JP7228054B2

JP7228054B2 - フィードバック情報送信方法及び装置

Info

Publication number: JP7228054B2
Application number: JP2021547353A
Authority: JP
Inventors: ジャン，シンウエイ
Original assignee: Huawei Technologies Co Ltd
Current assignee: Huawei Technologies Co Ltd
Priority date: 2019-02-15
Filing date: 2020-01-21
Publication date: 2023-02-22
Anticipated expiration: 2040-01-21
Also published as: EP3902169B1; WO2020164384A1; KR20210110702A; EP3902169A4; JP2022520255A; CN111585707A; US20210377931A1; EP3902169A1; CN111585707B

Description

この出願は、２０１９年２月１５日に中国特許庁に出願され、「ＦＥＥＤＢＡＣＫＩＮＦＯＲＭＡＴＩＯＮＳＥＮＤＩＮＧＭＥＴＨＯＤＡＮＤＡＰＰＡＲＡＴＵＳ」と題する、中国特許出願第２０１９１０１１７７５２．９号に対する優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。

この出願は、移動通信技術の分野に関し、特にフィードバック情報送信方法及び装置に関する。

第５世代移動通信技術（ｔｈｅ５ｔｈｇｅｎｅｒａｔｉｏｎｍｏｂｉｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ、５Ｇ）ニューラジオ（ｎｅｗｒａｄｉｏ、ＮＲ）では、物理サイドリンクフィードバックチャネル（ｐｈｙｓｉｃａｌｓｉｄｅｌｉｎｋｆｅｅｄｂａｃｋｃｈａｎｎｅｌ、ＰＳＦＣＨ）が導入され、サイドリンク（ｓｉｄｅｌｉｎｋ）伝送においてフィードバック情報を送信する。

端末が同じスロット内で制御チャネル又はデータチャネルとＰＳＦＣＨの両方を介してフィードバック情報を送信する必要があるときに、現行の第４世代移動通信技術（ｔｈｅ４ｔｈｇｅｎｅｒａｔｉｏｎｍｏｂｉｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ、４Ｇ）フィードバックメカニズムを使用する場合、端末は、制御チャネル又はデータチャネルを介してフィードバック情報を送信する必要があり、ＰＳＦＣＨを介してフィードバック情報を送信する必要がなくなる。しかしながら、フィードバック情報は制御チャネル又はデータチャネルを占有するため、パンクチャリング又はレートマッチングが、制御チャネル又はデータチャネル上で送信される１つ以上のビット（ｂｉｔ）で行われる必要がある。したがって、制御チャネル又はデータチャネルの当初の伝送効率が影響を受け、伝送及びフィードバックは互換性がない。

この出願は、制御チャネル（又はデータチャネル）を介した送信とＰＳＦＣＨを介したフィードバックとの間に互換性がない技術的問題を解決するためのフィードバック情報送信方法及び装置を提供する。

第１の態様によれば、この出願は、フィードバック情報送信方法を提供する。本方法は、第１の通信装置によって行われ得る。本方法によれば、第１の通信装置は、サイドリンクフィードバック情報を判定することができ、第１の通信装置は、第２の通信装置に基準信号をさらに送信することができ、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報を搬送する。

前述の設計によれば、端末は、基準信号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報を送信及び判定することができ、サイドリンクフィードバック情報の伝送効率を改善する。端末が、同じスロット内で制御チャネル又はデータチャネルとＰＳＦＣＨの両方を介してフィードバック情報を送信する必要があるときに、端末は、基準信号を使用して、フィードバック情報を搬送することができ、制御チャネル又はデータチャネルを介してフィードバック情報を送信する必要がなくなる。したがって、これは、制御チャネル又はデータチャネルを介してフィードバック情報が送信されるときに、制御チャネル又はデータチャネル上で行われるパンクチャリング動作又はレートマッチング動作を回避することができ、制御チャネル又はデータチャネルの当初の伝送効率の低下を回避し、制御チャネル（又はデータチャネル）を介して送信することとＰＳＦＣＨを介してフィードバックすることとの間の互換性を実施することができる。

可能な設計において、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報の一部又は全部を搬送してもよい。具体的には、サイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つの情報を含んでもよい。基準信号は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つを搬送するために使用されてもよい。受信応答は、確認応答、否定確認応答、又は不連続伝送を含む。チャネル状態情報は、チャネル品質インジケータＣＱＩ、プリコーディングマトリックスインジケータＰＭＩ、ランクインジケータＲＩ、基準信号受信電力ＲＳＲＰ、基準信号受信品質ＲＳＲＱ、パスロス、サウンディング基準信号ＳＲＳリソースインジケータＳＲＩ、チャネル状態情報基準信号ＣＳＩ－ＲＳリソースインジケータＣＲＩ、受信信号強度インジケータＲＳＳＩ、プリコーディングタイプインジケータＰＴＩ、車両の移動方向、又は干渉状態のうちの少なくとも１つの情報を含む。

可能な設計において、基準信号のルートシーケンス、基準信号のサイクリックシフトＣＳ、基準信号の直交カバーコードＯＣＣ、基準信号のコーム、基準信号のシンボル番号、基準信号のシンボル数、基準信号のスロット番号、基準信号のスロット数、基準信号の帯域幅（基準信号の帯域幅は、ＲＢ数によって表すことができる）、基準信号のＲＢ番号、基準信号のタイプ、又は基準信号が属するチャネルのタイプのうちの少なくとも１つのパラメータを使用することによって、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送してもよい。この設計によれば、サイドリンクフィードバック情報を指示する効率を改善することができる。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報が、受信応答を含むこと、サイドリンクフィードバック情報が、チャネル状態情報を含まずに受信応答のみを含むか、又は受信応答及びスケジューリング要求を含むこと、サイドリンクフィードバック情報の長さが、第１の長さ以下であり、第１の長さは、プリセット長、例えば、ｎビットであってもよく、ｎは正の整数であり、又は第１の度数は、基地局によって設定される閾値であってもよく、基準信号が、物理サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ上の基準信号であること、基準信号が、物理上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ上の基準信号であること、基準信号が、物理サイドリンク共有チャネルＰＳＳＣＨ上の基準信号であること、又は基準信号が、物理上りリンク共有チャネルＰＵＳＣＨ上の基準信号であることのうちの少なくとも１つの条件が満たされると第１の通信装置が判定した場合、第１の通信装置が、第２の通信装置に基準信号を送信する。この設計によれば、データチャネル伝送でサイドリンクフィードバック情報を指示する影響をさらに回避することができる。

追加的に、基準信号が占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、又は基準信号が占有する最後のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないことのうちの少なくとも１つの条件が満たされると第１の通信装置が判定した場合、第１の通信装置が、第２の通信装置に基準信号を送信する。具体的には、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信する送信タイミングよりも遅れており、サイドリンクフィードバック情報が依然として基準信号を使用することによって搬送される場合、サイドリンクフィードバック情報は、適時にフィードバックされないことがあるか、又は基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信する送信タイミングよりも遅れており、サイドリンクフィードバック情報が依然として基準信号を使用することによって搬送される場合、サイドリンクフィードバック情報は、適時にフィードバックされない。この設計によれば、サイドリンクフィードバック情報の適時なフィードバックをさらに確実にすることができる。

基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くなく、準備時間が、第１端末装置によってサイドリンクフィードバック情報を処理する待ち時間を含むこと、又は基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないことのうちの少なくとも１つの条件が満たされると判定した後に、第１の通信装置は、第２の通信装置に基準信号をさらに送信してもよい。具体的には、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早い場合、基準信号を送信するときに、第１の端末装置は、送信される必要があるサイドリンクフィードバック情報の全ての内容を判定していないことがあり、結果として、サイドリンクフィードバック情報をフィードバックすることができないか、又は基準信号の最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも早い場合、基準信号を送信するときに、第１の端末装置は、送信される必要があるサイドリンクフィードバック情報の全ての内容を判定していないことがあり、結果として、サイドリンクフィードバック情報をフィードバックすることができない。この設計によれば、サイドリンクフィードバック情報をフィードバックする成功率及び正確性が、さらに改善され得る。

第１の通信装置は、前述の条件の一部又は全部が満たされると判定した後に、第２の通信装置に基準信号をさらに送信することができると理解されたい。

可能な設計において、基準信号が、制御チャネル上の基準信号であるか、又は基準信号が、データチャネル上の基準信号である。

可能な設計において、本方法は、第１の通信装置が第２の通信装置に指示情報を送信することをさらに含み、指示情報が、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されるか、指示情報が、サイドリンクフィードバック情報が基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用されるか、又は基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、指示情報は、サイドリンクフィードバック情報がデータチャネル及び基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用される。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、制御チャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複する。代替的には、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、データチャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複する。

追加的に、本方法は、第２の通信装置によっても実施することができる。本方法によれば、第２の通信装置は、第１の通信装置から基準信号を受信することができ、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報を搬送する。第２の通信装置は、基準信号に基づいてサイドリンクフィードバック情報をさらに判定することができる。

可能な設計において、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報の一部又は全部を搬送してもよい。具体的には、サイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つの情報を含んでもよい。基準信号は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つを搬送することができる。

受信応答は、確認応答、否定確認応答、又は不連続伝送を含む。チャネル状態情報が、チャネル品質インジケータＣＱＩ、プリコーディングマトリックスインジケータＰＭＩ、ランクインジケータＲＩ、基準信号受信電力ＲＳＲＰ、基準信号受信品質ＲＳＱ、パスロス、サウンディング基準信号ＳＲＳリソースインジケータＳＲＩ、チャネル状態情報基準信号ＣＳＩ－ＲＳリソースインジケータＣＲＩ、受信信号強度インジケータＲＳＳＩ、プリコーディングタイプインジケータＰＴＩ、車両の移動方向、又は干渉状態のうちの少なくとも１つの情報を含む。

可能な設計において、基準信号がサイドリンクフィードバック情報を搬送するときに、基準信号のルートシーケンス、基準信号のサイクリックシフトＣＳ、基準信号の直交カバーコードＯＣＣ、基準信号のコーム、基準信号のシンボル番号、基準信号のシンボル数、基準信号のスロット番号、基準信号のスロット数、基準信号の帯域幅（基準信号の帯域幅は、ＲＢ数によって表されてもよい）、基準信号のＲＢ番号、基準信号のタイプ、又は基準信号が属するチャネルのタイプのうちの少なくとも１つのパラメータを使用することによって、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送してもよい。この設計によれば、サイドリンクフィードバック情報を指示する効率を改善することができる。

可能な設計において、本方法は、第２の通信装置が第１の通信装置から指示情報を受信することをさらに含み、指示情報が、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されるか、指示情報が、サイドリンクフィードバック情報が基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用されるか、又は基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、指示情報は、サイドリンクフィードバック情報がデータチャネル及び基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用される。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースは、時間領域において、制御チャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複する。代替的には、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、データチャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複する。

第２の態様によれば、この出願は、別のフィードバック情報送信方法を提供する。第１の通信装置が本方法を行う場合、第１の通信装置は、第２の条件が満たされると判定することができ、次いで、第１の通信装置は、第１のチャネル上でサイドリンクフィードバック情報を送信することができ、第２の条件は、第１のチャネルが占有する最初のシンボルがリンクフィードバック情報の送信タイミングよりも遅いときに、第１の通信装置が第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を依然として送信するので、サイドリンクフィードバック情報が適時にフィードバックされないという問題を回避するために、第１のチャネルが占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないということか、又は第１のチャネルが占有する最後のシンボルがリンクフィードバック情報の送信タイミングよりも遅いときに、第１の通信装置が第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を依然として送信するので、サイドリンクフィードバック情報が適時にフィードバックされないという問題を回避するために、第１のチャネルが占有する最後のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないということのうちの少なくとも１つの条件を含む。この設計によれば、サイドリンクフィードバック情報の適時なフィードバックをさらに確実にすることができる。

