JP7226124B2 - バッテリ状態監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の庫内を冷却する冷却機に電力供給するバッテリの状態を監視するバッテリ状態監視装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載された監視システムがある。このシステムは、携帯電話に通知する監視情報が防災センサや防犯センサの反応に基づいた緊急性の高いものである場合に、緊急性が高い旨を示す所定の制御情報を監視情報に付加してメール送信する。
ところで、青果物や冷凍食品等を運搬する冷蔵車や冷凍車は、エンジンキー等の始動スイッチがオフになると車両の動作も停止するようになっている。このため、始動スイッチがオフ状態で、車両がバッテリ上がりを引き起こすことはない。
また、車両に大容量バッテリを搭載し、始動スイッチがオフした状態でも、大容量バッテリからの電力供給により冷凍機を所定期間動作させることができる冷凍車の開発が進められている。
このような冷凍車においては、冷却機に電力供給するバッテリの状態が車室内に配置されたコントロールパネルに表示される。これにより、運転者は、常に冷却機に電力供給するバッテリの状態を認識することができる。
特開2004-343475号公報
しかしながら、上記した始動スイッチがオフした状態でも、冷凍機を所定期間動作させることができる冷凍車においては、乗員が冷凍車から離れると、冷却機に電力供給するバッテリの状態を乗員が認識できなくなってしまう。
このため、荷受けの順番待ちや休憩等で始動スイッチをオフにして乗員が車両から離れている間に、冷凍機がバッテリの電力を消費してバッテリ上がりを引き起こしてしまう可能性がある。したがって、乗員は安心して荷受けの順番待ちをすることができないといった問題や、乗員が車室内で休憩せざるを得ないといった問題がある。
なお、上記特許文献1に記載されたシステムは、車両から離れた乗員にバッテリの状態を認識させることはできない。
本発明は上記点に鑑みたもので、始動スイッチをオフにして乗員が車両から離れても乗員がバッテリの状態を認識できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機(20)に電力を供給するバッテリ(10)の状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、外部機器と通信する通信部(41)と、バッテリの残量が閾値未満であるか否かを判定するバッテリ残量判定部(S201)と、車両の始動スイッチがオフ状態の場合で、かつ、前記バッテリ残量判定部により前記バッテリの残量が閾値未満であると判定された場合、通信部を介して予め登録された通知先にバッテリの状態を通知する状態通知部(S202)と、車両の位置と通知先の位置を特定し、車両の位置と通知先の位置に基づいて車両と通知先のとの距離を算出する距離算出部(S300)と、距離算出部により算出された車両と通知先との距離が長いほど閾値の大きさを大きくする閾値変更部(S302)と、を備えている。
請求項2に記載の発明は、車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機(20)に電力を供給するバッテリ(10)の状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、外部機器と通信する通信部(41)と、車両の始動スイッチがオフ状態の場合、通信部を介して予め登録された通知先にバッテリの状態を通知する状態通知部(S202)と、を備え、冷却機は、バッテリの電力で作動する電動圧縮機(21)を有し、始動スイッチがオフ状態の場合でも、電動圧縮機により圧縮された冷媒を用いて庫内を冷却または冷凍することが可能な電動式冷却機であり、状態通知部は、バッテリの残量および電動圧縮機の消費電力に基づいて冷却機を持続して運転した際の運転終了時刻を算出し、該運転終了時刻およびバッテリの残量を含むバッテリの状態を通知先に通知する。
請求項3に記載の発明は、車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機(20)に電力を供給するバッテリ(10)の状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、外部機器と通信する通信部(41)と、車両の始動スイッチがオフ状態の場合、通信部を介して予め登録された通知先にバッテリの状態を通知する状態通知部(S202)と、通信部を介して通知先から冷却機の省電力運転の指示を受信した場合、冷却機を通常運転よりも電力の少ない省電力運転をさせるよう指示する省電力指示部(S206、S208)を備える。
