JP7248515B2 - ピストンポンプ - Google Patents
ピストンポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7248515B2 JP7248515B2 JP2019114451A JP2019114451A JP7248515B2 JP 7248515 B2 JP7248515 B2 JP 7248515B2 JP 2019114451 A JP2019114451 A JP 2019114451A JP 2019114451 A JP2019114451 A JP 2019114451A JP 7248515 B2 JP7248515 B2 JP 7248515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- suction
- pair
- discharge ports
- hopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
ホッパ101内には、先端部を左右の吸込吐出口101L、101Rに臨む連通位置に交互に切換え移動可能な揺動管102が設けられている。揺動管102は、切換レバー111の揺動駆動により、揺動管軸110の軸線CLまわりに揺動可能になっている。
このとき、輸送対象物の一部が、高圧な吐出側のポンプシリンダから低圧な吸込側のポンプシリンダに瞬間的に逆流する。このような逆流が生じると、容積効率が低下して振動や衝撃が発生するおそれある。また、このような逆流が生じるピストンポンプは、並列運転ができないという問題がある。
そして、同文献記載の技術では、連通口の両側に位置するシール部を有するウェアプレートを設け、両側のシール部を、一対の吸込吐出口の開口幅以上の広さに形成するとともに、ウェアプレートの背面には、揺動管の切替移動時に、対向するメガネ板に対して、ウェアプレートを摺動自在に挟持するガイド板を設けている。
また、例えば特許文献2に記載の逆流防止機構付のピストンポンプは、メガネ板およびガイド板に対するウェアプレートの摺動面に、潤滑剤を供給する潤滑溝を設けている。
そのため、揺動管の連通位置の切替移動時における摺動抵抗が大きく、揺動管を左右のメガネ板の吸込吐出口に連結するときに大きな駆動力を要する。そのため、各構成部材および駆動装置の大型化を招くという問題がある。
そのため、高圧圧送になるほど、揺動管の連通位置の切替時に、輸送対象物の高い圧力によってウェアプレートが押される。そのため、メガネ板とウェアプレートとの間に隙間ができて、輸送対象物の漏れ量が大きくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、高圧圧送時であっても、揺動管を揺動させる駆動力を小さくし得て、メガネ板の左右の吸込吐出口との連通位置に揺動管を確実に切替え可能なピストンポンプを提供することを課題とする。
このような構成であれば、ウェアプレートとウェアリングとを分離した構造なので、圧送圧力が高くなるほど、揺動管の先端部内周面に設けられたウェアリングがメカニカルシールとして機能し、メガネ板との対向面にウェアリングを強く密着させてシール力をより高める上で好適である。
このような構成であれば、高圧圧送時であっても、揺動管を揺動させる力を小さくして、メガネ板の左右の吸込吐出口との連通位置に、揺動管を確実に切替るウェアプレート支持部を構成する上で好適である。
このような構成であれば、受動体および転動体を単純な形状で構成できるので、超硬合金やセラミックス等の耐摩耗材料で構成可能であり、受動体と転動体の耐久性を高めることができる。よって、高圧圧送時であっても、揺動管を揺動させる力を小さくして、メガネ板の左右の吸込吐出口との連通位置に揺動管を確実に切替る上でより好適である。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
揺動管2の基端部2bには、輸送管接続用のカップリング5が設けられている。カップリング5には、不図示の輸送管が接続され、揺動管2の基端部2bが輸送管に連通するように配置される。
ホッパ1の背壁1bの下部には、一対の吸込吐出口1L、1Rを左右に有するメガネ板8が設けられている。メガネ板8は、揺動管2の先端部2tが摺接する部分に配置されている。メガネ板8は、ホッパ1の背面側から交換可能に装着される。
ホッパ1の背部には、メガネ板8の一対の吸込吐出口1L、1Rに対向する位置に、それぞれ一端が開口した一対のポンプシリンダ4L、4Rが、互いの軸線を揺動軸線CLと平行にして取付けられている。
