JP7245614B2 - 液体洗浄剤組成物、洗浄剤、及び洗浄方法 - Google Patents

液体洗浄剤組成物、洗浄剤、及び洗浄方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体洗浄剤組成物、洗浄剤、及び洗浄方法に関する。
従来、食品加工工場、飲料工場、乳業工場、ビール工場などで使用されている、飲食料品設備(例えば、食品飲料製造機器、充填機、調合タンクなどの製造設備の外面、フリーザー、搬送用コンベア、床など)においては、発泡性の洗浄剤組成物が使用されている。
例えば、特許文献1には、(A)アルカリ剤を0.1~15.0重量%と、(B)アニオン界面活性剤を0.1~5.0重量%と、(C)炭素原子数が8~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキサイドを0.5~5.0重量%と、(D)炭素原子数が6~14の脂肪酸又はその塩を0.1~4.0重量%とを必須成分として含有することを特徴とし、さらに、(E)塩素系酸化剤を有効塩素濃度として、組成物全体に対して0.1~7.0%含有する発泡洗浄剤組成物が開示されており、当該発泡洗浄剤組成物によれば、優れた起泡力及び滞留性を有するとともに、高い洗浄効果が発揮されるとされている。
また、例えば、特許文献2には、(A)成分としてアルキルジメチルアミンオキシド、(B)成分としてアルカンスルホン酸又はその塩、(C)成分として芳香族スルホン酸又はその塩、(D)成分としてアルカリ金属水酸化物、(E)成分として有機ホスホン酸又はその塩、(F)成分として次亜塩素酸アルカリ金属塩、(G)成分として水、を含有することを特徴とする発泡洗浄剤組成物が開示されており、当該発泡洗浄剤組成物によれば、洗浄性に優れ、アルミニウム等の軽金属を腐食させる虞がないとともに、洗浄後にすすぎ水由来の硬度成分が不溶性の塩を形成することがなく、飲料・食品製造工場や厨房等の洗浄を効果的に行うことができるとされている。
特開2013-249383号公報 特開2017-57345号公報
本発明者らが検討したところ、例えば特許文献1,2に開示されたような従来の液体洗浄剤組成物は、次亜塩素酸塩などの塩素系酸化剤を含んでいる場合に、夏場の高温環境などで長期間(例えば、40℃程度の高温環境で1ヶ月程度)保管されると、液体洗浄剤組成物からガスが発生して、保存容器が膨張するなどの問題が発生する場合があることが明らかとなった。保存容器が膨張すると、容器の変形、液漏れ等の問題を引き起こす。したがって、輸送条件などにおいても、そのような状況への対応が求められる。
また、このような高温環境で長期間保管されると、液体洗浄剤組成物の有効塩素濃度が低下するなど、高温環境における塩素安定性が不十分となる場合もある。洗浄剤の有効塩素濃度が低下すると、洗浄力や漂白力が低下するという問題がある。
さらに、塩素系酸化剤を含む液体洗浄剤組成物には、アルミニウム等の軽金属に対する腐食の抑制も求められている。
本発明は、高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、アルミニウム等の軽金属に対する腐食が抑制された液体洗浄剤組成物を提供することを主な課題とする。さらに、本発明は、当該液体洗浄剤組成物を用いた洗浄剤、及び洗浄方法を提供することも目的とする。また、本発明は、高温環境下での洗浄方法を提供することも目的とする。
本発明者らは、上記のような課題を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、(A)アルカリ剤と、(B)アニオン界面活性剤と、(C)炭素原子数6~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドと、(D)芳香族カルボン酸又はその塩と、(E)塩素系酸化剤と、(F)珪酸又はその塩と、(G)水とを含む液体洗浄剤組成物において、(F)珪酸又はその塩の含有量を所定の範囲に設定することにより、高温環境における優れた塩素安定性とガス発生抑制効果が発揮され、さらに、アルミニウム等の軽金属に対する腐食についても効果的に抑制されることを見出した。本発明は、これらの知見に基づいて、さらに検討を重ねることにより完成したものである。
すなわち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)アルカリ剤と、
(B)アニオン界面活性剤と、
(C)炭素原子数6~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドと、
(D)芳香族カルボン酸又はその塩と、
(E)塩素系酸化剤と、
(F)珪酸又はその塩と、
(G)水と、
を含み、
前記(F)珪酸又はその塩の含有量が、1.5~14.0質量%である、液体洗浄剤組成物。
項2. 前記(C)炭素原子数6~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドが、(c-1)炭素原子数12のアルキルジメチルアミンオキシド及び(c-2)炭素原子数8のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシドの少なくとも一方を含む、項1に記載の液体洗浄剤組成物。
