JP2018205112A - レゾルバを用いた回転角度検出方法及び装置並びにモータ - Google Patents

レゾルバを用いた回転角度検出方法及び装置並びにモータ Download PDF

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康之 ▲高▼森
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Abstract

【課題】レゾルバロータの残留磁化に起因した検出誤差の発生を抑制して回転角度の検出精度を向上させる。【解決手段】シャフトの所定回転数におけるレゾルバ信号に含まれる磁化影響成分の基本波成分に対する位相差、及び磁化影響成分の基本波成分に対する最大振幅比を取得し(S10)、シャフトの任意の回転状態において、当該回転時の回転数における磁化影響成分を、予め取得した位相差及び最大振幅比に基づいて導出し(S30)、シャフトの任意の回転状態におけるレゾルバ信号から、磁化影響成分を減算補正して基本波成分を取り出し(S40)、この基本波成分から回転角度を算出する(S50)。【選択図】図6

Description

本発明は、レゾルバを用いてモータの回転角度を検出する回転角度検出方法及び回転角度検出装置並びにこの装置を備えたモータに関する。
従来、モータ(特にブラシレスモータ)には、その回転数や回転角度(回転位置)を検出するための検出器(センサ)が付設される。検出器としてはレゾルバがあり、このレゾルバは角度分解能及び堅牢性が高いことから、例えば車両駆動用のモータやパワーステアリング用のモータ等に使用されている。レゾルバの構成としては、例えば、モータの回転軸と一体回転するレゾルバロータと、複数の突極を持つレゾルバステータとを備えるとともに、複数の突極のそれぞれに励磁コイルと二つの出力コイルとを巻回したものが知られている。
このようなレゾルバによって得られる検出情報には誤差が含まれるため、この検出誤差を補正する技術が種々開発されている。例えば、特許文献1には、レゾルバロータの静止時に生じる実位置からの誤差としての静的誤差を補正するのに加えて、レゾルバロータの高回転時に顕著になる動的誤差を補正する技術が開示されている。また、特許文献2には、スイッチングノイズに起因する検出誤差を補正する技術が開示されている。
特開2005−37305号公報 特開2010−275966号公報
ところで、レゾルバによる検出誤差には、レゾルバロータの磁化に起因するものもあるが、特許文献1,2ではこの点は考慮されていない。つまり、レゾルバロータは、例えば鉄等の強磁性体で形成されるため、レゾルバロータには僅かながら残留磁化が存在する。この残留磁化によって、レゾルバステータの突極に巻回されたコイルに誘導起電圧が発生して、レゾルバによる検出誤差の発生原因になっている。
本発明はこのような課題に着目して創案されたものであり、レゾルバロータの磁化影響による残留磁化に起因した検出誤差の発生を抑制して回転角度の検出精度を向上させることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)本発明にかかる回転角度検出方法は、回転するシャフトに固定されたレゾルバロータと、前記レゾルバロータの周囲に配置されたレゾルバステータと、を具備した可変リラクタンス型(VR型)のレゾルバから出力されるレゾルバ信号(電圧値)を処理して回転角度検出信号として出力する回転角度検出方法であって、前記シャフトの所定回転数における前記レゾルバ信号に含まれ前記レゾルバロータの磁化に起因する成分である磁化影響成分の基本波成分に対する位相差である位相情報、及び前記磁化影響成分の前記基本波成分に対する最大振幅比である振幅情報を取得して記憶する残留磁化成分情報取得工程と、前記シャフトの任意の回転状態において、当該回転時の回転数における前記磁化影響成分を前記磁化影響成分情報取得工程で記憶された前記位相情報及び前記振幅情報に基づいて導出する磁化影響成分導出工程と、前記レゾルバ信号から前記磁化影響成分導出工程で導出された前記磁化影響成分を減算補正して前記基本波成分を取り出す補正工程と、を有し、前記補正工程により取り出された前記基本波成分から前記回転角度を算出する回転角度算出工程を有することを特徴とする。
(2)前記磁化影響成分情報取得工程は、前記レゾルバを使用する前の準備工程(例えば、キャリブレーション時)に実施されることが好ましい。
(3)前記磁化影響成分情報取得工程では、前記レゾルバ信号が前記基本波成分と前記磁化影響成分との和であるとして、前記シャフトが前記所定回転数で回転しているときに得られる前記レゾルバ信号に基づいて、前記磁化影響成分の前記位相情報及び前記振幅情報を演算によって取得することが好ましい。
