JP7243720B2 - 円形ブランクをスタンピングするためのスタンピングプレス及び方法 - Google Patents

円形ブランクをスタンピングするためのスタンピングプレス及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、スタンピングプレス、及びスタンピングプレスを使用して円形ブランクをスタンピングするための方法に関する。
スタンピングプレスは、ラム駆動部により駆動され得るラムを備える。ラムには第1のスタンピングツールが装着される。第1のスタンピングツールと第2のスタンピングツールとが連携する。スタンピングプロセス中、スタンピング中に円形ブランクの軸方向の伸長を制限し、したがって円形ブランクの半径又は円周を画定するスタンピングリング内に、スタンピングされる円形ブランクが配置される。その後、スタンピングされた円形ブランクは、スタンピングリングから取り出されるはずである。このために、スタンピングされた円形ブランクをスタンピングリングから取り出すために第2のスタンピングツールと係合するエジェクタピンが設けられる。
このようなスタンピングプレスは、特許文献1から既知である。エジェクタピンを駆動するためにレバートランスミッションが設けられる。圧力ロッドが、一端でラムに接続され、他端でレバーにヒンジで取り付けられる。レバーはプレスフレームワークで旋回可能に支持される。レバーの中央にはエジェクタピンが支持される。ラムと一緒に圧力ロッドが動くことにより、レバー、ひいてはエジェクタピンが旋回する。
ラムをエジェクタピンに結合するこのような構成の欠点は、エジェクタピンのストロークがレバートランスミッション及びラムのストロークによって決まることである。その際に、一方で、スタンピングされた円形ブランクの確実な取り出しが保証され、他方で、円形ブランクをスタンピングするために円形ブランクをスタンピングリングに完璧に供給することができるようにエジェクタピンのストロークの動きを調整することは困難である。
欧州特許出願公開第0151204号明細書
よって、本発明の目的は、上述の欠点を回避する、円形ブランクをスタンピングするための改善されたスタンピングプレス又は改善された方法を提供することであると言える。
上記の目的は、請求項1に記載のスタンピングプレス及び請求項11に記載の方法によって解決される。
本発明によれば、スタンピングプレスは、ラム駆動部によってストローク方向に、またストローク方向とは反対に戻りストローク方向に移動可能であるラムを備える。その際に、ラムは作動軸に沿って直線的に案内される。ラムには第1のスタンピングツールが配置される。第2のスタンピングツールがプレスフレームワークに配置される。2つのスタンピングツールは円形ブランクをスタンピングするために連携する。加えて、スタンピング中に円形ブランクを囲むように構成されたスタンピングリングが存在する。スタンピングリングはプレスフレームワークに配置される。スタンピングリングのおかげで、スタンピング中の円形ブランクの半径方向の、すなわち作動軸に直交する伸長は制限される。いわば、スタンピングリングは、スタンピングされた円形ブランクの円周を予め画定する。スタンピングリングの内側開口部は円形である必要がなく、他の任意の輪郭を有することができ、例えば、多角形のコイン、メダル、又は他の円形ブランクをスタンピングする必要がある場合には多角形の輪郭を有することができる。
スタンピングプレスはまた、エジェクタピンを有するエジェクタ装置を備える。エジェクタピンは、完全にスタンピングされた円形ブランクをプレスするか、又はスタンピングリングから取り出す必要がある場合に、スタンピングされた円形ブランクをスタンピングリングから戻りストローク方向に取り出すための第2のスタンピングツールと係合するように構成される。
スタンピングプレスは、エジェクタピンをラムに接続又は結合するように構成された接続装置を備える。接続装置は、エジェクタピン及び少なくとも1つの接続ロッドを担持又は支持する作動装置を備える。接続ロッドは、ラムと作動装置とを接続し、ラムのストローク運動が作動装置のストローク運動と同一になるように、好ましくは歯車伝達比なしで(ubersetzungsfrei)それらを互いに結合する。好ましい実施形態では、単一の接続ロッドのみが存在する。接続ロッド及び作動装置は、円形ブランクをスタンピングするためにラム駆動部によってラムをストローク方向に移動する場合に、第2のスタンピングツールがスタンピング位置に到達するまで、エジェクタピン及び第2のスタンピングツールが戻りストローク方向の力を受けないように構成される。好ましくは、ストローク又は戻りストローク方向における少なくとも1つの接続ロッドの長さは、動作中に発生する摩耗などの変化を補償するために変化させることができる。
この構成により、エジェクタピンによって妨げられることなく、第2のスタンピングツールをスタンピング位置に移動することができる。その際に、第2のスタンピングツールがスタンピング位置に到達し、第1のスタンピングツールに対して、対応する対抗保持力を対向させる場合にのみ、第1のスタンピングツールが円形ブランクを第2のスタンピングツールに押し付けるスタンピングプロセスが実行されることが保証され得る。スタンピングされる円形ブランクが、スタンピング位置にある第2のスタンピングツールに当接する場合、円形ブランクは、円周方向にスタンピングリングによって囲まれる。円形ブランクは確実にスタンピングリングに挿入され得る。
スタンピングプロセスの後、戻りストローク方向におけるラムの戻りストロークの動きの際に、エジェクタピンが第2のスタンピングツールを戻りストローク方向に移動させることができ、その際に、スタンピングされた円形ブランクがスタンピングリングから取り出され得る。
作動装置とエジェクタピンとの間に結合装置が配置されていると有利である。結合装置は、結合位置と分離位置との間で切り替えることができる。結合装置は、結合位置において戻りストローク方向の動きのために作動装置とエジェクタピンとの間の結合を確立するように構成され、且つエジェクタピンが作動装置と共に戻りストローク方向に移動しないように、分離位置において作動装置の戻りストローク方向の動きをエジェクタピンから分離するように構成される。よって、戻りストローク方向におけるラムの戻りストロークの際のスタンピングリングからの円形ブランクの取り出しは、結合装置によって回避され得る。第2のスタンピングツールはスタンピング位置に留まり、円形ブランクはスタンピングリングに留まる。その際に、第1のスタンピングツールは、円形ブランクがスタンピングリングから最終的に取り出される前に、同じ円形ブランクに対して複数のスタンピングストロークを実行することができる。
