JP7232049B2 - 自動化されたフットウェア・プラットフォームのためのレーシング装置 - Google Patents

自動化されたフットウェア・プラットフォームのためのレーシング装置 Download PDF

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Description

以下の明細書は、電動式レーシング(lacing)・システム、電動式および非電動式のレーシング・エンジン、レーシング・エンジンに関連するフットウェアの構成要素、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォーム、ならびに、関連の組み立てプロセスのさまざまな態様を説明している。
フットウェアの物品を自動的に締め付けるためのデバイスが、以前に提案されている。「自動締め付けシューズ(Automatic tightening shoe)」という標題の特許文献1において、リウ(Liu)は、くつのアッパー部分の上に装着される第1の締結具と、クロージャ部材に接続されている第2の締結具とを提供し、第2の締結具は、締め付けられた状態にクロージャ部材を保つために、第1の締結具と取り外し可能に係合することができる。リウ(Liu)は、ソールのかかと部分に装着される駆動ユニットを教示している。駆動ユニットは、ハウジング、ハウジングの中に回転可能に装着されたスプール、1対の引き紐、およびモータ・ユニットを含む。それぞれの紐は、スプールに接続されている第1の端部と、第2の締結具の中の紐孔に対応する第2の端部とを有している。モータ・ユニットは、スプールに連結されている。リウ(Liu)は、モータ・ユニットがハウジングの中のスプールの回転を駆動するように動作可能であり、第1の締結具に向けて第2の締結具を引っ張るために、スプールの上に引き紐を巻き上げるということを教示している。また、リウ(Liu)は、ガイド・チューブ・ユニットを教示しており、引き紐がガイド・チューブ・ユニットを通って延在することが可能である。
米国特許第6,691,433号明細書
本発明者らは、なかでも、くつ紐(shoe laces、シュー・レース)の自動化されたおよび半自動化された締め付けのための改善されたレーシング装置(lacing apparatus)に対する必要性を認識した。本明細書は、なかでも、フットウェア・プラットフォーム(footwear platform)のレーシング装置部の機械設計を説明している。以下の例は、本明細書で議論されているレーシング装置およびそれを支持するフットウェアの構成要素の非限定的な概要を提供する。
例1は、フットウェア・レーシング装置に関して説明する。この例では、フットウェア・レーシング装置は、ハウジング構造体と、スプールと、駆動機構とを含むことができる。ハウジング構造体は、頂部と底部とを含むことができる。スプールは、上面と、上面の下にあるレース・スプールと、接続ピンを有するスプール軸とを含むことができる。スプールは、ハウジング構造体の前記頂部に取り付けることができる。駆動機構は、スプール軸上の接続ピンを介してスプールに連結することができる。駆動機構は、フットウェア内に取り付けられたレース・ケーブルを締め付けるかもしくは緩めるために、スプールを回転させるように適合されることができる。
例2では、例1の主題は、任意に、スプール軸上の接続ピンと連結する駆動機構であって、締め付け状態から弛緩状態への移行を生じさせるために駆動機構を反転させることと、スプールの弛緩方向への回転を駆動するために接続ピンに係合することとの間に時間差を生じさせるように適合される駆動機構を含むことができる。
例3では、例2の主題は、任意に、接続ピンと係合するためのスプールキーを有する駆動機構を含むことができる。
例4では、例2および3の主題は、任意に、スプール軸の一部を囲むとともに、接続ピンに係合するギアを有する駆動機構を含むことができる。
例5では、例4の主題は、任意に、ギアの回転トラベルの間にスプール軸上の接続ピンに係合するスプールキーを有するギアを任意に含むことができる。
例6では、例2の主題は、任意に、接続ピンと連結し、スプール軸を取り囲むギアの表面から延びる突起を伴う駆動機構を含むことができる。この例では、突起は、ギアが第1方向に回転したときに接続ピンの第1の側に係合し、ギアが第2方向に回転したときに前記接続ピンの第2の側に係合する。
例7では、例6の主題は、任意に、時間差は、突起が接続ピンの第1の側との係合から接続ピンの第2の側との係合まで回転するためのトラベル時間によって生成されることができる。
例8では、例2の主題は、任意に、締め付け状態と弛緩状態との間の移行する間、スプールは、接続ピンが駆動機構に再係合するまで、弛緩方向に自由に回転することができる。
例9では、例8の主題は、任意に、スプールの弛緩方向への回転を通して、時間差を長くすることを含むことができる。
例10では、例1~9のいずれかの主題は、任意に、ハウジング構造体の頂部の第2の上面と同一平面にあるスプールの上面を含むことができる。
例11は、レーシング・エンジンを含む主題を説明する。この例では、レーシング・エンジンは、ハウジングと、レース・スプールと、ウォームギアとを含むことができる。ハウジングは、ハウジングの幅にわたって延びる溝によって二分された円形の凹部を有する上面を含むことができる。溝は、円形の凹部を通してレース・ケーブルをガイドするように構成することができる。レース・スプールは、円形の凹部内に配設することができる。レース・スプールは、円形の上面と、レース凹部と、スプール軸とを含むことができる。円形の上面は、レース・スプールを受け入れるためにレース溝部によって二分されてもよい。レース凹部は、レース・スプールの中間部にある縮径部と円形の凹部とによって形成することができる。スプール軸は、円形の凹部内の穴を通って前記ハウジング内に向けて下向きに延びることができる。ウォームギアは、スプール軸を少なくとも2つの回転位置に係合させるためにスプールキーを含むことができる。ウォームギアは、駆動機構によって第1方向に駆動されるとレース・スプールにレース・ケーブルを巻き取るとともに、第2方向に駆動されるとレース・スプールからレース・ケーブルを巻き解くことができる。
例12では、例11の主題は、任意に、ス第1方向にレース・スプールを駆動するウォームギアと、第2方向にレース・スプールを駆動するウォームギアとの間の移行中に時間差を生成するように適合された、プールキーのスプール軸との係合を含むことができる。
例13では、例11および12の主題は、任意に、スプール軸が、ウォームギア上のスプールキーに係合するために、接続ピンを含むように適合させることができる。
例14では、例13の主題は、任意に、ウォームギアが第1方向に駆動されたときにスプールキーの第1の側に係合し、ウォームギアが第2方向に駆動されたときにスプールキーの第2の側に係合する接続ピンを含むことができる。
例15では、例14の主題は、任意に、少なくとも、スプールキーが、第1の側で接続ピンに係合した状態から、第2の側で接続ピンに係合した状態まで移行するためのトラベル時間の量である時間差を含むことができる。
例16において、例12~15の主題は、任意に、第1方向にレース・ケーブルを巻き取ることと、第2方向にレース・ケーブルを巻き解くこととの間の移行中に、スプールは、接続ピンがスプールキーに係合するまで、自由に回転することを含むことができる。
例17では、例16の主題は、任意に、スプールを第1方向に駆動するウォームギアから、スプールを第2方向に駆動するウォームギアに移行させる間の、スプールの第2方向への回転は、時間差を長くすることを含むことができる。
例18では、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中のレーシング・エンジンの操作方法を含む主題を説明する。この例では、方法は、締付入力を受け取ることと、駆動機構に指令することと、接続ピンを係合させることと、弛緩入力を受信することと、さらに駆動機構に指令することとを含むことができる。レーシング・エンジンへの締付入力を受け取ることにおいては、レーシング・エンジンの回路を使用することができる。駆動機構に指令することにおいては、締付入力に基づいてレース・スプールを第1方向に回転させるために、レーシング・エンジンの回路を使用することができる。弛緩入力に基づいてレース・スプールを第1方向に回転させるために、レース・スプールのスプール軸上の接続ピンを駆動機構の係合部分に係合させることは、レーシング・エンジンの回路を用いてトリガーすることができる。レーシング・エンジンへの弛緩入力を受信することは、レーシング・エンジンの回路を使用して、スプールを弛緩させるように駆動機構に指令する。駆動機構を弛緩させるように指示すると、駆動機構が反転され、時間差の後に、スプール軸上の接続ピンが駆動機構の係合部分に係合して、弛緩入力に基づいてレース・スプールを第2方向に回転させる。
図面は必ずしも実寸で描かれているわけではなく、図面において、同様の参照数字は、異なる図の中で同様の構成要素を説明している場合がある。異なる添え字を有する同様の参照数字は、同様の構成要素の異なる事例を表している場合がある。図面は、一般的に、例として、限定としてではないが、本文献の中で議論されているさまざまな実施形態を図示している。
いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・システムの構成要素を示す分解図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを保持するためのミッドソール・プレートを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを保持するためのミッドソール・プレートを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを保持するためのミッドソール・プレートを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを保持するためのミッドソール・プレートを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンおよび関連の構成要素を収容するための、ミッドソールおよびアウトソールを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンおよび関連の構成要素を収容するための、ミッドソールおよびアウトソールを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンおよび関連の構成要素を収容するための、ミッドソールおよびアウトソールを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンおよび関連の構成要素を収容するための、ミッドソールおよびアウトソールを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体の説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体の説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体の説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体の説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを含むフットウェアの組み立てのためのフットウェア組み立てプロセスを図示するフローチャート。 いくつかの例示的な実施形態に係るミッドソールへの組み立ての準備のためのフットウェア・アッパーの組み立てのための組み立てプロセスを図示する図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るミッドソールへの組み立ての準備のためのフットウェア・アッパーの組み立てのための組み立てプロセスを図示するフローチャート。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンのスプールの中にレースを固定するための機構を図示する図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・システムの構成要素を図示するブロック図。 いくつかの例示的な実施形態による電動式レーシング・エンジンのためのモータ制御スキームを示す説明図。 いくつかの例示的な実施形態による電動式レーシング・エンジンのためのモータ制御スキームを示す説明図。 いくつかの例示的な実施形態による電動式レーシング・エンジンのためのモータ制御スキームを示す説明図。 いくつかの例示的な実施形態による電動式レーシング・エンジンのためのモータ制御スキームを示す説明図。
本明細書で提供されている見出しは、単に、便宜のためのものに過ぎず、必ずしも、使用されている用語の範囲または意味に影響を与えるわけではない。
自己締め付け式シュー・レースの概念は、最初に、1989年公開の映画バック・トゥ・ザ・フューチャII(Back to the Future II)の中のマーティ・マクフライ(Marty McFly)によって着用された架空のパワー・レース付きのNike(登録商標)スニーカによって広く知れわたった。Nike(登録商標)は、バック・トゥ・ザ・フューチャII(Back to the Future II)からの映画用小道具バージョンに外見が似ているパワー・レース付きのスニーカの少なくとも1つのバージョンをリリースしたが、これらの初期バージョンに用いられた内部機械システムおよび周囲のフットウェア・プラットフォームは、必ずしも、大量生産または日常使用に適しているわけではない。付加的に、電動式レーシング・システムに関する以前の設計は、多くの問題のうちの単にいくつかを強調すると、比較的に、高コストの製造、複雑さ、組み立ての困難さ、補修のしやすさの欠如、および、弱くまたは壊れやすい機械的機構などのような問題に悩まされていた。本発明者らは、なかでも、上記に議論されている問題のいくつかまたはすべてを解決する、電動式および非電動式のレーシング・エンジンを収容するために、モジュール式のフットウェア・プラットフォームを開発した。以下に議論されている構成要素は、それに限定されないが、補修のしやすい構成要素、交換可能な自動化されたレーシング・エンジン、強固な機械設計、信頼性の高い動作、合理化された組み立てプロセス、および、小売段階でのカスタマイズを含む、さまざまな利益を提供する。以下に説明されている構成要素のさまざまな他の利益は、当業者に明らかになることとなる。
以下に議論されている電動式レーシング・エンジンは、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームの強固な、補修のしやすい、および交換可能な構成要素を提供するために、徹底的に開発された。レーシング・エンジンは、モジュール式のフットウェア・プラットフォームの中への小売段階での最終組み立てを可能にする独自の設計要素を含む。レーシング・エンジン設計は、フットウェア組み立てプロセスの大半が、公知の組み立て技術を活用することを可能にし、標準的な組み立てプロセスへの独自の適合は、依然として、現在の組み立て資源を活用することができる。
例では、モジュール式の自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームは、レーシング・エンジンを受け入れるための、ミッドソールに固定されたミッドソール・プレートを含む。ミッドソール・プレートの設計は、購入の時点において可能な限り遅く、レーシング・エンジンがフットウェア・プラットフォームの中へ落とされることを可能にする。ミッドソール・プレート、および、モジュール式の自動化されたフットウェア・プラットフォームの他の態様は、異なるタイプのレーシング・エンジンが相互交換可能に使用されることを可能にする。たとえば、以下に議論されている電動式レーシング・エンジンは、人力レーシング・エンジンと取り替えられ得る。代替的に、足存在センシング特徴または他の任意の特徴を備えた完全に自動的な電動式レーシング・エンジンが、標準的なミッドソール・プレートの中に収容され得る。
本明細書で議論されている自動化されたフットウェア・プラットフォームは、アウトソール・アクチュエータ・インターフェースを含むことが可能であり、締め付け制御をエンド・ユーザに提供し、また、半透明の保護アウトソール材料を通して投射されるLED照明を通した視覚的なフィードバックを提供する。アクチュエータは、触感的および視覚的なフィードバックをユーザに提供し、レーシング・エンジンまたは他の自動化されたフットウェア・プラットフォームの構成要素の状態を示すことが可能である。
この最初の概要は、本特許出願の主題を導入することが意図されている。以下のより詳細な説明の中に開示されているさまざまな発明の排他的または包括的な説明を提供するということは意図されていない。
自動化されたフットウェア・プラットフォーム
以下は、電動式レーシング・エンジン、ミッドソール・プレート、および、プラットフォームのさまざまな他の構成要素を含む、自動化されたフットウェア・プラットフォームのさまざまな構成要素について議論している。本開示の多くは、電動式レーシング・エンジンに焦点を合わせているが、議論されている設計の機械的な態様の多くは、追加的な能力またはより少ない能力を備えた人力レーシング・エンジンまたは他の電動式レーシング・エンジンに適用可能である。したがって、「自動化されたフットウェア・プラットフォーム」の中で使用されているような「自動化された」という用語は、ユーザ入力なしに動作するシステムをカバーすることだけが意図されているわけではない。むしろ、「自動化されたフットウェア・プラットフォーム」という用語は、フットウェアのレースを締めたりまたは保持したりするシステムのための、さまざまな電動機構、および人力の機構、自動的に作動させられる機構、ならびに、人間により作動させられる機構を含む。
図1は、いくつかの例示的な実施形態に係るフットウェアのための電動式レーシング・システムの構成要素の分解図の説明図である。図1に図示されている電動式レーシング・システム1は、レーシング・エンジン10、蓋20、アクチュエータ30、ミッドソール・プレート40、ミッドソール50、およびアウトソール60を含む。図1は、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームの構成要素の基本的な組み立て順序を図示している。電動式レーシング・システム1は、ミッドソール・プレート40がミッドソールの中に固定されることから始める。次に、アクチュエータ30が、アウトソール60の中に埋め込まれ得るインターフェース・ボタンとは反対側に、ミッドソール・プレートの外側の中の開口部の中へ挿入される。次に、レーシング・エンジン10が、ミッドソール・プレート40の中へ落とされる。例では、レーシング・システム1は、レーシング・ケーブルの連続的なループの下に挿入され、レーシング・ケーブルは、レーシング・エンジン10の中のスプールと整合させられる(以下に議論されている)。最後に、蓋20が、ミッドソール・プレート40の中の溝部の中へ挿入され、閉位置へと固定され、ミッドソール・プレート40の中の凹部の中へラッチ係合される。蓋20は、レーシング・エンジン10を捕獲することが可能であり、また、動作の間のレーシング・ケーブルの配列を維持することを支援することが可能である。
