JP7223986B2 - 食品洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、殺菌または除菌成分を有する洗浄水を用いて食品を洗浄する食品洗浄装置に関する。
従来から、微酸性電解水など、殺菌または除菌成分を有する洗浄水を用いて、青果などの食品を洗浄する食品洗浄装置が存在する。
たとえば国際公開第2016/166862号公報(特許文献1)では、洗浄タンクに電解水を供給する供給経路と、途中位置に循環ポンプを有し、洗浄タンクに両端が接続された循環経路とを備えた食品洗浄装置が開示されている。洗浄タンクの側壁には、電解水を給水するための給水口、循環経路を通過した電解水の戻り口、および、満水レベルを超えたオーバーフロー水を排水するためのオーバーフロー口が設けられている。また、この食品洗浄装置においては、電解水の有効塩素濃度を測定または判定可能とするために、洗浄タンクの側壁には、測定容器に電解水を流出させるための流出口がさらに設けられている。
国際公開第2016/166862号公報
特許文献1のように、オーバーフロー口が洗浄タンクの側壁に、側壁を貫通するように設けられる場合、異物および野菜くずを含む浮遊物がオーバーフロー口に詰まるケースがある。また、オーバーフロー口が洗浄タンクの側壁に設けられる場合、浮遊物は洗浄水の排水とともに流下し、洗浄タンクの底に溜まる。そのため、異物や野菜くずを除去するためには洗浄タンクからカゴを取り外さなければならず、容易に異物や野菜くずを除去できる技術が求められていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、水面を浮遊する異物や野菜くずを容易に除去できる食品洗浄装置を提供することである。
この発明のある局面に従う食品洗浄装置は、殺菌または除菌成分を有する洗浄水を用いて食品を洗浄する洗浄装置である。食品洗浄装置は、底壁部および側壁部を有し、満水レベルまで洗浄水が貯められる洗浄タンクと、洗浄タンクに隣接して配置され、満水レベルを超えたオーバーフロー水を受ける受水室とを備え、オーバーフロー水を外部に排水するためのオーバーフロー口が、受水室に設けられている。
好ましくは、受水室は、満水レベル付近の高さに位置する底面を有しており、オーバーフロー口は、底面に設けられている。
好ましくは、食品洗浄装置は、オーバーフロー口を覆うように配置され、浮遊物を溜め込むためのフィルター部材をさらに備える。
好ましくは、洗浄タンクの側壁部の上端には、受水室に連なって配置される切欠き部が設けられている。
好ましくは、受水室は、底面の端縁部から上方に立ち上がる立上り面を有している。この場合、切欠き部の両側部と受水室の立上り面との交差部は、R形状または面取り形状となっていることが望ましい。
また、受水室の立上り面は、受水したオーバーフロー水をオーバーフロー口に導くように、底面側に向かって傾斜していることが望ましい。
本発明によれば、水面を浮遊する異物や野菜くずがオーバーフロー水とともに受水室へ流れるため、浮遊物を容易に除去することができる。
本発明の実施の形態に係る食品洗浄装置の外観を示す図であり、(A)~(C)はそれぞれ、食品洗浄装置の正面図、側面図、上面図を示す。 本発明の実施の形態に係る食品洗浄装置の配管構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態における洗浄タンクを模式的に示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る食品洗浄装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る食品洗浄装置の基本動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における除菌洗浄処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるすすぎ処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における戻し口の配置位置を示す図であり、(A)~(C)はそれぞれ、洗浄タンクの上面図、縦断面図、側面図を示す。 本発明の実施の形態において、洗浄タンクに隣接して配置された受水室を模式的に示す斜視図である。 (A)は、本発明の実施の形態における受水室を模式的に示す平面図であり、(B)は、比較例における受水室を模式的に示す平面図である。 (A)は、本発明の実施の形態における受水室を模式的に示す断面図であり、(B)は、比較例におけるオーバーフロー口および排水経路を模式的に示す断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
