JP7235454B2 - 工具およびカバー - Google Patents

工具およびカバー Download PDF

Info

Publication number
JP7235454B2
JP7235454B2 JP2018148930A JP2018148930A JP7235454B2 JP 7235454 B2 JP7235454 B2 JP 7235454B2 JP 2018148930 A JP2018148930 A JP 2018148930A JP 2018148930 A JP2018148930 A JP 2018148930A JP 7235454 B2 JP7235454 B2 JP 7235454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
tip tool
housing
tool holding
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018148930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020023020A (ja
Inventor
亮介 大谷
健 五藤
優 江藤
諭 蜷川
孝文 小辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2018148930A priority Critical patent/JP7235454B2/ja
Publication of JP2020023020A publication Critical patent/JP2020023020A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7235454B2 publication Critical patent/JP7235454B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

本明細書で開示する技術は、工具およびカバーに関する。
特許文献1には、原動機と、前記原動機に接続される動力伝達機構と、前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、前記先端工具の少なくとも一部を覆うカバーを備える工具が開示されている。この工具では、カバーの端部を構成するリング部がばねによって保持されており、カバーの端部に外力が作用すると、先端工具保持部の回転軸に沿った方向に関して、ハウジングに対するカバーの端部の位置が変化する。
特開2012-171064号公報
複数種類の先端工具を先端工具保持部に取り付け可能な工具においては、ハウジングに対するカバーの端部の位置を、先端工具保持部に取り付ける先端工具に応じた位置で保持できることが好ましい。特許文献1の技術では、カバーに外力を作用させることでカバーの端部の位置を変更することはできるものの、カバーの端部の位置を変更後の位置に維持するためには、同じ外力をカバーに作用させ続けなければならない。本明細書では、ハウジングに対するカバーの端部の位置を、複数の位置のそれぞれで保持することが可能な技術を提供する。
本明細書は工具を開示する。前記工具は、原動機と、前記原動機に接続される動力伝達機構と、前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、前記先端工具保持部の少なくとも一部を覆うように、前記ハウジングに取り付けられるカバーを備えていてもよい。前記カバーは、前記先端工具保持部の回転軸に沿った方向に関して、前記ハウジングに対する前記カバーの端部の位置を、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置で保持可能な端部位置調整機構を備えていてもよい。
本明細書はカバーも開示する。前記カバーは、原動機と、前記原動機に接続される動力伝達機構と、前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部を備える工具において、前記先端工具保持部の少なくとも一部を覆うように、前記ハウジングに取り付けられてもよい。前記カバーは、前記先端工具保持部の回転軸に沿った方向に関して、前記ハウジングに対する前記カバーの端部の位置を、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置で保持可能な端部位置調整機構を備えていてもよい。
上記の工具やカバーによれば、カバーが端部位置調整機構を備えているので、ハウジングに対するカバーの端部の位置を、第1位置と第2位置の何れでも保持することができる。
実施例1の集塵カバー2を取り付けたグラインダ4を前方左方上方から見た斜視図である。 実施例1の集塵カバー2を取り付けたグラインダ4の縦断面図である。 実施例1の集塵カバー2の斜視図である。 実施例1の集塵カバー2の分解斜視図である。 実施例1の集塵カバー2を取り付けたグラインダ4において、可動カバー56を上方に移動させた状態での、前方の部分の縦断面図である。 実施例1の集塵カバー2を取り付けたグラインダ4において、可動カバー56を下方に移動させた状態での、前方の部分の縦断面図である。 実施例2の集塵カバー102を取り付けたグラインダ4を前方右方上方から見た斜視図である。 実施例2の集塵カバー102の分解斜視図である。 実施例2の集塵カバー102を取り付けたグラインダ4において、可動ブラシ108を上方に移動させた状態での、前方の部分の縦断面図である。 実施例2の集塵カバー102を取り付けたグラインダ4において、可動ブラシ108を下方に移動させた状態での、前方の部分の縦断面図である。 実施例3の集塵カバー202を取り付けたグラインダ4を前方左方上方から見た斜視図である。 実施例3の集塵カバー202の分解斜視図である。 実施例3の集塵カバー202を取り付けたグラインダ4において、可動ベース206および可動カバー208を上方に移動させた状態での、前方の部分の縦断面図である。 実施例3の集塵カバー202を取り付けたグラインダ4において、可動ベース206および可動カバー208を下方に移動させた状態での、前方の部分の縦断面図である。 実施例4の集塵カバー302を取り付けたグラインダ4を前方左方上方から見た斜視図である。 実施例4の集塵カバー302の斜視図である。 実施例4の集塵カバー302を取り付けたグラインダ4において、伸縮筒312を伸ばした状態での、前方の部分の縦断面図である。 実施例4の集塵カバー302を取り付けたグラインダ4において、伸縮筒312を縮めた状態での、前方の部分の縦断面図である。
1つまたはそれ以上の実施形態において、工具は、原動機と、前記原動機に接続される動力伝達機構と、前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、前記先端工具保持部の少なくとも一部を覆うように、前記ハウジングに取り付けられるカバーを備えていてもよい。前記カバーは、前記先端工具保持部の回転軸に沿った方向に関して、前記ハウジングに対する前記カバーの端部の位置を、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置で保持可能な端部位置調整機構を備えていてもよい。
1つまたはそれ以上の実施形態において、カバーは、原動機と、前記原動機に接続される動力伝達機構と、前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部を備える工具において、前記先端工具保持部の少なくとも一部を覆うように、前記ハウジングに取り付けられてもよい。前記カバーは、前記先端工具保持部の回転軸に沿った方向に関して、前記ハウジングに対する前記カバーの端部の位置を、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置で保持可能な端部位置調整機構を備えていてもよい。
