JP7249108B2 - 撮像装置及び撮像プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、撮像装置及び撮像プログラムに関わるものである。
可視光を発生する白色光源を用いて被写体を観察(通常観察)する場合は、背景の明るさ(白色光源からの入射光量レベル)に応じて感度(露光時間、増幅量など)を自動制御し、明るさを一定に保つ処理がある。また、X線、紫外線、赤外線または可視光が励起光として照射することにより生じる蛍光を観察(蛍光観察)する場合においても、同様の感度の自動制御がある。
一方、例えば医療分野では、上述のような蛍光観察を用いて、通常観察により得られる画像(背景画像)に蛍光観察により得られる画像(蛍光画像)を重畳して観察する場合がある。この場合、背景画像の感度は自動制御されるが、蛍光画像の感度は、表示される蛍光部分の位置や量が特定できないため自動制御は行えず、ユーザが手動で設定する必要がある。
しかし、医療分野の観察では、ユーザが蛍光画像の感度を設定した後に、光源と被写体との距離または被写体に対する照射角度が変動することで光量が変化するなど、照射条件が変化することが一般的である。
照射条件が変化した場合、背景画像の感度は自動制御により一定に保たれるが、蛍光画像の感度は自動制御されない。そのため、ユーザは、照射条件が変化する度に、背景画像の明るさと比較して蛍光画像の感度設定を行う必要があり、非常に手間がかかり煩わしい。
特許第5265055号明細書 特許第4761899号明細書
本実施形態の目的は、ユーザの利便性を向上させることにある。
本実施形態に係る撮像装置は、撮像部と、画像生成部と、計算部と、合成部と、取得部とを含む。撮像部は、第1の種類の光を受光することで第1電気信号を発生し、第2の種類の光を受光することで第2電気信号を発生する。画像生成部は、前記第1電気信号に基づいて第1画像を逐次生成し、前記第2電気信号に基づいて第2画像を逐次生成する。計算部は、前記第1画像の明るさを所定の値に一致又は近似させる第1制御パラメータ値を算出し、前記第1制御パラメータ値と所定の感度比とに基づいて、前記第2画像の明るさに関する第2制御パラメータ値を算出する。合成部は、前記第1制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第1画像と、前記第2制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第2画像とを合成した合成画像を生成する。取得部は、前記所定の感度比が決定されたときの、前記第1の種類の光と前記第2の種類の光との強度比を取得する。前記計算部は、前記強度比を参照して前記所定の感度比を一定に保つ処理を行い、当該感度比に基づいて、前記第2制御パラメータ値を算出し、前記第2制御パラメータ値は、前記第2の種類の光の露光時間と前記第2電気信号に適用するゲイン値とを含む。
第1の実施形態に係る撮像装置を示すブロック図。 第1の実施形態に係る撮像装置の感度制御処理を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る撮像シーケンスを示す図。 第1の実施形態に係る撮像シーケンスの別例を示す図。 感度制御処理が行われた合成画像の表示例を示す図。 第2の実施形態に係る撮像装置を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる撮像装置及び撮像プログラムについて説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をおこなうものとして、重複する説明を適宜省略する。
第1の実施形態に係る撮像装置について図1のブロック図を参照して説明する。
第1の実施形態に係る撮像装置1は、撮像部11と、画像処理部13と、画像生成回路15と、画像合成回路17と、白色光源20と、IR光源22とを含む。
撮像部11は、プリズム111と、シャッタ112,113,114,115と、イメージセンサ116,117,118,119とを含む。
画像処理部13は、ゲイン調整回路131,132及び133と、マスターゲイン調整回路134と、評価値計算回路135と、感度計算回路136と、背景感度制御回路137と、加算回路138と、蛍光感度制御回路139とを含む。
