JP2023549416A - 通信方法、端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

本開示の実施形態は、通信の方法、装置及びコンピュータ可読媒体に関する。当該方法は、不連続受信サイクルのオン持続時間中に、第1の端末装置において第2の端末装置から、第1のサイドリンク制御情報と、第1のサイドリンク制御情報に関連付けられる第1の参照信号とを受信することを含む。当該方法は、不連続受信サイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するとの決定に従って、少なくとも第1のサイドリンク制御情報と第1の参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定することをさらに含む。【選択図】図11

Description

本開示の実施形態は、全体として、電気通信の分野に関するものであり、特に不連続受信(DRX:Discontinuous Reception)におけるリソース選択のための通信方法、装置及びコンピュータ可読媒体に関するものである。
DRXは、通信装置が別の通信装置からの情報を不連続に受信することにより、電力消費を削減する方法である。DRXは、車両対あらゆるもの(V2X:vehicle to everything)ユースケースにおける端末装置、又は電力消費を最小化する必要のある公共安全及び商業ユースケースにおける端末装置のために設定されてもよい。
V2X通信において、端末装置は、フルセンシング又はパーシャルセンシングを実行することにより、サイドリンク送信のために、リソースプール内のリソースを自律的に選択してもよい。DRXが設定されている場合、端末装置は、DRXサイクルのオン持続時間中にアクティブ状態になり、制御チャネルを監視及び復号してもよい。DRXサイクルのオフ持続時間中に、端末装置は、監視及び復号を実行しない非アクティブ状態に入ってもよい。したがって、端末装置は不正確なセンシング結果を得る可能性がある。結果として、リソースの衝突が発生する可能性がある。
全体として、本開示の例示的な実施形態は、通信の方法、装置及びコンピュータ可読媒体を提供する。
第1の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、不連続受信サイクルのオン持続時間中に、第1の端末装置において、第2の端末装置から、第1のサイドリンク制御情報と、前記第1のサイドリンク制御情報に関連付けられる第1の参照信号とを受信することを含む。前記方法は、前記不連続受信サイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するとの決定に従って、少なくとも前記第1のサイドリンク制御情報と前記第1の参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のために、リソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定することを含む。
第2の態様において、通信の方法が提供される。前記方法は、第1の端末装置において、不連続受信サイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するか否かを決定することを含む。前記方法は、前記重複期間が存在するとの決定に従って、第3の端末装置から受信したリソース選択についての情報に基づいて、第1のサイドリンク送信のために、リソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定することをさらに含む。
第3の態様において、通信の方法が提供される。前記方法は、第1の不連続受信サイクルのオフ持続時間と第1のセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するとの決定に従って、第1の端末装置において第2の端末装置から、第2のセンシングウィンドウ内でサイドリンク制御情報と参照信号とを受信することを含む。第2のセンシングウィンドウは、前記第1の不連続受信サイクルの後の第2の不連続受信サイクルのオン持続時間内にある。前記方法は、少なくとも前記第1のサイドリンク制御情報と前記参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のために、リソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定することをさらに含む。前記リソース選択ウィンドウは、前記第2のセンシングウィンドウの後であり、前記オン持続時間内にある。
第4の態様において、端末装置が提供される。端末装置は、プロセッサと、命令を格納するメモリとを含む。前記メモリと前記命令とは、前記プロセッサを用いて、前記端末装置に第1の態様にかかる方法を実行させるように設定されている。
第5の態様において、端末装置が提供される。前記端末装置は、プロセッサと、命令を記憶したメモリとを備える。前記メモリと前記命令とは、前記プロセッサを用いて、前記端末装置に第2の態様にかかる方法を実行させるように設定されている。
第6の態様において、端末装置が提供される。端末装置は、プロセッサと、命令を格納するメモリとを含む。前記メモリと前記命令とは、前記プロセッサを用いて、前記端末装置に第3の態様にかかる方法を実行させるように設定されている。
第7の態様において、命令を記憶したコンピュータ可読媒体が提供される。前記命令が装置の少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合、前記装置に第1の態様にかかる方法を実行させる。
第8の態様において、命令を記憶したコンピュータ可読媒体が提供される。前記命令が装置の少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合、前記装置に第2の態様にかかる方法を実行させる。
第9の態様において、命令を記憶したコンピュータ可読媒体が提供される。前記命令が装置の少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合、前記装置に第3の態様にかかる方法を実行させる。
発明の概要部分は、本開示の実施形態の重要又は基本的な特徴を特定することも、本開示の範囲を限定することも意図していないことを理解すべきである。本開示のその他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるであろう。
図面において本開示のいくつかの実施形態をさらに詳細に説明することで、本開示の上述の及びその他の目的、特徴及び利点を、さらに明らかにする。
本開示の実施形態を実施可能な例示的な通信ネットワークを示す図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、リソース選択のための例示的なプロセスを示す例示的なシグナリング図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、パーシャルセンシングとDRX設定とを示す模式図である。
本開示のいくつかの他の実施形態にかかる、パーシャルセンシングとDRX設定とを示す模式図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、センシングとDRX設定とを示す模式図である。
本開示のいくつかの他の実施形態にかかる、センシングとDRX設定とを示す模式図である。
本開示のさらに他の実施形態にかかる、センシングとDRX設定とを示す模式図である。
本開示のさらに他の実施形態にかかる、センシングとDRX設定とを示す模式図である。
本開示のいくつかの他の実施形態にかかる、リソース選択のための例示的なプロセスを示す例示的なシグナリング図である。
本開示のさらに他の実施形態にかかる、リソース選択のための例示的なプロセスを示す例示的なシグナリング図である。
本開示のさらに他の実施形態にかかる、パーシャルセンシングとDRX設定とを示す模式図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法のフローチャートである。
本開示のいくつかの他の実施形態にかかる例示的な方法のフローチャートである。
本開示のさらに他の実施形態にかかる例示的な方法のフローチャートである。
本開示の実施形態を実装するのに適した装置の概略ブロック図である。
図中、同一又は類似の参照番号は、同一又は類似の要素を表す。
ここで、いくつかの例示的実施形態を参照して、本開示の原理を説明する。これらの実施形態は、説明のためにのみ記載され、当業者が本開示を理解し、実施するのを助けるものであり、本開示の範囲に関するいかなる限定も示唆しないことを理解すべきである。本明細書で説明される開示内容は、以下で説明される方法とは異なる様々な方法で実施することができる。
以下の説明及び特許請求の範囲において、別途定義されていない限り、本文で使用される全ての技術的及び科学的用語は、本開示の当業者が一般に理解するものと同一の意味を有する。
本文で使用されるように、用語「端末装置」は、無線又は有線の通信能力を有する任意の装置を意味する。端末装置の例としては、ユーザ装置(UE)、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯電話、セルラーホン、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポータブルコンピュータ、タブレット、ウェアラブル装置、モノのインターネット(IoT)装置、あらゆるモノのインターネット(IoE)装置、マシンタイプ通信(MTC)装置、V2X通信のための車載装置などを含むが、これらに限定されず、V2Xの「X」は歩行者、車両又はインフラストラクチャ/ネットワーク、あるいはデジタルカメラなどの画像取得装置、ゲーム装置、音楽保存及び再生装置、あるいは無線又は有線のインターネットアクセス及び閲覧を可能とするインターネット家電などを表す。