上記の工具やカバーによれば、カバーが端部位置調整機構を備えているので、ハウジングに対するカバーの端部の位置を、第1位置と第2位置の何れでも保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記端部位置調整機構は、雄ねじと、前記雄ねじに対応する雌ねじを備えていてもよい。前記工具では、前記雄ねじと前記雌ねじを相対的に回転させることで、前記ハウジングに対する前記カバーの前記端部の位置を変更可能であってもよい。
上記の構成によれば、簡素な構成の端部位置調整機構によって、ハウジングに対するカバーの端部の位置を第1位置と第2位置のそれぞれで保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記カバーは、前記ハウジングに取り付けられるバンドと、前記先端工具保持部の前記少なくとも一部を覆うカバー本体をさらに備えていてもよい。前記端部位置調整機構は、前記バンドと前記カバー本体の間に介在していてもよい。
上記の構成によれば、カバーの端部の近傍の構造を複雑化することなく、ハウジングに対するカバーの端部の位置を第1位置と第2位置のそれぞれで保持可能な端部位置調整機構を実現することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記カバーは、前記バンドおよび前記カバー本体に対して前記先端工具保持部の前記回転軸周りに回転可能であって、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に関して、前記カバー本体と一体的に移動する操作部材をさらに備えていてもよい。前記端部位置調整機構は、前記バンドと前記操作部材の間に介在していてもよい。
ハウジングに対するカバーの端部の位置を変更する際に、ハウジングに対してカバー本体を回転させる構成では、ハウジングとカバー本体が干渉することがある。上記の構成によれば、ハウジングに対して、カバー本体を回転させることなく、操作部材を回転させることによって、カバーの端部の位置を変更することができる。ハウジングに対するカバーの端部の位置を変更する際に、ハウジングとカバー本体が干渉することを防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記カバーは、前記ハウジングに取り付けられるバンドと、前記先端工具保持部の前記少なくとも一部を覆うカバー本体と、前記カバー本体に対して前記先端工具保持部の前記回転軸周りに回転可能なブラシをさらに備えていてもよい。前記端部位置調整機構は、前記カバー本体と前記ブラシの間に介在していてもよい。
上記の構成によれば、カバーのバンド近傍の構造を複雑化することなく、ハウジングに対するカバーの端部の位置を第1位置と第2位置のそれぞれで保持可能な端部位置調整機構を実現することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記端部位置調整機構は、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に伸縮可能な伸縮機構であってもよい。前記カバーは、前記ハウジングに取り付けられるバンドと、前記先端工具保持部の前記少なくとも一部を覆うカバー本体と、前記伸縮機構を介して前記カバー本体に取り付けられるブラシをさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、簡素な構成の端部位置調整機構によって、ハウジングに対するカバーの端部の位置を第1位置と第2位置のそれぞれで保持することができる。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例の集塵カバー2は、グラインダ4に取り付けて使用される。グラインダ4は、ダイヤモンドカップ6(図2参照)の回転によって、コンクリート、ブロック、レンガ、石材等のワークの研削を行うことができる。なお、以下の説明では、グラインダ4の長手方向を前後方向といい、ダイヤモンドカップ6の回転軸方向を上下方向といい、前後方向と上下方向に直交する方向を左右方向という。
図2に示すように、グラインダ4は、本体ハウジング8と、ギヤハウジング10と、ベアリングボックス12を備えている。
本体ハウジング8の前方内部には、モータ14が収容されている。モータ14は、前後方向に伸びる出力軸16を有している。出力軸16は、ベアリング18,20を介して、本体ハウジング8に回転可能に支持されている。本体ハウジング8の後方内部には、電源回路22が収容されている。電源回路22には、外部の電源から電源コード24を介して電力が供給される。電源回路22は、ユーザがスイッチ26(図1等参照)をオンに操作すると、モータ14に電力を供給し、ユーザがスイッチ26をオフに操作すると、モータ14への電力の供給を停止する。モータ14は、電源回路22から供給される電力によって、出力軸16を回転させる。
ギヤハウジング10は、本体ハウジング8の前方に取り付けられている。ギヤハウジング10の内部には、互いに噛み合うように配置された第1ベベルギヤ28と第2ベベルギヤ30が収容されている。第1ベベルギヤ28は、出力軸16の前方端部に固定されている。第2ベベルギヤ30は、上下方向に伸びるスピンドル32の上方端部に固定されている。以下では、第1ベベルギヤ28と第2ベベルギヤ30を総称して、単にベベルギヤ34ともいう。ベベルギヤ34は、モータ14の回転を減速してスピンドル32に伝達する減速機構であり、動力伝達機構ということができる。ギヤハウジング10は、ベアリング36を介して、スピンドル32の上方端部を回転可能に支持している。図1に示すように、ギヤハウジング10の上面には、シャフトロック38が設けられている。ユーザがシャフトロック38を下方に押し込むと、第2ベベルギヤ30の回転が禁止されて、スピンドル32の回転が禁止される。
図2に示すように、ベアリングボックス12は、ギヤハウジング10の下方に取り付けられている。ベアリングボックス12は、ベアリング40,42を介して、スピンドル32を回転可能に支持している。スピンドル32は、上下方向に沿った回転軸に関して、ベアリングボックス12に対して回転可能である。スピンドル32の下方端部には、インナフランジ44とアウタフランジ46を介して、ダイヤモンドカップ6を取り付け可能である。インナフランジ44は、スピンドル32に嵌合されている。ダイヤモンドカップ6は、インナフランジ44の下方からスピンドル32に取り付けられて、インナフランジ44に嵌合されている。アウタフランジ46は、スピンドル32の下方端部からスピンドル32に螺着されて、インナフランジ44との間でダイヤモンドカップ6を挟持する。グラインダ4において、モータ14が回転すると、スピンドル32とともにダイヤモンドカップ6が回転軸周りに回転することで、ワークの研削を行うことができる。スピンドル32は、先端工具であるダイヤモンドカップ6を保持する先端工具保持部ということもできる。なお、以下の説明では、本体ハウジング8、ギヤハウジング10およびベアリングボックス12を総称して、単にハウジング48ともいう。
集塵カバー2は、ベアリングボックス12に形成された略円筒形状のカバー取り付け部50に取り付けられている。集塵カバー2は、グラインダ4に取り付けられた時に、ダイヤモンドカップ6の周囲を覆う形状に形成されている。集塵カバー2は、グラインダ4に取り付けられた時に、スピンドル32の周囲を覆う形状を有しているということもできる。集塵カバー2は、ダイヤモンドカップ6がワークを研削する際に、周囲に切削粉が飛び散ることを防止するとともに、切削粉を集塵機(図示せず)によって収集するために使用される。