第２の条件は、第１のチャネルが占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早いときに、第１の通信装置が第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を依然として送信し、第１の通信装置がサイドリンクフィードバック情報の準備に完了していないときに、第１の通信装置がフィードバックを依然として行うので、第１の通信装置が不正確なサイドリンクフィードバック情報をフィードバックすることがあるという問題を回避するために、第１のチャネルが占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないことか、又は第１のチャネルが占有する最後のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早いときに、第１の通信装置が第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を依然として送信し、第１の通信装置がサイドリンクフィードバック情報の準備に完了していないときに、第１の通信装置がフィードバックを依然として行うので、第１の通信装置が不正確なサイドリンクフィードバック情報をフィードバックすることがあるという問題を回避するために、第１のチャネルが占有する最後のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないということをさらに含み得る。この設計によれば、サイドリンクフィードバック情報のフィードバックの成功率及び正確性は、さらに改善され得る。

第１の通信装置は、前述の第２の条件の一部又は全部が満たされると判定した後に、第２の通信装置に基準信号さらに送信することができると理解されたい。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースは、時間領域において、第１のチャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複する。

可能な設計において、第１のチャネルは、サイドリンクフィードバックチャネルＰＳＦＣＨ、サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ、サイドリンクデータチャネルＰＳＳＣＨ、上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ、又は上りリンクデータチャネルＰＵＳＣＨのうちの少なくとも１つであってもよい。具体的には、第１の通信装置が、制御チャネル及びデータチャネルが時分割多重ＴＤＭ方式で多重化されると判定した場合、第１のチャネルは制御チャネルであり得る。代替的には、第１の通信装置が、制御チャネル及びデータチャネルが埋め込み方式で多重化されると判定する場合、第１のチャネルは制御チャネルであり得る。代替的には、第１の通信装置が、制御チャネル及びデータチャネルが周波数分割多重ＦＤＭ方式で多重化されると判定する場合、第１のチャネルはデータチャネルであり得る。本明細書において、制御チャネルはＰＳＣＣＨ及びＰＵＣＣＨを含んでもよく、データチャネルはＰＳＳＣＨ及びＰＵＳＣＨを含んでもよい。前述の設計によれば、第１のチャネル上で当初送信されるデータに対して第１のチャネル上でサイドリンクフィードバック情報を送信する影響を低減することができ、データの送信とサイドリンクフィードバック情報の送信との間の不整合を回避することができる。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つの情報を含んでもよい。基準信号は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つを搬送することができる。

受信応答は、確認応答、否定確認応答、又は不連続伝送を含む。チャネル状態情報は、チャネル品質インジケータＣＱＩ、プリコーディングマトリックスインジケータＰＭＩ、ランクインジケータＲＩ、基準信号受信電力ＲＳＲＰ、基準信号受信品質ＲＳＲＱ、パスロス、サウンディング基準信号ＳＲＳリソースインジケータＳＲＩ、チャネル状態情報基準信号ＣＳＩ－ＲＳリソースインジケータＣＲＩ、受信信号強度インジケータＲＳＳＩ、プリコーディングタイプインジケータＰＴＩ、車両の移動方向、又は干渉状態のうちの少なくとも１つの情報を含む。

第２の通信装置が本方法を行う場合、第２の通信装置は、第１のチャネルを介して第１の通信装置からサイドリンクフィードバック情報を受信することができ、第１のチャネルは、サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ、サイドリンクデータチャネルＰＳＳＣＨ、上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ、又は上りリンクデータチャネルＰＵＳＣＨのうちの少なくとも１つであり得る。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つの情報を含んでもよい。基準信号は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つを搬送することができる。受信応答は、確認応答、否定確認応答、又は不連続伝送を含む。チャネル状態情報が、チャネル品質インジケータＣＱＩ、プリコーディングマトリックスインジケータＰＭＩ、ランクインジケータＲＩ、基準信号受信電力ＲＳＲＰ、基準信号受信品質ＲＳＱ、パスロス、サウンディング基準信号ＳＲＳリソースインジケータＳＲＩ、チャネル状態情報基準信号ＣＳＩ－ＲＳリソースインジケータＣＲＩ、受信信号強度インジケータＲＳＳＩ、プリコーディングタイプインジケータＰＴＩ、車両の移動方向、又は干渉状態のうちの少なくとも１つの情報を含む。

第３の態様によれば、この出願は、通信装置を提供する。例えば、通信装置は、上述の第１の通信装置及び／又は第２の通信装置である。通信装置は、第１の態様又は第１の態様の可能な実施形態のいずれか１つによる方法を行うように構成されてもよく、又は第２の態様又は第２の態様の可能な実施形態のいずれか１つによる方法を行うように構成されてもよい。具体的には、通信装置は、第１の態様又は第１の態様の可能な実施形態のいずれか１つによる方法、又は第２の態様又は第２の態様の可能な実施形態のいずれか１つによる方法を行うように構成されているモジュールを含み得る。例えば、通信装置は、互いに結合された処理モジュール及び通信モジュールを含む。例えば、通信装置は、端末デバイス又はネットワークデバイスであってもよい。

第１の態様又は第１の態様の可能な実施形態のいずれか１つに従った第１の通信装置によって行われる方法が行われるときに、処理モジュールは、サイドリンクフィードバック情報を判定するように構成され得る。通信モジュールは、第２の通信装置に基準信号を送信するように構成することができ、基準信号はサイドリンクフィードバック情報を搬送する。

可能な設計において、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送することは、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報の一部又は全部を搬送することを含む。

可能な設計において、基準信号がサイドリンクフィードバック情報を搬送するときに、基準信号のルートシーケンス、基準信号のサイクリックシフトＣＳ、基準信号の直交カバーコードＯＣＣ、基準信号のコーム、基準信号のシンボル番号、基準信号のシンボル数、基準信号のスロット番号、基準信号のスロット数、基準信号の帯域幅（基準信号の帯域幅は、ＲＢ数によって表されてもよい）、基準信号のＲＢ番号、基準信号のタイプ、又は基準信号が属するチャネルのタイプのうちの少なくとも１つのパラメータを使用することによって、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送してもよい。

可能な設計において、通信モジュールは、少なくとも１つの以下の条件が満たされると判定された後、第２の通信装置に基準信号を送信してもよい。すなわち、サイドリンクフィードバック情報が、受信応答を含むこと、サイドリンクフィードバック情報がチャネル状態情報を含まないこと、サイドリンクフィードバック情報の長さが第１の長さ以下であること、基準信号が物理サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理サイドリンク共有チャネルＰＳＳＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理上りリンク共有チャネルＰＵＳＣＨ上の基準信号であること、基準信号が占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないこと、又は基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないことである。

可能な設計において、基準信号が、制御チャネル上の基準信号であってもよいし、基準信号が、データチャネル上の基準信号であってもよい。

可能な設計において、通信モジュールは、第２の通信装置に指示情報を送信するようにさらに構成されていてもよく、指示情報が、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されるか、指示情報が、サイドリンクフィードバック情報が基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用されるか、又は基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、指示情報は、サイドリンクフィードバック情報がデータチャネル及び基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用される。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、制御チャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複してもよい。代替的には、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、データチャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複してもよい。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つの情報を含んでもよい。

可能な設計において、受信応答は、確認応答、否定確認応答、又は不連続伝送を含んでもよい。

可能な設計において、チャネル状態情報が、チャネル品質インジケータＣＱＩ、プリコーディングマトリックスインジケータＰＭＩ、ランクインジケータＲＩ、基準信号受信電力ＲＳＲＰ、基準信号受信品質ＲＳＱ、パスロス、サウンディング基準信号ＳＲＳリソースインジケータＳＲＩ、チャネル状態情報基準信号ＣＳＩ－ＲＳリソースインジケータＣＲＩ、受信信号強度インジケータＲＳＳＩ、プリコーディングタイプインジケータＰＴＩ、車両の移動方向、又は干渉状態のうちの少なくとも１つの情報を含んでもよい。

第１の態様又は第１の態様の可能な実施態様のいずれか１つによる第２の通信装置により行われる方法が行われるときに、通信モジュールは、第１の通信装置からの基準信号を受信するように構成することができ、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報を搬送する。処理モジュールは、基準信号に基づいてサイドリンクフィードバック情報を判定するように構成され得る。

可能な設計において、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送することは、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報の一部又は全部を搬送し得ることを含む。

可能な設計において、通信モジュールは、第１の通信装置から指示情報を受信するようにさらに構成されていてもよく、指示情報が、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されるか、指示情報が、サイドリンクフィードバック情報が基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用されるか、又は基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、指示情報は、サイドリンクフィードバック情報がデータチャネル及び基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用される。

第２の態様又は第２の態様の可能な実施態様のうちのいずれか１つによる第１の通信装置によって行われる方法が行われるときに、処理モジュールは、第２の条件が満たされると判定するように構成することができ、通信モジュールは、第１のチャネル上でサイドリンクフィードバック情報を送信するように構成することができ、第２の条件が、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないこと、又は基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信する準備時間よりも早くないこと、のうちの少なくとも１つの条件である。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、第１のチャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複してもよい。

可能な設計において、第１のチャネルが、サイドリンクフィードバックチャネルＰＳＦＣＨ、サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ、サイドリンクデータチャネルＰＳＳＣＨ、上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ、又は上りリンクデータチャネルＰＵＳＣＨのうちの少なくとも１つであってもよい。

可能な設計において、制御チャネル及びデータチャネルが時分割多重ＴＤＭ方式で多重化される場合、第１のチャネルは、制御チャネルであってもよい。代替的には、制御チャネル及びデータチャネルが埋め込み方式で多重化される場合、第１のチャネルは、制御チャネルであってもよい。代替的には、制御チャネル及びデータチャネルが周波数分割多重ＦＤＭ方式で多重化される場合、第１のチャネルは、データチャネルであってもよい。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求の少なくとも１つの情報を含む。

第２の態様又は第２の態様の可能な実施態様のうちのいずれか１つによる第１の通信装置によって行われる方法が行われるときに、通信モジュールは、第１のチャネルを介して第１の通信装置からサイドリンクフィードバック情報を受信するように構成されてもよく、第１のチャネルは、サイドリンクフィードバックチャネルＰＳＦＣＨ、サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ、サイドリンクデータチャネルＰＳＳＣＨ、上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ、又は上りリンクデータチャネルＰＵＳＣＨのうちの少なくとも１つである。

可能な設計において、サイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つの情報を含む。

第４の態様によれば、通信システムが提供される。通信システムは、第３の態様による任意の通信装置を含み得る。通信装置は、第１の態様又は第１の態様の可能な設計のいずれか１つによる方法を行うように構成されてもよく、又は第２の態様又は第２の態様の可能な設計のいずれか１つによる方法を行うように構成されてもよい。

第５の態様によれば、コンピュータ記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体が、命令を記憶し、命令がコンピュータ上で動作するときに、コンピュータが、第１の態様又は第１の態様の可能な設計のいずれか１つによる方法を行うか、又は第２の態様又は第２の態様の可能な設計のいずれか１つによる方法を行うことが可能になる。

第６の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作するときに、コンピュータが、第１の態様又は第１の態様の可能な設計のいずれか１つによる方法を行うか、又は第２の態様又は第２の態様の可能な設計のいずれか１つによる方法を行うことが可能になる。

第７の態様によれば、この出願の実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムは、プロセッサを含み、メモリをさらに含んでもよい。プロセッサは、第１の態様又は第１の態様の可能な設計のいずれか１つによる方法を行うように構成されるか、又は第２の態様又は第２の態様の可能な設計のいずれか１つによる方法を行うように構成されている。チップシステムは、チップを含んでもよいし、チップ及び別の個別の構成要素を含んでもよい。

第３～第７の態様、及び第３～第７の態様の実施態様の有益な効果については、第１の態様における方法、及び第１の態様における方法の可能な設計、又は第２の態様における方法、及び第２の態様における方法の可能な設計の有益な効果の説明を参照のこと。

この出願による無線通信システムの概略アーキテクチャ図である。この出願による別の無線通信システムの概略アーキテクチャ図である。この出願によるフィードバック情報送信方法の概略フローチャートである。この出願によるチャネル伝送リソース間の時間領域関係の概略図である。この出願による別のフィードバック情報送信方法の概略フローチャートである。この出願による通信装置の構造を示す。この出願による別の通信装置の構造を示す。

この出願の目的、技術的解決策、及び利点をより明確にするために、添付の図面を参照してこの出願をさらに詳細に説明する。また、方法の実施形態における特定の動作方法を、装置の実施形態又はシステムの実施形態に適用してもよい。

以下、この出願の用語について説明する。

「少なくとも１つ」とは、１つ以上、すなわち、１つ、２つ、３つ又はそれ以上を意味する。

「複数の」とは、２つ以上、すなわち、２つ、３つ又はそれ以上を意味する。

ベアリングは、メッセージ、信号、又はシグナリングが、情報又はデータを搬送又は指示するために使用されることを意味してもよく、メッセージ、信号、又はシグナリングが、情報を含むことを意味してもよい。

サイドリンク（ｓｉｄｅｌｉｎｋ）は、デバイス・ツー・デバイス（ｄｅｖｉｃｅｔｏｄｅｖｉｃｅ、Ｄ２Ｄ）通信、ビークル・ツー・エブリシング（Ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－Ｅｖｅｒｙｔｉｎｇ、Ｖ２Ｘ）通信など、端末間の通信に使用される。

物理サイドリンク共有チャネル（ｐｈｙｓｉｃａｌｓｉｄｅｌｉｎｋｓｈａｒｅｄｃｈａｎｎｅｌ、ＰＳＳＣＨ）は、端末ユーザデータを送信するために使用されるサイドリンクチャネルである。

物理サイドリンク制御チャネル（ｐｈｙｓｉｃａｌｓｉｄｅｌｉｎｋｃｏｎｔｒｏｌｃｈａｎｎｅｌ、ＰＳＣＣＨ）は、制御情報を送信するために使用されるサイドリンクチャネルである。制御情報は再度リンク制御情報（ｓｉｄｅｌｉｎｋｃｏｎｔｒｏｌｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ、ＳＣＩ）であり得る。ＰＳＣＣＨ上で送信される制御情報は、ＰＳＳＣＨ上で送信される端末ユーザデータをスケジューリングするために使用され得る。

サイドリンクユニキャストは、端末が、他の端末に情報を送信することを意味する。サイドリンクマルチキャストは、端末が、複数の端末に情報を送信することを意味する。サイドリンクブロードキャストは、端末が、端末のカバレッジ内の全ての端末に情報を送信することを意味する。

物理サイドリンクフィードバックチャネル（ｐｈｙｓｉｃａｌｓｉｄｅｌｉｎｋｆｅｅｄｂａｃｋｃｈａｎｎｅｌ、ＰＳＦＣＨ）は、端末デバイスが、フィードバックを行う必要があるシナリオにおいて、サイドリンクを介してサイドリンクフィードバック情報を搬送するチャネルである。サイドリンクフィードバック情報は、サイドリンクフィードバック制御情報（ｓｉｄｅｌｉｎｋｆｅｅｄｂａｃｋｃｏｎｔｒｏｌｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ、ＳＦＣＩ）を含み得る。サイドリンクフィードバック情報は、チャネル状態情報（ｃｈａｎｎｅｌｓｔａｔｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ、ＣＳＩ）、受信応答（例えば、ハイブリッド自動反復要求（ｈｙｂｒｉｄａｕｔｏｍａｔｉｃｒｅｐｅａｔｒｅｑｕｅｓｔ、ＨＡＲＱ）確認応答（ＡＣＫ））、又はスケジューリング要求（ｓｃｈｅｄｕｌｉｎｇｒｅｑｕｅｓｔ、ＳＲ）のうちの少なくとも１つを含んでもよいが、これらに限定されない。この出願の実施形態において、受信応答は、確認応答（ａｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅｍｅｎｔ、ＡＣＫ）、否定確認応答（ｎｅｇａｔｉｖｅａｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅｍｅｎｔ、ＮＡＣＫ）、又は不連続伝送（ｄｉｓｃｏｎｔｉｎｕｏｕｓｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ、ＤＴＸ）のうちの少なくとも１つを含んでもよいが、これらに限定されない。チャネル状態情報ＣＳＩは、チャネル品質インジケータ（ｃｈａｎｎｅｌｑｕａｌｉｔｙｉｎｄｉｃａｔｏｒ、ＣＱＩ）、プリコーディングマトリックスインジケータ（ｐｒｅｃｏｄｉｎｇｍａｔｒｉｘｉｎｄｉｃａｔｏｒ、ＰＭＩ）、ランクインジケータ（（ｒａｎｋｉｎｄｉｃａｔｏｒ、ＲＩ）、基準信号受信電力（ｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌｒｅｃｅｉｖｅｄｐｏｗｅｒ、ＲＳＲＰ）、基準信号受信品質（ｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌｒｅｃｅｉｖｅｄｑｕａｌｉｔｙ、ＲＳＲＱ）、パスロス（ｐａｔｈｌｏｓｓ、ＰＬ）、サウンディング基準信号（ｓｏｕｎｄｉｎｇｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌ、ＳＲＳ）リソースインジケータ（ＳＲＳｒｅｓｏｕｒｃｅｉｎｄｉｃａｔｏｒ、ＳＲＩ）、チャネル状態情報基準信号（ｃｈａｎｎｅｌｓｔａｔｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ－ｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌ、ＣＳＩ－ＲＳ）リソースインジケータ（ＣＳＩ－ＲＳｒｅｓｏｕｒｃｅｉｎｄｉｃａｔｏｒ、ＣＲＩ）、受信信号強度インジケータ（ｒｅｃｅｉｖｅｄｓｉｇｎａｌｓｔｒｅｎｇｔｈｉｎｄｉｃａｔｏｒ、ＲＳＳＩ）、プリコーディングタイプインジケータ（ｐｒｅｃｏｄｉｎｇｔｙｐｅｉｎｄｉｃａｔｏｒ、ＰＴＩ）、車両の移動方向、及び干渉状態のうちの少なくとも１つを含んでもよいが、これらに限定されない。

以下、添付の図面を参照して、この出願の実施形態を詳細に説明する。最初に、この出願の実施形態において提供される無線通信システムについて説明する。この出願で提供される通信方法は、システムに適用することができる。次に、この出願の実施形態において提供される通信方法について説明する。最後に、この出願の実施形態において提供される端末及びネットワークデバイスについて説明する。

図１に示すように、この出願の実施形態で提供される無線通信システム１００は、端末１０１、端末１０２、及びネットワークデバイス１０３を含む。無線通信システム１００のアプリケーションシナリオは、移動通信のためのグローバルシステム（ＧｌｏｂａｌＳｙｓｔｅｍｏｆＭｏｂｉｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ、ＧＳＭ）システム、符号分割多元接続（ＣｏｄｅＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ、ＣＤＭＡ）システム、広帯域符号分割多元接続（ＷｉｄｅｂａｎｄＣｏｄｅＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ、ＷＣＤＭＡ）システム、一般パケット無線サービス（ＧｅｎｅｒａｌＰａｃｋｅｔＲａｄｉｏＳｅｒｖｉｃｅ、ＧＰＲＳ）システム、ロングタームエボリューション（ＬｏｎｇＴｅｒｍＥｖｏｌｕｔｉｏｎ、ＬＴＥ）システム、ＬＴＥ周波数分割二重（ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＤｉｖｉｓｉｏｎＤｕｐｌｅｘ、ＦＤＤ）システム、ＬＴＥ時分割二重（ＴｉｍｅＤｉｖｉｓｉｏｎＤｕｐｌｅｘ、ＴＤＤ）システム、ユニバーサルモバイル通信システム（ＵｎｉｖｅｒｓａｌＭｏｂｉｌｅＴｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎＳｙｓｔｅｍ、ＵＭＴＳ）、全世界相互運用マイクロ波アクセス（ＷｏｒｌｄｗｉｄｅＩｎｔｅｒｏｐｅｒａｂｉｌｉｔｙｆｏｒＭｉｃｒｏｗａｖｅＡｃｃｅｓｓ、ＷｉＭＡＸ）通信システム、将来の第５世代（５ｔｈＧｅｎｅｒａｔｉｏｎ、５Ｇ）システム、ニューラジオ（ＮｅｗＲａｄｉｏ、ＮＲ）通信システム、ＮＲビークル・ツー・エブリシング（ｖｅｈｉｃｌｅｔｏｅｖｅｒｙｔｈｉｎｇ、Ｖ２Ｘ）システム、将来のモバイル通信ベースの車両のインターネットシステム等を含み得るが、これらに限定されない。この出願のこの実施形態で提供される無線通信システム１００は、低周波シナリオ（サブ６Ｇ）及び高周波シナリオ（６Ｇ以上）の両方に適用可能であることを理解されたい。

例えば、端末１０１及び端末１０２は、各々、端末（ｔｅｒｍｉｎａｌ）、移動局（ｍｏｂｉｌｅｓｔａｔｉｏｎ、ＭＳ）、移動端末（ｍｏｂｉｌｅｔｅｒｍｉｎａｌ）、デバイス・ツー・デバイス（ｄｅｖｉｃｅ－ｔｏ－ｄｅｖｉｃｅ、Ｄ２Ｄ）通信端末デバイス、ビークル・ツー・エブリシング（ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－ｅｖｅｒｙｔｈｉｎｇ、Ｖ２Ｘ）通信端末デバイス、マシン・ツー・マシン／マシンタイプ通信（ｍａｃｈｉｎｅ－ｔｏ－ｍａｃｈｉｎｅ／ｍａｃｈｉｎｅ－ｔｙｐｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ、Ｍ２Ｍ／ＭＴＣ）端末デバイス、若しくはモノのインターネット（ｉｎｔｅｒｎｅｔｏｆｔｈｉｎｇｓ、ＩｏＴ）端末デバイスなどのデバイス、又はチップ若しくはチップシステムなどの装置であってもよい。端末１０１は、１つ以上の通信システム内の１つ以上のネットワークデバイスと通信することができ、ネットワークデバイスによって提供されるネットワークサービスを受け入れることができる。本明細書におけるネットワークデバイスは、図示のネットワークデバイス１０３を含むが、これに限定されない。例えば、この出願のこの実施形態では、端末１０１及び端末１０２は、各々、携帯電話（又は「セルラー」電話と呼ばれる）又は携帯端末を有するコンピュータであってもよい。代替的には、端末１０１及び端末１０２は、各々、携帯型、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵型、又は車載型の移動装置であってもよい。代替的には、端末１０１及び端末１０２は、各々、通信モジュールを有する通信チップであってもよい。端末１０１は、ユニバーサルユーザ・ツー・インターフェース（ＵｎｉｖｅｒｓａｌＵｓｅｒｔｏＮｅｔｗｏｒｋｉｎｔｅｒｆａｃｅ、Ｕｕｉｎｔｅｒｆａｃｅ）を介したネットワークデバイス１０３との通信をサポートするように構成されてもよく、及び／又は、端末１０１及び端末１０２は、サイドリンク伝送をサポートするように構成されてもよいと理解されたい。例えば、端末１０１及び端末１０２は、直接通信（ＰＣ５）インターフェース（すなわち、端末間のサイドリンク通信に使用されるエアインターフェース）を介してサイドリンク通信を行ってもよい。

ネットワークデバイス１０３は、基地局（ｂａｓｅｓｔａｔｉｏｎ、ＢＳ）を含むか、又は基地局、基地局を制御するように構成されている無線リソース管理デバイスなどを含んでもよい。本明細書における基地局は、ＧＳＭ又はＣＤＭＡシステムにおけるベーストランシーバ局（ＢａｓｅＴｒａｎｓｃｅｉｖｅｒＳｔａｔｉｏｎ、ＢＴＳ）であってもよく、ＷＣＤＭＡシステムにおけるノードＢ（ＮｏｄｅＢ、ＮＢ）であってもよく、発展型ノードＢ（ＥｖｏｌｕｔｉｏｎａｌＮｏｄｅＢ、ｅＮＢ若しくはｅＮｏｄｅＢ）、マイクロ／ピコｅＮＢ（ｍｉｃｒｏ／ｐｉｃｏｅＮＢ）、又はＬＴＥシステムにおける送受信点（ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ／ｒｅｃｅｐｔｉｏｎｐｏｉｎｔ，ＴＲＰ、ＴＲＰ）であってもよく、クラウド無線アクセスネットワークにおける無線コントローラ（ＣｌｏｕｄＲａｄｉｏＡｃｃｅｓｓＮｅｔｗｏｒｋ、ＣＲＡＮ）シナリオであってもよい。代替的には、基地局２００は、中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の５Ｇネットワーク内の基地局、将来の発展型ＰＬＭＮネットワーク内の基地局、例えばＮＲ基地局などであってもよい。代替的には、例えば、Ｖ２Ｘ技術におけるネットワークデバイスは、側路ユニット（ｒｏａｄｓｉｄｅｕｎｉｔ、ＲＳＵ）である。これは、この出願のこの実施態様において限定されない。

任意選択で、端末装置間の通信リンクは、Ｄ２Ｄリンク又はサイドリンクであってもよい。車両のインターネットにおいて、端末装置間の通信リンクは、代替的に、ビークル・ツー・ビーク（ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－ｖｅｈｉｃｌｅ、Ｖ２Ｖ）リンク、ビークル・ツー・ペデストリアン（ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－ｐｅｄｅｓｔｒｉａｎ、Ｖ２Ｐ）リンク、ビークル・ツー・インフラストラクチャ（ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－ｉｎｆｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅ、Ｖ２Ｉ）リンク、又はビークル・ツー・エブリシング（ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－Ｘ、Ｖ２Ｘ）リンクであり得る。この出願の以下の実施態様において、サイドリンクは、主に、端末デバイス間の通信伝送を説明するために使用され、セルラリンクは、主に、ネットワークデバイスと端末デバイス間の通信伝送を説明するために使用される。端末デバイス間のユニキャスト通信、マルチキャスト通信、及びブロードキャスト通信のうちの少なくとも１つは、サイドリンクを介して行われ得る。

以下、例として図２に示すＶ２Ｘシナリオを使用することによって、この出願の実施形態で提供される無線通信システム１００のアプリケーションシナリオをさらに説明する。

図２に示すように、無線通信システム１００は、車両キュー２００を含む無線通信システムに適用可能である。車両キュー２００は、複数の端末（例えば、車両内移動装置）を含む。図２に示す端末１０１及び端末１０２は、サイドリンクに基づく伝送を実施することができ、端末１０１及び端末１０２は、ユニキャスト方式、マルチキャスト方式、及びブロードキャスト方式のうちの少なくとも１つで伝送を実施することができる。前述のシナリオに基づいて、この出願の実施形態で提供されるフィードバック情報送信方法は、車両キュー２００内の端末間で実施されてもよい。例えば、端末１０１及び端末１０２は、ＰＳＦＣＨに基づいてサイドリンクフィードバック情報を送信してもよい。例えば、端末１０２が端末１０１にサイドリンクフィードバック情報を送信するときに、サイドリンクフィードバック情報は、端末１０１がサイドリンクを介して端末１０２に送信するデータに対するフィードバックであってもよい。端末１０１は、ユニキャスト方式、マルチキャスト方式、又はブロードキャスト方式の少なくとも１つにおいて、サイドリンクを介して端末１０２にデータを送信することができる。端末１０１が端末１０２にサイドリンクフィードバック情報を送信するときに、サイドリンクフィードバック情報は、端末１０２がサイドリンクを介して端末１０１に送信するデータに対するフィードバックであってもよい。端末１０２は、ユニキャスト方式、マルチキャスト方式、又はブロードキャスト方式の少なくとも１つにおいて、サイドリンクを介して端末１０１にデータを送信することができる。同様に、この出願に示すフィードバック情報送信方法は、車両キュー２００内の他の端末間でサイドリンクフィードバック情報を送信するためにも使用され得る。

以下、例として図２に示す無線通信システム１００を使用することによって、図３を参照して、この出願の実施形態で提供されるフィードバック情報送信方法を説明する。本方法は、具体的には、以下のステップを含み得る。

Ｓ１０１：第１の端末装置がサイドリンクフィードバック情報を判定する。

Ｓ１０２：第１の端末装置が、第２の端末装置に基準信号を送信し、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送する。

Ｓ１０３：第２の端末装置が、基準信号を受信する。

Ｓ１０４：第２の端末装置が、基準信号に基づいてサイドリンクフィードバック情報を判定する。

上述の方法によれば、端末は、基準信号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報を送信し、判定することができ、サイドリンクフィードバック情報の伝送効率を改善する。

端末が、同じスロット内で制御チャネル又はデータチャネルとＰＳＦＣＨの両方を介してフィードバック情報を送信する必要があるときに、端末は、フィードバック情報を示すために基準信号を使用することができ、制御チャネル又はデータチャネルを介してフィードバック情報を送信する必要がなくなる。したがって、これは、フィードバック情報が制御チャネル又はデータチャネルを介して送信されるときに、制御チャネル又はデータチャネル上で行われるパンクチャリング動作又はレートマッチング動作を回避することができ、制御チャネル又はデータチャネルの本来の伝送効率を低下させることを回避することができる。

例えば、第１の端末装置及び第２の端末装置は、それぞれ端末１０１及び端末１０２であってもよいし、図１に示す端末１０２及び端末１０１であってもよいし、及び／又は第１の端末装置及び第２の端末装置は、図２に示す車両キュー２００内の端末であってもよい。

例えば、ステップＳ１０１において第１の端末装置によって判定されたサイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つを含んでもよい。

チャネル状態情報は、チャネル品質インジケータ、プリコーディングマトリクスインジケータ、ランクインジケータ、基準信号受信電力、基準信号受信品質、パスロス、サウンディング基準信号リソースインジケータ、チャネル状態情報基準信号リソースインジケータ、受信信号強度インジケータ、プリコーディングタイプインジケータ、車両の移動方向、及び干渉状態のうちの少なくとも１つを含んでもよいが、これらに限定されない。

受信応答は、ＡＣＫ、ＮＡＣＫ、又はＤＴＸのうちの少なくとも１つを含んでもよいが、これらに限定されない。ＡＣＫは、正常に受信されたユーザデータに対する第１の端末装置からのフィードバックであってもよく、ユーザデータは、ＰＳＳＣＨを介して第２の端末デバイスによって以前に送信されてもよい。ＮＡＣＫ及びＤＴＸは、正常に受信されなかったユーザデータに対する第１の端末装置からのフィードバックであってもよく、ユーザデータは、ＰＳＳＣＨを介して第２の端末デバイスによって前もって送信されてもよい。受信応答がＤＴＸである場合、システマティックビット（ｓｙｓｔｅｍａｔｉｃｂｉｔ）を再送する必要がある。受信応答がＮＡＣＫである場合、追加のパリティビット（ｐａｒｉｔｙｂｉｔ）をさらに再送する必要がある。

この出願のこの実施形態では、具体的には、基準信号（ｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌ、ＲＳ）は、復調基準信号（ｄｅｍｏｄｕｌａｔｉｏｎｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌ、ＤＭＲＳ）、サウンディング基準信号（ｓｏｕｎｄｉｎｇｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌ、ＳＲＳ）、チャネル状態情報基準信号（ｃｈａｎｎｅｌｓｔａｔｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌ、ＣＳＩ－ＲＳ）、位相追跡基準信号（ｐｈａｓｅｔｒａｃｋｉｎｇｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌ、ＰＴ－ＲＳ）、ディスカバリー基準信号（ｄｉｓｃｏｖｅｒｙｒｅｆｅｒｅｎｃｅｓｉｇｎａｌ、ＤＲＳ）などのうちの少なくとも１つであり得る。

図３に示す手順における基準信号は、制御チャネル又はデータチャネル上の基準信号であり得る。具体的には、端末が、同じスロット内で制御チャネルとＰＳＦＣＨの両方を介してサイドリンクフィードバック情報を送信する必要があるときに、端末は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために、制御チャネル上で基準信号を使用してもよい。端末が、同じスロット内でデータチャネルとＰＳＦＣＨの両方を介してサイドリンクフィードバック情報を送信する必要があるときに、端末は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するためにデータチャネル上で基準信号を使用してもよい。例えば、制御チャネル上の基準信号は、制御チャネル又はデータチャネル上のＤＭＲＳであってもよい。

図４に示すように、可能な実施態様では、制御チャネル又はデータチャネルを送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置が、ＰＳＦＣＨを介してサイドリンクフィードバック情報を送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置と部分的又は完全に重複するときに、この出願のこの実施形態で提供される方法が使用されてもよく、すなわち、サイドリンクフィードバック情報は、基準信号を使用することによって搬送されてもよい。

この出願のこの実施形態では、サイドリンクフィードバック情報は、基準信号のパラメータを使用することによって示されてもよく、パラメータは、基準信号のルートシーケンス、基準信号のサイクリックシフト（ｃｙｃｌｉｃｓｈｉｆｔ、ＣＳ）、基準信号の直交カバーコード（ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌｃｏｖｅｒｃｏｄｅ、ＯＣＣ）、基準信号のコーム（ｃｏｍｂ）、基準信号のシンボル番号（開始シンボル番号などを含む）、基準信号のシンボル数、基準信号のスロット番号（開始スロット番号などを含む）、基準信号のスロット数、基準信号の帯域幅（リソースブロック（ｒｅｓｏｕｒｃｅｂｌｏｃｋ、ＲＢ）数によって表されてもよい）、基準信号のリソースブロックＲＢ番号（開始ＲＢ番号などを含む）、基準信号のタイプ、又は基準信号が属するチャネルのタイプのうちの少なくとも１つを含んでもよい。

以下、具体的に、この出願のこの実施形態に提供される方法による基準信号を使用することによって、サイドリンクフィードバック情報を搬送する方法を説明する。

サイドリンクフィードバック情報が、基準信号のルートシーケンスを使用することによって示されるときに、ＡＣＫに対応する少なくとも１つのルートシーケンスは、予め設定又はプロトコルにおいて指定されてもよく、ルートシーケンスは、基準信号がＡＣＫを搬送することを示すために使用されてもよい。したがって、第１の端末装置は、ＡＣＫを第２の端末装置に送信する必要があると判定したときに、ルートシーケンスを有する基準信号を送信することができ、第２の端末装置はまた、基準信号を受信した後に、基準信号のルートシーケンスに基づいて、基準信号がＡＣＫを搬送すると判定してもよい。追加的に、ＮＡＣＫに対応する少なくとも１つのルートシーケンスは、さらに、予め設定又はプロトコルにおいて指定されてもよく、ルートシーケンスは、基準信号がＮＡＣＫを搬送することを示すために使用されてもよい。したがって、第１の端末装置は、ＮＡＣＫを第２の端末装置に送信する必要があると判定したときに、ルートシーケンスを有する基準信号を送信することができ、第２の端末装置はまた、基準信号を受信した後に、基準信号のルートシーケンスに基づいて、基準信号がＮＡＣＫを搬送すると判定してもよい。

サイドリンクフィードバック情報が、基準信号のサイクリックシフトを使用することによって示されるときに、４つのサイクリックシフトの各々を使用して、２ビット受信応答を示すことができる。例えば、４つのサイクリックシフトの各々と２ビット受信応答との間の対応付けは、予めセットされており、その対応付けは表１に示すことができる。表１に基づいて、第１の端末装置によって送信された基準信号のサイクリックシフトの値が０であるときに、第２の端末装置は、２ビット受信応答がＡＣＫ及びＡＣＫであると判定することができる。第１の端末装置によって送信された基準信号のサイクリックシフトの値が３であるときに、第２の端末装置は、２ビット受信応答がＡＣＫ及びＮＡＣＫであると判定することができる。第１の端末装置によって送信された基準信号のサイクリックシフトの値が６であるときに、第２の端末装置は、２ビット受信応答がＮＡＣＫ及びＡＣＫであると判定することができる。第１の端末装置によって送信された基準信号のサイクリックシフトの値が９であるときに、第２の端末装置は、２ビット受信応答がＮＡＣＫ及びＮＡＣＫであると判定することができる。なお、サイクリックシフトと受信応答との対応付けをセットする上述の方式は、単なる説明のための例に過ぎず、表１に示すサイクリックシフトの値と受信応答との対応付けもまた、単なる例である。この出願において、サイクリックシフトと受信応答との間の対応は、代替的に、別の方式でセットされ得る。例えば、サイクリックシフトの値を使用することによってＡＣＫ又はＮＡＣＫを示すために、サイクリックシフトの値域とＡＣＫ又はＮＡＣＫとの対応付けがセットされる。

基準信号の直交カバーコードを使用することによってサイドリンクフィードバック情報が示される場合、直交カバーコードの値を使用して、ＡＣＫ又はＮＡＣＫを示すことができる。例えば、基準信号のＯＣＣが［１，１］に等しい場合、基準信号はＡＣＫを搬送すること、又は基準信号のＯＣＣが［１，－１］に等しい場合、基準信号はＮＡＣＫを搬送することが、予め設定又はプロトコルにおいて合意されている。したがって、第１の端末装置は、ＡＣＫを送信する必要があると判定したときに、基準信号の直交カバーコードを［１，１］と設定し、第２の端末装置は、基準信号の直交カバーコードに基づいて、基準信号がＡＣＫを搬送すると判定することができる。代替的には、第１の端末装置は、ＮＡＣＫを送信する必要があると判定したときに、基準信号の直交カバーコードを［１，－１］と設定し、第２の端末装置は、基準信号の直交カバーコードに基づいて、基準信号がＮＡＣＫを搬送すると判定することができる。ＯＣＣの値とＡＣＫとの間の前述の対応付けは、単なる説明のための例に過ぎないと理解されたい。この出願においては、ＯＣＣを有する基準信号を使用することによってＡＣＫを示すために、ＡＣＫに対応するＯＣＣとして、別の値を有するＯＣＣが代替的に使用されてもよい。追加的に、前述のＯＣＣの値とＮＡＣＫとの対応付けは、単なる説明のための例に過ぎない。この出願においては、ＯＣＣを有する基準信号を使用することによってＮＡＣＫを示すために、ＮＡＣＫに対応するＯＣＣとして、別の値を有するＯＣＣが代替的に使用されてもよい。

基準信号のコームを使用することによってサイドリンクフィードバック情報が示されるときに、コームの値を使用して、ＡＣＫ又はＮＡＣＫを示すことができる。例えば、基準信号のコームコームが０に等しい場合、基準信号はＡＣＫを搬送すること、又は基準信号のコームが１に等しい場合、基準信号はＮＡＣＫを搬送することが、予め設定又はプロトコルにおいて合意されている。したがって、第１の端末装置は、ＡＣＫを送信する必要があると判定したときに、基準信号のコームを０と設定し、第２の端末装置は、基準信号のコームに基づいて、基準信号がＡＣＫを搬送すると判定することができる。代替的には、第１の端末装置は、ＮＡＣＫを送信する必要があると判定したときに、基準信号のコームを１と設定し、第２の端末装置は、基準信号のコームに基づいて、基準信号がＮＡＣＫを搬送すると判定することができる。コームの値とＡＣＫとの間の前述の対応付けは、単なる説明のための例であると理解されたい。この出願において、コームを有する基準信号を使用することによってＡＣＫを示すために、ＡＣＫに対応するコームとして、別の値を有するコームが代替的に使用されてもよい。同様に、この出願において、コームを有する基準信号を使用することによってＮＡＣＫを示すために、ＮＡＣＫに対応するコームとして、別の値を有するコームが代替的に使用されてもよい。

基準信号のシンボル番号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報が示されるときに、ＣＱＩに対応するシンボル番号が予め設定又はプロトコルにおいて合意され得る。基準信号が送信されるときに、基準信号のシンボル番号が使用されて、ＣＱＩを示すことができる。例えば、表２に示す対応付けがセットされる。表２に基づき、第１の端末装置が、第２の端末装置にフィードバックされる必要のあるＣＱＩが０であると判定した場合、第１の端末装置は、シンボル＃０で基準信号を送信することができる。記号＃０で送信された基準信号を受信した後、第２の端末装置は、表２に基づいて、第１の端末装置によってフィードバックされたＣＱＩが０に等しいと判定することができる。同様に、第１の端末装置は、ＣＱＩに対応するシンボルで、表２に示すＣＱＩの別の値とシンボル番号との間の対応付けに基づいて基準信号をさらに送信してもよい。第２の端末装置は、基準信号を使用することによってＣＱＩを示すために、第１の端末装置によってフィードバックされるＣＱＩとして、受信した基準信号のシンボル番号に対応するＣＱＩを使用する。シンボル番号とＣＱＩとの間の対応付けをセットする前述の方式は単なる説明のための例であり、表２におけるシンボル番号とＣＱＩの値との間の対応付けも単なる例であると理解されたい。この出願において、シンボル番号とＣＱＩとの間の対応付けは、代替的には、別の方式で設定され得る。例えば、シンボル番号の値域とＣＱＩ又はＣＱＩ機能との間の対応付けがさらに設定されてもよい。

サイドリンクフィードバック情報が、基準信号のシンボル数を使用することによって示される場合、ｎシンボルを占有する基準信号が、ＣＱＩ＝ｍであることを示すために使用されてもよく、ｎ及びｍは、各々、０又は正の整数である。例えば、第１の端末装置は、第２の端末装置にフィードバックされる必要があるＣＱＩが０であると判定したときに、第２の端末装置に、１つのシンボルを占有する基準信号を送信してもよい。第２の端末装置は、１つの記号を占有する基準信号を受信した後、第１の端末装置によってフィードバックされたＣＱＩが０であると判定する。別の例として、第１の端末装置は、ＣＱＩ＝１を示すために、代替的に、第２の端末装置に２つのシンボルを占有する基準信号を送信してもよい。代替的には、第１の端末装置は、ＣＱＩ＝８を示すために、第２の端末装置に３つのシンボルを占有する基準信号を送信してもよい。基準信号のシンボル数とＣＱＩの値との間の前述の対応付けは、単なる説明のための例であると理解されたい。この出願においては、シンボル数とＣＱＩの値との間の別の対応付けがさらに設定され得る。

基準信号のスロット番号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報が示されるときに、ＣＱＩに対応するスロット番号が予め設定又はプロトコルにおいて合意され得る。基準信号が送信されるときに、基準信号のスロット番号を使用して、ＣＱＩを示すことができる。例えば、表３に示す対応付けがセットされる。表３に基づき、第１の端末装置が、第２の端末装置にフィードバックされる必要のあるＣＱＩが０であると判定したときに、第１の端末装置は、スロット＃０において基準信号を送信することができる。第２の端末装置は、スロット＃０で送信された基準信号を受信した後、表３に基づいて、第１の端末装置によってフィードバックされたＣＱＩが０に等しいと判定することができる。同様に、第１の端末装置は、ＣＱＩに対応するスロットにおいて、表２に示すＣＱＩの別の値とスロット番号との間の対応付けに基づいて基準信号をさらに送信してもよい。第２の端末装置は、基準信号を使用することによってＣＱＩを示すために、第１の端末装置によってフィードバックされるＣＱＩとして、受信した基準信号のシンボル番号に対応するＣＱＩを使用する。スロット番号とＣＱＩとの間の対応付けをセットする前述の方式は単なる説明のための例に過ぎず、表３におけるスロット番号とＣＱＩの値との間の対応付けも単なる例に過ぎないと理解されたい。この出願において、スロット番号とＣＱＩとの間の対応付けは、代替的には、別の方式で設定され得る。例えば、スロット番号の値域とＣＱＩ又はＣＱＩ機能との間の対応付けがさらに設定されてもよい。

基準信号のＲＢ数／帯域幅を使用することによってサイドリンクフィードバック情報が示されるときに、ＣＱＩに対応するＲＢ数／帯域幅が予め設定又はプロトコルにおいて合意され得る。基準信号が送信されるときに、基準信号のＲＢ数／帯域幅が使用されて、ＣＱＩを示すことができる。例えば、表４に示す対応関係がセットされる。表４に基づいて、第１の端末装置が、第２の端末装置にフィードバックされる必要があるＣＱＩが０であると判定した場合、第１の端末装置は、基準信号が占有する帯域幅を１つのＲＢに設定することができる。第２の端末装置は、１つのＲＢの帯域幅を占有する基準信号を受信した後、表４に基づいて、第１の端末装置によってフィードバックされたＣＱＩが０に等しいと判定することができる。同様に、第１の端末装置は、ＣＱＩに対応する帯域幅に基づいて、表４に示すＣＱＩの別の値とＲＢの帯域幅又は数との間の対応に基づいて基準信号をさらに送信してもよい。第２の端末装置は、基準信号を使用することによってＣＱＩを示すために、第１の端末装置によってフィードバックされるＣＱＩとして、受信した基準信号の帯域幅に対応するＣＱＩを使用する。ＲＢの帯域幅又は数とＣＱＩとの間の対応付けをセットする前述の方法は、単なる説明のための例であり、表４におけるＲＢの帯域幅又は数とＣＱＩの値との間の対応付けも単なる例であると理解されたい。この出願において、ＲＢの帯域幅又は数とＣＱＩとの間の対応付けは、代替的には、別の方式でセットされ得る。例えば、ＲＢの帯域幅又は数の値域とＣＱＩ又はＣＱＩ機能との間の対応付けがさらにセットされてもよい。この出願において、ＲＢ数、サブキャリア数、又は他のパラメータが帯域幅を示すために使用され得ると理解されたい。

サイドリンクフィードバック情報が、基準信号のＲＢ番号（例えば、開始ＲＢ番号）を使用することによって示されるときに、ＣＱＩに対応するＲＢ番号は、予め設定又はプロトコルにおいて合意され得る。基準信号が送信されるとき、基準信号のＲＢ番号を使用して、ＣＱＩを示すことができる。例えば、開始ＲＢ番号（開始ＲＢ番号が入る範囲）とＣＱＩとの間の対応付けが予めセットされてもよい。例えば、表５に示す対応付けがセットされる。表５に基づき、第１の端末装置が、第２の端末装置にフィードバックされる必要のあるＣＱＩが０であると判定したときに、第１の端末装置は、開始ＲＢ番号がＮ１である周波数領域リソース上の基準信号を送信してもよい。開始ＲＢ番号がＮである周波数領域リソース上の基準信号を受信した後、第２の端末装置は、表５に基づいて、Ｎが０からＮ１の範囲内にあると判定し、第１の端末装置によってフィードバックされたＣＱＩが０に等しいと判定することができる。第１の端末装置が、第２の端末装置にフィードバックする必要があるＣＱＩが１であると判定したときに、第１の端末装置は、開始ＲＢ番号がＮ１～Ｎ２の間の値である周波数領域リソース上で基準信号を送信することができる。開始ＲＢ番号がＮ１～Ｎ２の間にある周波数領域リソース上で基準信号を受信した後、第２の端末装置は、表５に基づいて、第１の端末装置によってフィードバックされたＣＱＩが１に等しいと判定することができる。同様に、第１の端末装置は、ＣＱＩに対応する開始ＲＢ番号（開始ＲＢ番号が入る範囲）に基づいて、かつ表５に示すＣＱＩの別の値と基準信号の開始ＲＢ番号との間の対応付けに基づいて、基準信号をさらに送信してもよい。第２端末装置は、基準信号を使用することによってＣＱＩを示すために、第１端末装置からフィードバックされたＣＱＩとして、受信した基準信号の開始ＲＢ番号（開始ＲＢ番号が入る範囲）に対応するＣＱＩを使用する。基準信号の開始ＲＢ番号（開始ＲＢ番号が入る範囲）とＣＱＩとの間の対応付けをセットする前述の方式は、単なる説明のための例に過ぎず、表５におけるＲＢの帯域幅又は数とＣＱＩの値との間の対応付けも単なる例に過ぎないと理解されたい。この出願において、ＲＢの帯域幅又は数とＣＱＩとの間の対応付けは、代替的には、別の方式で設定され得る。

さらに、実施態様においては、基準信号のＲＢ数は、基準信号のＲＢ番号に基づいて判定されてもよい。この場合、第１端末装置は、表４に示すＲＢの帯域幅又は数とＣＱＩとの対応付けを参照して、第２端末装置にＣＱＩを指示することができる。

サイドリンクフィードバック情報が、基準信号のタイプを使用することによって示されるときに、基準信号のタイプと受信応答との間の対応付けは、予め設定又はプロトコルにおいて合意することができ、受信応答は、特定のタイプの基準信号を使用することによって搬送される。例えば、第１の端末装置によって送信された基準信号（例えば、ＤＭＲＳ）がフロントロード基準信号であるときに、受信応答、すなわち、ＡＣＫが搬送される。第１の端末装置によって送信される基準信号（例えば、ＤＭＲＳ）が非フロントロード基準信号であるときに、受信応答、すなわち、ＮＡＣＫが搬送される。

