JP7241323B2 - 透光性部材及び光源システム - Google Patents

透光性部材及び光源システム Download PDF

Info

Publication number
JP7241323B2
JP7241323B2 JP2021542679A JP2021542679A JP7241323B2 JP 7241323 B2 JP7241323 B2 JP 7241323B2 JP 2021542679 A JP2021542679 A JP 2021542679A JP 2021542679 A JP2021542679 A JP 2021542679A JP 7241323 B2 JP7241323 B2 JP 7241323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
translucent member
light source
ceramic layer
main surface
ceramic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021542679A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021039304A1 (ja
Inventor
寛至 櫻木
智和 楠
栄太郎 松居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2021039304A1 publication Critical patent/JPWO2021039304A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7241323B2 publication Critical patent/JP7241323B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B18/00Layered products essentially comprising ceramics, e.g. refractory products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/04Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
    • C23C4/10Oxides, borides, carbides, nitrides or silicides; Mixtures thereof
    • C23C4/11Oxides
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V3/00Globes; Bowls; Cover glasses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V3/00Globes; Bowls; Cover glasses
    • F21V3/04Globes; Bowls; Cover glasses characterised by materials, surface treatments or coatings
    • F21V3/10Globes; Bowls; Cover glasses characterised by materials, surface treatments or coatings characterised by coatings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本開示は、一般に、透光性部材及び光源システムに関し、より詳細には、構造体を備える透光性部材、及びそれを備える光源システムに関するものである。
従来、透光性部材として、例えば、ガラス板やアクリル板にフィルムを貼ったリアプロジェクタ用のスクリーンが知られている(特許文献1)。
透光性部材(例えば、リアプロジェクタ用のスクリーン)では、光源(例えば、プロジェクタ)が消灯されているときに、透光性部材を通して光源が透けて見えないことが望まれることがあった。
実用新案登録第3206150号公報
本開示の目的は、光源からの光を透過させることができ、かつ、光源が消灯されているときに光源が透けて見えるのを抑制可能な透光性部材及び光源システムを提供することにある。
本開示に係る一態様の透光性部材は、構造体と、セラミック層と、コーティング層と、を備える。前記構造体は、第1主面及び第2主面を有する。前記構造体は、透光性を有する。前記セラミック層は、前記構造体の前記第1主面上に設けられている。前記セラミック層は、複数のセラミック粒子を含む。前記セラミック層は、透光性を有する。前記セラミック層は、可視光を散乱する散乱構造を有する。前記コーティング層は、前記セラミック層を覆っており、透光性を有する。