(4)前記磁化影響成分導出工程は、前記レゾルバ信号から前記シャフトの回転角度検出時点の回転数である検出時回転数を検知する回転数検知工程と、前記振幅情報である前記所定回転数での前記最大振幅比に前記検出時回転数と前記所定回転数との比率を乗算して、前記検出時回転数での前記磁化影響成分の最大振幅比を算出する振幅算出工程と、前記振幅算出工程で算出した前記最大振幅比と前記磁化影響成分情報取得工程で記憶された前記位相情報である前記位相差とに基づいて前記磁化影響成分を算出する磁化影響成分算出工程とを有することが好ましい。
(5)前記レゾルバは、軸倍角が1であることが好ましい。
(6)本発明にかかる回転角度検出装置は、回転するシャフトに固定されたレゾルバロータと、前記レゾルバロータの周囲に配置されたレゾルバステータと、を具備した可変リラクタンス型(VR型)のレゾルバを有し、前記レゾルバから出力されるレゾルバ信号(電圧値)を処理して回転角度検出信号として出力する回転角度検出装置であって、前記シャフトの所定回転数における前記レゾルバ信号に含まれ前記レゾルバロータの磁化に起因する成分である磁化影響成分の基本波成分に対する位相差である位相情報、及び前記磁化影響成分の前記基本波成分に対する最大振幅比である振幅情報を記憶する記憶手段と、前記シャフトの任意の回転状態において、当該回転時の回転数における前記磁化影響成分を前記記憶手段に記憶された前記位相情報及び前記振幅情報に基づいて導出する磁化影響成分導出手段と、前記レゾルバ信号から前記磁化影響成分導出手段によって導出された前記磁化影響成分を減算補正して前記基本波成分を取り出す補正手段と、を有し、前記補正手段により取り出された前記基本波成分から前記回転角度検出信号を算出することを特徴とする。
(7)前記記憶手段に記憶される前記位相情報及び前記振幅情報は、前記レゾルバ信号が前記基本波成分と前記磁化影響成分との和であるとして、前記シャフトが前記所定回転数で回転しているときに得られる前記レゾルバ信号から演算されたものであることが好ましい。
(8)前記レゾルバステータは、励磁用交流電源に接続されsin波信号を出力する出力端子が接続されたコイルが巻回され、互いに180度位相をずらして配置された一対の突極からなる第1の突極対と、前記励磁用交流電源に接続されcos波信号を出力する出力端子が接続されたコイルが巻回され、互いに180度位相をずらし且つ前記第1の突極対と90度位相をずらして配置された一対の突極からなる第2の突極対と、を有し、前記第1の突極対の各突極から出力される前記sin波信号(電圧値)を処理する第1差動増幅器と、前記第2の突極対の各突極から出力される前記cos波信号(電圧値)を処理する第2差動増幅器と、前記第1差動増幅器及び前記第2差動増幅器から出力される信号(電圧値)の一方を位相シフト処理したうえで加算する加算器と、を有し、前記加算器で処理された信号を前記レゾルバ信号(電圧値)として出力する信号処理装置を備え、前記磁化影響成分導出手段は、前記信号処理装置から出力された前記レゾルバ信号から前記シャフトの回転角度検出時点の回転数である検出時回転数を検知する回転数検知部と、前記記憶手段に記憶された前記所定回転数での前記最大振幅比に前記検出時回転数と前記所定回転数との比率を乗算して、前記検出時回転数での前記磁化影響成分の最大振幅比を算出する振幅算出部と、前記振幅算出部により算出された前記最大振幅比と前記記憶手段に記憶された前記位相差とから前記磁化影響成分を算出する磁化影響成分算出部と、を備えていることが好ましい。
(9)前記レゾルバは、軸倍角が1であることが好ましい。
(10)本発明にかかるモータは、(6)〜(9)のいずれかに記載の回転角度検出装置と、前記シャフトと一体回転するモータロータと、ハウジングに固定されたモータステータと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、レゾルバロータの残留磁化に起因した検出誤差の発生が抑制されるため、回転角度の検出精度を向上させることができるようになる。
実施形態に係るレゾルバの主要部を軸方向から見た模式的な平面図であり、シャフトのみを断面で示す。 実施形態に係る回転角度検出装置が内蔵されるモータを示す模式的な断面図である。 図1に示すレゾルバの電気系統の構成を示す回路図である。 実施形態に係る回転角度検出装置の構成を示すブロックである。 基本波成分に磁化影響成分の誤差が含まれたレゾルバ信号とその基本波成分及び磁化影響成分を例示する図である。 実施形態に係る回転角度検出方法を示すフローチャートである。
以下図面を参照して、実施形態にかかる回転角度検出方法及び装置並びにモータについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
(レゾルバの構造)
本件に係るレゾルバは、レゾルバステータの各突極に対向するレゾルバロータの筒状外周面をシャフトの回転中心からの距離が周方向に周期的に変動するように構成し、突極とレゾルバロータの筒状外周面との距離(隙間、以下ギャップという)Gの変化によるレゾルバ信号の変動を利用して回転角度を検出する可変リラクタンス型(VR型)のレゾルバである。
また、本実施形態では、軸倍角が1の1Xレゾルバを例示する。
なお、以下の説明で記載する「回転数」は、単位時間当たりの回転数であり回転速度に相当する。
図1は、本実施形態に係るレゾルバ1を軸方向から見た模式的な平面図であり、シャフト4(回転軸)のみを断面で示す。本実施形態のレゾルバ1は、例えば図2に示すようなモータ9に組み込まれる。モータ9は、ハウジング9Cに固定されたモータステータ9Aと、シャフト4と一体回転するモータロータ9Bと、ハウジング9Cに内蔵されたレゾルバ1とを備えたブラシレスモータ(例えばサーボモータ)である。レゾルバ1は、モータ9のシャフト4上に配置されて、モータ9の回転角度(回転位置)を検出する。
図1に示すように、レゾルバ1は、回転するシャフト4に固定されてシャフト4の回転中心Cからの距離が周方向に周期的に変動する筒状外周面11(円筒形状を含む)を有するレゾルバロータ2と、巻回されたコイル5を有する環状のレゾルバステータ3とを備える。本実施形態のレゾルバ1は1X構造であることから、レゾルバロータ2の筒状外周面11の形状は機械角360°で1周期の変動をする。すなわち、本実施形態のレゾルバロータ2は、筒状外周面11が回転中心Cに対して偏心して配置される。以下、筒状外周面11の中心軸を「偏心軸Ce」と呼ぶ。レゾルバロータ2の中央部に形成された円形の孔は、シャフト4が嵌合される取付孔2hであり、その中心軸は回転中心Cと一致する。
レゾルバステータ3の環状のステータコア30には、径方向内側に向かって同一形状の四個の突極31A〜31D(以下、突極31A〜31Dを個々に区別しない場合は符号31で示す)が突設されている。これらの突極31A〜31Dは、周方向において等間隔に(位相が90度ずれて)配置される。各突極31は、径方向に延設されたアーム31aと、アーム31aの径方向内側の端部に設けられた羽根31bとを有し、平面視でT字状をなす。突極31A〜31Dの各アーム31aにはそれぞれ、コイル5A〜5D(以下、コイル5A〜5Dを個々に区別しない場合は符号5で示す)が巻回される。これらのコイル5は励磁電流が印加される入力コイルであり、同一巻線で同一巻き数に構成されるが、隣接する突極31間では逆向きに巻回される。また、各羽根31bは、アーム31aの端部から周方向に沿って両側に延設される。
各突極31の径方向内側の端面31cは、いずれも回転中心Cから等距離に配置され、この端面31cとレゾルバロータ2の筒状外周面11との間には、ギャップGが設けられる。偏心軸Ceは回転中心Cに対して偏心していることから、ギャップGの大きさ(径方向寸法)はレゾルバロータ2の回転角度によって異なる。図1に示すレゾルバロータ2の回転角度の場合、図1中の左側のギャップGが最小とされ、図1中の右側のギャップGが最大とされ、上下のギャップGが同一とされる。なお、本実施形態では、レゾルバロータ2のこの回転角度を0度(基準位置)とする。
(レゾルバの回路構成)
図3に示すように、突極31A〜31Dの入力用のコイル5A〜5Dの巻線の一端51aは交流電源40の一端子40aに接続され、コイル5A〜5Dの巻線の他端51bはそれぞれシャント抵抗41A〜41Dを介して交流電源40の他端子40bに接続されている。各コイル5A〜5Dとそのシャント抵抗41A〜41Dとの間には、それぞれ出力端子42A〜42Dが設けられている。
ここでは、コイル5Aの出力端子42Aからsin波信号が出力され、コイル5Cの出力端子42Cから出力端子42Aとは逆位相のsin波信号が出力され、コイル5Bの出力端子42Bからcos波信号が出力され、コイル5Dの出力端子42Dから出力端子42Bとは逆位相のcos波信号が出力される。
コイル5A〜5Dの出力端子42A〜42Dから出力されるsin波信号,cos波信号は、R/D(Resolver-Digital)コンバータ部6内に入力される。R/Dコンバータ部6内には、第1差動増幅器としてのオペアンプ(operational amplifier)61と、第2差動増幅器としてのオペアンプ62と、位相シフタ63と、加算器64とが備えられ、加算器64の後工程にA/D変換装置(不図示)により、入力されるアナログ信号をデジタル変換して各処理を行う。
互いに180度位相をずらして配置され、何れもsin波信号を出力するコイル5A,5Cを有する突極31A及び突極31Cは、第1の突極対31S1をなしており、突極31Aのコイル5Aの出力端子42Aは、オペアンプ61のプラス入力端子に接続され、突極31Cのコイル5Cの出力端子42Cは、オペアンプ61のマイナス入力端子に接続される。
同様に、互いに180度位相をずらして配置され、何れもcos波信号を出力するコイル5B,5Dを有する突極31B及び突極31Dは、第2の突極対31S2をなしており、突極31Bのコイル5Bの出力端子42Bは、オペアンプ62のプラス入力端子に接続され、突極31Dのコイル5Dの出力端子42Dは、オペアンプ62のマイナス入力端子に接続される。
また、オペアンプ62の出力端子には位相を90度シフトさせる位相シフタ63が接続され、オペアンプ61の出力端子は加算器64の第1入力端子に接続され、位相シフタ63の出力端子は加算器64の第2入力端子に接続される。
これによって、R/Dコンバータ部6において以下の処理が行われる。
(レゾルバの回路による処理)
各出力端子42から出力されるレゾルバ信号(シャント電圧)Vには、レゾルバロータ2の残留磁化に起因した誤差成分が含まれている。
ここで、出力端子42Aから出力されるレゾルバ信号をV0、出力端子42Bから出力されるレゾルバ信号をV90、出力端子42Cから出力されるレゾルバ信号をV180、出力端子42Dから出力されるレゾルバ信号をV270とし、レゾルバ信号V0に含まれる誤差成分をC0、レゾルバ信号V90に含まれる誤差成分をC90、レゾルバ信号V180に含まれる誤差成分をC180、レゾルバ信号V270に含まれる誤差成分をC270とすると、出力端子42A,42C,42B,42Dからの各レゾルバ信号V0〜V270について次式(1)〜(4)が成立する。
なお、式(1)〜(4)において、aはレゾルバ信号の平均値、bはレゾルバ信号の変動振幅、θはレゾルバロータ2の基準位置を0度とした回転角度である。回転角度θはレゾルバロータ2(モータ9)の角速度ωmの時間積分の値(角速度ωmと時間tの積:ωmt)で表せる。
また、ωeは励磁電源の周波数feに応じた角速度(ωe=2πfe)であり、tは基準時点からの時間である。なお、周波数feは例えば5kHz程度とされる。
さらに、誤差成分に起因する正弦波電圧と、ギャップGの変化に応じた真の正弦波(以下、基本波ともいう)の電圧とは、位相差αがある。
Figure 2018205112
オペアンプ61では、式(1)の各辺から式(2)の各辺を減算する処理が行われ、オペアンプ62では、式(3)の各辺から式(4)の各辺を減算する処理が行われる。
この結果、オペアンプ61からの出力は次式(5)の右辺に、オペアンプ62からの出力は次式(6A)の右辺に示すようになる。
Figure 2018205112
位相シフタ63では、オペアンプ62の出力である式(6A)のcos相を交流励磁電流の角度0.5π(90度)分だけ遅延シフトするので、式(6A)の「sinωet」は「−cosωet」にシフトし、位相シフタ63からの出力は次式(6)に示すようになる。
なお、レゾルバロータ2(モータ9)の回転角度θを変化させる角速度ωm(∝モータの回転周波数fm)は、励磁電源の角速度ωe(励磁電源の周波数fe)に比べて十分に低い(すなわち、ωm≪ωe或いはfm≪fe)ので、位相シフタ63によるsinθ,cosθの変化は無視する。
Figure 2018205112
加算器64では、オペアンプ61からの出力と、位相シフタ63からの出力とを加算するので、式(5)の各辺と式(6)の各辺とを加算する処理が行われ、加算器64からの出力は次式(7)の右辺に示すようになる。
Figure 2018205112
ここで、ωeは励磁電源の周波数feに応じた角速度(ωe=2πfe)であり、θはレゾルバロータ2(モータ9)の周波数fmに応じた角速度ωm(ωm=2πfm)と時間tの積(θ=2πfmt)なので、式(7)の角速度ωe,ωmを周波数fe,fmに置き換えると、
Figure 2018205112
加算器64からの出力を周波数分析すれば、fe+fmとfmとにそれぞれピークを検出することができる。そして、これらのfe+fmとfmとピーク値から、式8の右辺の第1項の〔−2b・cos2πt(fe+fm)〕の最大振幅|−2b|、及び、式8の右辺の第2項の〔2√2c・sin(2πfmt+π/4+α)〕の最大振幅|2√2c|を導出することができる。
誤差成分に起因する正弦波電圧と、ギャップGの変化に応じた基本波電圧との位相差αは、例えばレゾルバロータ2或いはモータロータ9Bの基準回転角度(例えば、ギャップGが最小と最大との中間となる何れかの回転角度、或いは最大又は最小となる回転角度)を定め、この基準回転角度を検出するタイミングと、加算器64からの出力波形から把握できる基準回転角度に対応する信号を検出するタイミングとの時間差から位相差αを求めることができる。
上記の式(8)の右辺の第2項の2√2c・sin(2πfmt+α+π/4)がロータの磁化に起因する成分(磁化影響成分)であり、この磁化影響成分が検出角度の誤差成分となる。本装置では、レゾルバ信号からこの誤差成分(磁化影響成分)を減算補正して、ギャップGの変動に起因した基本波の信号を取り出すために、図4のブロック図に示す処理装置(信号処理部)7が備えられている。
なお、処理装置7は、マイクロコンピュータを主体に構成されており、予め格納されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理及び電子回路によるハードウェア処理により、レゾルバ信号を処理する。
処理装置7には、機能要素として、検出角度を取得する検出角度取得部71と、検出角度を取得した時点(角度検出時)の回転数を検知する回転数検知部72と、予め取得されたモータ9のシャフト4の所定回転数Nms(或いは所定周波数fms)の磁化影響成分情報(位相情報,振幅情報からなる)を記憶した記憶部(メモリ)73と、角度検出時の磁化影響成分を導出する磁化影響成分導出部74と、検出角度を磁化影響成分で減算補正する補正部75と、補正で得られた基本波成分から回転角度を算出する回転角度算出部76とを備えている。
検出角度取得部71では、R/Dコンバータ部6から出力されるレゾルバ信号V〔V:レゾルバ信号V0,V180,V90 ,V270の合成値、V=(V0 −V180)+F(V90 −V270)〕を検出角度の値として取得する。
回転数検知部72では、検出角度取得部71で取得された検出角度信号(単に、検出角度ともいう)Vからその検出時点のシャフト4の回転数を検知する。
例えば図5(a)は、ある回転状態における、オペアンプ61から出力されるレゾルバ信号V0−V180(式5)の例を模式的に示している。図5(a),(b)に例示するように、レゾルバ信号V0−V180は励磁電源の周波数feの波とモータ9の回転周波数fmの波との合成波となる。
図5(a)に示すレゾルバ信号V0−V180は、図5(b)に模式的に示す検出したい回転角度情報(ギャップGの変化に対応した基本波の電圧情報)と、図5(c)に模式的に示す誤差成分(磁化影響成分の電圧情報)とが合成されてなるものと考えられる。磁化影響成分の基本波に対する位相差は、図示するように時間差Δtに対応する。この磁化影響成分によってレゾルバ信号Vは基本波に対して時間差Δttに対応する位相差が発生してしまう。
図5(b)に例示する誤差成分(磁化影響成分)を含んでいない本来の回転角度情報は、図5(b)に示すように適正なsin波又はcos波となるが、実際の検出情報(検出角度信号)は誤差成分を含むため、図5(a)に示すようにsin波又はcos波が歪むと共に位相ずれした波形の信号となる。
したがって、検出情報(検出角度信号)の振幅から誤差成分(磁化影響成分)を減算補正すれば、検出したい回転角度情報としての振幅が得られる。つまり、図5(c)に例示する誤差成分を求めることができれば、検出したい適正な回転角度情報が得られる。
磁化影響成分は、検出したい回転角度情報に対して一定の位相差αを有し、モータ9の回転周波数fm(回転速度)に応じた振幅(最大振幅)Aを有する。また、この振幅Aはモータ9の回転周波数fmに対して比例関係を有している。
前述のように、モータ9を所定回転数Nms(所定周波数fms)で定速回転させて得られる検出情報から周波数分析することで、この所定周波数fmsの誤差成分波電圧の振幅及びギャップGの変化に応じた基本波電圧の振幅を求めることができ、また、前記のように、位相差αも求めることができる。なお、所定回転数Nmsは、モータ9の実使用回転数の最大値の80〜100%の値を適用することが好ましい。
記憶部73には、このようにして求められたモータ9の所定回転数Nmsにおける磁化影響成分の情報、つまり、所定回転数Nmsでの磁化影響成分波の基本波に対する位相差(位相情報)αs、及び磁化影響成分の振幅情報が記憶されている。なお、ここでは、磁化影響成分の振幅情報を、磁化影響成分の基本波に対する最大振幅比(振幅情報)Asとしている。
