JP7244941B2 - ごみ袋管理装置、ごみ袋管理方法及びごみ袋管理プログラム - Google Patents
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Description
そこで、家庭ごみに関して、ごみ袋にICタグを取り付け、このICタグに記憶された情報を収集時に読み取ることで、このような情報の取得を円滑に行うことを目的としたシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この点、従来は、ごみ袋の配付先の各事業者からの発注を待ってごみ袋を配付して補充するしかなかったが、このように発注を待って受動的にゴミ袋を配付するのみでは、特定の時期に発注が集中して対応が困難となったり、近隣に存在する複数の事業者に別々の機会にごみ袋を配付する必要性が生じたりしてしまい、効率的にごみ袋を配付することは困難であった。
事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得する第1取得手段と、
回収したごみ袋の配付先事業者及び回収枚数に係る情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の回収枚数に加えて、所定のごみ袋の枚数又は事業者が入力したごみ袋の枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出する算出手段と、
を備えることを特徴とする。
前記第2取得手段が取得する情報は、ごみ収集車においてごみ袋に備えられたICタグから読み取った情報であることを特徴とする。
前記第1取得手段は、事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報をごみ袋の種類毎に取得し、
前記第2取得手段は、回収したごみ袋の配付先事業者、回収枚数及び種類に係る情報を取得し、
前記算出手段は、前記第1取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の回収枚数を、ごみ袋の種類毎に減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出することを特徴とする。
前記事業者は、ごみの排出事業者であり、
前記第1取得手段は、ごみの排出事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得し、
前記第2取得手段は、回収したごみ袋の配付先排出事業者及び回収枚数に係る情報を取得し、
前記算出手段は、前記第1取得手段が取得したごみの排出事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得したごみの排出事業者毎のごみ袋の回収枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出することを特徴とする。
前記事業者は、ごみの収集事業者であり、
前記第1取得手段は、ごみの収集事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得し、
前記第2取得手段は、回収したごみ袋の配付先収集事業者及び回収枚数に係る情報を取得し、
前記算出手段は、前記第1取得手段が取得したごみの収集事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得したごみの収集事業者毎のごみ袋の回収枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出することを特徴とする。
事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得する第1取得ステップと、
回収したごみ袋の配付先事業者及び回収枚数に係る情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1取得ステップにおいて取得した事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得ステップにおいて取得した事業者毎のごみ袋の回収枚数に加えて、所定のごみ袋の枚数又は事業者が入力したごみ袋の枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出する算出ステップと、
を含むことを特徴とする。
コンピュータを、
事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得する第1取得手段、
回収したごみ袋の配付先事業者及び回収枚数に係る情報を取得する第2取得手段、
前記第1取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の回収枚数に加えて、所定のごみ袋の枚数又は事業者が入力したごみ袋の枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出する算出手段、