各ポンプシリンダ4L、4Rは、対応する吸込吐出口1L、1Rが揺動管2との非連通時にはホッパ1内の輸送対象物を吸引し、揺動管2との連通時にはその吸引した輸送対象物を吐出するように駆動される。
一対の切換シリンダ3L、3Rが伸縮に対応して、揺動管軸10が揺動軸線CLまわりに所定タイミングで回動し、揺動管2が所定の回動範囲にて左右に揺動される。これにより、図1に示す、揺動管2の先端部2tが、左右の吸込吐出口1L、1Rのいずれかに臨む位置に交互に移動するようになっている。
本実施形態の逆流防止機構は、図4(b)に示すように、メガネ板8の左右の吸込吐出口1L、1Rの間隔が、ウェアプレート12と一体で回動するウェアリング20の開口部20mの幅以上とされている。
そして、ウェアプレート12は、ウェアプレート12の開口部13の左右両端にシール部14L、14Rを有する。左右のシール部14L、14Rは、メガネ板8との対向面と自身とが摺接しつつ回動されるように設けられている。
本実施形態のシール部14L、14Rは、揺動管2の回動方向において、メガネ板8に形成された一対の吸込吐出口1L、1Rの開口幅以上の広さにそれぞれ設けられる。なお、本実施形態において、一対の吸込吐出口1L、1Rの開口形状は円形であり、相互の開口径は同一である。
つまり、このウェアリング20は、非連通位置でカップリング5側からの水流により揺動管2の内圧が上昇すると、Oリング90の介装端面が受圧面となって、ウェアリング20が軸方向背面側に向けて押圧される。これにより、ウェアリング20の後端面がメガネ板8の対向面に向けて押圧されるシール構造になっており、揺動管2の内圧が上がるほどシール力が強くなるように構成されている。
このように、本実施形態では、ウェアリング20およびウェアプレート12の揺動管2の先端部2tとの嵌合部は、それぞれがインロー関係になっており、組み立てる際は、揺動行程の中間位置(図4(b)の位置)で、搬送ピストン7側から各部品を図1に示されている順に軸方向に嵌め込むことで組み立てられる。
ここで、本実施形態のピストンポンプは、ウェアプレート12が揺動管2と共に揺動したときに、メガネ板8の左右の吸込吐出口1L、1Rに合致する位置においても、ウェアプレート12両側のシール部14L、14Rが、複数の転動体を介して支承されるウェアプレート支持部100が設けられている。
本実施形態のウェアプレート支持部100は、図3に拡大図示するように、プレート下部支持部100sと、プレート上部支持部100uと、を有する。プレート下部支持部100sは、ウェアプレート12のシール部14L、14Rの下部に設けられており、揺動管2の揺動の全行程で、複数の転動体を介してウェアプレート12の下部を常時支承する。プレート上部支持部100uは、ウェアプレート12のシール部14L、14Rの上部に設けられており、揺動管2の揺動の全行程で、複数の転動体を介してウェアプレート12の上部を常時支承する。
そして、固定壁18は、略L字状の水平部分の後端面が、ホッパ1の背壁1bの背面側に、背壁1bの背面の上部と面一に張り出しており、背面側から装着される半円状のセットプレート40の下部側の支持部になっている。
これにより、本実施形態のプレート下部支持部100sは、ウェアプレート12の下部を揺動軸線CLの前後から複数の転動体61、62を介して常に支承するように設けられる。本実施形態では、ウェアプレート12の前後の複数の転動体61、62による支承範囲は、少なくとも、各吸込吐出口1L、1Rの中心の延長線上の位置まで設けられている。
これにより、プレート上部支持部100uは、ウェアプレート12の上部を揺動軸線CLの前後から複数の転動体63、64を介して常に支承するように設けられている。本実施形態では、複数の転動体63、64による支承範囲は、少なくとも、各吸込吐出口1L、1Rの中心の延長線上の位置まで設けられている。
磁石71、72、73、74が背面に装着された各受動体51、52、53、54は、磁性材料がWC-Co系、WC-TiC-Co系、WC-TaC-Co系、WC-TiC-TaC-Co系等の磁性材種の超硬合金を用いている。なお、各受動体51、52、53、54は、転動体61、62、63、64との対向面が、転動体61、62、63、64の円筒状外周面に対応した凹の円筒面とされている以外は、単純な直方体形状である。
受動体51、52、53、54と転動体61、62、63、64間には、磁性流体81、82、83、84を介在されて潤滑させるように構成されている。なお、各部の磁性流体81、82、83、84は同一のものを充填している。
