JP7226024B2 - 墓地誘導システム - Google Patents

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Description

本実施形態は、墓地誘導システムに関する。
一般的に、墓地に訪れてお墓をお参りする時間帯は日中であることが多い。しかし、彼岸やお盆など、大勢の人がお参りに墓地を訪れる時期には、明るいうちに墓参りをしたくとも、駐車場の空きがないなどの理由で日中のお参りができない場合がある。また、現在の多忙な社会背景を鑑みると、明るい時間に墓地を訪れることが困難であり、夜間にしかお墓参りができない人が増加していると考えられる。
しかしながら、従来、墓地には照明がほとんど設置されていないため、墓地の入り口からお参りをしたいお墓までたどり着くのが困難であった。近年、太陽電池を利用して墓石を照明や音声で飾ることができる、屋外崇拝物飾り装置の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、太陽電池式墓前灯篭の技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。しかし、これらの提案は、墓石の近辺のみを照明する技術であるため、墓地の入り口から墓石までの経路は依然として暗いままであるため、参拝者の安全性の確保が困難であるという問題があった。また、安全性を確保するために、墓地に配置された全ての経路に照明を設置し、参拝者のために夜間常に照明をつけておくのは経済的でないという問題もある。
特開2001-049903号公報 実用新案登録第3082544号公報
本実施形態は、墓地の入り口から目的とする墓石までの経路の照明を経済的に点灯し、参拝者が安全かつ快適に墓参りをすることができる、墓地誘導システムを提供することを目的とする。
本実施形態の墓地誘導システムは、複数の墓石が配置され、前記墓石の周囲及び前記墓石間の通路に照明装置が設置された墓地において、前記照明装置の照明状態を制御する墓地誘導システムであって、ユーザ認証データを入力する第1入力部と、照明コントローラとを備える。前記照明コントローラは、前記第1入力部に入力された前記ユーザ認証データが、複数の前記墓石のいずれかに登録された認証データと一致した場合に、前記第1入力部が設置された地点から入力された前記ユーザ認証データが登録された前記墓石までの経路である参拝経路に位置する前記通路に設置された前記照明装置と、入力された前記ユーザ認証データが登録された前記墓石の周囲に設置された前記照明装置とを点灯させる。前記墓石は、人を検知する検知部を備えており、前記検知部において、前記ユーザ認証データを入力したユーザが検知された場合に、前記照明コントローラは、前記参拝経路上に位置する前記通路に設置された前記照明装置を消灯する。
本実施形態によれば、墓地の入り口から目的とする墓石までの経路の照明を経済的に点灯し、参拝者が安全かつ快適に墓参りをすることができる、墓地誘導システムを提供することができる。
本実施形態に係わる墓地誘導システムの構成図。 墓地制御装置の構成の一例を説明する概略ブロック図。 墓地のレイアウトの一例を説明する平面図。 墓石の概観を説明する概略図。 墓石に設置される被制御機器の構成の一例を説明する概略ブロック図。 本実施形態に係わる墓地誘導システムにおける照明制御手順を説明するフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係わる墓地誘導システムの構成図である。墓地誘導システム1は、墓地制御装置2を備えている。墓地制御装置2は、インターネット回線3を介して、サーバ4と接続されている。
墓地制御装置2は、サーバ4からインターネット回線3を介して入力された制御指示信号に基づき、墓地の各部に設けられた被制御機器に対する制御を行う。図2は、墓地制御装置の構成の一例を説明する概略ブロック図である。図2に示すように、墓地制御装置2は、通信制御部21と、門制御部22と、照明コントローラ23と、墓石コントローラ24と、入力装置25とを備えている。
通信制御部21は、インターネット回線3との間で送受信されるデータや制御指示信号の通信を制御する。具体的には、門制御部22から入力されるデータや入力装置25から入力されるデータを、インターネット回線3を介してサーバ4に出力するよう、通信制御を行う。また、サーバ4からインターネット回線3を介して入力される制御指示信号に基づき、被制御機器の制御を行う部位(門制御部22、照明コントローラ23、墓石コントローラ24のいずれか)を特定し、当該部位に対して制御指示信号を出力する。
