷させた利用者に対して修理費用を即時に通知し、利用者の不安を解消するよう、以下のようにサービス提供サーバを構成する。
図2は、本発明の実施形態に係るサービス提供サーバ10を有するサービス提供システム100の全体構成を示すブロック図である。図2に示すように、サービス提供システム100は、カーシェアリングサービスを行う事業体が有するサービス提供サーバ10と、カーシェアリングサービスを行う事業体が保有する貸出車両2に設けられた車載端末20とを有する。
サービス提供サーバ10と車載端末20とは、無線通信網、インターネット網、電話回線網などの通信ネットワーク3に接続される。図2には便宜上、単一の車載端末20が示されるが、複数の貸出車両2のそれぞれの車載端末20を含んでサービス提供システム100が構成されてもよい。また、図2では単一のサービス提供サーバ10が示されるが、図2のサービス提供サーバ10に示す機能を、複数のサーバ装置に分散させてもよい。
図2に示すように、車載端末20は、通信部21と、入出力部22と、演算部23と、記憶部24とを有する。車載端末20には、GPSセンサ25と、加速度センサ26と、マイクロフォン27とが接続される。
GPSセンサ25は、貸出車両2に搭載され、GPS衛星から信号を受信して貸出車両2の現在位置を測定する。GPSセンサ25により検出された位置の情報に基づいて、貸出車両2の移動速度を算出することができる。
加速度センサ26は、貸出車両2に搭載された6軸加速度センサ等により構成され、貸出車両2に働く加速度の大きさおよび方向を検出する。加速度センサ26により検出された加速度の大きさに基づいて、貸出車両2が路側物等と接触したか否かを判定し、貸出車両2に損傷が生じたか否かを判定することができる。また、加速度センサ26により検出された加速度の方向に基づいて、損傷が生じた車体パーツを特定することができる。
マイクロフォン27は、貸出車両2に搭載され、貸出車両2が路側物等と接触したときの音声を含む様々な音声の情報を取得する。貸出車両2が路側物等と接触したときにマイクロフォン27により取得された音声の情報に基づいて、損傷した車体パーツの材質(例えば、樹脂部品、塗装面等)を特定することができる。
通信部21は、通信ネットワーク3を介してサービス提供サーバ10と無線通信可能に構成される。通信部21は、貸出車両2を識別する車両IDとともに、GPSセンサ25、加速度センサ26、マイクロフォン27からの信号を所定時間毎にサービス提供サーバ10に送信する。
入出力部22は、カードリーダ221と、表示部222と、スピーカ223とを含む。カードリーダ221は、貸出車両2の利用者が有する認証カードから利用者情報を読み取る。認証カードには、例えば集積回路(IC)が組み込まれて利用者の個人情報が格納された運転免許証(ICカード免許証)が用いられる。カードリーダ221は、車両外部から近づけられた認証カードを認識可能なように、貸出車両2の所定部位(例えばリアウインドの下方)に設けられる。表示部222およびスピーカ223は、貸出車両2に搭載され、貸出車両2を利用中の利用者に各種情報を報知する。
演算部23はCPUを有し、カードリーダ221を介して入力された信号、GPSセンサ25、加速度センサ26、マイクロフォン27により検出された信号、通信部21を介して車載端末20の外部から受信した信号、および記憶部24に記憶されたデータに基づいて所定の処理を実行し、表示部222、スピーカ223および記憶部24に制御信号を出力する。
演算部23は、さらに通信部21に制御信号を出力し、車載端末20とサービス提供サーバ10との間の信号の送受信を制御する。例えば、演算部23は、貸出車両2の貸出時および返却時に、利用者がカードリーダ221に認証カードを近づけたとき、カードリーダ221を介して読み取った利用者情報を、通信部21を介してサービス提供サーバ10に送信する。
記憶部24は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部24には、演算部23が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。例えばGPSセンサ25、加速度センサ26、マイクロフォン27による検出データが一時的に記憶される。記憶された検出データは、演算部23での処理により、通信部21を介して所定時間毎にサービス提供サーバ10に送信される。
サービス提供サーバ10は、例えばカーシェアリングサービスを行う事業体に設けられる。クラウド上で仮想サーバ機能を利用して、サービス提供サーバ10を構成することもできる。サービス提供サーバ10は、通信部11と、入出力部12と、演算部13と、記憶部14と、を有する。
通信部11は、通信ネットワーク3を介して車載端末20と無線通信可能に構成される。入出力部12は、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等を有する。演算部13はCPUを有し、入出力部12を介して入力された信号、通信部11を介してサービス提供サーバ10の外部から受信した信号、および記憶部14に記憶されたデータに基づいて所定の処理を実行し、入出力部12や記憶部14に制御信号を出力する。
記憶部14は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部14には、演算部13が実行する各種プログラムの他、車両IDに対応付けられた各貸出車両2の利用料金や利用計画等の車両情報、利用者IDに対応付けられた各利用者の住所、氏名、連絡先、免許証番号等の利用者情報等の各種データが記憶される。各利用者の利用者情報には、貸出事業者との間の契約により設定された免責金額の情報等も含まれる。