なおまた、本実施形態のピストンポンプのウェアプレート支持部100は、ウェアプレート12の外周側と内周側にそれぞれ転動体装着部30s、40s設けた例を示したが、これに限らず、ウェアプレート12の少なくとも外周側に複数の転動体61、62を配置したウェアプレート支持部(つまり、この例ではプレート下部支持部100sのみ)とすることができる。
さらに、本実施形態のウェアプレート支持部100は、左右のシール部14L、14Rの周方向に張り出した各張出部15n、15gの端面が、ウェアプレート12の回動時に、ホッパ1内に満たされた礫を滑らかに切断または押しのけるギロチン機能を有している。これにより、ウェアプレート12の回動時における、礫の噛み込みによるトラブルを防止または抑制できるようになっている。
本実施形態のピストンポンプは、ホッパ1内の輸送対象物を圧送する際は、揺動用の切換シリンダ3L、3Rの駆動により、揺動管2を左右方向に揺動させるとともに、2本のポンプシリンダ4L、4R内の搬送ピストン7を駆動して交互に前進後退させる。
よって、本実施形態のピストンポンプによれば、2本のポンプシリンダ4L、4R内の搬送ピストン7の前後進の動作に合わせて、切換シリンダ3L、3Rを所定のタイミグで駆動することにより揺動管2を左右に揺動させ、ホッパ1内の輸送対象物を、揺動管2から輸送管を通して連続的に吐出できる。
そのため、本実施形態に係る逆流防止機構を有する揺動管方式のピストンポンプによれば、高圧圧送時であっても、揺動管2を揺動させる力を小さくして、ウェアプレート12の回動動作を円滑にすることができる。そのため、メガネ板8の左右の吸込吐出口1L、1Rに揺動管2を確実に切替ることができる。
さらに、本実施形態のピストンポンプによれば、ウェアプレート12とウェアリング20とを分離構造としたので、ウェアプレート12の回動動作を円滑にするとともに、圧送圧力が高くなるほど、メカニカルシール機能を有するウェアリング20が、メガネ板8により強く密着して、シール力を一層高めることができる。
そのため、例えばウェアプレート12とウェアリング20とを一体構造とした場合に比べて、高圧圧送時であっても、シール力を高めるとともに逆流防止機能を奏し且つ揺動管2を揺動させる力をより小さくして、揺動管2を左右のメガネ板の吸込吐出口1L、1Rとの連通位置に確実に切替る構成として極めて優れているといえる。
なお、本発明に係る逆流防止機構付ピストンポンプは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
1b 背壁
1f 前壁
1L、1R 吸込吐出口
2 揺動管
2b 基端部
2t 先端部
3L、3R 切換シリンダ(アクチュエータ)
4L、4R ポンプシリンダ
5 カップリング
7 搬送ピストン
8 メガネ板
10 揺動管軸
11 切換レバー
12 ウェアプレート
13 (ウェアプレートの)開口部
14L、14R (ウェアプレートの)シール部
15n (ウェアプレートの)シール内周端張出部
15g (ウェアプレートの)シール外周端張出部
16 加圧ピース
18 固定壁
19 装着ボルト
19B 装着ボルト
20 ウェアリング
20m (ウェアリングの)開口部
30 下部軌道盤
30s (下部軌道盤の)転動体装着部
31 上部軌道盤
31u (上部軌道盤の)転動体装着部
40 セットプレート
40u (セットプレートの)転動体上部装着部
40s (セットプレートの)転動体下部装着部
51、52、53、54 受動体
61、62、63、64 転動体
71、72、73、74 磁石
81、82、83、84 磁性流体
90 Oリング
100 ウェアプレート支持部
100u プレート上部支持部
100s プレート下部支持部
CL 揺動軸線
Claims (7)
- 輸送対象物を輸送する輸送管が自身前壁側に接続されるホッパと、
前記ホッパの背壁側に設けられて左右一対の吸込吐出口を有するとともに該一対の吸込吐出口相互の間隔が該吸込吐出口の開口幅以上に設定されたメガネ板と、
前記ホッパ内に揺動可能に収容されて前記輸送管を前記一対の吸込吐出口に交互に連通させるように自身先端の開口部を前記一対の吸込吐出口のいずれかに臨む位置に交互に切換え移動可能な揺動管と、
前記揺動管を前記一対の吸込吐出口に交互に連通する位置に揺動させるアクチュエータと、