請求項4に記載の発明は、車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機(20)に電力を供給するバッテリ(10)の状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、外部機器と通信する通信部(41)と、車両の始動スイッチがオフ状態の場合、通信部を介して予め登録された通知先にバッテリの状態を通知する状態通知部(S202)と、バッテリの状態を監視する制御部(12、22)と、制御部と通信するクラウドサーバ(40)と、を備え、クラウドサーバは、通信部(41)と状態通知部を有し、制御部は、バッテリの残量が基準値以上の場合、バッテリの状態を第1周期でクラウドサーバにアップロードし、バッテリの残量が基準値未満の場合、バッテリの状態を第1周期よりも短い第2周期でクラウドサーバにアップロードし、状態通知部は、通信部を介して通知先に制御部からアップロードされたバッテリの状態を通知する。
このような構成によれば、車両の始動スイッチがオフ状態の場合、通信部を介して予め登録された通知先にバッテリの状態が通知されるので、始動スイッチをオフにして乗員が車両から離れても乗員がバッテリの状態を認識することができる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態のバッテリ状態監視装置の全体構成を示した図である。 第1実施形態のバッテリ状態通知装置の冷凍機ECUのフローチャートである。 第1実施形態のバッテリ状態通知装置のクラウドサーバのフローチャートである。 通信端末の表示部の表示例を示した図である。 通信端末の表示部の表示例を示した図である。 第2実施形態のバッテリ状態監視装置のクラウドサーバのフローチャートである。 第3実施形態のバッテリ状態監視装置の冷凍機ECUのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係るバッテリ状態監視装置について図1~5を用いて説明する。本実施形態のバッテリ状態監視装置は、冷凍車1に搭載されたバッテリ10の状態を監視する。冷凍車1には、庫内を冷凍する冷凍機20が搭載されている。本実施形態のバッテリ状態監視装置は、庫内を冷凍する冷凍機20に電力供給するバッテリ10の状態を乗員の通信端末50に通知する。
本バッテリ状態監視装置は、車両ECU12、冷凍機20の冷凍機ECU22およびクラウドサーバ40によって構成されている。冷凍車1は、内燃機関と走行用モータ11を走行用の動力源として走行するハイブリッド冷凍車となっている。また、本実施形態の冷凍車1は、車両の始動スイッチがオン状態の場合だけでなく、始動スイッチがオフ状態の場合、すなわちキーオフした場合でも、バッテリ10からの電力供給により冷凍機20を運転するバッテリ運転を実施できるようになっている。冷凍機20の電動圧縮機21が消費する電力にもよるが、本実施形態の冷凍車1は、数十分~数時間程度のバッテリ運転が可能となっている。
冷凍車1は、バッテリ10、走行用モータ11、車両ECU12、コントロールパネル13、通信部14、冷凍機20等を備えている。
バッテリ10は、大容量バッテリにより構成されている。バッテリ10は、冷凍車1の走行時に不図示の発電機によって発電される電力によって充電される。
走行用モータ11は、バッテリ10から供給される電力により動作する。走行用モータ11の動力は不図示の動力伝達装置を介して車輪に伝達される。
車両ECU12は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成され、ROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。車両ECU12の処理としては、例えば、バッテリ10の残量を監視して冷凍機20の冷凍機ECU22に通知する処理、バッテリ10の残量が低下した際に、バッテリ10から後述する冷凍機20の電動圧縮機21への電力供給を停止させる処理等がある。
コントロールパネル13は、例えば、冷凍車1のインストルメントパネル等に配置される。コントロールパネル13は、液晶等の表示部を有し、車両ECU12から入力される信号に応じた画像を表示部に表示させる。コントロールパネル13は、冷凍機20に電力供給するバッテリ10の残量を含むバッテリ10の状態等を表示する。
通信部14は、無線通信網を介して外部機器と通信する装置である。通信部14には、後述する冷凍機20の冷凍機ECU22が接続されている。
冷凍機20は、車両ECU12を介してバッテリ10から供給される電力により動作する電動圧縮機21と、外気温度や蒸発器から流出した冷媒の圧力等に基づいて電動圧縮機21の回転数等を制御する冷凍機ECU22と、を備えている。
また、冷凍機20は、電動圧縮機21から吐出された冷媒と外気を熱交換させて放熱する放熱用熱交換器と、放熱用熱交換器から流出した冷媒を減圧させる減圧器と、を備えている。さらに、減圧器により減圧された冷媒と庫内の空気を熱交換させて庫内の空気を冷却する冷却用熱交換器を備えている。
冷凍機20は、電動圧縮機21により圧縮された冷媒を利用して庫内を冷凍する電動式冷凍機である。
冷凍機ECU22は、通信部14を介してクラウドサーバ40と通信することが可能となっている。クラウドサーバ40は、データセンターや運行管理センター等に設置されている。
クラウドサーバ40は、通信網を介して外部機器に接続する通信部41を有している。クラウドサーバ40は、情報センタ等に設置されている。クラウドサーバ40は、通信部41を介して冷凍機ECU22と双方向の通信を行うとともに通信部41を介して予め登録された冷凍車1の乗員の通信端末50と双方向の通信を行うことが可能となっている。
クラウドサーバ40は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成され、ROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。クラウドサーバ40は、冷凍車1の乗員の通信端末50と通信することが可能となっている。
クラウドサーバ40には、冷凍車1の乗員の通信端末50の通知先が第1通知先として予め登録され、冷凍車1を所有する運行管理者の通知先が第2通知先として予め登録されている。
通信端末50は、携帯電話、スマートフォン等の携帯端末によって構成されている。通信端末50は、操作部、表示部、スピーカ、マイク、振動発生装置、GPS受信機、制御部等を備えている。通信端末50は、GPS受信機によって受信される位置情報に基づいて通信端末50の位置座標を特定することが可能となっている。
次に、本実施形態の冷凍機ECU22の処理について図2を用いて説明する。車両の始動スイッチがオン状態からオフ状態になると、冷凍機ECU22には、車両からキーオフ信号が入力されるようになっている。冷凍機ECU22は、車両からキーオフ信号が入力されると、図2に示す処理を周期的に実施する。
まず、冷凍機ECU22は、S100にて、一定時間T1が経過したか否かを判定する。なお、本実施形態における一定時間T1は、15分となっている。
ここで、一定時間T1が経過してない場合には、S100の判定を繰り返し実施する。また、一定時間T1が経過すると、冷凍機ECU22は、S102にて、車両情報をクラウドサーバ40にアップロードし、S100に戻る。ここで、車両情報には、バッテリ10の残量、車両の位置座標、冷凍機20の消費電力、電動圧縮機21の消費電力等の情報が含まれる。なお、冷凍機ECU22は、車両ECU12からバッテリ10の残量を取得する。また、冷凍機ECU22は、図示しないナビゲーション装置から車両の位置座標を取得する。
このように、冷凍機ECU22は、車両情報をクラウドサーバ40に定期的にアップロードする。また、クラウドサーバ40は、冷凍機ECU22からアップロードされた車両情報をメモリに記憶させる処理を実施する。
次に、本実施形態のクラウドサーバ40の処理について図3を用いて説明する。クラウドサーバ40は、図3に示す処理を周期的に実施する。
まず、クラウドサーバ40は、S200にて、車両の始動スイッチがオフ状態であるか否かを判定する。ここで、車両の始動スイッチがオン状態の場合、S200の判定を繰り返し実施する。また、車両の始動スイッチがオン状態からオフ状態になると、クラウドサーバ40は、S201にて、冷凍機ECU22からアップロードされた車両情報に基づいてバッテリ10の残量が閾値未満であるか否かを判定する。クラウドサーバ40は、例えば、バッテリ10の残量が20%未満であるか否かを判定する。
ここで、バッテリ10の残量が閾値以上となっている場合、S201の判定を繰り返し実施する。また、バッテリ10の残量が閾値未満となった場合、クラウドサーバ40は、S202にて、バッテリ10の残量および冷凍機20の電動圧縮機21の消費電力に基づいて冷凍機20を持続して運転した際の運転終了時刻を算出する。そして、算出した運転終了時刻およびバッテリ10の残量を含むバッテリ10の状態を通信部41を介して予め登録された乗員の通信端末50に通知する。具体的には、運転終了時刻およびバッテリ10の残量を含むバッテリ10の状態をメールによって乗員の通信端末50に通知する。
これにより、乗員の通信端末50には、例えば、図4に示すように、「バッテリ運転をまもなく終了します。バッテリ残量:20%、終了時刻:〇〇時△△分」といったメッセージが表示される。
次に、クラウドサーバ40は、S204にて、冷凍車1の乗員の通信端末50から通知に対する反応があったか否かを判定する。ここで、冷凍車1の乗員の通信端末50から通知に対する反応がない場合、クラウドサーバ40は、S210にて、再度、予め登録された乗員の通信端末50に通信部41を介してバッテリ10の状態を通知し、S212へ進む。
また、冷凍車1の乗員の通信端末50から通知に対する反応があった場合、クラウドサーバ40は、S206にて、省電力運転への変更指示があったか否かを判定する。具体的には、乗員が通信端末50を操作してクラウドサーバ40に冷凍機20の省電力運転への変更指示が行われ、この変更指示を受信したか否かを判定する。
ここで、冷凍機20の省電力運転への変更指示を受信した場合、クラウドサーバ40は、S208にて、冷凍機ECU22を通常運転よりも電力の少ない省電力運転をさせるよう冷凍機ECU22に指示する。これにより、冷凍機ECU22は、冷凍機20を、通常運転よりも消費電力の少ない省電力モードで動作させる。