記憶部14に記憶される各貸出車両2の車両情報には、予め実験結果等に基づいて設定された貸出車両2に損傷が生じるときの加速度の大きさの閾値、貸出車両2の各車体パーツに損傷が生じるときの加速度の方向、音声の情報、各車体パーツの交換または修理にかかる修理費用の情報等も含まれる。
演算部13は、プロセッサが担う機能的構成、特に貸出車両2の利用者に対する修理費用の通知に関する構成として、情報取得部131と、損傷判定部132と、損傷度推定部133と、負担金額推定部134と、情報出力部135とを有する。
情報取得部131は、通信ネットワーク3を介して、各利用者が利用中の貸出車両2の車載端末20から送信された各種情報を、対応する車両IDとともに取得するように構成される。情報取得部131により取得される各種情報には、カードリーダ221を介して読み取った利用者情報と、GPSセンサ25、加速度センサ26、マイクロフォン27の信号に基づく検出情報とが含まれる。
損傷判定部132は、情報取得部131により取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者による利用中に貸出車両2に損傷が生じたか否かを判定する。すなわち、貸出車両2の貸出時から返却時までの間に加速度センサ26により検出された加速度の大きさに基づいて、貸出中の貸出車両2に損傷が生じたか否かを判定する。
より具体的には、加速度センサ26により検出された加速度の大きさが記憶部14に記憶された車両情報に含まれる加速度の大きさの閾値以上の場合、貸出車両2に損傷が生じたと判定する。貸出車両2に損傷が生じるときの加速度の大きさの閾値は、貸出車両2の車種や加速度の方向毎に設定される。
なお、損傷判定部132により判定される貸出車両2の損傷は、駐車中や狭路走行中等の低速(例えば、15km/h以下)走行時に車体を路側物等に擦るなどして生じる外装パーツの傷や凹み等である。貸出車両2に搭載されるエアバッグ等の安全システムが作動する大きさの加速度が検出された場合、損傷判定部132による判定は行われない。
損傷度推定部133は、損傷判定部132により貸出車両2に損傷が生じたと判定されると、情報取得部131により取得された検出情報に基づいて貸出車両2の損傷の程度を推定する。具体的には、加速度センサ26により検出された加速度の方向と記憶部14に記憶された車両情報に含まれる各車体パーツに損傷が生じるときの加速度の方向とに基づいて、損傷が生じた車体パーツ(以下、損傷パーツと称する)を特定する。より具体的には、損傷パーツが貸出車両2の前後方向の車体パーツ(例えば、バンパ等)であるか左右方向の車体パーツ(例えば、ドア等)であるか等、損傷パーツの位置を特定する。
また、損傷度推定部133は、マイクロフォン27により取得された音声の情報と記憶部14に記憶された車両情報に含まれる各車体パーツに損傷が生じるときの音声の情報とに基づいて、損傷パーツを特定する。例えば、損傷が生じたときの音声に含まれる周波数成分を比較することで、損傷パーツがバンパ等の樹脂部品であるかドア等の塗装面であるか等、損傷パーツの材質を特定する。
さらに損傷度推定部133は、加速度センサ26により検出された加速度およびマイクロフォン27により取得された音声の大きさと継続時間とに基づいて、各損傷パーツの修理内容を特定する。例えば、損傷が塗装面の傷であって、加速度や音声の大きさと継続時間とに基づいて傷の深さが浅く、範囲が小さいと推定される場合は、塗装のタッチアップを修理内容として特定する。一方、傷が深く、範囲が大きいと推定される場合は、板金修理を修理内容として特定する。
負担金額推定部134は、損傷度推定部133により特定された損傷パーツおよび修理内容、記憶部14に記憶された車両情報および利用者情報に基づいて、貸出車両2の利用者が負担する負担金額を推定する。具体的には、記憶部14に記憶された各貸出車両2の車両情報に含まれる各車体パーツの交換または修理にかかる修理費用の情報に基づいて損傷パーツの修理費用を推定する。さらに、記憶部14に記憶された利用者情報に含まれる各利用者と貸出事業者との間の契約により設定された免責金額の情報等に基づいて、貸出車両2の利用者による修理費用の自己負担の有無および負担金額を推定する。
各利用者と貸出事業者との間の契約により設定された免責金額の情報には、自己負担を全額免除する免責補償プランや、所定の契約期間中に発生した自己負担を所定金額まで免除するようなプラン(修理費用込みのプラン)への加入の有無に関する情報が含まれる。また、修理費用込みのプランに加入している利用者については、自己負担の免除履歴に関する情報も含まれる。
情報出力部135は、情報取得部131により取得された検出情報に基づいて貸出車両2が停車しているか否かを判定し、停車していると判定されることを条件として、負担金額推定部134により推定された負担金額の情報を貸出車両2の車載端末20に送信する。具体的には、GPSセンサ25により検出された貸出車両2の位置情報に基づいて貸出車両2の移動速度を算出し、算出された移動速度に基づいて貸出車両2が停車したと判定されると、負担金額の情報を送信する。車載端末20に送信された負担金額の情報は、貸出車両2に搭載された表示部222およびスピーカ223を介して貸出車両2を利用中の利用者に報知される。