前記一対の吸込吐出口の背部にそれぞれ接続されて前記揺動管との非連通時には前記ホッパ内の輸送対象物を吸引するとともに前記揺動管との連通時には前記吸引した輸送対象物を吐出する左右一対のポンプシリンダと、
前記揺動管の先端部外周面に当該先端部外周面に対して揺動軸線の方向に相対的にスライド可能に篏合されて且つ前記メガネ板の対向面とは摺接するように装着されるとともに、前記揺動管の先端の開口部の左右両側であって前記メガネ板の対向面と自身とが摺接する部分に前記メガネ板の一対の吸込吐出口の開口幅以上の広さに設けられたシール部を有するウェアプレートと、
前記揺動管の揺動範囲の全体に亘って前記ウェアプレートの少なくとも外周部を揺動軸線の前後から複数の転動体を介して常に支承するように設けられたウェアプレート支持部と、
前記揺動管の先端部の内周面に当該先端部の内周面に対して揺動軸線の方向にスライド可能に篏合されるとともに前記メガネ板の対向面とは摺接するように装着される円筒状のウェアリングと、
を備え、
前記ウェアプレートは、前記揺動管の先端部の外周面に当該先端部の外周面および前記ウェアリングの外周面に対して揺動軸線の方向にスライド可能に篏合されて且つ前記メガネ板の対向面に対して摺接するように装着されるとともに、
前記シール部が、前記ウェアリングの開口部の左右両側であって前記メガネ板の対向面と自身とが摺接する部分に、前記メガネ板の一対の吸込吐出口の開口幅以上の広さに設けられていることを特徴とするピストンポンプ。 - 輸送対象物を輸送する輸送管が自身前壁側に接続されるホッパと、
前記ホッパの背壁側に設けられて左右一対の吸込吐出口を有するとともに該一対の吸込吐出口相互の間隔が該吸込吐出口の開口幅以上に設定されたメガネ板と、
前記ホッパ内に揺動可能に収容されて前記輸送管を前記一対の吸込吐出口に交互に連通させるように自身先端の開口部を前記一対の吸込吐出口のいずれかに臨む位置に交互に切換え移動可能な揺動管と、
前記揺動管を前記一対の吸込吐出口に交互に連通する位置に揺動させるアクチュエータと、
前記一対の吸込吐出口の背部にそれぞれ接続されて前記揺動管との非連通時には前記ホッパ内の輸送対象物を吸引するとともに前記揺動管との連通時には前記吸引した輸送対象物を吐出する左右一対のポンプシリンダと、
前記揺動管の先端部外周面に当該先端部外周面に対して揺動軸線の方向に相対的にスライド可能に篏合されて且つ前記メガネ板の対向面とは摺接するように装着されるとともに、前記揺動管の先端の開口部の左右両側であって前記メガネ板の対向面と自身とが摺接する部分に前記メガネ板の一対の吸込吐出口の開口幅以上の広さに設けられたシール部を有するウェアプレートと、
前記揺動管の揺動範囲の全体に亘って前記ウェアプレートの少なくとも外周部を揺動軸線の前後から複数の転動体を介して常に支承するように設けられたウェアプレート支持部と、
を備え、
前記ウェアプレート支持部は、
前記ウェアプレートを揺動軸線の前側であって前記ホッパ内側の位置で、前記ウェアプレートの少なくとも外周部を支持する軌道盤と、
前記ウェアプレートを揺動軸線の後側であって前記ホッパ外側の位置で、前記ウェアプレートの少なくとも外周部を支持するセットプレートと、を有し、
前記軌道盤および前記セットプレートは、前記ウェアプレート側を向く面にそれぞれ形成された凹の転動体装着部に、前記複数の転動体が収容されていることを特徴とするピストンポンプ。 - 前記ウェアプレート支持部は、
前記ウェアプレートを揺動軸線の前側であって前記ホッパ内側の位置で、前記ウェアプレートの少なくとも外周部を支持する軌道盤と、
前記ウェアプレートを揺動軸線の後側であって前記ホッパ外側の位置で、前記ウェアプレートの少なくとも外周部を支持するセットプレートと、を有し、
前記軌道盤および前記セットプレートは、前記ウェアプレート側を向く面にそれぞれ形成された凹の転動体装着部に、前記複数の転動体が収容されている請求項1に記載のピストンポンプ。 - 前記ウェアプレートは、自身中央に位置する開口部が、前記メガネ板の一対の吸込吐出口それぞれに合致する位置おいて、前記軌道盤に装着された前記複数の転動体および前記セットプレートに装着された前記複数の転動体で前記揺動軸線の前後から、前記ウェアプレートの外周部および内周部が常に支承されるとともに、前記開口部と合致していない側の吸込吐出口の開口を前記ホッパの内部に連通させるように、前記シール部の内周端部および外周端部が、周方向に向けて突設されている請求項2または3に記載のピストンポンプ。
- 前記軌道盤および前記セットプレートは、それぞれの前記転動体装着部の底面と前記複数の転動体との間に、各転動体を転動可能に保持する受動体が介装されている請求項2~4のいずれか一項に記載のピストンポンプ。
