JP7242334B2 - 操作装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、操作装置および電子機器に関し、特に、ユーザーが操作する際にクリック感を発生させる操作装置に関する。
一般に、デジタルカメラなどの電子機器には、ダイヤルなどの回転操作部材を回転操作することによって撮影条件の設定および各種機能の選択を行うための回転操作装置が備えられている。そして、この種の回転操作装置には、操作の際にクリック感を発生させるようにしたものがあり、クリック感の発生によってユーザーは操作量を直感的に把握することができる。
従来、このクリック感の付与(発生)には、弾性部材およびカムを用いた構成が用いられている。ところが、この構成では、繰り返して使用すると摩耗が生じ、クリック感が弱くなる恐れがある。
このような問題に対して、例えば、回転操作部材と一体で回転し円周方向に多極着磁されたリング状の多極磁石と固定磁石との吸着力および反発力を用いてクリック感を付与するようにしたものがある(特許文献1)。
特開2008-192623号公報(H01H 19/11)
上述の特許文献1に記載の回転操作装置においては、多極磁石と固定磁石との対向する磁極が吸着から反発を乗り越えて再び吸着になる際にクリック感が発生する。このため、一回のクリック感を発生させるためには多極磁石を二極分回転させる必要がある。このため、特許文献1に記載の回転操作装置では、回転操作部材を一回転させる間のクリック数の倍の磁極数を有する多極磁石が必要となって、装置が大型化してしまう。
そこで、本発明の目的は、クリック感を付与しつつ小型でかつ耐久性に優れた操作装置および電子機器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による操作装置は、ユーザーによって操作される操作部材、前記操作部材に固定され複数の磁極を有する磁石と、第1の磁極部第2の磁極部を備え記磁石に対して移動可能に配置された可動部と、を有し、前記磁石と前記第1の磁極部との間に吸引力が作用した状態で前記操作部材が操作された際に前記可動部の移動によって記磁石と前記第1の磁極部との間に作用する吸引力が減少すると共に記磁石と前記第2の磁極部との間に吸引力が作用するように前記第1の磁極部前記第2の磁極部が前記可動部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、クリック感を付与しつつ小型でかつ耐久性に優れた操作装置を得ることができる。
本発明の第1の実施形態による操作装置を備える電子機器の1つである撮像装置の外観を示す図である。 図1に示すダイヤル操作装置の1つであるサブダイヤル装置の一例を示す斜視図である。 図2に示すサブダイヤル装置を分解して示す斜視図である。 図3に示すサブダイヤル装置の構成を説明するための図である。 図4に示すサブダイヤル装置におけるクリック感の付与を説明するための図である。 図3に示すサブダイヤル装置においてダイヤル操作部が操作される前の状態を示す図である。 図3に示すサブダイヤル装置においてダイヤル操作部を操作中の状態を示す図である。 図3に示すサブダイヤル装置においてダイヤル操作部を操作して1磁極分の回転が完了した状態を示す図である。 図7に示すB-B線に沿った断面を示す図である。 本発明の第2の実施形態による操作装置の一例を示す斜視図である。 図10に示すスライダ操作装置を分解して示す図である。 図10に示すスライド操作装置においてスライダが操作されていない状態を示す図である。 図12に示す状態からスライダを操作した状態を示す図である。 図13に示す状態からさらにスライダを操作した状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるダイヤル操作装置で用いられる可動磁石の一例を説明するための図である。 図15に示す可動磁石の動きを説明するための図である。 本発明の第3の実施形態によるダイヤル操作装置で用いられる可動磁石の他の例を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態による操作装置において可動磁石の動きを説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態による回転操作装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による操作装置を備える電子機器の1つである撮像装置の外観を示す図である。そして、図1(a)は正面から見た状態を示す斜視図であり、図1(b)は背面から見た状態を示す斜視図である。なお、図示の撮像装置は、例えば、デジタル一眼レフカメラ(以下単にカメラと呼ぶである。