(基本構成について)
はじめに、図1~図3を参照して、本実施の形態に係る食品洗浄装置1の基本構成について説明する。なお、図1(A)には食品洗浄装置1の正面図、図1(B)には食品洗浄装置1の側面図、図1(C)には食品洗浄装置1の上面図が示されている。
食品洗浄装置1は、たとえば立方体形状の筐体90と、筐体90に設けられた洗浄タンク10とを備えている。洗浄タンク10は、たとえば、平面視矩形状の水槽であり、略矩形形状の底壁部31と、底壁部31の四辺それぞれに下端が連結された4つの側壁32a~32dとを有している。これら側壁32a~32dにより角筒形状の側壁部32が構成されている。
本実施の形態では、筐体90の上面91には蓋がなく、シンクのように洗浄タンク10が露出している。洗浄タンク10には、被洗浄物としての食品を収納するカゴ11が設置される。カゴ11も、たとえば平面視矩形状であり、略矩形形状の底面と、底面の四辺それぞれに下端が連結された4つの側面とを有している。これら側面により角筒形状の側面部が構成されている。カゴ11は、たとえば網状またはメッシュ状に形成され、各面には水を通過させるための複数の孔が設けられる。
筐体90の上面91には、洗浄タンク10に水道水を上方から供給するための給水管25が設置されている。筐体90の前面92には開閉扉が設けられており、内部の点検等が可能となっている。筐体90の背面93側には、上面91よりも上に立ち上がる立壁部94が設けられており、立壁部94の表面に操作表示部74が設けられている。
図2に示されるように、食品洗浄装置1は、基本の配管構成として、電解水の給水経路21と、水道水の給水経路24と、排水経路22と、循環経路23とを有している。
電解水の給水経路21は、洗浄タンク10の給水口12に接続されている。給水経路21上には、制御装置によって開閉制御される給水バルブ21aが設けられている。給水バルブ21aが開状態のとき、殺菌作用を有する電解水が給水経路21を介して洗浄タンク10に供給される。給水経路21を介して供給される電解水は、たとえば40mg/kg程度の有効塩素濃度の微酸性電解水である。給水口12は、洗浄タンク10の側壁部32に設けられている。
水道水の給水経路24は、洗浄タンク10に直接接続されず、給水経路24の一部(下流側端部)が、上記給水管25により構成されている。給水経路24上には、制御装置によって開閉制御される給水バルブ24aが設けられている。給水バルブ24aが開状態のとき、水道水が給水経路24を介して洗浄タンク10に給水される。給水管25の先端の給水口25aは、洗浄タンク10の上方に位置し、給水口25aから洗浄タンク10に水道水が流下する。
排水経路22は、洗浄タンク10の排水口13に接続されている。排水経路22上には、制御装置によって開閉制御される排水バルブ22aが設けられている。排水バルブ22aが開状態のとき、洗浄タンク10内の電解水が排水経路22を介して排水される。排水口13は、洗浄タンク10の底壁部31に設けられている。
循環経路23は、排水経路22から分岐し、洗浄タンク10の戻し口14に接続されている。循環経路23は、途中位置に循環ポンプ23aを有している。排水バルブ22aが閉状態で、かつ、循環ポンプ23aがONのとき、洗浄タンク10内の電解水が循環経路23を介して循環する。戻し口14は、側壁部32に設けられている。なお、循環経路23は、排水経路22とは独立して設けられていてもよい。つまり、排水経路22に接続される排水口と、循環経路23に接続される排水口とが、個別に設けられていてもよい。
本実施の形態では、洗浄タンク10の側壁部32には、給水口12および戻し口14より上方に位置する、オーバーフロー水用の切欠き部34が設けられている。切欠き部34は、満水レベル付近が底辺となるように略U字状に形成されている。満水レベル付近とは、満水レベルと同じ高さか、満水レベルとの差がたとえば10mm以下の高さである。
