JP7247816B2 - 包装材 - Google Patents

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Description

本発明は、サイズの変更可能な包装体に組み立てられる包装材に関する。
ティシュペーパやペーパウェスなどのシートが積み重ねられた製品を収容するパッケージの一つとして、収容される製品のサイズに応じて製品の収容位置を変更することのできる包装体が知られている。
たとえば、本体容器に取り付けられた一対の帯に面ファスナが設けられ、一対の帯が面ファスナで連結された状態でボックスティシュを保持する包装体が提案されている。この包装体によれば、面ファスナどうしの連結位置を調節することにより、本体容器に収容されるボックスティシュの位置が変更される。よって、さまざまな高さ寸法のボックスティシュを適切な位置に収容することが可能とされる(特許文献1参照)。
実用新案登録第3110128号公報
しかしながら、上述の包装体では、製品の収容位置を変更することはできるものの、本体容器のサイズを変更することはできない。このような包装体は、収容対象が小さければ本体容器のサイズを抑える余地があるにもかかわらず、本体容器のサイズが一定であることから無用な存在感や圧迫感を惹起させるおそれがあり、ユーザビリティの低下を招くおそれがある。よって、包装体のユーザビリティを高めるうえで、改善の余地がある。
本件は、上記の課題に鑑みて創案されたものであり、包装材から組み立てられた包装体のユーザビリティを高めることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
ここで開示する包装材は、複数のシートが積み重ねられているとともに前記シートが取り出されるにつれて積み重ねられた方向の寸法である積重寸法が減少するシート束を包装するシート状であり、突出シート片とスリットとを備えている。
前記突出シート片は、前記シート束の周囲で角柱の側面に沿った形状に組み立てられる周壁シート片の前記側面が連設される方向である第一方向へ向けて突出した形状に設けられている。前記スリットは、前記周壁シート片において、前記第一方向と交差する方向である第二方向に沿って延び、前記突出シート片が挿抜自在である。そして、前記突出シート片および前記スリットの少なくとも何れか一方は、前記第一方向に並んで複数が設けられている。
本件によれば、包装材から組み立てられた包装体のユーザビリティが高められる。
包装材の平面図である。 横置きモードであって大状態の包装体を示す斜視図である。 横置きモードであって中状態の包装体を示す斜視図である。 横置きモードであって小状態の包装体を示す斜視図である。 縦置きモードであって大状態の包装体を示す斜視図である。 中状態の包装体を模式的に示す断面図である。 変形例の包装材を示す平面図である。
以下、実施形態としての包装材を説明する。
包装材は、平面状をなす包装用の資材であり、立体状の包装体に組み立てられる。
包装材には、所定の形状に切り取られたシート状の紙材が用いられる。ただし、包装材の少なくとも一部には、プラスチック材やフィルム材あるいは金属材といった紙材以外の資材が用いられていてもよい。
包装材から組み立てられた包装体には、複数のシートが積み重ねられたシート束(包装対象)が収容(包装)される。
シート束は、シートが取り出されるにつれて積み重ねられた方向の寸法(以下「積重寸法」と称する)が減少する。このようなシート束としては、ポップアップ方式でシートが取り出されるシートの積重体が挙げられる。
シートの具体例としては、ティシュペーパ,ペーパふきん,ペーパウェスなどが挙げられる。本実施形態では、ティシュペーパの積重体をシート束として例示し、ティシュカートンに代えて用いられる包装体を例説する。
シート束を収容する包装体は、シート束の積重寸法に対応する寸法が段階的に変更可能に設けられる。本実施形態では、高さ寸法や胴囲のサイズが大中小の三段階に変更可能な包装体を例に挙げる。
本実施形態では、包装材および包装体が水平面に載置されたものとし、説明に用いる方向を下記のように定義する。
包装材については、水平方向において互いに直交(交差)するX方向(第一方向)およびY方向(第二方向)を用いて説明する。X方向およびY方向のそれぞれは、互いに反対向きの二方向を内在する。そこで、各方向について、一方を下付きの添え字で「1」を付して示し、他方を下付きの添え字で「2」を付して示す。X方向について言えば、一方がX1方向であり、他方がX2方向である。