結合装置が、作動装置に結合された第1の結合部品と、エジェクタピンに結合された第2の結合部品と、結合駆動部と、を備えると好ましい。結合駆動部によって、結合装置を結合位置と分離位置との間で切り替えるために、2つの結合部品のうちの少なくとも一方を移動することができる。好ましくは、結合装置によって、2つの結合部品のうちの一方を直線的に、例えば横方向、すなわちストローク方向又は戻りストローク方向に対して直交して移動させることができる。結合駆動部は電気モータを備え得る。結合駆動部は、リニアモータ又は空気圧シリンダ又は油圧シリンダを備え得る。結合駆動部に接続されている結合部品のうちの一方が櫛状摺動部として構成されてもよく、他方の結合部品が対向櫛状部を形成してもよい。2つの結合部品のうちの一方だけが結合駆動部によって移動可能であり、対応する他方の結合部品がストローク方向又は戻りストローク方向に対して横方向に移動可能に配置されるとさらに好ましい。
好ましくは、ラムの所定の運動範囲内で2つの結合部品の間に間隙又は遊びが存在し、第2のスタンピングツールは、ラムのこの所定の運動範囲内のスタンピング位置に配置される。
また、作動装置がレバー構成を備えると有利である。好ましくは、レバー構成は、第1のレバーと第2のレバーとを有する。一実施形態では、2つのレバーのみ、すなわち第1のレバー及び第2のレバーのみが存在する。第1のレバーと第2のレバーとは、ヒンジ位置で互いにヒンジ式に接続される。好ましくは、第1のレバーは、スタンピングプレスのプレスフレームワークでヒンジ式に支持される。この第1の支持位置は、第1のレバーにおいてヒンジ位置の反対側に配置され得る。
好ましい実施形態では、エジェクタは、第1の結合位置で第1のレバーと結合される。第1の結合位置は、横方向にヒンジ位置に対して距離を置いて配置される。横方向は、ストローク方向又は戻りストローク方向に直交して向けられる。
また、少なくとも1つの接続ロッド、好ましくは唯一の接続ロッドが第2の結合位置で第2のレバーに結合されると有利である。第2の結合位置は、横方向にヒンジ位置に対して距離を置いている。
一実施形態では、第1の結合位置からのヒンジ位置の距離は、第2の結合位置からのヒンジ位置の距離に等しい。
一実施形態では、第2のスタンピングツールは、そのスタンピング位置でプレスフレームの止め具に当接して、ストローク方向における第2のスタンピングツールの移動が止め具によって阻止されるようにする。また、第2のスタンピングツールが付勢装置によりスタンピング位置に付勢されると有利である。エジェクタピンから力が加えられなくても、第2のスタンピングツールはスタンピング位置を維持する。
過負荷安全装置が作動装置に配置されてもよく、過負荷安全装置は特に流体的に、好ましくは空気圧的に動作する。過負荷安全装置はまた、流体なしで機械的にのみ動作することもでき、線形の機械式過負荷クラッチで構成され得る。過負荷安全装置は、作動装置とエジェクタピンとの間で伝達され得る力を制限する。その際に、スタンピングリング内でスタンピングされた円形ブランクをクランプする場合に、2つの大きな力がエジェクタピンから第2のスタンピングツールに伝達されることが回避される。液圧又は油圧で動作する過負荷安全装置は、高速トリップ動作を保証できる。
過負荷安全装置は、レバー構成の第2のレバーに接続され得る。
一実施形態では、過負荷安全装置は、流体、特に空気又は別のガスで満たされた流体チャンバを備える。流体チャンバは、例えば、ベローズ(空気ベローズ又はガスベローズ)内に存在することができる。好ましくは、流体チャンバは所定の流体圧力で満たされる。流体チャンバ内に空気又は別のガスが存在する場合、空気又は他のガスの圧縮性により、作動装置とエジェクタピンとの間で伝達され得る力が制限されることが実現される。
好ましくは、過負荷安全装置、特に流体チャンバ又は空気若しくはガスベローズは、第2の支持位置で第2のレバーに結合される。過負荷安全装置と第2のレバーとの間の支持位置は、好ましくは、横方向にヒンジ位置に対して距離を置いて配置される。好ましい実施形態では、第1及び第2の支持位置は、それぞれヒンジ位置から同じ距離を有する。第2の支持位置とヒンジ位置との間の第2のレバーのレバー長さと、第1の支持位置とヒンジ位置との間の第1のレバーのレバー長さとは、等しくてもよい。エジェクタに作用する力が閾値を下回っている限り、過負荷安全装置は、実質的に剛体的にプレスフレームワークに関して第2のレバーを支持する。力の閾値を超えた場合、過負荷安全装置がわずかに動いて、第2のレバーが過負荷安全装置と第2のレバーとの間の支持位置で動くことができる。その際に、エジェクタにかかる力の過度の増加が回避される。
好ましくはガス(例えば、空気)で動作する過負荷安全装置は、ガスの圧縮性により、エジェクタに作用する力を制限する。流体チャンバは、過圧又は安全弁のない環境に関連して閉じられてもよいし、フィードバック制御されたガス圧力源に接続されてもよい。その際に、過負荷安全装置が作動していない場合に、流体チャンバ内に確実に所定の流体圧力がかかるようにすることができる。
上述の実施形態の代わりに、過負荷安全装置は、別の実施形態では、流体として液体を使用することができ、例えば、油圧オイル、好ましくはスタンピングプレスのトランスミッションオイルを使用することができる。本実施形態では、流体チャンバは、可動ピストンによって一方の側を制限され得る。エジェクタピンは、可動ピストンにおいて間接的に支持され得る。流体チャンバは、安全弁と流体的に接続され得る。安全弁は、流体チャンバ内の流体圧力を制限するように構成される。流体圧力が閾値を超えた場合、安全弁が開き、流体が流体チャンバから流出することができる。よって、ピストンはもはや流体上に支持されることができず、流体チャンバが形成されているシリンダに対して移動する。流体チャンバ内の圧力解放の場合にピストンが実行する相対運動は、好ましくは、ラム又はキャリアのストローク経路と少なくとも同じ大きさである。よって、いかなる取り出し力もエジェクタピンを介して第2のスタンピングツールに伝達されることはない。
第1のばね装置が存在すると有利である。好ましくは、第1のばね装置は、第2のスタンピングツールから離れるようにエジェクタピンを付勢し得る。