本文で使用される「ネットワーク装置」又は「基地局」(BS:base station)という用語は、端末装置が通信可能なセル又はカバレッジを提供又はホストすることのできる装置を意味する。ネットワーク装置の例としては、ノードB(NodeB又はNB)、進化型ノードB(eNodeB又はeNB)、次世代ノードB(gNB)、送受信ポイント(TRP)、リモートラジオユニット(RRU)、ラジオヘッド(RH)、リモートラジオヘッド(RRH)、フェムトノード、ピコノードなどの低電力ノードを含むが、これらに限定されない。
本明細書で使用される単数形「1つ」、及び「前記」は、文脈に明示的に示されていない限り、複数形も含まれる。「含む」という用語及びその変型は、「含むが、これらに限定されるものではない」を意味するオープンエンド用語として理解されるべきである。「に基づく」という用語は、「に少なくとも部分的に基づく」と理解されるべきである。「いくつかの実施形態」及び「実施形態」という用語は、「少なくともいくつかの実施形態」と理解されるべきである。「もう一つの実施形態」という用語は、「少なくとも一つの他の実施形態」と理解されるべきである。「第1」、「第2」などの用語は、異なる又は同一の対象を指すことができる。以下では、その他の明示的及び暗黙的な定義を含む場合がある。
いくつかの例において、値、プロシージャ、又は機器は、「最良」、「最低」、「最高」、「最小」、「最大」などと称される。このような説明は、多くの使用される機能的代替案の中から選択することができることを示すことを意図されており、そして、このような選択は、他の選択より良く、より小さく、より高い必要がなく、又はそのほかの点でより好ましい必要はないことが、理解されるであろう。
DRXサイクルのオフ持続時間中に、端末装置は、監視及び復号を実行しない非アクティブ状態に入ってもよい。したがって、端末装置は不正確なセンシング結果を得る可能性がある。結果として、リソースの衝突が発生する可能性がある。
本開示の実施形態は、上記の問題及び1つ又は複数の他の潜在的な問題を解決するためにDRXにおけるリソース選択のための解決策を提供する。この解決策によれば、第1の端末装置は、第2の端末装置から、DRXサイクルのオン持続時間中に、サイドリンク制御情報(SCI:sidelink control information)と前記SCIに関連付けられる参照信号とを受信する。前記第1の端末装置が、前記不連続受信サイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在すると決定した場合、前記第1の端末装置は、少なくとも前記SCIと前記参照信号とに基づいて、サイドリンク送信のために、リソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定する。こうして、第1の端末装置は、正確なセンシング結果を取得することができる。結果として、リソースの衝突を回避することができる。
図1は、本開示の実施形態を実施可能な例示的な通信ネットワーク100を示す模式図である。図1に示すように、通信ネットワーク100は、第1の端末装置110と、第2の端末装置120と、第3の端末装置とを含んでもよい。通信ネットワーク100は、ネットワーク装置(図示せず)をさらに含むことができることを理解すべきである。ネットワーク装置は、それぞれの無線通信チャネルを介して、第1の端末装置110、第2の端末装置120及び第3の端末装置130と通信してもよい。図1における装置の数は説明の目的で与えられており、本開示に対するいかなる限定も暗示していないことを理解すべきである。通信ネットワーク100は、本開示の実施態様を実施するのに適した任意の適切な数のネットワーク装置及び/又は端末装置を含むことができる。
図1には、第1の端末装置110、第2の端末装置120及び第3の端末装置130がV2X通信を可能にする車両として示されている。本開示の実施形態は、車両以外の他の端末装置、例えば、携帯電話、センサ等にも適用可能であることを理解すべきである。
通信ネットワーク100における通信は、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE-Evolution、LTE-Advanced(LTE-A)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、符号分割多元接続(CDMA)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、マシンタイプ通信(MTC)などを含むが、これらに限定されない任意の適切な規格に準拠することができる。さらに、通信は、現在知られている、又は将来開発される任意の世代の通信プロトコルに従って実行することができる。通信プロトコルの例は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)通信プロトコルを含むが、これらに限定されない。
図2は本開示のいくつかの実施形態にかかる、リソース選択のための例示的なプロセス200を示す例示的なシグナリング図である。図2に示すように、プロセス200には、図1に示すような第1の端末装置110と第2の端末装置120とが関与してもよい。プロセス200は、図示されていない追加の動作を含むことができ、且つ/又は図示されているいくつかの動作を省略することができ、本開示の範囲はこの点で限定されないことを理解すべきである。さらに、本明細書では主に連続的に実行されるものとして提示されているが、プロセス200の動作の少なくとも一部は、同時に、又は図2で提示されているものとは異なる順序で実行されてもよいことが理解されるであろう。
図2に示すように、第1の端末装置110は、第2の端末装置120から、DRXサイクルのオン持続時間中に、第1のSCIと、第1のSCIに関連付けられる第1の参照信号とを受信する(210)。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110は、物理サイドリンク制御チャネル(Physical Sidelink Control Channel)上で第1のSCIを受信し、物理サイドリンク制御チャネル又は関連付けられる物理サイドリンク共有チャネル(Physical Sidelink Shared Channel)上で第1の参照信号を受信してもよい。
第1の端末装置110は、不連続受信サイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するか否かを決定する(220)。
重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、少なくとも第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のために、リソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定する(230)。こうして、第1の端末装置110は、正確なセンシング結果を取得することができる。結果として、第1の端末装置110と第2の端末装置120との間のリソースの衝突を回避することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の参照信号は復調参照信号(DMRS)を含んでもよい。第1の端末装置110は、DMRSを用いたチャネル推定により第1のSCIを復号してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110がパーシャルセンシングとDRXとの両方を備えて設定されている場合、第1の端末装置110は、DRXサイクルのオン持続時間のみ内にある候補センシングオケージョンを備えて設定されていると予期されてもよい。これについては、図3Aを参照して説明する。
図3Aは本開示のいくつかの実施形態にかかる、パーシャルセンシングとDRXとを示す模式図である。図3Aに示すように、第1の端末装置110は、パーシャルセンシングを備えて設定されている。パーシャルセンシングを実行するために、第1の端末装置110の物理層より高い第1の端末装置110のプロトコル層は、リソース選択ウィンドウ310内で選択される候補リソースの最小数を備えるように物理層を構成する。以下では、議論のために、物理層より上位のプロトコル層は、上位層とも称される。例えば、上位層は、メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)層又は無線リソース制御(RRC:radio resource control)層を含んでもよい。この数は任意の値であってもよく、本開示の範囲はこれに限定されるものではない。例えば、図3Aに示す例において、候補リソースの数は1である。したがって、物理層は、リソース選択ウィンドウ310内で1つの候補リソース311を決定する。
