JP2020101931A - 配送管理システム、サーバ装置、読取装置、及び配送管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】適切なタイミングで消費者に商品を配送可能としつつ、消費者にとって使い勝手が良い配送サービスを実現する。【解決手段】消費者に対する商品10の配送を管理する配送管理システムは、商品10を示す識別情報を記憶しており、商品10に取り付けられるRFタグ100と、消費者が商品10の消費を開始する又は商品10を破棄する際に、商品10から取り外されたRFタグ100を回収する回収部200と、回収部200により回収されたRFタグ100から識別情報を読み取る読取装置300と、読取装置300により読み取られた識別情報に少なくとも基づいて、該識別情報が示す商品10と同種の補充商品を消費者に配送するための処理を行うサーバ装置400とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、消費者に対する商品の配送を管理するための配送管理システム、サーバ装置、読取装置、及び配送管理方法に関する。
従来、日用品や食品等の商品を消費者に配送する配送サービスが広く用いられている。このような配送サービスの1つとして、消費者によりWeb上で設定された周期で同種の商品を定期的に消費者に配送するサービス(以下、「定期配送サービス」と呼ぶ)がある。
また、非特許文献1に記載のように、商品の種別ごとに発注専用の通信装置を提供し、この通信装置に設けられたボタンを消費者が押下することにより、この通信装置に対応する商品を発注及び配送するサービス(以下、「ワンプッシュ配送サービス」と呼ぶ)もある。
"Amazon Dash Button"、[online]、[平成30年11月5日検索]、インターネット〈URL:https://www.amazon.co.jp/Amazon-Dash-Button-%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5-%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3/b?ie=UTF8&node=4752863051〉
しかしながら、上述した定期配送サービスでは、商品の配送周期を変更したり、定期的な配送をキャンセルしたりする場合、所定のWebサイトに消費者がアクセスして所定の操作を行う必要があるため、操作が煩雑であり、消費者にとって使い勝手が良くないという問題がある。
一方、上述したワンプッシュ配送サービスでは、消費者が商品を必要とするタイミングにおいて簡単な操作で商品の発注が可能であるものの、配送対象の商品の種別と同数の通信装置を消費者が保有する必要がある。このため、多数の通信装置を維持及び管理することが煩雑であり、消費者にとって使い勝手が良くないという問題がある。
そこで、本発明は、適切なタイミングで消費者に商品を配送可能としつつ、消費者にとって使い勝手が良い配送サービスを実現する配送管理システム、サーバ装置、読取装置、及び配送管理方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係る配送管理システムは、消費者に対する商品の配送を管理するシステムである。前記配送管理システムは、前記商品を示す識別情報を記憶しており、前記商品に取り付けられるRFタグと、前記消費者が前記商品の消費を開始する又は前記商品を破棄する際に、前記商品から取り外された前記RFタグを回収する回収部と、前記回収部により回収された前記RFタグから前記識別情報を読み取る読取装置と、前記読取装置により読み取られた前記識別情報に少なくとも基づいて、該識別情報が示す前記商品と同種の補充商品を前記消費者に配送するための処理を行うサーバ装置とを備える。
第2の態様に係るサーバ装置は、商品を示す識別情報を記憶するRFタグが前記商品に取り付けられる配送管理システムにおいて用いる装置である。前記サーバ装置は、前記消費者が前記商品の消費を開始する又は前記商品を破棄する際に前記商品から取り外されて回収部により回収された前記RFタグから前記識別情報を読み取る読取装置との通信を行う通信部と、前記読取装置により読み取られた前記識別情報に少なくとも基づいて、該識別情報が示す前記商品と同種の補充商品を前記消費者に配送するための処理を行う処理部とを備える。
第3の態様に係る読取装置は、商品を示す識別情報を記憶するRFタグが前記商品に取り付けられる配送管理システムにおいて用いる装置である。前記読取装置は、消費者が前記商品の消費を開始する又は前記商品を破棄する際に、前記商品から取り外されて回収部により回収された前記RFタグから前記識別情報を読み取る読取部と、前記商品と同種の補充商品を前記消費者に配送するための処理を行うサーバ装置に対して、前記RFタグから読み取った前記識別情報を送信する通信部とを備える。
第4の態様に係る配送管理方法は、消費者に対する商品の配送を管理する方法である。前記配送管理方法は、前記消費者が前記商品の消費を開始する又は前記商品を破棄する際に、前記商品から取り外されたRFタグを回収するステップと、前記回収された前記RFタグから、前記商品を示す識別情報を読み取るステップと、前記読み取られた識別情報に少なくとも基づいて、該識別情報が示す前記商品と同種の補充商品を前記消費者に配送するための処理を行うステップとを備える。
本発明の一態様によれば、適切なタイミングで消費者に商品を配送可能としつつ、消費者にとって使い勝手が良い配送サービスを実現する配送管理システム、サーバ装置、読取装置、及び配送管理方法を提供できる。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれている場合があることは勿論である。
(配送管理システム)
図1は、一実施形態に係る配送管理システム1の構成を示す図である。配送管理システム1は、消費者に対する商品10の配送を管理する。配送の対象となる商品10は、消費者により消費される物品であればどのようなものであってもよいが、例えば、日用品(例えば、洗剤)、食品(飲料を含む)、医薬品、嗜好品等である。