白色光源20は、各波長の光線が混合した可視光である白色光を出力する。出力された白色光は被写体Pに照射される。被写体Pに照射された白色光が反射し、反射光が発生する。
IR光源22は、近赤外線の励起光(以下、IR(infrared rays)光という)を出力する。出力されたIR光は被写体Pに照射される。ここでは、被写体PにはIR光により励起する蛍光物質が存在する場合を想定し、蛍光物質から蛍光が発生する。
プリズム111は、ここでは三板式のプリズムであり、被写体Pからの反射光及び蛍光を、R(赤)光、G(緑)光及びB(青)光の三原色に分光する。なお、三板式のプリズムの場合、蛍光はR光と同経路に分光されるため、実際的にはシャッタ112及びイメージセンサ116が共通して用いられ、時分割でR光と蛍光とに対する機能が振り分けられる。しかし、説明の便宜上、仮想的にR光と蛍光とが分離された経路で処理されるものとして図示する。
すなわち、図1に示すように、白色光がプリズム111に入射している期間は、R光がシャッタ112を通過してイメージセンサ116で受光され、蛍光がプリズム111に入射している期間は、蛍光がシャッタ115を通過してイメージセンサ119で受光されるように、仮想的に経路を分けて説明する。なお、時分割制御の一例については、図3を参照して後述する。
シャッタ112は、プリズム111で分離されたR光が後段のイメージセンサ116へ入射する際の入射光量(以下、露光時間という)を調整する。
シャッタ113は、プリズム111で分離されたG光が後段のイメージセンサ117へ入射する際の露光時間を調整する。
シャッタ114は、プリズム111で分離されたB光が後段のイメージセンサ118へ入射する際の露光時間を調整する。
シャッタ115は、プリズム111で分離されたIR光が後段のイメージセンサ119へ入射する際の露光時間を調整する。
なお、各シャッタの具体的な動作としては、例えば各シャッタの構成がいわゆるメカニカルシャッタである場合は、物理的に開閉することでイメージセンサへの入射光量が調整される。つまり、メカニカルシャッタを用いる場合の「露光時間」とは、イメージセンサが受光している時間である。
一方、各シャッタの構成がいわゆる電子シャッタである場合は、キャパシタが空の状態からの電荷のチャージ量を調整することでイメージセンサへの入射光量が調整される。つまり、電子シャッタの場合の「露光時間」とは、チャージした電荷を一度捨てた後の再チャージの時間である。
イメージセンサ116は、R光を光電変換し、電気信号であるR撮像信号を生成する。
イメージセンサ117は、G光を光電変換し、電気信号であるG撮像信号を生成する。
イメージセンサ118は、B光を光電変換し、電気信号であるB撮像信号を生成する。なお、以下では、R撮像信号、G撮像信号及びB撮像信号をまとめて、白色光を受光することで得られる電気信号であるRGB撮像信号とも呼ぶ。
イメージセンサ119は、IR光を光電変換し、電気信号であるIR撮像信号を生成する。
上述した各イメージセンサとしては、例えばCCD(Charge-Coupled Device)を用いる場合を想定するが、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)など他の撮像素子を用いてもよい。
なお、図示しないが、撮像部11に励起光を遮断する励起光カットフィルタが設けられる。よって、イメージセンサ119にはIR光が入射されず、蛍光成分のみが入射される。
ゲイン調整回路131は、イメージセンサ116からR撮像信号を受け取り、R撮像信号のゲインを調整する。
ゲイン調整回路132は、イメージセンサ118からB撮像信号を受け取り、B撮像信号のゲインを調整する。
なお、ゲイン調整回路131およびゲイン調整回路132によるゲイン調整は、いわゆるホワイトバランス調整であり、一般的な処理により、必要に応じてR撮像信号およびB撮像信号の振幅を調整するなどして、ゲインが調整されればよい。
ゲイン調整回路133は、イメージセンサ119からIR撮像信号を、後述する加算回路138から、IR撮像信号に基づいて生成される蛍光画像の感度(以下、蛍光感度という)に関する制御信号をそれぞれ受け取る。ゲイン調整回路133は、制御信号に基づいてIR撮像信号のゲインを調整する。