また、冷凍機20の省電力運転への変更指示が受信されない場合、クラウドサーバ40は、冷凍機ECU22に省電力運転の指示を行うことなくS212へ進む。
次に、クラウドサーバ40は、S212にて、冷凍機20の運転が停止されたか否かを判定する。具体的には、バッテリ10の残量が低下した際に、車両ECU12により冷凍機20の電動圧縮機21への電力供給が停止されると、車両ECU12からクラウドサーバ40に冷凍機20の運転を停止した旨が通知される。クラウドサーバ40は、この冷凍機20の運転を停止した旨の通知を受信したか否かに基づいて冷凍機20の運転が停止されたか否かを判定する。
ここで、冷凍機20の運転を停止した旨の通知が受信されない場合、クラウドサーバ40は、S212の判定を繰り返し実施する。また、冷凍機20の運転を停止した旨の通知が受信された場合、クラウドサーバ40は、S214にて、冷凍機20が運転を停止した旨を通信端末50を介して予め登録された乗員の通信端末50に通知する。
これにより、乗員の通信端末50には、例えば、図5に示すように、「バッテリ運転を終了しました。終了時刻:××時□□分」といったメッセージが表示される。
次に、クラウドサーバ40は、S216にて、冷凍車1の乗員の通信端末50から通知に対する反応があったか否かを判定する。ここで、冷凍車1の乗員の通信端末50から通知に対する反応があった場合、クラウドサーバ40は、本処理を終了する。
また、冷凍車1の乗員の通信端末50から通知に対する反応がない場合、クラウドサーバ40は、S218にて、冷凍機20が運転を停止したことを冷凍車1の乗員の通信端末50に再度通知する。
次に、クラウドサーバ40は、S220にて、通信部41を介して冷凍車1の乗員の通信端末50と異なる通信端末であって、予め登録された運行管理者の通信端末に冷凍機20の運転を停止した旨を通知し、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のバッテリ状態監視装置は、車両の庫内を冷却または冷凍する冷凍機20に電力を供給するバッテリ10の状態を監視する。また、バッテリ状態監視装置は、外部機器と通信する通信部41と、車両の始動スイッチがオフ状態の場合、通信部41を介して予め登録された通知先にバッテリ10の状態を通知する(S202)。
このような構成によれば、車両の始動スイッチがオフ状態の場合、通信部を介して予め登録された通知先にバッテリ10の状態が通知されるので、始動スイッチをオフにして乗員が車両から離れても乗員がバッテリ10の状態を認識することができる。
また、バッテリ状態監視装置は、バッテリ10の残量が閾値未満であるか否かを判定するバッテリ残量判定部(S201)を備えている。そして、状態通知部は、始動スイッチがオフ状態の場合で、かつ、バッテリ残量判定部によりバッテリ10の残量が閾値未満であると判定された場合、通信部41を介して通知先にバッテリ10の状態を通知する。
このように、始動スイッチがオフ状態の場合で、かつ、バッテリ10の残量が閾値未満であると判定されたタイミングでバッテリ10の状態を通知することができる。
また、冷凍機20は、バッテリ10の電力で作動する電動圧縮機21を有し、始動スイッチがオフ状態の場合でも、電動圧縮機21により圧縮された冷媒を用いて庫内を冷却または冷凍することが可能な電動式冷却機とすることができる。
また、状態通知部は、バッテリ10の残量および電動圧縮機21の消費電力に基づいて冷凍機20を持続して運転した際の運転終了時刻を算出し、該運転終了時刻およびバッテリ10の残量を含むバッテリ10の状態を通知先に通知する。
したがって、乗員は通知先に登録された通信端末50により、運転終了時刻およびバッテリ10の残量を認識することができる。
また、バッテリ状態監視装置は、通信部41を介して通知先から冷却機の省電力運転の指示を受信した場合、冷却機を通常運転よりも電力の少ない省電力運転をさせるよう指示する省電力指示部(S206、S208)を備えている。
したがって、乗員が通信端末50を操作して冷凍機20の省電力運転の指示を行うことで、冷凍機20に省電力運転をさせることが可能である。
また、バッテリ状態監視装置は、状態通知部による通知先への通知の後、通知先から通知に対する応答があったか否かを判定する状態応答判定部(S204)を備えている。さらに、状態応答判定部により通知先から通知に対する応答がないと判定された場合、再度、通信部を介して通知先にバッテリ10の状態を通知するバッテリ状態再通知部(S210)と、を備えている。
したがって、1回目のバッテリ10の状態の通知に、通知先に登録された通信端末50を所持する乗員が気付かないような場合でも、バッテリ10の状態を乗員に気付かせることが可能である。