サイドリンクフィードバック情報が、基準信号が属するチャネルのタイプを使用することによって示されるときに、基準信号が属するチャネルのタイプと受信応答との間の対応付けは、予め設定又はプロトコルにおいて合意することができ、受信応答は、特定のタイプの基準信号が属するチャネルを使用することによって搬送される。例えば、第１端末装置がＰＳＣＣＨ上で基準信号（例えば、ＤＭＲＳ）を送信するときに、受信応答、すなわちＡＣＫが搬送される。第１の端末装置がＰＳＳＣＨ上で基準信号（例えば、ＤＭＲＳ）を送信するときに、受信応答、すなわちＮＡＣＫが搬送される。別の例として、第１の端末装置がＰＳＣＣＨ上で基準信号（例えば、ＤＭＲＳ）を送信するときに、受信応答、すなわち、ＡＣＫ又はＮＡＣＫが搬送される。第１の端末装置がＰＳＳＣＨ上で基準信号（例えば、ＤＭＲＳ）を送信するときに、チャネル状態情報ＣＳＩが搬送される。

基準信号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報を搬送する前述の方法は、単に説明のための例に過ぎないと理解されたい。この出願においては、サイドリンクフィードバック情報は、前述の方式の任意の１つ、又は複数の前述の方式の任意の組み合わせで示され得る。

例えば、この出願において、サイドリンクフィードバック情報は、基準信号が位置するシンボルのシンボル番号とサイクリックシフトの組み合わせを使用することによって、さらに示されてもよい。例えば、基準信号がシンボル番号＃５及び＃１３で送信されるときに、基準信号は、受信応答を搬送してもよい。ＡＣＫを送信する必要があるときに、第１の端末装置は、シンボル＃５で、サイクリックシフトＣＳが３に等しい基準信号を送信するか、又はシンボル＃１３サイクリックで、サイクリックシフトＣＳが３に等しい基準信号を送信することができる。ＮＡＣＫを送信する必要があるときに、第１の端末装置は、シンボル＃５で、サイクリックシフトＣＳが３に等しい基準信号を送信するか、又はシンボル＃１３サイクリックで、サイクリックシフトＣＳが３に等しい基準信号を送信することができる。

追加的に、実施態様において、受信応答は、ＰＳＣＣＨ上にあり、第１の端末装置によって第２の端末装置に送信される基準信号（例えば、ＤＭＲＳ）を使用することによってさらに示されてもよく、及び／又はＣＱＩは、ＰＳＳＣＨ上にあり、第１の端末装置によって第２の端末装置に送信される基準信号（例えば、ＤＭＲＳ）を使用することによってさらに示されてもよい。ＡＣＫ、ＮＡＣＫ、及び／又はＣＱＩを示すための具体的な方法については、この出願の実施態様の説明を参照のこと。

この出願のこの実施形態では、１つのタイプのサイドリンクフィードバック情報（例えば、受信応答、ＣＱＩ、又はスケジューリング要求のうちの任意の１つ）が、基準信号の前述の複数のパラメータのうちの１つ以上を使用することによって示されてもよく、又は複数のタイプのサイドリンクフィードバック情報（例えば、受信応答、ＣＱＩ、及びスケジューリング要求の任意の組み合わせ）は、基準信号の前述の複数のパラメータのうちの１つ以上を使用することによって示されてもよいと理解されたい。これは、この出願において具体的には限定されない。

追加的に、この出願のこの実施形態では、第１の端末装置は、全てのサイドリンクフィードバック情報を搬送するために基準信号を使用することができ、第１の端末装置が、サイドリンクフィードバック情報を第２の端末装置に送信する必要がなくなると理解されたい。この出願において、第１の端末装置は、代替的には、基準信号を使用して、サイドリンクのフィードバック情報を搬送し、ＰＳＦＣＨを介して他のサイドリンクのフィードバック情報を第２の端末装置に送信してもよい。第１の端末装置が、同じスロット内で制御チャネル（又はデータチャネル）とＰＳＦＣＨの両方を介して全てのサイドリンクフィードバック情報を送信する必要があるときに、第１の端末装置は、第２の端末装置に、制御チャネル（又はデータチャネル）上で基準信号を使用することによって、さらに、当初ＰＳＦＣＨを介して送信される必要のあるいくつかのサイドリンクフィードバック情報を指示し、データチャネルを介して第２の端末装置に他のサイドリンクフィードバック情報を送信することができる。データチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を送信する間、パンクチャリング操作又はレートマッチング操作は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために、データチャネル上で当初送信されるデータに対してさらに行われる必要がある。

例えば、前述の例において、第１の端末装置が、第２の端末装置に受信応答及びＣＱＩをフィードバックする必要がある場合、第１の端末装置は、制御チャネル（又はデータチャネル）上で基準信号を使用することによって第２の端末装置に対する受信応答を指示し、データチャネルを介して第２の端末装置にＣＱＩを送信することができる。

可能な実施態様では、第１の端末装置は、基準信号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報を搬送するために、予め設定された条件のうちの少なくとも１つが満たされるときに、第２の端末装置に基準信号をさらに送信することができる。プリセット条件は、以下を含み得る。

条件１：サイドリンクフィードバック情報が、受信応答を含む。第１の端末装置は、第２の端末装置に、基準信号を使用することによって、タイプが受信応答であるサイドリンクフィードバック情報を指示することができる。

条件２：サイドリンクフィードバック情報が、チャネル状態情報を含まず、受信応答のみを含むか、又は受信応答とスケジューリング要求を含む。第１の端末装置は、第２の端末装置に、基準信号を使用することによって、タイプが受信応答であるサイドリンクフィードバック情報を指示することができる。

条件３：サイドリンクのフィードバック情報の長さが、第１の長さ以下である。サイドリンクフィードバック情報の長さが第１の長さ以下であるときに、第１の端末装置は、基準信号を使用することによって、第２の端末装置にサイドリンクフィードバック情報を指示することができる。第１の長さは、予めセットされた長（例えば、２ビット）であってもよいし、基地局（例えば、ネットワークデバイス１０３）によって設定された閾値であってもよい。

条件４：基準信号が、ＰＳＣＣＨ上の基準信号である。図４に示す制御チャネルがＰＳＣＣＨである場合、ＰＳＦＣＨを介してサイドリンクフィードバック情報を送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置が、ＰＳＣＣＨを送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置と部分的に又は完全に重複すると第１の端末装置が判定したときに、第１の端末装置は、ＰＳＣＣＨ上の基準信号を使用することによって、第２の端末装置にサイドリンクフィードバック情報を指示することができる。

条件５：基準信号が、物理上りリンク共有チャネル（ｐｈｙｓｉｃａｌｕｐｌｉｎｋｃｏｎｔｒｏｌｃｈａｎｎｅｌ、ＰＵＣＣＨ）上の基準信号である。図４に示す制御チャネルがＰＵＣＣＨである場合、ＰＳＦＣＨを介してサイドリンクフィードバック情報を送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置が、ＰＵＣＣＨを送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置と部分的に又は完全に重複すると第１の端末装置が判定したときに、第１の端末装置は、ＰＵＣＣＨ上の基準信号を使用することによって、サイドリンクフィードバック情報を第２の端末装置に指示することができる。

条件６：基準信号が、ＰＳＳＣＨ上の基準信号である。図４に示すデータチャネルがＰＳＳＣＨである場合、第１の端末装置が、ＰＳＦＣＨを介してサイドリンクフィードバック情報を送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置が、ＰＳＳＣＨを送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置と部分的に又は完全に重複すると判定したときに、第１の端末装置は、ＰＳＳＣＨ上で基準信号を使用することによって、第２の端末装置にサイドリンクフィードバック情報を指示することができる。

条件７：基準信号が、物理上りリンク共有チャネル（ｐｈｙｓｉｃａｌｕｐｌｉｎｋｓｈａｒｅｄｃｈａｎｎｅｌ、ＰＵＳＣＨ）上の基準信号である。図４に示すデータチャネルがＰＵＳＣＨである場合、第１の端末装置が、ＰＳＦＣＨを介してサイドリンクフィードバック情報を送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置が、ＰＵＳＣＨを送信するための伝送リソースが占有する時間領域位置と部分的に又は完全に重複すると判定したときに、第１の端末装置は、ＰＵＳＣＨ上で基準信号を使用することによって、第２の端末装置にサイドリンクフィードバック情報を指示することができる。

条件８：基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くない。基準信号の最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅く、第１の端末が、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために基準信号を依然として使用する場合、サイドリンクフィードバック情報は、適時にフィードバックされない。したがって、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないときに、第１の端末装置は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために最初のシンボル上で基準信号を使用することができる。基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅いときに、第１の端末装置は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために基準信号を使用しない。

条件９：基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くない。基準信号の最後のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅く、第１の端末がサイドリンクフィードバック情報を搬送するために基準信号を依然として使用する場合、サイドリンクフィードバック情報は、適時にフィードバックされない。したがって、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないときに、第１の端末装置は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために、最後のシンボル上で基準信号、又は最後のシンボルよりも前のシンボル上で基準信号を使用することができる。基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅いときに、第１の端末装置は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために基準信号を使用しない。

条件１０：基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くない。ここで、サイドリンクフィードバック情報の準備時間は、第１の端末装置によるサイドリンクフィードバック情報の処理の待ち時間を含む。基準信号の最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも早い場合、基準信号を送信するときに、第１の端末装置は、送信される必要のあるサイドリンクフィードバック情報の全ての内容を判定しておらず、その結果、サイドリンクフィードバック情報をフィードバックすることができない。したがって、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くない場合、第１の端末装置は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために、最初のシンボル上で基準信号、又は最初のシンボルよりも後のシンボル上で基準信号を使用することができる。基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早いときに、第１の端末装置は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために基準信号を使用しない。

条件１１：基準信号が最後に占有するシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くない。ここで、サイドリンクフィードバック情報の準備時間は、第１の端末装置によるサイドリンクフィードバック情報の処理の待ち時間を含む。基準信号の最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも早い場合、基準信号を送信するときに、第１の端末装置は、送信される必要のあるサイドリンクフィードバック情報の全ての内容を判定しておらず、その結果、サイドリンクフィードバック情報をフィードバックすることができない。したがって、基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くない場合、第１の端末装置は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために、最後のシンボル上で基準信号を使用することができる。基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早いときに、第１の端末装置は、サイドリンクフィードバック情報を搬送するために基準信号を使用しない。

第２の端末装置に基準信号を送信する前に、第１の端末装置は、上述の条件の一部又は全部が満たされると判定することができ、データ伝送上でサイドリンクフィードバック情報をフィードバックする影響をさらに回避し、フィードバックの正確性を確実にするか、又は適時にフィードバックすることを確実にする。

可能な実施態様では、第１の端末装置は、第２の端末装置に指示情報をさらに送信してもよく、指示情報は、基準信号がサイドリンクフィードバック情報を搬送することを示すために使用され得る。基準信号がサイドリンクフィードバック情報を搬送する場合、指示情報を受信した後、第２端末装置は、基準信号に基づいてサイドリンクフィードバック情報を判定することができる。基準信号がサイドリンクフィードバック情報を搬送しない場合、第２の端末装置は、デフォルトで、データチャネルがサイドリンクフィードバック情報を搬送し、データチャネルを介して、サイドリンクフィードバック情報及びパンクチャリング動作又はレートマッチング動作が行われたデータを受信するとみなしてもよい。

代替的には、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために、指示情報を使用してもよい。第２の端末装置は、指示情報を受信した後、基準信号に基づいてサイドリンクフィードバック情報のタイプを判定することができる。第２の端末装置は、データチャネルをさらに検出し、データチャネル上の伝送を介して別のタイプのサイドリンクフィードバック情報を受信することができる。

代替的には、基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、サイドリンク信号がデータチャネル及び基準信号を使用することによって搬送されることを示すために指示情報が使用されてもよい。この場合、第２の端末装置は、デフォルトで、データチャネルがサイドリンクフィードバック情報を搬送し、データチャネルを介して、サイドリンクフィードバック情報及びパンクチャリング動作又はレートマッチング動作が行われたデータを受信するとみなしてもよい。

前述の設計によれば、第１の端末装置は、前記第２の端末装置に、サイドリンクフィードバック情報が基準信号又はデータチャネルを使用することによって示されるのかどうかを指示することができ、第２の端末装置は、指示情報に基づいて目標とする受信動作を行うことができ、第２の端末装置によるデータの受信に比較的大きな影響を与えることを回避する。

図５に示すように、この出願の実施形態において提供される別のフィードバック情報送信方法は、以下のステップを含み得る。

Ｓ２０１：第１の通信装置は、第２の条件が満たされると判定する。

Ｓ２０２：第１の通信装置は、第１のチャネル上でサイドリンクフィードバック情報を送信する。

Ｓ２０３：第２の通信装置は、サイドリンクフィードバック情報を受信する。

第２の条件は、第１のチャネルが占有する最初のシンボルがリンクフィードバック情報の送信タイミングよりも遅いときに、第１の通信装置が第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を依然として送信するので、サイドリンクフィードバック情報が適時にフィードバックされないという問題を回避するために、第１のチャネルが占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないことを含む。

代替的には、第２の条件は、第１のチャネルが占有する最後のシンボルがリンクフィードバック情報の送信タイミングよりも遅いときに、第１の通信装置が第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を依然として送信するので、サイドリンクフィードバック情報が適時にフィードバックされないという問題を回避するために、第１のチャネルが占有する最後のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないことを含む。

代替的には、第１のチャネルが占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早いときに、第１の通信装置が第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を依然として送信し、第１の通信装置がサイドリンクフィードバック情報の準備に完了していないときに、第１の通信装置がフィードバックを依然として行うので、第１の通信装置が不正確なサイドリンクフィードバック情報をフィードバックすることがあるという問題を回避するために、第１のチャネルが占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないことを含む。

代替的には、第２の条件は、第１のチャネルが占有する最後のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早いときに、第１の通信装置が第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を依然として送信し、第１の通信装置がサイドリンクフィードバック情報の準備に完了していないときに、第１の通信装置がフィードバックを依然として行うので、第１の通信装置が不正確なサイドリンクフィードバック情報をフィードバックすることがあるという問題を回避するために、第１のチャネルが占有する最後のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないことを含む。

実施態様において、第１のチャネルは、制御チャネル又はデータチャネルであり得る。さらに、図４が、例として依然として使用される。第１のチャネルの伝送リソースは、時間領域においてサイドリンクフィードバック情報を送信するための伝送リソースと部分的に又は完全に重複する。この場合、第１の通信装置は、第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を送信することができる。

例えば、第１の通信装置及び第２の通信装置が各々、端末装置であり、例えば、第１の通信装置が図１に示す端末１０１であり、第２の端末装置が図１に示す端末１０２である場合、制御チャネルはＰＳＣＣＨであってもよく、データチャネルはＰＳＳＣＨであってもよい。

具体的には、第１の通信装置が、ＰＳＣＣＨとＰＳＳＣＨが時分割多重（ｔｉｍｅ－ｄｉｖｉｓｉｏｎｍｕｌｔｉｐｌｅｘｉｎｇ、ＴＤＭ）方式で多重化されると判定した場合、第１の通信装置は、第１のチャネルとしてＰＳＣＣＨを使用することができる。ＰＳＣＣＨがＰＳＳＣＨの前にあるため、待ち時間を低減することができる。代替的には、第１の通信装置が、ＰＳＣＣＨ及びＰＳＳＣＨが埋め込み方式で多重化されると判定したときに、第１の通信装置は、ＰＳＣＣＨを第１のチャネルとして使用してもよい。ＰＳＣＣＨは通常ＰＳＳＣＨの前に埋め込まれているため、待ち時間を低減することができる。代替的には、第１の通信装置が、ＰＳＣＣＨ及びＰＳＳＣＨが周波数分割多重ＦＤＭ方式で多重化されると判定した場合、第１の通信装置は、ＰＳＳＣＨを第１のチャネルとして使用してもよい。この場合、時間領域においてＰＳＣＣＨとＰＳＳＣＨの間に特定のシーケンスは存在せず、ＰＳＣＣＨの容量は制限される。したがって、ＰＳＳＣＨは、より高いオーバヘッドを有するフィードバック情報を搬送するように選択され得る。

追加的に、第１の通信装置が端末装置であり、第２の端末装置が基地局又は他のネットワークデバイスである場合、制御チャネルはＰＵＣＣＨであってもよく、データチャネルはＰＵＳＣＨであってもよい。

図１に示すように、第１の通信装置が端末１０１であり、第２の通信装置がネットワークデバイス１０３である場合、端末１０１によってネットワークデバイス１０３に送信されたサイドリンクフィードバック情報は、端末１０２から端末１０１に送信されたＮＡＣＫであってもよく、ＮＡＣＫは、端末１０２が端末１０１によって以前に送信されたデータを受信できなかったことを示すために使用され得る。この場合、端末１０１は、ＮＡＣＫをネットワークデバイス１０３に送信し、ネットワークデバイス１０３に、正常に受信しなかったデータに対する再送リソースを割り当てるよう要求することができる。

ステップＳ２０２の実施態様において、第１のチャネルがデータチャネルである場合、第１の端末装置は、第１のチャネルを介してサイドリンクフィードバック情報を送信するとき、データチャネル上で当初送信されたデータに対してパンクチャリング動作又はレートマッチング動作をさらに行われる必要がある。

前述の方法の実施形態と同じ発明の概念に基づいて、この出願の実施形態は、通信装置をさらに提供する。通信装置は、前述の方法の実施形態において、第１の通信装置及び／又は第２の通信装置によって行われる機能を実施するように構成され得る。機能は、ハードウェアによって実施されてもよいし、対応するソフトウェアを実行するソフトウェア又はハードウェアによって実施されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する１つ以上のモジュールを含む。

例えば、図６に示すように、通信装置の構造は、トランシーバ６０１、メモリ６０２、及びプロセッサ６０３を含んでもよい。トランシーバ６０１は、通信装置によって、通信を行うように構成されてもよく、例えば、前述の基準信号を送信又は受信するように構成されてもよい。メモリ６０２は、プロセッサ６０３に結合され、メモリ６０２は、通信装置に必要なプログラム命令及びデータを記憶するように構成されている。プロセッサ６０３は、第１の態様で提供される方法において対応する機能を行う際に通信装置をサポートするように構成されており、この機能は、メモリ６０２に記憶されたプログラム命令を呼び出すことによって実施され得る。具体的には、トランシーバ６０１は、無線トランシーバであってもよく、無線エアインターフェースを介してシグナリング及びデータを受信及び送信する際に通信装置をサポートするように構成されてもよい。トランシーバ６０１、プロセッサ６０３、及びメモリ６０３は、バス（ｂｕｓ）構造又は別の接続媒体を使用することによって互いに接続されてもよい。

以下、図６に示す通信装置の構成要素の機能を具体的に説明する。

第１の通信装置によって行われる方法が行われるときに、プロセッサ６０３は、サイドリンクフィードバック情報を判定するように構成されてもよい。トランシーバ６０１は、基準信号を第２の通信装置に送信するように構成されてもよく、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報を搬送する。

基準信号は、サイドリンクフィードバック情報の一部又は全部を搬送することができる。

基準信号がサイドリンクフィードバック情報を搬送するときに、基準信号のルートシーケンス、基準信号のサイクリックシフトＣＳ、基準信号の直交カバーコードＯＣＣ、基準信号のコーム、基準信号のシンボル番号、基準信号のシンボル数、基準信号のスロット番号、基準信号のスロット数、基準信号の帯域幅、基準信号のＲＢ番号、基準信号のタイプ、又は基準信号が属するチャネルのタイプのうちの少なくとも１つのパラメータを使用することによって、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送してもよい。

トランシーバ６０１は、具体的には、以下の少なくとも１つの条件が満たされると第１の通信装置が判定する場合、基準信号を第２の通信装置に送信するように構成することができる。すなわち、サイドリンクフィードバック情報が、受信応答を含むこと、サイドリンクフィードバック情報がチャネル状態情報を含まないこと、サイドリンクフィードバック情報の長さが第１の長さ以下であること、基準信号が物理サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理サイドリンク共有チャネルＰＳＳＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理上りリンク共有チャネルＰＵＳＣＨ上の基準信号であること、基準信号が占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないこと、又は基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないことである。

基準信号が、制御チャネル上の基準信号であってもよいし、基準信号が、データチャネル上の基準信号であってもよい。

トランシーバ６０１は、第２の通信装置に指示情報を送信するようにさらに構成されてもよく、指示情報が、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されるか、指示情報が、サイドリンクフィードバック情報が基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用されるか、又は基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、指示情報は、サイドリンクフィードバック情報がデータチャネル及び基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用される。

例えば、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、制御チャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複してもよい。代替的には、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、データチャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複してもよい。

サイドリンクフィードバック情報が、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つの情報を含み得る。

受信応答は、ＡＣＫ、ＮＡＣＫ、又はＤＴＸのうちの少なくとも１つを含んでもよいが、これらに限定されない。

第２の通信装置によって行われる方法が行われるときに、トランシーバ６０１は、第１の通信装置からの基準信号を受信するように構成されてもよく、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報を搬送する。プロセッサ６０３は、基準信号に基づいてサイドリンクフィードバック情報を判定するように構成されてもよい。

例えば、基準信号がサイドリンクフィードバック情報を搬送するときに、基準信号のルートシーケンス、基準信号のサイクリックシフトＣＳ、基準信号の直交カバーコードＯＣＣ、基準信号のコーム、基準信号のシンボル番号、基準信号のシンボル数、基準信号のスロット番号、基準信号のスロット数、基準信号の帯域幅、基準信号のＲＢ番号、基準信号のタイプ、又は基準信号が属するチャネルのタイプのうちの少なくとも１つのパラメータを使用することによって、基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送してもよい。

トランシーバ６０１は、第１の通信装置から指示情報を受信するようにさらに構成されてもよく、指示情報は、基準信号がサイドリンクフィードバック情報を搬送することを示すために使用され、指示情報は、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されてもよく、指示情報は、基準信号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報が搬送されることを示すために使用されてもよく、又は基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、指示情報は、データチャネル及び基準信号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報が搬送されることを示すために使用されてもよい。

サイドリンクフィードバック情報は、受信応答、チャネル状態情報、又はスケジューリング要求のうちの少なくとも１つの情報を含んでもよい。

追加的に、第１の通信装置によって行われる方法が行われるときに、プロセッサ６０３は、第２の条件が満たされると判定するようにさらに構成されてもよく、トランシーバ６０１は、第１のチャンネル上でサイドリンクフィードバック情報を送信するように構成されてもよく、第２の条件が、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないこと、又は基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信する準備時間よりも早くないこと、のうちの少なくとも１つの条件であってもよい。

例えば、サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、第１のチャネルの送信リソースと完全に又は部分的に重複してもよい。

第１のチャネルは、サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ、サイドリンクデータチャネルＰＳＳＣＨ、上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ、又は上りリンクデータチャネルＰＵＳＣＨのうちの少なくとも１つを含み得る。

制御チャネル及びデータチャネルが時分割多重ＴＤＭ方式で多重化される場合、第１のチャネルは、制御チャネルであってもよい。代替的には、制御チャネル及びデータチャネルが埋め込み方式で多重化される場合、第１のチャネルは、制御チャネルであってもよい。代替的には、制御チャネル及びデータチャネルが周波数分割多重ＦＤＭ方式で多重化される場合、第１のチャネルは、データチャネルであってもよい。

第２の通信装置によって行われる方法が行われるときに、トランシーバ６０１は、第１のチャネルを介して第１の通信装置からサイドリンクフィードバック情報を受信するようにさらに構成されてもよく、第１のチャネルは、サイドリンクフィードバックチャネルＰＳＦＣＨ、サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ、サイドリンクデータチャネルＰＳＳＣＨ、上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ、又は上りリンクデータチャネルＰＵＳＣＨのうちの少なくとも１つである。

第１のチャネルが、サイドリンクフィードバックチャネルＰＳＦＣＨ、サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ、サイドリンクデータチャネルＰＳＳＣＨ、上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ、又は上りリンクデータチャネルＰＵＳＣＨのうちの少なくとも１つであってもよい。