マスターゲイン調整回路134は、ゲイン調整回路131からR撮像信号を、イメージセンサ117からG撮像信号を、ゲイン調整回路132からB撮像信号をそれぞれ受け取り、R撮像信号、G撮像信号及びB撮像信号の全体のゲインを調整する。
評価値計算回路135は、マスターゲイン調整回路134からゲインが調整されたR撮像信号、G撮像信号及びB撮像信号を受け取り、R撮像信号、G撮像信号及びB撮像信号に基づくカラー画像である背景画像の明るさに関する評価値を計算する。評価値は、例えば画素の輝度値である。
感度計算回路136は、評価値計算回路135から評価値を受け取り、評価値と予め設定される目標値とを比較することで、背景画像の感度(以下、背景感度という)の設定値(制御パラメータ値)を計算する。例えば、明るさの目標値に対して評価値が大きければ、画像の明るさが暗くなるような背景感度を設定し、評価値が目標値よりも小さければ、画像の明るさが明るくなるような背景感度を設定する。
背景感度制御回路137は、感度計算回路136から設定された背景感度を受け取り、ゲイン、露光時間及び光量のうちのどれを用いて背景感度を制御するかを決定し、決定した制御手段に対する制御信号を生成する。
加算回路138は、感度計算回路136から設定された背景感度を、外部からユーザにより設定される感度比をそれぞれ受け取り、背景感度と感度比とを用いて、IR撮像信号に基づく蛍光画像の感度(以下、蛍光感度という)の設定値(制御パラメータ値)を計算する。
蛍光感度制御回路139は、加算回路138から計算された蛍光感度の設定値を受け取り、ゲイン、露光時間及び光量のうちどれを用いて蛍光感度を制御するかを決定し、決定した制御手段に対する制御信号を生成する。
画像生成回路15は、マスターゲイン調整回路134からR撮像信号、G撮像信号及びB撮像信号を、ゲイン調整回路133からIR撮像信号を、各信号が生成される毎に逐次受け取る。画像生成回路15は、R撮像信号、G撮像信号及びB撮像信号に基づいて背景画像を逐次生成し、IR撮像信号に基づいて蛍光画像を逐次生成する。
画像合成回路17は、背景画像と蛍光画像とをαブレンディング等により合成して合成画像を生成する。結果として、背景画像に蛍光成分がマーカーとして重畳された画像が得られ、モニタなどの表示装置(図示せず)に表示される。
次に、第1の実施形態に係る撮像装置1の感度制御処理について図2のフローチャートを参照して説明する。
なお、撮像装置1の動作は、各撮像信号に基づく合成画像を、例えば60fpsの動画として表示できるように、各撮像信号が所定のサンプリングタイミングで逐次取得される場合を想定する。なお、動画の代わりに静止画を取得してもよい。
ステップS201では、感度比が設定される。感度比は予め設定されたデフォルト値を画像処理部13が取得してもよい。または、感度比としてデフォルト値を用いて合成画像を生成し、表示装置に表示された合成画像について、ユーザが、背景に対して蛍光部位が見やすい明るさとなるようにダイヤルやマウスなどを用いて調整する。その後、当該ユーザが確定ボタンを押下するなどして確定した画像を得た特定時相における、背景感度と蛍光感度との比率を感度比として設定してもよい。
ステップS202では、測光領域が設定される。測光領域は、ユーザにより手動で設定された領域を画像処理部13が取得してもよい。または、測光領域として、画像に対してのエリアの形状及びサイズが予め設定されたもの画像処理部13が用いてもよい。
ステップS203では、撮像部11が、R撮像信号、G撮像信号、B撮像信号及びIR撮像信号を取得する。
ステップS204では、評価値計算回路135が、背景画像の評価値を計算する。背景画像の明るさを評価する範囲は、背景画像全体でもよいし、ステップS202で設定された測光領域でもよい。また、背景画像の明るさは、画素毎の輝度値の平均を用いてもよいし、RGBの画素値の最大値の積分を用いてもよい。
ステップS205では、感度計算回路136が、背景感度を計算する。ここで計算される背景感度は、「露光時間×マスターゲイン値」で表すことができる。
ステップS206では、背景感度制御回路137が、得られた背景感度に基づいて、背景感度の制御手段を決定する。決定した制御手段に応じて、背景感度が調整される。