として機能させることを特徴とする。
ごみ袋管理システム100は、図1に示すように、本システムの管理者が管理するサーバである管理サーバ1及び受注サーバ2と、ごみ収集車に備えられ、ごみ袋7のICタグ71に記憶された情報を読み取る車載装置3と、本システムの管理者の事業所等に設置された管理者端末4と、ごみ袋7を利用してごみを排出する排出事業者の事業所等に設置された排出事業者端末5と、排出事業者が排出したごみを収集する収集事業者の事業所等に設置された収集事業者端末6と、を備えて構成されている。
また、各装置の間は、図1に示すように通信ネットワークNを介して接続されている。
管理サーバ1は、例えば、本システムを管理・運営する企業等が保有するPC(Personal Computer)、WS(Work Station)等の情報機器であり、後述のように、本システムを構成する他の装置から受信した情報を管理する。
管理サーバ1は、図1に示すように、例えば、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、を備えて構成されている。
なお、各データベースに記憶される情報の詳細は、後述の動作の説明において述べる。
受注サーバ2は、例えば、本システムを管理・運営する企業等が保有するPC、WS等の情報機器であり、後述のように、排出事業者端末5からのごみ袋の発注に係る情報の受信等を行う。
受注サーバ2は、図1に示すように、管理サーバ1と同様、例えば、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、を備えて構成されている。
車載装置3は、パッカー車等のごみ収集車に備えられた装置であり、図1に示すように、例えば、管理サーバ1等と同様に、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、を備えると共に、さらにICタグ読取部34を備えて構成されている。
ICタグ読取部34の構成としては、所定のアンテナ等を備え、例えばごみ収集車のごみの収納部(荷箱)の入り口近傍に備えられることで、ごみの収納部にごみ袋7が入れられる場合に、当該ごみ袋7に備えられたICタグ71に記憶されたICタグ記憶情報D2を読み取ることができるものであればよく、具体的な構成は特に限定されない。
なお、ICタグ読取部34は、後述のように、本実施形態に係るごみ袋7に備えられたICタグ71に記憶された情報(ICタグ記憶情報D2、ICタグ識別情報D3、又はICタグ記憶情報D2とICタグ識別情報D3との両者)のみを読み取り、その他の一般的なICタグがごみとして収集されたとしても、その記憶内容を読み取らないように構成されている。
管理者端末4は、例えば、本システムの管理者の事業所等に設置されたPC等の情報機器であり、例えば、管理サーバ1等と同様に、制御部、記憶部及び通信部を備えると共に、さらに、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイからなる表示部と、キーボード、タッチパネル等の操作部と、を備えて構成されている。
排出事業者端末5は、例えば、ごみ袋7を利用してごみを排出する排出事業者の事業所等に設置されたPC等の情報機器であり、例えば、管理者端末4と同様に、制御部、記憶部、通信部、表示部及び操作部を備えて構成されている。
収集事業者端末6は、例えば、排出事業者が排出したごみを収集する収集事業者の事業所等に設置されたPC等の情報機器であり、例えば、管理者端末4等と同様に、制御部、記憶部、通信部、表示部及び操作部を備えて構成されている。
ごみ袋7は、排出事業者において排出されるごみを回収するために、各排出事業者に配付されるごみを入れるための袋であり、ICタグ記憶情報D2及びICタグ識別情報D3が記憶されるICタグ71を備える。
ごみ袋7が備えるICタグ71の構成は、ICタグ記憶情報D2及びICタグ識別情報D3を記憶すると共に、ICタグ記憶情報D2を車載装置3のICタグ読取部34によって読み取らせることができるものであれば、特に限定されない。
通信ネットワークNは、例えば、インターネット、電話回線網、携帯電話通信網、無線LAN通信網等であり、図1に示すように、ごみ袋管理システム100を構成する各装置の間を接続する。
通信ネットワークNとしては、上記のように各装置間を繋ぎ、これらの間でデータの送受信を行うことが可能なものであれば特に限定されない。
以下、本実施形態に係るごみ袋管理システム100の使用時の動作について説明する。ごみ袋管理システム100の動作は、図2のフローチャートに示すように、大きく分けて、ステップS1(ごみ袋の受注及び配付)、ステップS2(ごみ袋の回収の手配)及びステップS3(ごみ袋の回収)の3つのステップからなる。
まず、管理者が排出事業者からごみ袋の発注を受け、発送する際の本システムの動作について、図3のフローチャートに従って説明する。
