JP7230438B2 - 包装袋 - Google Patents

包装袋 Download PDF

Info

Publication number
JP7230438B2
JP7230438B2 JP2018209112A JP2018209112A JP7230438B2 JP 7230438 B2 JP7230438 B2 JP 7230438B2 JP 2018209112 A JP2018209112 A JP 2018209112A JP 2018209112 A JP2018209112 A JP 2018209112A JP 7230438 B2 JP7230438 B2 JP 7230438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage chamber
packaging bag
partition
contents
bonding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018209112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020075735A (ja
Inventor
美沙子 佐藤
政寛 冨手
将弘 長尾
愛子 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2018209112A priority Critical patent/JP7230438B2/ja
Publication of JP2020075735A publication Critical patent/JP2020075735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7230438B2 publication Critical patent/JP7230438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Description

本発明は、内部で収容物の混合が可能な包装袋に関する。
例えば、特開2005-112451号公報には、2以上の被包装物収容室を有する包装袋が開示されている。この包装袋は、積層フィルムを表裏重ねて外周縁部同士を融着接合している。そして、包装袋には中央縦シール部を挟んで2つの被包装物収容室が画成されている。
この包装袋では、仕切りシール部によって画成された被包装物収容室のそれぞれに異なる種類の被包装物が収容される。そして、中央縦シール部を折り曲げた状態で、2つの被包装物収容室に収容されている被収容物を手を汚すことなく同時にまたは個別に取り出すことが可能である。
特開2005-112451号公報
しかしながら、特開2005-112451号公報に記載の包装袋は、異なる種類の被収容物を収容することが可能であるが、取出し前に被収容物同士を混ぜることはできない。そのため、混ぜた状態で使用したい被収容物を収容している場合、一旦、別の容器に取り出したのち、混ぜて使用する必要があり、使用者の利便性が低い。
本発明は、内部で収容物を十分に混合した後に注出可能な包装袋を提供することを目的とする。
また、本発明は、注出する前の収容物を包装袋の内部で十分に混合させることができる包装袋の使用方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の包装袋は、樹脂シートから成る。包装袋は、内部に収容物を収容可能な収容部を、備える。前記収容部は、第1収容室と、前記第1収容室と並んで配置された第2収容室と、前記第1収容室と前記第2収容室とを仕切る仕切部と、前記仕切部と隣接するとともに前記第1収容室と前記第2収容室とを連通させる連通部とを備える。前記連通部の幅は、前記第1収容室および前記第2収容室の幅よりも狭く、前記第1収容室および前記第2収容室の少なくとも一方は、略三角錐形状である。
この構成によると、収容物が第1収容室から第2収容室またはその逆に移動するときに、連通部を通過する。連通部の幅は、第1収容室および第2収容室よりも狭いため、連通部を通過する収容物の圧力は高くなる。そして、連通部の出口で圧力が急に低くなるため、収容物は、連通部の出口で撹拌されて混合される。これにより、例えば、収容物が気体と液体とを含む構成の場合、泡立てられる。また、収容物が、混ざりにくい2種以上の液体を含む構成の場合、混合あるいは乳化が可能である。さらに、収容物が、液体と粉粒体の場合には、液体の内部に粉粒体を拡散させ液体内に粉粒体を略均等に配置できる。
すなわち、本発明の包装袋によれば、収容物が収容部に収容されている状態で、収容物を混合することが可能であり、使用者の利便性を高めることが可能である。また、収容物を混合するための道具が不要であることから、例えば、外出先等でも収容物の混合が容易である。このことからも、使用者の利便性を高めることが可能である。
上記構成において、前記連通部は、前記第1収容室と前記第2収容室の配列方向と交差する方向において前記仕切部の端部と隣接して配されてもよい。このように構成することで、連通部の幅は、第1収容室および第2収容室よりも狭くなる。そのため、連通部を通過する収容物の圧力は高く、連通部の出口で圧力が急に低くなる。これにより、連通部の出口における収容物を混合する効果が高くなる。また、連通部を仕切部の上側または下側に配置することで、収容物の混合の割合を調整することが可能である。これにより、使用者は、好みあるいは望みの割合で混合された収容物を得ることが可能である。
上記構成において、前記樹脂シートは、並んで配置された2本の折り線で折り曲げられた部分の縁部同士を接着した縁接着部を備え、前記連通部が、前記2本の折り線の一方と隣接していてもよい。このように構成することで、折り線の片方又は両方を解放しておくことで、収容室間を行き来する流路が閉塞されるのを防止できる。
