JP7226589B2 - 短絡検知装置及び短絡検知方法 - Google Patents

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Description

本開示は、回転電機の界磁巻線の短絡を検知する短絡検知装置及び短絡検知方法に関する。
回転電機の一例であるタービン発電機の界磁巻線の短絡を検知する装置として、回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知するサーチコイル等の磁束検知器によって、界磁巻線の短絡に起因した界磁磁束の変化を検知する装置が提案されている。界磁巻線の短絡を検知する装置は、回転子の2つの磁極のうちの、短絡が生じていない一方の磁極である健全磁極に対して、短絡が生じている他方の磁極である短絡磁極では、界磁巻線の巻数の減少によって界磁磁束量が減少するといった特性を利用している。
短絡検知装置には、短絡が生じ減少した界磁磁束量を、予め短絡が生じていない時に取得した界磁磁束量である健全時界磁磁束量と比較することで、短絡の発生を検知するように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
また別の短絡検知装置は、180deg回転角度の異なる2つの磁極で取得した界磁磁束量同士を比較することで、短絡の発生を検知するように構成されていた(例えば、特許文献2参照)。
特開2009-213346号公報 米国特許第8781765号明細書
しかしながら、このような従来技術では、界磁磁束波形の角度誤差による差電圧の誤差と、界磁巻線の短絡が発生したことで生じる界磁磁束の減少による差との判別がつくように、角度誤差を抑制するために、予備測定する必要があった。予備測定では、運転条件の変化による負荷変動の悪影響を受けやすく、誤検知及び短絡の検知精度の低下につながりやすかった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、予備測定による誤検知及び短絡の検知精度の低下を抑制し、より精度良く界磁巻線の短絡を検知することができる短絡検知装置及び短絡検知方法を得ることを目的とする。
本開示に係る短絡検知装置は、回転電機の回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知する磁束検知器から磁束に応じた1つの検知信号を取得し、第1の検知信号及び第2の検知信号とする信号取得部と、第1の検知信号を周波数分析し、健全時の電圧状態を模擬した電圧信号を生成して復号する信号処理部と、信号処理部で復号される復号信号と、信号取得部から送られた第2の検知信号とを比較することにより、回転電機の界磁巻線の短絡を検知する信号比較部と、を備えている。
本開示に係る短絡検知装置は、回転電機の回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知する磁束検知器から磁束に応じた異なる磁極の検知信号を第1の検知信号及び第2の検知信号として取得する信号取得部と、第1の検知信号を周波数分析し、第2の検知信号の位相と一致する電圧信号を生成して復号する信号処理部と、信号処理部で復号される復号信号と、第2の検知信号とを比較することにより、回転電機の界磁巻線の短絡を検知する信号比較部と、を備えている。
本開示に係る短絡検知方法は、回転電機の回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知する磁束検知器から磁束に応じた1つの検知信号を取得し、第1の検知信号及び第2の検知信号とするステップと、第1の検知信号を周波数分析し、健全時の電圧状態を模擬した電圧信号を生成して復号するステップと、復号された復号信号と、第2の検知信号とを比較することにより、回転電機の界磁巻線の短絡を検知するステップと、を備えている。
本開示に係る短絡検知方法は、回転電機の回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知する磁束検知器から磁束に応じた異なる磁極の検知信号を第1の検知信号及び第2の検知信号として取得するステップと、第1の検知信号を周波数分析し、第2の検知信号の位相と一致する電圧信号を生成して復号するステップと、復号された復号信号と、第2の検知信号とを比較することにより、回転電機の界磁巻線の短絡を検知するステップと、を備えている。