図1(a)において、カメラ100には、撮像開始のスイッチであるシャッター釦70が備えられている。そして、カメラ100の前面には、着脱可能な撮影レンズユニット(図示せず)が取り付けられるレンズマウント部60が設けられている。シャッター釦70の押下によって、撮影レンズユニットを介して光学像が撮像素子(図示せず)に結像して、撮像素子から光学像に応じた画像が得られる。
図1(b)において、カメラ100の背面部には電源のオンおよびオフを行うための電源スイッチ10が配置されている。カメラ100には着脱可能なバッテリーユニット(図示せず)が装着されており、電源スイッチ10のオンによってバッテリーユニットから給電が行われてカメラ100が動作を開始する。
カメラ100において背面上部にはファインダ80が配置されており、ファインダ80には撮像される領域(撮像領域)が表示される。背面中央には表示部20が備えられており、当該表示部20は、例えば、TFT又は有機ELを用いた表示装置であって、ユーザーは表示部20によって撮影画像および各種設定項目を確認することができる。
カメラ100には、各種ボタンに加えて、例えば、メインダイヤル装置30、モードダイヤル装置40、およびサブダイヤル装置50などの操作装置(以下第1の実施形態においてダイヤル操作装置と呼ぶ)が備えられている。そして、ダイヤル操作装置は時計回りおよび反時計回りに回転可能であり、ダイヤル操作装置の回転操作によって、例えば、シャッター速度および絞り値など各種設定値を設定することができる。
図2は、図1に示すダイヤル操作装置の1つであるサブダイヤル装置の一例を示す斜視図である。また、図3は図2に示すサブダイヤル装置を分解して示す斜視図である。そして、図4は図3に示すサブダイヤル装置の構成を説明するための図であり、図4(a)は上面図、図4(b)は図4(a)に示すA‐A線に沿った断面図である。さらに、図5は図4に示すサブダイヤル装置におけるクリック感の付与を説明するための図であり、図5(a)は図4に示す多極磁石を示す図、図5(b)は可動磁石を示す斜視図である。
図2~図5を参照して、サブダイヤル装置50は、ユーザーによって操作されるダイヤル操作部(回転操作部材)501を備えている。そして、当該ダイヤル操作部501は回転軸50aを中心として回転可能である。ダイヤル操作部501には、指による回転操作がしやすいようにその円周面には円周方向に沿って凹凸形状が形成されている。ダイヤル操作部50の中央にはセット釦51が配置され、当該セット釦51を押し下げることによって変更した設定値の決定等を行うことができる。ダイヤル操作部501の裏面側にはダイヤル保持部材502が配置され、ダイヤル保持部材502に磁石保持部材503が締結される。これによって、ダイヤル操作部501はダイヤル保持部材502に回転可能に保持される。
磁石保持部材503には、シールド部材508および多極磁石505が配置される。ユーザーによってダイヤル操作部501が回転操作されると、多極磁石505が一体となって回転する。
図5(a)に示すように、多極磁石505はリング形状に成形されており、円周方向に沿ってS極およびN極が交互に配置され、これら複数の磁極は回転軸50aの方向に着磁されている。図示の例では、多極磁石505は等間隔で20極の磁極を備えているが、磁極の間隔および極数は図示の例に限定されない。
シールド部材508は磁性体であって、磁石保持部材503と多極磁石505との間に配置される。シールド部材508によって、多極磁石505からの磁束がダイヤル操作部501の側に漏れるのを防ぐことができる。また、シールド部材508は外部から流入する磁界ノイズを防磁して、後述する回転検知の際の磁界ノイズの影響を抑える。
ダイヤル操作部501およびセット釦51の下部には検知基板506が配置されており、検知基板506によってダイヤル操作部501の操作量が検知される。
図4(b)に示すように、検知基板506上にはホールIC506aが配置され、当該ホールIC506は多極磁石505に対向する。そして、ホールIC506aによって多極磁石505の磁束密度を検知して、当該検知結果に応じてダイヤル操作部501の回転方向および極数に応じた回転ステップ量を得ることができる。
なお、ホールIC506aと多極磁石505とは接触しておらず、磁界が検知可能な範囲でクリアランス(間隙)が設定されている。
検知基板506上にはセット釦検知部506bが設けられており、当該セット釦検知部506bは弾性部材で成形されて、セット釦51の下端に接触している。そして、セット釦51が押下げられるとセット釦検知部506bが変形して、検知基板506に形成されたパターンの導通によって、セット釦51の押下が検知される。