図3、図4に示すように、集塵カバー2は、上側ベース52と、ダイヤル54と、可動カバー56と、下側ベース58を備えている。
上側ベース52は、バンド60と、ベースプレート62を備えている。バンド60は、帯状の平板を円筒形状に湾曲させた湾曲部60aと、湾曲部60aの両端から外側に向けて伸びる一対の平板部60bと、一対の平板部60bの間隔を調整する締結具60cを備えている。ベースプレート62は、略円形状の開口部62aを有する略円形状の平板部62bと、開口部62aの縁に沿って上方に屈曲する半円筒形状の半円筒部62cを備えている。バンド60とベースプレート62は、半円筒部62cの外周面と湾曲部60aの内周面を溶接することによって、互いに固定されている。集塵カバー2は、締結具60cを緩めてバンド60を拡径させた状態で、バンド60をベアリングボックス12のカバー取り付け部50の外周面に取り付け、その後に締結具60cを締めてバンド60を縮径させることで、ベアリングボックス12に対して固定される。
図4に示すように、ダイヤル54は、略円筒形状に形成されている。ダイヤル54の上部の外周面には、ユーザが指をかけることが可能な形状の複数の凹溝54aが、周方向に所定の角度間隔で配置されている。また、ダイヤル54の下部の内周面には、雌ねじ部54bが形成されている。さらに、ダイヤル54の上部の内側には、上側ベース52のベースプレート62の下面に当接する上側当接部54cが形成されている。ダイヤル54の下部の外側には、可動カバー56と当接する下側当接部54dが形成されている。
可動カバー56は、カバー本体56aと、ノズル56bを備えている。カバー本体56aとノズル56bは、一体的に形成されている。カバー本体56aは、略円形状の開口部56cを有する平板部56dと、平板部56dの外側端部から外側下方に屈曲した円錐台部56eと、円錐台部56eの外側端部から下方に屈曲した略円筒形状の円筒部56fを備えている。平板部56dには、4つのガイド孔56gが形成されている。円筒部56fの下端には、ブラシ(図示せず)を着脱可能である。ノズル56bの内部の空間は、カバー本体56aの内側の空間と連通している。ノズル56bには、集塵機(図示せず)から伸びるホース(図示せず)を取り付けることができる。
下側ベース58は、略円形状の開口部58aを有する略円形状の第1平板部58bと、開口部58aの縁に沿って上方に屈曲する半円筒形上の半円筒部58cと、第1平板部58bの外側端部から下方に屈曲した円筒部58dと、円筒部58dの下側端部から外側に屈曲した略円形状の第2平板部58eを備えている。円筒部58dの外周面には、ダイヤル54の雌ねじ部54bに螺着可能な雄ねじ部58fが形成されている。第2平板部58eの上面には、上方に向けて突出する4つのガイドピン58gが形成されている。ガイドピン58gは、可動カバー56のガイド孔56gに対応する位置に配置されており、それぞれ対応するガイド孔56gに挿入される。それぞれのガイドピン58gには、圧縮ばね64が取り付けられている。圧縮ばね64は、可動カバー56の平板部56dの下面と、下側ベース58の第2平板部58eの上面に当接している。圧縮ばね64は、下側ベース58に対して可動カバー56を上方に向けて付勢する。下側ベース58には、円筒部58dを可動カバー56の開口部56cに挿入した状態で、雄ねじ部58fにダイヤル54の雌ねじ部54bを螺着させることで、ダイヤル54が取り付けられている。この状態で、下側ベース58は、第1平板部58bと上側ベース52の平板部62bを締結具66で締結することによって、上側ベース52に固定されている。
集塵カバー2では、ダイヤル54と、下側ベース58と、圧縮ばね64によって、集塵カバー2の下方の端部(すなわち、可動カバー56に取り付けられるブラシの下方の端部)の位置を複数の位置で保持する端部位置調整機構68が構成されている。
図5に示すように、集塵カバー2をグラインダ4に取り付けた状態では、上側ベース52と下側ベース58はカバー取り付け部50に固定されている。ダイヤル54は、下側ベース58の円筒部58dに螺着されており、ユーザが凹溝54aに指をかけてスピンドル32の回転軸周りにダイヤル54を回転させることで、下側ベース58に対して上下方向に移動可能である。図5に示すように、ダイヤル54は、上側当接部54cが上側ベース52の平板部62bと当接する位置まで、上方に移動可能である。可動カバー56は、圧縮ばね64の付勢力によって、ダイヤル54の下側当接部54dと当接する位置まで押し上げられている。なお、図5の状態における、集塵カバー2の下方の端部(すなわち可動カバー56に取り付けられるブラシの下方の端部)の位置を、上限位置ともいう。
図6に示すように、ダイヤル54を回転させて、ダイヤル54を下側ベース58に対して下方に移動させると、圧縮ばね64の付勢力に抗して、可動カバー56は下方に押し下げられる。なお、図6の状態における、集塵カバー2の下方の端部(すなわち可動カバー56に取り付けられるブラシの下方の端部)の位置を、下限位置ともいう。この状態から、ダイヤル54を回転させて、ダイヤル54を下側ベース58に対して上方に移動させると、圧縮ばね64の付勢力によって、可動カバー56は上方に押し上げられる。このように、ダイヤル54を回転させて、ダイヤル54を下側ベース58に対して上下方向に移動させることで、可動カバー56を上下方向に移動させることができる。集塵カバー2では、ダイヤル54を下側ベース58に対して上下方向の任意の位置で保持することができ、ダイヤル54と一体的に上下方向に移動する可動カバー56も、下側ベース58に対して上下方向の任意の位置で保持することができる。なお、下側ベース58のガイドピン58gが可動カバー56のガイド孔56gに挿入されているので、可動カバー56は下側ベース58に対して回転することなく、上下方向に移動する。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、グラインダ4(工具の例)は、モータ14(原動機の例)と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)と、スピンドル32の少なくとも一部を覆うように、ハウジング48に取り付けられる集塵カバー2(カバーの例)を備えている。集塵カバー2は、上下方向(スピンドル32の回転軸に沿った方向)に関して、ハウジング48に対する集塵カバー2の端部の位置を、上限位置(第1位置の例)と、上限位置とは異なる下限位置(第2位置の例)で保持可能な端部位置調整機構68を備えている。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー2(カバーの例)は、モータ14(原動機の例)と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)を備えるグラインダ4(工具の例)において、スピンドル32の少なくとも一部を覆うように、ハウジング48に取り付けられる。集塵カバー2は、上下方向(スピンドル32の回転軸に沿った方向)に関して、ハウジング48に対する集塵カバー2の端部の位置を、上限位置(第1位置の例)と、上限位置とは異なる下限位置(第2位置の例)で保持可能な端部位置調整機構68を備えている。
上記の構成によれば、集塵カバー2が端部位置調整機構68を備えているので、ハウジング48に対する集塵カバー2の端部の位置を、上限位置と下限位置の何れでも保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、端部位置調整機構68は、下側ベース58の雄ねじ部58f(雄ねじの例)と、雄ねじ部58fに対応するダイヤル54の雌ねじ部54b(雌ねじの例)を備えている。グラインダ4では、雄ねじ部58fと雌ねじ部54bを相対的に回転させることで、ハウジング48に対する集塵カバー2の端部の位置を変更可能である。