本開示に係る短絡検知装置は、取得した1つの検知信号を第1の検知信号及び第2の検知信号とし、第2の検知信号と、第1の検知信号から健全時の状態を模擬した電圧信号を生成し復号した復号信号とを比較することにより、予備測定による誤検知及び短絡の検知精度の低下を抑制し、界磁巻線の短絡を検知することができる。
本開示に係る短絡検知装置は、第2の検知信号と、第2の検知信号と異なる磁極で取得した第1の検知信号から、第2の検知信号の位相に合わせた電圧信号を生成し復号した復号信号とを比較することにより、予備測定による誤検知及び短絡の検知精度の低下を抑制し、界磁巻線の短絡を検知することができる。
本開示に係る短絡検知方法は、取得した1つの検知信号を第1の検知信号及び第2の検知信号とし、第2の検知信号と、第1の検知信号から健全時の状態を模擬した電圧信号を生成し復号した復号信号とを比較することにより、予備測定による誤検知及び短絡の検知精度の低下を抑制し、界磁巻線の短絡を検知することができる。
本開示に係る短絡検知方法は、第2の検知信号と、第2の検知信号と異なる磁極で取得した第1の検知信号から、第2の検知信号の位相に合わせた電圧信号を生成し復号した復号信号とを比較することにより、予備測定による誤検知及び短絡の検知精度の低下を抑制し、界磁巻線の短絡を検知することができる。
実施の形態1に係る短絡検知装置及び回転電機の構成図である。 実施の形態1に係る短絡検知装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1に係るサーチコイルによって検知される電圧波形の例である。 実施の形態1に係る短絡検知方法のフローチャート図の例である。 実施の形態1に係る健全時、短絡時及び模擬健全時の各場合の周波数のグラフを示した図の例である。 実施の形態1に係る角度誤差ごとの差電圧波形を表したグラフ図、及び角度誤差ごとの差電圧を表したグラフ図の例である。 実施の形態2に係る短絡検知装置及び回転電機の構成図である。 実施の形態2に係る短絡検知方法のフローチャート図の例である。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る短絡検知装置100a及び短絡検知装置100aが適用される回転電機200の構成図である。本実施の形態では、例として、回転電機200にはタービン発電機を用いる。
まず、回転電機200の構成について説明する。
図1に示すように、回転電機200は、回転自在に設けられた回転子1及び回転子1の外側に設けられた固定子2を備えている。回転子1の外周部と、固定子2の内周部とは、空隙3を介して対向している。回転子1の回転子鉄心4には、複数の回転子スロット5が形成されている。複数の回転子スロット5には、直列接続された界磁巻線が巻かれている。
界磁巻線は、回転子鉄心4が2極に励磁されるように外部電源から直流励磁されている。これにより、回転子鉄心4には、2つの磁極6が形成されることとなる。
固定子2の固定子鉄心7には、複数の固定子スロット8が形成されている。複数の固定子スロット8には、多相巻線9が巻かれている。多相巻線9は、空隙3に回転磁界が生じるように交流励磁されている。
図1に示す回転電機200は、32個の回転子スロット5と、84個の固定子スロット8とを有する2極の発電機である。図1の時計周り方向の矢印Aは、回転子1の回転方向を表している。
固定子2のうち空隙3に面した部分には、回転電機200の回転子1と固定子2との間の空隙3に発生する径方向の磁束を検知する磁束検知器10が固定して設けられている。磁束検知器10は、例えばサーチコイルである。磁束検知器10には、空隙3に発生する主磁束及び回転子スロット5の漏れ磁束が鎖交する。このため、磁束検知器10の両端の端子間には、磁束検知器10に鎖交する磁束に応じた電圧が発生する。磁束検知器10に鎖交する磁束の分布は、回転子1の回転角度に対応して、鎖交磁束量に応じたサーチコイル電圧信号が磁束検知器10から出力される。