磁化影響成分導出部74は、記憶部73に記憶された磁化影響成分情報(位相情報αs,振幅情報As)と、回転数検知部72で検知されたシャフト4の検出時回転数Nm(周波数f)とから、回転位置検出時点の磁化影響成分情報(位相情報α,振幅情報A)を導出する。
前述のように、磁化影響成分波のギャップG変動による基本波に対する位相差αはシャフト4(即ち、レゾルバロータ2)の回転状態に関わらず一定になるため、磁化影響成分情報の位相情報αをそのまま利用することができる。一方、磁化影響成分のギャップG変動による波成分に対する最大振幅比Aはシャフト4(モータ9及びレゾルバロータ2)の回転数Nm(又は周波数f)に応じて増減する。
ここでは、最もシンプルに、最大振幅比Aが回転数Nmに比例するものとして、磁化影響成分情報の振幅情報As,回転数Nm及び検出時回転数Nmから、次式(9)により検出時回転数Nmにおける最大振幅比Aを算出する(磁化影響成分の振幅算出部74a)。この場合、最大振幅比Aと回転数Nmとの比例関係をマップ化して用いてもよい。
A=(Nm/Nms)As ・・・(9)
このように、検出時回転数Nmにおける位相差α及び最大振幅比Aが求められると、式(8)に示す磁化影響成分(=誤差成分)を演算により導出することができる(磁化影響成分算出部74b)。
ただし、最大振幅比Aと回転数とを比例関係とすると、最大振幅比Aの算出値に無視できない誤差が生じる場合は、最大振幅比Aと回転数との関係をマップ化又は演算式で算出可能にして、これを用いて検出時回転数Nmにおける最大振幅比Aを算出すればよい。
補正部75では、検出角度信号Vを、磁化影響成分導出部74で導出した磁化影響成分(=誤差成分)で減算補正して基本波成分を取り出す。例えば図5にW1で示す検出角度信号Vの値から、図5にW3で示す磁化影響波成分を減算して除去することで、図5にW2で示す基本波成分を取り出すことができる。
回転角度算出部76では、予め既知である検出角度信号Vと機械的な検出角度θとの関係から、補正部75で補正された検出角度信号V´に基づいて検出角度θを算出する。
[2.作用及び効果]
本実施形態に係る回転角度検出装置は、上述のように構成されているので、例えば、図6に示すような手順(回転角度検出方法)で、シャフト4(即ち、モータ9)の回転角度を検出することができる。
つまり、はじめに、シャフト4を所定回転数Nmsで一定回転させながら、例えば図5の曲線W1で示すような波形データを得て、このデータに基づいて、磁化影響成分情報(所定回転数Nmsにおける、基本波成分に対する位相差αs、及び基本波成分に対する最大振幅比As)を取得して、これを記憶する(ステップS10、磁化影響成分情報取得工程)。この工程は、レゾルバ1を使用する前の準備工程(キャリブレーション時)に実施する。そして、この磁化影響成分情報を記憶部73に記憶する。準備工程は、例えば、レゾルバの生産工程内で実施する。
次に、回転数検知部72で、検出角度取得部71で取得された検出角度信号Vからその検出時点のシャフト4の回転数(検出時回転数)を検知する(ステップS20)。
そして、磁化影響成分導出部74により、検出時回転数Nmにおける位相差α及び最大振幅比Aを求めて、磁化影響成分(誤差成分)を演算により導出する(ステップS30、磁化影響成分導出工程)。この磁化影響成分導出工程では、まず、磁化影響成分情報の振幅情報As,所定回転数Nms及び検出時回転数Nmから、検出時回転数Nmにおける最大振幅比Aを算出し(ステップS32、振幅算出工程)、振幅算出工程で算出した最大振幅比Aと記憶された位相差αs(=α)とに基づいて磁化影響成分を算出する(ステップS34、磁化影響成分算出工程)。
そして、補正部75で、検出角度信号(レゾルバ信号)Vを、磁化影響成分導出部74で導出した磁化影響成分(誤差成分)で減算補正して基本波成分を取り出す(ステップS40、補正工程)。
さらに、回転角度算出部76は、補正部75で補正された検出角度信号V´に基づいて検出角度θを算出する(ステップS50、回転角度算出工程)。
このようにして、シャフト4の所定回転数Nmsにおける磁化影響成分情報を予め取得して記憶しておくだけで、回転角度検出段階では回転数に応じた補正情報(残留磁化に起因した磁化影響成分情報)を簡便に取得しながら、これを用いて検出角度信号(レゾルバ信号)Vを補正して誤差成分が除去された検出角度信号V´(基本波成分)を取り出すことができるので、検出角度θの検出精度を向上させることができる。