図5(b)に示す可動磁石(可動部)507はクリック感を付与するための磁石であって、回動可能にダイヤル基部504に保持される。可動磁石507は少なくとも2極の磁極を有している。図示の例では、可動磁石507には2個の磁石によって第1の磁極面(第1の磁極部)507aおよび第2の磁極面(第2の磁極部)507bが規定されている。
図4(b)に示すように、可動磁石507は多極磁石505の近傍にその着磁面が対向する向きに配置され、可動磁石507と多極磁石505との磁極の組み合わせに応じて多極磁石505と可動磁石507とには吸着力(吸引力)又は反発力が生じる(吸着力および反発力は作用力である)。
図6は、図3に示すサブダイヤル装置においてダイヤル操作部が操作される前の状態を示す図である。また、図7は、図3に示すサブダイヤル装置においてダイヤル操作部を操作中の状態を示す図である。さらに、図8は、図3に示すサブダイヤル装置においてダイヤル操作部を操作して1磁極分の回転が完了した状態を示す図である。
図6~図8を参照して、ユーザーがダイヤル操作部501を操作した際のクリック感の発生について説明する。なお、図6~図8においては、ダイヤル操作部501を回転操作した際の多極磁石505と可動磁石507およびホールIC506aの位置関係が模式的に示されている。そして、ハッチングを施した部分がN極、中抜き(白地)の部分がS極を示す。
図6では、ダイヤル操作部501が操作されていない安定状態が示されており、多極磁石505のS極と可動磁石507の第1の磁極面507aであるN極とが対向して、互いに吸着力が作用している。この際、多極磁石505と可動磁石507との間には空隙が存在し、互いに接触していない。また、第2の磁極面507bであるN極の近傍には多極磁石505のN極が位置して、互いに反発力が生じる。
よって、多極磁石505と可動磁石507との位置関係は図6に示す状態で安定し、多極磁石505と第1の磁極面507aとの吸着によって、ダイヤル操作部501を静止する力が作用する。図示の例では、安定した静止力を得るため、第1の磁極面507aと多極磁石505との重畳面積は、第2の磁極面507bと多極磁石505の重畳面積の7倍以上に設定される。なお、第2の磁極面507bと多極磁石505とは重畳しなくてもよい。
図6に示す状態から、ユーザーがダイヤル操作部501を時計回り(CW)方向に回転させると、図7に示す状態に移行する。ユーザーによる回転操作によって多極磁石505のS極と可動磁石507の第1の磁極面507aであるN極との吸着が引き離される。続いて、多極磁石505がCW方向に回転することによって、多極磁石505のN極が第1の磁極面507aであるN極に近づき反発力が生じ始める。
一方、第2の磁極面507bのN極には、多極磁石505のS極が近づくので吸着力が生じ始める。図7に示す状態は不安定な状態であり、上述の吸着力および反発力によって、図8に示す状態に遷移する方向に力が生じている。
図6に示す状態から図8に示す状態に遷移する過程において、第2の磁極面507bと多極磁石505との重畳面積は、第1の磁極面507aと多極磁石505との重畳面積を上回って、図6に示す状態からその重畳面積の大小は逆転する。
図7に示す状態からさらに回転操作を続けると、図8に示す状態に移行する。この状態では多極磁石505のS極と可動磁石507の第2の磁極面507bであるN極とが対向しており吸着力が働く。図6に示す状態と同様に多極磁石505と可動磁石507とは接触していない。また、第1の磁極面507aであるN極の近傍には多極磁石505のN極が位置して互いに反発力が生じる。
よって、図6に示す状態から1磁極分、つまり、18度回転した状態である図8においてはダイヤル操作部501の回転を静止させる力が働く。そして、図6に示す状態と同様に、第2の磁極面507bと多極磁石505との重畳面積は、第1の磁極面507aと多極磁石505との重畳面積の7倍以上に設定される。なお、第1の磁極面507aと多極磁石505とは重畳しなくてもよい。
ユーザーによる回転操作によって、図6~図8に示す状態に移行する間に、第1の磁極面507aと多極磁石505との吸着が引き離された後、ダイヤル操作部501には1磁極分(18度)回転した位相に引き寄せられる力が働く。これによって、ユーザーはダイヤル操作部501を回転操作する際に、1磁極ステップ毎にクリック感を得ることができ、より直感的な回転操作が可能となる。ダイヤル操作部501が反時計回り(CCW)方向に操作された場合には、図8~図6に示す順序で状態が遷移して、同様にしてクリック感を得ることができる。