上記の構成によれば、簡素な構成の端部位置調整機構68によって、ハウジング48に対する集塵カバー2の端部の位置を上限位置と下限位置のそれぞれで保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー2は、ハウジング48に取り付けられる上側ベース52のバンド60と、スピンドル32の少なくとも一部を覆う可動カバー56のカバー本体56aをさらに備えている。端部位置調整機構68は、バンド60とカバー本体56aの間に介在している。
上記の構成によれば、集塵カバー2の端部の近傍の構造を複雑化することなく、ハウジング48に対する集塵カバー2の端部の位置を上限位置と下限位置のそれぞれで保持可能な端部位置調整機構68を実現することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー2は、バンド60およびカバー本体56aに対してスピンドル32の回転軸周りに回転可能であって、スピンドル32の回転軸に沿った方向に関して、カバー本体56aと一体的に移動するダイヤル54をさらに備えている。端部位置調整機構68は、バンド60とダイヤル54の間に介在している。
ハウジング48に対する集塵カバー2の端部の位置を変更する際に、ハウジング48に対して可動カバー56を回転させる構成では、ハウジング48と可動カバー56が干渉することがある。上記の構成によれば、ハウジング48に対して、可動カバー56を回転させることなく、ダイヤル54を回転させることによって、集塵カバー2の端部の位置を変更することができる。ハウジング48に対する集塵カバー2の端部の位置を変更する際に、ハウジング48と可動カバー56が干渉することを防止することができる。
(実施例2)
図7に示すように、本実施例の集塵カバー102は、実施例1の集塵カバー2と同様に、グラインダ4に取り付けて使用される。以下では本実施例の集塵カバー102について、実施例1の集塵カバー2と相違する点のみについて詳細に説明する。
図8に示すように、本実施例の集塵カバー102は、ベース104と、固定カバー106と、可動ブラシ108を備えている。
ベース104は、バンド110と、ベースプレート112を備えている。バンド110は、帯状の平板を円筒形状に湾曲させた湾曲部110aと、湾曲部110aの両端から外側に向けて伸びる一対の平板部110bと、一対の平板部110bの間隔を調整する締結具110cを備えている。ベースプレート112は、略円形状の開口部112aを有する略正方形状の平板部112bと、開口部112aの縁に沿って上方に屈曲する半円筒形状の半円筒部112cを備えている。バンド110とベースプレート112は、半円筒部112cの外周面と湾曲部110aの内周面を溶接することによって、互いに固定されている。集塵カバー102は、締結具110cを緩めてバンド110を拡径させた状態で、バンド110をベアリングボックス12のカバー取り付け部50の外周面に取り付け、その後に締結具110cを締めてバンド110を縮径させることで、ベアリングボックス12に対して固定される。
固定カバー106は、カバー本体106aと、ノズル106bを備えている。カバー本体106aとノズル106bは、一体的に形成されている。カバー本体106aは、ベース104の下方に配置されている。カバー本体106aは、下向きに開口した皿形の形状に形成されている。カバー本体106aは、4つの締結具114を介して、ベース104に固定されている。カバー本体106aの下部の外周面には、雄ねじ部106cが形成されている。カバー本体106aの中央には、略円形状の開口部106d(図9、図10参照)が形成されている。ノズル106bの内部の空間は、固定カバー106の内側の空間と連通している。ノズル106bには、集塵機(図示せず)から伸びるホース(図示せず)を取り付けることができる。
可動ブラシ108は、サポートリング116と、ブラシ118を備えている。サポートリング116は、略円環形状を有している。サポートリング116の内周面には、固定カバー106の雄ねじ部106cと螺着可能な雌ねじ部116aが形成されている。サポートリング116の下面には、ブラシ118を着脱可能に収容する円環状の収容溝116b(図9、図10参照)が形成されている。
集塵カバー102では、固定カバー106の雄ねじ部106cと可動ブラシ108の雌ねじ部116aによって、集塵カバー102の下方の端部(すなわち可動ブラシ108の下方の端部)の位置を複数の位置で保持する端部位置調整機構120が構成されている。
図9、図10に示すように、集塵カバー102をグラインダ4に取り付けた状態では、ベース104と固定カバー106はカバー取り付け部50に固定されている。可動ブラシ108は、固定カバー106に螺着されている。可動ブラシ108は、ユーザがサポートリング116を掴んでスピンドル32の回転軸周りに可動ブラシ108を回転させることで、固定カバー106に対して上下方向に移動可能である。集塵カバー102では、可動ブラシ108を固定カバー106に対して上下方向の任意の位置で保持することができる。図9は、可動ブラシ108を最も上方に移動させた状態を示している。図9の状態における、集塵カバー102の下方の端部(すなわち可動ブラシ108の下方の端部)の位置を、上限位置ともいう。図10は、可動ブラシ108を下限位置まで移動させた状態を示している。図10の状態における、集塵カバー102の下方の端部(すなわち可動ブラシ108の下方の端部)の位置を、下限位置ともいう。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、グラインダ4(工具の例)は、モータ14(原動機の例)と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)と、スピンドル32の少なくとも一部を覆うように、ハウジング48に取り付けられる集塵カバー102(カバーの例)を備えている。集塵カバー102は、スピンドル32の回転軸に沿った方向に関して、ハウジング48に対する集塵カバー102の端部の位置を、上限位置(第1位置の例)と、上限位置とは異なる下限位置(第2位置の例)で保持可能な端部位置調整機構120を備えている。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー102(カバーの例)は、モータ14(原動機の例)と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)を備えるグラインダ4(工具の例)において、スピンドル32の少なくとも一部を覆うように、ハウジング48に取り付けられる。集塵カバー102は、スピンドル32の回転軸に沿った方向に関して、ハウジング48に対する集塵カバー102の端部の位置を、上限位置(第1位置の例)と、上限位置とは異なる下限位置(第2位置の例)で保持可能な端部位置調整機構120を備えている。
上記の構成によれば、集塵カバー102が端部位置調整機構120を備えているので、集塵カバー102の端部の位置を、上限位置と下限位置の何れでも保持しておくことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、端部位置調整機構120は、固定カバー106の雄ねじ部106c(雄ねじの例)と、雄ねじ部106cに対応する可動ブラシ108の雌ねじ部116a(雌ねじの例)を備えている。グラインダ4では、雄ねじ部106cと雌ねじ部116aを相対的に回転させることで、ハウジング48に対する集塵カバー102の端部の位置を変更可能である。