図3は、予め記憶されたプログラムに従いサービス提供サーバ10の演算部13で実行される処理の一例、特に貸出車両2の利用者に対する修理費用の通知に係る処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えば車載端末20(カードリーダ221)を介して利用者の利用者情報が読み取られ、貸出車両2の利用が開始されると開始される。
まずステップS1で、情報取得部131での処理により、各種情報を読み込む。次いでステップS2で、損傷判定部132での処理により、ステップS1で取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者による利用中に貸出車両2に損傷が生じたか否かを判定する。ステップS2で肯定されるとステップS3に進み、否定されるとステップS1に戻る。
ステップS3では、損傷度推定部133での処理により、ステップS1で取得された検出情報に基づいて損傷パーツおよび修理内容を判定する。次いでステップS4で、負担金額推定部134での処理により、ステップS3で特定された損傷パーツの修理費用を推定し、次いでステップS5で、貸出車両2の利用者が負担する負担金額を推定する。
次いでステップS6で、情報出力部135での処理により、ステップS1で取得された検出情報に基づいて貸出車両2が停車しているか否かを判定する。ステップS6で肯定されるとステップS7に進み、否定されるとステップS6に戻る。ステップS7では、ステップS5で推定された負担金額を貸出車両2の車載端末20に送信する。
本実施形態の動作をまとめると以下のようになる。利用者が貸出車両2を運転中、狭路でガードレールに車体側面が擦れたものとする。利用者が傷の確認のため貸出車両2を路肩で停車させると、スピーカ223から通知音が出力され、カーナビの表示部222にメッセージが表示される(図3のステップS1~S7)。利用者の感情は、貸出車両2を損傷させたことを認識すると図1の時刻t1に示すように一度落ち込むが、修理費用の自己負担が発生しないことを確認することで時刻t2の破線E2まで回復する。これにより利用者は、停車した貸出車両2の車内で落ち着きを取り戻し、その後、目的地まで安全に貸出車両2を運転することができる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態に係るサービス提供サーバ10は、貸出車両2の利用者にサービスを提供する。サービス提供サーバ10は、利用者ごとの免責金額の情報を記憶する記憶部14と、貸出車両2を利用中の利用者の利用者情報と貸出車両2に搭載された各種センサ25~27により検出された検出情報とを取得する情報取得部131と、情報取得部131により取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者による利用中に貸出車両2に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定部132と、損傷判定部132により貸出車両2に損傷が生じたと判定されると、情報取得部131により取得された検出情報に基づいて貸出車両2の損傷の程度を推定する損傷度推定部133と、損傷度推定部133により推定された損傷の程度と記憶部14に記憶された免責金額の情報とに基づいて、利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定部134と、負担金額推定部134により推定された負担金額の情報を出力する情報出力部135と、を備える(図2)。
これにより、貸出車両2の利用中、貸出事業者が管理するステーション以外の場所において貸出車両2に損傷が生じた場合であっても、利用者に対して即時に修理費用を通知し、修理費用に関する利用者の不安を解消することができる。また、契約内容や利用状況に応じた自己負担金額を通知することで、修理費用込みのプラン等の利用者に対しても正確な負担金額を通知することができる。
貸出車両2の利用者には、自身で車両を所有せず、運転の機会が少ない運転者が多い。このような運転者は、高速走行中の重大事故を起こし難い一方、駐車中や狭路走行中等に軽微な事故を起こしやすく、軽微な損傷の修理費用に関する不安により貸出車両2の利用をためらう傾向がある。これに対し、上述したように修理費用に関する不安を解消することで、このような利用者による貸出車両2の利用を促進し、運転の機会を増やすことで、運転に習熟するよう支援することができる。
(2)貸出車両2に搭載された各種センサ25~27は、加速度センサ26およびマイクロフォン27の少なくとも一方を含む。これにより、簡易な構成で、加速度や音声の大きさと継続時間とに基づいて損傷の程度を正確に推定することができる。また、一般に車両の運転者は、車体を路側物等に擦るなどして車両を損傷させると接触による衝撃や音によって損傷の発生を認識し、車両を停車させて損傷の程度を確認しようとする。加速度センサ26やマイクロフォン27の検出値に基づいて損傷の有無等を判定し、貸出車両2の車内で通知することで、利用者が路肩等の安全を確保し難い場所で降車することを防止することができる。
(3)貸出車両2に搭載された各種センサ25~27は、加速度センサ26を含む。損傷度推定部133は、情報取得部131により取得された検出情報に基づいて損傷パーツの位置を特定する。負担金額推定部134は、さらに、損傷度推定部133により特定された車体パーツの位置に応じて利用者が負担する負担金額を推定する。すなわち、加速度の方向に基づいて、損傷パーツが貸出車両2の前後方向の車体パーツであるか左右方向の車体パーツであるか等、損傷パーツの位置を特定することができる。これにより、例えば、前後方向の車体パーツであればバンパ、左右方向の車体パーツであればドアを損傷パーツとして特定し、修理費用や負担金額を推定することができる。