項3. 前記(C)炭素原子数6~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドと、前記(D)芳香族カルボン酸又はその塩との質量比が、1:10~20:1である、項1又は2に記載の液体洗浄剤組成物。
項4. 前記(B)アニオン界面活性剤と、前記(C)炭素原子数6~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドとの質量比が、5:1~1:5である、項1~3のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
項5. 前記液体洗浄剤組成物中の有効塩素濃度が0.1~7.0質量%となる量の前記(E)塩素系酸化剤を含む、項1~4のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
項6. 飲食品製造設備の洗浄用である、項1~5のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
項7. 前記(G)水の含有量が60~90質量%である、項1~6のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
項8. 項1~7のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物を2~40質量%と、希釈水を60~98質量%含む、洗浄剤。
項9. 発泡した形態である、項8に記載の洗浄剤。
項10. 項1~7のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物と希釈水を混合して、洗浄剤を調製する工程と、
前記洗浄剤を発泡させ、洗浄対象物に付着させる工程と、
前記洗浄対象物に付着した前記洗浄剤を、すすぎ水ですすぐ工程と、
を備える、洗浄方法。
本発明によれば、高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、アルミニウム等の軽金属に対する腐食が抑制された液体洗浄剤組成物を提供することができる。さらに、本発明によれば、当該液体洗浄剤組成物を用いた洗浄剤、及び洗浄方法を提供することもできる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)アルカリ剤と、(B)アニオン界面活性剤と、(C)炭素原子数6~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドと、(D)芳香族カルボン酸又はその塩と、(E)塩素系酸化剤と、(F)珪酸又はその塩と、(G)水とを含み、(F)珪酸又はその塩の含有量が、1.5~14.0質量%であることを特徴とする。本発明の液体洗浄剤組成物は、このような構成を備えていることにより、高温環境(例えば、30~50℃程度)で長期間(例えば、1ヶ月程度)保管(輸送環境も含む)された場合の優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮すると共に、アルミニウム等の軽金属に対する腐食も効果的に抑制することができる。以下、本発明の液体洗浄剤組成物、当該液体洗浄剤組成物を用いた洗浄剤及び洗浄方法について詳述する。
なお、本明細書において、「~」で結ばれた数値は、「~」の前後の数値を下限値及び上限値として含む数値範囲を意味する。複数の下限値と複数の上限値が別個に記載されている場合、任意の下限値と上限値を選択し、「~」で結ぶことができるものとする。
(液体洗浄剤組成物)
本発明の液体洗浄剤組成物は、前記の(A)成分~(G)成分を含んでおり、後述のとおり、洗浄対象物の洗浄に用いる際には、さらに希釈水で希釈されて、本発明の洗浄剤として使用される。本発明の液体洗浄剤組成物から調製される洗浄剤は、泡洗浄機を用いて発泡した形態で洗浄対象物の洗浄に用いられる。すなわち、本発明の液体洗浄剤組成物は、発泡液体洗浄剤組成物ということができる。また、本発明の洗浄剤は、発泡洗浄剤ということができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分として、アルカリ剤を含んでいる。(A)アルカリ剤としては、液体洗浄剤組成物に使用できるものであれば特に制限されず、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどが挙げられる。