例では、フットウェア物品または電動式レーシング・システム1は、足存在特性をモニタリングもしくは決定することができる1つもしくは複数のセンサーを含むか、または、この1つもしくは複数のセンサーとインターフェース接続するように構成されている。1つまたは複数の足存在センサーからの情報に基づいて、電動式レーシング・システム1を含むフットウェアは、さまざまな機能を果たすように構成され得る。たとえば、足存在センサーは、足がフットウェアの中に存在しているかまたは存在していないかについてのバイナリー情報を提供するように構成され得る。足存在センサーからのバイナリー信号が、足が存在しているということを示す場合には、電動式レーシング・システム1が作動させられ得、フットウェア・レーシング・ケーブルを自動的に締め付けるかまたは弛緩させる(すなわち、緩める)ようになっている。例では、フットウェア物品は、プロセッサー回路を含み、プロセッサー回路は、足存在センサーからの信号を受信または解釈することが可能である。プロセッサー回路は、任意に、レーシング・エンジン10の中に、または、レーシング・エンジン10とともに、たとえば、フットウェア物品のソールの中などに、埋め込まれ得る。
レーシング・エンジン10の例が、図2A~図2Nを参照して詳細に説明されている。アクチュエータ30の例が、図3A~図3Dを参照して詳細に説明されている。ミッドソール・プレート40の例が、図4A~図4Dを参照して詳細に説明されている。電動式レーシング・システム1のさまざまな追加的な詳細が、本説明の残りの部分の全体を通して議論されている。
図2A~図2Nは、いくつかの例示的な実施形態による電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面である。図2Aは、例示的なレーシング・エンジン10のさまざまな外部特徴を紹介しており、それは、ハウジング構造体100、ケースねじ108、レース溝110(レース・ガイド・リリーフ110とも称される)、レース溝壁112、レース溝移行部114、スプール凹部115、ボタン開口部120、ボタン121、ボタン膜シール124、プログラミング・ヘッダー128、スプール130、およびレース溝部132を含む。ハウジング構造体100の追加的な詳細が、図2Bを参照して以下に議論されている。
例では、レーシング・エンジン10は、ケースねじ108などのような1つまたは複数のねじによって、一緒に保持されている。ケースねじ108は、1次駆動機構の近くに位置決めされており、レーシング・エンジン10の構造的完全性を強化する。また、ケースねじ108は、たとえば、外部の繋ぎ目の超音波溶接のためにケースを一緒に保持するなど、組み立てプロセスを支援するように機能する。
この例では、レーシング・エンジン10は、レース溝110を含み、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中へ組み立てられると、レースまたはレース・ケーブルを受け入れる。レース溝110は、レース溝壁112を含むことが可能である。レース溝壁112は、面取りされた縁部を含むことが可能であり、動作の間にレース・ケーブルが走るための滑らかなガイド表面を提供する。レース溝110の滑らかなガイド表面の一部は、溝移行部114を含むことが可能であり、溝移行部114は、スプール凹部115に通じるレース溝110の広がった部分である。スプール凹部115は、溝移行部114から、スプール130の外形にぴったりと合う概して円形の部分の中へ移行している。スプール凹部115は、スプールに巻かれたレース・ケーブルを保つことを支援し、また、スプール130の位置を保つことを支援する。しかし、設計の他の態様は、スプール130の主要な保持を提供する。この例では、スプール130は、ヨーヨーの半分と同様に形状決めされており、レース溝部132が、平坦な頂面を通って走っており、スプール軸133(図2Aには示されていない)が、反対側から下方に延在している。スプール130は、追加的な図を参照して以下にさらに詳細に説明されている。
レーシング・エンジン10の側面は、ボタン開口部120を含み、ボタン開口部120は、機構を作動させるためのボタン121がハウジング構造体100を通って延在することを可能にする。ボタン121は、スイッチ122の作動のための外部インターフェースを提供しており、それは、以下に議論されている追加的な図に図示されている。いくつかの例では、ハウジング構造体100は、ボタン膜シール124を含み、ほこりおよび水からの保護を提供する。この例では、ボタン膜シール124は、最大で数ミル(1ミルは25.4マイクロメートル(1000分の1インチ))の厚さの透明プラスチック(または、同様の材料)であり、この透明プラスチックは、ハウジング構造体100の上面から、角部を覆って、側面の下へ付着されている。別の例では、ボタン膜シール124は、ボタン121およびボタン開口部120をカバーする、50.8マイクロメートル(2ミル)の厚さのビニール接着剤付きの膜である。
図2Bは、頂部102および底部104を含むハウジング構造体100の説明図である。この例では、頂部102は、ケースねじ108、レース溝110、レース溝移行部114、スプール凹部115、ボタン開口部120、およびボタン・シール凹部126などのような、特徴を含む。ボタン・シール凹部126は、ボタン膜シール124のための嵌め込み部を提供するように解放される頂部102の一部分である。この例では、ボタン・シール凹部126は、頂部104の上面の外側の2、3ミル(1ミルは25.4マイクロメートル)凹んだ部分であり、上面の外側縁部の一部分を覆って、頂部104の側面の一部分の長さにわたって下へ移行している。
この例では、底部104は、ワイヤレス充電器アクセス105、ジョイント106、およびグリース隔離壁109などのような、特徴を含む。また、具体的には識別されていないが、ケースねじ108を受け入れるためのケースねじベース、および、駆動機構の一部分を保持するためのグリース隔離壁109の中のさまざまな特徴が図示されている。グリース隔離壁109は、ギヤ・モータおよび密閉型のギヤ・ボックスを含むレーシング・エンジン10の電気的な構成要素から離れるように、駆動機構を取り囲むグリースまたは同様の化合物を保つように設計されている。この例では、ウォーム・ギヤ150およびウォーム駆動部140は、グリース隔離壁109の中に含有されているが、一方、ギヤ・ボックス144およびギヤ・モータ145などのような、他の駆動に係る構成要素は、グリース隔離壁109の外側にある。さまざまな構成要素の位置決めは、たとえば、図2Bと図2Cとの比較を通して理解され得る。
図2Cは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10のさまざまな内部構成要素の説明図である。この例では、レーシング・エンジン10は、スプール磁石136、Oリング・シール138、ウォーム駆動部140、ブッシング141、ウォーム駆動キー142、ギヤ・ボックス144、ギヤ・モータ145、モータ・エンコーダ146、モータ回路基板147、ウォーム・ギヤ150、回路基板160、モータ・ヘッダー161、バッテリー接続部162、およびワイヤード充電ヘッダー163をさらに含む。スプール磁石136は、磁力計(図2Cには示されていない)による検出を通して、スプール130の移動をトラッキングすることを支援する。Oリング・シール138は、スプール軸133の周りにおいてレーシング・エンジン10の中へ侵入し得るほこりおよび湿気をシールするように機能する。
この例では、レーシング・エンジン10の主要な駆動に係る構成要素は、ウォーム駆動部140、ウォーム・ギヤ150、ギヤ・モータ145、およびギヤ・ボックス144を含む。ウォーム・ギヤ150は、ウォーム駆動部140およびギヤ・モータ145の逆転駆動を阻止するように設計されており、これは、レーシング・ケーブルからスプール130を介して入ってくる主要な入力の力が、比較的に大きいウォーム・ギヤおよびウォーム駆動部の歯の上に分散されるということを意味している。この配置は、フットウェア・プラットフォームの活動的な使用からの動的荷重、または、レーシング・システムを締め付けることからの締め付け荷重の両方に耐えるのに十分な強度のギヤを含むことを必要としないように、ギヤ・ボックス144を保護する。ウォーム駆動部140は、駆動システムのより壊れやすい部分、たとえば、ウォーム駆動キー142などを保護することを支援する追加的な特徴を含む。この例では、ウォーム駆動キー142は、ギヤ・ボックス144から出てくる駆動軸を通してピンとインターフェース接続するウォーム駆動部140のモータ端部の中の半径方向のスロットである。この配置は、ウォーム駆動部140が軸線方向に(ギヤ・ボックス144から離れるように)自由に移動することを可能にし、それらの軸線方向の荷重をブッシング141およびハウジング構造体100に伝達することによって、ウォーム駆動部140がギヤ・ボックス144またはギヤ・モータ145に任意の軸線方向の力を付与することを防止する。
図2Dは、レーシング・エンジン10の追加的な内部構成要素を示す説明図である。この例では、レーシング・エンジン10は、ウォーム駆動部140、ブッシング141、ギヤ・ボックス144、ギヤ・モータ145、モータ・エンコーダ146、モータ回路基板147、およびウォーム・ギヤ150などのような、駆動に係る構成要素を含む。図2Dは、バッテリー170の説明図、および、上記に議論されている駆動に係る構成要素のうちのいくつかのよりよい図を加える。