(4)貸出車両2に搭載された各種センサ25~27は、マイクロフォン27を含む。損傷度推定部133は、さらに、情報取得部131により取得された検出情報に基づいて損傷パーツの材質を特定する。負担金額推定部134は、さらに、損傷度推定部133により特定された車体パーツの材質に応じて利用者が負担する負担金額を推定する。例えば、損傷が生じたときの音声に含まれる周波数成分に基づいて、損傷パーツが樹脂部品であるか塗装面であるか等、損傷パーツの材質を特定し、修理費用や負担金額を推定することができる。
(5)貸出車両2に搭載された各種センサ25~27は、貸出車両2の位置、走行距離および走行速度の少なくともいずれかを検出するGPSセンサ25を含む。情報出力部135は、情報取得部131により取得された検出情報に基づいて貸出車両2が停車しているか否かを判定し、貸出車両2が停車していると判定されることを条件として負担金額推定部134により推定された負担金額の情報を出力する。このため、利用者の運転への集中を妨げることがなく、停車して車両の損傷を確認しようとする利用者の意図に沿ったタイミングで通知を行うことができる。また、例えば、修理費用の通知に先立って、停車後に修理費用を通知する旨を音声等で報知することにより、停車を動機付け、利用者を落ち着かせることができる。
(6)サービス提供システム100は、貸出車両2の利用者にサービスを提供する。サービス提供システム100は、サービス提供サーバ10と、貸出車両2に搭載された各種センサ25~27と、利用者に情報を報知する表示部222およびスピーカ223とを備える(図2)。情報取得部131は、各種センサ25~27により検出された検出情報を取得する。情報出力部135は、負担金額推定部134により推定された負担金額の情報を表示部222およびスピーカ223に出力する。これにより、貸出車両2に損傷が生じた場所にかかわらず、利用者に対して即時に修理費用を通知し、修理費用に関する利用者の不安を解消することができる。
上記実施形態は、種々の形態に変形することができる。以下、変形例について説明する。上記実施形態では、貸出車両2に搭載された検出部としてGPSセンサ25と加速度センサ26とマイクロフォン27とを例示したが、貸出車両に搭載された検出部はこのようなものに限らない。例えば、加速度センサ26やマイクロフォン27に代えて、貸出車両2の外観を撮影、監視可能な複数のカメラや魚眼レンズを有するカメラ等を搭載してもよい。
上記実施形態では、情報出力部135がGPSセンサ25により検出された貸出車両2の位置情報に基づいて貸出車両2の移動速度を算出し、貸出車両2が停車しているか否かを判定するとしたが、貸出車両の位置、走行距離および走行速度の少なくともいずれかを検出するセンサはこのようなものに限らない。例えば、貸出車両2の車速センサの検出値やオドメータ、トリップメータ等の情報を取得してもよい。また、パーキングブレーキの検出情報等を取得してもよい。
以上では、本発明をサービス提供サーバ10として説明したが、本発明は、貸出車両2の利用者にサービスを提供するサービス提供方法として用いることもできる。すなわち、サービス提供方法は、コンピュータによりそれぞれ実行される、貸出車両2を利用中の利用者の利用者情報と貸出車両2に搭載された各種センサ25~27により検出された検出情報とを取得する情報取得ステップS1と、情報取得ステップS1で取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、利用者による利用中に貸出車両2に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定ステップS2と、損傷判定ステップS2で貸出車両2に損傷が生じたと判定されると、情報取得ステップS1で取得された検出情報に基づいて貸出車両2の損傷の程度を推定する損傷度推定ステップS3,S4と、損傷度推定ステップS3,S4で推定された損傷の程度と、予め記憶された利用者ごとの免責金額の情報とに基づいて、利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定ステップS5と、負担金額推定ステップS5で推定された負担金額の情報を出力する情報出力ステップS7と、を含む(図3)。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
2 貸出車両、10 サービス提供サーバ、13 演算部、14 記憶部、20 車載端末、25 GPSセンサ、26 加速度センサ、27 マイクロフォン、100 サービス提供システム、131 情報取得部、132 損傷判定部、133 損傷度推定部、134 負担金額推定部、135 情報出力部、222 表示部、223 スピーカ

Claims (7)

  1. 貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供サーバであって、
    前記利用者ごとの免責金額の情報を記憶する記憶部と、
    前記貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と、前記貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、前記利用者による利用中に前記貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定部と、