図1は、一実施形態に係る配送管理システム1の構成を示す図である。配送管理システム1は、消費者に対する商品10の配送を管理する。配送の対象となる商品10は、消費者により消費される物品であればどのようなものであってもよいが、例えば、日用品(例えば、洗剤)、食品(飲料を含む)、医薬品、嗜好品等である。
図1に示すように、配送の対象となる各商品10には、RF(Radio Frequency)タグ100が取り付けられている。RFタグ100は、商品10を示す識別情報、各商品10に固有の識別情報(以下、商品IDと呼ぶ)を記憶している。
RFタグ100は、パッシブ型のRFタグであってもよいし、アクティブ型のRFタグであってもよいが、以下において、パッシブ型のRFタグを用いる一例について説明する。RFタグは、IC(Integrated Circuit)タグ又はRFID(Radio Frequency Identifier)タグと呼ばれることがある。
図1において、配送サービスを利用する複数の消費者(消費者A乃至C)に対応する複数の消費者宅H(H_A、H_B、H_C)を例示している。一実施形態に係る配送サービスは、複数の消費者宅H(複数の消費者)に商品を配送する宅配サービスである。なお、消費者宅Hは、戸建ての住宅であってもよいし、アパート又はマンション等の集合住宅であってもよい。
消費者宅H_Aには、回収部200A及び読取装置300Aが設けられている。
回収部200Aは、消費者Aが商品10の消費を開始する又は商品10を破棄する際に、商品10から取り外されたRFタグ100を回収するための部材である。
ここで、商品10の消費を開始するとは、1つの商品10の使用を開始することをいい、例えば商品10を開封すること等を含む。商品10を破棄するとは、消費済みの1つの商品10の容器若しくは商品本体を破棄することをいう。回収部200AがRFタグ100を回収するとは、回収部200AにRFタグ100が受け渡されることをいう。
なお、RFタグ100の回収タイミングを商品10の消費開始時とするか、又は商品10の破棄時とするかは、本宅配サービスのサービス規定等により予め定められていてもよいし、商品の特性に応じて定められてもよいし、消費者によって自由に決定されてもよい。
配送管理システム1においては、商品10から取り外されたRFタグ100を回収部200Aが回収した場合、対応する消費者Aがこの商品10と同種の補充商品を(継続的に)発注する意思があるとみなすことができる。言い換えると、商品10から取り外されたRFタグ100が回収部200Aに受け渡された場合、この商品10と同種の補充商品の発注があったとみなすことができる。
一方、消費者Aは、商品10を継続的に発注する意思が無い場合、例えば、他の商品に変更する意思がある場合、この商品10のRFタグ100を回収部200Aに回収させずに破棄してもよい。
読取装置300Aは、回収部200Aにより回収されたRFタグ100から商品IDを読み取る装置である。読取装置300Aは、通信ネットワーク20との無線通信又は優先通信を行う機能を有する。一実施形態において、読取装置300Aは、無線通信機能、例えばLPWA(Low Power Wide Area)技術またはIEEE802.11などの通信機規格を用いた無線通信機能を有する。読取装置300Aは、通信ネットワーク20との無線通信を行うことにより、RFタグ100から読み取った商品IDを通信ネットワーク20経由でサーバ装置400に送信する。
サーバ装置400は、宅配サービスを管理する装置である。サーバ装置400は、通信ネットワーク20と接続されており、通信ネットワーク20経由で読取装置300Aから商品IDを受信する。サーバ装置400は、読取装置300Aにより読み取られた商品IDに基づいて、該商品IDが示す商品10と同種の補充商品を消費者A(消費者宅H_A)に配送するための処理を行う。
また、消費者宅H_Bには回収部200B及び読取装置300Bが設けられている。サーバ装置400は、読取装置300Bにより読み取られた商品IDに基づいて、該商品IDが示す商品10と同種の補充商品を消費者B(消費者宅H_B)に配送するための処理を行う。
また、消費者宅H_Cには回収部200C及び読取装置300Cが設けられている。サーバ装置400は、読取装置300Cにより読み取られた商品IDに基づいて、該商品IDが示す商品10と同種の補充商品を消費者C(消費者宅H_C)に配送するための処理を行う。
以下において、回収部200A乃至200Cを特に区別しないときは単に回収部200と呼び、読取装置300A乃至300Cを特に区別しないときは単に読取装置300と呼ぶ。
通信ネットワーク20は、狭域通信網(LAN:Local Area Network)、高域通信網(WAN:Wide Area Network)、及びインターネットのうち少なくとも1つを含む。一実施形態において、通信ネットワーク20は、各消費者宅Hに設けられた読取装置300との無線通信を行う基地局(不図示)を有する。
このような配送管理システム1によれば、消費者が消費する商品10から取り外されたRFタグ100を回収部200が回収するという簡単な動作で、この商品10と同種の商品10を発注(補充)できる。また、同種の商品10の継続的な発注をしない場合、消費者はRFタグ100を回収部200に回収させないようにすればよく、煩雑な操作を消費者に強いることがない。
(RFタグ)
図2は、一実施形態に係るRFタグ100の構成を示す図である。
図2は、一実施形態に係るRFタグ100の構成を示す図である。
図2に示すように、RFタグ100は、アンテナ110とICチップ120とを有する。RFタグ100は、コイン状又はカード状のパッケージ内にアンテナ110及びICチップ120を封入した態様であってもよい。或いは、RFタグ100は、商品10に貼り付けられるラベル(シール)内にアンテナ110及びICチップ120を封入したラベル状の態様(いわゆる、RFタグラベル)であってもよい。以下において、RFタグ100がRFタグラベルである一例について主として説明する。