上記構成において、前記第1収容室が略三角錐形状であり、第2収容室が対向する2面を有するとともに前記連通部と連通する部分を除く周縁が閉じられた形状を有し、前記第1収容室の容積が前記第2収容室の容積よりも大きくてもよい。
上記構成において、前記第1収容室の前記仕切部と反対側の端部および前記第2収容室の前記仕切部と反対側の端部には前記樹脂シートを重ねて接着して形成された端接着部がさらに備えられ、前記端接着部の少なくとも一方は、前記収容部の開封を補助する開封開始部を備えてもよい。このようにすることで、開封にはさみ等の刃物が不要である。そのため、外出先等での収容物の取り出しが容易である。
上記構成において、前記仕切部は前記樹脂シートを接着して形成され、前記仕切部には、前記連通部の側方に前記連通部の開封を開始する開封補助部が備えられてもよい。このようにすることで、連通部を引裂いて開口とすることが可能である。これにより、収容物を注出するための注出口の大きさを小さく且つ一定にすることができ、使用者の利便性を高めることができる。
上記構成において、前記第1収容室および前記第2収容室の少なくとも一方は、使用者の手指で摘持可能な大きさであってもよい。このようにすることで、使用者は、手指でつまんで収容物を混合させることができ、一方の収容部から他方の収容部へ収容物を寄せることが可能でになり、万遍なく混合が可能である。また、開封時に内容物が飛散することを抑止できる。これにより、使用者は、簡単に混合された収容物を得ることができ、使用者の利便性を高めることができる。
上記構成において、前記収容物は流動性を有するとともに性質が異なる2種以上の物質を含み、前記樹脂シートは、前記各物質の透過を抑制する材料で形成されてもよい。
本発明の包装袋の使用方法は、前記第1収容室を指でつまんで前記収容物を前記第1収容室から前記第2収容室に前記連通部を介して移動させる工程と、前記第2収容室を指でつまんで前記収容物を前記第2収容室から前記第1収容室に前記連通部を介して移動させる工程とを、複数回繰り返して前記収容物を混合する。
本発明の技術によると、内部で収容物を十分に混合した後に収容物を外部に注出可能である。
本発明にかかる包装袋の一例の斜視図である。 図1に示す包装袋の平面図である。 樹脂シートの断面図である。 樹脂シートから収容物が収容された包装袋を製造する製造過程を示す概略図である。 包装袋の第1収容室から第2収容室へ収容物を移動させる動作を示す斜視図である。 包装袋の第2収容室から第1収容室へ収容物を移動させる動作を示す斜視図である。 一実施形態にかかる包装袋の平面図である。 一実施形態にかかる包装袋の平面図である。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態の包装袋1の斜視図である。図2は、図1に示す包装袋1の平面図である。なお、以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、図1に示す状態を基準とする。また、図2には、包装袋1の前側を下に配置した状態状態における収容物Sをドットハッチにて示す。
袋本体2は透明な樹脂シート100から成る。袋本体2は、樹脂シート100の内面に配した熱接着性樹脂層17(後述の図3参照)同士を熱接着した接着部21が形成される。接着部21は、第1端接着部211と、第2端接着部212と、縁接着部213とを備える。
図1、図2に示すように、袋本体2は、左右に配された折り線22、23で折り返されている。そして、折り線22、23で折り曲げられた端部側の端縁を熱接着にて接着して縁接着部213が形成される。縁接着部213を接着することで、袋本体2は、筒状に形成される。縁接着部213は、前後に延びるとともに、上側の面の左右方向中央部に配置される。図1、図2に示す包装袋1では、縁接着部213は左側に折り曲げられているが、これに限定されない、右側に折り曲げてもよい。そして、第1端接着部211は、袋本体2の後側の端部を熱接着にて接着して形成される。第2端接着部212は、袋本体2の前側の端部を熱接着にて接着して形成される。
第1端接着部211、第2端接着部212および縁接着部213を形成することで、袋本体2の内部には、収容物Sを収容する収容部4が形成される。なお、収容物Sは、収容部4の内部を流動可能な流動性を有する物質である。詳細は後述するが、本実施形態において収容物Sは、コーヒー等の飲料に添加する乳製品(ミルク)と空気とを含む物質とする。
図1、図2等に示すように、収容部4は、第1収容室41と、第2収容室42と、仕切部43と、連通部44とを備える。図1において、第1収容室41は第2収容室42よりも後側に配置される。
仕切部43は、第1収容室41と第2収容室42とを仕切る。仕切部43は、樹脂シート100の熱接着性樹脂層17同士を熱接着して形成される。仕切部43の左側の端部には、接着しない未接着部分である連通部44が配置される。つまり、連通部44は仕切部43と隣接して設けられる。そして、連通部44は、未接着であるため収容物Sが通過可能である。つまり、連通部44は、収容物Sが通過可能となるように、第1収容室41と第2収容室42とを連通する。図1、図2に示すように、本実施形態の包装袋1では、連通部44は折り線22と隣接している。