磁束検知器10には、短絡検知装置100aが接続されている。短絡検知装置100aは、信号取得部101、信号処理部102a及び信号比較部103を備える。
信号取得部101は、磁束検知器10で取得した検知信号の電圧波形を取得する。
信号処理部102aは、信号取得部101から取得した検知信号を第1の検知信号として、第1の検知信号に対応する復号信号を生成して出力する。信号処理部102aは、周波数分析部11、フィルタ処理部12a、模擬信号生成部13及び信号復号部14を有している。各部の詳細な処理については後述する。
信号比較部103は、差電圧演算部15及び短絡検知部16を有している。
信号比較部103は、信号取得部101から信号比較部103に送られる検知信号を第2の検知信号とした第2の検知信号の電圧波形と、信号処理部102aで復号される第1の検知信号の復号信号の電圧波形との差分の波形を算出し、算出した差分の波形から、界磁巻線の短絡を検知する。各部の詳細な処理については後述する。
また、矢印Bは、短絡情報を除いた信号の経路を示しており、矢印Cは、短絡情報を含む検知信号の経路を示している。
図2は、本実施の形態における短絡検知装置100aのハードウェア構成図の例である。
図2に示すように、短絡検知装置100aは、ハードウェア構成として、プロセッサ300及び記憶装置400を備える。
記憶装置400は、例えば、短絡検知装置100aの機能に対応する処理を記述したプログラムが記憶されたメモリによって構成される。プロセッサ300は、記憶装置400に記憶されたプログラムを実行することにより、短絡検知装置100aの機能を実現する。プロセッサ300は、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)、FPGAなどのハードウェア回路に論理構成されたプロセッサによって構成される。なお、複数のプロセッサ300及び複数の記憶装置400が連携して短絡検知装置100aの機能を実現してもよい。
次に、磁束検知器10によって検知される電圧波形の例について図3を用いて説明する。
図3(A)は、本実施の形態に係る信号処理部102aによって健全時を模擬した場合を示し、図3(B)は、本実施の形態に係る信号取得部101によって検知された回転電機200の三相短絡時の場合を示している。
図3(A1)は、本実施の形態に係る信号処理部102aによって健全時を模擬した場合の磁束密度の波形であり、図3(A2)は、健全時を模擬した場合の電圧波形である。健全時を模擬する処理については、後述する。
図3(B1)は、本実施の形態に係る信号取得部101によって検知された短絡時の磁束密度の波形であり、図3(B2)は、短絡時に検知される磁束検知器10の電圧波形である。また、図3(B3)は、短絡時の電圧波形と健全時を模擬した場合の電圧波形の差電圧の波形である。図3(B3)を求める処理については、後述する。
なお、電圧波形は電磁界解析によって得られたものであり、説明のためにグラフB1に対応する回転角度での空隙磁束密度の変化を示す図を並べて示す。
図3で示される各グラフ図では、横軸は回転子1の回転角度を示している。
また、図1で示される回転電機200の回転子1の位置関係を、回転角度0degとする。
回転角度90degは、短絡が発生した短絡磁極の中心角度であり、回転角度270degは、短絡が発生していない健全磁極の中心角度である。各磁極中心を対称として、各磁極6において16個ずつの回転子スロット5の漏れ磁束に対応した電圧変動が見られる。2つで一対の回転子スロット5に跨って巻回される界磁巻線では、漏れ磁束の方向が磁極中心に対して対称関係にあるため、図3(B2)の電圧波形は、磁極中心に対して回転対称形となっている。図3(B2)では、短絡磁極中心付近に短絡の発生した界磁巻線が巻回された一対の回転子スロット5である短絡スロットの位置を、矢印Sで示している。
また、図3(B1)では、短絡磁極を矢印Qで示している。図3(A1)、図3(B1)及び図3(B2)では、健全磁極を矢印Rで示している。
短絡スロットでは、短絡の発生していない周囲の短絡磁極側の回転子スロット5及び180deg位相の異なる健全磁極側の回転子スロット5と比べて、短絡によって生じた界磁磁束量の減少に応じた電圧減少が見られる。この短絡情報を含んだサーチコイル電圧波形を用いて、以下では本実施の形態に係る短絡検知方法を説明する。