[I.一実施形態]
一実施形態では、包装材に関する構成を項目[1]で述べ、項目[1]の構成による作用および効果を項目[2]で述べる。
[1.構成]
本項目[1]では、小項目[1-1]で包装材および包装体を概説し、小項目[1-2]で包装材および包装体を詳述する。
[1-1.概要]
図1に示すように、包装材1は、水平面に沿って延在するシート状をなす。
包装材1は、図2~図5に示すように、角柱状の包装体1′に組み立てられる。包装体1′には、ティシュペーパ90′(シート)の積み重ねられたシート束9′が収容される。このシート束9′の周囲で角柱状に包装体1′が組み立てられる。
包装体1′は、以下に示す三つの状態のうち一つの状態に包装材1から組み立てられ、三段階のサイズが設定自在に設けられている。
・大状態:サイズの最も大きい状態(図2,図5参照)
・中状態:サイズが大状態よりも小さく小状態よりも大きい状態(図3参照)
・小状態:サイズの最も小さい状態(図4参照)
また、包装体1′は、下記の横置きモード(図2~図4参照)および縦置きモード(図5参照)の何れか一方が選択可能であり、二種の使用態様が設定自在である。
・横置きモード:シート束9′の積重方向が鉛直方向に沿う配向で使用されるモード
・縦置きモード:シート束9′の積重方向が水平方向に沿う配向で使用されるモード
包装材1が包装体1′に組み立てられることから、包装材1と包装体1′とは対応する部材である。具体的には、下記の表1に概括するように、包装材1の各構成要素と包装体1′の各構成要素とが対応している。
Figure 0007247816000001
表1に示すように、対応する構成要素には同様の符号を付す。ただし、包装体1′の構成要素には、包装材1の構成要素に付した符号の末尾に「′」を書き足して示す。
包装材1の各構成要素は、シート状に展開された包装体1′の各構成要素である。反対に、包装体1′の各構成要素は、組み立てられた包装材1の各構成要素である。具体例を挙げれば、包装材1の周壁シート片2は、包装体1′に組み立てられた状態では周壁シート片2′である。反対に、包装体1′の周壁シート片2′は、包装材1に展開された状態では周壁シート片2である。
[1-2.詳細]
以下、包装材1および包装体1′の各構成要素について説明する。
図1に示すように、包装材1は、X方向における位置によって下記のシート片2,3に大別される。
・周壁シート片2:組立状態で角柱の側面に沿った形状に組み立てられる部位
・突出シート片3:周壁シート片2からX方向に突出した形状の部位
周壁シート片2は、X方向およびY方向のそれぞれに沿う端辺を有し、突出シート片3よりも大きな矩形状に設けられている。この周壁シート片2は、包装体1′に組み立てられた状態で、角柱の側面(すなわち角筒状)に配置される部位である。この角柱の側面が連設される方向は、包装材1におけるX方向に対応する。
突出シート片3は、周壁シート片2に対してX1方向へ向けて突出し、Y方向に離間した一対が設けられている。このように突設された突出シート片3は、周壁シート片2に対して係脱される。ここでは、矩形状の突出シート片3を例示する。
周壁シート片2は、Y方向における位置によって下記のシート片4,5に細別される。
・ 本体シート片4 :Y方向中央に配置された部位
・フラップシート片5:Y方向端部側に配置された部位
本体シート片4には、上記のようにX1方向側に突出シート片3が連設されるほか、Y1方向側およびY2方向側の双方にフラップシート片5が連設されている。
本体シート片4には、罫線6,スリット7が設けられている。
罫線6は、Y方向に沿って延びて設けられ、X方向に並んで設けられている。このように複数が並設された罫線6は、包装材1から包装体1′への組立における折り曲げを案内するガイドとして機能する。換言すれば、包装材1の罫線6は、組み立てられた包装体1′の角部(角柱の側稜)に応じた箇所に設けられている。
さらに、罫線6どうしがX方向に離間する寸法(以下「離間寸法」と称する)は、等間隔に設定されている。これらの罫線6で周壁シート片2が短冊状のシート片(以下「短冊シート片」と称する)に区画される。短冊シート片は、包装体1′に組み立てられた状態で角柱の各側面に沿って配置される。