筐体90の上面91には、この切欠き部34に連なるように凹部が形成されている。この凹部は、オーバーフロー水を受ける受水室40として機能し、この受水室40に、オーバーフロー水を外部に排水するための排水口、すなわちオーバーフロー口15が設けられている。図2に示されるように、オーバーフロー口15は排水経路26に接続されている。排水経路26は、洗浄タンク10の排水口13に接続されたメインの排水経路22に合流してもよい。
受水室40は、切欠き部34の下端と同じ高さ(またはそれよりも下)に位置する底面41と、底面41から上方に立ち上がる立上り面42とを有している。つまり、底面41は、満水レベル付近の高さに位置する。オーバーフロー口15は、受水室40の底面41に設けられていることが望ましい。これにより、食品の洗浄期間において満水レベルを超えた電解水(オーバーフロー水)が、切欠き部34から、洗浄タンク10に隣接して配置された受水室40へ流れ、受水室40のオーバーフロー口15を介して下方へ排水される。受水室40の詳細については、後述する。
本実施の形態の食品洗浄装置1は、側壁部32に設けられた循環経路23の戻し口14から供給される電解水によって洗浄タンク10内に水流を発生させ、その水流を利用して食品を効果的に洗浄する。戻し口14の配置形態についても、後に詳述する。
(機能構成および基本動作について)
次に、食品洗浄装置1の機能構成および基本動作について説明する。
図4は、食品洗浄装置1の機能構成を示すブロック図である。食品洗浄装置1は、上記したバルブ21a,22a,24aおよび循環ポンプ23aに加え、水位センサ71,72と、濃度センサ73と、操作表示部74と、これらに電気的に接続された制御装置50とを備える。
水位センサ71は、洗浄タンク10内の電解水の水位が第1水位に達したことを検知する。水位センサ72は、洗浄タンク10内の電解水の水位が第2水位に達したことを検知する。第1水位は第2水位よりも低い。以下、第1水位を「中レベル」、第2水位を「満水レベル」という。なお、満水レベルは、切欠き部34付近(つまりオーバーフロー口15付近)の高さであり、典型的には切欠き部34の底辺(下端位置)と略同じ高さである。中レベルは、典型的には満水レベルの1/2程度の高さである。
本実施の形態では水位センサ71,72により水位レベルを検知することとするが、限定的ではなく、たとえば流量センサで水位レベルを検知してもよい。あるいは、時間制御により水位レベルを判断してもよい。
濃度センサ73は、洗浄タンク10内の電解水の濃度を検知する。操作表示部74は、ユーザからの指示を受け付ける操作部と、洗浄モードなどの各種情報を表示するための表示部とを一体的に含む。操作表示部74には、食品の自動洗浄を開始するためのスタートボタンが含まれる。なお、操作部と表示部とが個別に設けられていてもよい。
制御装置50は、各種演算処理を行う制御部51と、各種データおよびプログラムを記憶するための記憶部52と、計時動作を行う計時部53とを含む。制御部51は、たとえばCPU(Central Processing Unit)により実現される。
図5は、食品洗浄装置1の基本動作を示すフローチャートである。なお、図5に示す一連の食品洗浄処理は、制御装置50の制御部51が、記憶部52に予め記憶された食品洗浄プログラムを読み出して実行することによって実現される。なお、食品洗浄処理が開始される前は、各バルブ21a,22a,24aは閉状態であり、循環ポンプ23aはOFFである。
ユーザにより操作表示部74のスタートボタンが押下されて、自動運転開始の指示が入力されると(ステップS2にてYES)、はじめに除菌洗浄処理が実行される(ステップS3)。除菌洗浄処理については、図6にサブルーチンを挙げて後に説明する。
除菌洗浄処理が終わると、制御部51は、排水バルブ22aを開状態とし、排水処理を実行する(ステップS4)。これにより、洗浄タンク10内の電解水が、自重により排水口13から排水される。
排水処理が終わると、すすぎ処理が実行される(ステップS5)。すすぎ処理については、図7にサブルーチンを挙げて後に説明する。
すすぎ処理が終わると、再び排水処理が実行される(ステップS6)。ここでの排水処理は、上記S4の排水処理と同様であってよい。以上で、自動洗浄処理が終了する。
図6を参照して、除菌洗浄処理について説明する。制御部51は、給水バルブ21aを開状態とし、洗浄タンク10への電解水の給水を開始する(ステップS11)。これにより、洗浄タンク10内には、側壁部32に設けられた給水口12から電解水が供給される。