門制御部22は、墓地100の入り口に設置された門110の開閉を制御する。図3は、墓地のレイアウトの一例を説明する平面図である。図3に示すように、墓地100は、外周を外壁で囲まれており、外壁の一部に参拝者の通行が可能な門110が設けられている。門110には、暗証番号入力機110A、110Bが設置されている。第1入力部としての暗証番号入力機110Aは、外部から墓地100に入る際に参拝者が所定の暗証番号を入力する機器であり、第2入力部としての暗証番号入力機110Bは、墓地100から外部に出る際に参拝者が所定の暗証番号を入力する機器である。なお、暗証番号入力機110A、110Bは、ユーザ認証に用いるユーザ認証データの入力部である。上述した暗証番号は、ユーザ認証データの一例である。暗唱番号のかわりに、ユーザ識別IDなど、ユーザを一意に識別可能な番号や文字、番号と文字とを組み合わせた文字列などを用いてもよい。
墓地100の内部には、複数の墓石200を列状に配置した墓石列210が、複数配置されている。隣り合う墓石列210の間は、参拝者が通行する通路となっている。通路には複数の照明機器300が配置されている。照明機器300は、例えば、通路に沿った埋め込み型のLEDフットライトを用いる足元照明、通路に沿って所定間隔で埋め込んだポールなどに設置したLEDライト等を用いて上方から通路を照明するスポットライト、通路脇に設置したLED小型投光器などを用いて足元から上方に向かって照明光を照射するアッパーライトなどで構成することができる。また、照明機器300を通路に設けるかわりに、墓地100内に大型のプロジェクタを配置したハイポール(図示せず)を設け、プロジェクトマッピングのように通路を照明してもよい。なお、個々の照明機器300には、固有の識別情報(IDやアドレスなど)が付与されており、個別に照明状態(点灯/消灯や、点滅パターン、発光色など)を制御することができる。
照明コントローラ23は、墓地100の通路に配置された照明機器300の照明状態を制御する。照明コントローラ23は、通信回線を介して複数の照明機器300と接続されている。通信回線は、例えば2線式の伝送線などを用いた有線回線であってもよいし、無線回線であってもよい。照明コントローラ23は、通信制御部21から入力される制御指示信号に従って、指定された識別情報を有する照明機器300の照明状態を制御する。また、照明コントローラ23は、墓石200に設けられた照明装置236の照明状態の制御も行う。
墓石コントローラ24は、墓石200に設けられている被制御機器を制御する。墓石200に設けられている被制御機器と墓石コントローラ24とを有線回線で接続する場合、墓石コントローラ24とこれらの被制御機器との間に墓石通信部220を設け、墓石通信部220介してデータや制御信号を送受信してもよい。なお、墓石200に設けられている被制御機器から出力されるデータをサーバ4で分析し、墓地制御装置2を介さずにサーバ4から直接制御指示を行う場合、墓石コントローラ24は省略することができる。
図4は、墓石の概観を説明する概略図である。図4に示すように、墓石200には、通信アンテナ231と、カメラ232と、モニタ233と、スピーカ235と、マイク234と、照明装置236と、コントローラ237とが設けられている。
通信アンテナ231は、例えば墓石200の鉛直方向上面に配置され、墓石コントローラ24と無線で通信を行う。カメラ232は、例えば墓石200の前面に埋め込まれており、参拝者などを撮影することができる。カメラ232で撮影された画像は、通信アンテナ231を介して墓石コントローラ24へ出力される。
モニタ233は、墓石200の前面に埋め込まれており、墓石コントローラ24から通信アンテナ231へ入力された画像や映像が表示される。スピーカ235は、例えば墓石200の前面に埋め込まれており、墓石コントローラ24から通信アンテナ231へ入力された音声が出力される。マイク234は、例えば墓石前面に埋め込まれており、参拝者が墓石200に向かって呼びかけた声(音声データ)を集音する。集音された音声データは、通信アンテナ231を介して墓石コントローラ24へ出力される。
照明装置236は、例えば、墓石200の周囲を囲む地上に設置されたLED照明器具により構成されている。照明装置236の照明状態は、照明コントローラ23により制御される。