(A)アルカリ剤としては、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物中の(A)アルカリ剤の含有量としては、特に制限されないが、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮する観点からは、下限については、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、さらに好ましくは2.0質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは15.0質量%以下、より好ましくは10.0質量%以下、さらに好ましくは8.0質量%以下が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(B)成分として、アニオン界面活性剤を含んでいる。(B)アニオン界面活性剤としては、液体洗浄剤組成物に使用できるものであれば特に制限されず、例えば、炭素原子数13~17の2級アルカンスルホン酸ナトリウム、炭素原子数13~17の2級アルカンスルホン酸カリウム、炭素原子数10~14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、炭素原子数10~14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウムなどが挙げられる。これらの中でも、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮する観点からは、炭素原子数13~17の2級アルカンスルホン酸ナトリウムが好ましい。炭素原子数13~17の2級アルカンスルホン酸ナトリウムの市販品としては、クラリアントジャパン社製の製品名「ホスタプアSAS30」などが挙げられる。
(B)成分としては、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物中の(B)アニオン界面活性剤の含有量としては、特に制限されないが、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮する観点からは、下限については、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、さらに好ましくは1.2質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは4.0質量%以下、さらに好ましくは3.0質量%以下が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(C)成分として、炭素原子数8~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドを含んでいる。(C)アルキルジメチルアミンオキシドとしては、炭素原子数8~18のアルキル基またはアルキレン基を有するものであって、液体洗浄剤組成物に使用できるものであれば特に制限されない。
液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、粘度の観点からは、(C)炭素原子数6~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドは、(c-1)炭素原子数12のアルキルジメチルアミンオキシド(具体的には、ジメチルラウリルアミンN-オキシド)及び(c-2)炭素原子数8のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシド(具体的には、ジメチルオクチルアミンN-オキシド)の少なくとも一方を含むことが好ましく、(c-1)炭素原子数12のアルキルジメチルアミンオキシド及び(c-2)炭素原子数8のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシドを含むことがより好ましい。
(c-1)炭素原子数12のアルキルジメチルアミンオキシド及び(c-2)炭素原子数8のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシドを併用する場合、これらの質量比としては、好ましくは1:3~10:1、より好ましくは1:2~8:1、さらに好ましくは1:1~7:1が挙げられる。
(C)成分としては、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物中の(C)炭素原子数8~18のアルキル基またはアルキレン基を有するアルキルジメチルアミンオキシドの含有量としては、特に制限されないが、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、粘度の観点からは、下限については、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、さらに好ましくは1.5質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは4.0質量%以下が挙げられる。
液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、粘度の観点から、(B)成分と(C)成分との質量比は、好ましくは5:1~1:5程度、より好ましくは2:1~1:3程度、さらに好ましくは1:1~1:2程度である。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(D)成分として、芳香族カルボン酸又はその塩を含んでいる。(D)芳香族カルボン酸又はその塩としては、液体洗浄剤組成物に使用できるものであれば特に制限されない。