その後、水位センサ71により洗浄タンク21内の電解水の水位が、中レベルと検知された場合(ステップS12にてYES)、制御部51は、循環ポンプ23aをONにし、循環ポンプ23aの駆動を開始する。これにより、洗浄タンク10内の電解水の循環が開始される(ステップS13)。すなわち、洗浄タンク10内の電解水が排水口13から取水され、取水された電解水が循環経路23を通過して、戻し口14から洗浄タンク10に戻される。
さらに、水位センサ72により洗浄タンク10内の電解水の水位が、満水レベルと検知されると(ステップS15にてYES)、制御部51は、給水バルブ21aを閉状態とし、給水経路21からの電解水の給水を停止する(ステップS16)。これにより、洗浄タンク21内には、戻し口14から吐出される電解水による水流だけが生じる。
給水を停止してからたとえば所定時間経過すると(ステップS17にてYES)、制御部51は、循環ポンプ23aをOFFにし、電解水の循環を停止する(ステップS18)。引き続き、排水バルブ22aを開状態とし、洗浄タンク10内の電解水を排水する(ステップS19)。なお、洗浄タンク10内の電解水は全量排水されるのではなく、一定量の電解水を残して排水されることが望ましい。
電解水の排水が終わると、再びステップS11に戻り、除菌洗浄が完了したと判定されるまで、上記処理が繰り返される。除菌洗浄の完了は、予め設定された洗浄時間が経過したか否かにより判定されてもよい。あるいは、サイクルごとに濃度センサ73により検知される濃度の低下度合を検出し、電解水の濃度の低下度合が所定値未満となった場合に、除菌洗浄が完了したと判断してもよい。
この場合、ステップS19で電解水を排水する前に除菌洗浄が完了したかを判定し、完了していれば(濃度の低下度合が所定値未満であれば)ステップS19に進み、完了していなければ(濃度の低下度合が所定値以上であれば)ステップS11に戻って上記処理を繰り返すようにしてもよい。一連の除菌洗浄処理が終了すると、処理はメインルーチンに戻される。
電解水で青果を洗浄する場合、一般的には流水洗浄(かけ流し)されることが多いが、本実施の形態では循環経路23の戻り水の水流を利用して食品を洗浄するため、流水洗浄だけを行う食品洗浄装置に比べて節水効果がある。
なお、本実施の形態では、電解水の給水のみが行われる給水期間、電解水の給水と電解水の循環とが並行して行われる並行期間、および、電解水の循環のみが行われる循環期間が、繰り返されることとしたが、繰り返されることなく1サイクルで終了してもよい。
図7を参照して、すすぎ処理について説明する。制御部51は、給水バルブ24aを開状態とし、洗浄タンク10への水道水の給水を開始する(ステップS31)。すすぎ洗浄のための貯水運転では、水道水が、洗浄タンク10のたとえば中レベルまで供給される。
水位センサ71により、洗浄タンク10内の洗浄水(より具体的には水道水)の水位が、中レベルに達したと検知された場合(ステップS32にてYES)、制御部51は、排水バルブ22aを開状態とし、定量排水を開始する(ステップS33)。これにより、水道水による食品の流水すすぎ洗浄が行われる。なお、すすぎ洗浄においても、洗浄水の循環処理を行ってもよい。洗浄水の循環処理は、水道水の供給とともに行われてもよいし、水道水の供給停止時に行われてもよい。
食品のすすぎ運転は、所定時間(たとえば2分)行われる(ステップS34)。すすぎ運転が開始されてから所定時間経過したと判断された場合(ステップS34にてYES)、給水バルブ24aを閉状態とし、水道水の給水を停止する(ステップS35)。以上ですすぎ処理は終了し、処理はメインルーチンに戻される。
なお、本実施の形態では、除菌洗浄処理の後にすすぎ処理が行われることとしたが、除菌洗浄処理とは独立して、すすぎ処理だけを実行可能としてもよい。これにより、除菌洗浄に向かない食品に対しては、水道水によるすすぎ洗浄だけを行うこともできる。
また、本実施の形態の除菌洗浄処理では、満水レベルまで電解水を貯めて除菌洗浄を行うこととしたが、満水洗浄モードと少量洗浄モードとを設けて、少量洗浄モードにおいては、すすぎ処理と同様に中レベルまで電解水を貯めて除菌洗浄を行ってもよい。
(戻し口の配置形態について)