第1収容室41は、前後両端の接着部が、互いに他方に対してねじれ位置となる三角錐形状である。図1に示すように、包装袋1において、第1収容室41の前側は仕切部43にて仕切られている。すなわち、第1収容室41の前端部の接着部は、仕切部43である。そして、包装袋1では、樹脂シート100の後側の端部は、第1接着部211と隣接する。そして、第1接着部211は、仕切部43の接着方向に対してねじれた方向に接着されている。これにより、第1収容室41は、三角錐形状で形成される。なお、図1に示す包装袋1では、仕切部43は樹脂シート100を上下に合わせて接着されている。そのため、第1端接着部211は樹脂シート100を左右に合わせて接着している。ここで、三角錐形状とは、完全な三角錐でなくてもよく、一部が歪んでいてもよい。以下、三角錐形状とは、一部が歪んだ三角錐を含むものとする。また、仕切部43の左側には、連通部44が設けられており、第1収容室41は、連通部44を介して第2収容室42と連通する。
第2収容室42は、左右両端は、樹脂シート100の折曲部で形成される。また、第2収容室42の前側の端部は、第2端接着部212と隣接する。そして、第2収容室42の後側の端部は、仕切部43および連通部44と隣接する。すなわち、第2収容室42は、上下に配された樹脂シート100によって囲まれた袋状であり、連通部44を介して第1収容室41と連通する。すなわち、第2収容室42は、いわゆる、ピロー袋形状である。
ここで、樹脂シート100について説明する。図3は、樹脂シート100の断面図である。図3に示すように、樹脂シート100は袋本体2の外側から内側に向かって順に基材層11、中間層15、熱接着性樹脂層17を積層して形成される。基材層11と中間層15とは接着層14を介して接着され、中間層15と熱接着性樹脂層17とは接着層16を介して接着される。
基材層11は、例えば、厚さ約9~25μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムにより形成される。なお、基材層11として例えば一軸または二軸に延伸したポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリアミドフィルム等の熱可塑性樹脂を用いることができる。印刷層12は基材層11上の所定位置に配したインキにより厚さ約1~5μmに形成される。印刷層12は、例えば、グラビア印刷により形成される。
中間層15は例えば厚さ約10~25μmの透明樹脂フィルム15aの下面に透明蒸着膜15bを蒸着した蒸着フィルムにより形成される。これにより、中間層15は透明蒸着膜15bによって水蒸気や酸素等のガスに対してガスバリア性を有する。透明樹脂フィルム15aは例えばポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム等により形成される。透明蒸着膜15bはシリカやアルミナ等により形成される。
熱接着性樹脂層17は例えば厚さ約25~150μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムにより形成される。対向する熱接着性樹脂層17が互いに熱接着されることにより接着部21(図1参照)が形成される。また、熱接着性樹脂層17を低密度ポリエチレン(LDPE)フィルム、無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルム等により形成してもよい。
接着層14および接着層16は例えばアクリル系等の接着剤から成る。基材層11と中間層15とが接着層14を用いたドライラミネート法により接着され、中間層15と熱接着性樹脂層17とが接着層16を用いたドライラミネート法により接着される。なお、エクストルージョンコーター(不図示)等を用いた押出し法により接着層14を介して基材層11と中間層15とを接着し、接着層16を介して中間層15と熱接着性樹脂層17とを接着してもよい。このとき、接着層14および接着層16は、例えば、ポリエチレンフィルム等により形成される。
第2端接着部212の左前部には、開封開始部3が形成されている。開封開始部3は、ここでは、貫通した孔が直線状に間隔をあけて配置された、いわゆる、ミシン目状である。開封開始部3は、前方の端部が第2端接着部212の前縁に形成されて、切込みを構成している。また、開封開始部3は、後方に向かうにつれて左に延びる直線状であり、後方の延長線は、第2収容室42と交差する。つまり、包装袋1では、開封開始部3で第2端接着部212を引裂くことで、第2収容室42が開封されて収容物Sを外部に注出可能になる。
なお、開封開始部3は、ミシン目状に限定されず、例えば、第2端接着部212の縁部に形成されたノッチ、直線状に形成されたハーフカット線および微小な孔(傷)を横方向に線状に多数設けた構成である傷痕群等を用いてもよい。ノッチは、V字状、ホームベース状、U字状等、第2端接着部212の引裂きのきっかけとなる形状を挙げることができる。また、ハーフカット線は、図3に示すような積層された樹脂シート100において、一部の層に形成される凹部又は貫通部であって、樹脂シート100の全ての層を貫通するものではない形状のものを指す。このようなハーフカット線を備えることで、引裂きが容易になる。また、開封開始部3は、これらに限定されるものではなく、使用者がはさみ、刃物等の道具を用いずに、すなわち、素手で開封することが可能な形状または構成を広く採用することが可能である。
本実施形態にかかる包装袋1は、以上のような構成を備える。次に、包装袋1の製造手順について図面を参照して説明する。図4は、樹脂シート100から収容物Sが収容された包装袋1を製造する製造過程を示す概略図である。
図4に示すとおり、矩形状の樹脂シート100を左右に重ね、左右の辺縁を熱接着して縁接着部213を形成する(筒形状形成工程)。このとき、縁接着部213が上面の左右中央になるように、折り線22、23で折り曲げる。これにより、樹脂シート100は、筒状に形成される。そして、前端部の熱接着による第2端接着部212を形成する。また、第2端接着部212よりも後方に一定の距離離れた位置に熱接着による仕切部43を形成する(第1接着工程)。これにより、第2収容室42および連通部44が形成される。
そして、筒状に形成された樹脂シート100の後方の端部を開き、端部の開口40から収容物Sを充填する(充填工程)。これにより、収容部4の内部に収容物Sが収容される。そして、樹脂シート100の後方の端部を、上下に綴じられている仕切部43とねじれ位置になるように、左右方向に綴じるとともに、端部を熱接着することで第1端接着部211を形成する(第2接着工程)。これにより、収容物Sが収容されるとともに三角錐形状の第1収容室41を備えた、収容部4が形成される。
以上の工程を経て、収容物Sを収容部4に収容した包装袋1が製造される。収容物Sは、ここでは、ミルクと空気の混合物である。収容物Sに含まれる空気は、充填工程でミルクを充填するときに、混入される空気であってよい。また、ミルクの泡立ち具合を考慮して、空気の量を調整してもよい。さらには、ミルクの劣化、変質を考慮し、空気に換えてミルクと化学反応を起こしにくく、人体に影響がない気体、例えば、窒素ガス、炭酸ガス等を採用してもよい。ミルク以外の物質を充填する場合にも、その物質の劣化を考慮してガスを採用するようにしてもよい。
次に、本実施形態にかかる包装袋1の使用方法について図面を参照して説明する。図5は、包装袋1の第1収容室41から第2収容室42へ収容物Sを移動させる動作を示す斜視図である。図6は、包装袋1の第2収容室42から第1収容室41へ収容物Sを移動させる動作を示す斜視図である。
例えば、コーヒーを飲むときに味を調整するため、カップに注がれたコーヒーにミルクを添加する場合がある。このとき、コーヒーを飲む使用者によって、泡立てたミルクをコーヒーに添加することが要望される場合がある。本実施形態の包装袋1では、収容部4の内部で泡立てた後、開封開始部3にて収容部4(第2収容室42)を開封し、泡立てたミルクをコーヒー等の飲料に対して注出できる。ここで、本実施形態の包装袋1の使用方法の一つである、ミルクの泡立て方法、すなわち、収容物Sの混合方法について説明する。
まず、図5に示すように、包装袋1を外から第1収容室41を押圧する。これにより、第1収容室41の内部の収容物S、すなわち、ミルクおよび空気の圧力が上昇する。そして、第1収容室41のミルクおよび空気は、圧力が低い連通部44に流入する。ミルクおよび空気が流入しているとき、連通部44のミルクおよび空気の圧力は、第1収容室41内のミルクおよび空気の圧力と略同じである。
図5に示すように、第2収容室42は押圧されておらず、第2収容室42の圧力は、第1収容室41および連通部44に比べて低い。ミルクおよび空気の圧力は、連通部44の第2収容室42側の出口で急激に減少する。そのため、収容物Sは、連通部44から第2収容室42に拡がって流入(拡散)する(図5参照)。これにより、連通部44から第2収容室42に流入するときに、ミルクと空気とが混合される。ミルクは表面張力が低いため、ミルクと空気とが混合されることで気泡(泡)が発生する。
上述したとおり、本実施形態の包装袋1では、第1収容室41の容積が第2収容室42の容積よりも大きい。そのため、第1収容室41から第2収容室42への収容物Sの移動量は、第2収容室42の最大容積までの量である。つまり、第1収容室41を押圧して収容物Sは、第2収容室42に一定量移動した後に移動しなくなる。
次に、図6に示すとおり、包装袋1を外から第2収容室42を押圧する。これにより、第2収容室42の内部のミルクおよび空気の圧力が高くなる。そのため、第2収容室42のミルクおよび空気は、連通部44を介して第1収容室41に流入する。
図6に示すように、第1収容室41は押圧されていないため、第1収容室41の内部の圧力は第2収容室42および連通部44に比べて低い。そのため、ミルクおよび空気の圧力は、連通部44の第1収容室41側の出口で急激に減少する。このとき、ミルクおよび空気は、連通部44から第1収容室41に拡がって流入(拡散)する(図6参照)。連通部44から第1収容室41に流入するときに、ミルクと空気とが混合される。第2収容室42にある状態で気泡を有する収容物Sは、第1収容室41に移動するときに拡散される。これにより、ミルクは、第1収容室41に流入するときに泡が小さくなるとともに多くなる(細かくなる)。
上述のとおり、ミルクおよび空気の第1収容室41の押圧によるミルクおよび空気の第1収容室41から第2収容室42への移動(図5参照)および第2収容室42の押圧によるミルクおよび空気の第2収容室42から第1収容室41への移動(図6参照)を繰り返すことで、泡がより細かくかつより多くなる。すなわち、ミルクは包装袋1の内部で泡立てられる。
包装袋1では、収容部4の内部でミルクと空気とを混合した(泡立てた)後、開封開始部3を利用して第2収容室42を開封し、泡立てたミルクを外部に注出する。これにより、ミルクを包装袋1から注出した後、泡立てる道具が不要であるとともに、泡立てる手間を省略できる。本実施形態の包装袋1を使用することで、使用者の要求に応えることができるとともに、使用者の利便性を高めることが可能である。
なお、第2収容室42は、収容物Sを混合するために設けられた収容室であると考えられる。そのため、本実施形態にかかる包装袋1において、第2収容室42の容積は、第1収容室41の容積よりも小さい。また、包装袋1では、第1収容室41は三角錐形状の1つの頂点部分で連通部44と連通されている。第1収容室41が三角錐形状であることで、収容物Sの圧力を連通部44に集中させやすく、収容物Sを効率よく混合(泡立て)できる。さらに、本実施形態の包装袋1は、1回、すなわち、カップ1杯のコーヒーで使い切れる程度の収容物S(ミルク)を収容可能な容積の収容部4を備えている。そのため、包装袋1は、第1収容室41および第2収容室42は、使用者の手指で摘持できる大きさである。また、第1収容室41が手指で摘持できる大きさであることから、第1収容室41が三角錐形状であっても押圧が容易である。