例えば、ゲインを制御する場合は、背景感度制御回路137が、背景感度の設定値Swと一致または近似するようなゲインとするため制御信号をマスターゲイン調整回路134に送る。マスターゲイン調整回路134が、制御信号に基づき、R撮像信号、G撮像信号及びB撮像信号全体のゲインを制御する。
露光時間を制御する場合は、背景感度制御回路137が、背景感度の設定値Swと一致または近似するような露光時間とするための制御信号を、撮像部11に送る。撮像部11のシャッタ112,113,114は、制御信号に従って露光時間を制御する。より具体的には、メカニカルシャッタであれば、開閉時間を制御し、電子シャッタであれば、チャージする電荷量を制御する。
光量を制御する場合は、背景感度制御回路137が、背景感度の設定値Swと一致または近似するような光量とするための制御信号を白色光源20に送る。白色光源20は、制御信号に従って光量の出力を制御する。
なお、1つの制御手段を用いて背景感度を調整した場合、背景感度を設定値Swに近づけることができずに、当該制御手段ではそれ以上背景感度を調整できない場合も想定される。例えば、ゲインを制御して背景感度を調整しようとした場合に、それ以上ゲインを増加させることができないことも想定される。このような場合は、撮像部11の各シャッタ112,113,114を制御して露光時間を長くするなど、他の調整手法と併用して背景感度を調整すればよい。
また、背景感度を増加させる(背景画像を明るくする)場合、始めは露光時間が長くなるようにシャッタ112,113,114を制御し、それでも輝度が不足する場合は、マスターゲイン調整回路134により、ゲインを増加させるように制御するのが望ましいが、先にゲインから制御してもよい。
ステップS207では、加算回路138が、ステップS206で計算された背景感度の設定値SwとステップS201で設定された感度比とに応じて、蛍光感度の設定値を計算する。蛍光感度の設定値Sirとし、感度比Roすると、Sir=Ro×Swを計算すればよい。
ステップS208では、蛍光感度制御回路139が、蛍光感度の設定値Sirに基づいて、蛍光感度の制御手段を決定する。決定した制御手段に応じて、蛍光感度が調整される。蛍光感度は、背景感度と同様に「露光時間×マスターゲイン値」で制御することができる。よって、例えば、ゲインを制御する場合は、蛍光感度制御回路139が、蛍光感度の設定値Sirと一致または近似するようなゲインとするための制御信号をゲイン調整回路133に送る。ゲイン調整回路が、制御信号に基づきIR撮像信号のゲインを制御する。
露光時間を制御する場合は、蛍光感度制御回路139が、蛍光感度の設定値と一致または近似するような露光時間とするための制御信号を撮像部11に送る。撮像部11のシャッタ115は、制御信号に従って露光時間を制御する。
光量を制御する場合は、蛍光感度制御回路139が、蛍光感度の設定値と一致または近似するような光量とするための制御信号をIR光源22に送る。IR光源22は、制御信号に従って光量の出力を制御する。
ステップS209は、画像合成回路17が、感度調整された背景画像と蛍光画像との合成画像を生成する。合成画像は、ユーザが確認できるよう表示装置に表示されるとする。
ステップS209により蛍光感度が調整された後、ステップS203に戻り、次の各撮像信号(RGB撮像信号,IR撮像信号)を取得し、各ステップの処理を繰り返す。
なお、例えば背景感度制御回路137により、背景画像の輝度が変化したか否かの判定処理を設け、輝度が変化した場合にのみステップS204からステップS209の処理を実行してもよい。すなわち、輝度が変化しない場合は感度調整に係るステップS204からステップS209までの処理を行わないことで、消費電力を低減することができる。輝度が変化したか否かの判定処理は、例えばステップS203の後に行われればよい。
また、感度比は、測光領域が決定された後に設定されてもよい。例えば、被写体(被写体の部位)と測光領域と感度比との統計的な対応関係を画像処理部13が記憶しておき、ステップS202で設定された測光領域に応じて、当該対応関係から感度比が決定されてもよい。