アンテナ110は、読取装置300から発せられる無線信号によりICチップ120の駆動電流を発生させるとともに、受信した無線信号をICチップ120に出力する。また、アンテナ110は、ICチップ120からアンテナ110に入力された無線信号を外部に出力(送信)する。
ICチップ120は、整流回路121と、通信回路122と、メモリ123とを有する。
整流回路121は、アンテナ110から入力された駆動電流を整流する回路である。
通信回路122は、アンテナ110を介して読取装置300との無線通信を行う回路である。通信回路122は、アンテナ110から入力された無線信号に含まれるコマンドに応じて、メモリ123から情報を読み出すとともに、読み出した情報を含む無線信号をアンテナ110に出力する。
メモリ123は、対応する商品10の商品IDを記憶する不揮発性メモリである。
(回収部)
図3は、一実施形態に係る回収部200の構成を示す図である。
図3は、一実施形態に係る回収部200の構成を示す図である。
図3に示すように、回収部200は、商品10から剥がされたRFタグ(RFタグラベル)100が貼り付けられる被着体210を含む。被着体210は、樹脂又は紙等により形成される板状の部材である。
RFタグ100は、被着体210の表面に貼り付けられる。被着体210の裏面側には、読取装置300が位置しており、被着体210は、読取装置300上に配置される。或いは、読取装置300は、被着体210と離間した状態で、被着体210の表面に対向して配置されてもよい。
このように、RFタグ100(RFタグラベル)が貼り付けられる被着体210により回収部200を構成することにより、消費者は、RFタグ100を商品10から剥がして被着体210に貼り付けるという簡単な動作を行うだけで済む。
被着体210の表面は、複数の領域に区画されていてもよい。各領域には1つのRFタグ100が貼り付けられる。図3において、被着体210の表面が20個の領域に区画されており、そのうちの6個の領域にRFタグ100(100a乃至100f)が貼り付けられている。
一実施形態において、サーバ装置400は、被着体210に規定個数(図3の例では、20個)のRFタグ100が貼り付けられたことを読取装置300からの商品IDに基づいて検知し、消費者に対してインセンティブを付与する処理を行ってもよい。インセンティブは、宅配サービスにおける商品購入時に利用可能なポイントであってもよい。
RFタグ100が貼り付けられた被着体210は、例えば被着体210に規定個数のRFタグ100が貼り付けられた後に、サービス提供業者等により回収されてもよい。これにより、RFタグ100を再利用(リサイクル)することが可能になる。
なお、回収部200が被着体210により構成される一例について説明したが、RFタグ100としてコイン状又はカード状のものを用いる場合、回収部200は、RFタグ100を収納する容器であってもよい。
また、RFタグ100を全て再利用(リサイクル)する場合、回収部200が全てのRFタグ100を回収しつつ、消費者が一部の商品について継続的な発注をしない選択を可能とすることが望ましい。
例えば、RFタグ100は、遮蔽部材により覆われていてもよい。遮蔽部材は、電波を透過しない材料により構成される。消費者は、継続的な発注を希望する商品10については、この商品10のRFタグ100を回収部200に回収させる前に、このRFタグ100の遮蔽部材を除去する(例えば、遮蔽部材を剥がす)。
そして、読取装置300は、遮蔽部材が除去されたRFタグ100を回収部200が回収した場合に、該RFタグ100から商品IDを読み取る。これにより、全てのRFタグ100を回収する前提下において、遮蔽部材を除去するか否かに応じて、同種の補充商品を発注(補充)するか否かを切り替えることができる。
或いは、回収部200は、互いに分離して設けられた第1及び第2の回収部を有していてもよい。第1の回収部は、消費者が継続的な発注を希望しない商品10のRFタグ100を回収する領域又は容器である。一方、第2の回収部は、消費者が継続的な発注を希望する商品10のRFタグ100を回収する領域又は容器である。例えば、図3に示す回収部200(被着体210)において、被着体210の表面の一部(例えば、下側半分又は一番下の行)を第1の回収部として用い、被着体210の表面のその他の部分を第2の回収部として用いてもよい。
そして、読取装置300は、第1の回収部が回収したRFタグ100から商品IDを読み取らずに、第2の回収部が回収したRFタグ100から商品IDを読み取る。これにより、どちらの回収部にRFタグ100を回収させるかに応じて、同種の補充商品を発注(補充)するか否かを切り替えることができる。
(読取装置)
図4は、一実施形態に係る読取装置300の構成を示す図である。
図4は、一実施形態に係る読取装置300の構成を示す図である。
図4に示すように、読取装置300は、アンテナ310と、読取部320と、アンテナ330と、通信部340と、制御部350と、操作部360とを有する。読取装置300は、図示しないバッテリにより駆動されてもよいし、商用電源(AC電源)により駆動されてもよい。
アンテナ310は、RFタグ100からの情報読み取り用のアンテナである。一方、アンテナ330は、通信ネットワーク20との無線通信用のアンテナである。
読取部320は、制御部350の制御下で、アンテナ310を介してRFタグ100から商品IDを読み取る。具体的には、読取部320は、コマンドを含む無線信号をアンテナ310に出力する。その後、RFタグ100のメモリ123内の商品IDを含む無線信号がアンテナ310を介して読取部320に入力される。読取部320は、アンテナ310を介して入力された無線信号に含まれる商品IDを取得し、取得された商品IDを制御部350に出力する。なお、回収部200に複数のRFタグ100が存在する場合、読取部320は、各RFタグ100から商品IDを読み取る。