スタンピングプレス及び方法の好ましい実施形態は、従属請求項から得られる。以下、添付の図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態を説明する。
エジェクタ装置を備えたスタンピングプレスの一実施形態の極めて概略的なブロック図様の部分側断面図である。 エジェクタ装置を備えたスタンピングプレスの一実施形態の極めて概略的なブロック図様の部分側断面図である。 エジェクタ装置を備えたスタンピングプレスの一実施形態の極めて概略的なブロック図様の部分側断面図である。 エジェクタ装置を備えたスタンピングプレスの一実施形態の極めて概略的なブロック図様の部分側断面図である。 スタンピングプレスの一実施形態の側面図である。 図5のスタンピングプレスのエジェクタ装置の部分断面図である。 図5及び図6のスタンピングプレスの結合装置の一実施形態の断面図である。 結合装置の実施形態の概略的なブロック図様の図である。 結合装置の実施形態の概略的なブロック図様の図である。 エジェクタ装置を備えたスタンピングプレスの別の実施形態の極めて概略的なブロック図様の部分側断面図である。 エジェクタ装置を備えたスタンピングプレスの別の実施形態の極めて概略的なブロック図様の部分側断面図である。 エジェクタ装置を備えたスタンピングプレスの別の実施形態の極めて概略的なブロック図様の部分側断面図である。 エジェクタ装置を備えたスタンピングプレスの別の実施形態の極めて概略的なブロック図様の部分側断面図である。 エジェクタ装置の別の実施形態の部分斜視図である。 図14のエジェクタ装置の部分断面図である。 図14及び図15によるエジェクタ装置の部分断面図であり、特にエジェクタ装置の結合装置が示されている。
本発明によるスタンピングプレス10の一実施形態が、図1~図4のブロック図様の図、図5の透視図、及び図6~図9の部分図に極めて概略的に示されている。スタンピングプレス10は、ラム駆動部12によって作動軸Aに沿って直線的に移動可能なラム11を備える。ラム11は、作動軸Aに平行にストローク方向Hに、またストローク方向Hとは反対に戻りストローク方向Rに移動され得る。
ラム11上には第1のスタンピングツール13が配置される。第1のスタンピングツール13はスタンピングパンチとしても示され得る。第1のスタンピングツール13は、円形ブランク14をスタンピングするために第2のスタンピングツール15と連携する。円形ブランクは、コイン、メダルなどになり得る。円形ブランク14は、任意の外形を有することができ、例えば円形又は多角形とすることができる。円形ブランク14は、複数の円形ブランク部品から形成することができ、例えば、円形ブランクコアと、円形ブランクコアを囲む少なくとも1つの円形ブランクリングとから形成することができる。
第2のスタンピングツール15は、図1~図4に極めて概略的にのみ示されているプレスフレームワーク16で支持される。スタンピングツール15は、プレスフレームワーク16で支持されるツールキャリア17上に配置されてもよい。ツールキャリア17は、第2のスタンピングツール15と一緒に、スタンピング位置P(図1)と取り出し位置E(図2)との間で直線的に移動され得る。プレスフレームワーク16には、第2のスタンピングツール15をスタンピング位置Pに付勢する付勢装置18が配置される。例によれば、第2のスタンピングツール15は、スタンピング位置Pではプレスフレームワーク16の止め具19においてツールキャリア17を介して間接的に支持される。止め具19は、例えば作動軸Aと同軸にリング状の段として、又は別の任意の方式で構成され得る。付勢装置18の付勢力に起因して、第2のスタンピングツール15、例によればツールキャリア17は、ストローク方向Hに止め具19に対して押し付けられる。スタンピング位置Pでは、第2のスタンピングツール15は、作動軸Aに沿ってストローク方向Hにそれ以上移動することはできない。よって、ラム11及び第1のスタンピングツール13によって円形ブランク14に加えられるスタンピング力は、第2のスタンピングツール15を介してプレスフレームワーク16において支持される。円形ブランク14は、スタンピングのために変形され得る。
付勢装置18は、1つ又は複数のばねによって形成され得る。その際に、例えば、コイルばね及び/又は皿ばねを使用することができる。図1~図4では、付勢装置18を形成する2つのコイルばねが概略的に示されている。付勢装置18のばねの数は変わり得る。コイルばねにより、スタンピング位置Pと取り出し位置Eとの間の第2のスタンピングツール15の十分なストローク経路が可能になる。
加えて、スタンピングプレス10は、円形ブランク14の変形のためのスタンピングリング22を備える。スタンピングリング22は、作動軸Aと同軸に配置され、且つ第1のスタンピングツール13及び第2のスタンピングツール15と整列するリング開口部23を有する。スタンピング位置Pでは、第2のスタンピングツール15のスタンピング面が、リング開口部23の軸方向端部と面一であるか、又はリング開口部23の内側に配置される。第1のスタンピングツール13は、ラム駆動部12によってラム11が移動することにより、供給側24からリング開口部23内へと円形ブランク14を移動させることができる。リング開口部23は、供給側24に向かって、すなわち戻りストローク方向R向きに円錐状に広がり得る。リング開口部23の円筒状部分は供給側24に隣接する円錐状部分に隣接し、円筒状部分の断面形状は、製造されるスタンピングされた円形ブランク14の形状に対応し、円形又は多角形とすることができる。
まだスタンピングされていない円形ブランク14は、搬送装置25によって供給側24の近くでスタンピングプレス10内に運ばれ、スタンピングされた円形ブランク14が、搬送装置25によってスタンピングプレス10の外に運ばれる。図1~図4では、テーブルキャビティ27を備えたロータリテーブル26のみが、搬送装置25の一部として概略的に示されている。ロータリテーブル26は、好ましくは作動軸Aに平行に向けられた回転軸を中心に回転可能である。ロータリテーブル26は、その回転軸を中心に円周方向に配置された複数のテーブルキャビティ27を備えることができ、それぞれのテーブルキャビティ27が1つの円形ブランク14に使われる。ロータリテーブル26は、スタンピングされる円形ブランクが作動軸Aと実質的に同軸となり、したがってスタンピングツール13、15と整列するように、断続的に又は時計回りに進められる。スタンピング後、スタンピングされた円形ブランク14はテーブルキャビティ27内に再び取り出され、次の回転クロックでロータリテーブル26によってスタンピングプレス10から運び出され得る。スタンピングされた円形ブランク14のこの取り出しの間、スタンピングされる次の円形ブランク14が同時に搬送される。