コントローラ237は、墓石200に設けられた被制御装置と、墓石コントローラ24との間でのデータの送受信を制御する。図5は、墓石に設置される被制御機器の構成の一例を説明する概略ブロック図である。被制御機器であるカメラ232、マイク234、スピーカ235、モニタ233の各機器は、コントローラ237に接続されている。カメラ232、マイク234、スピーカ235、モニタ233の各部位から入力されるデータは、コントローラ237を介し、通信アンテナ231から墓石コントローラ24へ無線で送信される。また、墓石コントローラ24から通信アンテナ231に入力される制御指示信号は、コントローラ237を介して、制御対象の機器(カメラ232、マイク234、スピーカ235、モニタ233、のいずれか)に出力される。
なお、墓石200に設けられている被制御機器から出力されるデータをサーバ4で分析し、サーバ4から被制御機器に対して直接制御指示が行われる場合、通信アンテナ231はサーバ4との間でデータの送受信を行う。
入力装置25は、墓地誘導システムの実行に先だち、サーバ4や墓石コントローラ24において、入力されたデータを分析して制御指示内容を決定するための諸条件や設定値などの登録作業に用いられる。
サーバ4は、墓地全体の管理システムとしての機能を有する、クラウド上に設けられたサーバである。サーバ4は、プロセッサ41とメモリ42とを備えている。サーバ4は、インターネット回線3を介して墓地制御装置2から入力される各種情報に基づき、墓地の各部に設けられた被制御機器に対する制御内容を決定する。対象となる被制御機器や制御内容については、後に詳述する。被制御機器に対する制御内容の決定は、メモリ42に格納されているプログラムをプロセッサ41が実行することによりソフトウェア的に実現してもよいし、プロセッサ41をFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により構成することでハードウェア的に実現してもよい。決定された制御内容は、制御指示信号として、インターネット回線3を介して墓地制御装置2に出力される。
このように構成された墓地誘導システムの作用について、次に説明する。図6は、本実施形態に係わる墓地誘導システムにおける照明制御手順を説明するフローチャートである。参拝者は、墓地100の門110に到着すると、予め個々の墓石200に対して割り当てられた暗証番号を、暗証番号入力機110Aに入力する。入力された暗証番号はサーバ4へ送信され、墓石200に割り当て済みの暗証番号と照会が行われる(S1)。暗証番号の照合確認が得らない場合(S2、No)、暗証番号のエラーメッセージ等を出力し、参拝者に正しい暗証番号の入力を促す。そして、S1に戻り、照合確認が得られるまで暗証番号の照会作業を継続する。
一方、暗証番号の照合確認が得られた場合(S2、Yes)、サーバ4は、墓地制御装置2に対して開門の制御指示信号を出力する。墓地制御装置2は、通信制御部21において当該指示を受信すると、門制御部22に対して門110を開門するよう通知する。門制御部22は、当該通知に従い門110を開門する(S3)。
なお、暗証番号による認証に代えて、顔認証を採用してもよい。顔認証を採用した場合には、参拝者が門110に到着することにより顔認証が行われて、認証成功の場合には自動的に門110を開門することができる。
サーバ4は、門110を開門する旨の制御信号を出力すると共に、墓石の照明装置236と通路に設けられた照明機器300の照明状態を制御する制御指示信号を、墓地制御装置2に対して出力する。このとき、サーバ4は、墓地100内に設置された照明機器300のうち、S2で照合確認された暗証番号が割り当てられている墓石200から門110までの経路に配置された照明機器300について、所定の発光色(及び/または点滅パターン)で点灯するよう、制御指示信号を出力する。例えば、図3示すように、S2で照合確認された暗証番号が墓石200Aに割り当てられている場合、門110から墓石200Aまでの経路に配置された照明機器(図3において、網掛け表示を施した照明機器)300の識別情報を指定し、所定の発光色(及び/または点滅パターン)で点灯するよう、制御指示信号を出力する。
なお、墓石200Aから門110までの経路は、予めサーバ4に登録しておいてもよいし、暗証番号の照合確認がなされる都度、選択された墓石200までの最適経路を計算などにより算出してもよい。例えば、他の墓石200の前に参拝者がいる場合、参拝者を避けた経路を算出するなどしてもよい。
また、門110から選択された墓石200Aまでの経路に配置された照明機器300の発光色や点滅パターンは、他の墓石200までの経路においてすでに点灯されている照明機器300の発光色や点滅パターンと異なる色/パターンになるように設定されることが好ましい。例えば、他の墓石200までの経路に配置された照明機器300の照明色が青色である場合、墓石200Aまでの経路に配置された照明機器300は、緑色や赤色など、青色とは異なる色で点灯するように制御指示を行う。また、例えば、墓石200に対して割り当てられた暗証番号ごとに、照明機器300の色/パターンを予め設定しておいてもよい。