上記の構成によれば、簡素な構成の端部位置調整機構120によって、ハウジング48に対する集塵カバー102の端部の位置を上限位置と下限位置のそれぞれで保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー102は、ハウジング48に取り付けられるベース104のバンド110と、スピンドル32の少なくとも一部を覆う固定カバー106のカバー本体106aと、カバー本体106aに対してスピンドル32の回転軸周りに回転可能な可動ブラシ108(ブラシの例)をさらに備えている。端部位置調整機構120は、カバー本体106aと可動ブラシ108の間に介在している。
上記の構成によれば、集塵カバー102のバンド110近傍の構造を複雑化することなく、ハウジング48に対する集塵カバー102の端部の位置を上限位置と下限位置のそれぞれで保持可能な端部位置調整機構120を実現することができる。
(実施例3)
図11に示すように、本実施例の集塵カバー202は、実施例1の集塵カバー2と同様に、グラインダ4に取り付けて使用される。以下では本実施例の集塵カバー202について、実施例1の集塵カバー2と相違する点のみについて詳細に説明する。
図12に示すように、本実施例の集塵カバー202は、バンド204と、可動ベース206と、可動カバー208を備えている。
バンド204は、帯状の平板を円筒形状に湾曲させた湾曲部204aと、湾曲部204aの両端の上部から外側に向けて伸びる一対の平板部204bと、一対の平板部204bの間隔を調整する締結具204cを備えている。湾曲部204aの下部の外周面には、雄ねじ部204dが形成されている。集塵カバー202は、締結具204cを緩めてバンド204を拡径させた状態で、バンド204をベアリングボックス12のカバー取り付け部50の外周面に取り付け、その後に締結具204cを締めてバンド204を縮径させることで、ベアリングボックス12に対して固定される。
可動ベース206は、略円筒形状の円筒部206aと、円筒部206aの下端から外側に広がる略正方形状の平板部206bを備えている。円筒部206aの内周面には、バンド204の雄ねじ部204dと螺着可能な雌ねじ部206cが形成されている。
可動カバー208は、カバー本体208aと、ノズル208bを備えている。カバー本体208aとノズル208bは、一体的に形成されている。カバー本体208aは、可動ベース206の下方に配置されている。カバー本体208aは、下向きに開口した皿形の形状に形成されている。カバー本体208aは、4つの締結具210を介して、可動ベース206に固定されている。カバー本体208aの下端には、ブラシ212を着脱可能に収容する円環状の収容溝208c(図13、図14参照)が形成されている。カバー本体208aの中央には、略円形状の開口部208d(図13、図14参照)が形成されている。ノズル208bの内部の空間は、カバー本体208aの内側の空間と連通している。ノズル208bには、集塵機(図示せず)から伸びるホース(図示せず)を取り付けることができる。
集塵カバー202では、バンド204の雄ねじ部204dと、可動ベース206の雌ねじ部206cによって、集塵カバー202の下方の端部(すなわち、ブラシ212の下方の端部)の位置を複数の位置で保持する端部位置調整機構214が構成されている。
図13、図14に示すように、集塵カバー202をグラインダ4に取り付けた状態では、バンド204はカバー取り付け部50に固定されている。可動カバー208が固定された可動ベース206は、バンド204に螺着されている。可動ベース206と可動カバー208は、ユーザが可動ベース206をバンド204に対してスピンドル32の回転軸周りに回転させることで、バンド204に対して上下方向に移動可能である。なお、可動ベース206と可動カバー208をバンド204に対して回転させる際に、ノズル208bがグラインダ4のハウジング48と干渉する場合がある。このような場合には、締結具204cを緩めてバンド204を拡径させて、バンド204をカバー取り付け部50に対して回転可能な状態とし、バンド204を掴んで回転させる。これによって、可動ベース206および可動カバー208をハウジング48に対して相対的に回転させることなく、バンド204を可動ベース206および可動カバー208に対して相対的に回転させて、可動ベース206および可動カバー208をバンド204に対して上下方向に移動させることができる。集塵カバー202では、可動ベース206および可動カバー208をバンド204に対して上下方向の任意の位置で保持することができる。図13は、可動ベース206および可動カバー208を最も上方まで移動させた状態を示している。図13の状態における、集塵カバー202の下方の端部(すなわち、ブラシ212の下方の端部)の位置を、上限位置ともいう。図14は、可動ベース206および可動カバー208を下限位置まで移動させた状態を示している。図14の状態における、集塵カバー202の下方の端部(すなわち、ブラシ212の下方の端部)の位置を、下限位置ともいう。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、グラインダ4(工具の例)は、モータ14(原動機の例)と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)と、スピンドル32の少なくとも一部を覆うように、ハウジング48に取り付けられる集塵カバー202(カバーの例)を備えている。集塵カバー202は、スピンドル32の回転軸に沿った方向に関して、ハウジング48に対する集塵カバー202の端部の位置を、上限位置(第1位置の例)と、上限位置とは異なる下限位置(第2位置の例)で保持可能な端部位置調整機構214を備えている。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー202(カバーの例)は、モータ14(原動機の例)と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)を備えるグラインダ4(工具の例)において、スピンドル32の少なくとも一部を覆うように、ハウジング48に取り付けられる。集塵カバー202は、スピンドル32の回転軸に沿った方向に関して、ハウジング48に対する集塵カバー202の端部の位置を、上限位置(第1位置の例)と、上限位置とは異なる下限位置(第2位置の例)で保持可能な端部位置調整機構214を備えている。
上記の構成によれば、集塵カバー202が端部位置調整機構214を備えているので、ハウジング48に対する集塵カバー202の端部の位置を、上限位置と下限位置の何れでも保持しておくことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、端部位置調整機構214は、バンド204の雄ねじ部204d(雄ねじの例)と、雄ねじ部204dに対応する可動ベース206の雌ねじ部206c(雌ねじの例)を備えている。グラインダ4では、雄ねじ部204dと雌ねじ部206cを相対的に回転させることで、ハウジング48に対する集塵カバー202の端部の位置を変更可能である。
上記の構成によれば、簡素な構成の端部位置調整機構214によって、ハウジング48に対する集塵カバー202の端部の位置を上限位置と下限位置のそれぞれで保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー202は、ハウジング48に取り付けられるバンド204と、スピンドル32の少なくとも一部を覆う可動カバー208のカバー本体208aをさらに備えている。端部位置調整機構214は、バンド204とカバー本体208aの間に介在している。