    前記損傷判定部により前記貸出車両に損傷が生じたと判定されると、前記情報取得部により取得された検出情報に基づいて前記貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定部と、
    前記損傷度推定部により推定された損傷の程度と前記記憶部に記憶された免責金額の情報とに基づいて、前記利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定部と、
    前記利用者が前記貸出車両を利用中に、前記負担金額推定部により推定された負担金額の情報を出力する情報出力部と、を備え、
    前記貸出車両に搭載された検出部は、加速度センサを含み、
    前記損傷度推定部は、前記情報取得部により取得された検出情報に基づいて損傷した車体パーツの位置を特定し、
    前記負担金額推定部は、さらに、前記損傷度推定部により特定された車体パーツの位置に応じて前記利用者が負担する負担金額を推定することを特徴とするサービス提供サーバ。
  2. 貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供サーバであって、
    前記利用者ごとの免責金額の情報を記憶する記憶部と、
    前記貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と、前記貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、前記利用者による利用中に前記貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定部と、
    前記損傷判定部により前記貸出車両に損傷が生じたと判定されると、前記情報取得部により取得された検出情報に基づいて前記貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定部と、
    記損傷度推定部により推定された損傷の程度と前記記憶部に記憶された免責金額の情報とに基づいて、前記利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定部と、
    前記利用者が前記貸出車両を利用中に、前記負担金額推定部により推定された負担金額の情報を出力する情報出力部と、を備え、
    前記貸出車両に搭載された検出部は、マイクロフォンを含み、
    前記損傷度推定部は、さらに、前記情報取得部により取得された検出情報に基づいて損傷した車体パーツの材質を特定し、
    前記負担金額推定部は、さらに、前記損傷度推定部により特定された車体パーツの材質に応じて前記利用者が負担する負担金額を推定することを特徴とするサービス提供サーバ。
  3. 貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供サーバであって、
    前記利用者ごとの免責金額の情報を記憶する記憶部と、
    前記貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と、前記貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、前記利用者による利用中に前記貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定部と、
    前記損傷判定部により前記貸出車両に損傷が生じたと判定されると、前記情報取得部により取得された検出情報に基づいて前記貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定部と、
    前記損傷度推定部により推定された損傷の程度と前記記憶部に記憶された免責金額の情報とに基づいて、前記利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定部と、
    前記負担金額推定部により推定された負担金額の情報を出力する情報出力部と、を備え、
    前記貸出車両に搭載された検出部は、前記貸出車両の位置、走行距離および走行速度の少なくともいずれかを検出するセンサを含み、
    前記情報出力部は、前記情報取得部により取得された検出情報に基づいて前記貸出車両が停車しているか否かを判定し、前記貸出車両が停車していると判定されることを条件として前記負担金額推定部により推定された負担金額の情報を出力することを特徴とするサービス提供サーバ。
  4. 貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供システムであって、
    請求項1~3のいずれか1項に記載のサービス提供サーバと、
    前記貸出車両に搭載された検出部と、
    前記利用者に情報を報知する報知部と、を備えるサービス提供システムであって、
    前記情報取得部は、前記検出部により検出された検出情報を取得し、
    前記情報出力部は、前記負担金額推定部により推定された負担金額の情報を前記報知部
    に出力することを特徴とするサービス提供システム。
  5. 貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供方法であって、コンピュータによりそれぞれ実行される、
