JP7226372B2 - 表示装置、電子時計、表示方法およびプログラム - Google Patents

Description

本発明は、表示装置、電子時計、表示方法およびプログラムに関する。

予め決められたスケジュールの予定時刻を表示する表示装置が用いられている。例えば、引用文献１は、ユーザが部屋を出た時刻と、帰室する予定時刻が表示される生体情報モニタ装置が開示されている。

特開２０１１－６７２８１号公報

引用文献１に開示された生体情報モニタ装置は、予め定められた予定時刻を表示するものである。しかし、ユーザは、現在からどれだけ時間が経過することで予定時刻となるかを把握することができず、また、現在進行している予定が終わる時刻までの残り時間についても同様に把握することができない。

本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ユーザに、スケジュールの終了までの残り時間を分かりやすく表示する表示装置、電子時計、表示方法およびプログラムを提供することを目的とする。

本発明の目的を達成するため、本発明に係る第１の態様の表示装置は、開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段と、現在時刻が前記スケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であり且つ前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間を超えて残っている場合に、前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることを表示部に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る第２の態様の表示装置は、開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段と、現在時刻が前記スケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であって前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間になった場合に、表示部での表示状態を前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることが表示される第１表示状態から前記終了時刻までの残り時間が表示される第２表示状態に切り替える表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子時計は、上記の何れかの態様の表示装置と、前記表示装置をユーザの身体に取り付ける取付手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る第１の態様の表示方法は、表示装置が実行する表示方法であって、開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得処理と、現在時刻が前記スケジュール取得処理で取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であり且つ前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間を超えて残っている場合に、前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることを表示部に表示させる表示制御処理と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る第２の態様の表示方法は、表示装置が実行する表示方法であって、開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得処理と、現在時刻が前記スケジュール取得処理で取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であって前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間になった場合に、表示部での表示状態を前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることが表示される第１表示状態から前記終了時刻までの残り時間が表示される第２表示状態に切り替える表示制御処理と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る第１の態様のプログラムは、表示装置のコンピュータを、開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段、現在時刻が前記スケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であり且つ前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間を超えて残っている場合に、前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることを表示部に表示させる表示制御手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る第２の態様のプログラムは、表示装置のコンピュータを、開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段、現在時刻が前記スケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であって前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間になった場合に、表示部での表示状態を前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることが表示される第１表示状態から前記終了時刻までの残り時間が表示される第２表示状態に切り替える表示制御手段、
として機能させることを特徴とする。

本発明によれば、ユーザに、スケジュールの終了までの残り時間を分かりやすく表示する表示装置、電子時計、表示方法およびプログラムを提供することができる。

本発明の実施の形態に係る電子時計および端末装置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るスケジュール情報送信処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る表示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスケジュール表示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスケジュール情報を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子時計の表示を示す図である。 （Ａ）から（Ｄ）は、本発明の実施の形態に係る表示部の表示を示す図である。 本発明の実施の形態に係る指針表示部の動作を示す図である。 変形例に係る表示部の表示を示す図である。

以下、本発明を実施するための形態に係る表示装置および電子時計について図面を参照しながら説明する。

本実施の形態に係る電子時計１は、図１に示すように、文字盤１０と、指針２０ａ～２０ｄと、表示部３０と、操作部４０と、ケース５０と、バンド６０と、駆動装置９０と、を備える腕時計である。電子時計１は、端末装置２００から送信された開始時刻と終了時刻とを含む１または複数のスケジュール情報を取得し、スケジュール情報を表示するものである。文字盤１０と、指針２０ａ～２０ｄと、表示部３０と、操作部４０と、ケース５０と、バンド６０と、駆動装置９０と、は表示装置１００を構成する。駆動装置９０は、図２に示すように、第１～第４のステッピングモータ１２０ａ～１２０ｄと、駆動回路１３０と、計時回路１４０と、通信部１５０と、電源部１６０と、制御部１１０と、を備える。

図１に示す文字盤１０は、現在時間を示すメインダイヤル１１と、終了時刻までの残り時間を示すサブダイヤル１２を有する表示盤である。サブダイヤル１２は、残り時間が０分から１２０分までの時刻を扇状に表示し、また、残り時間が予め設定された第１の基準時間である１２０分を超えることを示す表示である「ＯＶＥＲ」を表示する。

指針２０ａは、秒を示す秒針であり、指針２０ｂは、分を示す分針であり、指針２０ｃは、時間を示す時針であり、指針２０ｄは、残り時間を示すレトログラード針である。指針２０ａ～２０ｃは、メインダイヤル１１の回転軸に対して、回転自在に設けられている。指針２０ｄは、サブダイヤル１２の回転軸に対して、反時計回りと時計回りに扇状に往復移動可能に設けられている。指針２０ｄは、サブダイヤル１２に扇状に表示された残り時間または残り時間が予め設定された第１の基準時間である１２０分を超えることを示す表示である「ＯＶＥＲ」を指し示す。文字盤１０と指針２０ａ～２０ｄは、指針表示部を構成する。

表示部３０は、複数の数字または文字を表示するデジタル表示部であり、ＬＣＤ（liquid crystal display）または有機ＥＬ（Electro-Luminescence）などから構成される。表示部３０は、文字、現在時刻、終了時刻または残り時間をデジタル表示する第１の表示部３１と、文字またはアイコンをデジタル表示する第２の表示部３２と、を備える。

操作部４０は、ユーザの入力に基づいて、表示切替またはモード切替の指示を受け付けるものである。操作部４０は、第１のボタン４１と第２のボタン４２とを備える。第１のボタンは、終了時刻または残り時間を表示する指示を受け付ける。

ケース５０は、文字盤１０および指針２０ａ～２０ｄを覆うカバーガラスを有し、指針２０ａ～２０ｄ、文字盤１０および駆動装置９０を格納するものである。バンド６０は、ケース５０に取り付けられ、ユーザの身体である腕に装着するためのものである。バンド６０は、取付手段として機能する。

図２に示す第１のステッピングモータ１２０ａは、１または複数の歯車を介して、秒針である指針２０ａを駆動するものである。第２のステッピングモータ１２０ｂは、１または複数の歯車を介して、分針である指針２０ｂを駆動するものである。第３のステッピングモータ１２０ｃは、１または複数の歯車を介して、時針である指針２０ｃを駆動するものである。この構成により、指針２０ａ～２０ｃは、現在時刻を表示する。第４のステッピングモータ１２０ｄは、１または複数の歯車を介して、残り時間を示す針である指針２０ｄを駆動するものである。

駆動回路１３０は、制御部１１０からの指令に応じて、第１～第４のステッピングモータ１２０ａ～１２０ｄを駆動するものである。

計時回路１４０は、発振回路と、分周回路と、を備える現在時刻を計数するカウンタ回路であり、発振回路は、水晶などの振動子と組み合わせて発振する回路が用いられ固有の周波数信号を生成して分周回路に出力する。分周回路は、発振回路から入力された信号を周波数の信号に分周して出力する。計時回路１４０は、分周回路から出力された所定の周波数信号の回数を計数し、初期時刻に加算していくことで現在時刻を計数する。また、計時回路１４０は、通信部１５０により受信した時刻情報に基づいて現在時刻を補正する。

通信部１５０は、端末装置２００から送信された開始時刻と終了時刻とを含む１または複数のスケジュール情報および時刻情報を受信する。時刻情報は、ＧＰＳ（Global Positioning System）衛星より送信される時刻情報および標準周波数報時電波による時刻情報を含む。通信部１５０は、無線ＬＡＮ（Local Area Network）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）などの無線通信モジュールから構成される。

電源部１６０は、電池とＤＣ－ＤＣコンバータとを有し、動作中の出力電圧を一定に保ち、表示装置１００を長期間継続的、かつ安定的に動作させることが可能な構成を有する。

制御部１１０は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＲＡＭ（Random Access Memory）等を備える。制御部１１０は、ＲＯＭに記憶されたプログラムをＲＡＭに読み出して実行することにより、スケジュール情報取得部１１１と、選択部１１２と、表示制御部１１３として機能する。

スケジュール情報取得部１１１は、端末装置２００から送信された開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を取得し、ＲＡＭに記憶したスケジュール情報を、現在時刻から所定の時間以内に終了時刻が設定されているスケジュール情報に更新する。所定の時間は、例えば２４時間である。詳細には、スケジュール情報取得部１１１は、前回送信依頼情報を送信してから基準期間経過すると、送信依頼情報を端末装置２００に送信し、端末装置２００から送信された開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を受信する。

選択部１１２は、ＲＡＭに記憶した１または複数スケジュール情報のうち、進行中のスケジュール情報が存在すると判定すると、そのスケジュール情報を選択する。ここでは、現在時刻がスケジュール情報に含まれる開始時刻より後であり終了時刻より前のスケジュールを進行中のスケジュールとする。選択部１１２は、進行中のスケジュールがないと判定すると、ＲＡＭに記憶したスケジュール情報のうち最も早い開始時刻を有するスケジュール情報を選択し、そのスケジュール情報の開始時刻までの期間を仮スケジュールとして設定し、その開始時刻を仮スケジュールの終了時刻とする。

表示制御部１１３は、選択部１１２により選択されたスケジュール情報または仮スケジュールに基づいて、現在時刻から終了時刻までの残り時間を指針２０ｄで表示する。詳細には、表示制御部１１３は、駆動回路１３０を制御して、第４のステッピングモータ１２０ｄを駆動し、指針２０ｄにサブダイヤル１２に表示された残り時間終了時刻までの残り時間、または残り時間が第１の基準時間である１２０分を超えることを示す「ＯＶＥＲ」を指し示させる。また、表示制御部１１３は、第１のボタン４１が押されると、選択部１１２により選択されたスケジュール情報または仮スケジュールに基づいて、表示部３０に終了時刻または終了時刻までの残り時間を表示する。具体的には、終了時刻までの残り時間が第２の基準時間である１０分以上である場合、終了時刻を表示し、終了時刻までの残り時間が１０分未満である場合、終了時刻までの残り時間を１秒毎のカウントダウン表示を実行する。

端末装置２００は、図３に示すように、制御部２１０と、通信部２２０と、ディスプレイ２３０と、操作部２４０と、ＲＯＭと、ＲＡＭと、を備える。端末装置２００は、例えば、スマートフォンやタブレットＰＣ（Personal Computer）から構成される。ＲＯＭは、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成され、制御部２１０が各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。ＲＡＭは、揮発性メモリから構成され、制御部２１０が各種処理を行うためのプログラムを実行するための作業領域として用いられる。また、ＲＡＭは、開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を記憶する。

制御部２１０は、ＣＰＵ等から構成される。制御部２１０は、ＲＯＭに記憶されたプログラムを実行することにより、スケジュール情報取得部２１１と、スケジュール情報送信部２１２として機能する。

スケジュール情報取得部２１１は、操作部２４０が取得した、または通信部２２０が受信した開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を取得しＲＡＭに格納する。

スケジュール情報送信部２１２は、表示装置１００から送信された送信依頼情報を受信したと判定すると、通信部２２０を介して、開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を表示装置１００に送信する。

通信部２２０は、表示装置１００に開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を示すデータを送信する。通信部２２０は、上述した通信部１５０と同様に、無線ＬＡＮ、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）などの無線通信モジュールから構成される。

ディスプレイ２３０は、入力された開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報や操作に必要な画像を表示するものであり、ＬＣＤまたは有機ＥＬなどから構成される。

操作部２４０は、ユーザの入力に基づいて、開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を受け付けるものである。なお、操作部２４０とディスプレイ２３０とは、タッチパネルディスプレイ装置を構成する。

つぎに、以上の構成を有する表示装置１００および端末装置２００が実行する処理について説明する。

端末装置２００は、ユーザによる処理を開始させる指示に応答し、図４に示すスケジュール情報送信処理を開始する。表示装置１００は、ユーザによる処理を開始させる指示に応答し、図５に示す表示処理を開始する。以下、端末装置２００が実行するスケジュール情報送信処理、および表示装置１００が実行する表示処理をフローチャートを用いて説明する。

スケジュール情報送信処理が開始されると、スケジュール情報取得部２１１は、操作部２４０が取得した、または通信部２２０が受信した開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を取得しＲＡＭに格納する（ステップＳ１０１）。つぎに、スケジュール情報送信部２１２は、表示装置１００から送信された送信依頼情報を受信した否かを判定する（ステップＳ１０２）。

スケジュール情報送信部２１２は、送信依頼情報を受信していないと判定すると（ステップＳ１０２；Ｎｏ）、ステップＳ１０１に戻って、ステップＳ１０１からステップＳ１０２を繰り返す。スケジュール情報送信部２１２は、送信依頼情報を受信したと判定すると（ステップＳ１０２；Ｙｅｓ）、通信部２２０を介して、開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を表示装置１００に送信する（ステップＳ１０３）。

つぎに、スケジュール情報送信部２１２は、スケジュール情報送信処理を終了する指示が入力されているか否かを判定する（ステップＳ１０４）。スケジュール情報送信処理を終了する指示が入力されていない場合（ステップＳ１０４；Ｎｏ）、ステップＳ１０１に戻り、ステップＳ１０１～ステップＳ１０４を繰り返す。送信処理を終了する指示が入力された場合（ステップＳ１０４；Ｙｅｓ）スケジュール情報送信処理を終了する。

表示処理が開始されると、表示装置１００のスケジュール情報取得部１１１は、前回送信依頼情報を送信してから基準期間経過したか否かを判定する（ステップＳ２０１）。基準期間は、例えば５分である。スケジュール情報取得部１１１は、前回送信依頼情報を送信してから基準期間経過していないと判定すると（ステップＳ２０１；Ｎｏ）、ステップＳ２０５に進む。スケジュール情報取得部１１１は、前回送信依頼情報を送信してから基準期間経過したと判定すると（ステップＳ２０１；Ｙｅｓ）、通信部２２０を介して、送信依頼情報を端末装置２００に送信する（ステップＳ２０２）。

つぎに、スケジュール情報取得部１１１は、端末装置２００から送信された開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を受信する（ステップＳ２０３）。スケジュール情報取得部１１１は、ＲＡＭに記憶したスケジュール情報を、受信したスケジュール情報のうち、現在時刻から所定の時間以内に終了時刻が設定されているスケジュール情報に更新する（ステップＳ２０４）。所定の時間は、例えば２４時間である。

つぎに、選択部１１２は、ＲＡＭに記憶した１または複数のスケジュール情報のうち、進行中のスケジュール情報があるか否かを判定する（ステップＳ２０５）。ここでは、現在時刻がスケジュール情報に含まれる開始時刻より後であり終了時刻より前のスケジュールを進行中のスケジュールとする。

進行中のスケジュールがないと判定されると（ステップＳ２０５；Ｎｏ）、選択部１１２は、ＲＡＭに記憶したスケジュール情報のうち最も早い開始時刻を有するスケジュール情報を選択し、そのスケジュールの開始時刻までの期間を仮スケジュールとして設定する（ステップＳ２０６）。この場合、つぎのスケジュールの開始時刻を仮スケジュールの終了時刻とする。つぎに、表示制御部１１３は、第２の表示部３２にスケジュールが設定されていないことを示す「ＦＲＥＥ」を表示する（ステップＳ２０７）。

進行中のスケジュールがあると判定されると（ステップＳ２０５；Ｙｅｓ）、表示制御部１１３は、第２の表示部３２に進行中のスケジュールの終了を示す「ＥＮＤ」を表示する（ステップＳ２０８）。つぎに、選択部１１２は、スケジュール表示処理を実行する（ステップＳ２０９）。

図６に示すスケジュール表示処理が実行されると、表示制御部１１３は、進行中のスケジュールまたは仮スケジュールの終了時刻まで第１の基準時間である１２０分以上であるか否かを判定する（ステップＳ３０１）。終了時刻まで１２０分以上であると判定すると（ステップＳ３０１；Ｙｅｓ）、表示制御部１１３は、駆動回路１３０を制御して、第４のステッピングモータ１２０ｄを駆動し、指針２０ｄに残り時間が１２０分を超えることを示す「ＯＶＥＲ」を指し示させる（ステップＳ３０２）。

終了時刻まで１２０分以上でないと判定すると（ステップＳ３０１；Ｎｏ）、表示制御部１１３は、駆動回路１３０を制御して、第４のステッピングモータ１２０ｄを駆動し、指針２０ｄにサブダイヤル１２に表示された終了時刻までの残り時間を指し示させる（ステップＳ３０３）。

つぎに、表示制御部１１３は、第１のボタン４１が押されたか否かを判定する（ステップＳ３０４）。第１のボタン４１が押されていない判定すると（ステップＳ３０４；Ｎｏ）、図５に示す表示処理に戻り、ステップＳ２０１からステップＳ２０９を繰り返す。第１のボタン４１が押されたと判定すると（ステップＳ３０４；Ｙｅｓ）、表示制御部１１３は、終了時刻まで第２の基準時間である１０分以上であるか否かを判定する（ステップＳ３０５）。終了時刻まで１０分以上であると判定すると（ステップＳ３０５；Ｙｅｓ）、表示制御部１１３は、第１の表示部３１に進行中のスケジュールの終了時刻を表示する（ステップＳ３０６）。なお、第１のボタン４１が押されていない場合、第１の表示部３１には、現在時刻または日付が表示されている。その後、図５に示す表示処理に戻る。

終了時刻まで１０分以上でないと判定すると（ステップＳ３０５；Ｎｏ）、表示制御部１１３は、第１の表示部３１に進行中のスケジュールの終了時刻が迫っている「ＳＯＯＮ」を表示する（ステップＳ３０７）。「ＳＯＯＮ」の表示時間は例えば、１秒である。つぎに、表示制御部１１３は、第１の表示部３１に進行中のスケジュールの終了時刻までの残り時間を１秒毎にカウントダウン表示する（ステップＳ３０８）。その後、図５に示す表示処理に戻り、ステップＳ２０１からステップＳ２０９を繰り返す。

つぎに、図７に示すスケジュール情報が端末装置２００に入力されている例について表示装置１００が実行する表示処理を説明する。このスケジュール情報は、開始時刻と終了時刻が設定されたスケジュールＳ１およびスケジュールＳ２を含む。期間Ｐ１、２と期間Ｐ５、６は、スケジュールが設定されていない期間である。

期間Ｐ１は、スケジュールが設定されていない期間であり、つぎのスケジュールＳ１の開始時刻までの残り時間が１０分以上の期間である。このため、現在時刻が期間Ｐ１である場合、進行中のスケジュールがないと判定され（ステップＳ２０５；Ｎｏ；図５）、最も早い開始時刻を有するスケジュールであるスケジュールＳ１の開始時刻までの期間を仮スケジュールＴＳ１として設定する（ステップＳ２０６；図５）。つぎに、表示制御部１１３は、図８に示すように、第２の表示部３２にスケジュールが設定されていないことを示す「ＦＲＥＥ」を表示する（ステップＳ２０７；図５）。表示制御部１１３は、第４のステッピングモータ１２０ｄを駆動し、指針２０ｄに仮スケジュールＴＳ１の終了時刻までの残り時間を指し示させる（ステップＳ３０３；図６）。つぎに、第１のボタン４１が押されたと判定すると（ステップＳ３０４；Ｙｅｓ；図６）、終了時刻まで１０分以上であるので（ステップＳ３０５；Ｙｅｓ；図６）、表示制御部１１３は、第１の表示部３１に仮スケジュールＴＳ１の終了時刻「１０：００」を表示する。

期間Ｐ２は、スケジュールが設定されていない期間であり、つぎのスケジュールＳ１の開始時刻まで残り時間が１０分未満の期間である。このため、現在時刻が期間Ｐ２である場合、期間Ｐ１と同様に、スケジュールＳ１の開始時刻までの期間を仮スケジュールＴＳ１として設定する（ステップＳ２０６；図５）。表示制御部１１３は、第４のステッピングモータ１２０ｄを駆動し、指針２０ｄに仮スケジュールＴＳ１の終了時刻までの残り時間を指し示させる（ステップＳ３０３；図６）。つぎに、第１のボタン４１が押されたと判定すると（ステップＳ３０４；Ｙｅｓ；図６）、終了時刻まで１０分未満であるので（ステップＳ３０５；Ｎｏ；図６）、表示制御部１１３は、図９（Ａ）に示すように、第１の表示部３１に仮スケジュールＴＳ１の終了時刻が迫っている「ＳＯＯＮ」を表示する（ステップＳ３０７；図６）。「ＳＯＯＮ」の表示時間は例えば、１秒である。つぎに、表示制御部１１３は、図９（Ｂ）に示すように、第１の表示部３１に仮スケジュールＴＳ１の終了時刻までの残り時間を表示する（ステップＳ３０８；図６）。

期間Ｐ３は、スケジュールＳ１が設定されている期間であり、スケジュールＳ１の終了時刻までの残り時間が１０分以上の期間である。進行中のスケジュールがあるので（ステップＳ２０５；Ｙｅｓ；図５）、表示制御部１１３は、図９（Ｃ）に示すように、第２の表示部３２に進行中のスケジュールの終了を示す「ＥＮＤ」を表示する（ステップＳ２０８；図５）。表示制御部１１３は、第４のステッピングモータ１２０ｄを駆動し、指針２０ｄにサブダイヤル１２にスケジュールＳ１の終了時刻までの残り時間を指し示させる（ステップＳ３０３；図６）。つぎに、第１のボタン４１が押されたと判定すると（ステップＳ３０４；Ｙｅｓ；図６）、終了時刻まで１０分以上であるので（ステップＳ３０５；Ｙｅｓ；図６）、表示制御部１１３は、第１の表示部３１にスケジュールＳ１の終了時刻「１１：２０」を表示する。

期間Ｐ４は、スケジュールが設定されている期間であり、スケジュールＳ１の終了時刻まで残り時間が１０分未満の期間である。表示制御部１１３は、第４のステッピングモータ１２０ｄを駆動し、指針２０ｄにスケジュールＳ１の終了時刻までの残り時間を指し示させる（ステップＳ３０３；図６）。つぎに、第１のボタン４１が押されたと判定すると（ステップＳ３０４；Ｙｅｓ；図６）、終了時刻まで１０分未満であるので（ステップＳ３０５；Ｎｏ；図６）、表示制御部１１３は、図９（Ｄ）に示すように、第１の表示部３１にスケジュールＳ１の終了時刻が迫っている「ＳＯＯＮ」を表示する（ステップＳ３０７；図６）。つぎに、表示制御部１１３は、第１の表示部３１にスケジュールＳ１の終了時刻までの残り時間を表示する（ステップＳ３０８；図６）。

期間Ｐ５および期間Ｐ６は、それぞれ期間Ｐ１および期間Ｐ２と同様の処理が実行される。

期間Ｐ７は、スケジュールＳ２が設定されている期間であり、スケジュールＳ２の終了時刻までの残り時間が１２０分以上の期間である。このため、終了時刻まで１２０分以上であると判定され（ステップＳ３０１；Ｙｅｓ；図６）、表示制御部１１３は、図１０に示すように、第４のステッピングモータ１２０ｄを駆動し、指針２０ｄに残り時間が１２０分を超えることを示す「ＯＶＥＲ」を指し示させる（ステップＳ３０２；図６）。その他の処理は、期間Ｐ３と同様に実行される。

期間Ｐ８および期間Ｐ９は、それぞれ期間Ｐ３および期間Ｐ４と同様の処理が実行される。

以上のように、本実施の形態の電子時計１および表示装置１００によれば、指針２０ｄにより残り時間をカウントダウン表示し、第１のボタン４１が押されると、終了時刻までの残り時間が１０分以上である場合、第１の表示部３１に終了時刻をデジタル表示し、終了時刻までの残り時間が１０分未満である場合、第１の表示部３１に残り時間をデジタル表示することができる。指針２０ｄにより残り時間をカウントダウン表示することで、ユーザが残り時間を感覚的に知ることができ、第１の表示部３１に終了時刻または残り時間をデジタル表示することで、終了時刻を正確に知ることができる。また、ユーザが第１のボタン４１を押すだけで、進行中のスケジュールが終了まで残り１０分以内になった場合、第１の表示部３１における「進行中のスケジュールの終了時刻」の表示が「終了時刻までの１秒毎のカウントダウン」表示へと切り替わる。この表示により、スケジュールの終了時刻が間近であることと、予定が終了するまでの時間をユーザが認識できるため、利便性が向上する。また、指針２０ｄが残り時間が１２０分を超えることを示す「ＯＶＥＲ」を指し示している時、残り時間が十分あることをユーザが認識できる。また、ユーザは、第２の表示部３２に「ＦＲＥＥ」が表示されることで、その時点でスケジュールが進行中でないことを知ることができる。また、基準期間経過する毎に、スケジュール情報取得部１１１は、端末装置２００から送信された開始時刻と終了時刻を含む１または複数のスケジュール情報を受信することで、端末装置２００と接続中であれば、自動でスケジュール情報を更新することができるため、ユーザがカウントダウンを開始する操作をしなくても、残り時間を表示することができ、ユーザの利便性が向上する。

（変形例）
上述の実施の形態では、第１のボタン４１が押されると、第１の表示部３１に終了時刻または終了時刻までの残り時間を表示する例について説明した。第１の表示部３１に終了時刻または終了時刻までの残り時間を表示することができればよく、第１の表示部３１に終了時刻または終了時刻までの残り時間を常時表示してもよい。このようにすることで、ユーザは、第１のボタン４１を押さなくても、第１の表示部３１に表示された終了時刻または終了時刻までの残り時間を確認することができる。

上述の実施の形態では、第２の表示部３２に「ＦＲＥＥ」または「ＥＮＤ」を表示する例について説明した。第２の表示部３２にはスケジュールの進行状況を示す他の表示を行ってもよい。例えば、現在時刻がスケジュール情報に含まれる終了時刻になったとき、図１１に示すように、終了を示すアイコンであるチェッカーフラッグのアイコンを表示してもよい。このようにすることで、ユーザは終了時刻になったことを確認することができる。

上述の実施の形態では、スケジュール情報取得部１１１が、基準期間経過する毎にスケジュール情報を受信する例について説明したが、スケジュール情報取得部１１１は、ユーザの操作に応じてスケジュール情報を受信してもよい。このようにすることで、ユーザが端末装置２００にスケジュール情報を入力したタイミングで、ユーザが操作することで、スケジュール情報取得部１１１が、スケジュール情報を受信することができる。

上述の実施の形態では、スケジュール情報取得部１１１が、ＲＡＭに記憶したスケジュール情報を、現在時刻から２４時間以内に終了時刻が設定されているスケジュール情報に更新する例について説明した。スケジュール情報取得部１１１は、ＲＡＭの容量に応じたスケジュール情報を記憶してもよい。スケジュール情報取得部１１１は、例えば、ＲＡＭに記憶するスケジュール情報を基準件数記憶させるようにしてもよい。基準件数は、例えば５件である。このようにすることで、スケジュール情報を記憶するＲＡＭの領域を少なくすることができる。この場合であっても、端末装置２００と接続中であれば、自動でスケジュール情報を更新することができるため、表示装置１００にスケジュール情報が記憶されていないという問題の発生を防ぐことができる。

上述の実施の形態では、進行中のスケジュールが１つのみの例について説明したが、複数のスケジュールが同時に進行する場合に対応できるようにしてもよい。この場合、選択部１１２は、複数の進行中のスケジュール情報のうち、何れかを選択し、選択したスケジュール情報に基づく表示を実行する。例えば、選択部１１２は、ＲＡＭに記憶した複数のスケジュール情報のうち、進行中のスケジュール情報が複数存在すると判定すると、進行中のスケジュール情報のうち最も遅い開始時刻を有するスケジュール情報を選択する。その後、選択部１１２は、選択した進行中のスケジュール情報が１つであると判定すると、そのスケジュール情報を選択する。選択部１１２は、選択したスケジュールのうち、最も遅い開始時刻を有するスケジュールが複数存在すると判定すると、選択したスケジュール情報のうち最も早い終了時刻を有するスケジュールを選択する。このようにすることで、複数のスケジュールが同時進行する場合であっても、複数のスケジュールが進行中である場合、最も遅い開始時刻を有し、最も早い終了時刻を有するスケジュール情報を選択し、そのスケジュール情報に基づく表示を実行することができる。その後、選択したスケジュール情報に含まれる終了時刻を第１の表示部３１にデジタル表示し、残り時間を指針２０ｄでカウントダウン表示する。これにより、リアルタイム性が最も高い現在進行中のスケジュールを自動で選択することができ、表示能力が乏しいモデルでもユーザに重要なスケジュール情報を認識させることができる。

上述の実施の形態では、表示のみでスケジュール情報をユーザに知らせていたが、スケジュール情報に含まれる開始時刻または終了時刻に現在時刻が到達した際に、音でユーザに知らせてもよい。また、開始時刻と終了時刻で異なる音を発生して、開始時刻と終了時刻のユーザが聞き分けられるようにし、利便性を向上させてもよい。

上述の実施の形態では、表示装置１００が電子時計１として用いられる場合について説明した。表示装置１００は、置き時計などの電子時計１以外に用いられてもよい。

また、ＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭ等から構成される表示装置１００が実行する運針制御処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常の情報携帯端末（スマートフォン、タブレットＰＣ）、パーソナルコンピュータなどを用いて実行可能である。たとえば、上述の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体（フレキシブルディスク、ＣＤ－ＲＯＭ（Compact Disc Read Only Memory）、ＤＶＤ－ＲＯＭ（Digital Versatile Disc Read Only Memory）等）に格納して配布し、このコンピュータプログラムを情報携帯端末などにインストールすることにより、上述の処理を実行する情報端末を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置にこのコンピュータプログラムを格納しておき、通常の情報処理端末などがダウンロード等することで情報処理装置を構成してもよい。

また、表示装置１００は、ＯＳ（Operating System）とアプリケーションプログラムとの分担、またはＯＳとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。

また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板（ＢＢＳ：Bulletin Board System）にこのコンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介してこのコンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、ＯＳの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行できるように構成してもよい。

以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲とが含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。

（付記）
（付記１）
表示手段と、
開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段と、
現在時刻から前記開始時刻または前記終了時刻までの残り時間を前記表示手段に表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とする表示装置。

（付記２）
前記表示制御部は、前記スケジュール取得手段により取得された前記スケジュール情報のうち、現在時刻が前記開始時刻より後であり前記終了時刻より前の前記スケジュール情報がある場合、前記現在時刻から前記終了時刻までの残り時間を前記表示手段に表示させる、
ことを特徴とする付記１に記載の表示装置。

（付記３）
前記スケジュール取得手段により取得された前記スケジュール情報のうち、前記現在時刻が前記開始時刻より後であり前記終了時刻より前の前記スケジュール情報がない場合、前記スケジュール取得手段により取得された前記スケジュール情報のうち、最も早い開始時刻を有するスケジュール情報を選択し、該スケジュール情報の開始時刻までの期間を仮スケジュールとして設定する選択手段を備え、
前記表示制御手段は、前記現在時刻から前記選択手段により設定された前記仮スケジュールの終了時刻までの残り時間を前記表示手段に表示させる、
ことを特徴とする付記１または２に記載の表示装置。

（付記４）
前記終了時刻までの残り時間を表示する指針表示部を備え、
前記表示制御手段は、前記終了時刻までの残り時間を前記指針表示部に表示させる、
ことを特徴とする付記１から３の何れか１つに記載の表示装置。

（付記５）
前記指針表示部は、
サブダイヤルと、
前記サブダイヤルの回転軸に対して、反時計回りと時計回りに往復移動可能に設けられている指針と、を備える、
ことを特徴とする付記４に記載の表示装置。

（付記６）
前記指針表示部は、残り時間が予め設定された第１の基準時間を超える場合、残り時間が前記第１の基準時間を超えることを表示する、
ことを特徴とする付記４または５に記載の表示装置。

（付記７）
デジタル表示部を備え、
前記表示制御手段は、前記現在時刻から前記終了時刻までの残り時間に基づいて前記デジタル表示部に表示する内容を決定する、
ことを特徴とする付記１から６の何れか１つに記載の表示装置。

（付記８）
前記表示制御手段は、前記終了時刻までの残り時間が第２の基準時間以上である場合、前記終了時刻を前記デジタル表示部に表示させる、
ことを特徴とする付記７に記載の表示装置。