なお、本実施形態において、収容物Sとして、ミルクと空気との混合物を例に説明したが、これに限定されない。例えば、しょうゆ、ソース等の調味液のように、従来、液体として使用していた物質に発泡しやすい加工を施し、泡立てて抽出するときに用いてもよい。空気と絡むことで調味液の食感を変更できる。また、調味液の表面積が大きくなるため、使用量を抑えることができる。また、食品に限定されず、液体せっけんと空気であってもよい。この場合、泡立てられた液体せっけんを注出することが可能である。
また、調味液と油を用いるドレッシングのように2種の混ざりにくい液体であってもよい。このような、2種の液体の場合、液体同士を混ぜ合わせることができる。また、液体の種類によっては乳化させることも可能である。
さらに、液体と粉粒体とを含み、使用時に粉粒体が液体に均等に配置されるように混ぜて使用するような収容物Sであってもよい。例えば、液体の薬と粉粒体の薬とを混ぜて飲用する場合に、本発明の包装袋1のように予め混合しておくことで、粉粒体の薬が液体の薬の内部に分散され、粉粒体が包装袋1の内部に残りにくい。
以上示したとおり、収容物Sとしては、包装袋1の内部で十分に混合した後、注出して使用する物質の混合体を広く採用できる。そして、包装袋1としては、複数の物質を混合させたり、液体と気体とを混合して(泡立てして)注出される収容物を収容できるものを広く採用できる。
上述した包装袋1において、連通部44は仕切部43の左右方向における端部に配置されている。しかしながら、これに限定されない。例えば、連通部44が、端部よりも左右方向内側に配置されていてもよい。
また、上述した包装袋1では、開封開始部3が、第2端接着部212に設けられている。しかしながら、これに限定されず、第1端接着部211に設けられていてもよい。
(変形例)
本実施形態では、包装袋1を、仕切部43および連通部44が水平方向に並ぶ状態で、上方から下方に押圧するものを例に説明した。上述したとおり、第1収容室41および第2収容室42は、手指で摘持できる大きさである。そのため、包装袋1を、仕切部43および連通部44が鉛直方向に並ぶ状態で、第1収容室41および第2収容室42を押圧して収容物S(ミルクと空気)を混合する(泡立てる)ようにしてもよい。
収容部4の内部に収容された収容物Sがミルクと空気の場合、泡立てられる前の状態では比重の差によってミルクは下、空気は上に分離されている。そのため、混合を行うときに連通部44が仕切部43の上側か下側かによって、収容物S(ミルクと空気)の混合(泡立て)の程度を調整することが可能である。より具体的には、次のとおりである。
例えば、連通部44を仕切部43よりも上側にして泡立てを行う場合、主に空気が連通部44を通過する。そのため、収容物Sであるミルクは、一部が泡立てられ、残りは、液体の状態を維持する。一方で、連通部44を仕切部43の下側にして泡立てを行う場合、ミルクと空気とが連通部44を通過する。そのため、全体を略均一に泡立てることが可能である。
例えば、カップに注がれたコーヒーにミルクを入れる場合において、ミルク全部を泡立てて入れることも可能であるし、液体のミルクを入れるとともに一部を泡立てたミルクとして入れることも可能である。つまり、包装袋1を用いることで、収容物Sの使用状態を変更が容易である。なお、収容物Sとしては、ミルクと空気に限定されない。例えば、ドレッシングの場合、比重の軽い油と調味液とを一部混合させて、油を収容部4の内部に残るように注出することで、油の摂取量を減らすことが可能である。このように、包装袋1では、混合の度合い(比率)を使用者が調整可能であり、使用者の利便性を高めることができる。
<第2実施形態>
本実施形態の包装袋の他の例について図面を参照して説明する。図7は、本実施形態にかかる包装袋1bの平面図である。図7に示す包装袋1bは、仕切部43に開封補助部5を備えている以外、包装袋1と同じ構成を有する。そのため、包装袋1bにおいて、包装袋1と実質上同じ部分については、同じ符号を付すとともに同じ部分の詳細な説明は省略する。
図7に示すように、連通部44の右隣には、連通部44の切断を開始する開封用の開封補助部5が設けられている。開封補助部5は仕切部43の前後方向中央部分に配されておいる。なお、開封補助部5は、ここでは、貫通孔を直線上に並べて配置したミシン目である。包装袋1bでは、開封補助部5で引裂くことで、連通部44に開口が形成される。
なお、開封補助部5は、ミシン目状に限定されず、例えば、仕切部43の縁部に形成されたノッチ、直線状に形成されたハーフカット線および微小な孔(傷)を横方向に線状に多数設けた構成である傷痕群等を用いてもよい。ノッチは、V字状、ホームベース状、U字状等、仕切部43の引裂きのきっかけとなる形状を挙げることができる。また、ハーフカット線は、図3に示すような積層された樹脂シート100において、一部の層に形成される凹部又は貫通部であって、樹脂シート100の全ての層を貫通するものではない形状のものを指す。このようなハーフカット線を備えることで、引裂きが容易になる。また、開封補助部5は、これらに限定されるものではなく、使用者がはさみ、刃物等の道具を用いずに、すなわち、素手で開封することが可能な形状または構成を広く採用することが可能である。
例えば、包装袋1bでは、連通部44が切断されて開口となるため、開封後に形成される開口が小さい。そのため、収容物Sを少量ずつ注出することが可能である。また、連通部44を切断して開口とするため、開口の大きさを常に略一定とすることが可能である。
これ以外の特徴は、第1実施形態と同じである。
<第3実施形態>
