JP7233350B2 - 空冷式パッケージ型気体圧縮機 - Google Patents

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本発明は圧縮機とこれを駆動するモータがパッケージ内に収納されたパッケージ型気体圧縮機に関するものである。
空冷式パッケージ型の気体圧縮機においては、パッケージの吸気口から内部にある圧縮機本体やモータ等の駆動音が漏れることを防ぐため、吸気口付近に遮音を目的として板を設置する場合が多い。
特開2016-67108号公報
特許文献1のように遮音板を吸気口付近に設置した場合、遮音板が空気の流れを妨げることで、圧縮空気を冷却するために必要な空気の流入量が減ってしまう。一方、遮音板の寸法を小さくした場合は、吸気できる空気量は増えるが内部の騒音が外部に漏れやすくなるという課題がある。
そこで、本発明は遮音性と冷却能力を両立する遮音板を用いた圧縮機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、特許請求の範囲に記載の構成を適用する。本発明は、上記課題を解決するための手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、冷却のための吸気ダクトを有する空冷式パッケージ型気体圧縮機であって、吸気ダクト内部に遮音板を備え、遮音板は、吸気ダクト内部の一面と接しており、遮音板上の少なくとも一点が、遮音板の端点よりも吸気ダクト内の吸気の下流側に位置するよう、屈曲または湾曲した形状であり、前記遮音板は、前記吸気ダクトの底面に取り付けられ、上部に切り欠け部を有することを特徴とする空冷式パッケージ型気体圧縮機を提供する。
本発明によれば、遮音板を設けることで遮音性を確保しつつ、遮音板を屈曲または湾曲した形状とすることにより遮音板付近の空気流路を大きくでき、断面積がより小さなダクトで圧縮空気の冷却に必要な空気量を確保することが可能である。
本発明による空冷式パッケージ型空気圧縮機の実施形態の一例を示す図である。 本実施形態の遮音板の正面図である。 本実施形態の遮音板の上面図である。 本実施形態の遮音板の効果を説明する図である。 本実施形態の遮音板によって発生する空気の流れを説明する図である。 本実施形態の遮音板を吸気ダクトの天板に取り付けた例である。 本実施形態の遮音板がU字型の形状の例である。
本発明が提供するパッケージ型気体圧縮機の一実施形態について、図を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施形態による空冷式パッケージ型空気圧縮機の断面図である。パッケージ1は、空冷式パッケージ型空気圧縮機の各構成部品を収める。パッケージ1内に収められた空気圧縮機本体2は、モータ3によって駆動し、空気の圧縮を行う。圧縮機本体1より吐き出された圧縮空気は配管4を通り、熱交換器5によって冷却される。
熱交換器5はフレーム6、7によって支持されている。熱交換器5における熱交換に必要な冷却風は送風機8の駆動によって確保される。この冷却風はパッケージ1内の吸気口9から吸気ダクト10を通ることでパッケージ1内に流入する。吸気ダクト10内には、圧縮機本体2やモータ3の駆動音が外部に漏れることを遮るための遮音板11が設けられている。
図2は遮音板11の正面図である。遮音板11は吸気ダクト10と一面で接し、接した面と交差するように屈曲した形状を採っている。図2では遮音板11は吸気ダクト10と底面で接しているが、接する面は底面でなくてもよい。また、遮音板11上部には切り欠け12が設けられている。この切り欠け12により空気の流れを増やすことができるが、必ずしも無くてもよい。
図3は遮音板11を空気圧縮機の上面から見た図である。遮音板11は、端点13、14に対し、たとえば点15のように少なくとも一点が、吸気口9から吸気ダクト10内に発生する流れの下流側に存在するものとする。図3では遮音板11は逆V字型の形状であるが、上記の条件を満たしていれば必ずしもこの形状でなくてもよい。
図4を用いて、遮音板11を屈曲した形状とすることによる効果を、平板の遮音板との比較により説明する。吸気ダクト10内に、遮音板11と、占有する横幅が遮音板11と同一である仮想の平板16をそれぞれ設置した場合を考える。
吸気ダクト10内に平板16を設置すると仮定した場合の付近の流路の幅は、寸法17、18である。それに対し、本実施例の遮音板11のように折り曲げた形状とする場合、流路幅は寸法19、20であり、これらの幅は寸法17、18よりも大きい。遮音板11のように屈曲した形状とすることで流路幅が拡大するため、通過できる空気の流量が増える。一方、吸気口9に対する投影面積は遮音板11、平板16とで同一であるため、遮音板11と平板16の遮音効果は同等と想定される。
図5では本実施形態による遮音板によって発生する流れを説明する。吸気口9から吸気ダクト10へ流入した空気の流れ21は、遮音板11によって空気流路22、23、24に分流される。空気流路22、23は遮音板11から左右に分流する流れである。さらに遮音板11が屈曲した形状であることにより、流路22、23に加え、上部に流路24を発生させることが出来る。
遮音板11が、吸気ダクト10内に発生する空気の流れの下流側に向かって屈曲した形状であるため、遮音板中央付近に流れこんだ空気の流れは、遮音板の屈曲部分に集まる。この流れが遮音板屈曲部分に到達したとき遮音板11を乗り越える流路24が発生する。
平板の形状の遮音板では、流路22、23は発生するが、遮音板の上部を乗り越える流路24は発生しない。本実施形態においては、遮音板11を下流側へ向かって屈曲した形状とすることで、遮音板付近で空気の流れが増え、遮音板が平板である場合に比べ、遮音効果は確保したまま、全体の空気流量を増やすことができる。
以上、一実施形態に関して述べたが、本発明は上記の例に限定されるものではない。例えば図6のように遮音板11を吸気ダクト10の天板に取り付ける構成であってもよい。また、図7のように遮音板11がU字型のように吸気の下流側に向かって湾曲する形状であってもよい。さらに、遮音板11の表面に吸音材を設けてもよい。

1…パッケージ、2…空気圧縮機本体、3…モータ、9…吸気口、10…吸気ダクト、11…遮音板

Claims (4)

  1. 冷却のための吸気ダクトを有する空冷式パッケージ型気体圧縮機であって、
    前記吸気ダクト内部に遮音板を備え、
    前記遮音板は、前記吸気ダクト内部の一面と接しており、
    前記遮音板上の少なくとも一点が、前記遮音板の端点よりも前記吸気ダクト内の吸気の下流側に位置するよう、屈曲もしくは湾曲した形状であり、
    前記遮音板は、前記吸気ダクトの底面に取り付けられ、上部に切り欠け部を有することを特徴とする空冷式パッケージ型気体圧縮機。
  2. 前記遮音板がV字型の形状であることを特徴とする請求項1に記載の空冷式パッケージ型気体圧縮機。
  3. 前記遮音板がU字型の形状であることを特徴とする請求項1に記載の空冷式パッケージ型気体圧縮機。
  4. 前記遮音板の表面に吸音材を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の空冷式パッケージ型気体圧縮機。
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JP2018204521A (ja) 2017-06-02 2018-12-27 株式会社神戸製鋼所 パッケージ型圧縮機
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