図2Eは、レーシング・エンジン10の内部構成要素を示す別の説明図である。図2Eでは、ウォーム・ギヤ150は、インデキシング(indexing)・ホイール151(ジェネバ(Geneva)・ホイール151とも称される)をより良好に図示するために除去されている。さらに詳細に以下に説明されているように、インデキシング・ホイール151は、電気的なまたは機械的な故障および位置の喪失の場合に、駆動機構をホームに復帰させるための機構を提供する。この例では、レーシング・エンジン10は、また、ワイヤレス充電インターコネクト165およびワイヤレス充電コイル166を含み、それらは、バッテリー170(これは、この図には図示されていない)の下に位置付けされている。この例では、ワイヤレス充電コイル166は、レーシング・エンジン10の底部104の外部下面の上に装着されている。
図2Fは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10の断面説明図である。図2Fは、スプール130の構造体を図示するだけでなく、どのようにレース溝部132およびレース溝110がレース・ケーブル131とインターフェース接続するかということを図示するのを支援する。この例に示されているように、レース131は、レース溝110を通ってスプール130のレース溝部132の中へ連続的に走っている。また、断面説明図は、レース凹部135およびスプール中間部を示しており、それらは、レース131がスプール130の回転によって巻き取られるときに、レース131が巻き重ねられることとなる場所である。スプール中間部137は、スプール130の上面の下に配設されている、円形の縮径部である。レース凹部135は、スプール130の上部によって形成されており、スプール130の上部は、スプール凹部115、スプール凹部115の側部および床部、ならびにスプール中間部137を実質的に充填するように、半径方向に延在している。いくつかの例では、スプール130の上部は、スプール凹部115を越えて延在することが可能である。他の例では、スプール130は、スプール凹部115の中に完全にフィットし、半径方向の上部が、スプール凹部115の側壁まで延在しているが、スプール130がスプール凹部115によって自由に回転することを可能にする。レース131は、レーシング・エンジン10を横切って走るとレース溝部132によって捕獲され、これによってスプール130が回されるときに、レース131がレース凹部135の中のスプール130の本体部の上に回転させられるようになっている。
レーシング・エンジン10の断面によって図示されているように、スプール130は、スプール軸133を含み、スプール軸133は、Oリング138を通り抜けた後に、ウォーム・ギヤ150と連結する。この例では、スプール軸133は、接続ピン134を介して、ウォーム・ギヤに連結されている。いくつかの例では、接続ピン134は、スプール軸133から1つの軸線方向だけに延在しており、また、ウォーム・ギヤ150の方向が逆にされるときに、接続ピン134が接触される前に、ウォーム・ギヤ150のほとんど完全な回転を可能にするように、ウォーム・ギヤの上のキーによって接触されている。また、クラッチ・システムは、スプール130をウォーム・ギヤ150に連結するように実装され得る。そのような例では、クラッチ機構は、レースを緩める(弛緩させる)ときにスプール130が自由に回ることを可能にするように作動させられ得る。接続ピン134がスプール軸133から1つの軸線方向だけに延在している例では、スプールは、ウォーム・ギヤ150が逆転駆動されている間に、弛緩プロセスの初期の作動のときに自由に移動することを許容される。弛緩プロセスの初期部分の間にスプール130が自由に移動することを可能にすることは、レース131のもつれを防止することを支援する。その理由は、それが、ユーザがフットウェアを緩め始めるための時間を提供し、次にそれによって、ウォーム・ギヤ150によって駆動される前にレース131を緩める方向に張力を与えることとなるからである。
図2Gは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10の別の断面説明図である。図2Gは、図2Fと比較して、レーシング・エンジン10のより内側の断面を図示しており、それは、回路基板160、ワイヤレス充電インターコネクト165、およびワイヤレス充電コイル166などのような、追加的な構成要素を図示している。また、図2Gは、スプール130およびレース131のインターフェースを取り囲む追加的な詳細を示すために使用される。
図2Hは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10の上面図である。図2Hは、グリース隔離壁109を強調しており、また、どのようにグリース隔離壁109が、スプール130、ウォーム・ギヤ150、ウォーム駆動部140、およびギヤ・ボックス145を含む、駆動機構の特定の部分を取り囲むかということを図示している。特定の例では、グリース隔離壁109は、ウォーム駆動部140をギヤ・ボックス145から分離している。また、図2Hは、スプール130とレース・ケーブル131との間のインターフェースの上面図を提供しており、レース・ケーブル131が、スプール130の中のレース溝部132を通って内外方向に走っている。
図2Iは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10のウォーム・ギヤ150およびインデックス・ホイール15の一部分の上面の説明図である。インデックス・ホイール151は、腕時計製造およびフィルム映写機において使用される周知のジェネバ・ホイールに関するバリエーションである。典型的なジェネバ・ホイールまたは駆動機構は、たとえば、フィルム映写機において必要とされるように、または、腕時計の秒針を断続的に移動させるために、連続的な回転移動を断続的な運動に変換する方法を提供する。腕時計メーカは、機械的な腕時計スプリングの巻き過ぎを防止するために、異なるタイプのジェネバ・ホイールを使用したが、欠けているスロットを備えたジェネバ・ホイール(たとえば、ジェネバ・スロット157のうちの1つが欠けていることとなる)を使用している。欠けているスロットは、ジェネバ・ホイールのさらなる割り出しを防止することとなり、それは、スプリングを巻くことの原因であり、巻き過ぎを防止する。図示されている例では、レーシング・エンジン10は、ジェネバ・ホイールについてのバリエーション、インデキシング・ホイール151を含み、インデキシング・ホイール151は、ホームに復帰する動作において停止機構として作用する小さい停止歯156を含む。図2J~図2Mに図示されているように、標準的なジェネバ歯155は、インデックス歯152がジェネバ歯155のうちの1つの隣のジェネバ・スロット157に係合しているときに、ウォーム・ギヤ150のそれぞれの回転に関して単純に割り出しする。しかし、インデックス歯152が停止歯156の隣のジェネバ・スロット157に係合しているときに、より大きい力が生成され、それは、ホームに復帰する動作において駆動機構を失速させるために使用され得る。停止歯156は、モータ・エンコーダ146などのような、他の位置決め情報の喪失の場合にホームに復帰するための機構の公知の場所を生成させるために使用され得る。
図2J~図2Mは、例示的な実施形態に係るインデックス動作を通して移動するウォーム・ギヤ150およびインデックス・ホイール151の説明図である。上記に議論されているように、これらの図は、図2Jから始めて図2Mにわたって、ウォーム・ギヤ150の単一の全回転の間に何が起こるかということを図示している。図2Jでは、ウォーム・ギヤ150のインデックス歯153は、ジェネバ歯155の第1のジェネバ歯155aと停止歯156との間で、ジェネバ・スロット157の中に係合されている。図2Kは、第1のインデックス位置にあるインデックス・ホイール151を図示しており、ウォーム・ギヤ150によってインデックス歯153がその回転を開始するときに、第1のインデックス位置が維持される。図2Lでは、インデックス歯153は、第1のジェネバ歯155aの反対側のジェネバ・スロット157に係合し始めている。最後に、図2Mでは、インデックス歯153は、第1のジェネバ歯155aと第2のジェネバ歯155bとの間のジェネバ・スロット157の中に完全に係合されている。図2J~図2Mに示されているプロセスは、インデックス歯153が停止歯156に係合するまで、ウォーム・ギヤ150のそれぞれの回転を続ける。上記に議論されているように、インデックス歯153が停止歯156に係合するときに、増加した力が、駆動機構を失速させることが可能である。
図2Nは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10の分解図である。レーシング・エンジン10の分解図は、どのようにすべてのさまざまな構成要素が組み合わさるかということの説明図を提供する。図2Nは、上下逆さまにレーシング・エンジン10を示しており、底部104は、ページの上部にあり、頂部102は、底辺の近くにある。この例では、ワイヤレス充電コイル166が、底部104の外側(下)に付着されているとして示されている。また、この分解図は、どのようにウォーム駆動部140が、ブッシング141、駆動軸143、ギヤ・ボックス144、およびギヤ・モータ145とともに組み立てられるかということの良好な説明図を提供する。この説明図は、ウォーム駆動部140の第1の端部においてウォーム駆動キー142の中に受け入れられる駆動軸ピンを含まない。上記に議論されているように、ウォーム駆動部140は、駆動軸143上をスライドし、ウォーム駆動キー142の中の駆動軸ピンに係合し、ウォーム駆動キー142は、本質的に、ウォーム駆動部140の第1の端部において駆動軸143に対して横断方向に走るスロットである。
図3A~図3Dは、例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータ30を示す説明図および図面である。この例では、アクチュエータ30は、ブリッジ310、光導体320、後部アーム330、中央アーム332、および前部アーム334などのような、特徴を含む。また、図3Aは、複数のLED340(LED340としても表される)、ボタン121、およびスイッチ122などのような、レーシング・エンジン10の関連の特徴を図示している。この例では、後部アーム330および前部アーム334は、それぞれ、ボタン121を通してスイッチ122のうちの1つを別々に作動させることが可能である。また、アクチュエータ30は、リセットまたは他の機能のようなものに関して、両方のスイッチ122の作動を同時に可能にするように設計されている。アクチュエータ30の主要機能は、締め付けるコマンドおよび緩めるコマンドをレーシング・エンジン10に提供することである。また、アクチュエータ30は、光導体320を含み、光導体320は、LED340からフットウェア・プラットフォームの外部部分(たとえば、アウトソール60)のある外に光を導く。光導体320は、複数の個々のLED源からの光を分散させ、アクチュエータ30の面にわたって均一にするように構造化されている。
この例では、アクチュエータ30のアーム、すなわち、後部アーム330および前部アーム334は、スイッチ122の過剰作動を防止するためにフランジを含み、フットウェア・プラットフォームの側部への衝撃に対する安全の対策を提供する。また、大きい中央アーム332は、ボタン121に対するこれらの荷重の伝達を可能にする代わりに、レーシング・エンジン10の側部に対する衝撃荷重を担うように設計されている。
図3Bは、アクチュエータ30の側面図を提供しており、それは、前部アーム334の例示的な構造体、および、ボタン121との係合をさらに図示している。図3Cは、アクチュエータ30の追加的な上面図であり、後部アーム330および前部アーム334を通る作動経路を図示している。また、図3Cは、断面線A-Aを示しており、それは、図3Dに図示されている断面に対応している。図3Dでは、アクチュエータ30は、透過光345が点線で示されている状態で、断面で図示されている。光導体320は、LED340からの透過光345のための伝送媒体を提供する。また、図3Dは、アクチュエータ・カバー610および隆起したアクチュエータ・インターフェース615などのような、アウトソール60の態様を図示している。
図4A~図4Dは、いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10を保持するためのミッドソール・プレート40を示す説明図および図面である。この例では、ミッドソール・プレート40は、レーシング・エンジン用空洞部410、内側レース・ガイド420、外側レース・ガイド421、蓋スロット430、前部フランジ440、後部フランジ450、上面460、下面470、およびアクチュエータ用切欠部480などのような、特徴を含む。レーシング・エンジン用空洞部410は、レーシング・エンジン10を受け入れるように設計されている。この例では、レーシング・エンジン用空洞部410は、横方向および前後方向にレーシング・エンジン10を保つが、レーシング・エンジン10をポケットの中へロックするための任意の作り付けの特徴を含まない。任意に、レーシング・エンジン用空洞部410は、レーシング・エンジン10をレーシング・エンジン用空洞部410の中に確実に保つことができる1つまたは複数の側壁に沿った、戻止部、タブ、または、同様の機械的な特徴を含むことが可能である。
内側レース・ガイド420および外側レース・ガイド421は、レース・エンジン・ポケット410の中へ、および、レーシング・エンジン10(存在するとき)の上方へ、レース・ケーブルをガイドするのを支援する。内側の/外側レース・ガイド420,421は、面取りされた縁部、および、下方に傾斜した複数の傾斜路を含み、レース・ケーブルをレーシング・エンジン10の上方の所望の位置へガイドするのを支援することが可能である。この例では、内側/外側レース・ガイド420,421は、ミッドソール・プレート40の側部の中に開口部を含み、それらは、典型的なレーシング・ケーブルの直径よりも何倍も幅が広くなっており、他の例では、内側/外側レース・ガイド420,421のための開口部は、レーシング・ケーブルの直径よりも2、3倍だけ幅が広くなっていることも可能である。
この例では、ミッドソール・プレート40は、彫られたまたは輪郭付けされた前部フランジ440を含み、前部フランジ440は、ミッドソール・プレート40の内側においてはるかに遠くへ延在している。例示的な前部フランジ440は、フットウェア・プラットフォームのアーチの下に追加的なサポートを提供するように設計されている。しかし、他の例では、前部フランジ440は、内側において、より顕著でなくてもよい。この例では、後部フランジ450は、また、内側および外側の両方において、拡張された部分を備えた特定の輪郭を含む。図示されている後部フランジ450の形状は、レーシング・エンジン10に関して、外側の安定性の強化を提供する。
図4B~図4Dは、レーシング・エンジン10を保つために、および、レース・ケーブル131を捕獲するために、ミッドソール・プレート40の中へ蓋20を挿入することを図示している。この例では、蓋20は、ラッチ210、蓋レース・ガイド220、蓋スプール凹部230、および蓋クリップ240などのような、特徴を含む。蓋レース・ガイド220は、内側および外側の両方の蓋レース・ガイド220を含むことが可能である。蓋レース・ガイド220は、レーシング・エンジン10の適正な部分を通るレース・ケーブル131の配列を維持するのを支援する。また、蓋クリップ240は、内側および外側の両方の蓋クリップ240を含むことが可能である。蓋クリップ240は、ミッドソール・プレート40への蓋20の取り付けのための枢動点を提供する。図4Bに図示されているように、蓋20は、ミッドソール・プレート40の中へ真っ直ぐ下へ挿入され、蓋クリップ240が、蓋スロット430を介してミッドソール・プレート40に進入する。
図4Cに図示されているように、蓋クリップ240が蓋スロット430を通して挿入されると、蓋20は、前側に移動され、蓋クリップ240のミッドソール・プレート40との係合が解除されないように保つ。図4Dは、ラッチ210とミッドソール・プレート40の中の蓋ラッチ凹部490との係合によってレーシング・エンジン10およびレース・ケーブル131を固定するための、蓋クリップ240の周りの蓋20の回転または枢動を図示している。蓋20は、適切な位置に止められると、レーシング・エンジン10をミッドソール・プレート40の中に固定する。
図5A~図5Dは、いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10および関連の構成要素を収容するように構成されている、ミッドソール50およびアウトソール60を示す説明図および図面である。ミッドソール50は、任意の適切なフットウェア材料から形成され得、また、ミッドソール・プレート40および関連の構成要素を収容するためにさまざまな特徴を含む。この例では、ミッドソール50は、プレート凹部510、前部フランジ凹部520、後部フランジ凹部530、アクチュエータ開口部540、およびアクチュエータ・カバー凹部550などのような、特徴を含む。プレート凹部510は、ミッドソール・プレート40の対応する特徴にマッチするように、さまざまな切欠部および同様の特徴を含む。アクチュエータ開口部540は、フットウェア・プラットフォーム1の外側からのアクチュエータ30へのアクセスを提供するようにサイズ決めおよび位置決めされている。アクチュエータ・カバー凹部550は、ミッドソール50の凹んだ部分であり、その凹んだ部分は、図5Bおよび図5Cに図示されているように、アクチュエータ30を保護するための、ならびに、レーシング・エンジン10に対する主要ユーザ・インターフェースに関して特定の触感および視覚的な見た目を提供するための、成形されたカバーを収容するように適合されている。
図5Bおよび図5Cは、例示的な実施形態に係るミッドソール50およびアウトソール60の部分を図示している。図5Bは、例示的なアクチュエータ・カバー610および隆起したアクチュエータ・インターフェース615の説明図を含み、隆起したアクチュエータ・インターフェース615は、アクチュエータ・カバー610の中へ成形されているか、またはその他の方法で形成されている。図5Cは、アクチュエータ30の光導体320部分を通してアウトソール60へ透過される光の部分を分散させるための水平方向のストリッピングを含む、アクチュエータ610および隆起したアクチュエータ・インターフェース615の追加的な例を図示している。
図5Dは、ミッドソール50の上のアクチュエータ・カバー凹部550をさらに図示しており、また、アクチュエータ・カバー610を適用する前の、アクチュエータ開口部540の中へのアクチュエータ30の位置決めをさらに図示している。この例では、アクチュエータ・カバー凹部550は、アクチュエータ・カバー610をミッドソール50およびアウトソール60に付着させるために、接着剤を受け入れるように設計されている。