制御部350は、読取部320から入力された商品IDから、サーバ装置400に送信するメッセージを生成し、生成されたメッセージを通信部340に出力する。メッセージは、読取部320から入力された商品IDと、読取装置300のID(以下、読取装置IDと呼ぶ)又は消費者のID(以下、消費者IDと呼ぶ)とを含む。
通信部340は、制御部350の制御下で通信ネットワーク20との無線通信(例えば、LPWA方式の無線通信)を行うとともに、通信ネットワーク20を介してサーバ装置400との通信を行う。通信部340は、制御部350から入力されたメッセージを無線信号に変換し、アンテナ330を介して無線信号を送信する。
制御部350は、プロセッサ351とメモリ352とを含む。プロセッサ351は、メモリ352に記憶されたプログラムを実行することにより、読取部320及び通信部340を制御する。メモリ352には、読取装置ID又は消費者IDが予め記憶されている。読取装置ID又は消費者IDは、読取装置300が消費者宅に出荷される時点で読取装置300に記憶されていてもよい。また、読取装置300は、消費者IDが記憶された消費者端末(例えばスマートフォン)とBluetooth(登録商標)などの近距離無線を介して通信することにより、消費者端末から消費者IDを取得してもよい。制御部350は、RFタグ100に対する読み取りを所定周期で(例えば、1日に1回)行うように読取部320を制御する。制御部350は、RFタグ100に対する読み取りを定常的に行うように読取部320を制御してもよい。また、制御部350は、読取部320により商品IDが読み取られた場合、読み取られた商品IDと、メモリ352に記憶された読取装置ID又は消費者IDとを含むメッセージをサーバ装置400に送信するように通信部340を制御する。
操作部360は、消費者による所定操作を受け付ける。所定操作は、急ぎでの商品配送を要求するための操作であってもよい。操作部360は、消費者により押下される物理ボタンを含んでもよい。操作部360は、消費者から所定操作を受け付けると、その旨の操作信号を制御部350に出力する。
制御部350は、操作部360が所定操作を受け付けたことに応じて、通常の読み取りとは別に、RFタグ100に対する読み取りを行うように読取部320を制御してもよい。通常の読み取りとは、RFタグ100を所定周期で読み取ることであってもよいし、定常的に読み取ることであってもよい。いずれにせよ、通常の読み取りは操作部360の操作を伴わない。操作部360が受け付ける所定操作は、RFタグ100に対する読み取りの前であってもよいし、後であってもよい。一実施形態において、通常の読み取りとは、RFタグ100を所定周期で読み取ることであり、制御部350は、操作部360が所定操作を受け付けると、読み取りを直ちに行うように読取部320を制御する。
図5は、一実施形態に係る読取装置300(制御部350)により生成されるメッセージの構成例を示す図である。
図5(a)に示すように、メッセージは、読取装置ID又は消費者IDと、読取部320が各RFタグ100から読み取った商品IDとを含む。操作部360が消費者による所定操作を受け付けた場合、図5(b)に示すように、メッセージは、さらに、急ぎでの商品配送を要求することを示すフラグを含んでもよい。
(サーバ装置)
図6は、一実施形態に係るサーバ装置400の構成を示す図である。
図6は、一実施形態に係るサーバ装置400の構成を示す図である。
図6に示すように、サーバ装置400は、通信部410と、記憶部420と、処理部430とを有する。サーバ装置400が複数のコンピュータにより構成される場合、通信部410、記憶部420、及び処理部430は、複数のコンピュータに分散して配置されていてもよい。
通信部410は、通信モジュールを含んで構成されており、通信ネットワーク20を介して読取装置300との通信を行う。通信部410は、通信ネットワーク20を介して読取装置300からメッセージ(図5参照)を受信する。
記憶部420は、ハードディスクやフラッシュメモリ等の補助記憶装置により構成されており、処理部430における処理に用いる各種の情報を記憶する。
処理部430は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含んで構成されており、各種の処理を行う。
処理部430は、商品情報管理部431と、消費者情報管理部432と、消費周期特定部433と、商品残数特定部434と、配送タイミング決定部435とを有する。
商品情報管理部431は、図7に示すように、商品IDと商品種別IDとを対応付ける商品情報を管理する。商品IDが各商品10に固有のIDであるのに対し、商品種別IDは、同種の商品に共通のIDである。同種の商品とは、同じメーカの同じ商品名(又は同じ型番)の商品をいう。
消費者情報管理部432は、図8(a)に示すように、消費者IDと読取装置IDと読取履歴と配送履歴とを対応付ける消費者情報を管理する。消費者情報は、宅配サービスに関する情報、例えば、消費者の住所、支払いに関する情報、及びポイント情報等をさらに含んでもよい。
なお、消費者情報中の読取装置IDは、読取装置300からのメッセージに読取装置IDが含まれる場合に、この読取装置IDを消費者IDに変換するために用いられる。このため、読取装置300からのメッセージに消費者IDが含まれる場合は、消費者情報中の読取装置IDを不要としてもよい。逆に、サーバ装置400が、読取装置IDと、該読取装置IDを有する読取装置300を配送した消費者の消費者IDとを対応付けて記憶している場合、消費者情報には読取装置IDが含まれれば足りるため、消費者情報中の消費者IDを不要としてもよい。
消費者情報管理部432は、読取装置300からのメッセージに基づいて、消費者情報中の読取履歴を管理する。読取履歴は、図8(b)に示すように、読取装置300からのメッセージ受信日時(すなわち、読取装置300が読み取りを行った日時)と、このメッセージ中の商品IDとを含む。消費者情報管理部432は、同一の消費者について、前回受信したメッセージと今回受信したメッセージとで商品IDに重複がある場合、今回受信したメッセージのうち、前回受信したメッセージと重複する商品IDを除外(マスク)するように処理してもよい。