    前記貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と、前記貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップで取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、前記利用者による利用中に前記貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定ステップと、
    前記損傷判定ステップで前記貸出車両に損傷が生じたと判定されると、前記情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて前記貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定ステップと、
    前記損傷度推定ステップで推定された損傷の程度と、予め記憶された前記利用者ごとの免責金額の情報とに基づいて、前記利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定ステップと、
    前記利用者が前記貸出車両を利用中に、前記負担金額推定ステップで推定された負担金額の情報を出力する情報出力ステップと、を含み、
    前記貸出車両に搭載された検出部は、加速度センサを含み、
    前記損傷度推定ステップでは、前記情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて損傷した車体パーツの位置を特定し、
    前記負担金額推定ステップでは、さらに、前記損傷度推定ステップで特定された車体パーツの位置に応じて前記利用者が負担する負担金額を推定することを特徴とするサービス提供方法。
  6. 貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供方法であって、コンピュータによりそれぞれ実行される、
    前記貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と、前記貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップで取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、前記利用者による利用中に前記貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定ステップと、
    前記損傷判定ステップで前記貸出車両に損傷が生じたと判定されると、前記情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて前記貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定ステップと、
    前記損傷度推定ステップで推定された損傷の程度と、予め記憶された前記利用者ごとの免責金額の情報とに基づいて、前記利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定ステップと、
    前記利用者が前記貸出車両を利用中に、前記負担金額推定ステップで推定された負担金額の情報を出力する情報出力ステップと、を含み、
    前記貸出車両に搭載された検出部は、マイクロフォンを含み、
    前記損傷度推定ステップでは、さらに、前記情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて損傷した車体パーツの材質を特定し、
    前記負担金額推定ステップでは、さらに、前記損傷度推定ステップで特定された車体パーツの材質に応じて前記利用者が負担する負担金額を推定することを特徴とするサービス提供方法。
  7. 貸出車両の利用者にサービスを提供するサービス提供方法であって、コンピュータによりそれぞれ実行される、
    前記貸出車両を利用中の利用者の利用者情報と、前記貸出車両に搭載された検出部により検出された検出情報とを取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップで取得された利用者情報と検出情報とに基づいて、前記利用者による利用中に前記貸出車両に損傷が生じたか否かを判定する損傷判定ステップと、
    前記損傷判定ステップで前記貸出車両に損傷が生じたと判定されると、前記情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて前記貸出車両の損傷の程度を推定する損傷度推定ステップと、
    前記損傷度推定ステップで推定された損傷の程度と、予め記憶された前記利用者ごとの免責金額の情報とに基づいて、前記利用者が負担する負担金額を推定する負担金額推定ステップと、
    前記負担金額推定ステップで推定された負担金額の情報を出力する情報出力ステップと、を含み、
    前記貸出車両に搭載された検出部は、前記貸出車両の位置、走行距離および走行速度の少なくともいずれかを検出するセンサを含み、
    前記情報出力ステップでは、前記情報取得ステップで取得された検出情報に基づいて前記貸出車両が停車しているか否かを判定し、前記貸出車両が停車していると判定されることを条件として前記負担金額推定ステップで推定された負担金額の情報を出力することを特徴とするサービス提供方法。
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