磁化影響成分情報の取得及び記憶を、装置のキャリブレーション時等の準備工程で一連の作業として行うことによって、効率よく処理することができる。
また、シャフト4を所定回転数Nmsで一定回転させながら、波形データ(図5の曲線W1参照)を得るだけのシンプルな処理で、磁化影響成分情報を取得することができる。
磁化影響成分の導出も、磁化影響成分情報の振幅情報As,所定回転数Nms及び検出時回転数Nmから、極めてシンプルな処理で検出時回転数Nmにおける最大振幅比Aを算出できるので、補正のための処理負担も少ない。
特に、軸倍角を1としているので、レゾルバ1自体の構成も、検出装置や検出方法の構成も簡素になる。
[3.その他]
上述した方法及び装置の構成は一例であって、上述したものに限られない。
例えば、上記実施形態では、軸倍角を1としているが、軸倍角が自然数のものであれば、本発明を適用することができる。
上述では、補正を行う前にA/D変換を行っているが、アナログ信号のまま補正を行い、補正後にA/D変換を行ってもよい。
また、本装置のレゾルバ信号の補正は、レゾルバロータ2の残留磁化に起因した磁化影響成分に着目しているが、他の補正に加えて本装置のレゾルバ信号の補正を実施してもよい。
また、上記の実施形態では、オペアンプ62の出力位相を位相シフタ63で90度シフトさせているが、オペアンプ61の出力位相を位相シフタ(図示せず)で−90度シフトさせてもよい。また、オペアンプ61の出力位相を位相シフタ(図示せず)で−45度シフトさせると共にオペアンプ62の出力位相を位相シフタ63で+45度シフトさせるようにしてもよい。
1 レゾルバ
2 レゾルバロータ
3 レゾルバステータ
4 シャフト
5,5A〜5D 入力コイル(コイル)
7 処理装置(信号処理部,信号処理装置)
9 モータ
9A モータステータ
9B モータロータ
9C ハウジング
30 ステータコア
31,31A〜31D 突極
31S1 第1の突極対
31S2 第2の突極対
61 第1差動増幅器としてのオペアンプ
62 第2差動増幅器としてのオペアンプ
63 位相シフタ
64 加算器
71 検出角度取得部
72 回転数検知部
73 記憶部(メモリ,記憶手段)
74 磁化影響成分導出部(磁化影響成分導出手段)
74a 磁化影響振幅算出部(振幅算出部)
74b 磁化影響成分算出部
75 補正部(補正手段)
76 回転角度算出部(回転角度算出手段)
C 回転中心
Ce 偏心軸

Claims (10)

  1. 回転するシャフトに固定されたレゾルバロータと、前記レゾルバロータの周囲に配置されたレゾルバステータと、を具備した可変リラクタンス型のレゾルバから出力されるレゾルバ信号を処理して回転角度検出信号として出力する回転角度検出方法であって、
    前記シャフトを所定回転数で一定回転させることにより前記レゾルバ信号に含まれる前記レゾルバロータの磁化に起因する成分である磁化影響成分の基本波成分に対する位相差である位相情報、及び前記磁化影響成分の前記基本波成分に対する最大振幅比である振幅情報を取得して記憶する磁化影響成分情報取得工程と、
    前記シャフトの任意の回転状態において、当該回転時の回転数における前記磁化影響成分を前記磁化影響成分情報取得工程で記憶された前記位相情報及び前記振幅情報に基づいて導出する磁化影響成分導出工程と、
    前記レゾルバ信号から前記磁化影響成分導出工程で導出された前記磁化影響成分を減算補正して前記基本波成分を取り出す補正工程と、
    前記補正工程により取り出された前記基本波成分から前記回転角度を算出する回転角度算出工程と、を有する
    ことを特徴とする回転角度検出方法。
  2. 前記磁化影響成分情報取得工程は、前記レゾルバを使用する前の準備工程に実施される
    ことを特徴とする請求項1記載の回転角度検出方法。
  3. 前記磁化影響成分情報取得工程では、前記レゾルバ信号が前記基本波成分と前記磁化影響成分との和であるとして、前記シャフトが前記所定回転数で回転しているときに得られる前記レゾルバ信号に基づいて、前記磁化影響成分の前記位相情報及び前記振幅情報を演算によって取得する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転角度検出方法。
  4. 前記磁化影響成分導出工程は、
    前記レゾルバ信号から前記シャフトの回転角度検出時点の回転数である検出時回転数を検知する回転数検知工程と、
    前記振幅情報である前記所定回転数での前記最大振幅比に前記検出時回転数と前記所定回転数との比率を乗算して、前記検出時回転数での前記磁化影響成分の最大振幅比を算出する振幅算出工程と、