消費者情報管理部432は、消費者に対する配送内容に基づいて、消費者情報中の配送履歴を管理する。配送履歴は、図8(c)に示すように、消費者に対する配送日時と、配送された商品の商品種別IDとを含む。同種の商品10が複数まとめて消費者に配送(すなわち、一括配送)される場合において、配送履歴は、配送された同種の商品10の数量をさらに含んでもよい。
消費周期特定部433は、読取装置300により読み取られた商品IDの履歴、すなわち、消費者情報管理部432が管理する読取履歴に基づいて、消費者が1つの商品10を消費する消費周期を商品10の種別ごとに特定及び管理する。
例えば、商品10の消費開始時に回収部200がRFタグ100を回収する場合、読取装置300がこのRFタグ100に対して最初に読み取りを行った日時を、この商品10の消費開始日時(消費開始タイミング)とみなすことができる。消費周期特定部433は、図9(a)に示すように、商品情報管理部431が管理する商品情報と、消費者情報管理部432が管理する読取履歴とに基づいて、商品の種別ごとに消費周期を特定する。
具体的には、図9(a)に示す例において、商品種別#1の商品#1の消費開始タイミングがt1であり、商品種別#1の商品#2の消費開始タイミングがt2であり、商品種別#1の商品#3の消費開始タイミングがt3である。この例において、消費周期特定部433は、t1からt2までの時間T1と、t2からt3までの時間T2との平均を算出し、算出された値を商品種別#1に対応する消費周期として特定する。
或いは、商品10の破棄時に回収部200がRFタグ100を回収する場合、読取装置300がこのRFタグ100に対して最初に読み取りを行った日時を、この商品10の破棄日時(破棄タイミング)とみなすことができる。消費周期特定部433は、図9(b)に示すように、商品情報管理部431が管理する商品情報と、消費者情報管理部432が管理する読取履歴とに基づいて、商品の種別ごとに消費周期を特定する。
具体的には、図9(b)に示す例において、商品種別#1の商品#1の破棄タイミングがt1であり、商品種別#1の商品#2の破棄タイミングがt2であり、商品種別#1の商品#3の破棄タイミングがt3である。この例において、消費周期特定部433は、t1からt2までの時間T1と、t2からt3までの時間T2との平均を算出し、算出された値を商品種別#1に対応する消費周期として特定する。
商品残数特定部434は、同種の商品10が複数まとめて消費者に配送(一括配送)される場合において、この消費者に対する商品10の配送履歴と、読取装置300により読み取られた商品IDとに基づいて、該商品IDが示す商品10と同種の商品10を消費者が保有する残数を特定する。商品残数特定部434は、消費者に配送された同種の商品10の数量から、商品10が使用開始又は破棄される度にデクリメント(すなわち、1を減算)することにより、現在の残数を特定できる。
配送タイミング決定部435は、消費周期特定部433により特定された消費周期に基づいて、補充商品を消費者に配送する配送タイミングを決定する。これにより、サーバ装置400における学習の結果を用いて、消費者に適した配送タイミングで補充商品を配送できる。
消費者が商品10の消費を開始する際に回収部200がRFタグ100を回収する場合において、配送タイミング決定部435は、読取装置300により商品IDが読み取られたタイミングに対応する消費開始タイミングと、消費周期特定部433により特定された消費周期とに基づいて、補充商品の配送タイミングを決定する。
例えば、配送タイミング決定部435は、図10に示すように、読取装置300により商品IDが読み取られたタイミングに対応する消費開始タイミングに対して、消費周期特定部433により特定された消費周期を加算することにより、この商品IDが示す商品と同種の商品を次に消費者が消費を開始するタイミング(すなわち、同種の商品の消費開始予測タイミング)を予測する。
そして、配送タイミング決定部435は、消費開始予測タイミング、又は消費開始予測タイミングの所定時間前のタイミングを、補充商品の配送タイミングとして決定する。図10において、消費開始予測タイミングの所定時間前のタイミングを、補充商品の配送タイミングとして決定する一例を示している。これにより、補充商品を適切なタイミングで消費者に配送できる。所定時間は、消費者が商品の種別ごとに設定可能であってもよい。或いは、配送タイミング決定部435は、商品の特性に応じて、所定時間を商品の種別ごとに設定してもよい。
記憶部420は、商品10の種別ごとに設定された配送周期(デフォルトの配送周期)を予め記憶していてもよい。デフォルトの配送周期は、消費者が定期配送サービスを利用する場合に自動で設定される配送周期であってもよい。配送タイミング決定部435は、消費周期特定部433により特定された消費周期に基づいて、予め記憶された配送周期を変更することにより、補充商品の配送タイミングを決定してもよい。これにより、定期配送サービスにおける配送周期を、消費者の消費状況に応じて自動で変更できる。
但し、読取装置300からのメッセージが、急ぎでの商品配送を要求することを示すフラグを含む場合、配送タイミング決定部435は、このメッセージ中の商品IDが示す商品と同種の補充商品を直ちに発送するように配送タイミングを決定してもよい。すなわち、配送タイミング決定部435は、読取装置300に対する所定操作に応じて読み取られた商品IDに対応する補充商品を、消費周期特定部433により特定された消費周期とは無関係に消費者に即座に配送する処理を行ってもよい。
例えば、配送タイミング決定部435は、急ぎでの商品配送を要求することを示すフラグを含むメッセージを読取装置300から受信した場合、このメッセージに含まれる商品IDのうち、この読取装置300から前回受信したメッセージに含まれていない商品IDを特定し、特定された商品IDが示す商品と同種の補充商品を直ちに発送するように配送タイミングを決定する。