本開示に係る別の一態様の透光性部材は、構造体と、セラミック層と、を備える。前記構造体は、第1主面及び第2主面を有する。前記構造体は、透光性を有する。前記セラミック層は、前記構造体の前記第1主面上に設けられている。前記セラミック層は、複数のセラミック粒子を含む。前記セラミック層は、透光性を有する。前記セラミック層は、可視光を散乱する散乱構造を有する。前記構造体の材料は、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂を含む。
本開示に係る一態様の光源システムは、前記透光性部材と、光源と、を備える。前記光源は、前記透光性部材における前記構造体の前記第2主面側に配置されている。前記光源は、前記構造体の前記第2主面へ光を照射可能である。
本開示に係る別の一態様の光源システムは、透光性部材と、光源と、を備える。前記透光性部材は、構造体と、セラミック層と、を備える。前記構造体は、第1主面及び第2主面を有する。前記構造体は、透光性を有する。前記セラミック層は、前記構造体の前記第1主面上に設けられている。前記セラミック層は、複数のセラミック粒子を含む。前記セラミック層は、透光性を有する。前記セラミック層は、可視光を散乱する散乱構造を有する。前記光源は、前記透光性部材における前記構造体の前記第2主面側に配置されている。前記光源は、前記構造体の前記第2主面へ光を照射可能である。
図1は、実施形態1に係る透光性部材の断面図である。 図2は、同上の透光性部材における構造体の第2主面に入射する可視光の進行経路の模式図である。 図3は、同上の透光性部材における構造体の第2主面に入射した可視光の、散乱構造での散乱の説明図である。 図4は、同上の透光性部材におけるセラミック層に入射する可視光の進行経路の模式図である。 図5は、同上の透光性部材におけるセラミック層に入射した可視光の、散乱構造での散乱の説明図である。 図6Aは、同上の透光性部材を備える光源システムに関し、光源が消灯している状態での斜視図である。図6Bは、同上の透光性部材を備える光源システムに関し、光源が点灯している状態の一例を示す斜視図である。 図7は、実施形態2に係る透光性部材の断面図である。 図8は、同上の透光性部材における散乱構造及びコーティング層の説明図である。
下記の実施形態等において説明する図1~8は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態1)
(1)概要
以下では、実施形態1に係る透光性部材1について図1~6Bに基づいて説明する。
透光性部材1は、可視光を透過する部材である。可視光の波長域は、例えば、380nm~780nmである。
透光性部材1は、図1に示すように、構造体2と、セラミック層3と、を備える。構造体2は、第1主面21及び第2主面22を有する。構造体2は、透光性を有する。セラミック層3は、構造体2の第1主面21上に設けられている。セラミック層3は、図2~5に示すように、複数のセラミック粒子33を含む。セラミック層3は、透光性を有する。セラミック層3は、可視光を散乱する散乱構造35を有する。
透光性部材1は、例えば、図2、4、6A及び6Bに示すように、光源7とともに光源システム100に用いられる。図2~5中の矢印は、可視光の進行方向を模式的に示している。
光源システム100は、透光性部材1と、光源7と、を備える。透光性部材1は、使用状態において、例えば、構造体2の第2主面22と対向し構造体2から離れて配置される光源7からの可視光が入射されることを想定している。言い換えれば、透光性部材1は、光源7の光出射方向において光源7を覆うように配置されることを想定している。
透光性部材1は、例えば、リアプロジェクタ用スクリーン、建材、什器、ディスプレイパネル、照明用パネル等であるが、これらに限らない。建材は、例えば、壁材、天井材等を含む。什器は、例えば、机、ステージ等である。光源システム100は、リアプロジェクタ用スクリーンとプロジェクタとを含むリアプロジェクタシステムに限らず、例えば、ディスプレイ、間接照明等であってもよい。
光源7は、構造体2の第1主面21と第2主面22とのうち第2主面22側において第2主面22から離れて配置される。光源7は、例えば、プロジェクタ、LED(Light Emitting Diode)、レーザ、照明装置等であるが、これらに限らない。
透光性部材1では、光源7が点灯している状態において、構造体2の厚さ方向においてセラミック層3側から見て光源7からの光を視認することができる。
透光性部材1では、光源7が消灯している状態において、構造体2の厚さ方向においてセラミック層3側から見て透光性部材1を通して光源7が透けて見えない。「透けて見えない」とは、例えば人が裸眼又はコンタクトレンズを装着した状態又は眼鏡をかけた状態で透光性部材1を通して光源7を視認できないことを意味する。
