JP7223421B2 - 地下茎作物収穫機 - Google Patents
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Description
さらに、複数の回転装置にはそれぞれ駆動源である油圧モータを配置するため、それぞれに、過負荷に対応させた油圧回路を構成する必要があり、簡素な構成とはならない課題がある。
車体の進行方向両側に位置させると共に、畝を跨いで走行することができる走行装置を有した走行部と、
前記走行部の上方で上下回動可能で、畝上の地下茎作物の茎を進行方向に対する左右両側を挟持して後方上斜め側に引き抜くと共に、後方側へ搬送するコンベアベルトを有した引抜搬送部と、
前記走行部及び引抜搬送部へ動力を伝達する変速部と、
前記変速部に設けた前記走行装置への伝動を断続して走行及び停止させる走行クラッチと、
前記変速部に設けた前記コンベアベルトへの伝動を断続可能にさせると共に、前記コンベアベルトが過負荷時のときに動力伝達を切断できる搬送クラッチと、
入力した回転動力を断続させるクラッチを有した変速部と、前記変速部の近傍に位置し前記クラッチを断続動作させるクラッチ動作部と、を備え、
前記クラッチ動作部は、前記クラッチ動作部を駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータによって揺動体回動軸を回動中心として、回転揺動可能に設けられた揺動体と、
前記揺動体と連動可能に配置されて前記揺動体によりクラッチに近接する方向とクラッチから離れる方向に摺動可能にして前記クラッチを動作させる第1ロッドと、
前記第1ロッドに取り付けられて第1ロッドをクラッチから離れる方向に付勢する第1弾性体と、を備えた操作装置を用い、
前記搬送クラッチは、回転軸と平行方向に突起部を設け、互いに噛合うことで回転動力を伝動する接続部を設け、
前記接続部は、回転方向の前方側が接続面から遠ざかるに従い回転方向の前方に向かって傾斜すると共に、回転方向の後方側が接続面から遠ざかるに従い回転方向の後方に向かって傾斜している、
ことを特徴とする地下茎作物収穫機、
からなる。
入力した回転動力を断続させるクラッチを有した変速部と、前記変速部の近傍に位置し前記クラッチを断続動作させるクラッチ動作部と、を備え、
前記クラッチ動作部は、前記クラッチ動作部を駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータによって揺動体回動軸を回動中心として、回転揺動可能に設けられた揺動体と、
前記揺動体の端部に前記揺動体回動軸により回動自在に設け、揺動体によりクラッチに近接する方向とクラッチから離れる方向に移動される摺動部材と、
前記摺動部材と連動可能に配置されて前記摺動部材によりクラッチに近接する方向とクラッチから離れる方向に摺動可能にして前記クラッチを動作させる第1ロッドと、
前記第1ロッドに取り付けられて前記摺動部材をクラッチから離れる方向に付勢する第1弾性体と、を備えた操作装置を用い、
前記搬送クラッチは、回転軸と平行方向に突起部を設け、互いに噛合うことで回転動力を伝動する接続部を設け、
前記接続部は、回転方向の前方側が接続面から遠ざかるに従い回転方向の前方に向かって傾斜すると共に、回転方向の後方側が接続面から遠ざかるに従い回転方向の後方に向かって傾斜している、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の地下茎作物収穫機、
からなる。
前記走行クラッチは、前記走行装置への伝動を行う第1走行クラッチと、
前記走行装置への伝動を前記走行クラッチによって切断した場合に、前記変速部の内部に設けた突起部に係合して走行装置の回転を停止させるための第2走行クラッチと、を備え、
前記走行クラッチは、第1走行クラッチの接続によって、前記走行装置への伝動を行う第1の走行モードと、第1走行クラッチが伝動を切断し、空転することによって前記走行装置が自由状態となる第2の走行モードと、第1走行クラッチが伝動を切断し、前記走行クラッチの空転を第2走行クラッチによって停止させることによって前記走行装置が停止状態となる第3の走行モードと、
をさらに備えたことを特徴とする地下茎作物収穫機、
からなる。
Bは、操作装置である。操作装置Bは、変速部11とクラッチ動作部21とを有する。操作装置Bは、HST(A)の下流側に設ける。
変速部11は、作業機Cの走行部D及び引抜搬送部Eへ動力を伝達する。
変速部11内部には、第1軸111と、第1軸111に対して直角で相互に平行な第2軸112、第3軸113、第4軸114、第5軸115を設ける。第3軸113は、第2軸112を挟んで、第4軸114、第5軸115とは図4図中反対側に設置する。
第2軸112は、第1軸111の駆動を最終駆動軸である第5軸115、作業機Cの搬送クラッチ121の軸である第3軸113に、第4軸114を介して伝動する。
クラッチ12は、搬送クラッチ121、第1走行クラッチ122、第2走行クラッチ123からなる。