図3および図8を参照して、戻し口14の配置形態について説明する。なお、図3において、矢印A1は洗浄タンク10の上方を示し、矢印A2は洗浄タンク10の正面方向(前方)を示している。図8(A)は洗浄タンク10の上面図であり、図8(A)には、洗浄タンク10内に生じる水平方向の水流が概念的に示されている。図8(B)は洗浄タンク10を長辺方向(正面から見て左右方向)に沿って切断した縦断面図であり、図8(B)には、洗浄タンク10内に生じる上下方向の水流が概念的に示されている。図8(C)は洗浄タンク10の側面図である。なお、図8(B)に示されるように、洗浄タンク10内には、2つのカゴ11(11a,11b)が左右に並んで配置されてもよい。
洗浄タンク10の側壁部32は、正面側に位置する側壁32aと、正面から見て右側に位置する側壁32bと、背面側に位置して側壁32aに対面する側壁32cと、正面から見て左側に位置して側壁32bに対面する側壁32dとで構成される。正面および背面の側壁32a,32cの横幅の方が、左右の側壁32b,32dの横幅よりも大きい。
図8(A)を参照して、側壁部32は、上方から見て排水口13に近い第1領域P2,P3と排水口13から遠い第2領域P1とを有している。戻し口14は、側壁部32の第1領域P2またはP3に沿う水平方向の水流を生じさせるように、第2領域P1に設けられる。
本実施の形態では、排水口13が、底壁部31の中央部、すなわち、側壁部32から離れた位置に配置されているため、第2領域P1には、側壁部32の4つの角部C1~C4が含まれる。したがって、戻し口14は、側壁部32の角部C1~C4のいずれかに設けられることが望ましい。なお、図1(C)に示されるように、排水口13は、いずれかの側壁に若干偏って配置されていてもよい。
正面および背面の側壁32a,32cのうち、角部C1~C4を除く領域が、第1領域P2であり、左右の側壁32b,32dのうち、角部C1~C4を除く領域が、第1領域P3である。この場合、水平方向において、前者の第1領域P2の方が後者の第1領域P3よりも長い。この場合、戻し口14は、長い方の第1領域P2に沿って水流を生じさせるように、右側の側壁32bまたは左側の側壁32dに設けられることが望ましい。
本実施の形態において、戻し口14は、2個設けられている。この場合、第1および第2の戻し口14a,14bは、対角位置にある角部C2,C4(またはC1,C3)に設けられる。第1の戻し口14aは、たとえば右側の側壁32bの角部C2に設けられ、第2の戻し口14bは、たとえば左側の側壁32dの角部C4に設けられている。このように、第1および第2の戻し口14a,14bは、互いに対面する側壁32b,32dに設けられることが望ましい。
図8(B),(C)に示されるように、第1および第2の戻し口14a,14bの高さは略同じであり、中レベルL1付近、すなわち満水レベルL2の半分程度の高さである。具体的には、第1および第2の戻し口14a,14bは、中レベルL1と同じか、それよりも若干下の高さに設けられる。戻し口14a,14bの高さ(典型的には開口中心の高さ)は、満水レベルL2の3/1以上1/2以下であることが望ましい。
なお、電解水用の給水口12は、たとえば、第1の戻し口14aと同様に、右側の側壁32bに設けられる。給水口12の高さは、戻し口14a,14bよりも高く、満水レベルL2付近である。具体的には、給水口12は、中レベルL1と満水レベルL2との間の高さに設けられてもよいし、満水レベルL2以上の高さに設けられてもよい。本実施の形態では、給水口12は側壁部32の角部C2に位置し、第1の戻し口14aの直上に配置される。
図8(C)に示されるように、第1および第2の戻し口14a,14bは、カゴ11に対面しない位置に設けられる。言い換えると、第1および第2の戻し口14a,14bは、洗浄タンク10の内部空間のうち、カゴ11の外部領域に対面するように設けられる。これにより、戻し口14a,14bから吐出される電解水は、洗浄タンク10の側壁32a,32cとカゴ11の側面との間を流れるため、水流がカゴ11に干渉しない。したがって、戻し口14a,14bから吐出される電解水の水流の失活を防ぐことができる。
なお、カゴ11自体の形状を単純な箱形とせず、たとえばカゴ11の側面を傾斜面にするなどして、戻し口14a,14bからの水流がカゴ11に干渉しないようにしてもよい。
第1および第2の戻し口14a,14bが上述のような位置に配置されることにより、循環洗浄中に第1および第2の戻し口14a,14bから吐出される電解水の、洗浄タンク10内での滞留時間を長くすることができる。これにより、洗浄タンク10内の広い範囲に水流が行き渡るため、効果的に食品を洗浄することができる。
