JP7236224B2 - 架橋微粒子ならびにその分散体 - Google Patents
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Description
[1] コア部とシェル部で構成される架橋微粒子であって、
前記コア部および前記シェル部は、(メタ)アクリル酸エステル単量体に由来する構造単位と架橋性単量体に由来する構造単位を有する共重合体を含み、
前記シェル部の架橋性単量体に由来する構造単位は、前記シェル部の(メタ)アクリル酸エステル単量体に由来する構造単位と架橋性単量体に由来する構造単位の合計100質量部に対して30質量部未満であり、
体積平均粒子径が0.005~0.8μmである架橋微粒子。
[2] 前記コア部の架橋性単量体に由来する構造単位が、前記シェル部の(メタ)アクリル酸エステル単量体に由来する構造単位と架橋性単量体に由来する構造単位の合計100質量部に対して1~10質量部である請求項1又は2に記載の架橋微粒子。
[3] 粒子径の変動係数(CV値)が体積基準で30%以下である請求項1~3のいずれか1項に記載の架橋微粒子。
[4] 請求項1~3のいずれか1項に記載の架橋微粒子を含む分散体。
[5] (メタ)アクリル酸エステル単量体および架橋性単量体を含有する単量体組成物を乳化重合させる工程(第1工程)と、
(メタ)アクリル酸エステル単量体および架橋性単量体を含有する単量体組成物を乳化重合させる工程(第2工程)を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の架橋微粒子の製造方法。
本発明の架橋微粒子は、コア部とシェル部で構成される。コア部およびシェル部は、(メタ)アクリル酸エステル単量体に由来する構造単位と架橋性単量体に由来する構造単位を含有する。
2.架橋微粒子分散体
本発明の架橋微粒子は、前記架橋微粒子を含む分散体である。
架橋微粒子分散体中の架橋微粒子の含有量は、用途に応じて適宜設定すればよく、特に制限されないが、例えば、架橋微粒子分散体100質量部に対して、5~30質量部が好ましく、より好ましくは10~25質量部、さらに好ましくは15~25質量部である。前記架橋微粒子の含有量が架橋微粒子分散体100質量部に対して5質量部よりも少ないと、経済的ではない。一方、前記架橋微粒子の含有量が架橋微粒子分散体100質量部に対して30質量部より多いと、該架橋微粒子を安定的に製造できない場合がある。
溶剤としては、例えば、水;メタノールやエタノール、イソプロパノールなどのアルコールなどが挙げられる。溶剤は、1種のみであってもよいし2種以上であってもよい。溶剤は、特に限定されないが、水を含むことが好ましい。溶剤の含有量としては、架橋微粒子分散体100質量部に対して70~95質量部が好ましい。また、水の含有量としては、溶剤100質量部に対して50~100質量部が好ましく、80~100質量部がより好ましい。
3.架橋微粒子の製造方法
本発明の架橋微粒子の製造方法は、(メタ)アクリル酸エステル単量体、および架橋性単量体を含有する単量体組成物を乳化重合させる工程(第1工程)と、(メタ)アクリル酸エステル単量体および架橋性単量体を含有する単量体組成物を乳化重合させる工程(第2工程)により得ることができる。乳化重合法を採用することが、粒子径の小さい粒子が得られやすい点で好ましい。以下、単量体組成物を重合する際の好ましい乳化重合の態様を説明する。
前記乳化重合工程は、第1工程と第2工程を含むことが好ましく、第1工程に続いて第2工程をおこなうことがより好ましい。第1工程によりコア部は構成され、続いて第2工程をおこなうことで、コア部の表面にシェル部が形成される。なお、第2工程は繰り返し行ってもよく、例えば2回目の第2工程をおこなった場合は、1回目の第2工程によって形成されたシェル部の表面に新たにシェル部が形成される。
4.架橋微粒子の用途