- 前記軌道盤は、自身の前記転動体装着部に装着された前記受動体の背面に、磁石が装着されるとともに、前記受動体と前記転動体との間に、磁性流体が介在されて潤滑させており、
前記セットプレートは、自身の前記転動体装着部に設けられた前記受動体の背面に、磁石が装着されるとともに、前記受動体と前記転動体との間に、磁性流体が介在されて潤滑させるように構成されている請求項5に記載のピストンポンプ。 - 輸送対象物を輸送する輸送管が自身前壁側に接続されるホッパと、
前記ホッパの背壁側に設けられて左右一対の吸込吐出口を有するとともに該一対の吸込吐出口相互の間隔が該吸込吐出口の開口幅以上に設定されたメガネ板と、
前記ホッパ内に揺動可能に収容されて前記輸送管を前記一対の吸込吐出口に交互に連通させるように自身先端の開口部を前記一対の吸込吐出口のいずれかに臨む位置に交互に切換え移動可能な揺動管と、
前記揺動管を前記一対の吸込吐出口に交互に連通する位置に揺動させるアクチュエータと、
前記一対の吸込吐出口の背部にそれぞれ接続されて前記揺動管との非連通時には前記ホッパ内の輸送対象物を吸引するとともに前記揺動管との連通時には前記吸引した輸送対象物を吐出する左右一対のポンプシリンダと、
前記揺動管の先端部の内周面に当該先端部の内周面とは揺動軸線の方向にスライド可能に篏合されるとともに前記メガネ板の対向面とは摺接するように装着される円筒状のウェアリングと、
前記揺動管の先端部の外周面に当該先端部の外周面および前記ウェアリングの外周面に対して揺動軸線の方向にスライド可能に篏合されて且つ前記メガネ板の対向面に対して摺接するように装着されるとともに、前記ウェアリングの開口部の左右両側であって前記メガネ板の対向面と自身とが摺接する部分に、前記メガネ板の一対の吸込吐出口の開口幅以上の広さに設けられたシール部を有するウェアプレートと、
を備えることを特徴とするピストンポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019114451A JP7248515B2 (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | ピストンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019114451A JP7248515B2 (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | ピストンポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021001555A JP2021001555A (ja) | 2021-01-07 |
JP7248515B2 true JP7248515B2 (ja) | 2023-03-29 |
Family
ID=73993836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019114451A Active JP7248515B2 (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | ピストンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7248515B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001221148A (ja) | 2000-02-07 | 2001-08-17 | Shintec:Kk | 生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造 |
JP2005036678A (ja) | 2003-07-17 | 2005-02-10 | Furukawa Co Ltd | ピストンポンプの逆流防止予圧機構 |
US20060124361A1 (en) | 2004-07-27 | 2006-06-15 | David Mundell | Method of pumping drill cuttings and dual cylinder positive displacement pump for moving drill cuttings |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06257563A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-13 | Niigata Eng Co Ltd | コンクリートポンプにおける摺動板と揺動管の摺動部 |