図6A~図6Dは、いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジン10を含むフットウェア組立体1の説明図である。この例では、図6A~図6Cは、レーシング・エンジン10、ミッドソール・プレート40、ミッドソール50、およびアウトソール60を含む、組み立てられた自動化されたフットウェア・プラットフォーム1を透視した例を示している。図6Aは、自動化されたフットウェア・プラットフォーム1の外側の側面図である。図6Bは、自動化されたフットウェア・プラットフォーム1の内側の側面図である。図6Cは、アッパー部分が取り外された状態の、自動化されたフットウェア・プラットフォーム1の上面図である。上面図は、レーシング・エンジン10、蓋20、アクチュエータ30、ミッドソール・プレート40、ミッドソール50、およびアウトソール60の相対的な位置決めを実証している。この例では、上面図は、また、スプール130、内側レース・ガイド420、外側レース・ガイド421、前部フランジ440、後部フランジ450、アクチュエータ・カバー610、および隆起したアクチュエータ・インターフェース615を図示している。
図6Dは、いくつかの例示的な実施形態に係る例示的なレーシング構成を図示するアッパー70の上面を示す説明図である。この例では、アッパー70は、レース131およびレーシング・エンジン10に加えて、外側レース固定部71、内側レース固定部72、外側レース・ガイド73、内側レース・ガイド74、およびブリオ(brio)・ケーブル75を含む。図6Dに図示されている例は、連続的な編織物のアッパー70を含み、斜めのレースパターンは、重複していない内側および外側のレース経路を伴っている。レースの経路は、外側レース固定部において開始し、複数の外側レース・ガイド73を通り、レーシング・エンジン10の上を通り、複数の内側レース・ガイド74を通り、内側レース固定部72に戻るように生成されている。この例では、レース131は、外側レース固定部71から内側レース固定部72への連続的なループを形成している。内側から外側への締め付けは、この例では、ブリオ・ケーブル75を通して伝達される。他の例では、レース経路は、アッパー70を横切って内外方向に締め付け力を伝達するために、十字になっているか、または、追加的な特徴を組み込むことが可能である。付加的に、連続的なレース・ループ概念は、中央の(内側の)ギャップを備えたより従来的なアッパーの中へ組み込まれ得、レース131は、中央のギャップを横切って、行ったり来たり十字になっている。
組み立てプロセス
図7は、いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10を含む自動化されたフットウェア・プラットフォーム1の組み立てのためのフットウェア組み立てプロセスを図示するフローチャートである。この例では、組み立てプロセスは、710においてアウトソール/ミッドソール組立体を取得する工程と、720においてミッドソール・プレートを挿入および付着する工程と、730においてレース付きのアッパーを取り付ける工程と、740においてアクチュエータを挿入する工程と、任意に、745において組立部品を小売店に出荷する工程と、750においてレーシング・エンジンを選択する工程と、760においてレーシング・エンジンをミッドソール・プレートの中へ挿入する工程と、770においてレーシング・エンジンを固定する工程などのような、動作を含む。さらに詳細に下記に説明されているプロセス700は、説明されているプロセス動作のうちのいくつかまたはすべてを含むことが可能であり、また、プロセス動作のうちの少なくともいくつかは、さまざまな場所(たとえば、小売店と対比して製造工場)において起こることが可能である。特定の例では、プロセス700を参照して議論されているプロセス動作のすべては、製造場所の中で完了され得、完了した自動化されたフットウェア・プラットフォームは、消費者へ、または、購入のための小売場所へ、直接的に送達される。また、プロセス700は、レーシング・エンジン10の組み立てに関連付けられる組み立て動作を含むことが可能であり、それらは、図1~図4Dを含むさまざまな図を参照して上記に図示および議論されている。これらの詳細の多くは、単に簡潔化および明瞭化のために、以下に提供されるプロセス700の説明を参照して具体的に議論されてはいない。
この例では、プロセス700は、710において、アウトソールおよびミッドソール組立体、たとえば、ミッドソール50およびアウトソール60などを取得することから始まる。ミッドソール50は、プロセス700の間または前に、アウトソール60に付着され得る。720において、プロセス700は、ミッドソール・プレート、たとえば、ミッドソール・プレート40などを、プレート凹部510の中へ挿入することを続け、いくつかの例では、ミッドソール・プレート40は、下面の上に接着剤の層を含み、ミッドソール・プレートをミッドソールの中へ付着させる。他の例では、接着剤は、ミッドソール・プレートの挿入の前に、ミッドソールに塗布される。いくつかの例では、プレート凹部510の中へのミッドソール・プレート40の組み立ての後に、接着剤が熱活性化させられ得る。さらなる他の例では、ミッドソールは、ミッドソール・プレートとの締り嵌めによって設計されており、それは、自動化されたフットウェア・プラットフォームの2つの構成要素を固定するために接着剤を必要としない。さらに他の例では、ミッドソール・プレートは、締り嵌めおよび接着剤などのような締結具の組み合わせを通して固定される。
730において、プロセス700は、自動化されたフットウェア・プラットフォームのレース付きのアッパー部分がミッドソールに取り付けられることを続ける。レース付きのアッパー部分の取り付けは、任意の公知のフットウェア製造プロセスを通して行われ、レーシング・エンジン10などのようなレーシング・エンジンとのその後の係合のために、ミッドソール・プレートの中への下側レース・ループの位置決めを伴う。たとえば、ミッドソール・プレート40が挿入されている状態でレース付きのアッパーをミッドソール50に取り付けると、下側レース・ループが、内側レース・ガイド420および外側レース・ガイド421と整合するように位置決めされ、それらは、組み立てプロセスにおいて後に挿入されるときに、レーシング・エンジン10と係合するようにレース・ループを適正に位置決めする。アッパー部分の組み立てが、図8A~図8Bを参照してより詳細に以下に議論されており、それは、組み立ての間にどのようにレース・ループが形成され得るかということを含む。
740において、プロセス700は、アクチュエータ30などのようなアクチュエータをミッドソール・プレートの中へ挿入することを続ける。任意に、アクチュエータの挿入は、動作730におけるアッパー部分の取り付けの前に行われ得る。例では、ミッドソール・プレート40のアクチュエータ用切欠部480の中へのアクチュエータ30の挿入は、アクチュエータ30とアクチュエータ用切欠部480との間のスナップ・フィットを伴う。任意に、プロセス700は、745において、自動化されたフットウェア・プラットフォームの組立部品を小売場所または同様の販売場所へ出荷することを続ける。プロセス700の中の残りの動作は、特別なツールまたは材料なしで実施され得、それは、自動化されたフットウェアの組立部品およびレーシング・エンジン・オプションのあらゆる組み合わせを製造して目録を作る必要なしに、小売段階で販売される製品のフレキシブルなカスタマイズを可能にする。たとえ、2つだけの異なるレーシング・エンジン・オプションが存在するとしても(たとえば、完全に自動化されたもの、および、手動で作動させられるもの)、小売段階においてフットウェア・プラットフォームを構成する能力は、融通性を強化し、レーシング・エンジンの補修を容易にすることを可能にする。
750において、プロセス700は、レーシング・エンジンの選択を続け、それは、1つだけのレーシング・エンジンが利用可能であるケースでは、任意の動作である場合がある。例では、レーシング・エンジン10(電動式レーシング・エンジン)が、動作710~740から組立部品の中への組み立てのために選ばれる。しかし、上述のように、自動化されたフットウェア・プラットフォームは、完全に自動的な電動式レーシング・エンジンから人力手動で作動させられるレーシング・エンジンまで、さまざまなタイプのレーシング・エンジンを収容するように設計されている。動作710~740において築かれる組立部品は、アウトソール60、ミッドソール50、およびミッドソール・プレート40などのような構成要素とともに、モジュール式のプラットフォームを提供し、幅広い範囲の任意の自動化に係る構成要素を収容する。
760において、プロセス700は、選択されたレーシング・エンジンをミッドソール・プレートの中へ挿入することを続ける。たとえば、レーシング・エンジン10は、レーシング・エンジン用空洞部410を通って走るレース・ループの下にレーシング・エンジン10が滑り込まされた状態で、ミッドソール・プレート40の中へ挿入され得る。レーシング・エンジン10が適切な場所にある状態で、および、レーシング・エンジンのスプール、たとえば、スプール130などの中にレース・ケーブルが係合されている状態で、蓋(または、同様の構成要素)が、ミッドソール・プレートの中へ据え付けられ、レーシング・エンジン10およびレースを固定することが可能である。レーシング・エンジン10を固定するために蓋20をミッドソール・プレート40の中へ据え付けることの例が、図4B~図4Dに図示され、上記に議論されている。蓋がレーシング・エンジンの上に固定された状態で、自動化されたフットウェア・プラットフォームは完成しており、活動的な使用の準備ができている。