ところで、図6に示すように、可動磁石507の第1の磁極面507aおよび第2の磁極面507bの幅Wは多極磁石505の1磁極分の幅と略同一に設定される。これによって、ダイヤル操作部501を操作した際により遊びの少ないクリック感をユーザーに提供することができる。幅Wが多極磁石505の1磁極分の幅より短い場合、ダイヤル操作部501を操作し始めてからクリック感が得るまでの余裕(時間)が大きくなってしまう。
また、図6~図8に示す状態まで多極磁石505と可動磁石507とは着磁平面と略平行方向に互いに接触することなく、吸着力および反発力によってクリック感を付与する。このように、非接触でクリック感を付与することによって、繰り返し操作を行っても摩耗しづらく耐久性の高いダイヤル操作装置を構成することができる。
図6~図8に示すように、ダイヤル操作中において、多極磁石505と可動磁石507とは常にいずれかの磁極面が重畳して、吸着力又は反発力が生じ相互に力が働いている。これによって、ダイヤル操作感が操作中に失われることはなく、安定してクリック感を付与することができる。
図9は、図7に示すB-B線に沿った断面を示す図である。
ここで、図9を参照して、可動磁石507の回動軸の配置について説明する。図6~図8で説明したように、可動磁石507はリング形状の多極磁石505に略重畳した状態から当該リング形状の内側までの範囲で回動する。可動磁石507の回動軸には、回動を行うため微小な嵌合ガタが設けられている。よって、図6から図7に示す状態に遷移する際、図9に示すように、多極磁石505と可動磁石507との反発力によって可動磁石507には傾きが生じる。
回動軸がリング形状の内側に配置されることによって、可動磁石507はリング形状の内側が低くなるように傾き、反発力によって可動磁石507には所望の方向(破線矢印)に移動させる力が働く。
なお、図示の例では、可動磁石507がリング形状の内側に向かって回動を繰り返す状態が示されているが、外側に回動する形態も可能であり、その場合には回動軸も同様にリング形状の外側に配置することが望ましい。
本発明の第1の実施形態では、回転軸50aに対してスラスト方向に着磁された多極磁石505と可動磁石507とによってクリック感を付与するようにしたが、着磁方向については、例えば、ラジアル方向に着磁するようにしてもよい。また、多極磁石505の回転軸50aと可動磁石507の回動軸とを同一方向としたが、同一方向に限定されず、例えば、90度回転した配置とするようにしてもよい。
このように、本発明の第1の実施形態では、サブダイヤル装置などの操作装置において、回転操作の際にクリック感を付与しつつ小型でかつ耐久性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態による操作装置の一例について説明する。
図10は、本発明の第2の実施形態による操作装置の一例を示す斜視図である。また、図11は図10に示すスライダ操作装置を分解して示す図であり、図11(a)は多極磁石を示す図、図11(b)は可動磁石を示す図である。
前述の第1の実施形態においては、操作装置としてダイヤルを用いたダイヤル操作装置について説明した。一方、第2の実施形態において、回転操作の代わりにスライド操作を用いた操作装置(以下第2の実施形態においてスライド操作装置と呼ぶ)について説明する。
なお、スライド操作装置は、例えば、デジタルカメラなどの撮像装置で用いられ、前述のダイヤル操作装置と同様に各種設定を行う際などに用いられる。また、第2の実施形態においてもスライド操作量は、ホールICによって検知される。
スライダ操作装置は、スライダ保持部材901を有しており、スライダ保持部材901にはスライダ902が実線矢印方向に移動可能(スライド移動可能)に保持されている。スライダ902にはユーザーがスライダ902をスライド操作する際に用いるスライド操作形状部902aが形成されている。そして、スライダ902には、多極磁石903が一体的にスライドするように固定されている。スライド操作形状部902aにはユーザーが操作する際に、指が滑りづらくなるように凹凸が形成されている。
図11(a)に示すように、多極磁石903はスライダ902の移動方向に沿ってS極およびN極が交互配列されるように着磁されている。図示の例では、多極磁石903は10つの磁極を有しているが、磁極の間隔および磁極数はこの例に限定されない。
スライダ保持部材901には回動軸901bを中心として可動磁石904が回動可能に保持されている。そして、スライダ保持部材901には可動磁石904の回動範囲を規制するストッパー形状部(規制部材)901aが設けられている。可動磁石904は第1の磁極面904aおよび第2の磁極面904bを有している。