図4は、本実施の形態に係る短絡検知方法のフローチャート図である。また、図5は、健全時、短絡時及び模擬健全時の各場合の周波数のグラフを示した図である。図5の横軸は、電圧波形に含まれる各次数の成分であり、縦軸は、電圧を示している。
なお、ここでいう次数n(n=1,2,…)とは、回転子1の1回転分でn回変動する成分である。例えば、1次は、回転子1の1回転分で1回変動する成分の次数である。
図4のフローチャート図のステップに沿って、図5を用いながら説明する。
図4のステップS10では、信号取得部101が、磁束検知器10の検知信号を取得する。この際、1つの検知信号を取得し、第1の検知信号及び第2の検知信号とする。第1の検知信号は、信号処理部102aが有する周波数分析部11に送る。第2の検知信号は、信号比較部103に送る。ステップS10で取得し送られる検知信号は、短絡情報を含んでいる。
図4のステップS11では、周波数分析部11が、送られてきた磁束検知器10の第1の検知信号の波形を周波数分析する。図5(A)は、健全時の周波数のグラフを示している。図5(B)は、周波数分析部11による周波数分析結果のグラフを示している。図5(C)は、模擬健全時の周波数のグラフを示している。
また、図5(B)は、図3(B2)の電圧波形を周波数分析した結果である。
図5(B)より、49.5degピッチの回転子スロット5の次数を奇数次成分の主成分とすることが分かる。また、図5(A)と比べ、図5(B)は、偶数次成分が大きく増加していることが分かる。
図4のステップS12では、フィルタ処理部12aが、周波数分析した結果から振幅に関して処理をする。具体的には、図5(B)の偶数次成分の絶対値の少なくとも1つを、奇数次成分の絶対値に対して十分に小さくするフィルタ処理を行う。図5(C)は、図5(B)からフィルタ処理を行い、健全時を模擬した場合の周波数グラフである。
フィルタ処理では、偶数次成分の絶対値を奇数次成分の絶対値に対して十分小さくするとしたが、健全時の状態に近くなればよく、例えば0にしてもよい。また、回転子スロット5の次数である奇数次成分の最大値よりも小さな偶数次成分の絶対値を奇数次成分の絶対値よりも十分に小さくしてもよい。偶数次成分を小さくすることで、健全時を模擬することができる。
図4のステップS13では、模擬信号生成部13が、ステップS12で求めたフィルタ処理の結果から、模擬電圧信号を生成する。
図4のステップS14では、信号復号部14が、ステップS13で生成された模擬電圧信号から、例えば、逆フーリエ変換を使って復号処理を行う。図5(C)で示す模擬健全時周波数分析結果の絶対値と、図5(B)で示す短絡時の周波数分析結果の位相から、図4(A2)で示す模擬健全時の電圧波形に復号処理を行う。一連の復号処理では、電圧波形の位相は互いにずれのないものとなっている。これは、図3(A2)を積分して得られる図3(A1)の磁束密度の波形が、図3(B1)の磁束密度の波形と同じ位相を示していることからも明らかである。
また、復号処理時、サンプリング数は任意に設定可能である。複数の電圧波形を取得した場合であっても、同一回転角度のサンプリングデータを得ることができる。図3(A2)より、図3(B2)で見られた短絡スロットに相当する回転角度において、電圧の減少が見られないことが分かる。つまり、図3(A2)は、短絡が発生していない状態を模擬しているといえる。
模擬した結果を、信号復号部14は、信号比較部103の差電圧演算部15に送る。
図4のステップS15では、差電圧演算部15が、送られた復号信号と、信号取得部101から送られた第2の検知信号との差電圧を算出する。つまり、短絡情報を含んだ図3(B2)の電圧波形から、短絡情報を除去し、健全時を模擬した図3(A2)の電圧波形を除算することで、図3(B3)で示す差電圧波形を得る。
差電圧の大きさは、フィルタ処理部12aで処理した偶数次成分に由来するものである。