スタンピングプレス10は、例によれば、作動装置32で支持されるエジェクタピン31を備えたエジェクタ装置30を有する。作動装置32は、接続装置33を介してラム11に移動可能に結合される。例によれば、ラム11と作動装置32との間の可動接続は、伝達比なしである(ubersetzungsfrei)。代替として、ラム11の動きとエジェクタピン31の動きとの間に伝達比を設けることもできる。いずれの場合も、ストローク方向H及び戻りストローク方向Rにおけるラム11のストローク運動によって、作動装置32が動く。例えば、作動装置32は、少なくとも1つのドローバー又は接続ロッド34によってラム11に接続され得る。
図1~図9によるスタンピングプレス10の一実施形態では、接続装置33は、ラムの動きを作動装置32に伝達するための単一の接続ロッド34のみを備える。
少なくとも1つ又はちょうど1つの接続ロッド34は、接続ロッド34の長さを調整するために、それぞれ1つの位置に調整装置35を備えることができる(図5)。例えば、調整装置35は、各接続ロッド34の複数のロッド部品のねじ接続によって構成され得る。
レバー構成80は、図1~図9による実施形態における作動装置32の一部である。レバー構成80は、ヒンジ位置83でヒンジ式に互いに接続された第1のレバー81と第2のレバー82とを備える。第1のレバー81は、プレスフレームワーク16上の第1の支持位置84でヒンジ式に支持される。第1のレバー81は、ストローク方向H又は戻りストローク方向R並びに横方向Qが張る平面内で第1の支持位置84を中心として旋回することができる。横方向Qは、戻りストローク方向R及びストローク方向Hに直交して向いている。横方向Qにおいて、ヒンジ位置83は、第2のスタンピングツール15がスタンピング位置Pを取る初期位置に作動装置32がある場合に、第1の支持位置84から第1の距離s1を有し、第1のスタンピングツール13は円形ブランク14と接触し、ラム11は実質的にそのストローク運動の反転点にある(図1)。
第2のレバー82は、プレスフレームワーク16上で過負荷安全装置48を介して第2の支持位置85において支持される。過負荷安全装置48の本実施形態では、流体チャンバ41がハウジング40の内部に設けられる。図1~図9による実施形態では、ハウジング40は変形可能であり、例によればベローズによって形成される。ハウジング40はまた、流体チャンバ41の寸法及び/又は形状を変えることを可能にする任意の他の適切なユニットによって構成され得る。例えば、流体チャンバ41は、図8~図13による実施形態において当てはまるように、可動ピストン42によっても制限され得る。
横方向Qにおける第1の支持位置84と第2の支持位置85との間の距離が、2つのレバー81、82の相対位置に応じて変更可能でなければならないために。過負荷安全装置48に対して横方向Qへの第2のレバー82のシフト運動を可能にするために、ローラベアリング89が過負荷安全装置48と第2のレバー82との間に設けられる。第2のレバー82は、対向当接面91に当接し、且つ第2のレバー82の旋回運動の場合に対向当接面91上を転がる半径方向に湾曲した当接面90を有する。対向当接面91は、過負荷安全装置48がトリップしていない場合、第2のレバー82を支持するように働く。トリップしていない過負荷安全装置の場合(図1、図2、及び図4~図6)、過負荷安全装置48は、当接面90を対向当接面91に対して付勢するか又は押圧する。本例によれば、回転する円の中心Mは、当接面90の下方にある(図6)。第2のレバー82は、ベローズとして形成されたハウジング40に動かないように接続、例えばねじ止めされ得る。ベローズは可撓性であり、よって、第2のレバー82の旋回及び横方向の動きを妨げない。
図1~図4の矢印で概略的に示されているように、流体チャンバ41は、目標に従って流体チャンバ41内のガス圧又は空気圧を制御又はフィードバック制御する制御又はフィードバック制御圧力源に接続され得る。
第1の実施形態では、圧縮可能なガス、特に空気が流体チャンバ41内に封入される。流体チャンバ41を取り囲むハウジング40は、第2の支持位置85とプレスフレームワーク16との間に配置される。第2の支持位置85は、横方向Qにおいてヒンジ位置83から第2の距離s2を有する。本実施形態では、第1の距離s1と第2の距離s2とは等しい。よって、ヒンジ接続部83から始めて、第1の支持位置84と第2の支持位置85とは、ヒンジ位置83に関して反対側に配置される。
第1のレバー81は第1の結合位置86を有し、第2のレバー82は第2の結合位置87を有する。第1の結合位置86では、エジェクタピン31は、第1のレバー81に間接的に支持される、又は図示の実施形態の代替として、直接支持される。接続ロッド34は、第2のレバー82の第2の結合位置87で係合する。彼の時点で、接続ロッドは図1~図4の1つ又は複数の屈折位置を含んで概略的にのみ示されていることに留意されたい。好ましくは、接続ロッド34は、ストローク方向H又は戻りストローク方向Rに平行に真っ直ぐに延びる。
第1の結合位置86は、ヒンジ位置83から第3の距離s3を有し、第2の結合位置87は、ヒンジ位置83から第4の距離s4を有する。好ましくは、第3の距離s3と第4の距離s4とは等しい。
本実施形態では、ローラ88が、エジェクタピン31で間接的に又は直接支持される第1のレバー81の第1の結合位置86に配置される。ローラ88は、好ましくは、第1の支持位置を中心として第1のレバー81が旋回運動する場合に、ローラ88の転がり運動がそれと当接する構成要素で起こり得るように、第1のレバー81で回転可能に支持される。
第1のばね装置49は、一方の側をプレスフレームワーク16において、他方の側をエジェクタピン31、例えばリングショルダーにおいて支持される。第1のばね装置49は、第2のスタンピングツール15から離れるようにエジェクタピン31を付勢する。
本実施例によれば、エジェクタピン31とレバー構成80との間に結合装置55が存在する。結合装置55は、結合位置K(図1~図3)と分離位置D(図4)との間で切り替えることができる。結合位置Kでは、戻りストローク方向Rにおける作動装置32の動きがエジェクタピン31に伝達される。その際に、過負荷状態のために過負荷安全装置48がトリップしていない限り、エジェクタピン31は、第2のスタンピングツール15をスタンピング位置Pから取り出し位置Eに移動させることができる。分離位置D(図4)では、戻りストローク方向Rの作動装置32、例によればレバー構成80の動きによって、エジェクタピン31は変位せず、それによりスタンピングツール15はスタンピング位置Pに留まる(図4)。