また、バッテリ状態監視装置は、停止通知部によって通信部41を介して通知先に冷凍機20の運転が停止した旨が通知された後、通知先から冷凍機20の運転が停止した旨の通知に対する応答があったか否かを判定する停止応答判定部(S216)を備えている。さらに、停止応答判定部により通知先から冷凍機20の運転を停止した旨の通知に対する応答がないと判定された場合、再度、通信部を介して通知先に冷凍機20の運転を停止した旨を通知する停止再通知部(S218)を備えている。
したがって、冷凍機20の運転が停止した旨の1回目の通知に、通知先に登録された通信端末50を所持する乗員が気付かないような場合でも、冷凍機20の運転が停止した旨を乗員に気付かせることが可能である。
また、バッテリ状態監視装置は、バッテリ10の残量低下により冷却機の運転が停止された場合、通信部を介して通知先に冷却機の運転が停止した旨を通知する停止通知部(S212、S214)を備えている。
したがって、通知先に登録された通信端末50を所持する乗員に冷却機の運転が停止したことを認識させることができる。
また、バッテリ状態監視装置は、第1通知先から冷却機の運転が停止した旨の通知に対する応答がないと判定された場合、通信部を介して予め登録された第2通知先に冷却機の運転を停止した旨を通知する通知部(S220)を備えている。
したがって、通信部41を介して予め登録された第2通知先に冷却機の運転を停止した旨を通知することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るバッテリ状態監視装置について図6を用いて説明する。本実施形態のバッテリ状態監視装置の構成は、上記第1実施形態のバッテリ状態監視装置と同じである。本実施形態のバッテリ状態監視装置は、上記第1実施形態のバッテリ状態監視装置と比較して冷凍機ECU22およびクラウドサーバ40の処理が異なる。冷凍機ECU22は、図3に示した処理と並行して図6に示す処理を実施する。
まず、クラウドサーバ40は、S300にて、冷凍車1と乗員の通信端末50との距離を算出する。具体的には、乗員の通信端末50からこの通信端末50のGPS受信機によって特定された位置情報を収集し、この位置情報に基づいて乗員の通信端末50の位置座標を特定する。また、クラウドサーバ40は、この乗員の通信端末50の位置座標と冷凍機ECU22から送信された車両情報に含まれる車両の位置座標に基づいて冷凍車1と乗員の通信端末50との距離を算出する。なお、冷凍車1と乗員の通信端末50との距離は、直線距離としてもよく道なり距離としてもよい。
次に、クラウドサーバ40は、S302にて、図2のS201の閾値を変更する。具体的には、冷凍車1と乗員の通信端末50との距離が長いほど、図2のS201の閾値が大きくなるようS201の閾値を変更し、本処理を終了する。これにより、冷凍車1と乗員の通信端末50との距離が長いほど、乗員の通信端末50へのバッテリ10の状態の通知を早期に行うことができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
また、バッテリ状態監視装置は、車両の位置と通知先の位置を特定し、車両の位置と通知先の位置に基づいて車両と通知先のとの距離を算出する距離算出部(S300)を備えている。また、距離算出部により算出された車両と通知先との距離が長いほど閾値の大きさを大きくする閾値変更部(S302)を備えている。
したがって、車両と通知先との距離が長いほど早期にバッテリ10の状態を通知することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るバッテリ状態監視装置について図7を用いて説明する。本実施形態のバッテリ状態監視装置の構成は、上記第1実施形態のバッテリ状態監視装置と同じである。本実施形態のバッテリ状態監視装置は、上記第1実施形態のバッテリ状態監視装置と 比較して冷凍機ECU22の処理が異なる。本実施形態の冷凍機ECU22は、図2に示す処理に代えて図7に示す処理を実施する。
まず、冷凍機ECU22は、S100にて、一定時間T1が経過したか否かを判定する。本実施形態では、一定時間T1は15分となっている。ここで、一定時間T1が経過してない場合には、S100の判定を繰り返し実施する。また、一定時間T1が経過すると、冷凍機ECU22は、S102にて、車両情報をクラウドサーバ40にアップロードする。
このように、一定時間T1毎に車両情報をクラウドサーバ40にアップロードすることにより、通信量を抑制することができる。
次に、冷凍機ECU22は、S104にて、バッテリ10の残量が基準値未満であるか否かを判定する。
ここで、バッテリ10の残量が基準値以上となっている場合、S100に戻る。また、バッテリ10の残量が基準値未満となっている場合は、冷凍機ECU22は、S106にて、一定時間T1を、より短い一定時間T2に変更する。例えば、一定時間T2を5分に変更し、S100に戻る。
したがって、バッテリ10の残量が少なくなると、車両情報をクラウドサーバ40にアップロードする周期が短くなる。すなわち、バッテリ10の残量に余裕がある場合には通信量を抑制し、バッテリ10の残量に余裕がない場合には、車両情報を短い周期でアップロードすることができる。また、クラウドサーバ40は、バッテリの状態を速やかに乗員に通知することが可能となる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