このように構成された本体シート片4は、短冊シート片が各罫線6を介して連設された部位と言え、各罫線6で蛇腹状に折り曲げることが可能となっている。ここでは、つぎに説明するスリット7が罫線6上に設けられ、罫線6の延長線上に切込線Cが設けられた例を挙げる。
スリット7は、本体シート片4においてY方向に沿って延びる切れ目であり、一対の突出シート片3のそれぞれと対応する箇所に配置されている。このようにY方向に離間して配置された一対のスリット7には、突出シート片3が抜き差しされる。
上記のように突出シート片3が挿抜自在なスリット7は、X方向に並んで複数対(複数)が設けられている。一対のスリット7が設けられる箇所の数は、包装体1′のサイズの変更可能な段階数に対応する。
具体的には、以下に示す三つのスリット71~73が設けられている。
・第一スリット71:大状態に対応するスリット7
・第二スリット72:中状態に対応するスリット7
・第三スリット73:小状態に対応するスリット7
2方向からX1方向へ向けて第一スリット71,第二スリット72,第三スリット73がこの順に並んで設けられている。
フラップシート片5は、周壁シート片2においてY方向の端部からY方向に沿って切り込まれた切込線Cどうしの間で、本体シート片4に対して揺動自在に設けられた部位である。このフラップシート片5は、X方向に並んで複数が設けられている。
ここでは、Y1方向側の切込線CのほうがY2方向側の切込線CよりもY方向寸法が大きく設定されている。すなわち、本体シート片4に対してY1方向側のフラップシート片5のほうがY2方向側のフラップシート片5のよりもY方向寸法が大きく設定されている。
なお、切込線Cに対してY方向中央側に離間した箇所にスリット7が配置されている。
上記の包装材1は、下記の手順I~IIIで包装体1′に組み立てられる。
・手順 I :包装材1の周壁シート片2にシート束9′を載置する
・手順 II :シート束9′を囲むように周壁シート片2を罫線6で折り曲げる
・手順III:突出シート片3をスリット71~73の何れか一つに差し込む
手順IIIの突出シート片3は、第一スリット71に差し込まれた場合には図2に示すように大状態の包装体1′が組み立てられ、第二スリット72に差し込まれた場合には図3に示すように中状態の包装体1′が組み立てられる。第三スリット73に差し込まれた場合には、図4に示すように小状態の包装体1′が組み立てられる。
上記の手順IIIが完了すると、周壁シート片2が角柱の側面に沿った形状に組み立てられた状態であって突出シート片3がスリット71~73の何れかに差し込まれた状態(以下「組立状態」と称する)となる。なお、包装材1の構成要素は、組立状態にある包装体1′の構成要素に読み替えることができる。
包装材1から包装体1′に組み立てられた組立状態では、以下に示す二種の開口AS′,AT′が設けられる。
・側開口AS′:包装体1′のなす角柱の側面に設けられる開口
・底開口AT′:包装体1′のなす角柱の底面に設けられる開口
側開口AS′は、包装材1における周壁シート片2と突出シート片3とで囲繞され、下記の手順IV,Vで形成される。
・手順 IV :突出シート片3′が差し込まれたスリット7′よりもX2方向側の短
冊シート片を突出シート片3′が差し込まれたスリット7′よりも
1方向側に折り返す(図6参照)
・手順 V :周壁シート片2′におけるX1方向側の端縁21′とスリット7′に
沿って延在する端縁22′とを離間させる(図6参照)
たとえば、図6に示すように中状態の包装体1′に組み立てられる場合には、包装材1の周壁シート片2におけるX1方向側の端縁21と第二スリット72に沿って延在する端縁22(X2方向側の端縁)とで上記の側開口AS′が囲繞される。
底開口AT′は、周壁シート片2におけるY1方向の端縁23で囲繞され、フラップシート片5の折り倒し角度によってサイズ(上面視の面積)が変更自在である。
図5に示すように縦置きモードで上方に配置されるフラップシート片5′(一箇所のみに符号を付す)は、折り倒されなければ最も大きなサイズ(角柱の天面に対応するサイズ)の底開口AT′を形成する。このフラップシート片5′の折り倒し角度が大きくなるほど底開口AT′のサイズが小さくなる。折り倒されたフラップシート片5′の大きさや組み立てられた包装体1′のサイズによっては、底開口AT′が閉鎖される。