感度比は、ユーザが手動で設定することに限らず、自動で決定されてよい。例えば、画面全体に蛍光画像が拡がっている場合や、画面に蛍光画像が表示されない場合など、蛍光画像の感度設定が適切でないことが明確な状態も有り得る。このような場合は、蛍光画像が適切な範囲内になるように、自動で感度比が調整されてもよい。
具体的には、画面全体に蛍光画像が拡がっている場合、背景感度に対する蛍光感度の比率が高すぎることを示す。よって、蛍光感度制御回路139が、許容範囲の上限の条件を満たすまで蛍光感度を下げれば良い。許容範囲の条件としては、例えば、画面に表示される蛍光画像の領域が閾値以下のサイズであるか、蛍光の輝度値のピークレベルが閾値以下であるかに設定されればよい。
一方、画面に蛍光画像が表示されない場合は、背景感度に対する蛍光感度の比率が低すぎることを示す。よって、蛍光感度制御回路139が、許容範囲の下限の条件を満たすまで蛍光感度を上げれば良い。許容範囲の条件としては、画面に表示される蛍光画像の領域が閾値以上のサイズであるか、蛍光画像の輝度値のピークレベルが閾値以上であるかに設定されればよい。なお、許容範囲の条件はこれに限らず、蛍光感度に関する調整であれば何でもよい。
このように、許容範囲にある蛍光感度に応じて感度比にある程度の幅を持たせ、より柔軟に感度調整を行ってもよい。
次に、撮像部11における撮像シーケンスについて図3及び図4を参照して説明する。
図3は、上から下に向かって順に、(a)映像出力、(b)各イメージセンサの露光時間、(c)白色光源20からの白色光(RGB)の出力時間及び(d)IR光源22からのIR光の出力時間に関するタイミングチャートを示す。
上述のように、R光とIR光による蛍光とはプリズム111において同じ方向に分光されるため、白色光源20の照射時間およびIR光源22の照射時間を時分割で切り替えて制御することで、R光及び蛍光をそれぞれイメージセンサに取り込む。
具体的には、期間301では、白色光源20がオン(白色光を出力)となり、IR光源22がオフ(IR光を出力しない)となるので、白色光だけプリズム111に入射されることになる。よって、R光、G光及びB光がイメージセンサ116,117,118でそれぞれ受光される。
期間301の終了後、次の期間302では、白色光源20がオフとなり、IR光源22がオンとなるので、蛍光だけプリズム111に入射することになる。よって、期間301の終了後、蛍光がイメージセンサ119で受光される。
以上の処理を繰り返すことにより、R光、G光及びB光に分光するプリズム111を用いて、R撮像信号、G撮像信号、B撮像信号及びIR撮像信号を取得することができる。
次に、撮像部11における撮像シーケンスの別例について図4に示す。
図4は、上から下に向かって順に、(a)映像出力、(b)各イメージセンサの露光時間、(c)白色光源20からのGB光の出力時間及び(d)IR光源22からのIR光の出力時間に関するタイミングチャートを示す。
図4の例では、白色光源20から出力される光はRGB光ではなく、カラーフィルタなどによりR光成分を減衰させたGB光である。つまり、背景画像としては、カラー画像ではなく、GB光から得られるG撮像信号及びB撮像信号に基づいてモノクロ画像が生成される。
具体的には、白色光源20とIR光源22とを常時オンとした状態、すなわち白色光源20からGB光を、IR光源22からIR光を同時に照射しておく。期間401のタイミングで、イメージセンサ117,118がG光及びB光をそれぞれ受光することができ、イメージセンサ119が蛍光を受光することができる。
これによって、モノクロ画像であるため、R光を受光するタイミングでIR光を受光することができ、図3に示すようなR光とIR光との時分割処理をしなくてもよい。よって、露光時間の減少による感度の低下を抑制することができる。
次に、第1の実施形態に係る感度制御処理が行われた合成画像の表示例について図5を参照して説明する。
図5の左図は、例えば内視鏡により撮像された被写体の背景画像501に対し、蛍光マーカーによる蛍光画像502が重畳された合成画像の一例である。ここでは、測光領域503内で基準となる感度比が設定された場合を想定する。
図5の中央の図は、光源(白色光源20及びIR光源22)又は撮像部11が被写体に近づいた場合を示す。