このように、経路によって照明色を異ならせることで、参拝者が経路を間違えることを抑制し、門110から所望の墓石200までスムーズに誘導することができる。なお、発光色や点滅パターンを異ならせる場合、暗証番号入力機110Aの近くにモニタなどを設置し、当該モニタに「青色の点滅に従って進んでください」など、参拝者に自身の経路の照明状態(色、点滅状態)を通知することで、よりスムーズに参拝者を所望の墓石200まで誘導することができる。
墓地制御装置2は、通信制御部21において照明点灯指示を受信すると、照明コントローラ23に対して、照明をオンにする照明機器の識別情報と、照明状態(発光色、及び/または点滅パターン)とを通知する。照明コントローラ23は、入力された識別情報を有する照明機器300に対し、所定の照明状態(例えば、赤色の照明を1秒間隔で点滅させる、など)に制御する(S4)。また、照明コントローラ23は、S2で照合確認された暗証番号が割り当てられている墓石200に設けられた照明装置236の照明状態の制御も行う。すなわち、選択された墓石200の照明装置236を点灯するよう、制御を行う(S4)。
続いて、墓石コントローラ24は、選択された墓石200のカメラ232から入力される画像を、予め登録されている顔面画像データと照合し、顔認証を行う(S5)。墓地誘導システムには、墓石200ごとに参拝者(参拝する可能性がある人物)の顔面画像データが予め登録されている。本ステップは、カメラ232の画像を登録された顔面画像データと照合して顔認証を行うことで、参拝者が目的の墓石200に到着したことを確実に識別することを目的として行われる。
なお、顔認証に用いる顔面画像データは、例えば、S2において暗証番号の照合確認が行われた際に、暗証番号を入力した参拝者の顔を図示しないカメラで撮影し取得した画像データを用いてもよい。また、カメラ232から入力される画像をサーバ4に出力し、顔認証をサーバ4で行ってもよい。
顔認証の照合確認がなされた場合(S5、Yes)、参拝者が所望の墓石200に到着したものと推定される。照明コントローラ23は、S4において点灯させた照明機器300、すなわち、門110から墓石200までの経路に配置された照明機器300を、消灯させる(S6)。このとき、墓石コントローラ24(またはサーバ4)は、予め登録されている故人の写真や画像を墓石200に設置されたモニタ233に表示させたり、予め登録されている故人の音声を墓石200に設置されたスピーカ235から出力したりしてもよい。
また、モニタ233に表示させる写真や画像、スピーカ235から出力する音声は、マイク234から集音される参拝者の音声データを解析して内容を解読し、解読結果に応じて選択してもよい。また、当該参拝者の過去の訪問履歴や、過去の音声データの内容、季節や時間などの情報を踏まえて、モニタ233の表示内容やスピーカ235から出力する音声を変更してもよい。更に、既存のCG技術や音声合成技術を用い、個人の顔の動画や音声を適宜生成して出力してもよい。
参拝者が墓石200から立ち去ったことを検知すると(S7、Yes)、照明コントローラ23は、S6において消灯させた照明機器300を再び点灯させる(S8)。参拝者が立ち去ったことを検知する方法としては、例えば、人感センサを用いることができる。また、カメラ232の撮影画像に参拝者が一定時間出現しない場合に、参拝者が墓石200から立ち去ったものと推定してもよい。更に、マイク234から集音される音声データに、予め設定された立ち去ることを示すキーワード(例えば、「また来るね」「帰るね」など)を検出した場合に、参拝者が墓石200から立ち去ったものと推定してもよい。墓石200から門110までの経路に配置された照明機器300を点灯することで、参拝者が安全かつ快適に帰路につくことができる。
参拝者は、門110に到着すると、暗証番号入力機110Bに所定の暗証番号を入力する。入力された暗証番号が、S2において照合確認が得られた暗証番号と一致しない場合(S9、No)、照合確認が得られるまで、参拝者に正しい暗証番号の入力を促す。一方、入力された暗証番号が、S2において照合確認が得られた暗証番号と一致する場合(S9、Yes)、参拝者が門110に到着したものと推定し、S8で点灯した照明機器300と、墓石200の照明装置236を消灯する(S10)。最後に、門110を閉門し、墓地誘導システムの一連の動作を終了する。
なお、図6を用いて説明した上述の一連の動作において、サーバ4上で行う動作については、墓地制御装置2で行ってもよい。例えば、S1における暗証番号の照合は、門制御部22において行ってもよい。