そのほか、組立状態で下方に配置されるフラップシート片5′(図示省略)が水平に折り倒された状態では、このフラップシート片5′によって包装体1′が安定して自立する。
[2.作用および効果]
本実施形態の包装材1は、上述のように構成されるため、下記のような作用および効果を得ることができる。
X方向に並ぶ複数のスリット7に突出シート片3が挿抜自在であるため、突出シート片3が差し込まれたスリット7に応じたサイズの包装体1′に包装材1を組み立てることができる。
さらに、包装体1′の突出シート片3′がスリット71′,72′,73′の何れか一つから他の一つに差し替えられれば、包装体1′のサイズを変更することができる。たとえば、ティシュペーパ90′の消費にともなってシート束9′の積重寸法が減少した際には、突出シート片3′を第一スリット71′から他のスリット72′,73′の何に差し替えることで、シート束9′の積重寸法に応じたサイズに包装体1′を適正化できる。そのため、包装体1′の使用者に対する無用な存在感や圧迫感を抑えることができる。よって、包装材1から組み立てられた包装体1′のユーザビリティを高めることができる。
周壁シート片2には包装体1′の角部に応じた箇所に罫線6が設けられているため、罫線6で周壁シート片2が折り曲げられやすくなる。そのため、包装材1から包装体1′への組立に要する折り曲げ作業が容易となる。よって、包装材1から包装体1′へと組み立てる作業性が向上する。
罫線6どうしの離間寸法が等間隔に設定されているため、包装体1′の見栄えを向上させることができ、包装材1から包装体1′へ組み立てる作業性の向上に寄与しうる。また、縦置きモードの包装体1′を正多角柱状に組み立てやすくなり、包装体1′のユーザビリティを向上させるのに資する。
組立状態で下方に配置されるフラップシート片5が水平に折り倒されれば、包装体1′を安定して自立させることができる。このフラップシート片5は、外側へ折り倒されれば包装体1′の安定性を更に高めることができ、内側へ折り倒されれば見栄えの確保と安定性とを両立することができる。
組立状態で上方に配置されるフラップシート片5が折り倒されれば、開口AT′のサイズを変更することができ、包装体1′においてシート束9′の収容された内部への異物の侵入を抑えることができる。
側開口AS′によれば、一般的なティシュカートンと同様にティシュペーパ90′を取り出すことができる。底開口AT′によれば、側開口AS′とは異なる箇所からティシュペーパ90′を取り出すことができ、包装体1′のユーザビリティを向上させることができる。
開口AS′,AT′の双方が設けられれば、ティシュペーパ90′の取出口が二箇所に設定され、包装体1′のユーザビリティを高めることができる。
そのほか、包装材1が単一の資材から構成されていれば、包装材1を廃棄する際に資材を分別する作業を省略することができ、易廃棄性を確保することができる。さらに、包装材1が紙材から構成される場合には、包装材1を古紙の回収に供することができる。このような紙材の包装材1によれば、プラスチックの廃棄物を創出することがなく(いわゆる「脱プラ」)、環境負荷の低減に資する。
なお、Y1方向側の切込線CのほうがY2方向側の切込線CよりもY方向寸法が大きく設定されていることから、本体シート片4に対してY1方向側のほうがY2方向側よりもY方向寸法の大きいフラップシート片5が設けられる。
そのため、縦置きモードの包装体1′においてY1方向側のフラップシート片5が上方に配置された場合には、底開口AT′を絞りやすく(開口面積を縮小しやすく)なり、内部への異物の侵入を更に抑えることができる。一方、縦置きモードの包装体1′においてY1方向側のフラップシート片5が下方に配置された場合には、包装体1′の安定性を向上させることができる。このとき、Y2方向側のフラップシート片5が上方に配置されるため、底開口AT′の大きさが確保され、ティシュペーパ90′を取り出しやすくなる。これらのようにさまざまな使用態様に応じて、種々の作用および効果が得られる。
[II.変形例]
上述の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