光源又は撮像部11が被写体に近づく場合は、撮像部11への入射光量が増加するため、背景画像及び蛍光画像ともに明るさが増加する。ここで、背景感度の自動調整が行われた場合、背景感度と感度比とに基づいて蛍光感度が設定されるため、感度比を一定に保つように、例えば蛍光画像を暗くするなどの調整を、自動で行うことができる。
一方、図5の右図は、光源又は撮像部11が被写体から遠ざかった場合を示す。
光源又は撮像部11が被写体から遠ざかる場合は、撮像部11への入射光量が減少するため、背景画像及び蛍光画像ともに明るさが減少する。この場合でも、光源又は撮像部11が被写体に近づいた場合と同様に、背景感度と感度比とに基づいて蛍光感度が設定されるため、感度比を一定に保つように、蛍光画像を明るくするなどの調整を、自動で行うことができる。
なお、背景感度制御回路137は、白色光源20の光量が制御できない場合は、露光時間及びゲインの少なくとも1つの手段により、背景感度を調整すればよい。同様に、蛍光感度制御回路139が、IR光源22の光量が制御できない場合は、露光時間及びゲインの少なくとも1つの手段により、蛍光感度を調整すればよい。
以上に示した第1の実施形態によれば、背景感度と感度比とに基づいて蛍光感度が設定されるため、被写体と撮像装置または光源との距離が変化して撮像条件が変化し、背景画像の明るさが自動調整された場合でも、背景画像と蛍光画像との感度比を一定に保つように、蛍光画像の明るさも自動制御される。
これによって、被写体と撮像装置または光源との距離が変化した場合でも、蛍光画像との明るさをその都度設定する必要が無く、合成画像についてユーザ所望の感度比及び視認性を保つことができるため、ユーザの利便性が向上する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では光源から出力される光量も制御可能である場合を想定している。しかし、光量を制御できない場合、白色光源20またはIR光源22の少なくともどちらかの光量が変化した場合、感度比のみの制御に従うと、想定した感度比とはズレが生じる可能性がある。
例えば、白色光源20から出力される光量が2倍となった場合、背景画像の感度調整ではゲインを1/2倍にする制御が行われる。このとき、感度比を一定する制御が行われた場合、IR光源22からの光量は変化していないにもかかわらず、蛍光画像のゲインが1/2倍に下がってしまう。この場合は、蛍光画像のみ感度が低下してしまうことになる。
よって、第2の実施形態では、感度比に加えて、感度比を設定したときの白色光源20及びIR光源22の強度比を参照することで、所望の感度比を一定に保つことができる。
第2の実施形態に係る撮像装置1について図6のブロック図を参照して説明する。
第1の実施形態の構成に加え、強度比取得回路140を含む。
強度比取得回路140は、感度比が設定された際の強度比を取得する。強度比は、白色光の強度(光量)とIR光の強度(光量)との比である。強度比は、例えば、第1の実施形態で上述したユーザが感度比を設定したタイミングで、白色光源20及びIR光源22からそれぞれ強度値を取得する。なお、ユーザにより設定された強度比を取得してもよい。
加算回路138は、外部から感度比を、強度比取得回路140から強度比をそれぞれ取得し、強度比を参照して感度比を一定に保つ処理を行う。具体的には、強度比Rloは、「白色光の強度÷IR光の強度」で表せる。また、現在の強度比をRltとすると、蛍光感度の設定値Sirは、「Sir=Sw×Ro×Rlt/Rlo」と表すことができる。
よって、加算回路138は、感度比の計算の際に強度比の情報を加えて、蛍光感度の設定値Sirを算出できる。
蛍光感度制御回路139は、第1の実施形態と同様に加算回路138から蛍光感度の設定値に基づいて、蛍光感度の制御手段を決定し、蛍光感度を調整すればよい。
以上に示した第2の実施形態によれば、光源の光量を制御できない場合に白色光源とIR光源との強度比が変わったときにも、強度比を考慮して蛍光感度を計算することで、背景画像及び蛍光画像の比率を一定に保つことができ、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、三板式のプリズムを用いているため、白色光源20とIR光源22とを時分割で制御することで、R光(IR光)、G光及びB光の4つの撮像信号を得ている。しかし、R光、G光、B光及びIR光の4つの光(チャネル)に分光可能な4板式のプリズムであれば、各チャネルを直接読み出し可能なので、時分割で光源を制御しなくてもよい。