図７に示すように、この出願の一実施形態は、別の通信装置をさらに提供する。通信装置は、互いに結合された処理モジュール７０２及び通信モジュール７０１を含み得る。処理モジュール７０２及び通信モジュール７０１の機能は、対応するソフトウェアを実行するハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアによって実施され得る。

第１の通信装置によって行われる方法が行われるときに、処理モジュール７０２は、サイドリンクフィードバック情報を判定するように構成され得る。通信モジュール７０１は、第２の通信装置に基準信号を送信するように構成することができ、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報を搬送する。

通信モジュール７０１は、具体的には、以下の少なくとも１つの条件が満たされると判定される場合、第２通信装置に基準信号を送信するように構成することができる。すなわち、サイドリンクフィードバック情報が、受信応答を含むこと、サイドリンクフィードバック情報がチャネル状態情報を含まないこと、サイドリンクフィードバック情報の長さが第１の長さ以下であること、基準信号が物理サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理サイドリンク共有チャネルＰＳＳＣＨ上の基準信号であること、基準信号が物理上りリンク共有チャネルＰＵＳＣＨ上の基準信号であること、基準信号が占有する最初のシンボルがサイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないこと、又は基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないことである。

通信モジュール７０１は、第２の通信装置に指示情報を送信するようにさらに構成されてもよく、指示情報が、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されるか、指示情報が、サイドリンクフィードバック情報が基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用されるか、又は基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、指示情報は、サイドリンクフィードバック情報がデータチャネル及び基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用される。

第２の通信装置によって行われる方法が行われるときに、通信モジュール７０１は、第１の通信装置から基準信号を受信するように構成されてもよく、基準信号は、サイドリンクフィードバック情報を搬送する。処理モジュール７０２は、基準信号に基づいてサイドリンクフィードバック情報を判定するように構成することができる。

通信モジュール７０１は、第１の通信装置から指示情報を受信するようにさらに構成されてもよく、指示情報は、基準信号を使用することによって搬送されるサイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されてもよく、指示情報は、基準信号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報が搬送されることを示すために使用されてもよく、又は基準信号がデータチャネル上の基準信号である場合、指示情報は、データチャネル及び基準信号を使用することによってサイドリンクフィードバック情報が搬送されることを示すために使用されてもよい。

追加的に、第１の通信装置によって行われる方法が行われるときに、処理モジュール７０２は、第２の条件が満たされると判定するようにさらに構成されてもよく、通信モジュール７０１は、第１のチャンネル上でサイドリンクフィードバック情報を送信するように構成されてもよく、第２の条件が、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、基準信号が占有する最初のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないこと、又は基準信号が占有する最後のシンボルが、サイドリンクフィードバック情報を送信する準備時間よりも早くないこと、のうちの少なくとも１つの条件であってもよい。

第２の通信装置によって行われる方法が行われるときに、通信モジュール７０１は、第１のチャネルを介して第１の通信装置からサイドリンクフィードバック情報を受信するようにさらに構成されてもよく、第１のチャネルは、サイドリンクフィードバックチャネルＰＳＦＣＨ、サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ、サイドリンクデータチャネルＰＳＳＣＨ、上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ、又は上りリンクデータチャネルＰＵＳＣＨのうちの少なくとも１つである。

図６又は図７に示される通信装置は、具体的には、端末装置であってもよく、又は端末装置に適用されるチップ又はチップシステムであってもよいと理解されたい。

前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア（例えば、回路）、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを使用することによって実施され得る。ソフトウェアが実施形態を実施するために使用されるときに、前述の実施形態の全部又は一部は、コンピュータプログラム製品の形態で実施され得る。コンピュータプログラム製品は、１つ以上のコンピュータ命令又はコンピュータプログラムを含む。コンピュータ命令又はコンピュータプログラムがコンピュータ上にロードされ又は実行されるときに、この出願の実施形態による手順又は機能は、全部又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラム可能な装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいし、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタに、有線（例えば、赤外線、ラジオ、又はマイクロ波）方式で送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能媒体、又は１つ以上の使用可能媒体を統合するサーバ又はデータセンタのようなデータ記憶デバイスであり得る。使用可能媒体は、磁気媒体（例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ）、光媒体（例えば、ＤＶＤ）、又は半導体媒体であり得る。半導体媒体は、固体ドライブであり得る。

本発明の実施形態は、本発明の実施形態による方法、デバイス（システム）、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び／又はブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令は、フローチャート及び／又はブロック図の各手順及び／又は各ブロック、及びフローチャート及び／又はブロック図の手順及び／又はブロックの組み合わせを実施するために使用され得ると理解されたい。コンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込みプロセッサ、又はマシンを生成するように別のプログラマブルデータ処理デバイスに対して提供され、コンピュータ又は別のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令が、フローチャートの１つ以上の手順で、及び／又はブロック図の１つ以上のブロックで、特定の機能を実施するための装置を生成するようにしてもよい。

代替的に、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶され、この命令は、コンピュータ又は別のプログラマブルデータ処理デバイスが特定の方式で動作するように指示することができ、コンピュータ可読メモリに記憶された指示が命令装置を含むアーチファクトを生成するようにする。命令装置は、フローチャートの１つ以上の手順で、及び／又はブロック図の１つ以上のブロックで特定の機能を実施する。

代替的には、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は別のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされてもよく、一連の動作及びステップがコンピュータ又は別のプログラマブルデバイス上で行われて、コンピュータ実施される処理を生成するようにする。したがって、コンピュータ又は別のプログラマブルデバイス上で実行される命令は、フローチャートの１つ以上の手順で、及び／又はブロック図の１つ以上のブロックで特定の機能を実施するためのステップを提供する。

当業者は、この出願の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の実施形態に種々の修正及び変更を加えることができることは明らかである。この出願は、本発明の実施形態のこれらの修正及び変形をカバーすることを意図しているが、これらの修正及び変形は、この出願の以下の特許請求の範囲及びそれらの同等の技術の範囲内にあることを条件とする。

Claims

フィードバック情報送信方法であって、
第１の通信装置によって、サイドリンクフィードバック情報を判定することと、
前記第１の通信装置によって、第２の通信装置に基準信号を送信することであって、前記基準信号が、前記サイドリンクフィードバック情報を搬送する、送信することと、を含み、
前記基準信号が、制御チャネル上の基準信号であるか、又は前記基準信号が、データチャネル上の基準信号であり、
前記方法は、
前記第１の通信装置によって、前記第２の通信装置に指示情報を送信することをさらに含み、
前記指示情報が、前記基準信号を使用することによって搬送される前記サイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されるか、
前記指示情報は、前記サイドリンクフィードバック情報が前記基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用されるか、又は
前記基準信号が前記データチャネル上の前記基準信号である場合、前記指示情報は、前記サイドリンクフィードバック情報が前記データチャネル及び前記基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用される、方法。
前記基準信号が、前記サイドリンクフィードバック情報を搬送することは、
前記基準信号が、前記サイドリンクフィードバック情報の一部又は全部を搬送することを含む、請求項１に記載の方法。
前記基準信号が、前記サイドリンクフィードバック情報を搬送することは、
前記基準信号が、
前記基準信号のルートシーケンス、
前記基準信号のサイクリックシフトＣＳ、
前記基準信号の直交カバーコードＯＣＣ、
前記基準信号のコーム、
前記基準信号のシンボル番号、
前記基準信号のシンボル数、
前記基準信号のスロット番号、
前記基準信号のスロット数、
前記基準信号の帯域幅、
前記基準信号のＲＢ番号、
前記基準信号のタイプ、又は
前記基準信号が属するチャネルのタイプ、のうちの少なくとも１つのパラメータを使用することによって、前記サイドリンクフィードバック情報を搬送することを含む、請求項１又は２に記載の方法。
前記第１の通信装置によって、第２の通信装置に基準信号を送信することは、
前記第１の通信装置によって、
前記サイドリンクフィードバック情報が、受信応答を含むこと、
前記サイドリンクフィードバック情報が、チャネル状態情報を含まないこと、
前記サイドリンクフィードバック情報の長さが、第１の長さ以下であること、
前記基準信号が、物理サイドリンク制御チャネルＰＳＣＣＨ上の基準信号であること、
前記基準信号が、物理上りリンク制御チャネルＰＵＣＣＨ上の基準信号であること、
前記基準信号が、物理サイドリンク共有チャネルＰＳＳＣＨ上の基準信号であること、
前記基準信号が、物理上りリンク共有チャネルＰＵＳＣＨ上の基準信号であること、
前記基準信号が占有する最初のシンボルが、前記サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、
前記基準信号が占有する最後のシンボルが、前記サイドリンクフィードバック情報を送信するための送信タイミングよりも遅くないこと、
前記基準信号が占有する最初のシンボルが、前記サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないこと、又は
前記基準信号が占有する最後のシンボルが、前記サイドリンクフィードバック情報を送信するための準備時間よりも早くないことのうちの少なくとも１つの条件が満たされる場合、前記第２の通信装置に前記基準信号を送信することを含む、請求項１に記載の方法。
前記サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、前記制御チャネルの送信リソースと完全に若しくは部分的に重複するか、又は
前記サイドリンクフィードバック情報に割り当てられた送信リソースが、時間領域において、前記データチャネルの送信リソースと完全に若しくは部分的に重複する、請求項１に記載の方法。
前記サイドリンクフィードバック情報が、
受信応答、
チャネル状態情報、又は
スケジューリング要求、のうちの少なくとも１つの情報を含む、請求項１～３又は請求項５のいずれか一項に記載の方法。
前記受信応答が、確認応答、否定確認応答、又は不連続伝送を含む、請求項６に記載の方法。
前記チャネル状態情報が、チャネル品質インジケータＣＱＩ、プリコーディングマトリックスインジケータＰＭＩ、ランクインジケータＲＩ、基準信号受信電力ＲＳＲＰ、基準信号受信品質ＲＳＱ、パスロス、サウンディング基準信号ＳＲＳリソースインジケータＳＲＩ、チャネル状態情報基準信号ＣＳＩ－ＲＳリソースインジケータＣＲＩ、受信信号強度インジケータＲＳＳＩ、プリコーディングタイプインジケータＰＴＩ、車両の移動方向、又は干渉状態のうちの少なくとも１つの情報を含む、請求項７に記載の方法。
フィードバック情報送信方法であって、
第２の通信装置によって、第１の通信装置から基準信号を受信することであって、前記基準信号が、サイドリンクフィードバック情報を搬送する、受信することと、
前記第２の通信装置によって、前記基準信号に基づいて前記サイドリンクフィードバック情報を判定することと、を含み、
前記基準信号が、制御チャネル上の基準信号であるか、又は前記基準信号が、データチャネル上の基準信号であり、
前記方法は、
前記第２の通信装置によって、前記第１の通信装置から指示情報を送信することをさらに含み、
前記指示情報が、前記基準信号を使用することによって搬送される前記サイドリンクフィードバック情報のタイプを示すために使用されるか、
前記指示情報は、前記サイドリンクフィードバック情報が前記基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用されるか、又は
前記基準信号が前記データチャネル上の前記基準信号である場合、前記指示情報は、前記サイドリンクフィードバック情報が前記データチャネル及び前記基準信号を使用することによって搬送されることを示すために使用される、方法。
前記基準信号が、前記サイドリンクフィードバック情報を搬送することは、
前記基準信号が、前記サイドリンクフィードバック情報の一部又は全部を搬送することを含む、請求項９に記載の方法。
前記基準信号が、前記サイドリンクフィードバック情報を搬送することは、
前記基準信号が、
前記基準信号のルートシーケンス、
前記基準信号のサイクリックシフトＣＳ、
前記基準信号の直交カバーコードＯＣＣ、
前記基準信号のコーム、
前記基準信号のシンボル番号、
前記基準信号のシンボル数、
前記基準信号のスロット番号、
前記基準信号のスロット数、
前記基準信号の帯域幅、
前記基準信号のＲＢ番号、
前記基準信号のタイプ、又は
前記基準信号が属するチャネルのタイプ、のうちの少なくとも１つのパラメータを使用することによって、前記サイドリンクフィードバック情報を搬送することを含む、請求項９又は１０に記載の方法。