可動磁石904は多極磁石903に対する吸着力および反発力によってクリック感を付与するための磁石である。なお、第1の実施形態で説明した可動磁石507はN極を2面有していたが、図示の例では可動磁石904はS極およびN極を備えている。
図10に示すように、可動磁石904は多極磁石903の近傍にその着磁面が対向する向きで配置されており、互いの磁極の組み合わせに応じて多極磁石903と可動磁石904とには吸着力および反発力が生じる。
図12は図10に示すスライド操作装置においてスライダが操作されていない状態を示す図である。図13は図12に示す状態からスライダを操作した状態を示す図である。また、図14は図13に示す状態からさらにスライダを操作した状態を示す図である。
図12においては、多極磁石903のS極と可動磁石904の第1の磁極面904aであるN極が対向しており、互いに吸着力が作用している。また、第2の磁極面904bであるS極の近傍には多極磁石903のS極が位置しており、互いに反発力が生じている。よって、多極磁石903と可動磁石904との位置関係は図12に示す状態で安定し、多極磁石903と第1の磁極面904aの吸着によって、スライダ902を図12に示す状態に留める力が生じる。
図12に示す状態から、図中左方向にスライダ902をスライド操作すると、図13に示す状態に移行する。ユーザーの操作によって多極磁石903のS極と可動磁石904の第1の磁極面904aであるN極との吸着は引き離される。続いて、第1の磁極面904aのN極に多極磁石903のN極が近づき、反発力によって可動磁石904は破線矢印で示す方向に回転する。
この際、破線矢印で示す方向と反対の方向に回動したとしても、可動磁石904はストッパー形状部901aに突き当たるので、破線矢印で示す方向と反対の方向への回動は規制される。
このように、ストッパー形状部901aによって、可動磁石904が誤った方向に移動することを規制して、確実にクリック感を付与することができる。
図13に示す状態は不安定な状態であり、上述の反発力および吸着力によって、図14に示す状態に移行する力が作用している。
さらにスライド操作を続けると、図13に示す状態から図14に示す状態に移行する。ここでは、多極磁石903のN極と可動磁石904の第2の磁極面904bであるS極とが近接して吸着力が生じる。また、第1の磁極面904aであるN極は多極磁石903のN極に近接しており、互いに反発力が生じる。これらの吸着力および反発力によって、図12に示す状態から幅S2分移動した位置に静止させる力が作用する。
ユーザーのスライド操作によって、図12~図14に示す状態に順次移行することによって、多極磁石903と第1の磁極面904aとを引き離す反力が作用した後、多極磁石903と第2の磁極面904bによる吸着力が作用する。
これによって、ユーザーはスライド操作形状部902aに触れて操作する際に、予め設定した間隔毎にクリック感を得ることができ、より直感的にスライド操作を行うことができる。なお、スライド操作形状部902aを逆方向に操作した場合には、図14~図12に示す状態で遷移してクリック感を得ることができる。
上述の第2の実施形態では前述の幅S2と磁極の幅S1とは同一ではなく、クリック感が生じる間隔は変更可能であって、第1の実施形態で説明したように1磁極分には限定されない。
なお、第2の実施形態では、水平方向のスライド操作について説明したが、例えば、湾曲したレールに沿って操作部材を緯度させるようにしてもよい。
このように、本発明の第2の実施形態では、スライド操作装置などの操作装置において、スライド操作の際にクリック感を付与しつつ小型でかつ耐久性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態による操作装置の一例について説明する。なお、第3の実施形態における操作装置は、第1の実施形態と同様のダイヤル操作装置である。
図15は、本発明の第3の実施形態によるダイヤル操作装置で用いられる可動磁石の一例を説明するための図である。そして、図15(a)は斜視図であり、図15(b)は上側から見た図である。
第1の実施形態で説明したように、可動磁石607は回動可能に保持される。可動磁石607の両端部にはそれぞれ第1の磁極面607aおよび第2の磁極面607bが形成されている。第1の実施形態と同様に、第1の磁極面607aと第2の磁極面607bにおいて多極磁石505と対向する面にはN極が着磁される。
第1の磁極面607aはその両端にそれぞれ形成された傾斜部607a1および607a2と平面部607a3とを有している。平面部607a3は可動磁石607の回転軸に対して垂直な面であり、傾斜部607a1および607a2は可動磁石607の回転軸に対して所定の角度傾いている。なお、傾斜角度ついては後述する。