図4のステップS16では、短絡検知部16が、ステップS15で求めた差電圧波形から、短絡を検知する。回転角度360degにおいて、例えば、図3(B3)からは、2対の短絡スロットTを検知する。図3(B3)の検知された回転角度における電圧波形と、図3(B2)とを比較し、電圧が減少した一対が真の短絡スロットであることが分かる。
次に、短絡を検知するにあたり、回転角度の角度誤差の影響について述べる。図6は、角度誤差ごとの差電圧波形を表したグラフ図、及び角度誤差ごとの差電圧誤差を表したグラフ図である。
図6(A)(B)(C)では、短絡磁極側の電圧波形と、180deg回転角度が異なる健全磁極側の電圧波形との差電圧波形を、両者の角度誤差に応じて求めたものである。
図6(A)は、角度誤差が無い場合における差電圧波形を求めたグラフ図である。
図6(B)は、角度誤差が0.1degである場合における差電圧波形を求めたグラフ図である。
図6(C)は、角度誤差が0.2degである場合におけるグラフ図である。
図6(D)は、図6(A)~(C)より、角度誤差と差電圧の誤差との関係を表すグラフ図である。
図6(A)では、発生している差電圧の誤差Z1が、0.5Vを示している。差電圧の誤差Z1は、短絡スロットでの信号レベル3.5Vに対して十分小さいため、誤検知する可能性は低いと考えられる。
図6(B)では、発生している差電圧の誤差Z2が、およそ5.0Vを超える。したがって、短絡検知を誤検知する可能性が高いと考えられる。
図6(C)では、差電圧の誤差Z3が、およそ100Vとなる。したがって、短絡検知を誤検知する可能性がさらに高いと考えられる。
図6(D)より、角度誤差が発生すると、およそ比例して差電圧の誤差が大きくなるといえる。図6(A)~(D)から、差電圧の誤差を0.5V以下とするには、角度誤差を0.01deg以下にしなければならないと考えられる。
図6より、角度誤差を0.01deg以下に保つためには、50Hzでは、0.5μsecに相当する時間精度である。また、直径1.4mの回転子直径では、0.1mmに相当する位置精度である。したがって、角度誤差を0.01degに保つことは難しく、角度誤差及び時間軸の誤差による位相のずれを小さくするのは困難であると考えられる。
一方、本実施の形態では、取得した電圧信号と復号した電圧信号との位相は保たれているため、角度誤差が生じない。
したがって、本実施の形態では、位相のずれを小さくするように位置精度を保つ必要がなく、短絡を検知することができる。
また、本実施の形態に係るフィルタ処理部12aでは、偶数次成分の絶対値を奇数次成分の絶対値に比べて十分に小さくする、としたが、偶数次成分の絶対値をそのままに、奇数次成分の絶対値を例えば1000倍といったように、偶数次成分の絶対値と大きく差が出るようにする、といった方法でもよい。
上述のように、本実施の形態では、取得した1つの検知信号を第1の検知信号と第2の検知信号とし、第1の検知信号から健全時を模擬して生成した電圧信号と、第2の検知信号とを比較するため、予備測定が必要なく、運転条件の変化による測定誤差を抑制することができる。測定誤差を抑制し、短絡発生数及び短絡箇所を正確に検知することができる。
また、時間軸及び回転角度の誤差による差電圧の誤差を生じることなく、正確に短絡を検知することができる。
位相のずれを小さくするために、測定するサンプリング時間を短くする必要がないため、データ量が削減でき、記憶装置及び通信装置を小型化することができる。データ容量の削減に伴い、長期間の監視が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1に係る短絡検知装置と、実施の形態2に係る短絡検知装置との相違点は、復号する電圧信号の違いである。
実施の形態1では、健全時を模擬して復号した電圧信号の電圧値と、測定した電圧値を比較して短絡を検知する。一方、実施の形態2では、測定した電圧値と位相が一致するように復号した電圧信号の電圧値と、測定した電圧値と比較して短絡を検知する。
なお、以下では、実施の形態1と実施の形態2との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
図7は、本実施の形態に係る短絡検知装置100b及び短絡検知装置100bが適用される回転電機200の構成図である。本実施の形態では、例として、回転電機200にはタービン発電機を用いる。