また、バッテリ状態監視装置は、バッテリ10の状態を監視する車両ECU12および冷凍機ECU22と、車両ECU12および冷凍機ECU22と通信するクラウドサーバ40と、を備えている。また、クラウドサーバ40は、通信部41と状態通知部を有している。
また、制御部は、バッテリ10の残量が基準値以上の場合、バッテリ10の状態を第1周期でクラウドサーバにアップロードする(S100、S102)。また、バッテリ10の残量が基準値未満の場合、バッテリ10の状態を第1周期よりも短い第2周期でクラウドサーバにアップロードする(S104、S106)。そして、状態通知部は、通信部を介して通知先に制御部からアップロードされたバッテリ10の状態を通知する。
したがって、バッテリ10の残量が基準値未満の場合に、少ない遅延で予め登録された通知先にバッテリ10の状態を通知することができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、車両の始動スイッチがオフ状態であっても庫内を冷凍することができる冷凍機に電力供給する大容量のバッテリ10の状態を監視するバッテリ状態監視装置について説明した。
これに対し、バッテリ状態監視装置を、車両の始動スイッチがオフ状態であっても庫内を冷却することができる冷却機に電力供給する大容量のバッテリ10の状態を監視する装置として適用することもできる。
(2)上記実施形態では、バッテリ10の残量が閾値未満となった場合、クラウドサーバ40は、S202にて、バッテリ10の残量を含むバッテリ10の状態を通信部41を介して冷凍車1の乗員の通信端末50に通知するようにした。
これに対し、車両の始動スイッチがオフ状態になった場合、クラウドサーバ40は、定期的にバッテリ10の残量を含むバッテリ10の状態を通信部41を介して冷凍車1の乗員の通信端末50に通知するようにしてもよい。
(3)上記各実施形態では、車両ECU12および冷凍機ECU22と、クラウドサーバ40を別々に構成した。これに対し、クラウドサーバ40を冷凍車1に搭載して、車両ECU12、冷凍機ECU22およびクラウドサーバ40によりバッテリ状態監視装置を構成してもよい。
(4)上記各実施形態では、無線通信網等を介してバッテリ10の状態を乗員の通信端末50に通知する例を示した。なお、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi等の通信規格に基づく通信によってバッテリ10の状態を乗員の通信端末50に通知するようにしてもよい。
(5)上記各実施形態では、バッテリ10の状態をメールによって乗員の通信端末50に通知するようにした。これに対し、例えば、ショートメールサービス、自動音声通話等によって通知することもできる。また、通信端末50を振動させたり音を発生させるようにすることもできる。また、画面を遷移させるように通知してもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機に電力を供給するバッテリの状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、外部機器と通信する通信部を備えている。さらに、車両の始動スイッチがオフ状態の場合、通信部を介して予め登録された通知先にバッテリの状態を通知する状態通知部を備えている。
また、第2の観点によれば、バッテリ状態監視装置は、バッテリの残量が閾値未満であるか否かを判定するバッテリ残量判定部を備えている。そして、状態通知部は、始動スイッチがオフ状態の場合で、かつ、バッテリ残量判定部によりバッテリの残量が閾値未満であると判定された場合、通信部を介して通知先にバッテリの状態を通知する。
このように、始動スイッチがオフ状態の場合で、かつ、バッテリの残量が閾値未満であると判定されたタイミングでバッテリの状態を通知することができる。
また、第3の観点によれば、バッテリ状態監視装置は、車両の位置と通知先の位置を特定し、車両の位置と通知先の位置に基づいて車両と通知先のとの距離を算出する距離算出部を備えている。また、距離算出部により算出された車両と通知先との距離が長いほど閾値の大きさを大きくする閾値変更部を備えている。
したがって、車両と通知先との距離が長いほど早期にバッテリの状態を通知することができる。
また、第4の観点によれば、冷却機は、バッテリの電力で作動する電動圧縮機を有し、始動スイッチがオフ状態の場合でも、電動圧縮機により圧縮された冷媒を用いて庫内を冷却または冷凍することが可能な電動式冷却機である。
このように、冷凍機は、バッテリの電力で作動する電動圧縮機を有し、始動スイッチがオフ状態の場合でも、電動圧縮機21により圧縮された冷媒を用いて庫内を冷却または冷凍することが可能な電動式冷却機とすることができる。
また、第5の観点によれば、状態通知部は、バッテリの残量および電動圧縮機の消費電力に基づいて冷却機を持続して運転した際の運転終了時刻を算出し、該運転終了時刻およびバッテリの残量を含むバッテリの状態を通知先に通知する。