上記の構成によれば、集塵カバー202の端部の近傍の構造を複雑化することなく、ハウジング48に対する集塵カバー202の端部の位置を上限位置と下限位置のそれぞれで保持可能な端部位置調整機構214を実現することができる。
(実施例4)
図15に示すように、本実施例の集塵カバー302は、実施例1の集塵カバー2と同様に、グラインダ4に取り付けて使用される。以下では本実施例の集塵カバー302について、実施例1の集塵カバー2と相違する点のみについて詳細に説明する。
図16に示すように、本実施例の集塵カバー302は、バンド304と、ベースプレート306と、カバー本体308と、ノズル310と、伸縮筒312を備えている。
バンド304は、帯状の平板を円筒形状に湾曲させた湾曲部304aと、湾曲部304aの両端から外側に向けて伸びる一対の平板部304bと、一対の平板部304bの間隔を調整する締結具304cを備えている。ベースプレート306は、略円形状の開口部306aを有する略正方形状の平板部306bと、開口部306aの縁に沿って上方に屈曲する半円筒形状の半円筒部306cを備えている。バンド304とベースプレート306は、半円筒部306cの外周面と湾曲部304aの内周面を溶接することによって、互いに固定されている。集塵カバー302は、締結具304cを緩めてバンド304を拡径させた状態で、バンド304をベアリングボックス12のカバー取り付け部50の外周面に取り付け、その後に締結具304cを締めてバンド304を縮径させることで、ベアリングボックス12に対して固定される。
カバー本体308とノズル310は、一体的に形成されている。カバー本体308は、ベースプレート306の下方に配置されている。カバー本体308は、下向きに開口した皿形の形状に形成されている。カバー本体308は、4つの締結具314を介して、ベースプレート306に固定されている。カバー本体308の中央には、略円形状の開口部308a(図17、図18参照)が形成されている。カバー本体308には、開口部308aの縁に沿って上方に屈曲する半円筒形状の半円筒部308bが形成されている。ノズル310の内部の空間は、カバー本体308の内側の空間と連通している。ノズル310には、集塵機(図示せず)から伸びるホース(図示せず)を取り付けることができる。
伸縮筒312は、カバー本体308の下端に取り付けられている。伸縮筒312は、例えば樹脂製の部材であって、上下方向に伸縮が可能な略円筒形状の蛇腹構造を有している。伸縮筒312は、最も伸長させた状態と最も縮小させた状態の間で、任意の伸縮状態を保持することができる。なお、伸縮筒312は、蛇腹構造の代わりに、入れ子管構造などの他の伸縮構造を有していてもよい。伸縮筒312の下端には、ブラシ(図示せず)を着脱可能に収容する円環状の収容溝312a(図17、図18参照)が形成されている。
集塵カバー302では、伸縮筒312によって、集塵カバー302の下方の端部(すなわち、伸縮筒312に取り付けられるブラシの下方の端部)の位置を複数の位置で保持する端部位置調整機構316が構成されている。
図17、図18に示すように、集塵カバー302をグラインダ4に取り付けた状態では、バンド304と、ベースプレート306と、カバー本体308と、ノズル310は、カバー取り付け部50に固定されている。伸縮筒312を上下方向に伸縮させることで、ブラシ(図示せず)の上下方向の位置を調整することができる。図17は、伸縮筒312を最も伸長させた状態を示している。図17の状態における、集塵カバー302の下方の端部(すなわち、伸縮筒312に取り付けられるブラシの下方の端部)の位置を、下限位置ともいう。図18は、伸縮筒312を最も縮小させた状態を示している。図18の状態における、集塵カバー302の下方の端部(すなわち、伸縮筒312に取り付けられるブラシの下方の端部)の位置を、上限位置ともいう。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、グラインダ4(工具の例)は、モータ14(原動機の例)と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)と、スピンドル32の少なくとも一部を覆うように、ハウジング48に取り付けられる集塵カバー302を備えている。集塵カバー302は、スピンドル32の回転軸に沿った方向に関して、ハウジング48に対する集塵カバー302の端部の位置を、上限位置(第1位置の例)と、上限位置とは異なる下限位置(第2位置の例)で保持可能な端部位置調整機構316を備えている。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー302は、モータ14(原動機の例)と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)を備えるグラインダ4(工具の例)において、スピンドル32の少なくとも一部を覆うように、ハウジング48に取り付けられる。集塵カバー302は、スピンドル32の回転軸に沿った方向に関して、ハウジング48に対する集塵カバー302の端部の位置を、上限位置(第1位置の例)と、上限位置とは異なる下限位置(第2位置の例)で保持可能な端部位置調整機構316を備えている。
上記の構成によれば、集塵カバー302が端部位置調整機構316を備えているので、ハウジング48に対する集塵カバー302の端部の位置を、上限位置と下限位置の何れでも保持しておくことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、端部位置調整機構316は、上下方向(スピンドル32の回転軸に沿った方向)に伸縮可能な伸縮筒312(伸縮機構の例)である。集塵カバー302は、ハウジング48に取り付けられるバンド304と、スピンドル32の少なくとも一部を覆うカバー本体308と、伸縮筒312を介してカバー本体308に取り付けられるブラシをさらに備えている。
上記の構成によれば、簡素な構成の端部位置調整機構316によって、ハウジング48に対する集塵カバー302の端部の位置を上限位置と下限位置のそれぞれで保持することができる。
上記の各実施例では、電動工具がグラインダ4であり、先端工具がダイヤモンドカップ6であり、先端工具保持部がスピンドル32であり、カバーが集塵カバー2,102,202である場合を例として説明したが、電動工具は他の種類の電動工具であってもよいし、先端工具は他の種類の先端工具であってもよいし、先端工具保持部は他の種類の先端工具保持部であってもよいし、カバーは他の種類のカバーであってもよい。また、上記の各実施例では、電動工具であるグラインダ4が、電源コード24から交流電力を供給されて動作する構成について説明したが、これとは異なり、電動工具であるグラインダ4は、本体ハウジング8に取り付けられたバッテリから直流電力を供給されて動作する構成としてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :集塵カバー
4 :グラインダ
6 :ダイヤモンドカップ
8 :本体ハウジング
10 :ギヤハウジング
12 :ベアリングボックス
14 :モータ
16 :出力軸
18 :ベアリング
20 :ベアリング
22 :電源回路
24 :電源コード
26 :スイッチ
28 :第1ベベルギヤ
30 :第2ベベルギヤ
32 :スピンドル
34 :ベベルギヤ
36 :ベアリング
38 :シャフトロック
40 :ベアリング
42 :ベアリング
44 :インナフランジ
46 :アウタフランジ
48 :ハウジング
50 :カバー取り付け部
52 :上側ベース
54 :ダイヤル
54a :凹溝
54b :雌ねじ部
54c :上側当接部
54d :下側当接部
56 :可動カバー
56a :カバー本体
56b :ノズル