図7に示すように、包装材1″の本体シート片4″に複数の突出シート片3″が設けられていてもよい。ここでは、X2方向側に開放側を向けたコの字型の切れ込みで囲繞された突出シート片3″が形成され、X方向に並んだ複数対の突出シート片3″が配置されている。このように周壁シート片2″でX方向に並んだ複数の突出シート片3″によれば、突出シート片3″およびスリット7″の各X方向位置に応じたサイズで包装材1″を包装体に組み立てることができる。そのため、設定可能なサイズのバリエーションを充実させることができ、包装材1″の使用者に対するユーザビリティを高めることができる。
また、包装体のなす角柱の底面における少なくとも一部を封鎖する蓋シート片8″が包装材1″に付設されていてもよい。このような蓋シート片8″は、フラップシート片5″の少なくとも一部からY方向へ向けて延設される。この場合には、包装体のなす角柱の底面の封鎖性を高めることができ、内部への異物の侵入を更に抑えることもできる。
さらに、周壁シート片2″からフラップシート片5や切込線C(図1参照)を省略してもよい。このように本体シート片4″のみで構成された周壁シート片2″によれば、底開口の大きさが一定となるものの、フラップシート片5の折り曲げが省略され、組立作業を簡素化することができる。
そのほか、突出シート片の形状は、一実施形態で例示した矩形状に限らず、ジグソーパズルの凸部や矢尻状などの抜け止め機能を有する形状であってもよく、多角形状や曲線状といった種々の形状であってもよい。
あるいは、罫線を省略することも可能である。この場合には、折り曲げのガイドが無いことから、包装材の折り曲げ箇所を任意に設定しやすくなる。延いては、折り紙による多様な知育効果と同様に、運動能力の巧緻性(指先の器用さ)や幾何学的な認識能力,創造的な思考力などの向上に資する。
1 包装材
1′ 包装体
2,2′ 周壁シート片
21,22,23 端縁
3,3′ 突出シート片
4,4′ 本体シート片
5,5′ フラップシート片
6,6′ 罫線
7,7′ スリット
71,71′ 第一スリット
72,72′ 第二スリット
73,73′ 第三スリット
8″ 蓋シート片
9′ シート束
90′ ティシュペーパ(シート)
AS′ 側開口
AT′ 底開口
C 切込線

Claims (2)

  1. 複数のシートが積み重ねられているとともに前記シートが取り出されるにつれて積み重ねられた方向の寸法である積重寸法が減少するシート束を包装するシート状の包装材であって、
    前記シート束の周囲で角柱の側面に沿った形状に組み立てられる周壁シート片の前記側面が連設される方向である第一方向へ向けて突出した形状に設けられた突出シート片と、
    前記周壁シート片において、前記第一方向と交差する方向である第二方向に沿って延び、前記突出シート片が挿抜自在なスリットと、を備え、
    前記突出シート片および前記スリットの少なくとも何れか一方は、前記第一方向に並んで複数が設けられており、
    前記周壁シート片が前記側面に沿った形状に組み立てられた状態であって前記突出シート片が前記スリットの何れかに差し込まれた状態である組立状態において、前記側面から前記シートが取り出される開口である側開口が前記周壁シート片と前記突出シート片とで囲繞される
    ことを特徴とする包装材。
  2. 複数のシートが積み重ねられているとともに前記シートが取り出されるにつれて積み重ねられた方向の寸法である積重寸法が減少するシート束を包装するシート状の包装材であって、
    前記シート束の周囲で角柱の側面に沿った形状に組み立てられる周壁シート片の前記側面が連設される方向である第一方向へ向けて突出した形状に設けられた突出シート片と、
    前記周壁シート片において、前記第一方向と交差する方向である第二方向に沿って延び、前記突出シート片が挿抜自在なスリットと、を備え、
    前記突出シート片および前記スリットの少なくとも何れか一方は、前記第一方向に並んで複数が設けられており、
    前記周壁シート片が前記側面に沿った形状に組み立てられた状態であって前記突出シート片が前記スリットの何れかに差し込まれた状態である組立状態において、前記角柱の底面から前記シートが取り出される開口である底開口が前記周壁シート片における前記第二方向の端縁で囲繞される
    ことを特徴とする包装材
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