具体的には、戻し口が、排水口13から近い第1領域P2またはP3に設けられる場合、吐出された電解水は対面する側壁に至る前に、排水口13から取水されてしまうのに対し、本実施の形態によれば、第1の戻し口14aから吐出された電解水は、図8(A)の矢印F1で示されるように、側壁32cの際を真っ直ぐ流れて側壁32dに至った後に、円弧を描くように排水口13へと向かう。第2の戻し口14bから吐出される電解水も同様に、図8(A)の矢印F2で示されるように、側壁32aの際を真っ直ぐ流れて側壁32bまで至った後に、円弧を描くように排水口13へと向かう。矢印F1,F2で示される戻し口14a,14bからの吐出流路は、排水口13の上を通過しない。したがって、電解水のショートサーキットを防ぐことができる。
また、第1および第2の戻し口14a,14bが、側壁部32の対角位置に配置されているため、図8(B)に示されるように、電解水は渦を巻くようにして排水口13に吸い込まれる。したがって、洗浄タンク10の内周に沿って流れる電解水の水平方向の水流と、洗浄タンク10の中央部分に生成される垂直方向の水流とによって、カゴ11内の食品を効率良く洗浄することができる。また、本実施の形態では、洗浄タンク10の底面(底壁部31)に水勾配が設けられているため、垂直方向の水流(渦流)をより効果的に生じさせることができる。
また、本実施の形態では、オーバーフロー水のための流路(切欠き部34)が設けられた側壁32bに直交(交差)する側壁32a,32cに沿って、戻し口14a,14bからの吐出水が流動する。したがって、仮に、戻し口14a,14bの高さが中レベルL1よりも高い位置であっても、戻し口14a,14bから吐出されたばかりの電解水が、すぐにオーバーフロー口15から排水される不具合を防止できる。
また、本実施の形態では、給水口12も側壁部32の角部C2に設けられているため、電解水の給水と電解水の循環とが並行して行われる並行期間においては、より効果的に水流を生じさせることができる。
以上より、本実施の形態に係る食品洗浄装置1によれば、洗浄タンク10内において水の動きが十分でない場合に起こり得る、局所的な濃度低下を防止することができる。また、洗浄タンク10内の有効塩素濃度の均一化を図ることができる。また、洗浄タンク10内に爆気を与えたり、激しい水流を生じさせたりする洗浄方法ではないため、洗浄中の食品の損傷を防止または抑制することができる。つまり、食品を傷めることなく優しく洗い上げることができる。
また、本実施の形態では戻し口14a,14bが、中レベルL1以下の高さに設けられるため、少量洗浄モードにおいても効果的に食品を洗浄することができる。
(受水室について)
図9~図11を参照して、受水室40について説明する。図9は、洗浄タンク10に隣接して配置された受水室40を模式的に示す斜視図である。図9では、洗浄タンク10内に2つのカゴ11a,11bが左右に並べて収容された状態が示されている。図10(A)は、本発明の実施の形態における受水室を模式的に示す平面図であり、図10(B)は、比較例における受水室を模式的に示す平面図である。図11(A)は、本発明の実施の形態における受水室を模式的に示す断面図であり、図11(B)は、比較例におけるオーバーフロー口および排水経路を模式的に示す断面図である。
受水室40は、上述のように、洗浄タンク10の側壁部32の上端に設けられた切欠き部34に連なるように、洗浄タンク10外に配置されている。洗浄タンク10と受水室40との間には障壁がなく、これらは常に連通している。受水室40は、洗浄タンク10の側壁部32と一体的に連結されている。
受水室40は、オーバーフロー口15が設けられた底面41と、底面41の端縁部(底面41の外周部のうち切欠き部34と接しない部分)から上方に立ち上がる立上り面42とを有している。受水室40の底面41はたとえば略矩形形状であり、立上り面42は、略U字状(コ字状)に形成されている。
底面41の4辺のうちの1辺が洗浄タンク10の側壁32b(切欠き部34の底辺部分)と交差する。立上り面42は、底面41の残りの3辺にそれぞれ連結された第1~第3面42a~42cで構成されている。第1面42aは、切欠き部34が設けられた側壁32bと略平行な面である。第2面42bは、第1面42aの正面側端部と側壁32bとに交差する面である。第3面42cは、第1面42aの背面側端部と側壁32bとに交差する面である。