ここで説明される実施形態では、結合装置55は、第1の結合部品56と第2の結合部品57とを備える。2つの結合部品56、57のうちの少なくとも一方、例によれば第2の結合部品57は、移動可能であり、例によれば直線的に移動可能である。第2の結合部品57は、結合装置55の結合駆動部58によって、作動軸Aに対して直交又は斜めに移動され得る。結合駆動部58はリニアモータによって形成され得る。本例によれば、第2の結合部品は、ガイドレール72内で案内されるようにシフト可能に配置される(図6)。
2つの結合部品56、57は、作動軸Aに平行に延びる1つの、好ましくは複数の突起59を有する。本例によれば、各結合部品56、57は、少なくとも2つ又は3つのそのような突起59を備える。突起59は、第2の結合部品57が、結合駆動部58によって移動可能な方向に、隙間60を形成した状態で互いに距離を置いて配置される。隙間60は、作動装置32がストローク運動する場合に、2つの結合部品56、57の間で戻りストローク方向Rに力を伝達することなく、それぞれの他方の結合部品の突起59が係合できるような寸法にされる。分離位置Dでは、突起59は、作動軸Aに対して横方向にオフセットされており、接触しない(図4)。結合位置Kでは、突起59は、作動装置32の動きがエジェクタピン31の動きを引き起こし得るように、突起59が突起59の面で互いに接触するように、ストローク方向H又は戻りストローク方向Rにおいて互いに整列される。
一実施形態では、ローラ88を備えた第2の結合部品57は、ユニットとして構成される(図7~図9)。このようにして、ローラ88は、櫛状部ローラを形成する。本実施形態では、第1の結合部品56のシフトは、ローラ88の回転軸と平行に実行される。
この代替として、第1の結合部品56はまた、ローラ88とは別個に構成することもできるし、間接的に又は直接ローラ88と接触させることもできる。両方の可能性(結合部品56が、ローラ88とは別個に構成され得るか、又はユニットとして構成され得る)が、ローラ88と第1の結合部品56との間の両方向矢印によって図1~図4に示されている。別個の第1の結合部品56は、間接的に又は直接ローラ88に当接することができる。本例によれば、第1の結合部品56は、第2のばね装置62(明確にするために図1にのみ示されている)を介してプレスフレームワーク16で支持され得る。第2のばね装置62は、第1の結合部品56を第2の結合部品57から離れるようにレバー構成80に向かう方向に付勢する。
突起59及び隙間60の数は変えることができ、好ましくは、少なくとも2つ又は3つの突起59が各結合部品56、57に設けられる。
図1~図9によるスタンピングプレス10の実施形態は、以下のように動作する。
本方法の最初に、スタンピングされるべき新しい円形ブランク14が2つのスタンピングツール13、15の間に搬送される。続いて、ラム駆動部12は、第1のスタンピングツール13によってストローク方向Hに第2のスタンピングツール15に向かってラム11の移動を開始する。その際に、第1のスタンピングツール13は、ロータリテーブル26のテーブルキャビティ27内に配置された円形ブランク14を運び、円形ブランク14をリング開口部23内に移動させる。作動装置32、特にレバー構成80は、第2のスタンピングツール15に対する円形ブランク14のプレスが、スタンピングツール15がスタンピング位置P(図1)を取った時点でのみ起こるように、ラム11と同時にストローク方向Hに移動する。ラム駆動部12によってラム11及び第1のスタンピングツール13を介して加えられる力は、スタンピングリング22内の2つのスタンピングツール13、15の間にある円形ブランク14を変形させる。
スタンピング後、ラム11は戻りストローク方向Rに戻る。その際に、作動装置32、本例によればレバー構成80は、接続装置33を介して作動される。結合装置55が結合位置Kにある場合、ラム11の動きは、レバー構成80を介してエジェクタピン31に伝達される。次いで、エジェクタピン31はまた、戻りストローク方向Rに移動し、第2のスタンピングツール15に係合し、その結果、第2のスタンピングツール15がスタンピング位置Pから取り出し位置Eに移動する(図2)。この取り出し位置Eでは、第2のスタンピングツール15は、スタンピングされた円形ブランク14をリング開口部23から押し出して、ロータリテーブル26のテーブルキャビティ27に戻す。
ロータリテーブル26のその後の搬送運動により、スタンピングされた円形ブランク14はスタンピングプレス10から取り出され、スタンピングされるべき新しい円形ブランク14又はスタンピングされるべき未加工の円形ブランクが搬送される。続いて、上述のスタンピングプロセスが再び開始される。
図4は、分離位置Dにある結合装置55を示している。実際、ラム11の動きはレバー構成80に伝達されるが、レバー構成80、例によれば第1のレバー81は、その動きをエジェクタピン31に伝達することができない。2つの結合部品56、57は機械的に分離され、第1のレバー81から第1の結合部品56に伝達される戻りストローク方向Rの動きは第2の結合部品57に伝達されない故に、エジェクタピン31は、第2のスタンピングツール15に係合せず、第2のスタンピングツール15は、スタンピング位置Pに留まる。ラム11の最初のストローク中に部分的にスタンピングされた円形ブランク14は、スタンピングリング22に留まる。変形中、円形ブランク14は半径方向に拡張し、リング開口部23の内側に力嵌め又は摩擦嵌めの方式で保持される。結合装置55の分離位置Dにおいて、第1のスタンピングツール13を備えたラムは、同じ円形ブランク14に対して複数のスタンピングストロークを実行することができる。円形ブランク14が完全にスタンピングされた後、戻りストローク方向Rにおけるラム11の次の戻りストローク中にスタンピングされた円形ブランク14の取り出しが実行され得るように、結合装置55は再び結合位置Kに切り替えられる。
図1に示されるように、第2のスタンピングツール15がスタンピング位置にあり、エジェクタピン31と第2のスタンピングツールとの間に実質的に力が作用しない場合、2つの結合部品56、57の間に間隙又は遊びを設けることができる。その際に、(両方向における)結合位置Kと分離位置Dとの間の切り替えが改善される。