搬送クラッチ121は、第3軸113とスプロケット13を接続切断する。スプロケット13は、引抜搬送部Eへ動力を伝達する。
第1走行クラッチ122は、図4左側の第1走行クラッチ122Aと、図4右側の第1走行クラッチ122Bからなる。第1走行クラッチ122は、前記走行装置を有する走行部Dへの伝動を行う。
第1走行クラッチ122、第2走行クラッチ123は、第2軸112と第5軸115を接続切断する。
ギヤaは、第1軸111に取り付け、第1軸111と常時同期回転する。ギヤaを有する第1軸111は、第2軸112及びギヤb、ギヤc、第3軸113及びギヤd、ギヤe、搬送クラッチ121、ギヤf、ギヤgを常時同期させる。
ギヤcは、第2軸112に取り付け、第2軸112およびギヤbと常時同期回転する。
ギヤdは、第3軸113に取り付け、第3軸113、ギヤe、搬送クラッチ121、搬送クラッチ121の噛合いが接続しているときのスプロケット13と常時同期回転する。
ギヤeは、ギヤdよりもスプロケット13より離れた位置で第3軸113に取り付け、第3軸113、ギヤd、搬送クラッチ121、搬送クラッチ121の噛合いが接続しているときのスプロケット13と常時同期回転する。
ギヤfは、第2軸112の同軸上に配置されるが、第2軸112と回転の同期はしない。
ギヤgは、第4軸114の同軸上に配置されるが、第4軸114と回転の同期はしない。
ギヤhは、第4軸114の同軸上に配置されるが、第4軸114と回転の同期はしない。ギヤhは、第4軸114上で第2ロッド41によって、図5に図示するように軸方向にスライドが可能である。
ギヤgと、ギヤhは、第4軸114を回転軸として、図6に図示するように、噛み合う。
第1走行クラッチ122であるギヤhの一端部が、ギヤgから離れ、且つ、図4図中右側の第1走行クラッチ122Bの状態である、ギヤhとギヤiが噛合時は、第5軸115は自由状態となる。
ギヤiは、第5軸115と同期回転する。ギヤhと噛合することで、最終軸である第5軸115へ回転を出力する。
第1走行クラッチ122、第2走行クラッチ123からなる走行クラッチは、走行装置を有する走行部Dに駆動力を伝達状態のとき、クラッチ12の噛み合いは、第4軸114軸方向に力を入れない限り容易に外れない構造であるので、安定的に相応が可能である。
第2走行クラッチ123は、前記走行部Dへの伝動を前記第1走行クラッチ122によって切断した場合に、前記ギヤボックスの内部に設けた第2走行クラッチ123である突起部Pに係合して走行部Dの回転を停止させる。
接続部Sは、図7に図示するように、回転方向の前方側が接続面S1から遠ざかるに従い回転方向の前方に向かって傾斜すると共に、回転方向の後方側が接続面S1から遠ざかるに従い回転方向の後方に向かって傾斜している。
すなわち、搬送クラッチ121は、図7に図示するように、回転方向に面した接続面S1である噛み合い面が前後方向に傾斜している。
搬送クラッチ121は、前記変速部11に設けたギヤボックスの外部でコンベアベルトからなる引抜搬送装置51への伝動を断続可能にさせると共に、コンベアベルトが過負荷時のときに動力伝達を切断する。
第1実施例の搬送クラッチ121の噛合状態をあらわす拡大図である図7において、搬送クラッチ121とスプロケット13との噛合せ状態において、θ1は、傾斜角度である。搬送クラッチ121は、図7図中矢印方向に回転して移動する。
すなわち、図中では左方向に移動する。搬送クラッチ121は、回転を続ける。この状態から、搬送クラッチ121が回転を続けると、クラッチ動作部21の第1弾性体33Aによって、第1ロッド31と、第2ロッド41を介して、再度噛合い位置に戻る。しかし、スプロケット13側は動かないため、再度、前述の状態を繰り返す。
この実施例では、スプロケット13側、搬送クラッチ121ともに、傾斜角度θ1、θ2、θ3=70°に設定している。負荷に応じた空転開始トルクは、任意で傾斜角度を設定することにより自由に設定可能である。
クラッチ動作部21は、アクチュエータ211と、揺動体212と、摺動部材32と、第1ロッド31と、第2ロッド41と、第1弾性体33Aとを有する。
クラッチ動作部21は、前記変速部11の近傍に位置して、搬送クラッチ121、第1走行クラッチ122、第2走行クラッチ123の各クラッチ12を断続動作させる。
アクチュエータ211は、第1走行クラッチ動作部22A、第2走行クラッチ動作部22B、搬送クラッチ動作部23とにそれぞれ別々に設けてある。
図1、図9に図示する第1実施例の第2走行クラッチ動作部22B、図2に図示する第1実施例の搬送クラッチ動作部23、第2実施例の図11に図示する搬送クラッチ動作部23でも同様である。
揺動体212は、第1ロッド31、筒部材からなる摺動部材32方向に搖動する。揺動体212端部は、変速部11に対して近接離隔作動して、第1弾性体33Aを縮小、延伸させる。揺動体212は、第1弾性体33Aをクラッチ12方向に押したり、押すのを弱めたりする作用を有する。