なお、受水室40の平面形状は矩形状でなくてもよく、立上り面42は、切欠き部34の両側部に位置する側壁32bに交差して、底面41の端縁部を取り囲んでいればよい。
図9等に示されるように、底面41には、オーバーフロー口15を覆うようにフィルター部材43が設けられている。フィルター部材43は、たとえば、複数の孔が設けられた金属製の排水具で構成される。なお、排水具の材質は、金属に限定されず、樹脂またはその他の材質であってもよい。また、フィルター部材43は、粗いメッシュ材や網状部材などにより構成されていてもよい。
フィルター部材43は、たとえば、図11(A)に示されるように、フィルター部材43自体が皿状または椀状に形成されている。これにより、フィルター部材43の少なくとも中央部が、受水室40の底面41よりも下方(満水レベルL2よりも下方)に配置されるため、フィルター部材43に浮遊物を溜め込む(トラップする)ことができる。フィルター部材43は、底面41に固定されていてもよいし、着脱可能であってもよい。
なお、図11(A)の例では、フィルター部材43の少なくとも中央部が底面41よりも下方に配置されることとしたが、フィルター部材43の全体が、底面41よりも下方に配置されるように、オーバーフロー口15の周囲に段差部が設けられていてもよい。つまり、底面41よりも一段低い段差部に、板状のフィルター部材が設置されてもよい。
洗浄タンク10に隣接する受水室40は、筐体90の上面91に露出しているため、洗浄途中においても、フィルター部材43にトラップされた異物を除去することができる。また、洗浄タンク10内の水を排水する際に水位が低下しても、浮遊物はフィルター部材43に集積されているため、異物が水位の低下とともに下降しない。そのため、洗浄終了後においても、異物を容易に除去することができる。つまり、洗浄終了後に洗浄タンク10からカゴを取り外さなくても、容易に異物(野菜くずを含む)を除去することができる。
本実施の形態では上述のように、循環経路23の戻し口14からの水流が洗浄タンク10の側壁部32の際を時計回りまたは反時計回りに生じるため、浮遊物が循環水とともに切欠き部34から受水室40へと流れやすくなっている。そのため、本実施の形態によれば、フィルター部材43による浮遊物のトラップ効果を向上することができる。
ここで、浮遊物がよりスムーズに受水室40に流れるように、切欠き部34の両側部と受水室40の立上り面42との交差部は、R形状または面取り形状となっていることが望ましい。すなわち、図10(B)の比較例に示すように、切欠き部34の両側部と受水室40の立上り面42との交差部144が直角となっている場合、この交差部144で水流が妨げられる。
これに対し、図10(A)に示すように、切欠き部34の両側部と受水室40の立上り面42(第2面42bおよび第3面42c)との交差部44がたとえばR形状となっている場合、水流が交差部44に妨げられることなく受水室40に誘導される。これにより、浮遊物も交差部44に妨げられることなく受水室40へと誘導することができる。
なお、切欠き部34の下部と底面41との交差部も同様に、R形状または面取り形状となっていることが望ましい。また、立上り面42のうち第1面42aと第2面42bとの交差部、および、第1面42aと第3面42cとの交差部も同様に、R形状または面取り形状となっていてもよい。
図9および図11(A)に示すように、受水室40の立上り面42は、底面41側に向かって傾斜していることも望ましい。本実施の形態では、立上り面42は、上方に広がるテーパ面となっている。これにより、水位が低下してきた際に、立上り面42の傾斜面に沿って中央のオーバーフロー口15へと浮遊物を誘導することができる。なお、立上り面42の断面は平坦な傾斜面となっているが、下端側がオーバーフロー口15(底面41の中央部)に近づくように傾斜していればよく、立上り面42の断面はたとえば緩やかな円弧面により構成されてもよい。
図11(B)の比較例に示されるように、オーバーフロー口115が洗浄タンク10の側壁部32に直交して設けられる場合、オーバーフロー口115にフィルター部材を設けたとしても、異物は洗浄タンク10内に残ったままである。そのため、洗浄終了後に、カゴ11を取り外さなければ異物を除去できない。また、比較例の場合、異物がフィルター部材に目詰まりする可能性もある。これに対し、本実施の形態では、フィルター部材43において浮遊する異物がトラップされるため、浮遊物が食品に再付着するといった不具合を解消できる。