上述の進歩は、過負荷状態のないスタンピングに関連している。図3は、過負荷状態の発生を概略的に示している。レバー構成80又は作動装置32を介してエジェクタピン31に加えられる力が閾値に達すると、この力は過負荷安全装置48によって制限される。図1~図9による実施形態では、流体チャンバ41内に存在する空気が圧縮される。これにより、第1のレバー81は、第1の結合位置86でいわば固定ベアリングを形成する。エジェクタピン31を介した力が大きくなりすぎるため、第1のレバー81は第1の結合位置86で支持され、第1の支持位置84を中心とするその旋回運動は、いわば阻止される。ラム11が戻りストローク方向Rに動き続けるため、第2のレバー82は第2の支持位置85で動かされ、流体チャンバ41内の空気を圧縮する。その際に、レバー構成80を介してエジェクタピン31に加えられる力は制限される。
図10~図16では、スタンピングプレス10又はエジェクタ装置30の別の実施形態が示されている。以下、上で説明した実施形態との相違点のみを説明する。
上述の実施形態とは異なり、過負荷安全装置48は、第2の実施形態では油圧式過負荷安全装置48として構成される。流体チャンバ41を備えたハウジング40は、流体チャンバ41を流体密に閉鎖する可動ピストン42によって一方の側で制限される。流体チャンバ41は、安全弁44が配置された安全ライン43を介してリザーバ45と流体的に接続されている。
リザーバ45は、供給ライン46を介して流体チャンバ41と流体的に接続されている。供給ライン46にはポンプ47が配置されている。本例によれば、油圧作動液が流体として機能する。スタンピングプレス10のトランスミッションオイルが油圧作動液として使用され得る。流体チャンバ41は、妨害されていない動作の場合には、油圧作動液で満たされる。流体チャンバ41内の流体圧力が閾値を超えると、安全弁44が開き、安全ライン43が流体チャンバ41をリザーバ45に接続して、流体が流体チャンバ41からリザーバ45に流出できるようにする。リザーバ45は、実質的に加圧されていない貯蔵タンクであり得る。少なくともリザーバ45内の圧力は流体チャンバ41内の圧力よりも低い。よって、流体チャンバ41と流体的に接続された安全弁44は、過負荷安全装置48を形成する。
本実施形態では、ハウジング40は、接続装置33に動かないように配置される、又は接続ロッド34に可動に結合される。本実施形態では、第1のばね装置49は、一方の側でエジェクタピン31に間接的に(又は代わりに直接的に)支持され、他方の側でピストン42に支持される。本実施形態では、第1のばね装置49は、好ましくは、皿ばね50を備えた皿ばね構成によって形成される。上述の実施形態とは異なり、第1の結合部品56は、ハウジング40の支持部品64上に少なくとも1つのばね63を備える第2のばね装置62を介して支持される。第2のばね装置62は、第1の結合部品56を第2の結合部品57から離れるようにストローク方向Hに付勢する。
第2の結合部品57とは反対側にあるエジェクタピン31の端部は、第2のスタンピングツール15に、例によればツールキャリア17に割り当てられ、スタンピングされた円形ブランク14がスタンピングリング22(図11)から取り出される場合に、ツールキャリア17と接触する。
原則として、図10~図16によるスタンピングプレス10は、図1~図9による実施形態と同様に、通常の動作中に動作する。スタンピングツール15が取り出し位置Eにある場合、第1のばね装置49(例によれば、皿ばね50)は弾性的に圧縮され得る。エジェクタピン31は、下部止め具65に当接し得る(図11)。この位置で、ラム11のわずかなストローク運動が戻りストローク方向Rで行われる場合、ラム11のこのわずかな運動は、第1のばね装置49の圧縮によって補償される。エジェクタピン31はスタンピングツール15と引き続き係合し、スタンピングツール15はその取り出し位置Eに留まる。
図10に示される位置では、エジェクタピン31は、上部止め具66に当接し得る。よって、エジェクタピン31は、上部止め具66における後退位置と下部止め具65における前進位置との間を移動することができる。前進位置では、スタンピングツール15は取り出し位置Eにあり、後退位置では、スタンピングツール15はスタンピング位置Pにある。下部止め具65及び上部止め具66は、図10及び図11に極めて概略的にのみ示されており、図12及び図13では明確にするために省略されている。
図12では、過負荷状態が発生した場合のスタンピングプレス10が示されている。エジェクタピン31、結合装置55、及び接続ボルト61を介して伝達されるピストン42への力が大きくなりすぎると、流体チャンバ41内の流体圧力は、安全弁44によって規定される圧力閾値を超える。その結果、安全弁44は、その遮断位置(図10、図11、及び図13)からその開放位置(図12)に切り替えられ、流体チャンバ41は、リザーバ45と流体的に接続される。流体チャンバ41内の圧力がより高いため、流体は、流体チャンバ41からリザーバ45に突然流れ出る。また、流体は、第1のばね装置49の支えによっても流体チャンバから押し出される。結果として、作動装置32のストローク運動は、結合部品56、57の力の伝達、ひいてはエジェクタピン31の運動をもたらさない。力の流れは、実質的に加圧されていない流体チャンバ41により遮断される。付勢装置18は、そのまま第2のスタンピングツール15をスタンピング位置Pに付勢する。そのような過負荷の場合は、円形ブランク14がリング開口部23に締め付けられ、通常求められる力ではリング開口部23の外に移動できない場合に起こり得る。過負荷安全装置48によって、スタンピングプレス10は損傷から保護される。
図14は、ラム駆動部12及びエジェクタ装置30を斜視図で示している。ラム駆動部12は、図示されていない駆動モータによって駆動され得るフライホイール70を有する。フライホイール70は、トランスミッション71を介してラム11と接続される。トランスミッション71は、偏心トランスミッション及び/又はエルボーレバートランスミッションとして構成され得る。
図15及び図16から明らかなように、第1のばね装置49の皿ばね50は、例によれば、接続ボルト71の周りに作動軸Aと同軸に配置される。例によれば、接続ボルトは、第1の結合部品56をピストン42に結合する。