磁束検知器10には、短絡検知装置100bが接続されている。短絡検知装置100bは、信号取得部101、信号処理部102b及び信号比較部103を備える。
実施の形態1と同様に、信号取得部101は、磁束検知器10から、第1の検知信号を取得する。本実施の形態では、さらに、第1の検知信号とは異なる磁極の第2の検知信号を取得する。
信号処理部102bは、信号取得部101から取得する第1の検知信号に対応する復号信号を生成して出力する。信号処理部102bは、周波数分析部11、フィルタ処理部12b、電圧信号生成部23及び信号復号部14を有している。各部の詳細な処理については後述する。
矢印Dは、短絡箇所の情報を含んだ短絡情報の経路を示している。
図8は、本実施の形態に係る短絡検知方法のフローチャート図である。
図8のフローチャート図のステップに沿って説明する。
図8のステップS20では、実施の形態1の図4のステップS10と同様に、信号取得部101が、磁束検知器10から検知信号を取得する。この際、異なる磁極の検知信号を取得し、第1の検知信号及び第2の検知信号とする。第1の検知信号は、信号処理部102bが有する周波数分析部11に送る。また、第2の検知信号は、信号比較部103に送る。さらに、第2の検知信号の位相情報を信号処理部102bが有するフィルタ処理部12bに送る。
図8のステップS21では、周波数分析部11が、送られてきた磁束検知器10の第1の検知信号の波形を周波数分析する。周波数分析した際、第1の検知信号が、短絡しているか否かを判別する。つまり、第1の検知信号の周波数分析結果の偶数次成分の絶対値が、奇数次成分の絶対値よりも大きければ短絡している状態であり、十分に小さければ、健全時である、と判別する。判別した結果を短絡情報Dとして、短絡検知部16に送る。
図8のステップS22では、フィルタ処理部12bが、周波数分析した結果から位相に関して処理を行う。具体的には、第1の検知信号の各次数の位相を、第2の検知信号の位相と一致するようにシフトする処理を行う。本実施の形態に係るフィルタ処理部12bでは、位相のシフトはするが、各次数の絶対値は変えないようにする。
図8のステップS23では、電圧信号生成部23が、ステップS22で求めたフィルタ処理の結果から電圧信号を生成する。
図8のステップS24では、信号復号部14が、ステップS23で生成された電圧信号から、例えば逆フーリエ変換を使って復号処理を行う。復号時、第2の検知信号のサンプリング数に合わせて復号処理を行う。信号復号部14は、復号した結果を信号比較部103の差電圧演算部15に送る。
図8のステップS25では、差電圧演算部15が、復号された第1の検知信号と、信号取得部101から送られた第2の検知信号との差電圧を算出する。つまり、位相が一致した第1の電圧信号と、第2の電圧信号との差電圧を得ることができる。
図8のステップS26では、短絡検知部16は、ステップS25で求めた差電圧波形及び短絡情報Dから、短絡を検知する。第1の検知信号に短絡が発生していない場合、実施の形態1と同様に、健全時の状態と比較して短絡を検知することができる。第1の検知信号に短絡が発生している場合、どの箇所で短絡が生じているかを含めて比較し、短絡を検知することができる。
本実施の形態では、ステップS20では、第1の検知信号と異なる磁極の第2の検知信号を取得する、としたが、例えば、短絡が発生していない検知信号を第1の検知信号として取得してもよい。また、短絡が発生していない検知信号は、例えば、信号取得部101に接続された信号記録装置にあらかじめ保持されており、信号取得部101は、信号記録装置から取得するようにしてもよい。
本実施の形態に係る短絡検知装置100bでは、実施の形態1と同様に、磁束検知器10による2つの電圧の検出タイミングが異なっていても、両者の位相を一致させるように復号するため、予備測定が不要となり、負荷変動の悪影響を回避することができる。
そして、回転子スロットの次数及び検知信号を積分した磁束密度の主磁束の次数で位相を合わせることが可能であるため、差電圧の誤差を抑制した上で比較することができ、精度良く界磁巻線の短絡を検知することが可能となる。