傾斜部607a1の幅w1と傾斜部607a2の幅w2とし互いに等しく、平面部607a3の幅はw3で示される。
第2の磁極面607bは第1の磁極面607aと同様の形状を有しており、ここでは、第2の磁極面607bは傾斜部607b1および607b2と平面部607b3とを有している。そして、傾斜部607b1のw1と傾斜部607b2のw2とは互いに等しい。
図16は、図15に示す可動磁石の動きを説明するための図である。そして、図16(a)は可動磁石が安定的な位置に静止した状態を示す図であり、図16(b)は図16(a)に示すC-C線に沿った断面図である。また、図16(c)は図16(a)に示す状態からCW方向に多極磁石が回転した状態を示す図であり、図16(d)は図16(c)に示すD-D線に沿った断面図である。図16(e)は可動磁石の受ける力と移動方向の関係を示す図である。さらに、図16(f)は図16(c)に示す状態からCW方向に多極磁石が回転したさらに状態を示す図であり、図16(g)は図16(f)に示すE-E線に沿った断面図である。
図16(a)において、多極磁石505のS極と可動磁石607の第1の磁極面607a(N極)とが向かい合っている。なお、図16(a)において、第1の磁極面607aの磁極(N極)は多極磁石505と対向する面が透過した状態で示されている。この状態では、第1の磁極面607aの傾斜部607a1および平面部607a3の磁力線(図示せず)は多極磁石505のS極に向かう。よって、可動磁石607と多極磁石505との間に引力が生じて安定した状態となる。
図16(c)において、第1の磁極面607aの傾斜部607a1と多極磁石505のN極が対向する状態となる。この状態では、傾斜部607a1から面の法線方向(矢印N)に磁力線が生じる。このため、第1の磁極面607aと多極磁石505のN極との間で反発力が生じて、可動磁石607は矢印Nと反対方向に力を受ける。
可動磁石607の移動方向を矢印Rで示すと、図16(e)に示すように、矢印Nと矢印Rとのなす角ANは鈍角となる。このため、可動磁石607が受ける力は矢印R方向の成分を含んでおり、可動磁石607を矢印R方向に回転させる力が作用する。
第1の実施形態で説明したように、第1の磁極面507aが多極磁石505と完全に平行となる場合には、磁極の反発力によって可動磁石507が動き出すタイミングで所望の方向とは逆の方向に回転してしまう可能性がある。この場合、第2の着磁面507bによる吸着ができなくなって、所望のクリック感を発生させることができない。
このため、ストッパーなどを設けて可動磁石507の回転方向を所望の方向のみに規制すると、ストッパーと可動磁石507とが衝突するので、音響の発生および耐久性の低下などが起こる。
そこで、第3の実施形態では、可動磁石607の第1の磁極面607aに、面の法線方向が可動磁石607の移動方向と鈍角をなす傾斜部607a1を形成する。これによって、可動磁石607が反発力によって回転する際に確実に所望の方向に可動磁石607を回転動作させることができる。この結果、音響の発生および耐久性の低下を防止して良好なクリック感を得ることができる。
図16(f)においては、可動磁石607が回転を開始し、第1の磁極面607aと多極磁石505のN極との間には引き続き反発力が作用する。一方、第2の磁極面607bと多極磁石505のS極の間には吸着力が作用する。多極磁石505がCW方向に回転すると、第1の実施形態と同様に可動磁石607の第2の磁極面607bが多極磁石505のS極と吸着する。そして、第1の磁極面607aが多極磁石505と対向しない位置まで可動磁石607は回動して安定した状態となる。この過程において、第1の実施形態と同様にしてクリック感を得ることができる。
第1の磁極面607aの傾斜部607a1および607a2は、前述のようにその幅w1と幅w2とが等しく、さらにその傾きも同一である。このため、例えば、図16(a)の状態から図16(b)とは逆方向(CCW方向)に多極磁石505が回転した場合においても、上述した動作と同様に可動磁石607を所定の方向に確実に回転させて、良好なクリック感を得ることができる。
さらに、第1の磁極面607aと第2の磁極面607bは同一形状であるので、第2の磁極面607b側が多極磁石505と対向する位置にある状態から多極磁石505を回転させた場合でも同様にクリック感を得ることができる。
図15(b)に示すように、平面部607a3の幅w3は傾斜部607a1の幅w1および傾斜部607a2の幅w2よりも大きい。ここで、幅w3をゼロとして、第1の磁極面607aの全面を斜面としても上述の効果は得られる。ところが、斜面によって多極磁石505の磁極面と直交する方向の成分において磁力が減少するので、クリック感が弱くなってしまう懸念がある。