本実施形態の包装袋の他の例について図面を参照して説明する。図8は、本実施形態にかかる包装袋1cの平面図である。図8に示す包装袋1cは、第2収容室42cが、第2収容室42と異なる以外、包装袋1と同じ構成を有する。そのため、包装袋1cにおいて、包装袋1と実質上同じ部分については、同じ符号を付すとともに同じ部分の詳細な説明は省略する。
図8に示すとおり、包装袋1cの第2収容室42cは、第1収容室41と同様、三角錐形状である。このように構成することで、第2収容室42cの容積を第2収容室42に比べて大きくすることが可能である。これにより、包装袋1cの収容部4の容積を大きくでき、収容物Sの収容量を増やすことが可能である。なお、図8にしめす、包装袋1cでは第1収容室41と第2収容室42cとは、略同じ容積としているが、異なる容積であってもよい。
これ以外の特徴については、第1実施形態と同じである。
なお、第1実施形態から第3施形態の包装袋1、1b、1cはいずれも樹脂シート100を筒状に形成した後、端部を閉じる、いわゆる、ピロー型袋であるが、これに限定されない。例えば、辺縁部を全て熱接着にて接着してもよい。より具体的には、三角錐形状の第1収容室41は各辺で樹脂シートを重ねて、熱接着にて接着して形成してもよい。また、第1実施形態から第3施形態の包装袋1、1b、1cはいずれも、開封開始部3または開封補助部5を引裂いて収納物を注出する開口を形成しているが、これに限定されない。例えば、第1端接着部211または第2端接着部212に開閉可能な注出口(不図示)を形成してもよい。このようにすることで、収容物Sを抽出した後も、繰り返し収容物Sの混合が可能である。
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。また、本明細書中に示される複数の実施形態および変形例は可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
本発明の包装袋1(1b、1c)は、樹脂シート100から成る。包装袋1(1b、1c)は、内部に収容物Sを収容可能な収容部4を、備える。収容部4は、第1収容室41と、第1収容室41と並んで配置された第2収容室42(42c)と、第1収容室41と第2収容室42(42c)とを仕切る仕切部43と、仕切部43と隣接するとともに第1収容室41と第2収容室42(42c)とを連通させる連通部44とを備える。連通部44の幅は、第1収容室41および第2収容室42(42c)の幅よりも狭く、第1収容室41および第2収容室42(42c)の少なくとも一方は、略三角錐形状である。
この構成によると、収容物Sが第1収容室41から第2収容室42(42c)またはその逆に移動するときに、連通部44を通過する。連通部44の幅は、第1収容室41および第2収容室42(42c)よりも狭いため、連通部44を通過する収容物Sの圧力は高くなる。そして、連通部44の出口で圧力が急に低くなるため、収容物Sは、連通部44の出口で撹拌されて混合される。これにより、例えば、収容物Sが気体と液体とを含む構成の場合、泡立てられる。また、収容物Sが、混ざりにくい2種以上の液体を含む構成の場合、混合あるいは乳化が可能である。さらに、収容物Sが、液体と粉粒体の場合には、液体の内部に粉粒体を拡散させ液体内に粉粒体を略均等に配置できる。
すなわち、本発明の包装袋1(1b、1c)によれば、収容物Sが収容部4に収容されている状態で、収容物Sを混合することが可能であり、使用者の利便性を高めることが可能である。また、収容物Sを混合するための道具が不要であることから、例えば、外出先等でも収容物Sの混合が容易である。このことからも、使用者の利便性を高めることが可能である。
上記構成において、連通部44は、第1収容室41と第2収容室42(42c)の配列方向と交差する方向において仕切部43の端部と隣接して配されてもよい。このように構成することで、連通部44を仕切部43の上側または下側に配置することで、収容物Sの混合の割合を調整することが可能である。これにより、使用者は、好みあるいは望みの割合で混合された収容物を得ることが可能である。
上記構成において、樹脂シート100は、並んで配置された2本の折り線22、23で折り曲げられた部分の縁部同士を接着した縁接着部213を備え、連通部44が、2本の折り線22、23の一方と隣接していてもよい。このように構成することで、接着部21を少なくでき、包装袋1(1b、1c)の製造が容易である。
上記構成において、第1収容室41が三角錐形状であり、第2収容室42が対向する2面を有するとともに連通部44と連通する部分を除く周縁が閉じられた形状を有し、第1収容室41の容積が第2収容室42の容積よりも大きくてもよい。
上記構成において、第1収容室41の仕切部43と反対側の端部および第2収容室42の仕切部43と反対側の端部には樹脂シート100を重ねて接着して形成された端接着部211、212がさらに備えられ、端接着部211、212の少なくとも一方には、収容部4の開封を補助する開封開始部3が備えられてもよい。このようにすることで、開封にはさみ等の刃物が不要である。そのため、外出先等での収容物Sの取り出しが容易である。
上記構成において、仕切部43は樹脂シート100を接着して形成され、仕切部43には、連通部44の側方に連通部44の開封を開始する開封補助部5が備えられてもよい。このようにすることで、連通部44を引裂いて収容物Sを注出する開口とすることが可能である。これにより、収容物Sを注出するための注出口の大きさを小さく且つ一定にすることができ、使用者の利便性を高めることができる。
上記構成において、第1収容室41および第2収容室42(42c)の少なくとも一方は、使用者の手指で摘持可能な大きさであってもよい。このようにすることで、使用者は、手指でつまんで収容物Sを混合させることができる。これにより、使用者は、簡単に混合された収容物を得ることができ、使用者の利便性を高めることができる。