(D)芳香族カルボン酸又はその塩の具体例としては、安息香酸、サリチル酸、フタル酸、またはこれら芳香族カルボン酸の塩が挙げられる。これらの中でも、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、粘度の観点からは、安息香酸またはその塩が特に好ましい。
(D)成分において、塩としては、例えば、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属の塩、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属の塩が挙げられる。これらの中では、アルカリ金属の塩が好ましく、ナトリウム塩がより好ましい。
(D)成分としては、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物において、(D)芳香族カルボン酸又はその塩の含有量は、特に制限されないが、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、粘度の観点からは、下限については、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、さらに好ましくは0.5質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは12.0質量%以下、より好ましくは10.0質量%以下、さらに好ましくは8.0質量%以下が挙げられる。
液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、粘度の観点から、(C)成分と、(D)成分との質量比は、好ましくは1:10~20:1程度、より好ましくは1:8~10:1程度、さらに好ましくは1:5~5:1程度である。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(E)成分として、塩素系酸化剤を含んでいる。(E)塩素系酸化剤としては、液体洗浄剤組成物に使用できるものであれば特に制限されないが、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮する観点からは、亜塩素酸ナトリウム等の亜塩素酸塩、次亜塩素酸ナトリウム等の次亜塩素酸塩、塩素酸ナトリウム等の塩素酸塩、過塩素酸ナトリウム等の過塩素酸塩、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム等の塩素化シアヌル酸塩が挙げられ、これらの中でも特に次亜塩素酸ナトリウム又は次亜塩素酸カリウムが好ましい。
(E)成分としては、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物において、(E)塩素系酸化剤は、液体洗浄剤組成物中の有効塩素濃度として、液体洗浄剤組成物中に0.1~7.0%程度含まれていることが好ましく、0.1~6.0%程度含まれていることがより好ましい。液体洗浄剤組成物の有効塩素濃度の測定方法は、実施例に記載の通りである。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(F)成分として、珪酸又はその塩を1.5~14.0質量%含んでいる。本発明の液体洗浄剤組成物は、前記(A)成分~(E)成分及び後述の(G)水に加えて、(F)珪酸又はその塩を当該所定量含んでいることにより、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、アルミニウム等の軽金属に対する腐食を効果的に抑制することができる。
(F)珪酸又はその塩としては、液体洗浄剤組成物に使用できるものであれば特に制限されないが、珪酸カリウム、珪酸ナトリウムなどが挙げられる。
(F)成分としては、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物において、(F)珪酸又はその塩の含有量は、前記所定量の範囲であれば、特に制限されないが、液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮し、さらに、アルミニウム等の軽金属に対する腐食を効果的に抑制する観点からは、下限については、好ましくは1.5質量%以上、より好ましくは2.0質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは14.0質量%以下、より好ましくは10.0質量%以下、さらに好ましくは8.0質量%以下が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物には、(G)成分として、水が含まれている。水としては、特に制限されず、水道水、蒸留水、純水、イオン交換水などが挙げられる。また、前記の(A)成分~(G)成分に由来する水も、本発明の液体洗浄剤組成物の(G)成分に含まれ得る。