そこで、上述のように、傾斜部607a1および607a2を第1の磁極面607aの両端部に所定の幅で形成して、残りの部分を多極磁石505と平行な平面部607a3とする。これによって、クリック感の減少を最小限に抑えつつ、可動磁石607の逆転を防止して良好なクリック感を得ることができる。なお、可動磁石607の形状については、傾斜部を形成することに限定されない。
図17は、本発明の第3の実施形態によるダイヤル操作装置で用いられる可動磁石の他の例を説明するための図である。そして、図17(a)は上方から見た図であり、図17(b)は図17(a)に示すF-F線に沿った断面図である。
図17(a)において、可動磁石707の両端部にはそれぞれ第1の着磁面707aおよび第2の着磁面707bが形成される。そして、その着磁面に段差部707a1および段差部707a2と段差部707b1および段差部707b2とを設けるようにしてもよい。この場合、第1の着磁面707aおよび第2の着磁面707bともにN極である。
図17(b)に示すように、段差部707b1の存在によって、第2の着磁面707bの近傍における磁界は、段差の方向と直交する矢印P方向の成分を有する。これによって、段差部707b1が多極磁石(図示せず)のN極と対向した際には、矢印Pの反対方向、つまり、可動磁石707が回動する矢印R方向の力を受けることになる。
このように、斜面の代わりに段差を設けるようにしても、上述の効果を得ることができる。
上述のように、本発明の第3の実施形態においても、ダイヤル操作装置において、回転操作の際にクリック感を付与しつつ小型でかつ耐久性を向上させることができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態による操作装置の一例について説明する。
図18は、本発明の第4の実施形態による操作装置において可動磁石の動きを説明するための図である。そして、図18(a)は多極磁石と可動磁石との関係を上方から示す図であり、図18(b)は多極磁石と可動磁石との関係を側方から示す図である。そして、図18(c)は可動磁石を上方から示す図であり、図18(d)は可動磁石を側方から示す図である。
図示の例では、12つの磁極を有する多極磁石805と、所定の軸に沿って往復運動する可動磁石807とを用いてクリック感を発生させる。可動磁石807は、図中、矢印Tの方向および矢印Tと反対方向にのみ移動可能である。
可動磁石807の一端には多極磁石805と対向する面に第1の着磁面807a(N極)が形成され、他端には第2の着磁面807b(S極)が形成されている。図18(a)に示す状態では、多極磁石805のS極と第1の着磁面807a(N極)とが吸着して安定した状態にある。この状態からCW方向に多極磁石805が回転すると、多極磁石805のN極と第1の着磁面807aとが反発し、可動磁石807は矢印Tの方向に移動する。同時に、第2の着磁面807bと多極磁石805のN極が吸着し始めるので、可動磁石807は矢印T方向に引き寄せられる。
このようにして、多極磁石805が1磁極分回転すると、上述した例と同様に反発力と吸着力によってクリック感が発生する。
図18(c)に示すように、第1の着磁面807aおよび第2の着磁面807bにはそれぞれ斜面部807a1および807a2と斜面部807b1および807b2が形成されている。斜面部807a1および807a2は同一の方向を向いており、その法線方向の矢印Nと可動磁石807の移動方向の矢印Tとがなす角は鈍角になるように傾けられる。
このため、図18(a)に示す状態から多極磁石805が回転すると、可動磁石807に作用する反発力は矢印T方向の成分を有することになって、確実に可動磁石807を所望の方向(矢印T)に移動させることができる。
さらに、斜面部807b1および807b2は矢印Tと反対方向のベクトルに対して鈍角となる法線を有する斜面とされる。これによって、第2の着磁面807bが多極磁石805と対向する状態から多極磁石805が回転した際においても、可動磁石807を所望の方向(矢印Tと反対の方向)に移動させることができる。
斜面部807a1、807a2、807b1、および807b2は傾きの方向を除いてその形状は同一である。そして、斜面部807a1および807a2の間には平面部807a3が形成され、斜面部807b1および807b2の間には平面部807b3が形成されている。このため、多極磁石805の回転方向は可動磁石807の位置に拘わらず、同等のクリック感を生成することができる。さらには、クリック感の減少を防止しつつ、確実に可動磁石807を所望の方向に移動させることができる。
このように、可動磁石807を往復動させてクリック感を発生させるようにしても、可動磁石807の移動方向ベクトルに対して鈍角となる向きに可動磁石807の着磁面を傾ければ、確実にクリック感を生成させることができる。