本発明の架橋微粒子ならびにその分散体は、各種フィルム用の耐ブロッキング剤や滑り剤、各種成形品の表面形状制御剤、導電性微粒子の基材粒子、絶縁被膜材料などの絶縁材料、トナー用外添剤などの帯電制御材料、各種フィルム膜の改質材料等に利用できる。その他、光拡散板(光拡散シート)、導光板、各種ディスプレイのプラスチック基板、タッチパネル用基板などの光学的用途;複写機またはプリンターの帯電防止コーティング剤、電荷保持体、トナー転写用部材、定着ベルト、中間転写ベルト、被膜型抵抗体、導電ペースト、リチウムイオン電池などの電池用材料(電極材料、バインダー等)、帯電防止性樹脂、コンデンサ用導電性接着層、導電性摺動部材、回路基板用基材、耐熱半導電性材料、自己温度制御通電発熱体、サーマルヘッド用発熱抵抗体、記録用通電発熱シート、電線ケーブルの被覆体、面状発熱体電磁波遮蔽シート、フレキシブル配線シート、電磁波吸収シート、熱線吸収シート、紫外線吸収シートなどの電子部材用途;紫外線遮光性材料、カラーフィルター用ブラックマトリックスなどの遮光用途;低騒音歯車の表面処理剤、摩擦材用成型体などの摺動用途;等においても、本発明の架橋微粒子ならびにその分散体を利用することができる。その他にも、電子機器の基板(例えば、光センサー用基板や光スイッチ用基板等の光変換装置の基板、プリント配線用基板、サーマルヘッド基板など)、インクジェットインク、水分散型塗料添加剤、研磨剤、潤滑液用添加剤など、従来から架橋微粒子が使用されている公知の用途への適用が可能である。
〔架橋微粒子の平均粒子径および変動係数(CV値)の測定〕
得られた架橋微粒子分散体をイオン交換水で希釈して光散乱粒度分布測定機(Particle Sizing Systems社製「NicompMODEL380」)にて
測定して、体積平均粒子径(μm)を求め、この値を架橋微粒子の平均粒子径とした。ま
た上記装置により得られた体積平均粒子径と粒子径とを基に標準偏差算を算出し、下式よ
り変動係数(CV値:%)を求めた。
変動係数(CV値:%)=100×(標準偏差/体積平均粒子径)
〔耐熱性評価〕
得られた架橋微粒子分散液をスライドガラス上に滴下し、180℃で10分加熱した。
乾燥した粒子の状態を目視とSEMで観察し、下記の基準にて評価した。
○ 目視:半透明、SEM観察:粒子形状を部分的に維持
× 目視:透明、SEM観察:粒子形状を維持していない
〔重合安定性評価〕
得られた架橋微粒子分散体の重合安定性を以下の項目にて評価した。その結果を表1に
示す。なお、評価結果に一つでも「不良」があるものは、重合安定性が悪いと判定される
。
(1)メッシュパス性
得られた架橋微粒子分散液を500メッシュ(JISメッシュ)の金網を用いて濾過を行い、濾過したメッシュを100℃で1時間乾燥した。メッシュ乾燥重量からメッシュ風袋を引いた重量を残渣重量とし、以下の式で凝集物量を算出した。
凝集物量(ppm)=(残渣重量)/(単量体組成物の重量)×10^-6
その際の濾過性能を下記の基準にて評価した。
○ 100以上、300ppm未満
× 300ppm以上
(2)反応釜の洗浄性
反応溶液を抜き出した後の反応釜へ15質量%水酸化ナトリウム水溶液を加え、90℃まで昇温後、2時間保持した。その後冷却し、前記水酸化ナトリウム水溶液を除いた後、水洗することで、反応釜の洗浄性を確認し、下記の基準で評価した。
○ 柔らかい付着物がわずかにある
× 硬い付着物がある
実施例1
〔第1工程〕
攪拌機、温度計および冷却機を備えたステンレス製の反応釜に、脱イオン水820質量
部およびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.11質量部(有効成分65質量%;
以下「DBSNa」と称する)を加え、内温を75℃まで昇温し、同温度に保った。他方、上記反応釜とは異なる反応容器で、メタクリル酸メチル(以下「MMA」と称する)114質量部とエチレングリコールジメタクリレート(以下「EGDMA」と称する)6質量部を混合して、単量体組成物120質量部を調製した。
過酸化水素濃度0.67質量%)6.25質量部、およびL-アスコルビン酸水溶液(L-アスコルビン酸濃度1.0質量%)6.25質量部を上記反応釜内に添加して、初期重合反応を行った。
〔第2工程〕