56c :開口部
56d :平板部
56e :円錐台部
56f :円筒部
56g :ガイド孔
58 :下側ベース
58a :開口部
58b :第1平板部
58c :半円筒部
58d :円筒部
58e :第2平板部
58f :雄ねじ部
58g :ガイドピン
60 :バンド
60a :湾曲部
60b :平板部
60c :締結具
62 :ベースプレート
62a :開口部
62b :平板部
62c :半円筒部
64 :圧縮ばね
66 :締結具
68 :端部位置調整機構
102 :集塵カバー
104 :ベース
106 :固定カバー
106a :カバー本体
106b :ノズル
106c :雄ねじ部
106d :開口部
108 :可動ブラシ
110 :バンド
110a :湾曲部
110b :平板部
110c :締結具
112 :ベースプレート
112a :開口部
112b :平板部
112c :半円筒部
114 :締結具
116 :サポートリング
116a :雌ねじ部
116b :収容溝
118 :ブラシ
120 :端部位置調整機構
202 :集塵カバー
204 :バンド
204a :湾曲部
204b :平板部
204c :締結具
204d :雄ねじ部
206 :可動ベース
206a :円筒部
206b :平板部
206c :雌ねじ部
208 :可動カバー
208a :カバー本体
208b :ノズル
208c :収容溝
208d :開口部
210 :締結具
212 :ブラシ
214 :端部位置調整機構
302 :集塵カバー
304 :バンド
304a :湾曲部
304b :平板部
304c :締結具
306 :ベースプレート
306a :開口部
306b :平板部
306c :半円筒部
308 :カバー本体
308a :開口部
308b :半円筒部
310 :ノズル
312 :伸縮筒
312a :収容溝
314 :締結具
316 :端部位置調整機構

Claims (9)

  1. 原動機と、
    前記原動機に接続される動力伝達機構と、
    前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、
    前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、
    前記先端工具保持部の少なくとも一部を覆うように、前記ハウジングに取り付けられるカバーを備えており、
    前記カバーが、
    前記ハウジングに取り付けられる取付部と、
    前記先端工具保持部の前記少なくとも一部を覆うカバー本体と、
    前記カバー本体に設けられており、前記カバー本体の内側の空間と連通する集塵用ノズルと、
    前記先端工具保持部の回転軸に沿った方向に関して、前記ハウジングに対する前記カバーの端部の位置を、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置で保持可能な端部位置調整機構を備えており、
    前記端部位置調整機構が、雄ねじと、前記雄ねじに対応する雌ねじを備えており、前記雄ねじと前記雌ねじを相対的に回転させることで、前記ハウジングに対する前記カバーの前記端部の位置を変更可能であり、
    前記端部位置調整機構が、前記取付部と前記カバー本体の間に介在している、工具。
  2. 前記カバーが、前記取付部および前記カバー本体に対して前記先端工具保持部の前記回転軸周りに回転可能であって、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に関して、前記カバー本体と一体的に移動する操作部材をさらに備えており、
    前記端部位置調整機構が、前記取付部と前記操作部材の間に介在している、請求項1の工具。
  3. 前記カバーが、
    前記雄ねじを備えており、前記ハウジングに対して固定される第1ベース体と、
    前記雌ねじを備えており、前記第1ベース体に対して前記先端工具保持部の前記回転軸周りに回転可能に設けられる操作部材と、
    前記カバー本体と前記第1ベース体の間に設けられており、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に関して、前記カバー本体を前記操作部材に向けて付勢する弾性部材と、をさらに備えている、請求項1の工具。
  4. 前記第1ベース体が、前記カバー本体よりも、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向の一方側に配置されており、
    前記操作部材が、前記カバー本体よりも、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向の他方側に配置されており、
    前記カバーが、前記操作部材よりも、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向の前記他方側に配置される第2ベース体をさらに備えており、
    前記カバーの前記端部の位置が前記第1位置および前記第2位置の一方にある場合、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向において、前記操作部材が前記第2ベース体と当接しており、
    前記ハウジングが、略円筒形状の外周面を有する被取付部を備えており、
    前記第1ベース体が、前記被取付部の前記外周面の一部に沿って配置される第1半円筒部を備えており、
    前記第2ベース体が、前記被取付部の前記外周面の残部に沿って配置される第2半円筒部を備えており、
    前記取付部が、帯状の平板を円筒形状に湾曲させた湾曲部と、前記湾曲部の両端から外側に向けて伸びる一対の平板部と、前記一対の平板部の間隔を調整する締結具を備えており、
    前記取付部が、前記湾曲部を前記第1半円筒部および前記第2半円筒部の外周面に沿って配置した状態で、前記締結具によって前記一対の平板部を締結することによって、前記第1ベース体および前記第2ベース体を前記ハウジングに対して固定しており、
    前記カバー本体および前記第1ベース体の一方は、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に延びるガイドピンを備えており、
    前記カバー本体および前記第1ベース体の他方は、前記ガイドピンが挿入されるガイド孔を備えており、
    前記弾性部材が、前記ガイドピンの周囲に取り付けられた圧縮ばねである、請求項3の工具。
  5. 原動機と、
    前記原動機に接続される動力伝達機構と、
    前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、
    前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、
    前記先端工具保持部の少なくとも一部を覆うように、前記ハウジングに取り付けられるカバーを備えており、
    前記カバーが、
    前記先端工具保持部の前記少なくとも一部を覆うカバー本体と、
    雄ねじを備えており、前記ハウジングに対して固定されるベース体と、
    前記雄ねじに対応する雌ねじを備えており、前記ベース体に対して前記先端工具保持部の回転軸周りに回転可能に設けられる操作部材と、
    前記カバー本体と前記ベース体の間に設けられており、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に関して、前記カバー本体を前記操作部材に向けて付勢する弾性部材と、を備えており、
    前記雄ねじと前記雌ねじを相対的に回転させることで、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に関して、前記ハウジングに対する前記カバーの端部の位置を変更可能である、工具。