図8A~図8Bは、いくつかの例示的な実施形態に係るミッドソールへの組み立ての準備のためのフットウェア・アッパーの組み立てのための組み立てプロセス800を概して図示する1組の説明図およびフローチャートを含む。
図8Aは、上記に議論されているプロセス700などのような、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中への最終的な組み立てのために、フットウェア組立体のレース付きのアッパー部分を組み立てる一連の組み立て動作を視覚的に示している。図8Aに図示されているプロセス800は、図8Bを参照してさらに以下に議論されている動作を含む。この例では、プロセス800は、動作810から開始し、それは、編物のアッパーおよびレース(レース・ケーブル)を取得する工程を伴う。次に、動作820において、編物のアッパーの第1の半分に、レースが付けられる。この例では、アッパーにレースを通す工程は、レース・ケーブルを複数のレース穴に通す工程、および、アッパーの前部に一方の端部を固定する工程を伴う。次に、動作830において、レース・ケーブルは、アッパーを支持する治具の下を通って、反対側に取り回される。いくつかの例では、治具は、所望のレース・ループ長さを生成させるために、特定の経路を形成する溝または形状を含む。次いで、動作840において、治具の周りにレースの下側ループを維持しながら、アッパーの他方の半分にレースが付けられる。また、動作840の図示されているバージョンは、レースを締め付ける工程を含むことが可能であり、それは、図8Bの中の動作850である。860において、レースは、固定および切り落とされ、870において、治具が取り外され、下側レース・ループがアッパー部分の下にある状態で、レース付きの編物のアッパーを残す。
図8Bは、フットウェア・アッパーの組み立てのためのプロセス800の別の例を図示するフローチャートである。この例では、プロセス800は、810においてアッパーおよびレース・ケーブルを取得する工程と、820においてアッパーの第1の半分にレースを通す工程と、830においてレース治具の下にレースを通す工程と、840においてアッパーの第2の半分にレースを通す工程と、850においてレーシングを締め付ける工程と、860においてアッパーを完成させる工程と、870においてレース治具を取り外す工程などのような動作を含む。
プロセス800は、810において、組立体になるように、アッパーおよびレース・ケーブルを取得することによって始まる。アッパーを取得することは、プロセス800の他の動作を通して使用されるレース治具の上にアッパーを設置することを含むことが可能である。上述のように、レース治具の1つの機能は、特定のフットウェア・アッパーに関して繰り返し可能なレース・ループを発生させるための機構を提供することであることが可能である。特定の例では、治具は、シューズのサイズに依存する可能性があり、一方、他の例では、治具は、複数のサイズおよび/またはアッパー・タイプに対応することが可能である。820において、プロセス800は、アッパーの第1の半分にレース・ケーブルを通すことによって続く。レーシング動作は、アッパーの中に埋め込まれている一連のレース穴または同様の特徴にレース・ケーブルを通すことを含むことが可能である。また、820におけるレーシング動作は、レース・ケーブルの一方の端部(たとえば、第1の端部)をアッパーの一部分に固定することを含むことが可能である。レース・ケーブルを固定することは、レース・ケーブルの第1の端部をアッパーの固定部分に縫い付けること、結んで留めること、または、その他の方法で終端させることを含むことが可能である。
830において、プロセス800は、アッパーの下に、および、レース治具の周りに、レース・ケーブルの自由端部を通すことを続ける。この例では、レース治具は、アッパーがミッドソール/アウトソール組立体と接合された後に、レーシング・エンジンとの最終的な係合のために、アッパーの下に適正なレース・ループを生成させるために使用される(上記の図7の議論を参照)。レース治具は、溝部または同様の特徴を含み、プロセス800の続いて起こる動作の間にレース・ケーブルを少なくとも部分的に保つことが可能である。
840において、プロセス800は、レース・ケーブルの自由端部によって、アッパーの第2の半分にレースを通す。第2の半分にレースを通すことは、アッパーの第2の半分の上の第2の一連のレース穴または同様の特徴にレース・ケーブルを通すことを含むことが可能である。850において、プロセス800は、下側レース・ループがレーシング・エンジンとの適正な係合のために適正に形成されることを保証するために、さまざまなレース穴を通して、レース治具の周りに、レース・ケーブルを締め付ける。レース治具は、適正なレース・ループ長さを取得するのを支援し、異なるレース治具は、フットウェアの異なるサイズまたはスタイルに関して使用され得る。レーシング・プロセスは、860においてレース・ケーブルの自由端部がアッパーの第2の半分に固定されることによって完成される。また、アッパーの完成は、追加的な切り落とし動作または縫合動作を含むことが可能である。最後に、870において、プロセス800は、レース治具からのアッパーの取り外しによって完了する。
図9は、いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンのスプールの中にレースを固定するための機構を図示する図面である。この例では、レーシング・エンジン10のスプール130は、レース溝部132の中にレース・ケーブル131を受け入れる。図9は、フェルールを備えたレース・ケーブル、および、フェルールを受け入れるための凹部を含むレース溝部を備えたスプールを含む。この例では、フェルールは、凹部の中へスナップ(たとえば、締り嵌め)し、レース・ケーブルをスプールの中に保つのを支援する。他の例示的なスプール、たとえば、スプール130などは、凹部を含まず、自動化されたフットウェア・プラットフォームの他の構成要素が、スプールのレース溝部の中にレース・ケーブルを保つために使用される。
図10Aは、いくつかの例示的な実施形態に係るフットウェアのための電動式レーシング・システムの構成要素を図示するブロック図である。システム1000は、電動式レーシング・システムの基本的な構成要素を図示しており、たとえば、インターフェース・ボタン、足存在センサー、プロセッサー回路を備えたプリント回路基板組立体(PCA)、バッテリー、充電コイル、エンコーダ、モータ、トランスミッション、およびスプールなどを含む。この例では、インターフェース・ボタンおよび足存在センサーは、回路基板(PCA)と通信しており、また、回路基板(PCA)は、バッテリーおよび充電コイルと通信している。また、エンコーダおよびモータは、回路基板におよび互いに接続されている。トランスミッションは、モータをスプールに連結し、駆動機構を形成する。
例では、プロセッサー回路は、駆動機構の1つまたは複数の態様を制御する。たとえば、プロセッサー回路は、ボタンから、および/または、足存在センサーから、および/または、バッテリーから、および/または、駆動機構から、および/または、エンコーダから、情報を受信するように構成され得、また、たとえば、他の機能の中でも、フットウェアを締め付けるかもしくは緩めるために、または、センサー情報を取得するかまたは記録するなどのために、コマンドを駆動機構に発行するようにさらに構成され得る。
モータ制御スキーム
図11A~図11Dは、いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンのためのモータ制御スキーム1100を示す説明図である。この例では、モータ制御スキーム1100は、レース巻き取りの観点から合計トラベルをセグメントに分割することを伴い、セグメントは、レース・トラベル(たとえば、一方の端にある「ホーム/緩い」位置と、他方の端にある最大締め付けとの間)の連続体の上の位置に基づいて、サイズが変化している。モータが、ラジアル・スプールを制御しており、モータ軸の上のラジアル・エンコーダを介して主に制御されることとなるので、セグメントは、スプール・トラベルの角度の観点からサイズ決めされ得る(それは、エンコーダ・カウントの観点から見ることも可能である)。連続体の「緩い」側において、セグメントは、たとえば、10度のスプール・トラベルなど、より大きくなっていることが可能である。その理由は、レース移動の量が、重要ではないからである。しかし、レースが締め付けられるにつれて、レース・トラベルのそれぞれのインクリメントが、所望の量のレース締め付けを取得するためにますます重要になる。モータ電流などのような、他のパラメータが、レース締め付けまたは連続体位置の二次的な対策として使用され得る。図11Aは、締め付け連続体に沿った位置に基づいて、異なるセグメント・サイズの説明図を含む。
図11Bは、現在の締め付け連続体位置および所望の端の位置に基づいて、運動プロファイルの表を構築するために締め付け連続体位置を使用することを図示している。次いで、運動プロファイルは、ユーザ入力ボタンからの特定の入力へ変換され得る。運動プロファイルは、スプール運動のパラメータ、たとえば、加速度(Accel(度/秒/秒))、速度(Vel(度/秒))、減速度(Dec(度/秒/秒))、および、移動の角度(Angle(度))などを含む。図11Cは、経時的な速度のグラフの上にプロットされている例示的な運動プロファイルを示している。
図11Dは、締め付け連続体に沿ってさまざまな運動プロファイルを作動させるための例示的なユーザ入力を図示するグラフィックである。
その他の注意事項
