JP7238742B2 - 配線部材及び配線部材の組付方法 - Google Patents
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Description
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の配線部材は、次の通りである。
(1)複数の線状伝送部材と、前記複数の線状伝送部材を扁平に保持するベース部材とを含む扁平配線体と、前記扁平配線体に設けられ、前記扁平配線体の3次元的な姿勢を認識可能なパターンと、を備える、配線部材である。
扁平配線体に設けられたパターンを認識することによって、扁平配線体の3次元的な姿勢を認識できるという作用を生じ、配線部材の形状が所定の形状からずれた場合でも、配線部材における所定の位置を認識することを可能となる。
ここで扁平配線体とは厚み方向の寸法が厚み方向に直交する面方向の寸法よりも小さく形成された配線体である。
(2)前記パターンは、グリッド線であることが好ましい。簡易にパターンを設けることができるからである。
(3)前記グリッド線は前記線状伝送部材を含むことが好ましい。線状伝送部材がグリッド線として用いられている部分について、別途、グリッド線を設けずに済むからである。
(4)前記グリッド線は前記線状伝送部材が交差している部分を含むことが好ましい。線状伝送部材が交差している部分において、線状伝送部材のみでグリッド線を構成できるからである。
(5)前記グリッド線は色が異なる線を含むことが好ましい。回転向きを認識できるからである。
(6)前記パターンがドットの集合であることが好ましい。簡易にパターンを設けることができるからである。
(7)前記パターンが前記ベース部材における一部の領域のみに設けられていることが考えられる。この場合、一部のパターンを省略できる。
(8)前記パターンが前記ベース部材における全体の領域に設けられていることが考えられる。この場合、扁平配線体の全体を認識可能である。
(9)前記パターンとして第1パターン部と、前記第1パターン部よりも細かい第2パターン部とが設けられていることが好ましい。第2パターン部を詳細に認識することができるからである。
(10)前記パターンが前記ベース部材に付与されていることが好ましい。容易にパターンを形成できるからである。
(11)前記扁平配線体は、中間部が持ち上げられたときに端部が垂直に垂れ下がることを抑制可能な剛性を有するように形成されていることが好ましい。配線部材の形状が所定の形状からずれにくくなるからである。
本開示の配線部材の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、実施形態1に係る配線部材について説明する。図1は実施形態1にかかる配線部材10を示す平面図である。図2は図1のII-II線に沿って切断した断面図である。なお図1においてベース部材26の輪郭とパターン30とを区別するため、ベース部材26の輪郭が実線によって示され、パターン30が二点鎖線によって示されている。
次に上記パターン30を用いて配線部材10を認識する方法について説明する。ここでは、配線部材10を車両に組付けるときに、パターン30を用いて配線部材10を認識するものとして説明する。特にここでは、配線部材10を車両に自動で組付けるときに、パターン30を用いて自動で配線部材10を認識するものとして説明する。配線部材10は、輸送時に梱包箱内で移動したり、自重によってたわんだりすることによって、所定の形状からずれる場合がある。パターン30を用いてこのずれを認識することによって、配線部材10における所定の位置に対する作業ミスをなくすことができる。
実施形態2に係る配線部材について説明する。図5は実施形態2にかかる配線部材110を示す平面図である。また図5には、配線部材110の一部を拡大した図が描かれている。なお、本実施の形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。以下の各実施形態でも同様である。
実施形態3に係る配線部材について説明する。図6は実施形態3にかかる配線部材210を示す平面図である。
実施形態4に係る配線部材について説明する。図7は実施形態4にかかる配線部材310を示す平面図である。
これまでパターン30がグリッド線30であるものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。パターン30がグリッド線30以外のものであってもよい。例えば、図8に示すように、パターン38はドット39(点状部)の集合であってもよい。このようにパターン38はドットの集合38である場合も簡易にパターン30を設けることができる。
20 扁平配線体
22 線状伝送部材
23 伝送線本体
24 被覆
26 ベース部材
27 シート部材
27a、27b、27c 帯状部
28 カバー
30 グリッド線(パターン)
31 第1の線
32 第2の線
33 線
34 第1パターン部
36 第2パターン部
38 ドットの集合(パターン)
39 ドット
80 撮像装置
82 処理装置
C コネクタ
R ロボット
S 台
Claims (12)
- 複数の線状伝送部材と、前記複数の線状伝送部材を扁平に保持するベース部材とを含む扁平配線体と、
前記扁平配線体に設けられ、前記扁平配線体の3次元的な姿勢を認識可能なパターンと、
を備え、
前記ベース部材は、シート部材を含み、
前記シート部材上に前記複数の線状伝送部材が固定されている、配線部材。 - 前記パターンは、グリッド線である、請求項1に記載の配線部材。
- 前記グリッド線は前記線状伝送部材を含む、請求項2に記載の配線部材。
- 前記グリッド線は前記線状伝送部材が交差している部分を含む、請求項3に記載の配線部材。
- 前記グリッド線は色が異なる線を含む、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の配線部材。
- 前記パターンがドットの集合である、請求項1に記載の配線部材。
- 前記パターンが前記ベース部材における一部の領域のみに設けられている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の配線部材。
- 前記パターンが前記ベース部材における全体の領域に設けられている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の配線部材。
- 前記パターンとして第1パターン部と、前記第1パターン部よりも細かい第2パターン部とが設けられている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の配線部材。
- 前記パターンが前記ベース部材に付与されている、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の配線部材。
- 前記扁平配線体は、中間部が持ち上げられたときに端部が垂直に垂れ下がることを抑制可能な剛性を有するように形成されている、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の配線部材。
- 複数の線状伝送部材と前記複数の線状伝送部材を扁平に保持するベース部材とを含む扁平配線体と、前記扁平配線体に設けられ、前記扁平配線体の3次元的な姿勢を認識可能なパターンと、を備える配線部材を組付対象に組付ける配線部材の組付方法であって、
前記パターンを認識して正常状態に対する前記パターンの歪みを取得する工程と、
前記パターンの歪みから前記扁平配線体の3次元的な姿勢を取得する工程と、
を備える、配線部材の組付方法。
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