また、図11(B)の比較例の場合、一点鎖線で示すように、排水経路126からオーバーフロー口115への排水の逆流が生じるおそれがある。これに対し、本実施の形態では、オーバーフロー口15を通過した水は一旦、排水室45で受けられた後に、排水経路26を構成する排水管へと流れるため、オーバーフロー口15と排水経路26とは縁が切れた状態となっている。そのため、排水経路26からオーバーフロー口15への排水の逆流を防止することができる。
(変形例)
本実施の形態では、受水室40が、水平方向に延在する底面41と底面41から上方に立ち上がる立上り面42とにより構成された例を示したが、限定的ではない。受水室40は、たとえば半球状に形成され、底面と立上り面とが境目なく一体的に設けられていてもよい。
また、本実施の形態では、平面視において洗浄タンク10が長方形状であることとしたが、限定的ではなく、たとえば正方形状や円形状であってもよい。洗浄タンク10がたとえば円形状である場合、底壁部に位置する排水口13の位置を偏心させることにより、円筒形状の側壁部が、上方から見て排水口13に近い第1領域と排水口13から遠い第2領域とを有するように構成すればよい。
なお、洗浄タンク10の形状に関わらず、戻し口14は、排水口13から遠い第2領域P1に設けられるとともに、戻し口14からの直線状の吐出流路(図8の矢印F1,F2で示される流路)が、排水口13の上を通過しないような位置に設けられることが望ましい。
本実施の形態において、電解水は微酸性電解水であることとしたが、限定的ではなく、アルカリ性の電解水であってもよい。あるいは、殺菌または除菌成分を有する洗浄水であれば、電解水でなくてもよい。また、すすぎ洗浄に用いられる水道水は、冷水であってもよいし、たとえば50℃程度の温水であってもよい。また、すすぎ洗浄に用いられる洗浄水は、水道水に限定されず、たとえば野菜の鮮度向上を目的として用いられる機能水であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 食品洗浄装置、10 洗浄タンク、11 カゴ、12 給水口、13 排水口、14,14a,14b 戻し口、15 オーバーフロー口、21,24 給水経路、22 排水経路、23 循環経路、25 給水管、31 底壁部、32 側壁部、34 切欠き部、40 受水室、40 受水室、41 底面、42 立上り面、43 フィルター部材、50 制御装置、51 制御部、52 記憶部、53 計時部、71,72 水位センサ、73 濃度センサ、74 操作表示部、90 筐体。

Claims (2)

  1. 殺菌または除菌成分を有する洗浄水を用いて食品を洗浄する洗浄装置であって、
    底壁部および側壁部を有し、前記側壁部を構成する1つの側壁の上端部のうちの両側部を除いた中央部分に、満水レベル付近の高さが底辺となるように形成されたオーバーフロー水用の切欠き部が設けられた洗浄タンクと、
    前記切欠き部に連なるように前記洗浄タンクに隣接して配置された凹部であり、満水レベルを超えて流入したオーバーフロー水を外部に排水するためのオーバーフロー口が、前記切欠き部の前記底辺と同じ高さの底面に設けられたオーバーフロー水室と、
    前記オーバーフロー口を覆うように配置され、浮遊物を溜め込むために皿状または椀状に形成されたフィルター部材とを備え
    前記洗浄タンクの前記側壁部には、洗浄水の水流が前記側壁部の際を時計回りまたは反時計回りに生じるように、循環経路の戻し口が設けられており、
    前記オーバーフロー水室は、前記底面の端縁部から上方に立ち上がる立上り面を有し、
    平面視において、前記切欠き部の両側に位置する前記両側部と前記オーバーフロー水室の立上り面との交差部は、前記洗浄タンク内の浮遊物を洗浄水とともに前記オーバーフロー水室に誘導するために、R形状または面取り形状となっている、食品洗浄装置。
  2. 前記オーバーフロー水室は、前記底面の端縁部から上方に立ち上がる立上り面を有しており、
    前記立上り面は、流入したオーバーフロー水を前記オーバーフロー口に導くように、前記底面側に向かって傾斜している、請求項1に記載の食品洗浄装置。
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