また、時間精度及び空間精度が細かいように容量の大きな信号データを取得する必要がない。
なお、本開示の実施例として実施の形態1及び2を説明したが、本開示は実施の形態1及び2の各構成に限定されるものではなく、本開示の趣旨に逸脱しない範囲において、実施の形態1及び2の各構成を適宜組み合わせたり、各構成に一部変形を加えたり、各構成を一部省略することが可能である。
100a、100b 短絡検知装置
200 回転電機
1 回転子
2 固定子
3 空隙
4 回転子鉄心
5 回転子スロット
6 磁極
7 固定子鉄心
8 固定子スロット
9 多相巻線
10 磁束検知器
11 周波数分析部
12a、12b フィルタ処理部
13 模擬信号生成部
14 信号復号部
15 差電圧演算部
16 短絡検知部
23 電圧信号生成部
101 信号取得部
102a、102b 信号処理部
103 信号比較部

Claims (8)

  1. 回転電機の回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知する磁束検知器から前記磁束に応じた1つの検知信号を取得し、第1の検知信号及び第2の検知信号とする信号取得部と、
    前記第1の検知信号を周波数分析し、健全時の電圧状態を模擬した電圧信号を生成して復号する信号処理部と、
    前記信号処理部で復号される復号信号と、前記信号取得部から送られた前記第2の検知信号とを比較することにより、前記回転電機の界磁巻線の短絡を検知する信号比較部と、
    を備えた短絡検知装置。
  2. 前記信号処理部は、前記第1の検知信号を周波数分析した結果の偶数次成分の絶対値の少なくとも一つを奇数次成分の絶対値よりも小さくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の短絡検知装置。
  3. 前記偶数次成分のうち、前記回転子のスロットの次数である前記奇数次成分の最大値よりも小さな前記偶数次成分の前記絶対値を前記奇数次成分よりも小さくする
    ことを特徴とする請求項2に記載の短絡検知装置。
  4. 前記偶数次成分の前記絶対値を0とする
    ことを特徴とする請求項2に記載の短絡検知装置。
  5. 回転電機の回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知する磁束検知器から前記磁束に応じた異なる磁極の検知信号を第1の検知信号及び第2の検知信号として取得する信号取得部と、
    前記第1の検知信号を周波数分析し、前記第2の検知信号の位相と一致する電圧信号を生成して復号する信号処理部と、
    前記信号処理部で復号される復号信号と、前記第2の検知信号とを比較することにより、前記回転電機の界磁巻線の短絡を検知する信号比較部と、
    を備えた短絡検知装置。
  6. 前記信号取得部は、あらかじめ信号記録装置で記録されている電圧信号を前記第1の検知信号とする
    ことを特徴とする請求項5に記載の短絡検知装置。
  7. 回転電機の回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知する磁束検知器から前記磁束に応じた1つの検知信号を取得し、第1の検知信号及び第2の検知信号とするステップと、
    前記第1の検知信号を周波数分析し、健全時の電圧状態を模擬した電圧信号を生成して復号するステップと、
    前記復号された復号信号と、前記第2の検知信号とを比較することにより、前記回転電機の界磁巻線の短絡を検知するステップと、
    を備えた短絡検知方法。
  8. 回転電機の回転子と固定子との間の空隙に発生する磁束を検知する磁束検知器から前記磁束に応じた異なる磁極の検知信号を第1の検知信号及び第2の検知信号として取得するステップと、
    前記第1の検知信号を周波数分析し、前記第2の検知信号の位相と一致する電圧信号を生成して復号するステップと、
    前記復号された復号信号と、前記第2の検知信号とを比較することにより、前記回転電機の界磁巻線の短絡を検知するステップと、
    を備えた短絡検知方法。
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