本発明の液体洗浄剤組成物中の(G)水の含有量としては、特に制限されない。液体洗浄剤組成物を高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果を発揮する観点からは、本発明の液体洗浄剤組成物中の(G)水の含有量は、下限については、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは75質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは90質量%以下、より好ましくは85質量%以下が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、必要に応じて、香料、染料、防腐剤、金属腐食抑制剤、可溶化剤、消泡剤、金属イオン封鎖剤、高分子化合物、曇点向上剤などの液体洗浄剤組成物に添加される公知の添加剤を含んでいてもよい。添加剤は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物に前記添加剤が含まれる場合、その含有量としては、例えば5質量%以下、好ましくは2質量%以下が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、10~60℃の温度範囲において、液体である。撚り具体的には、本発明の液体洗浄剤組成物は、10~60℃の温度範囲において、粘度1000mPa・s以下であることが好ましく、500mPa・s以下であることがより好ましく、100mPa・s以下であることがより好ましい。本発明の液体洗浄剤組成物は、0℃、さらには-5℃の環境においても、100mPa・s以下であることが特に好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法は、特に制限されず、前記の(A)成分~(G)成分、さらには、必要に応じて添加される前記添加剤が均一に分散するように、ミキサーなどの攪拌機を用いて混合することにより製造することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物の洗浄用途は特に制限されないが、例えば、食品加工工場、飲料工場、乳業工場、ビール工場などで使用されている、飲食料品設備(例えば、食品飲料製造機器、充填機、調合タンクなどの製造設備の外面、フリーザー、搬送用コンベア、床など)などの洗浄用として、特に好適に使用することができる。
(洗浄剤)
本発明の洗浄剤は、前記の本発明の液体洗浄剤組成物を希釈水と混合したものである。本発明の洗浄剤は、優れた起泡力及び滞留性を発揮する観点から、前記の液体洗浄剤組成物を2~40質量%程度と、希釈水を60~98質量%程度含むものであることが好ましい。また、10~35質量%程度の液体洗浄剤組成物と、65~95質量%程度の希釈水であることがより好ましく、15~25質量%程度の液体洗浄剤組成物と、75~85質量%程度の希釈水であることがさらに好ましい。なお、希釈水としては、特に制限されず、水道水、蒸留水、純水、イオン交換水などが挙げられる。
本発明の洗浄剤は、泡洗浄機を用いて発泡した形態で洗浄対象物に塗布され、洗浄対象物の洗浄に供される。本発明の洗浄剤を用いた具体的な洗浄方法については、後述の通りである。
(洗浄方法)
本発明の洗浄方法は、以下の工程を備えている。
本発明の液体洗浄剤組成物と希釈水を混合して、洗浄剤を調製する工程
前記洗浄剤を発泡させ、洗浄対象物に付着させる工程
洗浄対象物に付着した洗浄剤を、すすぎ水ですすぐ工程
本発明の洗浄方法において、液体洗浄剤組成物の詳細については、前述の通りである。前述の通り、本発明の液体洗浄剤組成物と希釈水を混合して、本発明の洗浄剤を調製する。このとき、好ましくは、液体洗浄剤組成物2~40質量%程度と、希釈水60~98質量%とを混合して、本発明の洗浄剤を調製する。
次に、前記洗浄剤を発泡させ、洗浄対象物に付着させる。洗浄剤を発泡させて洗浄対象物に付着させる装置としては、泡洗浄機を用いることができる。泡洗浄機としては、洗浄溶液とエアーの加圧の機能を有するものが用いられ、なかでも圧力と流量の調整機能を有するものが好ましい。市販の泡洗浄機の具体例としては、株式会社DEMA社製の製品名「FI-10 portable foamer」、スプレーイングシステムジャパン株式会社製の製品名「フォーミングカート」、藤原産業株式会社製の「SK11などが挙げられる。これらの中でも、「SK11」は、取扱いが容易で、安定した泡を出すことができる。
洗浄対象物に付着させた発泡形態の洗浄剤は、洗浄対象物に付着した状態で1~20分間程度放置することが望ましい。これにより、泡状の洗浄剤が洗浄対象物の汚れと密着しやすくなり、洗浄効果を高めることができる。
次に、洗浄対象物に付着した洗浄剤を、すすぎ水ですすぐ工程を行う。すすぎ水ですすぐ工程は、例えば、固定又は可動の噴射ノズルからすすぎ水を噴射して行うことができる。すすぎ水としては、水道水又は軟水等が挙げられるが、通常、水道水が用いられる。また、すすぎ水の温度は特に限定されるものではないが、すすぎ効率の点から、25~50℃程度であることが望ましい。