したがって、乗員は通知先に登録された通信端末により、運転終了時刻およびバッテリの残量を認識することができる。
また、第6の観点によれば、バッテリ状態監視装置は、通信部を介して通知先から冷却機の省電力運転の指示を受信した場合、冷却機を通常運転よりも電力の少ない省電力運転をさせるよう指示する省電力指示部を備えている。
したがって、乗員が通信端末を操作して冷凍機の省電力運転の指示を行うことで、冷凍機20に省電力運転をさせることが可能である。
また、第7の観点によれば、バッテリ状態監視装置は、状態通知部による通知先への通知の後、通知先から通知に対する応答があったか否かを判定する状態応答判定部を備えている。また、状態応答判定部により通知先から通知に対する応答がないと判定された場合、再度、通信部を介して通知先にバッテリの状態を通知するバッテリ状態再通知部を備えている。
したがって、1回目のバッテリの状態の通知に、通知先に登録された通信端末を所持する乗員が気付かないような場合でも、バッテリの状態を乗員に気付かせることが可能である。
また、第8の観点によれば、バッテリ状態監視装置は、バッテリの残量低下により冷却機の運転が停止された場合、通信部を介して通知先に冷却機の運転が停止した旨を通知する停止通知部を備えている。
したがって、通知先に登録された通信端末50を所持する乗員に冷却機の運転が停止したことを認識させることができる。
また、第9の観点によれば、バッテリ状態監視装置は、停止通知部によって通信部を介して通知先に冷却機の運転が停止した旨が通知された後、通知先から冷却機の運転が停止した旨の通知に対する応答があったか否かを判定する停止応答判定部を備えている。また、停止応答判定部により通知先から冷却機の運転を停止した旨の通知に対する応答がないと判定された場合、再度、通信部を介して通知先に冷却機の運転を停止した旨を通知する停止再通知部を備えている。
したがって、冷凍機の運転が停止した旨の1回目の通知に、通知先に登録された通信端末を所持する乗員が気付かないような場合でも、冷凍機の運転が停止した旨を乗員に気付かせることが可能である。
また、第10の観点によれば、通知先は第1通知先である。バッテリ状態監視装置は、停止応答判定部により第1通知先から冷却機の運転が停止した旨の通知に対する応答がないと判定された場合、予め登録された第2通知先に通知する通知部を備えている。具体的には、通信部を介して予め登録された第2通知先に冷却機の運転を停止した旨を通知する通知部を備えている。
したがって、通信部を介して予め登録された第2通知先に冷却機の運転を停止した旨を通知することができる。
また、第11の観点によれば、バッテリ状態監視装置は、バッテリの状態を監視する制御部と、制御部と通信するクラウドサーバと、を備えている。また、クラウドサーバは、通信部と状態通知部を有している。そして、制御部は、バッテリの残量が基準値以上の場合、バッテリの状態を第1周期でクラウドサーバにアップロードする。また、制御部は、バッテリの残量が基準値未満の場合、バッテリの状態を第1周期よりも短い第2周期でクラウドサーバにアップロードする。また、状態通知部は、通信部を介して通知先に制御部からアップロードされたバッテリの状態を通知する。
したがって、バッテリの残量が基準値未満の場合に、少ない遅延で予め登録された通知先にバッテリの状態を通知することができる。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、S202の処理が状態通知部に相当し、S201がバッテリ残量判定部に相当し、S300が距離算出部に相当し、S302が閾値変更部に相当する。また、S206、S208が省電力指示部に相当し、S204が状態応答判定部に相当し、S210がバッテリ状態再通知部に相当し、S212、S214が停止通知部に相当し、S216が停止応答判定部に相当し、S218が停止再通知部に相当する。また、S220が通知部に相当し、車両ECU12および冷凍機ECU22が制御部に相当する。
1 冷凍車
10 バッテリ
11 走行用モータ
12 車両ECU
13 コントロールパネル
14 通信部
20 冷凍機
21 電動圧縮機
22 冷凍ECU
40 クラウドサーバ
41 通信部
50 通信端末

Claims (8)

  1. 車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機(20)に電力を供給するバッテリ(10)の状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、
    外部機器と通信する通信部(41)と、
    前記バッテリの残量が閾値未満であるか否かを判定するバッテリ残量判定部(S201)と、
    前記車両の始動スイッチがオフ状態の場合で、かつ、前記バッテリ残量判定部により前記バッテリの残量が閾値未満であると判定された場合、前記通信部を介して予め登録された通知先に前記バッテリの状態を通知する状態通知部(S202)と、