    前記振幅算出工程で算出した前記最大振幅比と前記磁化影響成分情報取得工程で記憶された前記位相情報である前記位相差とに基づいて前記磁化影響成分を算出する磁化影響成分算出工程とを有する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の回転角度検出方法。
  5. 前記レゾルバは、軸倍角が1である
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の回転角度検出方法。
  6. 回転するシャフトに固定されたレゾルバロータと、前記レゾルバロータの周囲に配置されたレゾルバステータと、を具備した可変リラクタンス型のレゾルバを有し、前記レゾルバから出力されるレゾルバ信号を処理して回転角度検出信号として出力する回転角度検出装置であって、
    前記シャフトの所定回転数における前記レゾルバ信号に含まれる前記レゾルバロータの磁化に起因する成分である磁化影響成分の基本波成分に対する位相差である位相情報、及び前記磁化影響成分の前記基本波成分に対する最大振幅比である振幅情報を記憶する記憶手段と、
    前記シャフトの任意の回転状態において、当該回転時の回転数における前記磁化影響成分を前記記憶手段に記憶された前記位相情報及び前記振幅情報に基づいて導出する磁化影響成分導出手段と、
    前記レゾルバ信号から前記磁化影響成分導出手段によって導出された前記磁化影響成分を減算補正して前記基本波成分を取り出す補正手段と、
    前記補正手段により取り出された前記基本波成分から前記回転角度検出信号を算出する回転角度算出手段と、を有している
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  7. 前記記憶手段に記憶される前記位相情報及び前記振幅情報は、前記レゾルバ信号が前記基本波成分と前記磁化影響成分との和であるとして、前記シャフトが前記所定回転数で回転しているときに得られる前記レゾルバ信号から演算されたものである
    ことを特徴とする請求項6に記載の回転角度検出装置。
  8. 前記レゾルバステータは、励磁用交流電源に接続されsin波信号を出力する出力端子が接続されたコイルが巻回され、互いに180度位相をずらして配置された一対の突極からなる第1の突極対と、前記励磁用交流電源に接続されcos波信号を出力する出力端子が接続されたコイルが巻回され、互いに180度位相をずらし且つ前記第1の突極対と90度位相をずらして配置された一対の突極からなる第2の突極対と、を有し、
    前記第1の突極対の各突極から出力される前記sin波信号を処理する第1差動増幅器と、前記第2の突極対の各突極から出力される前記cos波信号を処理する第2差動増幅器と、前記第1差動増幅器及び前記第2差動増幅器から出力される信号の一方を位相シフト処理したうえで加算する加算器と、を有し、前記加算器で処理された信号を前記レゾルバ信号として出力する信号処理装置を備え、
    前記磁化影響成分導出手段は、
    前記信号処理装置から出力された前記レゾルバ信号から前記シャフトの回転角度検出時点の回転数である検出時回転数を検知する回転数検知部と、
    前記記憶手段に記憶された前記所定回転数での前記最大振幅比に前記検出時回転数と前記所定回転数との比率を乗算して、前記検出時回転数での前記磁化影響成分の最大振幅比を算出する振幅算出部と、
    前記振幅算出部により算出された前記最大振幅比と前記記憶手段に記憶された前記位相差とから前記磁化影響成分を算出する磁化影響成分算出部と、を備えている
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の回転角度検出装置。
  9. 前記レゾルバは、軸倍角が1である
    ことを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の回転角度検出装置。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項に記載の回転角度検出装置と、
    前記シャフトと一体回転するモータロータと、
    ハウジングに固定されたモータステータと、を備えた
    ことを特徴とする、モータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021157000A1 (ja) * 2020-02-06 2021-08-12 三菱電機株式会社 角度検出装置

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