一方、消費者が商品10を破棄する際に回収部200がRFタグ100を回収する場合においては、配送タイミング決定部435は、読取装置300により商品IDが読み取られたタイミングに対応する破棄タイミングを検知すると、直ちに補充商品を配送するように配送タイミングを決定する。
同種の商品10が複数まとめて消費者に配送(一括配送)される場合において、配送タイミング決定部435は、消費周期特定部433により特定された消費周期と、商品残数特定部434により特定された残数とに基づいて、補充商品を複数まとめて消費者に配送(一括配送)する配送タイミングを決定してもよい。
例えば、商品10の消費開始時に回収部200がRFタグ100を回収する場合、次のようにして補充商品の一括配送タイミングを決定できる。図11(a)は、同種の商品10が3個まとめて消費者に配送(一括配送)される場合における配送タイミングの決定例を示す図である。
図11(a)に示すように、商品残数特定部434は、消費者に配送された同種の商品10の数量(3個)から、商品10が使用開始される度にデクリメント(すなわち、1を減算)することにより、現在の残数を特定する。配送タイミング決定部435は、3個の同種の商品10のうち最後の1個の商品の消費が開始されると、最後の1個の商品の消費開始タイミングに対して、消費周期特定部433により特定された消費周期を加算することにより、同種の商品を次に消費者が消費を開始するタイミング(消費開始予測タイミング)を予測する。
そして、配送タイミング決定部435は、消費開始予測タイミング、又は消費開始予測タイミングの所定時間前のタイミングを、補充商品の一括配送タイミングとして決定する。図11(a)において、消費開始予測タイミングの所定時間前のタイミングを、補充商品の一括配送タイミングとして決定する一例を示している。
或いは、商品10の破棄時に回収部200がRFタグ100を回収する場合、次のようにして補充商品の一括配送タイミングを決定できる。図11(b)は、同種の商品10が3個まとめて消費者に配送(一括配送)される場合における配送タイミングの決定例を示す図である。
図11(b)に示すように、商品残数特定部434は、消費者に配送された同種の商品10の数量(3個)から、商品10が破棄される度にデクリメント(すなわち、1を減算)することにより、現在の残数を特定する。配送タイミング決定部435は、3個の同種の商品10のうち、2個目の商品が破棄されて残数が1個になると、2個目の商品の破棄タイミングに対して、消費周期特定部433により特定された消費周期を加算することにより、最後の1個の商品を次に消費者が破棄するタイミング(破棄予測タイミング)を予測する。
そして、配送タイミング決定部435は、破棄予測タイミング、又は破棄予測タイミングの所定時間前のタイミングを、補充商品の一括配送タイミングとして決定する。図11(b)において、破棄予測タイミングの所定時間前のタイミングを、補充商品の一括配送タイミングとして決定する一例を示している。
なお、配送タイミング決定部435により配送タイミングが決定されると、処理部430は、決定された配送タイミング及び配送するべき商品の種別・数量等を、例えば配送業者のサーバ装置又は端末装置等に対して、通信部410を介して通知してもよい。或いは、処理部430は、決定された配送タイミング及び配送するべき商品の種別・数量等の情報を、ディスプレイにより配送作業者等に対して提示してもよい。
(動作フロー)
図12は、一実施形態に係る配送管理システム1の動作フローを示す図である。
図12は、一実施形態に係る配送管理システム1の動作フローを示す図である。
図12に示すように、ステップS1において、回収部200は、消費者が商品の消費を開始する又は商品を破棄する際に、この商品から取り外されたRFタグ100を回収する。
ステップS2において、読取装置300は、回収部200により回収されたRFタグ100から、商品を示す識別情報(商品ID)を読み取る。
ステップS3において、サーバ装置400は、読取装置300により読み取られた識別情報に基づいて、該識別情報が示す商品と同種の補充商品を消費者に配送するための処理を行う。
(その他の実施形態)
上述した実施形態において、読取装置300がRFタグ100から読み取る識別情報が商品IDのみである一例について説明した。しかしながら、RFタグ100が商品IDだけではなく商品種別IDを記憶している場合、読取装置300がRFタグ100から読み取る識別情報は、商品ID及び商品種別IDであってもよい。RFタグ100から商品種別IDを読み取る場合、サーバ装置400は、図7に示したような商品情報を管理しなくてもよい。逆に、読取装置300がRFタグ100から読み取る識別情報は、商品種別IDのみであってもよい。つまり、商品種別IDが記憶されていれば、同種の商品10のそれぞれのRFタグ100は、固有の識別情報(商品ID)を有していなくてもよい。商品残数特定部434は、同種の商品10が複数まとめて消費者に配送(一括配送)される場合において、この消費者に対する商品10の配送履歴と、読取装置300により読み取られた商品種別IDの総数とに基づいて、該商品種別IDが示す商品10と同種の商品10を消費者が保有する残数を特定できる。
上述した実施形態において、読取装置300がRFタグ100から読み取る識別情報が商品IDのみである一例について説明した。しかしながら、RFタグ100が商品IDだけではなく商品種別IDを記憶している場合、読取装置300がRFタグ100から読み取る識別情報は、商品ID及び商品種別IDであってもよい。RFタグ100から商品種別IDを読み取る場合、サーバ装置400は、図7に示したような商品情報を管理しなくてもよい。逆に、読取装置300がRFタグ100から読み取る識別情報は、商品種別IDのみであってもよい。つまり、商品種別IDが記憶されていれば、同種の商品10のそれぞれのRFタグ100は、固有の識別情報(商品ID)を有していなくてもよい。商品残数特定部434は、同種の商品10が複数まとめて消費者に配送(一括配送)される場合において、この消費者に対する商品10の配送履歴と、読取装置300により読み取られた商品種別IDの総数とに基づいて、該商品種別IDが示す商品10と同種の商品10を消費者が保有する残数を特定できる。