具体的には、管理者は、発注情報D1に含まれる排出事業者が配付を希望する数量分のごみ袋7のICタグ71に、ICタグ記憶情報D2として、配付先排出事業者に係る情報、対象となるごみの種類に係る情報、ごみ袋のサイズに係る情報、当該配付先排出事業者に配付した何番目のごみ袋かを表す番号等を入力することとなる。
また、対象となるごみの種類に係る情報としては、例えば、可燃物用、不燃物用等の情報を入力する。
また、ごみ袋のサイズに係る情報としては、例えば、45L、70L等のごみ袋の容量に関する情報を入力する。
また、当該配付先排出事業者に配付した何番目のごみ袋かを表す番号としては、例えば、排出事業者毎かつごみ袋の種類毎に振られた番号を入力する。具体的には、当該排出事業者に配付した可燃物用45Lごみ袋の1001枚目から1100枚目までの100枚であれば、それぞれ1001から1100のいずれかの番号を入力することとなる。
なお、発注情報D1に、複数種類のごみ袋の発注が含まれている場合、すなわち、対象となるごみの種類及び/又はごみ袋のサイズが異なるものが含まれている場合には、番号として、このようなごみ袋の種類毎に番号を採番し、入力することとなる。
なお、記憶部12のごみ袋データベース121に、同一の排出事業者に係る同一の種類のごみ袋(対象となるごみの種類及びごみ袋のサイズが一致するもの)に係る情報がすでに記憶されていた場合には、制御部11は、番号のみを追加で記憶すればよい。
これに対し、ステップS1-7で受信したICタグ記憶情報D2と同一の排出事業者かつ同一の種類のごみ袋に係る情報が、ステップS1-8の前に、既にごみ袋データベース121に記憶されていた場合であれば、ごみ袋残余枚数情報D4に含まれる同一の排出事業者かつ同一の種類のごみ袋に係る情報に、受信したICタグ記憶情報D2の個数を加算するようにして、ごみ袋残余枚数情報D4を更新する。
続いて、排出事業者が、ごみが詰められたごみ袋7の回収を希望する際に、収集事業者によるごみ袋の回収を手配する際の本システムの動作について、図4のフローチャートに従って説明する。
この場合、管理サーバ1の制御部11は、記憶部12の配車データベース122に記憶された配車情報D6から、使用する車両及び回収日が共通するデータを抽出した上で、配車情報D6に含まれる回収場所に係る情報及び回収日時に係る情報を基に、これらデータに係る回収場所を効率的に回ることができるようにして、当該車両の回収時の走行ルートを決定することとなる。
続いて、排出事業者が排出したごみが詰められたごみ袋7を、収集事業者が回収する際の本システムの動作について、図5のフローチャートに従って説明する。
この際には、収集作業員が、ごみ袋7をごみ収集車のごみの収納部(荷箱)に積み込むと、ごみ収集車に備えられた車載装置3のICタグ読取部34が、収集されたごみ袋7のICタグ71に記憶されたICタグ記憶情報D2を読み取る(ステップS3-1)。
なお、ICタグ記憶情報D2の読み取りは、必ずしもごみ袋7がごみ収集車に積み込まれるのを待って行う必要はなく、例えば、ごみ袋7が、ICタグ読取部34まで所定の距離内に近づいた時点で読み取るようにしてもよい。
これに対し、当該ICタグが本実施形態に係るごみ袋7に備えられたICタグ71でないと判定した場合には、当該ICタグに記憶された情報を読み取ることはない。
これによって、ごみの中に、本実施形態と無関係のICタグが混入していた場合に、当該ICタグに記憶された情報が読み取られてしまうことを防止できる。
なお、ICタグ読取部34によって、複数のごみ袋7に係るICタグ記憶情報D2が連続して読み取られた場合には、制御部31は、これを逐一管理サーバ1へと送信してもよいし、記憶部32に一時的に記憶させた上で、回収場所ごとにまとめて送信するようにしてもよい。
例えば、ごみ袋残余枚数情報D4に含まれる特定の排出事業者に係る特定の種類のごみ袋の情報において、ごみ袋の残余枚数が100枚である場合に、これと同一の排出事業者かつ同一の種類のごみ袋に係るICタグ記憶情報D2を、車載装置3から10枚分受信したとすれば、ごみ袋残余枚数情報D4について、当該排出事業者の当該種類のごみ袋に係る情報を、100枚から10枚を減じ、90枚と更新することとなる。
具体的には、回収実績情報D7としては、排出事業者毎に、所定の単位期間の間のごみ袋の種類毎の累計回収数に係る情報が記憶されており、制御部11は、受信したICタグ記憶情報D2に基づいて、回収したごみ袋の種類を判別の上で、これを加算するようにして、回収実績情報D7を更新することとなる。
この際には、特定の排出事業者の特定の種類のごみ袋に係るごみ袋残余枚数情報D4が所定の枚数を下回っている場合に、例えば、これを通知するための警告等を併せて表示することが好ましい。
次に、本実施形態に係るごみ袋管理システム100の効果について説明する。
したがって、管理者は、排出事業者に配付されたごみ袋7が使用され、残余枚数が減少した場合に、その減少を把握することができる。