上記構成において、収容物Sは流動性を有するとともに性質が異なる2種以上の物質を含み、樹脂シート100は、各物質の透過を抑制する材料で形成されてもよい。
上述した包装袋では、第1収容室41を指でつまんで収容物Sを第1収容室41から第2収容室42(42c)に連通部44を介して移動させる工程と、第2収容室42(4c)を指でつまんで収容物Sを第2収容室42(42c)から第1収容室41に連通部44を介して移動させる工程とを、複数回繰り返して収容物Sを混合することが可能である。
本発明によると、液体と気体の混合物、異なる2種以上の液体の混合物、液体と粉粒体との混合物等、異なる性質を有する複数種の流動体を含む収容物を収容する包装袋に利用することができる。
1 包装袋
100 樹脂シート
11 基材層
12 印刷層
14 接着層
15 中間層
15a 透明樹脂フィルム
15b 透明蒸着膜
16 接着層
17 熱接着性樹脂層
1b 包装袋
1c 包装袋
2 袋本体
21 接着部
211 第1端接着部
212 第2端接着部
213 縁接着部
22 折り線
23 折り線
3 開封開始部
4 収容部
40 開口
41 第1収容室
42 第2収容室
42c 第2収容室
43 仕切部
44 連通部
5 開封補助部
S 収容物

Claims (8)

  1. 樹脂シートから成る包装袋であって、
    内部に収容物を収容可能な収容部を、備え、
    前記収容部は、第1収容室と、前記第1収容室と並んで配置された第2収容室と、前記第1収容室と前記第2収容室とを仕切る仕切部と、前記仕切部と隣接するとともに前記第1収容室と前記第2収容室とを連通させる連通部とを備え、
    前記連通部の幅は、前記第1収容室および前記第2収容室の幅よりも狭く、
    前記第1収容室および前記第2収容室の少なくとも一方は、略三角錐形状であり、
    前記樹脂シートは、並んで配置された2本の折り線で折り曲げられた部分の縁部同士を接着した縁接着部を備え、
    前記連通部が、前記2本の折り線の一方と隣接している包装袋。
  2. 前記連通部は、前記第1収容室と前記第2収容室の配列方向と交差する方向において前記仕切部の端部と隣接して配される請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記第1収容室が略三角錐形状であり、第2収容室が対向する2面を有するとともに前記連通部と連通する部分を除く周縁が閉じられた形状を有し、
    前記第1収容室の容積が前記第2収容室の容積よりも大きい請求項1または請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記第1収容室の前記仕切部と反対側の端部および前記第2収容室の前記仕切部と反対側の端部には前記樹脂シートを重ねて接着して形成された端接着部がさらに備えられ、
    前記端接着部の少なくとも一方には、前記収容部の開封を補助する開封開始部が備えられる請求項1から請求項のいずれかに記載の包装袋。
  5. 前記仕切部は前記樹脂シートを接着して形成され、
    前記仕切部には、前記連通部の側方に前記連通部の開封を開始する開封補助部が備えられる請求項1から請求項のいずれかに記載の包装袋。
  6. 前記収容物は流動性を有するとともに性質が異なる2種以上の物質を含み、
    前記樹脂シートは、前記各物質の透過を抑制する材料で形成される請求項1から請求項のいずれかに記載の包装袋。
  7. 前記第1収容室および前記第2収容室の少なくとも一方は、使用者の手指で摘持可能な大きさである請求項1から請求項6のいずれかに記載の包装袋。
  8. 請求項に記載の包装袋の使用方法において、前記第1収容室を指でつまんで前記収容物を前記第1収容室から前記第2収容室に前記連通部を介して移動させる工程と、前記第2収容室を指でつまんで前記収容物を前記第2収容室から前記第1収容室に前記連通部を介して移動させる工程とを、複数回繰り返して前記収容物を混合する包装袋の使用方法。
JP2018209112A 2018-11-06 2018-11-06 包装袋 Active JP7230438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018209112A JP7230438B2 (ja) 2018-11-06 2018-11-06 包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018209112A JP7230438B2 (ja) 2018-11-06 2018-11-06 包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020075735A JP2020075735A (ja) 2020-05-21
JP7230438B2 true JP7230438B2 (ja) 2023-03-01

Family

ID=70723406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018209112A Active JP7230438B2 (ja) 2018-11-06 2018-11-06 包装袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7230438B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000272674A (ja) 1998-08-27 2000-10-03 Masaaki Nishi 二液性液体生成ユニット