上述のように、本発明の第4の実施形態においても、クリック感を付与しつつ小型でかつ耐久性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
501 ダイヤル操作部
502 ダイヤル保持部材
503 磁石保持部材
504 ダイヤル基部
505 多極磁石
506 検知基板
506a ホールIC
507 可動磁石
507a,507b 磁極面
508 シールド部材

Claims (14)

  1. ユーザーによって操作される操作部材と、
    前記操作部材に固定され複数の磁極を有する磁石と、
    第1の磁極部と第2の磁極部を備え、前記磁石に対して移動可能に配置された可動部と、を有し、
    前記磁石と前記第1の磁極部との間に吸引力が作用した状態で前記操作部材が操作された際に、前記可動部の移動によって前記磁石と前記第1の磁極部との間に作用する吸引力が減少すると共に前記磁石と前記第2の磁極部との間に吸引力が作用するように、前記第1の磁極部と前記第2の磁極部が前記可動部に設けられていることを特徴とする操作装置。
  2. 前記操作部材は所定の回転軸を中心として回転可能に保持されており、
    前記磁石は、前記回転軸を中心軸として前記操作部材と一体的に回転するリング状の磁石であり、その円周方向に沿って形成された前記複数の磁極を有することを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記可動部を回転可能に保持する第1の保持部材を有し、
    前記可動部は、前記第1の磁極部と前記第2の磁極部が前記磁石と対向するよう前記第1の保持部材に保持されていることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記可動部は、前記回転軸と直交する平面内を回転可能に前記第1の保持部材に保持されていることを特徴とする請求項3に記載の操作装置。
  5. 前記操作部材は所定の方向にスライド移動可能に保持されており、
    前記磁石は、前記操作部材の移動方向に沿って形成された前記複数の磁極を有することを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  6. 前記可動部を回転可能に保持する第2の保持部材を有し、
    前記可動部は、前記第1の磁極部と前記第2の磁極部が前記磁石と対向するよう前記第2の保持部材に保持されていることを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
  7. 前記第2の保持部材は、前記可動部の回転範囲を規制する規制部を有することを特徴とする請求項6に記載の操作装置。
  8. 前記可動部は、前記操作部材のスライド移動方向と平行な平面内を回転可能に前記第2の保持部材に保持されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の操作装置。
  9. 前記第1の磁極部および前記第2の磁極部と前記磁石との間には所定の間隙が設けられていることを特徴とする請求項4又は8に記載の操作装置。
  10. 前記第1の磁極部と前記第2の磁極部はそれぞれ、着磁面における磁界の方向と前記可動部の移動方向とが鈍角をなす部分を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の操作装置。
  11. 前記第1の磁極部と前記第2の磁極部はそれぞれ傾斜部を有し前記傾斜部の面の法線方向が前記磁石の移動方向鈍角をなすことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の操作装置。
  12. 前記第1の磁極部と前記第2の磁極部はそれぞれ、前記可動部の移動方向に対して直交する方向に段差が形成された段差部を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の操作装置。
  13. 前記第1の磁極部と前記第2の磁極部の各々の傾斜部の傾斜面は、前記各々の傾斜面の法線が前記可動部の移動方向に対して鈍角をなす方向に形成された面であることを特徴とする請求項11に記載の操作装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の操作装置と、
    前記操作部材の操作に応じた設定を行う設定手段と、を有することを特徴とする電子機器。
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