-
2019
- 2019-06-20 JP JP2019114451A patent/JP7248515B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001221148A (ja) | 2000-02-07 | 2001-08-17 | Shintec:Kk | 生コンクリート圧送用ポンプにおけるバルブ機構のたわみ防止構造 |
JP2005036678A (ja) | 2003-07-17 | 2005-02-10 | Furukawa Co Ltd | ピストンポンプの逆流防止予圧機構 |
US20060124361A1 (en) | 2004-07-27 | 2006-06-15 | David Mundell | Method of pumping drill cuttings and dual cylinder positive displacement pump for moving drill cuttings |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021001555A (ja) | 2021-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5027878B2 (ja) | タンデムピストンポンプ | |
US9097113B2 (en) | Hydraulic pump/motor and method of suppressing pulsation of hydraulic pump/motor | |
JP7248515B2 (ja) | ピストンポンプ | |
US6450779B1 (en) | Two-cylinder thick matter pump | |
US3829254A (en) | Pump for concrete and the like | |
NO338172B1 (no) | Eksenterdrivmekanisme for volumetriske pumper og motorer | |
TW200630543A (en) | A fluid transfer pump | |
JP6495018B2 (ja) | 可変容量型斜板式油圧ポンプ | |
JP2000291537A (ja) | 流動体圧送装置 | |
CN101135285A (zh) | 具有防沉积功能的活塞泵 | |
JP4083470B2 (ja) | ピストンポンプの逆流防止装置の摺動部潤滑機構 | |
KR102091581B1 (ko) | 스러스트 압력을 견디는 정량펌프 | |
JP2016528433A (ja) | パイプ切り替え部を有する2シリンダ式粘性物質用ポンプ | |
KR20200037609A (ko) | 유량제어형 유체펌프 | |
KR101305395B1 (ko) | 펌프 | |
JP3524732B2 (ja) | 流動体圧送装置 | |
RU2684694C1 (ru) | Насос | |
JPH0735775U (ja) | 汚泥ケーキ等の圧送装置 | |
KR20200049615A (ko) | 배기 가스 처리 시스템에서 유체를 이송하는 펌프를 위한 밸브 모듈 | |
CN118481961A (zh) | 一种软阀隔膜泵 | |
KR200300871Y1 (ko) | 콘크리트펌핑장치의웨어플레이트 | |
KR200159170Y1 (ko) | 콘크리트펌핑장치s파이프의 웨어링 장착구조 | |
JPH11190273A (ja) | 垂直吸入式コンクリート圧送ポンプ | |
RU2042049C1 (ru) | Насос с кулачковым приводом | |
JP5105202B2 (ja) | 流動物搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230316 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7248515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |