JP7243218B2 - 服薬支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、服薬支援装置に関する。
服薬支援装置として、連なった薬剤一包化パックを装置内に格納しておき、服薬時間ごとに薬剤一包化パックを提供する技術が知られている(例えば、特許文献1~3参照)。
特許文献1や2記載の技術は、連なった状態の薬剤一包化パックを装置内に格納し、服薬時間になると服薬者に服薬を促し、薬剤一包化パックを取り出させることはできる。
しかしながら、特許文献1や2記載の技術では、薬剤一包化パックが連なっている状態で装置から出てくるため服薬者が切り離す必要があり、手の不自由な服薬者では切り存じて薬剤一包化パック中の薬剤が出たり、最悪は切り離したりすることができない問題がある。また、薬剤一包化パックの取り出しや搬送は、各格納部に設けられているため、構造が複雑化してしまう、という問題もある。
特許文献3記載の技術は、個別に分けた薬剤をピルケースに格納し、それを複数まとめてカートリッジ化して本体に装填しておくことで、服薬時間になったときに、ピルケースが出てくる装置である。
しかしながら、特許文献3記載の技術では、薬局から受け取った薬剤をピルケースに入れる作業が発生するため、セットまで時間がかかってしまう、という問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、服薬者及び服薬を支援する人に対して、服薬の手間を軽減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の薬剤一包化パックが帯状に連なったパック連続体を格納し、該パック連続体を通過させる開口部を有する、複数の格納部を備え、前記開口部を介して前記パック連続体を前記格納部の外部に搬送する搬送手段が、複数の前記格納部にそれぞれ設けられた第3の搬送手段と、前記第3の搬送手段よりも前記パック連続体の搬送方向の下流側に配置された第4の搬送手段とからなり、前記パック連続体を1つの前記薬剤一包化パックずつにカットするカット手段が、複数の前記格納部と前記カット手段とを相対的に移動させ、カットされる前記パック連続体を前記第4の搬送手段で搬送させ前記カット手段でカットさせるものであり、複数の前記格納部に対して前記カット手段を移動させる第2の移動手段を有し、前記第4の搬送手段が前記カット手段と共に前記第2の移動手段によって移動される服薬支援装置にある。
本発明によれば、服薬者及び服薬を支援する人に対して、服薬の手間を軽減することができる。
(a)は本発明の実施形態1に係る服薬支援装置の要部の平面図、(b)は同服薬支援装置の要部の斜視図である。 図1の各カートリッジに設けられている第1搬送部を模式的に示す断面図である。 薬剤一包化パック及びパック連続体を示す図である。 本発明の実施形態1に係る服薬支援装置の全体を模式的に示す断面図である。 実施形態1に係る服薬支援装置の主な制御構成を示す制御ブロック図である。 実施形態1に係る服薬支援装置で服薬時間の設定を行う際の動作フローを示すフローチャートである。 実施形態1に係る服薬支援装置で薬剤一包化パックの取り出しまでの動作フローを示すフローチャートである。 図7の動作フローに続くフローチャートである。 (a)は実施形態1の変形例に係る要部の斜視図、(b)は(a)全体の平面図である。 (a)~(e)は本発明の実施例1に係る構成及び動作を説明する図である。 本発明の実施例2に係る構成及び動作を説明する図である。 (a)は本発明の実施例3に係る構成(回転台及び側板)を説明する図、(b)は本発明の実施例3に係る構成(回転台及び側板に着脱されるカートリッジ)を説明する図である。 本発明の実施例4に係るカートリッジの構成を説明する図である。 本発明の実施例5に係るカートリッジの構成を説明する図であり、(a)はカートリッジ内部のガイド壁を示す断面図、(b)はカートリッジ内部のスキュー防止構成を説明する一部断面平面図である。 カートリッジ内部のスキュー防止構成の別例を示す図である。 実施形態2に係る服薬支援装置の要部の斜視図である。 実施形態2に係る服薬支援装置全体の斜視図である。 実施形態2に係る服薬支援装置の主な制御構成を示す制御ブロック図である。 実施形態2に係る服薬支援装置で薬剤一包化パックの取り出しまでの動作フローを示すフローチャートである。 図19の動作フローに続くフローチャートである。
(実施形態1)
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施の形態を詳細に説明する。各実施形態、各実施例等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。
図1(a)は本発明の実施形態1に係る服薬支援装置の要部の平面図、図1(b)は同服薬支援装置の要部の斜視図、図2は図1の各カートリッジにそれぞれ設けられている第1搬送部を模式的に示す断面図、図3は薬剤一包化パック及びパック連続体を示す図、図4は実施形態1に係る服薬支援装置の全体を模式的に示す断面図である。なお、図1では、図の簡明化を図るため第1搬送部10(図2、図4参照)の図示を省略している。
図1~図4に示すように、服薬支援装置100は、パック連続体1を格納する複数の格納部としての複数(図1では4つ)のカートリッジ6と、第1搬送部10と、カット部30と、第2搬送部20と、排出部35と、カートリッジ切り替え部40とを備えている。
なお、服薬支援装置100には、図示を省略した外装で上記各部・装置が覆われているが、各図においては上記外装を取り外した状態で表している。
図2~図4に示すように、パック連続体1は、複数の薬剤一包化パック2が帯状に連なった状態のものを指す。パック連続体1は、通常、薬局などで服薬者に対して提供・販売されている形態である。1つの薬剤一包化パック2は、カプセルや錠剤などの薬剤3が小分けにされて袋詰めにされており、通常、服薬者に対する1回ごとの服薬単位となっている。
薬剤一包化パック2は、図3に示す例では平面視で矩形状をなし、図においてハッチを施して示すように、3辺が圧着ないしは溶着された圧着部4となっていて、薬剤3が封入されている。圧着部4は、大よそ10~15mm程度の帯状の幅を有しており、薬剤3が視認できる透明ないしは半透明の封入袋部分と比べて剛性が高くなっている。互いに隣合う薬剤一包化パック2の圧着部4の中央部には、ミシン目が施されていて、手の自由な服薬者では手で引きちぎって1つの薬剤一包化パック2に分離することが可能になっている。
カートリッジ6には、図1(a)に示すように、パック連続体1を通過させる開口部7が形成されている。カートリッジ6は、図1(b)に示すように、略直方体状をなす。カートリッジ6は、図の簡明化を図るためカートリッジ壁(格納壁)の厚さを省略して示している。カートリッジ6は、図1の例では4つのカートリッジ6-1、6-2、6-3、6-4からなる。なお、カートリッジの配置番号を説明する必要があるときには符号としてカートリッジ6-1、6-2、6-3、6-4を用い、総称するときには符号としてカートリッジ6を用いる。
4つのカートリッジ6-1、6-2、6-3、6-4には、例えば朝、昼、夜、寝る前に服薬する4種類の薬剤に対応したパック連続体1が格納されている。4つのカートリッジ6-1、6-2、6-3、6-4は、カートリッジ切り替え部40の後述する回転台41上に所定の間隔で設置されている。
カートリッジ6内におけるパック連続体1の格納方法は、図2に示すように途中で折り曲げて支持する方法に限らず、ロール状に格納する方法でもよい。
第1搬送部10は、各カートリッジ6の開口部7を介してパック連続体1の先端部をカートリッジ6の外部に搬送する搬送手段として機能する。更に詳しくは、第1搬送部10は、各カートリッジ6のそれぞれに設けられた第1の搬送手段として機能する。第1搬送部10は、一対の回転搬送部材である駆動側の搬送ローラ11aと、従動側の搬送ローラ11bとからなる。
搬送ローラ11a、11bは、それぞれ回転軸を介してカートリッジ6の壁部に回動可能に支持されている。第1搬送部10に駆動力を伝達する駆動力伝達機構は、搬送ローラ11aに固定された回転軸12と、この回転軸12の一端部に固定された従動側の傘歯車であるべベルギア13と、このべベルギア13と噛み合う駆動側のべベルギア14と、一端部がべベルギア14に固定された回転可能なシャフト15と、シャフト15の他端部に固定された従動ギア16と、この従動ギア16と噛み合う駆動ギア17と、駆動ギア17が出力軸に固定された駆動源としての搬送モータ18とを有する。
一対のべベルギア13、14、シャフト15、従動ギア16及び駆動ギア17は、回転軸12を介して搬送ローラ11aに駆動力を伝達する駆動伝達手段・駆動伝達部材として機能する。シャフト15は、軸受によって回転可能に支持されている。
搬送モータ18は、正逆両方向に回転(すなわち回動)可能なモータであり、回転台41に固定されている。回転軸12、べベルギア13は、カートリッジ6側に固定され、べベルギア14、シャフト15、従動ギア16は、回転台41に固定されている。
なお、べベルギア14、シャフト15、従動ギア16は、カートリッジ6の外壁部に支持されるように固定してもよい。
一対の搬送ローラ11a、11bは、パック連続体1の先端部を保持する保持部材としても機能する。すなわち、複数(4つ)のカートリッジ6に予め格納されるパック連続体1の先端部に対して、通常は薬局で、あるいは服薬者又は服薬支援者によって搬送ローラ11aと搬送ローラ11bとでパック連続体1の圧着部4の先端部を挟持して保持させるセット保持動作が行われる。
搬送ローラ11a、11bは、パック連続体1の搬送方向と直交する方向の一端部である圧着部4に当接して搬送する機能と、上記保持部材としての機能とを併せ持つ。
なお、搬送ローラ11a、11bへの搬送モータ18の駆動伝達手段(以下、「駆動伝達部材」という)は、上記したものに限らず、プーリ間に架け渡されたベルトによる駆動伝達等でもよい。
第1搬送部10の上記構成のとおり、カートリッジ6の内部に格納されたパック連続体1の先端部をカートリッジ6の外部に搬送し排出することができる。そして、服薬者によって薬剤一包化パック2の排出命令があった時に、搬送モータ18が例えば正転すると、上記した各駆動伝達部材を介して搬送ローラ11a、11bが正転し、カートリッジ6の内部に格納されたパック連続体1が開口部7からカートリッジ6の外部へと送り出され・搬送される。
搬送モータ18の回転方向を例えば逆転する方向に切り替えることで、余分な部分のパック連続体1をカートリッジ6の内部に戻し、次回の搬送までに問題なく格納することができる。
カット部30は、第1搬送部10によって搬送されてきたパック連続体1を1つの薬剤一包化パック2ずつにカットするカット手段として機能する。カット部30は、各カートリッジ6の第1搬送部10によって搬送されてきたパック連続体1がカット可能となるように、装置本体側の所定の位置に設置されている。
カット部30は、図4に示すように、鋭利な刃を1対備え、少なくとも一方の刃が昇降可能に構成されているカッターモジュールで構成されている。カッターモジュールは、市販されていて安価なものである。
なお、カット部30は、上記カッターモジュールに限らず、カッターモータによって回転刃が昇降するタイプのものでもよいし、第1搬送部10と第2の搬送部20の搬送ローラ間の搬送速度を変えて薬剤一包化パック2のミシン目で分離する方法でもよい。
第2搬送部20は、カートリッジ6の開口部7を介してパック連続体1の先端部をカートリッジ6の外部に搬送する搬送手段として機能する他、第1の搬送手段である第1搬送部10よりもパック連続体搬送方向Aの下流に配置された第2の搬送手段としても機能する。第2搬送部20は、一対の回転搬送部材である駆動側の搬送ローラ21a及び従動側の搬送ローラ21bからなる。第2搬送部20は、カートリッジ6の外部で装置本体側の所定位置に設けられている。
搬送ローラ21a、21bは、それぞれ回転軸を介して装置本体側の不動部材に回転可能に支持されている。第2搬送部20に駆動力を伝達する機構は、図1に示すように、搬送ローラ21aに固定された回転軸22と、この回転軸22に回転駆動力を伝達する従動ギア23と、この従動ギア23と噛み合う駆動ギア24と、駆動ギア24が出力軸に固定された駆動源としての搬送モータ25とを有する。
搬送ローラ21aとニップを形成する搬送ローラ21bは、図1に括弧を付して示すように、上方の搬送ローラ21aに隠れていて見えない。従動ギア23及び駆動ギア24は、回転軸22を介して搬送ローラ21aに駆動力を伝達する駆動伝達部材として機能する。搬送モータ25は、装置本体側の不動部材に固定されている。
なお、搬送ローラ21a、21bへの搬送モータ25の駆動伝達部材は、上記したものに限らず、プーリ間に架け渡されたベルト等による駆動伝達でもよい。
排出部35は、カット部30によってカット・分離された1つの薬剤一包化パック2を受け止める排出手段として機能する。排出部35には、カット・分離されて排出された1つの薬剤一包化パック2を服薬者に提供することができる位置に留めておくことが可能な凹状のパック受部36が形成されている。パック受部36は、排出された1つの薬剤一包化パック2を服薬者が取り出すための、図示を省略した外装に設けられているパック取り出し口に連通している。
カートリッジ切り替え部40は、複数のカートリッジ6とカット部30とを相対的に移動させ複数のカートリッジ6に格納されたパック連続体1のうちのどれをカットするかを切り替える切替手段としての基本的な機能を有する。実施形態1では、カートリッジ切り替え部40は、複数のカートリッジ6を移動させる第1の移動手段として機能し、より詳しくは複数のカートリッジ6を一体で回転させることを特徴としている。
図1に示すように、カートリッジ切り替え部40は、複数(4つ)のカートリッジ6を設置して回動可能な回転台41と、回転台41の裏側の中央部に固定された回転台プーリ42と、回転台41近傍に配置され、回転台41を回転させる正逆両方向に回動可能な駆動源としてのモータ45と、モータ45の出力軸に固定されたモータプーリ44と回転台プーリ42との間に掛け渡されたベルト43とを有する。モータ45は、装置本体側の不動部材に固定されている。
回転台41は、モータ45からの駆動力が駆動伝達部材としてのモータプーリ44、ベルト43、回転台プーリ42で伝えられて回転する。そして、モータ45の正逆転動作によって回転台41の回転方向を変えることが可能である。
4つのカートリッジ6には、上述したように朝、昼、夜、寝る前の4種類あるパック連続体1がそれぞれ対応して格納されているため、各服薬タイミングに合わせて服薬者に薬剤一包化パック2を提供できるように回転台41が回転し、4種類のパック連続体1のうちの対象となるカートリッジ6を移動させることができる。
図1(a)では、4種類のパック連続体1のうちの、例えば朝に服薬すべきパック連続体1を格納したカートリッジ6-1が、カット部30のカット位置に対向した位置に回転移動した状態を示している。
なお、カートリッジ切り替え部40では、モータ45からの駆動力をモータプーリ44、ベルト43、回転台プーリ42で伝えているが、これに限定されない。すなわち、ギアによる伝達でもよいし、回転台プーリ42を除去して、回転台41の回転軸にモータを直結してモータの駆動力を直接的に伝えるようにしてもよい。
なお、図2に示した第1搬送部10は、カートリッジ6の開口部7を介してパック連続体1の先端部をカートリッジ6の外部に搬送する搬送手段として機能するものであったが、パック連続体1を送り出す送り出し手段とも表現できる。更には、第1の搬送手段は、カートリッジ6の内部に格納されているパック連続体1の先端部を自動的にクランプ・把持してカートリッジ6の外部に引っ張り出すような手段であってもよい。
図5は実施形態1に係る服薬支援装置100の主な制御構成を示す制御ブロック図である。図5に示すように、服薬支援装置100は、服薬支援装置100の各部等の動作制御を行うCPU(中央処理装置)等を具備する制御部50を有する。制御部50の入出力ポートには、表示部51、記憶部52が電気的に接続されている。上記CPUは、演算及び制御機能を備えている他、タイマ(計時)機能も備えている。
表示部51は、服薬の内容や、服薬時間を選択するために目視可能に各種表示装置で構成されている。記憶部52は、ROM(読み出し専用メモリ)、RAM(随時読み書き可能なメモリ)や外部メモリ等が含まれる。ROMには、上記CPUが読み出し可能なプログラム(例えば後述する制御フローチャート)やデータ等が予め記憶されている。データとしては、カートリッジNo.毎に設定された服薬時間等が挙げられる。
制御部50の入力ポートには、入力部53、排出スイッチ54、パック検知センサ19、カートリッジ検知センサ46が電気的に接続されている。入力部53としては、表示部51に対して具体的な指示を行うための各種ボタンやタッチパネル式の入力装置が挙げられる。排出スイッチ54は、服薬支援装置100を作動させて目的とする薬剤一包化パック2を排出部35に排出させる動作を起動するための、主として服薬者、あるいは服薬支援者が押すスイッチである。排出スイッチ54は、服薬者等が押しやすいように、服薬支援装置100の排出部35近傍の、図示を省略した外装の前面に配置されている。
パック検知センサ19は、パック連続体1の先端部又は薬剤一包化パック2のミシン目5の位置を検知するものであり、例えば光反射型のフォトセンサ等が用いられる。例えば図2において、第1搬送部10により搬送されてくるパック連続体1の先端部を検知するように、パック検知センサ19を装置本体側の所定の位置に配置した場合、パック検知センサ19のセンサ出力をトリガーにして、次回搬送時のパック連続体1の頭出し(搬送開始や停止)を正確に行うことができるようになる。
カートリッジ検知センサ46は、4種類のパック連続体1のうちの対象となるパック連続体1を格納しているカートリッジ6がカット部30のカット位置に対向したカット可能位置にあることを検知するものである。カートリッジ検知センサ46としては、例えば光反射型のフォトセンサ等が用いられる。
制御部50の出力ポートには、カートリッジ切り替え部40、カット部30、第1搬送部10及び第2搬送部20(図5ではまとめて「搬送部」と記載している)、報知部55の各駆動制御対象要素が電気的に接続されている。報知部55は、LED等の光、音声を含む音や振動によって、服薬時間を報知したり、服薬忘れを警告したり、あるいは上記各部がどのような状態にあるのかを報知したりするものである。
図6は実施形態1に係る服薬支援装置100で服薬時間の設定を行う際の動作フローを示すフローチャートである。先ず、図6のステップS1において、カートリッジNo.を選択し、服薬時間の設定を行う(ステップS2)。次いで、ステップS3に進み、他のカートリッジにも服薬時間の設定を行うか否かが確認される。他のカートリッジにも服薬時間の設定を行う場合には、ステップS1に戻り、上記と同様の内容が繰り返される。他のカートリッジに服薬時間の設定を行わない場合には終了する。
具体的には、実施形態1に係る服薬支援装置100で用いるカートリッジ6としては、上述したように4つ設定されている。例えば、朝に服薬すべきパック連続体1がカートリッジ6-1(カートリッジNo.)に格納される場合には朝の服薬時間(時刻)を、昼に服薬すべきパック連続体1がカートリッジ6-2に格納される場合には昼の服薬時間(時刻)を、カートリッジNo.に対応して設定する。同様に、夜に服薬すべきパック連続体1がカートリッジ6-3に格納される場合には夜の服薬時間(時刻)を、寝る前に服薬すべきパック連続体1がカートリッジ6-4に格納される場合には寝る前の服薬時間(時刻)を、カートリッジNo.に対応して設定する。上記服薬時間の設定は、図5の入力部53を用いてカートリッジNo.に対応した服薬時間を入力・設定すると共に、表示部51でカートリッジNo.に対応した服薬時間が正しいかを確認しながら行う。
図7は実施形態1に係る服薬支援装置100で薬剤一包化パック2の取り出しまでの動作フローを示すフローチャートである。図8は図7の動作フローに続くフローチャートである。
先ずステップS5において、服薬の時間が図5の報知部55で報知されるので、服薬者によって排出スイッチ54が押されたか否かが確認される(ステップS6)。ステップS6において、排出スイッチ54が押されずに、服薬の時間の報知から所定時間過ぎた場合には、服薬されなかったものとして図5の制御部50で判断され、服薬されなかったことが図5の記憶部52に記録され、終了する(ステップS8)。ステップS7において、服薬の時間の報知から所定時間過ぎていない場合には、ステップS5に戻る。
ステップS6において、排出スイッチ54が押された場合には、服薬の時間に対応したパック連続体1が格納されている対象のカートリッジが、カット部30のカット位置に対向する位置を占めるまでカートリッジ切り替え部40によって回転移動される(ステップS9)。
次いで、図2に示したように、対象のカートリッジに格納されているパック連続体1の先端部を搬送ローラ11a、11bのニップで保持している第1搬送部10が駆動されると、対象のカートリッジからパック連続体1が送り出され、パック連続体1の先端部がカット部30を通り抜けると、第2搬送部20が駆動されることで搬送ローラ21a、21bでニップされつつ搬送される(ステップS10)。この際、第1搬送部10が駆動されるタイミングは第2搬送部20の駆動タイミングと合わせてもよい。
次いで、パック検知センサ19でカットすべきカット部分(例えば図3に示した薬剤一包化パック2の圧着部4のミシン目5)を検知する(ステップS11)。この際、第1搬送部10の搬送ローラ11a、11bと第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bとの回転軸間距離が一定で、一定の搬送速度で回転しているため、パック検知センサ19で正確に検知可能である。
パック検知センサ19でカットすべきカット部分を検知したならば、第1搬送部10が停止されると同時に第2搬送部20が停止されるので、パック連続体1も停止する(ステップS12)。
次いで、カット部30が動作することで、隣り合う薬剤一包化パック2のミシン目5部分でカットされ(図3、図4参照)、1つの薬剤一包化パック2がパック連続体1から分離される(ステップS13)。残りのパック連続体1は第1搬送部10が逆方向に所定量回転することで、カートリッジ6側に戻す方向に搬送され、残りのパック連続体1の先端部がパック検知センサ19で検知されると、第1搬送部10が停止する(ステップS14)。
カットされた1つの薬剤一包化パック2は第2搬送部20の搬送によって排出部35のパック受部36に排出され、上記パック取り出し口へ送られると、第2搬送部20が停止する(ステップS15)。
以上説明したとおり、実施形態1によれば、服薬者及び服薬を支援する人に対して、服薬の手間を軽減することができる、という基本的な効果を奏する他、以下の効果も奏する。
すなわち、服薬時に服薬者が苦労することなく薬剤一包化パックを手にすることができる。また、薬局から受け取ったパック連続体を簡単に装置にセットすることができる。また、格納部が複数個あることで、各時間帯の薬剤一包化パックをセットすることができる。更に、カートリッジ切り替え部を有しているため、装置構造を大きくすることなく、各服薬時間の薬剤一包化パックを服薬者に提供することができる。
更に具体的には、カートリッジ切り替え部40を備えていることにより、複数のカートリッジ6を回転台41上に円形に配置し、回転させることで全体の大きさを小さくして小型化が図られ、各カートリッジ6の切り替えができる。なお、複数のカートリッジ6を一列に並べた場合では、切り替えのために退避スペースを設けなければいけないため、小型化を図ることができない。
また、複数のカートリッジ6をカット部30のカット位置に切り替えることができることにより、カット部30と第2搬送部20とを共通に使えることで、構造を簡素化した状態でも各カートリッジ6からパック連続体1を送り出し、搬送することができる。
更に図4において、カット部30は、第1搬送部10と第2搬送部20との間に配置されている。そのため、第1搬送部10の搬送ローラ11a、11bと第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bとにより、帯状に連なった状態のパック連続体1の先端部とその後端部の薬剤一包化パック2の圧着部4をニップしながら搬送することができる。これにより、薬剤一包化パック2を正確な位置、すなわちミシン目5でカットすることができる、という効果を奏する。
(変形例1)
図9(a)は実施形態1の変形例1に係る要部(回転台上の一部のカートリッジ及び第1搬送部)の斜視図、図9(b)は図9(a)全体の平面図である。
変形例1は、図2に示した実施形態1の要部と比較して、各カートリッジ6に設けた第1搬送部10の搬送モータ18(回転台41上に設置されている)とギア17に代えて、搬送モータ58及び搬送モータ58の出力軸に固定されたギア57を回転台41の外側に設置した点が相違する。
第1搬送部10に駆動伝達を行う駆動伝達手段の一部である一対のべベルギア13、14、シャフト15、従動ギア16は、実施形態1と同様に各カートリッジ6にそれぞれ設けられている。第1搬送部10に駆動伝達を行う駆動伝達手段の少なくとも一部である従動ギア16が、装置本体側に設けられた駆動源(搬送モータ58)を含む装置本体側駆動伝達部材であるギア57と接離可能に構成されている。
回転台41上に設けられているカートリッジ6-1からパック連続体1を排出する際には、回転台41を回転させ、装置本体側の搬送モータ58のギア57とカートリッジ6-1側の従動ギア16とを連結させる。その後、次の服薬タイミングの時には回転台41を回転させ、カートリッジ6-2側の従動ギア16と装置本体側の搬送モータ58のギア57とを連結させる。同様にして、次の服薬タイミングの時には回転台41を回転させ、カートリッジ6-3側の従動ギア16と装置本体側の搬送モータ58のギア57とを連結させ、更に次の服薬タイミングの時には回転台41を回転させ、カートリッジ6-4側の従動ギア16と装置本体側の搬送モータ58のギア57とを連結させる。図9(b)に一点鎖線で示す円周部分は、各カートリッジ6の第1搬送部10の従動ギア16とギア57との噛み合い最外周円GLを表している。
変形例1によれば、各カートリッジ6の第1搬送部10の従動ギア16と、装置本体側のギア57とを服薬タイミングに合わせて接離できる構成にすることで、実施形態1の駆動源である搬送モータ18及びギア17の設置個数を大幅に減らすことができ、第1搬送部10の駆動源の共通化を図ることができる。このように構造を簡略化した状態でも各カートリッジ6からパック連続体1を送り出し搬送することができる。
以下、本発明の各実施例に係る特徴的な構成について順次説明する。これらの各実施例は、上述した実施形態1等に適用することができる。
(実施例1)
図10(a)~図10(e)は実施例1に係る構成及び動作を説明する図である。実施例1は、第1搬送部10と第2搬送部20との搬送ローラ間の間隔が、図10(e)に示す1つの薬剤一包化パック2の長さに対して特有の関係にあることを特定している。
図10(a)において、第1搬送部10の搬送ローラ11a、11bと第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bとの間隔であるローラ間距離(回転軸間距離)をL1とし、図10(e)において、1つの薬剤一包化パック2の長さをL2とする。このとき、実施例1では、ローラ間距離(回転軸間距離)L1が1つの薬剤一包化パック2の長さL2以下に設定されている(L1≦L2)。
図10(a)は、カット部30によって分離された一番最後の薬剤一包化パック2を搬送ローラ11a、11bでニップ・搬送している状態を示している。ローラ間距離(回転軸間距離)L1が1つの薬剤一包化パック2の長さL2以下に設定されている(L1≦L2)ため、図10(a)から図10(b)に示すように、第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bに最後の薬剤一包化パック2を搬送して受け渡す際には、最後の薬剤一包化パック2の先端部及び後端部を第1搬送部10と第2搬送部20の両ローラで確実にニップして搬送することができる状態になる。そして、第2搬送部20に受け渡された最後の薬剤一包化パック2を搬送ローラ21a、21bでニップしながら図10(c)から図10(d)に示すように、最後の薬剤一包化パック2を排出部35に排出することとなる。
上述したとおり、実施例1によれば、ローラ間距離L1が1つの薬剤一包化パック2の長さL2以下に設定されている(L1≦L2)ため、最後の1つの薬剤一包化パックまでも確実に搬送して、排出部35に排出することができる。
(実施例2)
実施例1では、1つの薬剤一包化パック2の長さL2が不変である場合について説明したが、薬局で服薬者に処方される薬剤一包化パックは種々の長さのものが想定される。そこで、このような場合に対応できる実施例2について説明する。
図11は実施例2に係る構成及び動作を説明する図である。実施例2は、ローラ間距離をカートリッジに格納する薬剤一包化パックの長さに合わせて変える距離可変手段としての距離可変機構59を有する。
図11に示すように、距離可変機構59は、第2搬送部20と排出部35をユニットフレーム66で一体的に支持した移動ユニット60と、第1搬送部10の搬送ローラ11a、11bに対して離接する方向に移動ユニット60を移動させる駆動部を有する。
ユニットフレーム66の図において上端部には、連結部材67が固定されている。ユニットフレーム66は、連結部材67によってスライドシャフト64に摺動可能に連結支持されている。スライドシャフト64は、第1搬送部10の搬送ローラ11a、11bに対して離接する方向(パック連続体搬送方向A及びこれと反対方向)に延在して装置本体側に設けられている。連結部材67の上端部は、後述するベルト63に固定されている。
駆動部は、装置本体側に回転可能に支持された2つのローラ61及びローラ62と、ローラ61とローラ62との間に掛け渡されたベルト63と、ローラ62に連結されたモータ65とを有する。ローラ61及びローラ62は、装置本体側に回動可能に支持されている。モータ65は、装置本体側の不動部材に固定されている。
上述のとおり、実施例2によれば、距離可変機構59を有することにより、モータ65を駆動することで、ベルト63を介して移動ユニット60がスライドシャフト64上を移動し、ローラ間距離Lxをカートリッジに格納する薬剤一包化パックの長さに合わせて変えることができる。
(実施例3)
図12(a)は本発明の実施例3に係る構成(回転台及び側板)を説明する図、図12(b)は本発明の実施例3に係る構成(回転台及び側板に着脱されるカートリッジ)を説明する図である。
実施例3は、格納部としてのカートリッジが、該カートリッジの設置部に対して着脱可能に構成されていることを特徴としている。
実施例3は、実施形態1のカートリッジの設置部と比較して、図12(a)に示すように、回転台41上に設けられた2つの嵌合ピン70a、70bと、実施形態1の4つのカートリッジ6-1~6-4に対応してこれらを仕切る複数の側板73と、各側板73に設けられた凸状のガイド74とが新規に追加されている点が相違する。複数の側板73は、回転台41に取り付け・固定されている。
また、実施例3は、実施形態1のカートリッジと比較して、図12(b)に示すように、嵌合ピン70aに篏合可能な嵌合穴9aと、嵌合ピン70bに篏合可能な嵌合穴9bと、凸状のガイド74に係合可能な凹状の被ガイド8とが新規に追加されている点が相違する。
図12に示すように、カートリッジの設置部に対してカートリッジ6を着脱可能にすることで、パック連続体をカートリッジ6に格納するときにセットしやすくなる。例えば、取り外したカートリッジ6を薬局にもっていき、カートリッジ6毎に専用の薬剤一包化パックを備えるパック連続体をセットしてもらうこともできる。これにより、誤った薬剤一包化パックを備えるパック連続体のセットが防止(誤組み防止)できると共に、いたずら防止にもなる。
更には、予備にカートリッジ6を用意することで、装置にセットされているカートリッジ6内のパック連続体がなくなったとしても予備分をセットすることですぐに使用可能状態にでき、ひいては持ち運びが可能な通い箱として使用することも可能となる。
カートリッジ6を着脱可能にしたときに、回転台41及びカートリッジ6に図12(a)、図12(b)のような部分を有すると、回転台41上に設けた嵌合ピン70a、70bが、カートリッジ6の嵌合穴9a、9bに対応して篏合することで、カートリッジ6をセットする人によらず再現性のあるセットが可能となる。これにより、服薬者及び服薬支援者の操作性が向上する。
また、カット部30、第2搬送部20への薬剤一包化パックの受け渡しが同じになる。
嵌合ピンは回転台41だけに限らず、嵌合ピン72を側板73上にも設けてもよい。これにより、カートリッジ6の装着セット時に嵌合ピン72のはまり具合を目視できるとともに、カートリッジ6の倒れに対して嵌合ピン72で左右方向の動きを規制するため装置稼働時にも安定させることができる。
また、上記した凸状のガイド74に係合可能な凹状の被ガイド8も設けることで、カートリッジ6のセット性がさらに向上する。
上記した凸状のガイド74に係合可能な凹状の被ガイド8の配設位置を各カートリッジ6で異なる位置にすることで、カートリッジ6の設置個所を排他的にすることができ、装置の設定を変更することなく使用することができる。
(実施例4)
図13は実施例4に係るカートリッジの構成を説明する図である。
図13に示す実施例4のカートリッジ6は、図12に示した実施例3のカートリッジ6と比較して、カートリッジ本体をなすケース75に対して、カートリッジ6の一面が開閉可能なカバー76となっており、カバー76は側面の回動部77を支点に開閉する点が相違する。
カートリッジ6の前記一面が、開口部7から見て両側端部側の何れか一方に搬送ローラ11a、11b(保持部材)が存在し、搬送ローラ11a、11bの存在する側の側面であることを特定している。
図13において、符号78はパック連続体を案内するガイド部としてのガイド壁78であり、符号79はカバー76の裏面に設けられたガイド凸部79である。
実施例4によれば、上記構成により、パック連続体の出し入れが簡単となり、薬剤一包化パックを有するパック連続体のセット性が更に向上する。
(実施例5)
図14は実施例5に係るカートリッジの構成を説明する図であり、図14(a)はカートリッジ内部のガイド壁を示すカートリッジの断面図、図14(b)はカートリッジ内部のスキュー防止構成を説明する一部断面平面図である。
図14(a)に示すように、カートリッジ6の内部には、図13に示したと同様の、パック連続体1を開口部7、第1搬送部10の搬送ローラ11a、11bのニップに案内するためのガイド壁78が設けられている。
このように、カートリッジ6の内部にガイド壁78を設けることで、パック連続体1を搬送ローラ11a、11bによって搬送するときに、ローラへの巻き込みやカートリッジ6の内壁に引っ掛かることなくパック連続体1を搬送することができる。
図14(b)に示すように、カバー76には、図13に示したと同様のガイド凸部79が設けられている。上記ガイド壁78、ガイド凸部79は、カートリッジ6の内部で薬剤一包化パック2の姿勢を保持するガイド部として機能する。
ガイド凸部79をカバー76に設けることで、同図のようにケース75に対してカバー76を閉めたときに、パック連続体1の薬剤一包化パック2の高さ方向を規制することができ、パック連続体1、薬剤一包化パック2をスキューすることなく送り出すことができる。
図14(b)において、薬剤一包化パック2のパック高さh2に対して、カートリッジ6の内部高さh6が同じか、もしくは高い方が、薬剤一包化パック2を必要以上に押さえつけないので好ましい。
パック連続体1にスキューが発生してしまうと、その先のカット部でカット位置がずれたり、第2搬送部の搬送ローラにニップしたりすることができなくなる恐れがある。
搬送ローラ11a、11bは、ソリッドゴム製であり、薬剤一包化パック2の圧着部4に対するグリップ力を確保している。このように搬送ローラ11a、11bは、図14(b)に示すように、薬剤一包化パック2の圧着部4をニップすることで、薬剤一包化パック2内の薬剤を破損させることなく搬送することが可能となる。
なお、第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bも、上記した搬送ローラ11a、11bと同様の構成になっている。
図14(b)において、薬剤一包化パック2の上側に設けた搬送ローラ11a、11bのみでなく、薬剤一包化パック2の下側にも設けてもよい。また、ローラ対も1つでなく、2つ連続して設けてもよい。これにより、薬剤一包化パック2に対して対称にローラでニップして搬送しているためスキューの発生を抑えられる。この際、薬剤一包化パック2の下側(圧着していない方)のローラに薬剤が挟み込まれないようにパック内の薬剤を寄せる寄せ部材を設けるとよい。
図15はカートリッジ内部のスキュー防止構成の別例を示す図である。カートリッジ内部のスキュー防止構成は、図14に示した実施例5に限らず、図15に示す構成であってもよい。
図15において、符号71はカートリッジ6内部に設けられた、薬剤一包化パック2をガイドする一対のガイド部71を示す。図15のスキュー防止構成では、カートリッジ6に設けられた実線で示す搬送ローラ11a、11bを点線で示すように、正規のパック連続体搬送方向Aに対して図のように若干傾斜したパック連続体搬送方向A’となるように若干傾斜させて配置している。これにより、搬送ローラ11a、11bによって搬送される薬剤一包化パック2の圧着部4の図において上端面が上側のガイド部71の壁面に押し付けられて搬送するようにしたものである。搬送ローラ11a、11bの傾斜角度は、搬送ローラ11a、11bの回転軸12を正規の配置位置に対して傾けるだけで比較的容易に変えることができる。このような構成によって、スキューを防止するようにしてもよい。
搬送ローラ11a、11bの傾斜角度は、薬剤一包化パック2の圧着部4の剛性の程度等を考慮して、例えば実験を行うことにより設定してもよい。
(実施形態2)
図16は実施形態2に係る服薬支援装置の要部の斜視図である。図17は実施形態2に係る服薬支援装置全体の斜視図である。
実施形態2は、図1~図4に示した実施形態1と比較して、実施形態1よりも多数のカートリッジ6-1~6-8を上下段にマトリックス状に装置本体側に配置した点、カートリッジ切り替え部40に代えて、破線(点線)で示す移動ユニット80と、第2の移動手段としてのXスライダ部81及びYスライダ部91とを新規に有する点が主に相違する。
Xスライダ部81及びYスライダ部91は、複数のカートリッジ6とカット部30とを相対的に移動させ複数のカートリッジ6に格納されたパック連続体1のうちのどれをカットするかを切り替える切替手段としての基本的な機能を有する。Xスライダ部81及びYスライダ部91は、実施形態2では少なくともカット部30を移動させる第2の移動手段として機能する。
実施形態2に係る服薬支援装置100Aは、カット部30及び第2搬送部20を一体的に支持した移動ユニット80と、この移動ユニット80を、マトリックス状に装置本体側に配置された複数のカートリッジ6-1~6-8の何れか1つに移動させるXスライダ部81及びYスライダ部91とを有する。
移動ユニット80は、破線で示すユニットフレーム89に一体的に取り付けられている。第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bは、それぞれ回転軸を介してユニットフレーム89に回転可能に支持されている。
図17に示すように、実施形態2に係る服薬支援装置100Aは、複数のカートリッジ6-1~6-8、各カートリッジ6-1~6-8に設けられた第1搬送部10、移動ユニット80、Xスライダ部81及びYスライダ部91の略全体を覆う外装97を有している。外装97には、移動ユニット80に設けられているカット部30によりカット・分離され、第2搬送部20で搬送された1つの薬剤一包化パック2を排出するための排出口98が所定の位置に露出して配置されている。排出口98には、排出された薬剤一包化パック2を取り出すためのパック取り出し口99が設置されている。
図16、図17において、各カートリッジ6-1~6-8の構成は同じであり、各カートリッジ6-1~6-8にそれぞれ設けられた第1搬送部10の符号は、図の簡明化のためカートリッジ6-1のみに付している。外装97で覆われた内部の構成部材等は見えないが、図17では故意に半透明状態で表している。
Xスライダ部81は、図における左右方向(横方向に隣り合うカートリッジ6の配列方向)であるX方向に移動ユニット80を移動させるスライド機構を有する。Xスライダ部81は、1対のローラ83、84間に掛け渡されたベルト85と、ベルト85に固定されたスライドシャフト82と、駆動側のローラ84が出力軸に取り付けられた駆動源としてのモータ86とを有する。モータ86は、正逆両方向に回動可能なモータである。
1対のローラ83、84は、装置本体側に回動可能に支持されている。スライドシャフト82は、Y方向に延び、一端部がベルト85に固定され、他端部側がユニットフレーム89にY方向にスライド可能に取り付けられている。
モータ86の回転によって、ベルト85を介してスライドシャフト82がX方向(又はX方向と反対方向)に移動するので、ユニットフレーム89に取り付けられた移動ユニット80はX方向(又はX方向と反対方向)に移動する。
Yスライダ部91は、図における上下方向(縦方向に隣り合うカートリッジ6の配列方向)であるY方向に移動ユニット80を移動させるスライド機構を有する。Yスライダ部91は、1対のローラ93、94間に掛け渡されたベルト95と、ベルト95に固定されたスライドシャフト92と、駆動側のローラ94が出力軸に取り付けられた駆動源としてのモータ96とを有する。モータ96は、正逆両方向に回動可能なモータである。
1対のローラ93、94は、装置本体側に回動可能に支持されている。スライドシャフト92は、図においてX方向に延び、一端部がベルト95に固定され、他端部側がユニットフレーム89にX方向にスライド可能に取り付けられている。
モータ96の回転によって、ベルト95を介してスライドシャフト92がY方向(又はY方向と反対方向)に移動するので、ユニットフレーム89に取り付けられた移動ユニット80はY方向(又はY方向と反対方向)に移動する。
図18は実施形態2に係る服薬支援装置100Aの主な制御構成を示す制御ブロック図である。図18に示すように、服薬支援装置100Aは、服薬支援装置100Aの各部等の動作制御を行うCPU(中央処理装置)等を具備する制御部50Aを有する。制御部50Aの入出力ポートには、実施形態1と略同様の表示部51、記憶部52が電気的に接続されている。
制御部50Aの入力ポートには、実施形態1と略同様の、入力部53、排出スイッチ54、パック検知センサ19、カートリッジ検知センサ46が電気的に接続されている。カートリッジ検知センサ46は、実施形態2では対象となる8つのカートリッジ6-1~6-8の何れか1つに移動ユニット80が移動したかを検知すべく、例えば移動ユニット80に設けられたフォトセンサからなる。排出スイッチ54は、服薬者が押しやすいように、服薬支援装置100Aの外装97の前面に配置されている。
制御部50Aの出力ポートには、Xスライダ部81、Yスライダ部91、カット部30、第1搬送部10及び第2搬送部20(図18ではまとめて「搬送部」と記載している)、実施形態1と同様の報知部55の各駆動制御対象要素が電気的に接続されている。
実施形態2に係る服薬支援装置100Aで服薬時間の設定を行う際のフローチャートは、実施形態1の図6で説明したと同様である。
図19は実施形態2に係る服薬支援装置100Aで薬剤一包化パック2の取り出しまでの動作フローを示すフローチャートである。図20は図19の動作フローに続くフローチャートである。
先ずステップS20において、服薬の時間が図18の報知部55で報知されるので、服薬者によって排出スイッチ54が押されたか否かが確認される(ステップS21)。ステップS21において、排出スイッチ54が押されずに、服薬の時間の報知から所定時間過ぎた場合には、服薬されなかったものとして図18の制御部50Aで判断され、服薬されなかったことが図18の記憶部52に記録され、終了する(ステップS23)。ステップS21において、服薬の時間の報知から所定時間過ぎていない場合には、ステップS20に戻る。
ステップS21において、排出スイッチ54が押された場合には、Xスライダ部81、Yスライダ部91を駆動して、移動ユニット80が対象とするパック連続体1が格納されている対象のカートリッジに移動させる(ステップS24)。
次いで、図2に示したように、対象のカートリッジに格納されているパック連続体1の先端部を搬送ローラ11a、11bのニップで保持している第1搬送部10が駆動されると、対象のカートリッジからパック連続体1が送り出され、パック連続体1の先端部がカット部30を通り抜けると、第2搬送部20が駆動されることで搬送ローラ21a、21bでニップされつつ搬送される(ステップS25)。この際、第1搬送部10が駆動されるタイミングは第2搬送部20の駆動タイミングと合わせてもよい。
次いで、パック検知センサ19でカットすべきカット部分(例えば図3に示した薬剤一包化パック2の圧着部4のミシン目5)を検知する(ステップS26)。この際、第1搬送部10の搬送ローラ11a、11bと第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bとの回転軸間距離が一定で、一定の搬送速度で回転しているため、パック検知センサ19で正確に検知可能である。
パック検知センサ19でカットすべきカット部分を検知したならば、第1搬送部10が停止されると同時に第2搬送部20が停止されるので、パック連続体1も停止する(ステップS27)。
次いで、カット部30が動作することで、隣り合う薬剤一包化パック2のミシン目5部分でカットされ(図4参照)、1つの薬剤一包化パック2がパック連続体1から分離される(ステップS28)。残りのパック連続体1は第1搬送部10が逆方向に所定量回転することで、カートリッジ6側に戻す方向に搬送され、残りのパック連続体1の先端部がパック検知センサ19で検知されると、第1搬送部10が停止する(ステップS29)。
次いで、第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bのニップによってカットされた1つの薬剤一包化パック2を保持した状態で、Xスライダ部81、Yスライダ部91を駆動して、移動ユニット80がパック取り出し口99へ移動する。(ステップS30)。
カットされた1つの薬剤一包化パック2は第2搬送部20の搬送によってパック取り出し口99へ送られると、第2搬送部20が停止する(ステップS31)。
実施形態2においても、上記した実施例1~5等を適用できることは無論である。そして、実施例1~5等に適宜記載した効果を奏することも無論である。
以上説明したとおり、実施形態2によれば、服薬者及び服薬を支援する人に対して、服薬の手間を軽減することができる、という基本的な効果を奏する他、以下の効果も奏する。
すなわち、カートリッジ(格納部)が多くなったときに、省スペースで服薬支援装置を構成することができる。