第1の結合部品57は、好ましくは、それが結合駆動部58によって移動され得る方向に案内される方式で直線的に支持される。上述の実施形態(図1~図9)と同様に、第2の結合部品57は、ガイドレール72内にシフト可能に配置される(図6及び図15)。第2の結合部品57は櫛状摺動部として示され、第2の結合部品は対向櫛状部として示され得る。
両方の実施形態において、結合駆動部58は、作動軸Aに対して横方向に、したがってストローク方向H又は戻りストローク方向Rに対して横方向に、第2の結合部品57を非常に速く動かすことができるリニアモータを備えることができる。図7及び図16に示されるように、電気リニアモータとして構成された結合駆動部58は動かないように配置され、ハウジング40と一緒にストローク方向H又は戻りストローク方向Rに移動しない。このストローク方向H又は戻りストローク方向Rの相対移動は、リニアモータ58の駆動部品(例えば、ピストンロッド)と第2の結合部品57とのそれぞれの接続ユニットによって実現され得る。この接続ユニットは、作動軸Aに平行にシフトでき、作動軸Aに対して一緒に半径方向にのみ移動可能な2つの接続要素を備え得る。例えば、一方の接続要素は、作動軸Aに平行な他方の接続要素の溝の中において自由度1で案内される方式でシフト可能なスライドブロックとすることができる。一方の接続要素はリニア駆動部58に、他方の接続要素は第2の結合部品57に剛体的に接続される。
本発明は、円形ブランク14をスタンピングするためのスタンピングプレスに関する。ストローク方向Hに、またストローク方向Hとは反対に戻りストローク方向Rに移動可能なラム11が、第1のスタンピングツール13を担持する。第2のスタンピングツール15がプレスフレームワーク16上で支持される。加えて、プレスフレームワーク16上にスタンピングリング22が配置される。スタンピングツール13、15と、スタンピングリング22によって形成されたスタンピング開口部23とは、作動軸Aに沿って一直線に配置される。エジェクタ装置30は、スタンピングリング22のリング開口部23からスタンピングされた円形ブランク14を取り出す役割を果たす。エジェクタ装置30は、作動装置32上に支持されるエジェクタピン31を備える。作動装置32は、ラム11と移動可能に結合される。戻りストローク方向Rにおけるラム11の戻りストローク中、エジェクタピン31は、作動装置32上で支持され、円形ブランク14をスタンピングリング22から押し出すために戻りストローク方向Rに第2のスタンピングツール15に力を加えることができる。ラム11がストローク方向Hに動く際、エジェクタピン31が戻りストローク方向Rにおいて第2のスタンピングツール15になんら力を加えず、第2のスタンピングツール15がスタンピング位置Pを取ることができるように、作動装置32が第2のスタンピングツール15から離れる。
10 スタンピングプレス
11 ラム
12 ラム駆動部
13 第1のスタンピングツール
14 円形ブランク
15 第2のスタンピングツール
16 プレスフレームワーク
17 ツールキャリア
18 付勢装置
19 止め具
22 スタンピングリング
23 リング開口部
24 供給側
25 搬送方向
26 ロータリテーブル
27 テーブルキャビティ
30 エジェクタ装置
31 エジェクタピン
32 作動装置
33 接続装置
34 接続ロッド
35 調整装置
40 ハウジング
41 流体チャンバ
42 ピストン
43 安全ライン
44 安全弁
45 リザーバ
46 供給ライン
47 ポンプ
48 過負荷安全装置
49 第1のばね装置
50 皿ばね
55 結合装置
56 第1の結合部品
57 第2の結合部品
58 結合駆動部
59 突起
60 隙間
61 接続ボルト
62 第2のばね装置
63 ばね
64 支持部品
65 下部止め具
70 フライホイール
71 トランスミッション
72 ガイドレール
80 レバー構成
81 第1のレバー
82 第2のレバー
83 ヒンジ位置
84 第1の支持位置
85 第2の支持位置
86 第1の結合位置
87 第2の結合位置
88 ローラ
89 ローラベアリング
90 当接面
91 対向当接面
A 作動軸
D 分離位置
E 取り出し位置
H ストローク方向
K 結合位置
M 回転する円の中心
P スタンピング位置
R 戻りストローク方向
s1 第1の距離
s2 第2の距離
s3 第3の距離
s4 第4の距離

Claims (17)

  1. ラム駆動部(12)によってストローク方向(H)に、また前記ストローク方向(H)とは反対方向である戻りストローク方向(R)に移動可能であるラム(11)と、
    前記ラム(11)に配置された第1のスタンピングツール(13)、プレスフレームワーク(16)に配置された第2のスタンピングツール(15)、及びスタンピングリング(22)と、
    前記スタンピングリング(22)からスタンピングされた円形ブランク(14)を取り出すために、前記第2のスタンピングツール(15)を前記戻りストローク方向(R)にスタンピング位置(P)から取り出し位置(E)に移動するように構成されたエジェクタピン(31)を備えるエジェクタ装置(30)と、
    前記エジェクタピン(31)及び少なくとも1つの接続ロッド(34)を支持する作動装置(32)を備える接続装置(33)であって、前記ラム(11)が前記ラム駆動部(12)によって前記円形ブランク(14)をスタンピングするためにストローク方向(H)に移動される場合、前記第2のスタンピングツール(15)が前記スタンピング位置(P)に到達する前に、前記エジェクタピン(31)がストローク方向(H)の力によって前記第2のスタンピングツール(15)に接触しないように、前記少なくとも1つの接続ロッド(34)は、前記ラム(11)と前記作動装置(32)とを互いに移動可能に結合する、接続装置(33)と、
    を備える、円形ブランク(14)をスタンピングするためのスタンピングプレス(10)。
  2. 結合装置(55)が、前記作動装置(32)と前記エジェクタピン(31)との間に配置され、且つ戻りストローク方向(R)の結合位置(K)において前記作動装置(32)と前記エジェクタピン(31)とを互いに結合するように、又は戻りストローク方向(R)の分離位置(D)において前記作動装置(32)と前記エジェクタピン(31)とを互いから分離するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のスタンピングプレス。