さらに、RFタグ100は、対応する商品10の配送周期を示す周期情報を記憶していてもよい。この場合、読取装置300は、RFタグ100から周期情報をさらに読み取る。サーバ装置400は、読取装置300により読み取られた周期情報に基づいて、商品10の種別ごとに配送周期を記憶する。サーバ装置400の配送タイミング決定部435は、記憶された配送周期に従って補充商品の配送タイミングを決定する。配送タイミング決定部435は、記憶された配送周期を、消費周期特定部433により特定された消費周期に応じて変更することにより、補充商品の配送タイミングを決定してもよい。
上述した実施形態において、同種の商品10が複数まとめて消費者に配送(一括配送)される場合、配送タイミング決定部435が、消費周期特定部433により特定された消費周期と、商品残数特定部434により特定された残数とに基づいて、補充商品を複数まとめて消費者に一括配送する配送タイミングを決定していた。しかしながら、一括配送の場合において、配送タイミング決定部435は、消費周期特定部433により特定される消費周期とは無関係に、商品残数特定部434により特定された残数に基づいて、補充商品の一括配送タイミングを決定してもよい。
例えば、商品10の種別ごとに残数閾値(例えば、残り2個又は残り1個等)が設定される場合、配送タイミング決定部435は、同種の商品10の残数が閾値以下になったことに応じて直ちに補充商品の一括配送を行うように一括配送タイミングを決定する。残数閾値は、消費者により設定されてもよいし、商品の特性に応じて配送タイミング決定部435により設定されてもよい。
読取装置300又はサーバ装置400が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1 :配送管理システム
10 :商品
20 :通信ネットワーク
100 :RFタグ
110 :アンテナ
120 :ICチップ
121 :整流回路
122 :通信回路
123 :メモリ
200 :回収部
210 :被着体
300 :読取装置
310 :アンテナ
320 :読取部
330 :アンテナ
340 :通信部
350 :制御部
351 :プロセッサ
352 :メモリ
360 :操作部
400 :サーバ装置
410 :通信部
420 :記憶部
430 :処理部
431 :商品情報管理部
432 :消費者情報管理部
433 :消費周期特定部
434 :商品残数特定部
435 :配送タイミング決定部
10 :商品
20 :通信ネットワーク
100 :RFタグ
110 :アンテナ
120 :ICチップ
121 :整流回路
122 :通信回路
123 :メモリ
200 :回収部
210 :被着体
300 :読取装置
310 :アンテナ
320 :読取部
330 :アンテナ
340 :通信部
350 :制御部
351 :プロセッサ
352 :メモリ
360 :操作部
400 :サーバ装置
410 :通信部
420 :記憶部
430 :処理部
431 :商品情報管理部
432 :消費者情報管理部
433 :消費周期特定部
434 :商品残数特定部
435 :配送タイミング決定部
Claims (15)
- 消費者に対する商品の配送を管理する配送管理システムであって、
前記商品を示す識別情報を記憶しており、前記商品に取り付けられるRFタグと、
前記消費者が前記商品の消費を開始する又は前記商品を破棄する際に、前記商品から取り外された前記RFタグを回収する回収部と、
前記回収部により回収された前記RFタグから前記識別情報を読み取る読取装置と、
前記読取装置により読み取られた前記識別情報に少なくとも基づいて、該識別情報が示す前記商品と同種の補充商品を前記消費者に配送するための処理を行うサーバ装置と、を備える
配送管理システム。 - 前記RFタグは、前記商品に貼り付けられるラベル状のRFタグであり、
前記回収部は、前記消費者により消費される前記商品から剥がされた前記RFタグが貼り付けられる被着体を含み、
前記読取装置は、前記被着体に貼り付けられた前記RFタグから前記識別情報を読み取る
請求項1に記載の配送管理システム。 - 前記サーバ装置は、
前記読取装置により読み取られた前記識別情報の履歴に基づいて、前記消費者が1つの商品を消費する消費周期を商品の種別ごとに特定し、
前記特定された消費周期に基づいて、前記補充商品を前記消費者に配送する配送タイミングを決定する
請求項1又は2に記載の配送管理システム。 - 前記消費者が前記商品の消費を開始する際に前記回収部が前記RFタグを回収する場合において、前記サーバ装置は、前記読取装置により前記識別情報が読み取られたタイミングに対応する消費開始タイミングと、前記特定された消費周期とに基づいて、前記補充商品の配送タイミングを決定する
請求項3に記載の配送管理システム。 - 同種の商品が複数まとめて前記消費者に配送される場合において、前記サーバ装置は、
前記消費者に対する商品の配送履歴と、前記読取装置により読み取られた前記識別情報とに基づいて、該識別情報が示す商品と同種の商品を前記消費者が保有する残数を特定し、
前記特定された消費周期と、前記特定された残数に基づいて、前記補充商品を複数まとめて前記消費者に配送する配送タイミングを決定する
請求項3に記載の配送管理システム。 - 前記サーバ装置は、
前記商品の種別ごとに設定された配送周期を記憶し、
前記特定された消費周期に基づいて前記配送周期を変更することにより、前記補充商品の配送タイミングを決定する
請求項3に記載の配送管理システム。 - 前記RFタグは、対応する前記商品の配送周期を示す周期情報を記憶しており、
前記読取装置は、前記回収部により回収された前記RFタグから前記周期情報をさらに読み取り、