また、プリズム111に代えてカラーフィルタを用いてR光,G光,B光を取得してもよい。
なお、撮像部11に、ゲイン調整回路131,132が含まれる構成でもよい。さらに、マスターゲイン調整回路134を撮像部11と画像処理部13との双方に配置し、それぞれでゲインを調整できるようにしてもよい。これにより、撮像部11のゲイン調整で不足した分を、画像処理部13でゲイン調整をするようにしてもよい。
なお、本実施形態では、近赤外線を想定しているが、遠赤外線や紫外線など他の波長帯域の光を複数用いる場合でも、同様の処理を行うことができる。
複数の波長帯域における複数の蛍光(例えば、赤と青)について処理する場合は、赤の蛍光については、シャッタ112及びイメージセンサ116がR光と共通して用いられ、時分割でR光と赤の蛍光とに対する機能が振り分けられる。青の蛍光については、シャッタ114及びイメージセンサ118がB光と共通して用いられ、時分割でB光と青の蛍光とに対する機能が振り分けられる。
また、複数の波長帯域の蛍光を用いる場合は、第1の波長帯域の蛍光と背景画像との第1の感度比を決定した後、第2の波長帯域の蛍光と背景画像との第2の感度比を決定する際に、第1の感度比に基づいて当該第2の感度比を決定してもよい。
さらに、上述した各回路は、これら専用のハードウェア回路を組み込んだ特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Logic Device:FPGA)、他の複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、又は単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)により実現されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・撮像装置、11・・・撮像部、13・・・画像処理部、15・・・画像生成回路、17・・・画像合成回路、20・・・白色光源、22・・・IR光源、111・・・プリズム、112,113,114,115・・・シャッタ、116,117,118,119・・・イメージセンサ、131,132,133・・・ゲイン調整回路、134・・・マスターゲイン調整回路、135・・・評価値計算回路、136・・・感度計算回路、137・・・背景感度制御回路、138・・・加算回路、139・・・蛍光感度制御回路、140・・・強度比取得回路、301,302,401・・・期間、501・・・背景画像、502・・・蛍光画像、503・・・測光領域。

Claims (7)

  1. 第1の種類の光を受光することで第1電気信号を発生し、第2の種類の光を受光することで第2電気信号を発生する撮像部と、
    前記第1電気信号に基づいて第1画像を逐次生成し、前記第2電気信号に基づいて第2画像を逐次生成する画像生成部と、
    前記第1画像の明るさを所定の値に一致又は近似させる第1制御パラメータ値を算出し、前記第1制御パラメータ値と所定の感度比とに基づいて、前記第2画像の明るさに関する第2制御パラメータ値を算出する計算部と、
    前記第1制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第1画像と、前記第2制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第2画像とを合成した合成画像を生成する合成部と、
    前記所定の感度比が決定されたときの、前記第1の種類の光と前記第2の種類の光との強度比を取得する取得部と、を備え、
    前記計算部は、前記強度比を参照して前記所定の感度比を一定に保つ処理を行い、当該感度比に基づいて、前記第2制御パラメータ値を算出し、
    前記第2制御パラメータ値は、前記第2の種類の光の露光時間と前記第2電気信号に適用するゲイン値とを含む撮像装置。
  2. 前記所定の感度比は、特定時相における前記第1制御パラメータ値と前記第2制御パラメータ値の比である、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1制御パラメータ値は、前記第1の種類の光の露光時間と前記第1電気信号に適用するゲイン値とを含む、