（付記９）
前記表示制御手段は、前記終了時刻までの残り時間が前記第２の基準時間未満である場合、前記終了時刻までの残り時間を前記デジタル表示部に表示させる、
ことを特徴とする付記８に記載の表示装置。

（付記１０）
前記スケジュール取得手段は、現在時刻から所定の時間以内に前記終了時刻が設定されているスケジュール情報を取得する、
ことを特徴とする付記１から９の何れか１つに記載の表示装置。

（付記１１）
付記１から１０の何れか１つに記載の表示装置と、
前記表示装置をユーザの身体に取り付ける取付手段と、
を備えることを特徴とする電子時計。

（付記１２）
表示手段を有する電子時計を用いて、
開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得ステップと、
現在時刻から前記開始時刻または前記終了時刻までの残り時間を前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、
を備えることを特徴とする表示方法。

（付記１３）
表示手段を制御するコンピュータを、
開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段、
現在時刻から前記開始時刻または前記終了時刻までの残り時間を前記表示手段に表示させる表示制御部、
として機能させるプログラム。

１…電子時計、１０…文字盤、１１…メインダイヤル、１２…サブダイヤル、２０ａ～２０ｄ…指針、３０…表示部、３１…第１の表示部、３２…第２の表示部、４０…操作部、４１…第１のボタン、４２…第２のボタン、５０…ケース、６０…バンド、９０…駆動装置、１００…表示装置、１１０…制御部、１１１…スケジュール情報取得部、１１２…選択部、１１３…表示制御部、１２０ａ…第１のステッピングモータ、１２０ｂ…第２のステッピングモータ、１２０ｃ…第３のステッピングモータ、１２０ｄ…第４のステッピングモータ、１３０…駆動回路、１４０…計時回路、１５０…通信部、１６０…電源部、２００…端末装置、２１０…制御部、２１１…スケジュール情報取得部、２１２…スケジュール情報送信部、２２０…通信部、２３０…ディスプレイ、２４０…操作部

Claims (11)

1. 開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段と、
   現在時刻が前記スケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であり且つ前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間を超えて残っている場合に、前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることを表示部に表示させる表示制御手段と、
   を備えることを特徴とする表示装置。
2. 開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段と、
   現在時刻が前記スケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であって前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間になった場合に、表示部での表示状態を前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることが表示される第１表示状態から前記終了時刻までの残り時間が表示される第２表示状態に切り替える表示制御手段と、
   を備えることを特徴とする表示装置。
3. 前記表示部は、前記終了時刻までの残り時間を表示可能な指針表示部を備え、
   前記表示制御手段は、前記終了時刻までの残り時間を前記指針表示部に表示させる、
   ことを特徴とする請求項１または２に記載の表示装置。
4. 前記指針表示部は、
   サブダイヤルと、
   前記サブダイヤルの回転軸に対して、反時計回りと時計回りに往復移動可能に設けられている指針と、を備える、
   ことを特徴とする請求項３に記載の表示装置。
5. 前記表示部は、デジタル表示部を備え、
   前記表示制御手段は、前記終了時刻までの残り時間が前記所定の基準時間以上である場合に、前記終了時刻を前記デジタル表示部に表示させる、
   ことを特徴とする請求項１から４の何れか１項に記載の表示装置。
6. 前記表示制御手段は、前記終了時刻までの残り時間が前記所定の基準時間未満である場合、前記終了時刻までの残り時間を前記デジタル表示部に表示させる、
   ことを特徴とする請求項５に記載の表示装置。
7. 請求項１から６の何れか１項に記載の表示装置と、
   前記表示装置をユーザの身体に取り付ける取付手段と、
   を備えることを特徴とする電子時計。
8. 表示装置が実行する表示方法であって、
   開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得処理と、
   現在時刻が前記スケジュール取得処理で取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であり且つ前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間を超えて残っている場合に、前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることを表示部に表示させる表示制御処理と、
   を含むことを特徴とする表示方法。
9. 表示装置が実行する表示方法であって、
   開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得処理と、
   現在時刻が前記スケジュール取得処理で取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であって前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間になった場合に、表示部での表示状態を前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることが表示される第１表示状態から前記終了時刻までの残り時間が表示される第２表示状態に切り替える表示制御処理と、
   を含むことを特徴とする表示方法。
10. 表示装置のコンピュータを、
    開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段、
    現在時刻が前記スケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であり且つ前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間を超えて残っている場合に、前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることを表示部に表示させる表示制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
11. 表示装置のコンピュータを、
    開始時刻と終了時刻を含むスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段、
    現在時刻が前記スケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報における前記開始時刻より後であって前記終了時刻までの残り時間が所定の基準時間になった場合に、表示部での表示状態を前記残り時間が前記所定の基準時間を超えて残っていることが表示される第１表示状態から前記終了時刻までの残り時間が表示される第２表示状態に切り替える表示制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。

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