本明細書を通して、複数の事例は、単一の事例として記述される構成要素、操作、または構造を実装することができる。1つ以上の方法の個々の操作が別々の操作として図示され説明されているが、1つ以上の個々の操作が同時に実行されてもよく、操作が図示の順序で実行される必要はない。例示的な構成において別々の構成要素として提示される構造および機能は、結合された構造または構成要素として実装されてもよい。同様に、単一の構成要素として提示される構造および機能は、別個の構成要素として実装されてもよい。これらおよび他の変形、修正、追加および改良は、本明細書の主題の範囲内に入る。
本発明の主題の概要は、特定の例示的な実施形態を参照して記載されているが、本開示のより広い範囲から逸脱することなく、これらの実施形態に対して様々な修正および変更を行うことができる。本発明の主題のそのような実施形態は、便宜上のためだけに、そして本出願の範囲を任意の単一の開示または発明の概念に自発的に限定しようとするものではなく、実際に開示されている。
本明細書に示す実施形態は、当業者が開示された教示を実施することを可能にするために十分詳細に記載されている。本開示の範囲から逸脱することなく、構造的および論理的な置換および変更を行うことができるように、他の実施形態を使用し、そこから誘導することができる。従って、開示は限定的な意味で解釈されるべきではなく、様々な実施形態の範囲は、開示される主題が権利を与えられる均等物の全範囲を含む。
本明細書中で使用される場合、用語「または」は、包括的または排他的な意味で解釈され得る。さらに、複数の例が、本明細書で説明されるリソース、動作、または構造に対して単一の例として提供されてもよい。さらに、様々なリソース、操作、モジュール、エンジン、およびデータストア間の境界は、いくぶん恣意的であり、特定の動作は、特定の例示的な構成の状況で示されている。機能の他の割り当てが想定されており、本開示の様々な実施形態の範囲内に入る可能性がある。一般に、構成例において別個のリソースとして提示される構造および機能は、結合された構造またはリソースとして実装されてもよい。同様に、単一のリソースとして提示される構造および機能性は、別個のリソースとして実装されてもよい。これらおよび他の変形、修正、追加および改良は、添付の特許請求の範囲によって表される本開示の実施形態の範囲内に含まれる。したがって、明細書および図面は、限定的ではなく例示的なものとみなされるべきである。
これらの非限定的な例の各々は、それ自体でも有効であるし、1つ以上の他の例との様々な順列または組み合わせで組み合わせることもできる。
上記の詳細な説明は、詳細な説明の一部を形成する添付の図面の参照を含む。図面は、例示として、本発明を実施することができる特定の実施形態を示す。これらの実施形態は、本明細書では「実施例」または「例」とも呼ばれる。そのような実施例は、図示または説明されたものに加えて要素を含むことができる。しかしながら、本発明者らは、図示または記載された要素のみが提供される実施例も企図する。さらに、本発明者らは、特定の例(またはその1つまたは複数の態様)に関して、または示されたまたは記載された要素(またはその1つまたは複数の態様)の任意の組み合わせまたは置換を使用する例を企図するか、または他の例(またはその1つまたは複数の態様)を示す。
この文書とこれに参照として組み入れられた文書との間に一貫性のない使用があった場合、この文書の使用が制御される。
本明細書では、特許文献において一般的であるように、構成要素等を単数で記載する場合、「少なくとも1つの」または「1以上の」という他の記載または使用とは別に、1つまたは複数を含む。本明細書において、特に断りのない限り、「または」は非排他的に用いられ、例えば「AまたはB」というときには、「AではあるがBではない」、「BではあるがAではない」、および「AおよびB」を含む。本明細書では、「含む(including)」という用語は、「備える(comprising)」と同義で使用される。以下の請求項において、「含む」「備える」の後に構成を列挙する場合、その他の構成が加えられてもよい。システム、装置、物品、組成物、配合物、またはプロセスにおいて、列挙された構成に他の構成が追加されたとしても、それらは依然としてその請求の範囲内にある。
さらに、以下の特許請求の範囲において、「第1」、「第2」および「第3」などの用語は単に区別のために使用され、それらが付されたものに順番に係る要件を課すことを意図しない。
モータ制御の例のような本明細書に記載の方法の例は、少なくとも部分的に機械的にまたはコンピュータで実施することができる。いくつかの例は、上記の例で説明した方法を実行するように電子デバイスを構成するように動作可能な命令でコード化された、コンピュータが読み取り可能な媒体または機械で読み取り可能な媒体を含むことができる。そのような方法の実装には、マイクロコード、アセンブリ言語コード、高水準言語コードなどのコードを含めることができる。そのようなコードは、様々な方法を実行するためのコンピュータ可読命令を含むことができる。コードは、コンピュータプログラム製品の一部を形成することができる。さらに、一例では、コードは、実行中または他の時など、1つまたは複数の揮発性、非一時的、または不揮発性の有形のコンピュータで読み取り可能な媒体に有形に格納することができる。これらの具体的なコンピュータで読み取り可能な媒体の例には、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、取り外し可能な光ディスク(例えば、コンパクトディスクおよびデジタルビデオディスク)、磁気カセット、メモリカードまたはスティック、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)などが含まれる。
上記の説明は例示的なものであり、限定的なものではない。例えば、上記の例(またはその1つまたは複数の態様)は、互いに組み合わせて使用されてもよい。上記の説明を検討することにより、当業者によって、他の実施形態を使用することができる。読者が技術的開示の性質を迅速に確認できるように、要約書が含まれていればそれが含まれる。請求の範囲または意味を解釈または制限するために使用しないように理解されたい。また、上記の説明では、様々な特徴をグループ化して、開示を合理化することができる。これは、クレームされていない開示された特徴がクレームに不可欠であることを意図していると解釈されるべきではない。むしろ、本発明の主題は、開示された特定の実施形態のすべての特徴よりも少なくてもよい。したがって、添付の特許請求の範囲は、実施形態または実施形態としての詳細な説明に組み込まれ、各請求項は、別個の実施形態として独立して立証され、そのような実施形態は、様々な組み合わせまたは順列で互いに組み合わせることができる。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照して、そのような特許請求の範囲が権利を与えられる等価物の全範囲とともに決定されるべきである。

Claims (7)

  1. 頂部と底部とを含むハウジング構造体と、
    上面と、前記上面の下にあるレース・スプールと、接続ピンを有するスプール軸とを含むスプールであって、前記ハウジング構造体の前記頂部に取り付けられたスプールと、
    前記スプール軸上の前記接続ピンを介して前記スプールに連結される駆動機構であって、フットウェア内に取り付けられたレース・ケーブルを締め付けるかもしくは緩めるために、前記スプールを回転させるように適合される、駆動機構と、
    を備え、
    前記接続ピンは、前記スプール軸から、前記スプール軸に対して略垂直な1つの軸線方向に延在しており、
    前記スプール軸上の前記接続ピンと連結する前記駆動機構は、締め付け状態から弛緩状態への移行を生じさせるために前記駆動機構を反転させることと、前記スプールの弛緩方向への回転を駆動するために前記接続ピンに係合することとの間に時間差を生じさせるように適合され、
    前記締め付け状態と前記弛緩状態との間の移行する間、前記スプールは、前記接続ピンが前記駆動機構に再係合するまで、前記スプール軸の周りで前記弛緩方向に自由に回転する、
    フットウェア・レーシング装置。
  2. 前記駆動機構は、前記接続ピンと係合するためのスプールキーを有する、
    請求項1に記載のフットウェア・レーシング装置。
  3. 前記駆動機構は、前記スプール軸の一部を囲むとともに、前記接続ピンに係合するギアを有する、
    請求項1に記載のフットウェア・レーシング装置。
  4. 前記ギアは、前記ギアの回転トラベルの間に前記スプール軸上の前記接続ピンに係合するスプールキーを有する、
    請求項3に記載のフットウェア・レーシング装置。
  5. 前記接続ピンと連結する前記駆動機構は、前記スプール軸を取り囲むギアの表面から延びる突起を伴い、
    前記突起は、前記ギアが第1方向に回転したときに前記接続ピンの第1の側に係合し、前記ギアが第2方向に回転したときに前記接続ピンの第2の側に係合する、
    請求項1に記載のフットウェア・レーシング装置。
  6. 前記時間差は、前記突起が前記接続ピンの第1の側との係合から前記接続ピンの第2の側との係合まで回転するためのトラベル時間によって生成される、
    請求項5に記載のフットウェア・レーシング装置。
  7. 前記スプールの前記上面が、前記ハウジング構造体の前記頂部の第2の上面と同一平面にある、
    請求項1~6のうち何れか一項に記載のフットウェア・レーシング装置。
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