  6. 前記カバー本体および前記ベース体の一方は、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に延びるガイドピンを備えており、
    前記カバー本体および前記ベース体の他方は、前記ガイドピンに対応するガイド孔を備えている、請求項5の工具。
  7. 前記操作部材が、略円筒形状に形成されており、
    前記操作部材の外周面には、複数の凹溝が、周方向に並んで設けられている、請求項2から6の何れか一項の工具。
  8. 原動機と、前記原動機に接続される動力伝達機構と、前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部を備える工具において、前記先端工具保持部の少なくとも一部を覆うように、前記ハウジングに取り付けられるカバーであって、
    前記ハウジングに取り付けられる取付部と、
    前記先端工具保持部の前記少なくとも一部を覆うカバー本体と、
    前記カバー本体に設けられており、前記カバー本体の内側の空間と連通する集塵用ノズルと、
    前記先端工具保持部の回転軸に沿った方向に関して、前記ハウジングに対する前記カバーの端部の位置を、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置で保持可能な端部位置調整機構を備えており、
    前記端部位置調整機構が、雄ねじと、前記雄ねじに対応する雌ねじを備えており、前記雄ねじと前記雌ねじを相対的に回転させることで、前記ハウジングに対する前記カバーの前記端部の位置を変更可能であり、
    前記端部位置調整機構が、前記取付部と前記カバー本体の間に介在している、カバー。
  9. 原動機と、前記原動機に接続される動力伝達機構と、前記原動機および前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部を備える工具において、前記先端工具保持部の少なくとも一部を覆うように、前記ハウジングに取り付けられるカバーであって、
    前記先端工具保持部の前記少なくとも一部を覆うカバー本体と、
    雄ねじを備えており、前記ハウジングに対して固定されるベース体と、
    前記雄ねじに対応する雌ねじを備えており、前記ベース体に対して前記先端工具保持部の回転軸周りに回転可能に設けられる操作部材と、
    前記カバー本体と前記ベース体の間に設けられており、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に関して、前記カバー本体を前記操作部材に向けて付勢する弾性部材と、を備えており、
    前記雄ねじと前記雌ねじを相対的に回転させることで、前記先端工具保持部の前記回転軸に沿った方向に関して、前記ハウジングに対する前記カバーの端部の位置を変更可能である、カバー。
JP2018148930A 2018-08-07 2018-08-07 工具およびカバー Active JP7235454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018148930A JP7235454B2 (ja) 2018-08-07 2018-08-07 工具およびカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018148930A JP7235454B2 (ja) 2018-08-07 2018-08-07 工具およびカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020023020A JP2020023020A (ja) 2020-02-13
JP7235454B2 true JP7235454B2 (ja) 2023-03-08

Family

ID=69619289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018148930A Active JP7235454B2 (ja) 2018-08-07 2018-08-07 工具およびカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7235454B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118438274B (zh) * 2024-06-27 2024-09-17 卡耐夫集团(山西)管道系统有限公司 一种刹车盘的表面加工处理设备

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50115892U (ja) * 1974-03-05 1975-09-20
JPS63161655U (ja) * 1987-04-13 1988-10-21
US4932164A (en) * 1988-07-13 1990-06-12 Sullivan Glenn F Counterbalance safety guard for a dual action sander

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020023020A (ja) 2020-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7395589B1 (en) Rotational power servo toolpost
JP3205051U (ja) 研磨ユニット、バリ取り装置、研磨装置、バリ取りロボット、研磨ロボット
US20110195643A1 (en) Power tool with a shield
JP7100527B2 (ja) カバーおよび工具
JPH04223861A (ja) 携帯用回転工具
JP6044718B2 (ja) グラインダ
JP7235454B2 (ja) 工具およびカバー
ES2285662T3 (es) Lijadora jirafa con cabezal intercambiable.
JP7015186B2 (ja) 電動工具
JP6464017B2 (ja) 研磨機
EP1948395B1 (en) Sand pad lock for sander
JP2012176474A (ja) ディスクグラインダーおよびこれに装着されるカバー
KR102567445B1 (ko) 휠커버를 갖는 그라인더
CN113199403A (zh) 自调式多功能砂轮机
JP2019181618A (ja) 電動工具および集塵カバー
JPH04223880A (ja) 回転ブラシ工具
JP6228990B2 (ja) 目立て機
KR200280306Y1 (ko) 내외면 연마가 가능한 수직 사포 벨트 연마기
JP2019171544A (ja) 電動工具および集塵カバー
US9586299B2 (en) Non-slip mat for lathe
CN217194481U (zh) 一种磨床加工用多位调节设备
KR20040077237A (ko) 연마 가공물 고정용 지그
JP3179212U (ja) ドリル用チャック、およびドリル用研磨機
US20220266412A1 (en) Belt sander
JP3215829U (ja) ディスクグラインダーの研磨補助具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7235454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150