このように、実施形態の墓地誘導システムは、参拝者が門に到着すると、目的の墓石を特定し、門から墓石までの経路及び墓石の周辺を照明する。また、参拝者が目的の墓石に到着すると、門から墓石までの経路の照明装置を消灯する。更に、参拝を終えて帰路に就くと、門から墓石までの経路を再び照明し、門に到着したことを確認すると、門から墓石までの経路及び墓石の周辺の照明装置を消灯する。従って、墓地の入り口から目的とする墓石までの経路の照明を経済的に点灯し、参拝者が安全かつ快適に墓参りをすることができる。
また、暗証番号の照合に基づく門の開閉動作の制御や、門から墓石までの経路及び墓石の周辺の照明装置の照明状態の制御を行うサーバは、クラウド上に構築したサーバを用いて行ってもよい。クラウドサーバを用いることで、大規模な墓地においても照明状態の管理が容易になる。更に、照明状態の制御だけでなく、門の開閉制御などもクラウドサーバで一元的に管理することができるため、管理の効率が向上する。また、1か所の墓地だけでなく、複数の墓地の照明制御もクラウドサーバで行うことができるので、墓地の管理費用の削減効果も期待できる。
なお、暗証番号の照合に基づく門の開閉動作の制御や、門から墓石までの経路及び墓石の周辺の照明制御は、サーバ4で行ってもよいし、墓地制御装置2の門制御部22や照明コントローラ23において行ってもよい。
本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…墓地誘導システム
2…墓地制御装置
3…インターネット回線
4…サーバ
21…通信制御部
22…門制御部
23…照明コントローラ
24…墓石コントローラ
25…入力装置
41…プロセッサ
42…メモリ
100…墓地
110…門
110A…暗証番号入力機
110B…暗証番号入力機
200、200A…墓石
210…墓石列
220…墓石通信部
231…通信アンテナ
232…カメラ
233…モニタ
234…マイク
235…スピーカ
236…照明装置
237…コントローラ
300…照明機器

Claims (5)

  1. 複数の墓石が配置され、前記墓石の周囲及び前記墓石間の通路に照明装置が設置された墓地において、前記照明装置の照明状態を制御する墓地誘導システムであって、
    ユーザ認証データを入力する第1入力部と、
    前記第1入力部に入力された前記ユーザ認証データが、複数の前記墓石のいずれかに登録された認証データと一致した場合に、前記第1入力部が設置された地点から入力された前記ユーザ認証データが登録された前記墓石までの経路である参拝経路に位置する前記通路に設置された前記照明装置と、入力された前記ユーザ認証データが登録された前記墓石の周囲に設置された前記照明装置とを点灯させる照明コントローラと、を備え
    前記墓石は、人を検知する検知部を備えており、前記検知部において、前記ユーザ認証データを入力したユーザが検知された場合に、前記照明コントローラは、前記参拝経路上に位置する前記通路に設置された前記照明装置を消灯することを特徴とする、墓地誘導システム。
  2. 前記検知部において、前記ユーザが検知されなくなった場合に、前記照明コントローラは、前記参拝経路上に位置する前記通路に設置された前記照明装置を点灯することを特徴とする、請求項に記載の墓地誘導システム。
  3. 前記ユーザ認証データを入力する第2入力部を更に備え、前記第2入力部に入力された前記ユーザ認証データが、前記第1入力部に入力された前記ユーザ認証データと一致した場合に、前記照明コントローラは、前記参拝経路上に位置する前記通路に設置された前記照明装置と、入力された前記ユーザ認証データが登録された前記墓石の周囲に設置された前記照明装置とを消灯させることを特徴とする、請求項に記載の墓地誘導システム。
  4. 前記照明コントローラは、前記ユーザ認証データごとに設定された色、及び/または、点滅パターンで、前記照明装置を点灯することを特徴とする、請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の墓地誘導システム。
  5. 前記ユーザ認証データと前記認証データとの照合を行い、前記参拝経路を設定して前記参拝経路に位置する前記通路に設置された前記照明装置を特定し、前記特定された前記照明装置を所定の照明状態で点灯させるよう前記照明コントローラに対して制御指示を行うサーバを更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の墓地誘導システム。
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