(2)透光性部材
透光性部材1は、上述のように、構造体2と、セラミック層3と、を備える。透光性部材1は、透光性を有する。透光性部材1に関して「透光性を有する」とは、透光性部材1における構造体2の第2主面22に入射する可視光に対する全光線透過率(可視光域における全光線透過率)が5~30%であることが好ましく、5~20%であるのがより好ましい。全光線透過率の測定法としては、例えば、ISO 13468-1で規定されている測定法を採用することができる。
構造体2は、例えば、平板状であるが、これに限らない。構造体2の厚さは、例えば、500μm~10cmであるが、これに限らない。構造体2は、その厚さ方向から見て矩形状であるが、これに限らず、例えば、三角形状、円形状等であってもよい。ここで、「矩形状」とは、直角四辺形を意味し、長方形だけに限らず、正方形を含む。構造体2は、可撓性を有していてもよい。
構造体2の第1主面21及び第2主面22は、構造体2の厚さ方向に交差する面であり、構造体2の厚さ方向において互いに離れている。
構造体2に関して、「透光性を有する」とは、可視光に対する全光線透過率が50%以上であることが好ましく、70%以上であるのがより好ましく、90%以上であるのが更に好ましい。
構造体2の材料は、例えば、樹脂、ガラス等である。ここにおいて、樹脂は、例えば、透光性及び耐熱性等の観点からポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂であるのが好ましいが、これらに限らず、例えば、ポリエチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエステル等であってもよい。また、ガラスは、無アルカリガラス、ソーダライムガラス、石英ガラス等であるが、これらに限らない。
セラミック層3は、構造体2の第1主面21上に設けられている。ここにおいて、セラミック層3は、構造体2の第1主面21上に直接設けられている。セラミック層3は、構造体2の第1主面21の全部に設けられているが、これに限らず、構造体2の第1主面21の少なくとも一部に設けられていればよい。
セラミック層3は、上述のように、複数のセラミック粒子33を含んでいる。セラミック層3における複数のセラミック粒子33の材料は、例えば、アルミナ、スピネル等であるが、これらに限らない。セラミック層3の透光性を向上させる観点では、複数のセラミック粒子33の材料は、アルミナであるのが好ましい。
セラミック層3は、溶射により形成されている。要するに、セラミック層3は、溶射皮膜である。セラミック層3を形成する際の溶射は、例えば、プラズマ溶射である。プラズマ溶射では、構造体2の材料が樹脂の場合、例えば、単位時間当たりに構造体2に向かって吹き付ける溶融物の量、プラズマガンと構造体2との距離等を制御することで、構造体2の温度を、ガラス転移温度を超えない温度に制御している。
透光性部材1では、複数のセラミック粒子33は、偏平状である。複数のセラミック粒子33の粒径は、例えば、10μm~300μm程度であり、複数のセラミック粒子33の粒径が、10μm以上100μm以下であれば、プラズマ溶射等の溶射により容易に形成することができる。また、複数のセラミック粒子33の厚さは、例えば、1μm~10μm程度である。
上述の複数のセラミック粒子33の粒径は、平均粒径である。複数のセラミック粒子33の平均粒径は、例えば、セラミック層3をその厚さ方向からSEM(Scanning Electron Microscope)によって観察して表面SEM画像を取得し、その表面SEM画像を画像処理して求めた複数のセラミック粒子33の粒径値を用いて算出される値である。「粒径値」は、表面SEM画像から得られるセラミック粒子33の最大長さであり、「平均粒径」は、所定数(例えば、50個)のセラミック粒子33の粒径値の平均値である。複数のセラミック粒子33は、その最大長さ方向が構造体2の第1主面21に沿った方向となるように配置されている。上述の複数のセラミック粒子33の厚さは、平均厚さである。複数のセラミック粒子33の平均厚さは、例えば、セラミック層3をその厚さ方向に沿って切断した試料の断面をSEMによって観察して取得した断面SEM画像を画像処理して求めた複数のセラミック粒子33の厚さ寸法を用いて算出される値である。「厚さ寸法」は、断面SEM画像においてセラミック粒子33の最大長さ方向に直交する方向における厚さである。
複数のセラミック粒子33は、構造体2の厚さ方向において隣り合う2つのセラミック粒子33の一部同士が重なっている。セラミック層3では、複数のセラミック粒子33の各々は、少なくとも1つの他のセラミック粒子33と結合されている。
セラミック層3は、複数の気孔34を含んでいる。つまり、セラミック層3は、複数のセラミック粒子33と、複数の気孔34と、を含んでいる多孔質層である。セラミック層3は、樹脂等のバインダを含んでいない。セラミック層3では、複数のセラミック粒子33と、複数のセラミック粒子33それぞれに隣り合う気孔34内の気体(例えば、空気)とで屈折率差がある。セラミック層3は、可視光を散乱する散乱構造35を有する。セラミック層3では、散乱構造35は、セラミック粒子33と気孔34内の気体との界面を複数含んでいる。セラミック層3では、セラミック粒子33と気孔34内の気体との屈折率差に起因して、例えば、図3及び5に示すように、セラミック粒子33と気体との界面で、光の屈折、反射等の散乱が生じる。セラミック粒子33の材料は、上述のようにアルミナ、スピネル等である。アルミナの屈折率1.75~1.8程度である。また、スピネルの屈折率は、1.71~1.76程度である。
透光性部材1では、セラミック粒子33の屈折率と気孔34内の気体の屈折率との差が、セラミック粒子33と樹脂との屈折率差よりも大きいので、散乱構造35において、可視光を、より散乱させやすくなる。
また、セラミック層3の厚さは、一例として100μmであるが、これに限らない。セラミック層3の透光性を向上させる観点では、セラミック層3の厚さは、300μm以下であるのが好ましく、200μm以下であるのがより好ましい。セラミック層3における構造体2側とは反対側から見て構造体2の第2主面22側に位置している物体が透けて見えるのを抑制する観点から、セラミック層3の厚さは、70μm以上であるのが好ましい。ここにおいて、物体は、例えば、消灯状態の光源7である。光源7の消灯状態では、セラミック層3における構造体2側とは反対側から見て、セラミック層3は、人の眼には白く見える。
(3)光源システム
光源システム100は、透光性部材1と、光源7と、を備える。光源7は、透光性部材1における構造体2の第1主面21と第2主面22とのうち第2主面22側において第2主面22から離れて配置されている。光源7は、構造体2の第2主面22へ光を照射可能である。光源7から出射される光は、構造体2の第2主面22に直接入射される。
(4)機能
図2及び3では、光源7が点灯しているときに、光源7から出射された光の進行経路を矢印で模式的に示してある。図4及び5では、光源7が消灯しているときに、セラミック層3における構造体2側とは反対側からセラミック層3に入射する光の進行経路を矢印で模式的に示してある。
図2及び3に示すように、光源7が点灯しているときに、光源7から出射された光の一部は、構造体2を透過し、セラミック層3の散乱構造35で散乱される。
図4及び5に示すように、光源7が消灯しているときに、セラミック層3における構造体2側とは反対側からセラミック層3に入射する光の一部は、セラミック層3の散乱構造35で散乱される。
図6Aは、例えば、光源7としてプロジェクタを用いた場合の光源7に関して、光源7の消灯状態で、セラミック層3の表面に外光(例えば、屋内の照明器具からの光等)が入射している状態でのセラミック層3の見え方を模式的に示している。図6Bは、例えば、光源7としてプロジェクタを用いた場合の光源7に関して、光源7の点灯状態でのセラミック層3の見え方を模式的に示している。
図6Aのように光源7の消灯状態では、セラミック層3の表面側から人の眼で見てセラミック層3が白く見えるだけで光源7は見えない。したがって、図6Aの状態では、セラミック層3は、その機能として、人の眼から光源7を隠す隠蔽性を有している。
図6Bのように光源7の点灯状態では、セラミック層3の表面側から人の眼で見て光源7による表示(図6Bの例では、“P”という文字及びその周辺を含む)が見える。セラミック層3は、その機能として、光源7からの光を表示する機能を有している。光源7による表示は、動画等の映像であってもよい。
(5)まとめ
実施形態1に係る透光性部材1は、構造体2と、セラミック層3と、を備える。構造体2は、第1主面21及び第2主面22を有する。構造体2は、透光性を有する。セラミック層3は、構造体2の第1主面21上に設けられている。セラミック層3は、複数のセラミック粒子33を含む。セラミック層3は、透光性を有する。セラミック層3は、可視光を散乱する散乱構造35を有する。
実施形態1に係る透光性部材1では、光源7からの光を透過させることができ、かつ、光源7が消灯されているときに光源7が透けて見えるのを抑制可能となる。
また、実施形態1に係る透光性部材1では、構造体2の第1主面21上にセラミック層3を設けてあるので、ガラス板やアクリル板にフィルムを貼った部材と比べて、耐久性を向上させることが可能となる。セラミック層3は、フィルムと比べて強度が高い、傷が付きにくい、下地から剥れにくい等の利点もある。
また、実施形態1に係る光源システム100は、透光性部材1と、光源7と、を備える。光源7は、透光性部材1における構造体2の第2主面22から離れて配置されている。光源7は、構造体2の第2主面22へ光を照射可能である。
実施形態1に係る光源システム100では、光源7からの光を透過させることができ、かつ、光源7が消灯されているときに光源7が透けて見えるのを抑制可能となる。
(実施形態2)
以下、実施形態2に係る透光性部材1a及びそれを備える光源システム100aについて、図7及び8に基づいて説明する。実施形態2に係る透光性部材1a及び光源システム100aに関し、実施形態1に係る透光性部材1及び光源システム100と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
透光性部材1aは、コーティング層4を更に備える点で、実施形態1に係る透光性部材1と相違する。
コーティング層4は、セラミック層3を覆っている。コーティング層4は、透光性を有する。コーティング層4は、可視光を透過する。
コーティング層4の材料は、樹脂を含む。コーティング層4の材料は、例えば、紫外線硬化樹脂である。ここにおいて、コーティング層4の材料は、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素系樹脂等である。コーティング層4の屈折率は、例えば、1.4程度であり、セラミック粒子33の屈折率よりも小さい。コーティング層4の材料は、撥水性を有するのが好ましい。また、コーティング層4は、耐薬品性を有するのが好ましい。
コーティング層4は、セラミック層3の厚さ方向において、セラミック層3における構造体2とは反対側でセラミック層3に積層されている。コーティング層4の厚さは、例えば、10μm~100μm程度である。
コーティング層4の一部は、セラミック層3内に入り込んでいる。これにより、コーティング層4の一部は、セラミック層3の複数の気孔34のうち少なくとも一部の気孔34に充填されている。この場合、散乱構造35は、セラミック粒子33と気孔34内の気体との界面と、セラミック粒子33と気孔34内の樹脂との界面と、気孔34内の気体と樹脂との界面と、を含む。
実施形態2に係る透光性部材1aは、実施形態1に係る透光性部材1と同様、セラミック層3が散乱構造35を有しており、光源7からの光を透過させることができ、かつ、光源7が消灯されているときに光源7が透けて見えるのを抑制可能となる。
また、実施形態2に係る光源システム100aは、実施形態1に係る光源システム100と同様、セラミック層3が散乱構造35を有しており、光源7からの光を透過させることができ、かつ、光源7が消灯されているときに光源7が透けて見えるのを抑制可能となる。
(変形例)
上記の実施形態1、2は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記の実施形態1、2は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
例えば、透光性部材1、1aは、構造体2の材料が樹脂の場合、構造体2の第1主面21とセラミック層3との間に介在する中間層を含んでいてもよい。中間層は、例えば、構造体2の樹脂(例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂)よりも耐熱性の高い樹脂(例えば、エポキシ樹脂)と、セラミック(例えば、アルミナ)のフィラーと、を含む。中間層は、例えば、構造体2の第1主面21に塗装によって形成することができる。塗装は、例えば、スプレー塗装である。
また、構造体2では、第1主面21及び第2主面22が、平面状である場合に限らず、曲面状であってもよいし、平面状の領域と曲面状の領域とを有していてもよい。また、構造体2では、第1主面21と第2主面22とのうち一方が平面状で、他方が曲面状であってもよい。
また、構造体2は、平板状、曲板状の板状に限らず、任意の3次元形状であってもよい。
また、構造体2は、厚さ方向から見て全体が透光性を有した構成に限らず、例えば、厚さ方向から見て一部のみが透光性を有し、それ以外の部分が透光性を有していない構成であってもよい。
また、セラミック層3を形成する際の溶射は、プラズマ溶射に限らず、例えば、高速フレーム溶射であってもよい。
光源システム100,100aでは、光源7と構造体2の第2主面22とが直接対向する(光源7と構造体2の第2主面22との間に別部材が配置されていない)が、これに限らず、例えば、光源7と構造体2の第2主面22との間にレンズ等を含む光学系を有していてもよい。
また、光源7は、構造体2の第2主面22側において第2主面22から離れて配置されている場合に限らず、構造体2の第2主面側に配置されていれば、第2主面22と接して配置されていてもよい。
また、透光性部材1,1a及び光源システム100,100aは、建物(住宅、オフィスビル、商業施設、店舗等)に設けられる場合に限らず、例えば、自動車、電車、航空機、船舶等の移動体に設けられてもよい。
(態様)
以上説明した実施形態等から本明細書には以下の態様が開示されている。
第1の態様に係る透光性部材(1:1a)は、構造体(2)と、セラミック層(3)と、を備える。構造体(2)は、第1主面(21)及び第2主面(22)を有する。構造体(2)は、透光性を有する。セラミック層(3)は、構造体(2)の第1主面(21)上に設けられている。セラミック層(3)は、複数のセラミック粒子(33)を含む。セラミック層(3)は、透光性を有する。セラミック層(3)は、可視光を散乱する散乱構造(35)を有する。
第1の態様に係る透光性部材(1;1a)では、光源(7)からの光を透過させることができ、かつ、光源(7)が消灯されているときに光源(7)が透けて見えるのを抑制可能となる。
第2の態様に係る透光性部材(1;1a)では、第1の態様において、複数のセラミック粒子(33)の材料は、アルミナである。
第2の態様に係る透光性部材(1;1a)では、例えば、複数のセラミック粒子(33)の材料がスピネルである場合と比べて、セラミック層(3)の透光性を向上させることができる。
第3の態様に係る透光性部材(1;1a)では、第1又は2の態様において、セラミック層(3)は、複数の気孔(34)を含む。
第3の態様に係る透光性部材(1;1a)では、セラミック層(3)において可視光を、より散乱させやすくなる。
第4の態様に係る透光性部材(1a)は、第1~3の態様のいずれか一つにおいて、コーティング層(4)を更に備える。コーティング層(4)は、セラミック層(3)を覆っている。コーティング層(4)は、透光性を有する。
第4の態様に係る透光性部材(1a)は、セラミック層(3)内に水分等が浸透するのを抑制することが可能となる。
第5の態様に係る透光性部材(1a)では、第4の態様において、コーティング層(4)の材料は、樹脂である。コーティング層(4)の一部がセラミック層(3)内に入り込んでいる。
第5の態様に係る透光性部材(1a)では、セラミック層(3)内に水分等が浸透するのをより抑制することが可能となる。
第6の態様に係る透光性部材(1;1a)では、第1~5の態様のいずれか一つにおいて、セラミック層(3)は、構造体(2)の第1主面(21)上に直接設けられている。
第6の態様に係る透光性部材(1;1a)では、透光性を向上させることが可能となる。
第7の態様に係る透光性部材(1;1a)では、第1~6の態様のいずれか一つにおいて、セラミック層(3)の厚さは、300μm以下である。
第7の態様に係る透光性部材(1;1a)では、透光性の低下を抑制することが可能となる。
第8の態様に係る透光性部材(1;1a)では、第1~7の態様のいずれか一つにおいて、複数のセラミック粒子(33)は、偏平状である。複数のセラミック粒子(33)の粒径は、10μm以上100μm以下である。
第8の態様に係る透光性部材(1;1a)では、セラミック層(3)を溶射により形成することができる。
第9の態様に係る透光性部材(1;1a)では、第1~8の態様のいずれか一つにおいて、セラミック層(3)は、溶射皮膜である。
第9の態様に係る透光性部材(1;1a)では、セラミック層(3)を溶射により形成することができる。
第10の態様に係る透光性部材(1;1a)では、第1~9の態様のいずれか一つにおいて、構造体(2)の材料は、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂を含む。
第10の態様に係る透光性部材(1;1a)では、構造体(2)の透光性及び耐熱性を向上させることが可能となる。
第11の態様に係る透光性部材(1;1a)では、第1~9の態様のいずれか一つにおいて、構造体(2)の材料は、ガラスを含む。
第11の態様に係る透光性部材(1;1a)では、構造体(2)の強度を高めることができる。
第12の態様に係る光源システム(100;100a)は、第1~11の態様のいずれか一つの透光性部材(1;1a)と、光源(7)と、を備える。光源(7)は、透光性部材(1)における構造体(2)の第2主面(22)側に配置されている。光源(7)は、構造体(2)の第2主面(22)へ光を照射可能である。
第12の態様に係る光源システム(100;100a)では、光源(7)からの光を透過させることができ、かつ、光源(7)が消灯されているときに光源(7)が透けて見えるのを抑制可能となる。
1、1a 透光性部材
2 構造体
21 第1主面
22 第2主面
3 セラミック層
33 セラミック粒子
34 気孔
35 散乱構造
4 コーティング層
7 光源
100、100a 光源システム

Claims (13)

  1. 第1主面及び第2主面を有し、透光性を有する構造体と、
    前記構造体の前記第1主面上に設けられており、複数のセラミック粒子を含み、透光性を有し、可視光を散乱する散乱構造を有するセラミック層と
    前記セラミック層を覆っており、透光性を有するコーティング層と、を備える、
    透光性部材。