追加として、上位層は、センシングウィンドウ320内の候補センシングオケージョンを備えるように物理層を設定する。いくつかの例示的な実施形態において、候補センシングオケージョンは、上位層からのパラメータgapCandidateSensingにより示されてもよい。パラメータgapCandidateSensingはビットマップの形式であってもよい。ビットマップ内のビットは、対応するスロットが候補センシングオケージョンとして設定されていることを示す「1」にセットされる。代わりに、ビットマップ内のビットは、対応するスロットが候補センシングオケージョンとして設定されていないことを示す「0」にセットされる。例えば、図3Aに示す例において、ビットマップは「11100」であってもよく、「11100」は、スロット321、322及び323が候補センシングオケージョンとして設定され、スロット324及び325が候補センシングオケージョンとして設定されていないことを示す。
なお、上記の5個のビットを含むビットマップは、例として説明されるものだけである。ビットマップは、候補センシングオケージョンの数に基づいて、より多くの又はより少ないビットを含んでもよい。
第1の端末装置110も、DRXを備えて設定されている。例えば、DRXサイクル330は、オン持続時間331とオフ持続時間332とを含む。候補センシングオケージョン321、322及び323は全てオン持続時間331内にある。オフ持続時間332とセンシングウィンドウ320との間に重複期間333が存在する。候補センシングオケージョン321、322及び323において、第1の端末装置110は、第2の端末装置120から第1のSCIと第1の参照信号とを受信するために、サイドリンク制御チャネルを監視する。
さらに、第1の端末装置110は、少なくとも第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、リソース選択ウィンドウ310内の利用可能な候補リソースを決定する。例えば、第1の端末装置110は、第1のSCIに基づいて、第2の端末装置120のリソース予約期間P_rxを決定してもよい。さらに、第1の端末装置110は、センシングオケージョン321、322及び323並びにリソース予約期間P_rxに基づいて、リソース311を決定してもよい。追加として、第1の端末装置110は、第1の参照信号の参照信号受信電力(RSRP:reference signal received power)を測定してもよい。そして、第1の端末装置110は、測定されたRSRPを閾値RSRPと比較してもよい。測定されたRSRPが閾値RSRPより高い場合、第1の端末装置110は、スロットリソース321、322、又は323内の対応する1つ又は複数のサブチャネル内で発生する第2の端末装置120のサイドリンク送信のために、リソース311内の1つ又は複数のサブチャネルが第2の端末装置120により予約されていると決定してもよい。逆に、第1の端末装置110は、リソース311内の該1つ又は複数のサブチャネルとは異なるリソース311内のリソースを、第1の端末装置110の第1のサイドリンク送信のための利用可能な候補リソースとして決定してもよい。
図3Aに示す例において、オフ持続時間332中に第1の端末装置110がセンシング又はパーシャルセンシングを行わないので、第1の端末装置110の電力消費を低減することができる。
図3Bは本開示のいくつかの他の実施形態にかかる、パーシャルセンシングとDRXとを示す模式図である。図3Aに示す例とは異なり、図3Bに示す例において、上位層からのビットマップにより示される候補センシングオケージョンのうちのいくつかはオン持続時間331内にあり、他のものはオフ持続時間332内にある。例えば、ビットマップは「11100」であってもよく、「11100」は、スロット321、322及び326が候補センシングオケージョンとして設定され、スロット324及び325が候補センシングオケージョンとして設定されていないことを示す。候補センシングオケージョン321、322及び326のうち、候補センシングオケージョン321、322はオン持続時間331内にあり、センシングオケージョン326はオフ持続時間332内にある。このような例において、オン持続時間331内の候補センシングオケージョン321及び322においてのみ、第1の端末装置110は、第2の端末装置120から第1のSCIと第1の参照信号とを受信するために、サイドリンク制御チャネルを監視する。
さらに、図3Bに示す例において、第1の端末装置110の物理層は、重複期間333中に候補センシングオケージョン326が利用不可能であるとの指示を上位層に送信してもよい。例えば、この指示はビットマップの形式であってもよい。ビットマップ内のビットは、対応する候補センシングオケージョンが利用不可能であることを示す「1」にセットされる。例えば、図3Bに示す例において、ビットマップは、候補センシングオケージョン326が利用不可能であることを示す「00100」であってもよい。
指示を受信すると、上位層は、第3のビットを後の送信のための候補センシングオケージョンとして示すことを回避してもよい。したがって、端末装置は正確なセンシング結果を得ることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、正確なセンシング結果を得るために、第1の端末装置110は、DRXサイクルのオフ持続時間中にサイドリンク制御チャネルを監視してもよい。これについては、図4を参照して説明する。
図4は本開示のいくつかの実施形態にかかる、センシングとDRX設定とを示す模式図である。図4に示すように、リソース341上で、第1の端末装置110は、第2の端末装置120から第1のSCIと第1の参照信号とを受信するために、サイドリンク制御チャネルを監視する。第1の端末装置110は、第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、第2のサイドリンク送信のために第2の端末装置120により予約されている第1のリソース342を決定する。
第1のリソース342がオフ持続時間332内にあると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第2のSCIと、第2のSCIに関連する第2の参照信号とを第1のリソース342上で第2の端末装置120から、受信する。さらに、第1の端末装置110は、第2のSCIと第2の参照信号とに基づいて、利用可能な候補リソースを決定する。例えば、第1の端末装置110は、第2のSCIと第2の参照信号とに基づいて、リソース選択ウィンドウ310内のリソース343が第2の端末装置120により予約されていると決定してもよい。したがって、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ内の、リソース343とは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。
第1のリソース342上で第2のSCIと第2の参照信号とを受信するために、いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110は、オフ持続時間332の開始から第1のリソース342の終了までアクティブ状態を維持してもよい。言い換えれば、第1の端末装置110は、オフ持続時間332の開始から第1のリソース342の終了まで、サイドリンク制御チャネルを監視するために、アウェイク状態を維持してもよい。こうして、第2の端末装置120により任意の他のSCIが送信された場合、該他のSCIは第1の端末装置110により検出されることができる。
代替として、第1のリソース342上で第2のSCIと第2の参照信号とを受信するために、第1の端末装置110は、第1のリソース342上で非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えて、サイドリンク制御チャネルを監視してもよい。言い換えれば、オフ持続時間332中に、第1の端末装置110は、サイドリンク制御チャネルを監視するために第1のリソース342上でのみウェイクアップし、第1のリソース342の終了後にスリープ状態に入ってもよい。こうして、第1の端末装置110の電力消費を低減することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第2の端末装置120の可能な連続リソース予約がオフ持続時間内にあると仮定してもよい。これについては、図5を参照して説明する。
図5は本開示のいくつかの他の実施形態にかかる、センシングとDRX設定とを示す模式図である。図4に示す例と同様に、図5に示す例において、第1の端末装置110は、リソース341上で受信された第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、第3のサイドリンク送信のために第2の端末装置120により予約されている第2のリソース344を決定する。
図4に示す例とは異なり、図5に示す例において、第1の端末装置110は、DRXサイクル330のオフ持続時間332中に、サイドリンク制御チャネルを監視しない。代わりに、第2のリソース344がオフ持続時間332内にあると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、リソース341上で受信された第1のSCIと、第1の参照信号と、オフ持続時間の開始と、リソース選択ウィンドウ310の終了とに基づいて、第2の端末装置120により予約されている可能性のある連続リソースを決定する。
例えば、第1の端末装置110は、リソース341上で受信した第1のSCIに基づいて、第2の端末装置120のリソース予約期間P_rxを決定する。次いで、第1の端末装置110は、リソース341とP_rxとの和、リソース341と2*P_rxとの和、…、リソース341とQ*P_rxとの和に基づいて、第2の端末装置120により予約されている可能性のある連続リソースを決定する。ここで、Q=|T_scal/P_rx|であり、T_scalはオフ持続時間(図5においてT_OFFで表される)の開始からリソース選択ウィンドウ310の終了(図5においてT_ENDで表される)までの持続時間を表す。図5に示す例において、第2の端末装置120により予約されている可能性のある連続リソースは、リソース344、345及び346を含む。