  3. 前記結合装置(55)が、前記作動装置(32)に結合された第1の結合部品(56)と、前記エジェクタピン(31)結合された第2の結合部品(57)と、結合駆動部(58)とを備え、前記結合駆動部(58)が、前記結合部品(56、57)のうちの一方を結合位置(K)と分離位置(D)との間で少なくとも移動させるように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載のスタンピングプレス。
  4. 前記分離位置(D)において、前記作動装置(32)の戻りストローク方向(R)の移動が、前記エジェクタピン(31)の戻りストローク方向(R)の移動を引き起こさないことを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載のスタンピングプレス。
  5. 前記作動装置(32)が、ヒンジ位置(83)でヒンジ式に互いに接続される第1のレバー(81)と第2のレバー(82)とを備えるレバー構成(80)を備えることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスタンピングプレス。
  6. 前記エジェクタピン(31)が、前記ストローク方向(H)及び前記戻りストローク方向(R)に対して直交する横方向(Q)に前記ヒンジ位置(83)に対して距離(s3)を有する第1の結合位置(86)で前記第1のレバー(81)に結合されることを特徴とする、請求項5に記載のスタンピングプレス。
  7. 前記接続ロッド(34)が、前記ストローク方向(H)及び前記戻りストローク方向(R)に対して直交する横方向(Q)に前記ヒンジ位置(83)に対して距離(s4)を有する第2の結合位置(87)で前記第2のレバー(82)に結合されることを特徴とする、請求項5又は請求項6に記載のスタンピングプレス。
  8. 前記エジェクタピン(31)が、前記ストローク方向(H)及び前記戻りストローク方向(R)に対して直交する横方向(Q)に前記ヒンジ位置(83)に対して距離(s3)を有する第1の結合位置(86)で前記第1のレバー(81)に結合されるとともに、
    前記第1の結合位置(86)と前記ヒンジ位置(83)との間の前記距離(s3)が、前記第2の結合位置(87)と前記ヒンジ位置(83)との間の前記距離(s4)に等しいことを特徴とする、請求項7に記載のスタンピングプレス。
  9. 前記第2のスタンピングツール(15)が、前記スタンピング位置(P)にある場合、ストローク方向(H)に前記プレスフレームワーク(16)の止め具(19)に接触することを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のスタンピングプレス。
  10. 前記第2のスタンピングツール(15)が付勢装置(18)により前記スタンピング位置(P)に付勢されることを特徴とする、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のスタンピングプレス。
  11. 過負荷安全装置(48)が、前記作動装置(32)に配置され、前記作動装置(32)と前記エジェクタピン(31)との間で伝達され得る力を制限することを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のスタンピングプレス。
  12. 前記過負荷安全装置(48)が流体チャンバ(41)を備えることを特徴とする、請求項11に記載のスタンピングプレス。
  13. 前記流体チャンバ(41)が圧縮可能であることを特徴とする、請求項12に記載のスタンピングプレス。
  14. 前記作動装置(32)が、ヒンジ位置(83)でヒンジ式に互いに接続される第1のレバー(81)と第2のレバー(82)とを備えるレバー構成(80)を備えるとともに、 前記過負荷安全装置(48)が第2のレバー(82)に結合されることを特徴とする、請求項11から請求項13のいずれか一項に記載のスタンピングプレス。
  15. 第1のスタンピングツール(13)と第2のスタンピングツール(15)の間に円形ブランク(14)を搬送する工程と、
    ラムをストローク方向(H)に移動し、これにより前記ラム(11)とエジェクタピン(31)との動きの結合に起因して前記エジェクタピン(31)もストローク方向(H)に移動し、スタンピング位置(P)にある前記第2のスタンピングツール(15)の動きを可能にし、前記第1のスタンピングツール(13)によって、前記円形ブランク(14)をスタンピングリング(22)内に移動する工程と、
    前記第2のスタンピングツール(15)が前記スタンピング位置(P)にある場合にのみ、前記円形ブランク(14)を前記第2のスタンピングツール(15)に押し付ける工程と、
    前記ラム(11)を戻りストローク方向(R)に前記第2のスタンピングツール(15)から離すように移動する工程と、
    前記エジェクタピン(31)の前記ラム(11)との動きの結合に起因して、前記スタンピングリング(22)からスタンピングされた円形ブランク(14)の取り出しが実行される必要がある場合に、戻りストローク方向(R)に前記エジェクタピン(31)を移動する工程と
    を含む、請求項1から請求項14のいずれか一項に記載のスタンピングプレス(10)を使用することにより円形ブランク(14)をスタンピングするための方法。
  16. スタンピングされた円形ブランク(14)の取り出し後、スタンピングされる別の円形ブランク(14)が、前記第1のスタンピングツール(13)と前記第2のスタンピングツール(15)との間に搬送されると同時に、前記スタンピングされた円形ブランク(14)が、前記第1のスタンピングツール(13)と前記第2のスタンピングツール(15)との間の領域から外に搬送されることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 前記ラム(11)及び前記エジェクタピン(31)のストローク長は、スタンピングされた円形ブランク(14)が前記スタンピングリング(22)から取り出される場合、前記ラム(11)が戻りストローク方向(R)に移動している間、等しいことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の方法。
JP2020521992A 2017-10-17 2018-10-02 円形ブランクをスタンピングするためのスタンピングプレス及び方法 Active JP7243720B2 (ja)

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