  2. 前記複数のセラミック粒子の材料は、アルミナである、
    請求項1に記載の透光性部材。
  3. 前記セラミック層は、複数の気孔を含む、
    請求項1又は2に記載の透光性部材。
  4. 前記コーティング層の材料は、樹脂であり、
    前記コーティング層の一部が前記セラミック層内に入り込んでいる、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の透光性部材。
  5. 前記セラミック層は、前記構造体の前記第1主面上に直接設けられている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の透光性部材。
  6. 前記セラミック層の厚さは、300μm以下である、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の透光性部材。
  7. 前記複数のセラミック粒子は、偏平状であり、
    前記複数のセラミック粒子の粒径は、10μm以上100μm以下である、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の透光性部材。
  8. 前記セラミック層は、溶射皮膜である、
    請求項1~7のいずれか一項に記載の透光性部材。
  9. 前記構造体の材料は、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂を含む、
    請求項1~8のいずれか一項に記載の透光性部材。
  10. 第1主面及び第2主面を有し、透光性を有する構造体と、
    前記構造体の前記第1主面上に設けられており、複数のセラミック粒子を含み、透光性を有し、可視光を散乱する散乱構造を有するセラミック層と、を備え、
    前記構造体の材料は、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂を含む、
    光性部材。
  11. 前記構造体の材料は、ガラスを含む、
    請求項1~のいずれか一項に記載の透光性部材。
  12. 請求項1~11のいずれか一項に記載の透光性部材と、
    前記透光性部材における前記構造体の前記第2主面側に配置されており、前記構造体の前記第2主面へ光を照射可能な光源と、を備える、
    光源システム。
  13. 第1主面及び第2主面を有し、透光性を有する構造体と、前記構造体の前記第1主面上に設けられており、複数のセラミック粒子を含み、透光性を有し、可視光を散乱する散乱構造を有するセラミック層と、を備える透光性部材と、
    前記透光性部材における前記構造体の前記第2主面側に配置されており、前記構造体の前記第2主面へ光を照射可能な光源と、を備える、
    光源システム。
JP2021542679A 2019-08-30 2020-08-04 透光性部材及び光源システム Active JP7241323B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019158987 2019-08-30
JP2019158987 2019-08-30
PCT/JP2020/029760 WO2021039304A1 (ja) 2019-08-30 2020-08-04 透光性部材及び光源システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021039304A1 JPWO2021039304A1 (ja) 2021-03-04
JP7241323B2 true JP7241323B2 (ja) 2023-03-17

Family

ID=74684549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021542679A Active JP7241323B2 (ja) 2019-08-30 2020-08-04 透光性部材及び光源システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7241323B2 (ja)
WO (1) WO2021039304A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004535348A (ja) 2001-05-10 2004-11-25 カール−ツァイス−シュティフトゥング 光散乱層、特にガラスまたはガラス・セラミック材料のコーティング用光散乱層およびその製造方法
US20060056021A1 (en) 2004-08-04 2006-03-16 Yeo Terence E Multi-region light scattering element