また、産業廃棄物は排出事業者が処理責務を負い、一般廃棄物は自治体が処理責務を負うとされている。
そして、反復継続して事業系一般廃棄物を排出する事業者の多くは、運搬業者との間で収集運搬契約を締結し、一般廃棄物の回収を委託しているが、委託費用については、月間の排出予定量を推定し、収集運搬費用及び自治体処理施設での処理費用を考慮した月額固定金額を支払う場合と、排出実績をごみ袋数又はごみの重量によって把握し、このようなごみ袋数又はごみの重量に、収集運搬費用及び自治体処理施設での処理費用を考慮した単価を乗じた従量で支払う場合と、が存在する。
また、各自治体が、一般廃棄物の中で約3分の1程度を占める事業系ごみの減量化の促進のため、減量計画書の義務化等によって、大規模建築物を所有する事業者に対して廃棄物削減を求めているが、多くの中小規模の事業所に対しては十分な対策が講じられていない。
そこで、従量契約をする業者の多くは、予め処理費用を含んで価格が設定されたごみ袋の販売という形態を取っている。
また、ごみ袋に単純にICタグをつけるのみでは、最近はICタグが商品のタグ等として使用されることも多いため、ごみ袋にこのような商品のタグ等のICタグが入っていた場合に、誤検知がなされるおそれも存在する。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態においては、管理者においてごみ袋7のICタグ71及び管理サーバ1の記憶部12のごみ袋データベース121に、ICタグ記憶情報D2として、ごみ袋の配付先の排出事業者に関する情報が登録される場合について説明したが、これに代えて、収集事業者に関する情報を登録した上で、ごみ袋7を収集事業者に配付するようにしてもよい。
また、この場合、管理サーバ1のごみ袋データベース121には、このようなICタグ記憶情報D2と紐づけて、収集事業者毎のごみ袋残余枚数情報D4が記憶され、収集事業者毎のごみ袋の残余枚数に係る情報が記憶されることとなる。
さらに、管理サーバ1において、ごみ袋データベース121に、ごみ袋残余枚数情報D4として、収集事業者毎のごみ袋の残余枚数に係る情報に加えて、排出事業者毎のごみ袋の残余枚数に係る情報も記憶するようにした上で、収集事業者毎のごみ袋の残余枚数に係る情報に加えて、排出事業者毎のごみ袋の残余枚数に係る情報も、ごみ袋の回収実績に応じて減ずるようにして更新されるようにしてもよい。
上記実施形態においては、ごみ袋7にICタグ71を備える場合について説明したが、上述のICタグ記憶情報D2と同内容の情報を記憶できると共に、ごみ収集車に積み込まれる時点かその前後において、車載装置3に対して当該情報を読み取らせることができるものであれば、ごみ袋7に備えられる情報の記憶手段として、ICタグ以外のものを用いてもよい。
ICタグ以外の情報の記憶手段を用いる場合、車載装置3にも、ICタグ読取部34に代えて、これに対応した種類の読取部を備えることとなる。
ステップS3のごみ袋の回収時の処理においては、さらに、ステップS3-3における更新後のごみ袋残余枚数情報D4が所定の枚数を下回っている場合に、排出事業者端末5において、ごみ袋の発注を促す所定のメッセージを表示するようにしてもよい。
その上で、通信部によって管理サーバ1から送信された指示を受信した排出事業者端末5において、制御部が、所定のメッセージを表示部に表示させることとなる。この場合に表示させるメッセージは、例えば、「(ごみ袋を)そろそろ発注しませんか?」といった内容の、ごみ袋の発注を促すメッセージである。
ステップS3のごみ袋の回収時の処理においては、さらに、ステップS3-3における更新後のごみ袋残余枚数情報D4が所定の枚数を下回っている場合に、自動的にごみ袋の発注がなされたものとして、ステップS1で説明したごみ袋の配付に係る処理が開始されるようにしてもよい。
上記においては、管理サーバ1において、ステップS3-3で、ごみ袋残余枚数情報D4を、車載装置3から受信したICタグ記憶情報D2に応じて、ごみ袋の回収実績に基づいてのみ更新する場合について説明したが、これに加えて、ごみ袋の回収実績に基づかないごみ袋残余枚数情報D4の更新を行うようにしてもよい。
すなわち、ごみ袋7は、排出事業者によって、ステップS3で説明した過程を経たごみ袋の回収とは別の用途に使用された上で廃棄されてしまう場合も存在することから、このような回収されずに消耗されたごみ袋の数を反映するために、ごみ袋残余枚数情報D4の更新を行うこととなる。
この場合、例えば、各排出事業者に配付された各種類のごみ袋について、一月に10枚といった所定の枚数ずつ、ごみ袋残余枚数情報D4を減ずるようにして、ごみ袋残余枚数情報D4を更新することとなる。
この場合、当該情報を通信ネットワークNを介して通信部13によって受信した管理サーバ1において、制御部11が、受信した情報に係る枚数を減ずるようにして、記憶部12のごみ袋データベース121に記憶されたごみ袋残余枚数情報D4を更新することとなる。