前記サーバ装置は、前記読取装置により読み取られた前記周期情報に基づいて、前記商品の種別ごとに前記配送周期を記憶する
請求項6に記載の配送管理システム。 - 同種の商品が複数まとめて前記消費者に配送される場合において、前記サーバ装置は、
前記消費者に対する商品の配送履歴と、前記読取装置により読み取られた前記識別情報とに基づいて、該識別情報が示す商品と同種の商品を前記消費者が保有する残数を特定し、
前記特定された残数に基づいて、前記補充商品を複数まとめて前記消費者に配送する配送タイミングを決定する
請求項1又は2に記載の配送管理システム。 - 前記RFタグは、対応する前記商品の配送周期を示す周期情報を記憶しており、
前記読取装置は、前記回収部により回収された前記RFタグから前記周期情報をさらに読み取り、
前記サーバ装置は、前記読取装置により読み取られた前記周期情報に基づいて、前記補充商品を前記消費者に配送する配送タイミングを決定する
請求項1又は2に記載の配送管理システム。 - 前記読取装置は、
前記回収部により回収されたRFタグに対する読み取りを所定周期で行う読取部と、
前記読取部により読み取られた識別情報を前記サーバ装置に送信する通信部と、
前記消費者による所定操作を受け付ける操作部と、
前記操作部が前記所定操作を受け付けたことに応じて、前記所定周期とは無関係に前記読み取りを行うように前記読取部を制御する制御部と、を備える
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の配送管理システム。 - 前記RFタグは、遮蔽部材により覆われており、
前記読取装置は、前記遮蔽部材が除去された前記RFタグを前記回収部が回収した場合に、該RFタグから前記識別情報を読み取る
請求項1乃至10のいずれか1項に記載の配送管理システム。 - 前記回収部は、互いに分離して設けられた第1及び第2の回収部を有し、
前記読取装置は、前記第1の回収部が回収したRFタグから識別情報を読み取らずに、前記第2の回収部が回収したRFタグから識別情報を読み取る
請求項1乃至11のいずれか1項に記載の配送管理システム。 - 商品を示す識別情報を記憶するRFタグが前記商品に取り付けられる配送管理システムにおいて用いるサーバ装置であって、
前記消費者が前記商品の消費を開始する又は前記商品を破棄する際に前記商品から取り外されて回収部により回収された前記RFタグから前記識別情報を読み取る読取装置との通信を行う通信部と、
前記読取装置により読み取られた前記識別情報に少なくとも基づいて、該識別情報が示す前記商品と同種の補充商品を前記消費者に配送するための処理を行う処理部と、を備える
サーバ装置。 - 商品を示す識別情報を記憶するRFタグが前記商品に取り付けられる配送管理システムにおいて用いる読取装置であって、
消費者が前記商品の消費を開始する又は前記商品を破棄する際に、前記商品から取り外されて回収部により回収された前記RFタグから前記識別情報を読み取る読取部と、
前記商品と同種の補充商品を前記消費者に配送するための処理を行うサーバ装置に対して、前記RFタグから読み取った前記識別情報を送信する通信部と、を備える
読取装置。 - 消費者に対する商品の配送を管理する配送管理方法であって、
前記消費者が前記商品の消費を開始する又は前記商品を破棄する際に、前記商品から取り外されたRFタグを回収するステップと、
前記回収された前記RFタグから、前記商品を示す識別情報を読み取るステップと、
前記読み取られた識別情報に少なくとも基づいて、該識別情報が示す前記商品と同種の補充商品を前記消費者に配送するための処理を行うステップと、を備える
配送管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018238825A JP2020101931A (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | 配送管理システム、サーバ装置、読取装置、及び配送管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018238825A JP2020101931A (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | 配送管理システム、サーバ装置、読取装置、及び配送管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018238825A Pending JP2020101931A (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | 配送管理システム、サーバ装置、読取装置、及び配送管理方法 |
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JP (1) | JP2020101931A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022118317A (ja) * | 2021-02-02 | 2022-08-15 | 株式会社Jems | ごみ袋管理装置、ごみ袋管理方法及びごみ袋管理プログラム |
-
2018
- 2018-12-20 JP JP2018238825A patent/JP2020101931A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
JP2022118317A (ja) * | 2021-02-02 | 2022-08-15 | 株式会社Jems | ごみ袋管理装置、ごみ袋管理方法及びごみ袋管理プログラム |
JP7244941B2 (ja) | 2021-02-02 | 2023-03-23 | 株式会社Jems | ごみ袋管理装置、ごみ袋管理方法及びごみ袋管理プログラム |
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