WO2016093181A1 (ja) 2014-12-11 2016-06-16 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 透明シート、それを備えた透明スクリーン、およびそれを備えた画像投影装置
WO2016190137A1 (ja) 2015-05-27 2016-12-01 Jxエネルギー株式会社 透明積層体、それを備えた透明スクリーン、およびそれを備えた映像投影システム
JP2017138555A (ja) 2016-02-05 2017-08-10 旭硝子株式会社 投射装置用スクリーンおよび投射装置用スクリーンシステム
WO2018123543A1 (ja) 2016-12-28 2018-07-05 日華化学株式会社 光拡散膜、光拡散膜形成用コーティング剤及びその製造方法、並びに、投影スクリーン及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004535348A (ja) 2001-05-10 2004-11-25 カール−ツァイス−シュティフトゥング 光散乱層、特にガラスまたはガラス・セラミック材料のコーティング用光散乱層およびその製造方法
US20060056021A1 (en) 2004-08-04 2006-03-16 Yeo Terence E Multi-region light scattering element
WO2016093181A1 (ja) 2014-12-11 2016-06-16 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 透明シート、それを備えた透明スクリーン、およびそれを備えた画像投影装置
WO2016190137A1 (ja) 2015-05-27 2016-12-01 Jxエネルギー株式会社 透明積層体、それを備えた透明スクリーン、およびそれを備えた映像投影システム
JP2017138555A (ja) 2016-02-05 2017-08-10 旭硝子株式会社 投射装置用スクリーンおよび投射装置用スクリーンシステム
WO2018123543A1 (ja) 2016-12-28 2018-07-05 日華化学株式会社 光拡散膜、光拡散膜形成用コーティング剤及びその製造方法、並びに、投影スクリーン及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021039304A1 (ja) 2021-03-04
JPWO2021039304A1 (ja) 2021-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101716930B1 (ko) 영상 스크린 커버 유리 조명
JP5342016B2 (ja) 大面積光パネル及びスクリーン
CN111352292B (zh) 反射屏、反射屏的制造方法和影像显示系统
CN109296996B (zh) 色镜、色板及其应用
CN108027128B (zh) 色彩反射单元
JP7194347B2 (ja) 加飾シート、表示装置、照明装置、窓
JP7241323B2 (ja) 透光性部材及び光源システム
JP2016025039A (ja) 導光板および照明装置
JP2021093369A (ja) 照明装置および拡散体
JP5907450B2 (ja) 採光具
JP6288358B2 (ja) 採光部材
JP7024369B2 (ja) 照明装置および照明システム
JP7324432B2 (ja) 照明装置および照明システム
CN104267571A (zh) 投影幕布及具有其的投影系统
JP7253155B2 (ja) 発光装置、組立キット、建材パネル、構造体、及び、構造体の製造方法
WO2023276836A1 (ja) 照明装置用導光部材および照明装置
JP2019029201A (ja) 導光板及び面光源装置
WO2023033150A1 (ja) 加飾シート、加飾部材および表示システム
WO2021117119A1 (ja) 照明装置および拡散体
JP2018163193A (ja) 透過型加飾スクリーン、及び透過型投射システム
JP6606953B2 (ja) 開口部の製造方法
JP6442958B2 (ja) 採光具及び採光システム及び採光窓
JP2017068104A (ja) 採光シート、採光パネル、及び建物
KR20240022496A (ko) 조명 장치용 도광 부재 및 조명 장치
JP2021032973A (ja) 映像表示システムおよび映像表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230224

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7241323

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151