滴下終了後、75℃で30分間維持し、引き続いて、上記反応釜とは異なる容器にDBSNa4.31質量部と脱イオン水200.8質量部を溶解し、MMA210質量部とEGDMA70質量部を混合した単量体組成物を加えてT.K.ホモジナイザー(特殊機化工業株式会社製)により4000rpmで5分間撹拌して均一な懸濁液を得た。上記均一な懸濁液を482.9質量部、過酸化水素水(過酸化水素濃度0.67質量%)162.5質量部、およびL-アスコルビン酸水溶液(L-アスコルビン酸濃度1.0質量%)162.5質量部を、各々異なる投入口より反応釜へ2時間40分かけて均一に滴下した。
その後、DBSNa6.15質量部と脱イオン水55.4質量部の混合溶液を添加し、内温を85℃まで昇温し、同温度で2時間保持して熟成した後、反応溶液を冷却して、架橋微粒子(1)が分散した架橋微粒子分散体を得た。得られた架橋微粒子を構成する単量体組成および各評価結果を表1に示した。
実施例2
実施例1の第2工程のMMA210質量部を224質量部、EGDMA70質量部を56質量部にした以外は同じにして、架橋微粒子(2)が分散した架橋微粒子分散体を得た。
実施例3
実施例1の第2工程のMMA210質量部を238質量部、EGDMA70質量部を42質量部にした以外は同じにして、架橋微粒子(3)が分散した架橋微粒子分散体を得た。
実施例4
実施例1のエチレングリコールジメタクリレートをジビニルベンゼン810(ジビニルベンゼン含有率81%)(以下「DVB」と称する)にした以外は同じにして、第一工程を行った。
比較例1
実施例1の第2工程のMMA210質量部を196質量部、EGDMA70質量部を84質量部にした以外は同じにして、架橋微粒子(5)が分散した架橋微粒子分散体を得た。
比較例2
攪拌機、温度計および冷却機を備えたステンレス製の反応釜に、脱イオン水873質量
部およびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.15質量部(有効成分65質量%;
以下「DBSNa」と称する)を加え、内温を75℃まで昇温し、同温度に保った。
別の容器で、MMA352質量部とEGDMA48質量部を混合して、単量体組成物400質量部を調製した。
過酸化水素濃度0.67質量%)6.25質量部、およびL-アスコルビン酸水溶液(L-アスコルビン酸濃度1.0質量%)6.25質量部を上記反応釜内に添加して、初期重合反応を行った。
比較例3
比較例2のMMA352質量部を280質量部、EGDMA48質量部をDVB810 120質量部にする以外は同じにして、架橋微粒子(7)が分散した架橋微粒子分散体を得た。
Claims (5)
- コア部とシェル部で構成される架橋微粒子であって、
前記コア部および前記シェル部は、メタクリル酸メチル及びメタクリル酸エチルから選ばれるメタクリル酸エステル単量体に由来する構造単位と架橋性単量体に由来する構造単位を有する共重合体を含み、
前記コア部は、前記メタクリル酸エステル単量体に由来する構造単位を91~99質量部、および前記架橋性単量体に由来する構造単位を1~9質量部含有し、
前記シェル部は、前記メタクリル酸エステル単量体に由来する構造単位を70質量部より大きく90質量部以下含有し、
前記シェル部の架橋性単量体に由来する構造単位は、前記シェル部のメタクリル酸エステル単量体に由来する構造単位と架橋性単量体に由来する構造単位の合計100質量部に対して10質量部以上30質量部未満であり、
体積平均粒子径が0.005~0.8μmである架橋微粒子。 - 前記コア部の架橋性単量体に由来する構造単位が、前記シェル部のメタクリル酸エステル単量体に由来する構造単位と架橋性単量体に由来する構造単位の合計100質量部に対して1~10質量部である請求項1に記載の架橋微粒子。
- 粒子径の変動係数(CV値)が体積基準で30%以下である請求項1又は2のいずれか1項に記載の架橋微粒子。
- 請求項1~3のいずれか1項に記載の架橋微粒子を含む分散体。
- メタクリル酸エステル単量体および架橋性単量体を含有する単量体組成物を乳化重合させる工程(第1工程)と、
メタクリル酸エステル単量体および架橋性単量体を含有する単量体組成物を乳化重合させる工程(第2工程)を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の架橋微粒子の製造方法。
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