この場合も、当該情報を通信ネットワークNを介して通信部13によって受信した管理サーバ1において、制御部11が、受信した情報に係る枚数を減ずるようにして、記憶部12のごみ袋データベース121に記憶されたごみ袋残余枚数情報D4を更新することとなる。
1 管理サーバ
11 制御部(算出手段)
12 記憶部
13 通信部(第1取得手段、第2取得手段)
2 受注サーバ
3 車載装置
34 ICタグ読取部
4 管理者端末
5 排出事業者端末
6 収集事業者端末
7 ごみ袋
71 ICタグ
N 通信ネットワーク
Claims (7)
- 事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得する第1取得手段と、
回収したごみ袋の配付先事業者及び回収枚数に係る情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の回収枚数に加えて、所定のごみ袋の枚数又は事業者が入力したごみ袋の枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出する算出手段と、
を備えることを特徴とするごみ袋管理装置。 - 前記第2取得手段が取得する情報は、ごみ収集車においてごみ袋に備えられたICタグから読み取った情報であることを特徴とする請求項1に記載のごみ袋管理装置。
- 前記第1取得手段は、事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報をごみ袋の種類毎に取得し、
前記第2取得手段は、回収したごみ袋の配付先事業者、回収枚数及び種類に係る情報を取得し、
前記算出手段は、前記第1取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の回収枚数を、ごみ袋の種類毎に減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のごみ袋管理装置。 - 前記事業者は、ごみの排出事業者であり、
前記第1取得手段は、ごみの排出事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得し、
前記第2取得手段は、回収したごみ袋の配付先排出事業者及び回収枚数に係る情報を取得し、
前記算出手段は、前記第1取得手段が取得したごみの排出事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得したごみの排出事業者毎のごみ袋の回収枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のごみ袋管理装置。 - 前記事業者は、ごみの収集事業者であり、
前記第1取得手段は、ごみの収集事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得し、
前記第2取得手段は、回収したごみ袋の配付先収集事業者及び回収枚数に係る情報を取得し、
前記算出手段は、前記第1取得手段が取得したごみの収集事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得したごみの収集事業者毎のごみ袋の回収枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のごみ袋管理装置。 - 事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得する第1取得ステップと、
回収したごみ袋の配付先事業者及び回収枚数に係る情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1取得ステップにおいて取得した事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得ステップにおいて取得した事業者毎のごみ袋の回収枚数に加えて、所定のごみ袋の枚数又は事業者が入力したごみ袋の枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出する算出ステップと、
を含むことを特徴とするごみ袋管理方法。 - コンピュータを、
事業者毎のごみ袋の配付枚数に係る情報を取得する第1取得手段、
回収したごみ袋の配付先事業者及び回収枚数に係る情報を取得する第2取得手段、
前記第1取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の配付枚数から、前記第2取得手段が取得した事業者毎のごみ袋の回収枚数に加えて、所定のごみ袋の枚数又は事業者が入力したごみ袋の枚数を減ずるようにして、ごみ袋の残余枚数を算出する算出手段、
として機能させることを特徴とするごみ袋管理プログラム。
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