    請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の種類の光は可視光であり、前記第2の種類の光は蛍光である、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 第1の種類の光を受光することで第1電気信号を発生し、第2の種類の光を受光することで第2電気信号を発生する撮像部と、
    前記第1電気信号に基づいて第1画像を逐次生成し、前記第2電気信号に基づいて第2画像を逐次生成する画像生成部と、
    前記第1画像の明るさを所定の値に一致又は近似させる第1制御パラメータ値を算出し、前記第1制御パラメータ値と所定の感度比とに基づいて、前記第2画像の明るさに関する第2制御パラメータ値を算出する計算部と、
    前記第1制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第1画像と、前記第2制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第2画像とを合成した合成画像を生成する合成部と、
    前記所定の感度比を決定する際に、調整後の前記第2画像に関する条件が許容範囲内となるように、前記所定の感度比を制御する制御回路と、を備え、
    前記第2制御パラメータ値は、前記第2の種類の光の露光時間と前記第2電気信号に適用するゲイン値とを含む撮像装置。
  6. 第1の種類の光を受光することで第1電気信号を発生し、第2の種類の光を受光することで第2電気信号を発生する撮像部と、
    前記第1電気信号に基づいて第1画像を逐次生成し、前記第2電気信号に基づいて第2画像を逐次生成する画像生成部と、
    前記第1画像の明るさを所定の値に一致又は近似させる第1制御パラメータ値を算出し、前記第1制御パラメータ値と所定の感度比とに基づいて、前記第2画像の明るさに関する第2制御パラメータ値を算出する計算部と、
    前記第1制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第1画像と、前記第2制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第2画像とを合成した合成画像を生成する合成部と、を備え、
    前記第2制御パラメータ値は、前記第2の種類の光の露光時間と前記第2電気信号に適用するゲイン値とを含み、
    前記撮像部は、複数の第2の種類の光を受光し、
    前記第1の種類の光と前記複数の第2の種類の光のうちの1つの光とに関する感度比を用いて、当該第1の種類の光と、前記複数の第2の種類の光のうち当該1つの光を除いた他の第2の種類の光とに関する感度比が決定される撮像装置。
  7. コンピュータに、
    第1の種類の光を受光することで得られる第1電気信号に基づいて第1画像を逐次生成し、第2の種類の光を受光することで得られる第2電気信号に基づいて第2画像を逐次生成する生成機能と、
    前記第1画像の明るさを所定の値に一致又は近似させる第1制御パラメータ値を算出し、前記第1制御パラメータ値と所定の感度比とに基づいて、前記第2画像の明るさに関する第2制御パラメータ値を算出する算出機能と、
    前記第1制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第1画像と、前記第2制御パラメータ値を用いて明るさが調整された前記第2画像とを合成した合成画像を生成する生成機能と、
    前記所定の感度比が決定されたときの、前記第1の種類の光と前記第2の種類の光との強度比を取得する取得機能と、
    を実現させるための撮像プログラムであって、
    前記算出機能は、前記強度比を参照して前記所定の感度比を一定に保つ処理を行い、当該感度比に基づいて、前記第2制御パラメータ値を算出し、
    前記第2制御パラメータ値は、前記第2の種類の光の露光時間と前記第2電気信号に適用するゲイン値とを含む、撮像プログラム。
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