さらに、洗浄剤をすすぎ水ですすいだ後、必要に応じて洗浄対象物の乾燥工程を行ってもよい。乾燥方法としては、特に制限されないが、通常、10~50℃の空気を洗浄対象物に30~60分間当てることにより行う。乾燥工程は、自然乾燥、所定温度の空気を送風乾燥してもよく、また、必要に応じて加熱乾燥してもよい。
本発明の洗浄方法において、洗浄対象物としては、特に制限されないが、例えば、食品加工工場、飲料工場、乳業工場、ビール工場などで使用されている、飲食料品設備(例えば、食品飲料製造機器、充填機、調合タンクなどの製造設備の外面、フリーザー、搬送用コンベア、床など)などが好適である。
本発明の液体洗浄剤組成物は、高温環境で長期間保管した場合に優れた塩素安定性及びガス発生抑制効果に優れていることから、本発明の洗浄方法は、高温環境下でも好適に行うことができる。本発明の洗浄方法を行う高温環境とは、例えば、30~50℃の環境において行われる洗浄を意味する。
以下に、実施例及び比較例を示して本発明を詳細に説明する。ただし、本発明は、実施例に限定されない。なお、実施例及び比較例で用いた各成分の詳細は、以下の通りである。
・水酸化カリウム(液体 有効成分48%)
・水酸化ナトリウム(液体 有効成分48%)
・2級アルカンスルホン酸ナトリウム(クラリアントジャパン社製の製品名「ホスタプアSAS30」、有効成分30%))
・ジメチルミリスチルアミンN-オキシド(クラリアントジャパン株式会社製の製品名「GENAMINOX MY」、有効成分28%)
・ジメチルラウリルアミンN-オキシド(花王社製の製品名「アンヒトール20N」、有効成分35%)
・ジメチルオクチルアミンN-オキシド(クラリアントジャパン株式会社製の製品名「GENAMINOX OC」、有効成分30%)
・安息香酸ソーダ(純度100%)
・次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度12%)
・ケイ酸カリウム水溶液 (日本化学工業株式会社製の製品名「1K珪酸カリ」、有効成分50%)
・オクチル酸(KHネオケム株式会社製の製品名「オクチル酸」、有効成分99%)
・キュメンスルホン酸ナトリウム(テイカ株式会社製の製品名「テイカトックスN5040」、有効成分40%)
・2-ホスホノブタン-1,2,4-トリカルボン酸ナトリウム(キレスト株式会社製の製品名「キレストPH435」、有効成分40%)
・イオン交換水
(液体洗浄剤組成物の調製)
[実施例1~8及び比較例1~5]
表1に記載の組成となるようにして、前記各成分(A)~(G)を混合して液体洗浄剤組成物を製造した。表1において、各成分の数値の単位は質量%であり、液体洗浄剤組成物中の各成分の有効成分量(含有量)に換算した値である。ただし、次亜塩素酸ナトリウムについては、下記の測定方法によって測定される、液体洗浄剤組成物中における有効塩素濃度(%)として表記した。また、表1において、(G)成分としての水は、混合したイオン交換水と、各成分に由来する水の合計の含有量(すなわち、液体洗浄剤組成物に含まれる水の含有量の合計)を示している。また、比較例3,4では、特許文献1,2を参考に、減粘剤、金属腐食防止剤として表1に記載の成分を配合した。
(有効塩素濃度の測定方法)
上記で得られた各液体洗浄剤組成物の有効塩素濃度を、以下の方法により測定した。液体洗浄剤組成物1gに、ヨウ化カリウム1gの水溶液と氷酢酸水溶液10mLを添加して、充分に混合することにより混合液を作製する。次に、0.1Mのチオ硫酸ナトリウム水溶液で混合液を滴定し、褐色が消えて無色になった点を終点とする。終点となるまでに使用したチオ硫酸ナトリウム水溶液の滴下量に基づいて、次式によって、有効塩素濃度を算出する。
有効塩素濃度[%]=チオ硫酸ナトリウム水溶液の滴下量[mL]×0.3546/液体洗浄剤組成物の質量[g]
上記で得られた各液体洗浄剤組成物を希釈水と混合して洗浄剤を調製し、各洗浄剤の起泡力及び滞留性を以下の方法により評価した。また、上記で得られた各液体洗浄剤組成物の室温環境及び高温環境における塩素安定性、並びに高温環境におけるガス発生抑制特性を以下の方法により評価した。それぞれの評価結果を表1に示す。
<室温環境における塩素安定性の評価>
各液体洗浄剤組成物を密閉容器に入れ、室温(25℃)の恒温槽に入れる。そのまま30日間保管した後の液体洗浄剤組成物の有効塩素濃度を測定する。次式により、製造直後における「初期有効塩素濃度」に対する、室温で30日間保管した後の「30日後有効塩素濃度」の割合(有効塩素濃度の残存率)を算出する。
有効塩素濃度の残存率[%]=30日後有効塩素濃度[%]/初期有効塩素濃度[%]×100
さらに、算出した有効塩素濃度の残存率を以下の評価基準に従って評価する。それぞれの評価結果を表1に示す。
◎:残存率が90%以上である。
○:残存率が70%以上90%未満である。
△:残存率が60%以上70%未満である。
×:残存率が50%以上60%未満である。
××:残存率が50%未満である。
<高温環境における塩素安定性の評価>
各液体洗浄剤組成物を密閉容器に入れ、40℃の恒温槽に入れたこと以外は、前記の<室温環境における塩素安定性の評価>と同様にして、有効塩素濃度の残存率を評価する。それぞれの評価結果を表1に示す。
<高温環境におけるガス発生抑制特性の評価>