また、服薬時に服薬者が苦労することなく薬剤一包化パックを手にすることができる。また、薬局から受け取ったパック連続体を簡単に装置にセットすることができる。また、格納部が複数個あることで、各時間帯の薬剤一包化パックをセットすることができる。
また、移動ユニット80が対象とするパック連続体1が格納されている対象のカートリッジに移動したとき、実施形態1の図4に示したと同様に、図16においてカット部30は、第1搬送部10と第2搬送部20との間に配置されていることとなる。そのため、第1搬送部10の搬送ローラ11a、11bと第2搬送部20の搬送ローラ21a、21bとにより、帯状に連なった状態のパック連続体1の先端部とその後端部の薬剤一包化パック2の圧着部4をニップしながら搬送することができる。これにより、薬剤一包化パック2を正確な位置、すなわちミシン目5でカットすることができる、という効果を奏する。
実施形態2では、カット部30及び第2搬送部20が移動ユニット80を構成していたが、これに限定されない。すなわち、カット手段であるカット部30のみが移動ユニットを構成していて、カットされた薬剤一包化パック2を保持する保持機能を有するカット部30のみが第2の移動手段であるXスライダ部81及びYスライダ部91によって移動され、薬剤一包化パック2をカットして保持した状態でカット部30がパック取り出し口99に設けられた第2搬送部20に対応する位置に移動され、カットされた薬剤一包化パック2が第2搬送部20で搬送される構成でもよい。このような構成でも、対象となる複数のカートリッジ6に格納されたパック連続体1のうちのどれかをカットして、1つの薬剤一包化パックずつにカットすることが可能である。
実施形態2では、第1搬送部10はより広義には本発明に係る第3の搬送手段として機能し、第2搬送部20はより広義には本発明に係る第4の搬送手段として機能するものであってもよい。すなわち、本発明に係る搬送手段が、複数の格納部にそれぞれ設けられた第3の搬送手段と、第3の搬送手段よりもパック連続体搬送方向の下流側に配置された第4の搬送手段とからなり、第4の搬送手段がカット手段と共に第2の移動手段によって移動される構成であってもよい。
なお、実施形態2は、これに限らず、複数のカートリッジ6自体がX方向及び/又はY方向にマトリックス状に移動するようにしてもよい。
また、ロボットアームに移動ユニット80(カット部30、第2搬送部20)を取り付け、X方向及び/又はY方向に自在に動かす方法でもよい。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上記実施形態や実施例等に記載した技術事項を適宜組み合わせたものであってもよい。
以上説明したとおり、本発明に係る服薬支援装置に必須の構成は、複数の薬剤一包化パックが帯状に連なったパック連続体を格納し、該パック連続体を通過させる開口部を有する格納部と、前記開口部を介して前記パック連続体を前記格納部の外部に搬送する搬送手段と、前記パック連続体を1つの前記薬剤一包化パックずつにカットするカット手段と、を備えていればよい。ここで、搬送手段としては、格納部の内部を含み格納部に設けられているものの他、格納部の外部に設けられている形態を含む。
本発明の実施の形態に適宜記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 パック連続体
2 薬剤一包化パック
3 薬剤
4 圧着部
5 ミシン目
6 カートリッジ(格納部の一例)
7 開口部
10 第1搬送部(搬送手段、第1の搬送手段、第3の搬送手段の一例)
11a、11b 搬送ローラ(保持部材、第1の搬送手段、第3の搬送手段の一例)
19 パック検知センサ
20 第2搬送部(搬送手段、第2の搬送手段、第4の搬送手段の一例)
21a、21b 搬送ローラ(第2の搬送手段、第4の搬送手段の一例)
30 カット部(カット手段の一例)
35 排出部(排出手段の一例)
36 パック受部
40 カートリッジ切り替え部(切替手段、第1の移動手段の一例)
41 回転台
46 カートリッジ検知センサ
50、50A 制御部
76 カバー
78 ガイド壁(ガイド部の一例)
79 ガイド凸部(ガイド部の一例)
80 移動ユニット
81 Xスライダ部(切替手段、第2の移動手段の一例)
91 Yスライダ部(切替手段、第2の移動手段の一例)
97 外装
99 パック取り出し口
特開2012-165800号公報 特許第5796114号公報 特開2016-067840号公報

Claims (9)

  1. 複数の薬剤一包化パックが帯状に連なったパック連続体を格納し、該パック連続体を通過させる開口部を有する、複数の格納部を備え
    前記開口部を介して前記パック連続体を前記格納部の外部に搬送する搬送手段が、複数の前記格納部にそれぞれ設けられた第3の搬送手段と、前記第3の搬送手段よりも前記パック連続体の搬送方向の下流側に配置された第4の搬送手段とからなり、
    前記パック連続体を1つの前記薬剤一包化パックずつにカットするカット手段が、複数の前記格納部と前記カット手段とを相対的に移動させ、カットされる前記パック連続体を前記第4の搬送手段で搬送させ前記カット手段でカットさせるものであり、
    複数の前記格納部に対して前記カット手段を移動させる第2の移動手段を有し、
    前記第4の搬送手段が前記カット手段と共に前記第2の移動手段によって移動される服薬支援装置。
  2. 前記カット手段は、前記第3の搬送手段と前記第4の搬送手段との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の服薬支援装置。
  3. 前記第3の搬送手段と前記第4の搬送手段との間隔が、1つの前記薬剤一包化パックの長さ以下であることを特徴する請求項1又は2に記載の服薬支援装置。
  4. 前記格納部は、該格納部の設置部に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1~の何れか1つに記載の服薬支援装置。
  5. 前記搬送手段は、前記パック連続体の搬送方向と直交する方向の一端部に当接して搬送することを特徴とする請求項~4の何れか1つに記載の服薬支援装置。
  6. 前記格納部の前記パック連続体の搬送方向と直交する方向の一端側の側面が開閉可能であることを特徴とする請求項1~の何れか1つに記載の服薬支援装置。
  7. 前記側面側に前記搬送手段が設けられていることを特徴とする請求6に記載の服薬支援装置。
  8. 前記格納部は、該格納部の内部で前記薬剤一包化パックの姿勢を保持するガイド部を有することを特徴とする請求項1~の何れか1つに記載の服薬支援装置。
  9. 前記カット手段によってカットされた前記薬剤一包化パックを受け止める排出手段を有することを特徴とする請求項1~の何れか1つに記載の服薬支援装置。
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