    前記車両の位置と前記通知先の位置を特定し、前記車両の位置と前記通知先の位置に基づいて前記車両と前記通知先のとの距離を算出する距離算出部(S300)と、
    前記距離算出部により算出された前記車両と前記通知先との距離が長いほど前記閾値の大きさを大きくする閾値変更部(S302)と、を備えたバッテリ状態監視装置。
  2. 車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機(20)に電力を供給するバッテリ(10)の状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、
    外部機器と通信する通信部(41)と、
    前記車両の始動スイッチがオフ状態の場合、前記通信部を介して予め登録された通知先に前記バッテリの状態を通知する状態通知部(S202)と、を備え、
    前記冷却機は、前記バッテリの電力で作動する電動圧縮機(21)を有し、前記始動スイッチがオフ状態の場合でも、前記電動圧縮機により圧縮された冷媒を用いて前記庫内を冷却または冷凍することが可能な電動式冷却機であり、
    前記状態通知部は、前記バッテリの残量および前記電動圧縮機の消費電力に基づいて前記冷却機を持続して運転した際の運転終了時刻を算出し、該運転終了時刻および前記バッテリの残量を含む前記バッテリの状態を前記通知先に通知するバッテリ状態監視装置。
  3. 車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機(20)に電力を供給するバッテリ(10)の状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、
    外部機器と通信する通信部(41)と、
    前記車両の始動スイッチがオフ状態の場合、前記通信部を介して予め登録された通知先に前記バッテリの状態を通知する状態通知部(S202)と、
    前記通信部を介して前記通知先から前記冷却機の省電力運転の指示を受信した場合、前記冷却機を通常運転よりも電力の少ない省電力運転をさせるよう指示する省電力指示部(S206、S208)を備えたバッテリ状態監視装置。
  4. 車両の庫内を冷却または冷凍する冷却機(20)に電力を供給するバッテリ(10)の状態を監視するバッテリ状態監視装置であって、
    外部機器と通信する通信部(41)と、
    前記車両の始動スイッチがオフ状態の場合、前記通信部を介して予め登録された通知先に前記バッテリの状態を通知する状態通知部(S202)と、
    前記バッテリの状態を監視する制御部(12、22)と、
    前記制御部と通信するクラウドサーバ(40)と、を備え、
    前記クラウドサーバは、前記通信部(41)と前記状態通知部を有し、
    前記制御部は、前記バッテリの残量が基準値以上の場合、前記バッテリの状態を第1周期で前記クラウドサーバにアップロードし、前記バッテリの残量が前記基準値未満の場合、前記バッテリの状態を前記第1周期よりも短い第2周期で前記クラウドサーバにアップロードし、
    前記状態通知部は、前記通信部を介して前記通知先に前記制御部からアップロードされた前記バッテリの状態を通知するバッテリ状態監視装置。
  5. 前記状態通知部による前記通知先への前記通知の後、前記通知先から前記通知に対する応答があったか否かを判定する状態応答判定部(S204)と、
    前記状態応答判定部により前記通知先から前記通知に対する応答がないと判定された場合、再度、前記通信部を介して前記通知先に前記バッテリの状態を通知するバッテリ状態再通知部(S210)と、を備えた請求項1ないしのいずれか1つに記載のバッテリ状態監視装置。
  6. 前記バッテリの残量低下により前記冷却機の運転が停止された場合、前記通信部を介して前記通知先に前記冷却機の運転が停止した旨を通知する停止通知部(S212、S214)を備えた請求項1ないしのいずれか1つに記載のバッテリ状態監視装置。
  7. 前記停止通知部によって前記通信部を介して前記通知先に前記冷却機の運転が停止した旨が通知された後、前記通知先から前記冷却機の運転が停止した旨の通知に対する応答があったか否かを判定する停止応答判定部(S216)と、
    前記停止応答判定部により前記通知先から前記冷却機の運転を停止した旨の通知に対する応答がないと判定された場合、再度、前記通信部を介して前記通知先に前記冷却機の運転を停止した旨を通知する停止再通知部(S218)と、を備えた請求項に記載のバッテリ状態監視装置。
  8. 前記通知先は第1通知先であり、
    前記停止応答判定部により前記第1通知先から前記冷却機の運転が停止した旨の通知に対する応答がないと判定された場合、前記通信部を介して予め登録された第2通知先に前記冷却機の運転を停止した旨を通知する通知部(S220)を備えた請求項に記載のバッテリ状態監視装置。
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