1ppmの濃度になるようにNiを添加した各液体洗浄剤組成物5gを、容器に入れ、50℃の恒温水の水浴上で2時間保管し、この間に発生したガスの量を泡の大きさとして目視で比較した(容器の上部に溜まった泡を外部から目視で観察して大きさを比較した)。それぞれの評価結果を表1に示す。
◎:目視で確認できる泡は発生していない。
○:極小の泡の発生が確認された。
△:0.1~0.5ml程度の大きさの泡が確認された。
×:0.5mlを超える大きさの泡が確認された。
<アルミニウム腐食防止性試験>
試験片として、アルミニウム(A1050P、縦75mm×横25mm×厚さ0.8mm)を予めアセトン処理して乾燥させたものを使用した。水道水で各液体洗浄剤組成物を5質量%に希釈した洗浄液40ml中に、試験片を浸漬し、20℃の恒温器内で30分間静置した。浸漬後、試験片を取り出し、水道水にてすすぎ乾燥させて、試験片表面の外観状態を目視により観察し、下記基準でアルミニウム腐食防止性を判定した。それぞれの評価結果を表1に示す。
○:腐食がほとんどない
×:腐食した
<粘度の測定>
温度20℃及び温度-5℃での各液体洗浄剤組成物の粘度を次のようにして測定した。粘度の測定には、B型粘度計(TOKIMEC製)を使用し、各液体洗浄剤組成物の温度を、それぞれ、20℃又は-5℃に調温した。NO.1~3のローターを用いて(NO.1は粘度100mPa以下で使用し、NO.2は粘度1000mPa以下で使用し、NO.3は粘度1000~10000mPaで使用する)、回転数6~60rpmにて粘度を測定し、回転開始60秒後の値を読み取った。それぞれの評価結果を表1に示す。この試験では、温度25℃及び温度-5℃の両環境において、粘度100mPa・s以下であった場合ものを合格とした。
Figure 0007245614000001
表1において、「-」は未実施であることを示している。また、比較例1においては、各成分を混合すると、混合液が白濁・分離したため、塩素安定性などの各評価を行わなかった。

Claims (10)

  1. (A)アルカリ剤と、
    (B)アニオン界面活性剤と、
    (C)炭素原子数8~12のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシドと、
    (D)安息香酸又はその塩と、
    (E)次亜塩素酸塩と、
    (F)珪酸又はその塩と、
    (G)水と、
    を含み、
    前記(A)アルカリ剤の含有量が、0.1~8.0質量%であり、
    前記(F)珪酸又はその塩の含有量が、1.5~13.5質量%である、液体洗浄剤組成物。
  2. 前記(C)炭素原子数8~12のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシドが、(c-1)炭素原子数12のアルキルジメチルアミンオキシド及び(c-2)炭素原子数8のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシドの少なくとも一方を含む、請求項1に記載の液体洗浄剤組成物。
  3. 前記(C)炭素原子数8~12のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシドと、前記(D)安息香酸又はその塩との質量比が、1:10~20:1である、請求項1又は2に記載の液体洗浄剤組成物。
  4. 前記(B)アニオン界面活性剤と、前記(C)炭素原子数8~12のアルキル基を有するアルキルジメチルアミンオキシドとの質量比が、5:1~1:5である、請求項1~3のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  5. 前記液体洗浄剤組成物中の有効塩素濃度が0.1~7.0質量%となる量の前記(E)次亜塩素酸塩を含む、請求項1~4のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  6. 飲食品製造設備の洗浄用である、請求項1~5のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  7. 前記(G)水の含有量が60~90質量%である、請求項1~6のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  8. 請求項1~7のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物を2~40質量%と、希釈水を60~98質量%含む、洗浄剤。
  9. 発泡した形態である、請求項8に記載の洗浄剤。
  10. 請求項1~7のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物と希釈水を混合して、洗浄剤を調製する工程と、
    前記洗浄剤を発泡させ、洗浄対象物に付着させる工程と、
    前記洗浄対象物に付着した前記洗浄剤を、すすぎ水ですすぐ工程と、
    を備える、洗浄方法。
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