JP2002362580A (ja) 2001-06-01 2002-12-18 Dainippon Printing Co Ltd 包装袋
JP2008086487A (ja) 2006-09-29 2008-04-17 Takuya Saito 点滴用容器
JP3149326U (ja) 2008-10-15 2009-03-26 飛翔 三好 ワンカット包装
JP2011178442A (ja) 2010-03-02 2011-09-15 Pola Chemical Industries Inc 包装袋
JP2017105495A (ja) 2015-12-09 2017-06-15 株式会社森島農園 容器入り食品および食品の製造方法
US20180305108A1 (en) 2015-10-30 2018-10-25 Hilti Aktiengesellschaft Multi-chamber film bag and use thereof

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4632244A (en) * 1986-02-19 1986-12-30 Boris Landau Multiple chamber flexible container

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000272674A (ja) 1998-08-27 2000-10-03 Masaaki Nishi 二液性液体生成ユニット
JP2002362580A (ja) 2001-06-01 2002-12-18 Dainippon Printing Co Ltd 包装袋
JP2008086487A (ja) 2006-09-29 2008-04-17 Takuya Saito 点滴用容器
JP3149326U (ja) 2008-10-15 2009-03-26 飛翔 三好 ワンカット包装
JP2011178442A (ja) 2010-03-02 2011-09-15 Pola Chemical Industries Inc 包装袋
US20180305108A1 (en) 2015-10-30 2018-10-25 Hilti Aktiengesellschaft Multi-chamber film bag and use thereof
JP2017105495A (ja) 2015-12-09 2017-06-15 株式会社森島農園 容器入り食品および食品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020075735A (ja) 2020-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6358545B1 (en) Beverage-producing packages
US20020076471A1 (en) Combination storage packaging for concentrated/powdered material and container for product prepared therefrom and method of using packaging/container
US20070246379A1 (en) Flexible Pouch Beverage Package
US11628997B2 (en) Method of forming a gusseted stand-up flexible pouch
US20140061235A1 (en) Package for paste-like products
JP7230438B2 (ja) 包装袋
SG194844A1 (en) Packaging bag and method of manufacturing packaging bag
JP2011088662A (ja) レトルト食品用包装体
JP7275529B2 (ja) 包装袋
JP4783704B2 (ja) レトルトパウチ入り鍋つゆ
JPH11321885A (ja) パウチ
JP7180281B2 (ja) 包装袋
JP4127424B2 (ja) 自立型包装袋
WO2015087825A1 (ja) パウチ容器及びパウチ容器の製造方法
JP3059873U (ja) 二液混合容器
US20120193374A1 (en) Multi-compartment pouch with single nozzle and method of making the same
JP2004250041A (ja) 液体小袋包装体
JPH10147349A (ja) スタンディングパウチ
US10086988B2 (en) Configurable packet for controllable mixing and dispensing of condiments
JP2010254379A (ja) レトルトパウチ入り鍋つゆ
US11484047B2 (en) Beverageware seasoning packet
JP2017178405A (ja) 容器包装体
JP7102854B2 (ja) パウチ容器およびパウチ包装体
JP7066346B2 (ja) シート材からなる容器およびその容器の製造方法
US20140219585A1 (en) Multi-Chamber Bag

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7230438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150