連続リソースのうちの少なくとも1つのリソースがリソース選択ウィンドウ310内にあると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、該少なくとも1つのリソースとは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。図5に示す例において、リソース選択ウィンドウ310内の連続リソースのうちの該少なくとも1つは、リソース346(第3のリソースとも称される)を含む。この場合、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、リソース346とは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。
いくつかの例示的な実施形態において、オフ持続時間内の任意のリソースmについて、リソース選択ウィンドウ内に位置するm+P_allowedにより表されるすべてのリソースが第2の端末装置120により予約されていると仮定する。ここで、P_allowedは、リソースプールにについて許可されるように予め設定されるリソース予約期間の各々を表す。さらに、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、予約されているリソース346とは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。これについては、図6を参照して説明する。
図6は本開示のさらに他の実施形態にかかる、センシングとDRX設定とを示す模式図である。図6に示す例において、第1の端末装置110は、オフ持続時間332内のリソース347と、少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間とに基づいて、少なくとも1つの第4のリソースを決定してもよい。例えば、該少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間は、10ms、20ms、30msなどを含んでもよい。第1の端末装置110は、リソース347と該少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間の各々との和に基づいて、第2の端末装置120により予約されている可能性のある連続リソースを決定してもよい。
該少なくとも1つの第4のリソースがリソース選択ウィンドウ内にあると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、該少なくとも1つの第4のリソースとは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。図6に示す例において、該少なくとも1つの第4のリソースは、リソース348を含んでもよい。したがって、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、リソース348とは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。
図6に示す例において、第1の端末装置110はまた、オフ持続時間332内のリソース349と、該少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間とに基づいて、少なくとも1つの第4のリソースを決定してもよい。例えば、第1の端末装置110は、リソース349と該少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間の各々との和に基づいて、第2の端末装置120により予約されている可能性のある連続リソースを決定してもよい。
該少なくとも1つの第4のリソースがリソース選択ウィンドウ内にあると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、該少なくとも1つの第4のリソースとは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。図6に示す例において、該少なくとも1つの第4のリソースは、リソース350をさらに含んでもよい。したがって、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、リソース350とは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110により送信されるデータの優先度が閾値優先度より高いと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該少なくとも1つの第4のリソースを決定する。
いくつかの他の例示的な実施形態において、チャネル混雑率が閾値率より低いと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該少なくとも1つの第4のリソースを決定する。
他の例示的な実施形態において、オフ持続時間が閾値持続時間より小さいと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該少なくとも1つの第4のリソースを決定する。
他の例示的な実施形態において、該少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間の数が閾値数より少ないと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該少なくとも1つの第4のリソースを決定する。
いくつかの例示的な実施形態において、オフ持続時間中にSCI送信は許可されないので、オフ持続時間中に予約SCI検出の欠落が発生しない。このような例示的な実施形態において、省電力端末装置のためのリソースプールが専用に設定される。例えば、第1の端末装置110と第2の端末装置120とが省電力端末装置である場合、第1の端末装置110と第2の端末装置120とについて、送信用の第1のリソースプールと受信用の第2のリソースプールとがそれぞれ設定される。DRX設定はプール固有である。言い換えれば、第1のプールのオン持続時間は第2のプールのオン持続時間に揃えられ、第1のプールのオフ持続時間は第2のプールのオフ持続時間に揃えられる。
このような例示的な実施形態において、第1の端末装置110と第2の端末装置120とは、送信用に第1のプール内で1つ又は複数のリソースのみを選択し、受信用に第2のプール内で1つ又は複数のリソースを選択してもよい。これについては、図7を参照して説明する。
図7は本開示のさらに他の実施形態にかかる、センシングとDRX設定とを示す模式図である。図7に示す例において、オン持続時間331が第2のプールについて設定され、オフ持続時間332が第2のプールについて設定されている。第1の端末装置110は、第2のプール内のリソース351又は353上で第2の端末装置120から第1のSCIを受信してもよい。
オン持続時間331は、第1のプール(図示せず)についても設定され、オフ持続時間332は、第1のプール(図示せず)についても設定されている。第2の端末装置120は、第1のプール内のリソース上で第1のSCIを送信してもよい。
第1の端末装置110は、リソース351上で受信された第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、リソース352が第2の端末装置120により予約されていると決定してもよい。したがって、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、リソース352とは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。
代替として、第1の端末装置110は、リソース352上で受信された第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、リソース354が第2の端末装置120により予約されていると決定してもよい。したがって、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ310内の、リソース354とは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。
いくつかの例示的な実施形態において、オン持続時間331とオフ持続時間332とは、それぞれ、参照スロットに関する第1のスロットインデックスと参照スロットに関する第2のスロットインデックスを使用して設定される。
いくつかの例示的な実施形態において、参照スロットは、第1の端末装置110と第2の端末装置120とに共通であってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、参照スロットは、第1の端末装置110と第2の端末装置120とのためのサービングセルの開始システムフレームの第1の開始スロットを含む。例えば、参照スロットは、サービングセルのシステムフレーム番号(SFN:System Frame Number)0に対応する無線フレームのスロット#0を含む。代替として、参照スロットは、開始確実フレームの第2の開始スロットを含む。例えば、参照スロットは、確実フレーム番号(DFN:Definite Frame Number)0に対応する無線フレームのスロット#0を含む。
いくつかの例示的な実施形態において、上記のようにDRXを備えて設定された第1の端末装置110と第2の端末装置120とについて、オフ持続時間331中に、送信も受信も許可されないと仮定する。したがって、オフ持続時間331の間に予約SCI検出の欠落は発生しない。
いくつかの例示的な実施形態において、省電力端末装置のために設定された第1及び第2のプールが非省電力端末装置により選択されることは許可されない。例えば、図1における第3の端末装置130が非省電力端末装置である場合、第1及び第2のプール内のいずれのリソースも、第3の端末装置130により選択されることは許可されない。
いくつかの例示的な実施形態において、上記のようにDRXを備えて設定された第1の端末装置110と第2の端末装置120とについて、オフ持続時間331より小さいリソース予約期間は許可されない。ここで、リソース予約期間は、リソースプールのsl-ResourceReservePeriodList-r16から設定される。
いくつかの例示的な実施形態において、DRXサイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、サイドリンク送信のための利用可能な候補リソースを決定するために、第1の端末装置110は、他の端末装置から受信したリソース選択のための情報を考慮してもよい。これについては、図8を参照して説明する。
図8は本開示のいくつかの他の実施形態にかかる、リソース選択のための例示的なプロセス800を示す例示的なシグナリング図である。図8に示すように、プロセス800には、図1に示すような第1の端末装置110と第3の端末装置130とが関与してもよい。プロセス800は、図示されていない追加の動作を含むことができ、且つ/又は図示されているいくつかの動作を省略することができ、本開示の範囲はこの点で限定されないことを理解すべきである。さらに、本明細書では主に連続的に実行されるものとして提示されているが、プロセス800の動作の少なくとも一部は、同時に、又は図8で提示されているものとは異なる順序で実行されてもよいことが理解されるであろう。
図8に示すように、第1の端末装置110は、DRXサイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するか否かを決定する(810)。
重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第3の端末装置130から受信したリソース選択のための情報に基づいて、第1のサイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定する(820)。
いくつかの例示的な実施形態において、オプションとして、重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、リソース選択のための情報についての要求を第3の端末装置130に送信する(830)。次に、第1の端末装置110は、第3の端末装置130から該要求への応答を受信する(840)。この応答は、リソース選択のための情報を含む。
いくつかの例示的な実施形態において、該要求は、第1の端末装置110についてのDRXに関する設定情報を含む。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110により送信されるデータの優先度が閾値優先度より高いと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該要求を送信する。
いくつかの例示的な実施形態において、センシングウィンドウ内の候補センシングオケージョンの総数に対する、重複期間中の少なくとも1つの候補センシングオケージョンの第1の数の比率が、閾値比率より高いと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該要求を送信する。
いくつかの例示的な実施形態において、オプションとして、重複期間が存在するか否かを決定する前に、第1の端末装置110は、第3の端末装置120からリソース選択のための情報を受信する。
いくつかの例示的な実施形態において、サイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定するために、第1の端末装置110は、オン持続時間の開始後の短いセンシングウィンドウ中にセンシングを実行する。これについては、図9及び図10を参照して説明する。
図9は本開示のさらに他の実施形態にかかる、リソース選択のための例示的なプロセス900を示す例示的なシグナリング図である。図9に示すように、プロセス900には、図1に示すような第1の端末装置110と第2の端末装置120とが関与してもよい。プロセス900は、図示されていない追加の動作を含むことができ、且つ/又は図示されているいくつかの動作を省略することができ、本開示の範囲はこの点で限定されないことを理解すべきである。さらに、本明細書では主に連続的に実行されるものとして提示されているが、プロセス900の動作の少なくとも一部は、同時に、又は図9で提示されているものとは異なる順序で実行されてもよいことが理解されるであろう。
図9に示すように、第1の端末装置110は、DRXサイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するか否かを決定する(910)。
重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第2のセンシングウィンドウ内で第2の端末装置120からSCIと参照信号とを受信する(920)。第2のセンシングウィンドウは、第1のDRXサイクルの後の第2のDRXサイクルのオン持続時間内にある。
第1の端末装置110は、少なくとも第1のSCIと参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定する(930)。前記リソース選択ウィンドウは、前記第2のセンシングウィンドウの後であり、前記オン持続時間内にある。
図10は本開示のさらに他の実施形態にかかる、パーシャルセンシングとDRX設定とを示す模式図である。図10に示される例において、DRXサイクル330のオフ持続時間332とセンスウィンドウ320(第1センスウィンドウ320とも称される)との間に重複期間333が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第2端末装置120から、センスウィンドウ370(第2センスウィンドウ370とも呼ばれる)内のリソース371上でSCIと参照信号とを受信する。第2のセンシングウィンドウ370は、DRXサイクル330の後のDRXサイクル360のオン持続時間361内にある。
逆に、受信したSCIと参照信号とに基づいて、リソース選択ウィンドウ380内のリソース372が第2の端末装置120により予約されていると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ380内の、リソース372とは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定してもよい。リソース選択ウィンドウ380は、第2のセンシングウィンドウ370の後であり、オン持続時間361内にある。
いくつかの例示的な実施形態において、第2のセンシングウィンドウ370の長さは、第1の端末装置110についてのパケット遅延バジェット、又は第1の端末装置110により送信されるデータの優先度のうちの少なくとも1つに関連付けられる。
いくつかの例示的な実施形態において、オフ持続時間332中及びその後の第1の端末装置110のセンシング結果は、オン持続時間331中に導出されたセンシング結果と同じであってもよい。
図11は本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法1100のフローチャートである。例えば、方法1100は、図1に示すような第1の端末装置110において実行することができる。方法1100は、図示されていない追加のブロックを含むことができ、且つ/又は図示されているいくつかのブロックを省略することができ、本開示の範囲はこの点で限定されないことを理解すべきである。
ブロック1110において、第1の端末装置110は、第2の端末装置120から、DRXサイクルのオン持続時間中に、第1のSCIと、第1のSCIに関連付けられる第1の参照信号とを受信する。ブロック1120において、DRXサイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、少なくとも第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定する。
追加として、重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第1の端末装置110の物理層からプロトコル層に、該重複期間中の少なくとも1つの候補センシングオケージョンが利用不可能であるとの指示を提供する。プロトコル層は物理層より上位である。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110は、第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、第2のサイドリンク送信のために第2の端末装置120により予約されている第1のリソースを決定する。第1のリソースがオフ持続時間内にあると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第2のSCIと、第2のSCIに関連する第2の参照信号とを第1のリソース上で第2の端末装置120から、受信する。さらに、第1の端末装置110は、第2のSCIと第2の参照信号とに基づいて、利用可能な候補リソースを決定してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110は、オフ持続時間の開始から第1のリソースの終了までアクティブ状態を維持し、該アクティブ状態で第2のSCIと第2の参照信号とを受信してもよい。
代替として、いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110は、第1のリソース上で非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替え、アクティブ状態で第2のSCIと第2の参照信号とを受信してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110は、第1のSCIと第1の参照信号とに基づいて、第3のサイドリンク送信のために第2の端末装置120により予約されている第2のリソースを決定する。第2のリソースがオフ持続時間内にあると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第1のSCIと、第1の参照信号と、オフ持続時間の開始と、リソース選択ウィンドウの終了とに基づいて、第3のリソースを決定してもよい。第3のリソースがリソース選択ウィンドウ内にあると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、リソース選択ウィンドウ内の、第3のリソースとは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110は、オフ持続時間内の第5のリソースと、少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間とに基づいて、少なくとも1つの第4のリソースを決定してもよい。該少なくとも1つの第4のリソースがリソース選択ウィンドウ内にあると第1の端末装置110が決定した場合、リソース選択ウィンドウ内の、該少なくとも1つの第4のリソースとは異なるリソースを、利用可能な候補リソースとして決定する。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110により送信されるデータの優先度が閾値優先度より高いと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該少なくとも1つの第4のリソースを決定する。
いくつかの例示的な実施形態において、チャネル混雑率が閾値率より低いと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該少なくとも1つの第4のリソースを決定する。
いくつかの実施形態において、オフ持続時間が閾値持続時間より小さいと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該少なくとも1つの第4のリソースを決定する。
いくつかの実施形態において、該少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間の数が閾値数より少ないと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該少なくとも1つの第4のリソースを決定する。
いくつかの例示的な実施形態において、第1のSCIは、第1の端末装置110と第2の端末装置120とについて設定された第1のリソースプール内の第5のリソース上で送信されてもよい。このような例示的な実施形態において、第1の端末装置110は、第1の端末装置110と第2の端末装置120とについて設定された第2のリソースプール内の第6のリソース上で第1のSCIを受信してもよい。オン持続時間とオフ持続時間とのそれぞれは、第1及び第2のプールについて設定される。
いくつかの例示的な実施形態において、オン持続時間とオフ持続時間とは、それぞれ、参照スロットに関する第1のスロットインデックスと参照スロットに関する第2のスロットインデックスを使用して設定されてもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、参照スロットは、第1の端末装置110と第2の端末装置120とのためのサービングセルの開始システムフレームの第1の開始スロットを含んでもよい。代替として、参照スロットは、開始確実フレームの第2の開始スロットを含んでもよい。
図12は本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法1200のフローチャートである。例えば、方法1200は、図1に示すような第1の端末装置110において実行することができる。方法1200は、図示されていない追加のブロックを含むことができ、且つ/又は図示されているいくつかのブロックを省略することができ、本開示の範囲はこの点で限定されないことを理解すべきである。
ブロック1210において、第1の端末装置110は、DRXサイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するか否かを決定する。
ブロック1220において、重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第3の端末装置130から受信したリソース選択のための情報に基づいて、第1のサイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定する。
いくつかの例示的な実施形態において、重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、リソース選択のための情報についての要求を第3の端末装置130に送信し、要求への応答を第3の端末装置130から受信する。この応答は、リソース選択のための情報を含む。
いくつかの例示的な実施形態において、該要求は、第1の端末装置110についてのDRXに関する設定情報を含んでもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の端末装置110により送信されるデータの優先度が閾値優先度より高いと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該要求を送信する。
いくつかの例示的な実施形態において、センシングウィンドウ内の候補センシングオケージョンの総数に対する、重複期間中の少なくとも1つの候補センシングオケージョンの第1の数の比率が、閾値比率より高いと第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、該要求を送信する。
追加として、いくつかの例示的な実施形態において、重複期間が存在するか否かを決定する前に、第1の端末装置110は、第3の端末装置130からリソース選択のための情報を受信する。
図13は本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法1300のフローチャートである。例えば、方法1300は、図1に示すような第1の端末装置110において実行することができる。方法1300は、図示されていない追加のブロックを含むことができ、且つ/又は図示されているいくつかのブロックを省略することができ、本開示の範囲はこの点で限定されないことを理解すべきである。
ブロック1310において、第1のDRXサイクルのオフ持続時間と第1のセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在すると第1の端末装置110が決定した場合、第1の端末装置110は、第1のDRXサイクルの後の第2のDRXサイクルのオン持続時間内にある第2のセンシングウィンドウ内で、第2の端末装置120からSCIと参照信号とを受信する。
ブロック1320において、第1の端末装置110は、少なくとも第1のSCIと参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定する。前記リソース選択ウィンドウは、前記第2のセンシングウィンドウの後であり、前記オン持続時間内にある。
いくつかの例示的な実施形態において、第2のセンシングウィンドウの長さは、第1の端末装置110のパケット遅延バジェットに関連付けられてもよい。代替として、第2のセンシングウィンドウの長さは、第1の端末装置110により送信されるデータの優先度に関連付けられてもよい。
図14は本開示の実施形態を実装するのに適した装置1400の概略ブロック図である。装置1400は、図1に示す端末装置110、120又は130の別の例示的な実施態様として考えられる。したがって、装置1400は、端末装置110又は端末装置120において、或いはそれらの少なくとも一部として実現することができる。
図示されるように、装置1400は、プロセッサ1410と、プロセッサ1410に結合されたメモリ1420と、プロセッサ1410に結合された適切な送信機(TX)及び受信機(RX)1440と、TX/RX 1440に結合された通信インターフェースとを備える。メモリ 1410は、プログラム1430の少なくとも一部を記憶する。TX/RX 1440は双方向通信に用いられる。TX/RX 1440は、通信を容易にするために少なくとも一つのアンテナを有するが、本明細書に言及されたアクセスノードは、実際には複数のアンテナを有することができる。通信インターフェースは、eNB間の双方向通信のためのX2インターフェース、モビリティ管理エンティティ(MME)/サービングゲートウェイ(S-GW)とeNBとの間の通信のためのS1インターフェース、eNBと中継ノード(RN)との間の通信のためのUnインターフェース、又はeNBと端末装置との間の通信のためのUuインターフェースなど、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表すことができる。
プログラム1430は、図1~図13を参照して本明細書で説明したように、関連付けられるプロセッサ1410により実行された場合、装置1400が本開示の実施形態に従って動作することを可能にするプログラム命令を含むと仮定する。本文の実施形態は、装置1400のプロセッサ1410により実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せにより実現できる。プロセッサ1410は、本開示の様々な実施形態を実施するように設定することができる。さらに、プロセッサ1410とメモリ1420との組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実現するのに適したプロセッシング手段1450を形成することができる。
メモリ1420は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプであってもよく、また、非限定的な例として、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、半導体に基づくメモリ装置、磁気メモリ装置及びシステム、光学メモリ装置及びシステム、固定メモリ及びリムーバブルメモリなど、任意の適切なデータ記憶技術を使用して実現されてもよい。装置1400内には1つのメモリ1420のみが示されているが、装置1400内にはいくつかの物理的に異なるメモリモジュールが存在してもよい。プロセッサ1410は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの一つ又は複数を含むことができる。装置1400は、複数のプロセッサ、例えば、メインプロセッサを同期化するクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップを有することができる。
全体として、本開示の様々な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、論理、又はそれらの任意の組み合わせで実現することができる。いくつかの態様は、ハードウェアで実現されてもよく、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティング装置により実行できるファームウェア又はソフトウェアで実現されてもよい。本開示の実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート又は他の何らかの絵画的表現を用いて図示及び説明されているが、本明細書に記載されたブロック、機器、システム、技術、又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又は論理、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティング装置、又はそれらの何らかの組み合わせで実装できることを理解されたい。
本開示はまた、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体上に有形的に記憶された少なくとも一つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図2から図8及び図11から図13を参照して上述したプロセス又は方法のうちの何れか一つを実行するために、対象の実プロセッサ又は仮想プロセッサ上の装置内で実行される、プログラムモジュールに含まれる命令などのコンピュータ実行可能な命令を含む。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実装したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などが含まれる。様々な実施形態において、プログラムモジュールの機能は、必要に応じて、プログラムモジュール間で結合又は分割することができる。プログラムモジュールのマシンが実行可能な命令は、ローカル又は分散型装置内で実行することができる。分散型装置において、プログラムモジュールは、ローカル可読媒体及びリモート可読媒体内の両方に配置されていてもよい。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、一つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータプロセッシング機器のプロセッサ又はコントローラに提供され、プロセッサ又はコントローラにより実行された場合、プログラムコードで、フローチャート及び/又はブロック図に指定された機能/動作を実現させる。プログラムコードは、完全にマシン上で、部分的にマシン上で、独立したソフトウェアパッケージとして、部分的にマシン上でかつ部分的にリモートマシン上で、又は完全にリモートマシン又はサーバ上で実行してもよい。
上述のプログラムコードは、マシン可読媒体上で実装することができ、マシン可読媒体は、命令実行システム、機器、又は装置により使用されるか、又はそれらに関連するプログラムを含むか又は記憶することができる任意の有形媒体であってもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体とすることができる。マシン可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線若しくは半導体のシステム、機器若しくは装置、又は前述の媒体の任意の適切な組み合せを含むことができるが、これらに限定されない。マシンが読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブル光ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学的記憶装置、磁気記憶装置、又は上述の任意の適切な組合せを含んでもよい。
なお、動作について特定の順序で説明を行ったが、所望の結果を得るために、こうした動作を、示された特定の順序で実行するか若しくは連続した順序で実行し、又は、説明された全ての動作を実行することが求められる、と理解されるべきではない。場合によっては、マルチタスクや並列処理が有利になることもある。同様に、いくつかの特定の実装の詳細が上記の議論に含まれているが、これらは、本開示の範囲に対する限定として解釈されるべきではなく、特定の実施形態に固有となり得る特徴の説明として解釈されるべきである。個々の実施形態の文脈で説明されたいくつかの特徴は、単一の実施形態において組み合わされて実現されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で説明された様々な特徴は、複数の実施形態において別々に、又は任意の適切なサブ組合せで実装されてもよい。
本開示は、構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲において定義された本開示は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されないことを理解すべきである。むしろ、上述した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。

Claims (28)

  1. 不連続受信サイクルのオン持続時間中に、第1の端末装置において第2の端末装置から、第1のサイドリンク制御情報と、前記第1のサイドリンク制御情報に関連付けられる第1の参照信号とを受信することと、
    前記不連続受信サイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するとの決定に従って、少なくとも前記第1のサイドリンク制御情報と前記第1の参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定することと、
    を含む通信方法。
  2. 前記重複期間が存在するとの決定に従って、前記重複期間中の少なくとも1つの候補センシングオケージョンが利用不可能であるとの指示を、前記第1の端末装置の物理層から前記物理層より高いプロトコル層に提供すること
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記利用可能な候補リソースを決定することは、
    前記第1のサイドリンク制御情報と前記第1の参照信号とに基づいて、第2のサイドリンク送信のために前記第2の端末装置により予約されている第1のリソースを決定することと、
    前記第1のリソースが前記オフ持続時間内にあるとの決定に従って、第2のサイドリンク制御情報と、前記第2のサイドリンク制御情報に関連付けられる第2の参照信号とを、第1のリソース上で前記第2の端末装置から受信することと、
    前記第2のサイドリンク制御情報と前記第2の参照信号とに基づいて、前記利用可能な候補リソースを決定することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のサイドリンク制御情報と前記第2の参照信号とを受信することは、
    前記オフ持続時間の開始から前記第1のリソースの終了までアクティブ状態を維持することと、
    前記アクティブ状態で前記第2のサイドリンク制御情報と前記第2の参照信号とを受信することと、
    を含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2のサイドリンク制御情報と前記第2の参照信号とを受信することは、
    前記第1のリソース上で非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えることと、
    前記アクティブ状態で前記第2のサイドリンク制御情報と前記第2の参照信号とを受信することと、
    を含む請求項3に記載の方法。
  6. 前記利用可能な候補リソースを決定することは、
    前記第1のサイドリンク制御情報と前記第1の参照信号とに基づいて、第3のサイドリンク送信のために前記第2の端末装置により予約されている第2のリソースを決定することと、
    前記第2のリソースが前記オフ持続時間内にあるとの決定に従って、前記第1のサイドリンク制御情報と、前記第1の参照信号と、前記オフ持続時間の開始と、前記リソース選択ウィンドウの終了とに基づいて、第3のリソースを決定することと、
    前記第3のリソースが前記リソース選択ウィンドウ内にあるとの決定に従って、前記リソース選択ウィンドウ内の、前記第3のリソースとは異なるリソースを、前記利用可能な候補リソースとして決定することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記利用可能な候補リソースを決定することは、
    前記オフ持続時間内の第5のリソースと、少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間とに基づいて、少なくとも1つの第4のリソースを決定することと、
    前記少なくとも1つの第4のリソースが前記リソース選択ウィンドウ内にあるとの決定に従って、前記リソース選択ウィンドウ内の、前記少なくとも1つの第4のリソースとは異なるリソースを、前記利用可能な候補リソースとして決定することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの第4のリソースを決定することは、
    前記第1の端末装置により送信されるデータの優先度が閾値優先度より高いとの決定に従って、前記少なくとも1つの第4のリソースを決定すること
    を含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの第4のリソースを決定することは、
    チャネル混雑率が閾値率より低いとの決定に従って、前記少なくとも1つの第4のリソースを決定すること
    を含む請求項7に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの第4のリソースを決定することは、
    前記オフ持続時間が閾値持続時間より小さいとの決定に従って、前記少なくとも1つの第4のリソースを決定すること
    を含む請求項7に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つの第4のリソースを決定することは、
    前記少なくとも1つの予め設定されたリソース予約期間の数が閾値数より少ないとの決定に従って、前記少なくとも1つの第4のリソースを決定すること
    を含む請求項7に記載の方法。
  12. 前記第1のサイドリンク制御情報は、前記第1の端末装置と前記第2の端末装置とについて設定された第1のリソースプール内の第5のリソース上で送信され、前記第1のサイドリンク制御情報を受信することは、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置とについて設定された第2のリソースプール内の第6のリソース上で前記第1のサイドリンク制御情報を受信することであって、前記オン持続時間と前記オフ持続時間とのそれぞれが前記第1のプールと前記第2のプールとについて設定されていることと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  13. 前記オン持続時間と前記オフ持続時間とは参照スロットに関する第1のスロットインデックスと前記参照スロットに関する第2のスロットインデックスを使用して設定されている
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記参照スロットは、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置とのためのサービングセルの開始システムフレームの第1の開始スロット、又は
    開始確実フレームの第2の開始スロット
    のうちの少なくとも1つ
    を含む請求項13に記載の方法。
  15. 第1の端末装置において、不連続受信サイクルのオフ持続時間とセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するか否かを決定することと、
    前記重複期間が存在するとの決定に従って、第3の端末装置から受信したリソース選択についての情報に基づいて、第1のサイドリンク送信のためにリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定することと、
    を含む通信方法。
  16. 前記利用可能な候補リソースを決定することは、
    前記重複期間が存在するとの決定に従って、
    前記第3の端末装置に、リソース選択のための前記情報についての要求を、送信し、
    前記第3の端末装置から、リソース選択のための前記情報を含む、前記要求への応答を受信すること
    を含む請求項15に記載の方法。
  17. 前記要求は、前記第1の端末装置についての不連続受信に関する設定情報を含む
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記要求を送信することは、
    前記第1の端末装置により送信されるデータの優先度が閾値優先度より高いとの決定に従って、前記要求を送信すること
    を含む請求項16に記載の方法。
  19. 前記要求を送信することは、
    前記センシングウィンドウ内の候補センシングオケージョンの総数に対する、前記重複期間中の少なくとも1つの候補センシングオケージョンの第1の数の比率が、閾値比率より高いとの決定に従って、前記要求を送信すること
    を含む請求項16に記載の方法。
  20. 前記重複期間が存在するか否かを決定する前に、リソース選択のための前記情報を前記第3の端末装置から受信すること
    をさらに含む請求項15に記載の方法。
  21. 第1の不連続受信サイクルのオフ持続時間と第1のセンシングウィンドウとの間に重複期間が存在するとの決定に従って、第1の端末装置において第2の端末装置から、前記第1の不連続受信サイクルの後の第2の不連続受信サイクルのオン持続時間内にある第2のセンシングウィンドウ内でサイドリンク制御情報と参照信号とを受信することと、
    少なくとも前記第1のサイドリンク制御情報と前記参照信号とに基づいて、第1のサイドリンク送信のために、前記第2のセンシングウィンドウの後であって前記オン持続時間内にあるリソース選択ウィンドウ内の利用可能な候補リソースを決定することと、
    を含む通信方法。
  22. 前記第2のセンシングウィンドウの長さは、
    前記第1の端末装置についてのパケット遅延バジェット、又は
    前記第1の端末装置により送信されるデータの優先度
    のうちの少なくとも1つに関連付けられる
    請求項21に記載の方法。
  23. プロセッサと、前記プロセッサに結合され命令を記憶しているメモリと、を備える端末装置であって、
    前記命令が前記プロセッサにより実行された場合、請求項1から請求項14の何れか一項に記載の方法を実行する
    端末装置。
  24. プロセッサと、前記プロセッサに結合され命令を記憶しているメモリと、を備える端末装置であって、
    前記命令が前記プロセッサにより実行された場合、請求項15から請求項20の何れか一項に記載の方法を実行する
    端末装置。
  25. プロセッサと、前記プロセッサに結合され命令を記憶しているメモリと、を備える端末装置であって、
    前記命令が前記プロセッサにより実行された場合、請求項21及び請求項22の何れか一項に記載の方法を実行する
    端末装置。
  26. 装置の少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、前記装置に、請求項1から請求項14の何れか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶している
    コンピュータ可読媒体。
  27. 装置の少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、前記装置に、請求項15から請求項20の何れか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶している
    コンピュータ可読媒体。
  28. 装置の少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、前記装置に、請求項21及び請求項22の何れか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶している
    コンピュータ可読媒体。
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