揺動体回転軸217から、それぞれの端部までの長さが異なることは必要である。
摺動部材32は、前記揺動体回転軸217と交差する方向、この実施例では直交する方向に内径軸を向ける。摺動部材32は、揺動体212により揺動体回動軸217を回動中心としてクラッチ12に近接する方向とクラッチ12と離れる方向に移動される。
36は、方向変換部材である。第1ロッド31は回動自在に設けた方向変換部材36の一端に取り付ける。
第1弾性体33Aは、アクチュエータ211の作動で直接クラッチ12を切断するのではなく、アクチュエータ211の作動で第1弾性体33Aを縮小させて反発力を高めて、反発力がクラッチ12の切断時に要する負荷に打ち勝つと第1弾性体33Aの反発力でクラッチ12を切断できる。
クラッチ動作部21を変速部11の外部に配置することで、クラッチ動作部21を容易に取り外しが可能となる。このため、作業機Cの仕様に応じて本願の様な電動式のクラッチ動作部21か、リンク機構やケーブル等で連結して手動で操作する手動式かを、適宜自由に選択可能にできる。
そのため、アクチュエータ211からの動力は、図1、図2、また第2実施例において、図9、図10揺動体212を介して第1ロッド31を動作させるので、より大きな比率で倍力させることが可能となる。したがってアクチュエータ211を小型化でき、装置全体のコンパクト化に寄与する。
第1弾性体33Aは、揺動体212の一端側に配置して第1ロッド31と接続しているので、クラッチ12切断動作時に高負荷でクラッチ12が不動状態に陥っても、第1弾性体33Aが縮みきるまで一定の時間が稼げる。これにより、アクチュエータ211が急停止、または、起動直後から停止状態を維持することがない。
アクチュエータ211の作動で直接クラッチ12を切断するのではなく、アクチュエータ211の作動で第1弾性体33Aを縮小させて反発力を高めて、反発力がクラッチ12の切断時に要する負荷に打ち勝つと第1弾性体33Aの反発力でクラッチ12を切断できる。
そのため、複数の圃場条件に対応させるためには、複数の回転装置の駆動速度の調整が必要である。しかし、機械操作に不得手あるいは未習熟な作業者が操作する場合、調整作業に手間取り、スムーズに作業に移行できない。
さらに、複数の回転装置にはそれぞれ駆動源である油圧モータを配置するため、それぞれに、過負荷に対応させた油圧回路を構成する必要があり、簡素な構成とはならない。
それに対して、この発明の実施例では、構造が簡素になる。
第2実施例では、筒部材からなる摺動部材32の一端側に第1弾性体33Aを設けているが、摺動部材32の他端側に第2弾性体33Bを設ける。すなわち第1ロッド31に取り付けた摺動部材32の両端側に弾性体を設ける。
第2弾性体33Bは、第1ロッド31に取り付けられて前記筒部材からなる摺動部材32をクラッチ12に近接する方向に付勢する。
筒状からなる規制部材34を、第2弾性体33Bの外周を覆うように設ける。規制部材34は、第2弾性体33Bの圧縮長さを規制する。
具体的には、ドグクラッチの場合、歯面が一致しないとクラッチ12接続はできない。このとき、第2弾性体33Bが無い場合は、モータからなるアクチュエータ211が停止し、過大な電流が流れることがある。図9に図示する第2実施例はこの場合の課題を解決することが可能となる。
地下茎作物収穫機には、地下茎作物収穫機の動力伝達を係脱するための操作装置Bを取り付ける。
走行部Dは、車体の進行方向両側に位置させると共に、畝を跨いで走行することができる走行装置を有する。
52は、球根搬送用コンベアベルトである。球根搬送用コンベアベルト52は、掘り出した球根を後部に搬送する。
53は、排葉用コンベアベルトである。排葉用コンベアベルト53は、切断された排葉を後部に搬送する。
図4左側及び図12に図示する第1の走行モードでは、第1走行クラッチ122は、第1走行クラッチ122の接続によって、走行装置を有する走行部Dへの伝動を行う。
第1の走行モードでは、ギヤg、ギヤh、ギヤiは互いに噛合状態である。第5軸115は、これらギヤにより駆動状態となる。
第2の走行モードでは、ギヤgとギヤhは、第1クラッチ122Aの噛合が解除状態である。ギヤhとギヤiの噛合は継続している。
ギヤhは空転可能なフリー状態である。
ギヤiが取りついている駆動軸である第5軸115は、空転可能なフリー状態となる。
第3の走行モードでは、ギヤgは第1クラッチ122Aの噛合が解除状態である。
ギヤhとギヤiの歯面の噛合は継続している。
ギヤhの第2クラッチ123Aが突起部Pに係合して回転ができない固定状態になる。したがって、ギヤiが取りついている駆動軸である第5軸115は、第2クラッチ123Aの噛合によって空転ができない固定状態となる。
第1の走行モードは直進である。
第2の走行モードは、一方側の走行クラッチの第2走行クラッチ123がフリー状態、他方側の走行クラッチの第2走行クラッチ123が伝動状態の場合であって、緩やかな旋回である。
エンジン不動時などの緊急時は、左右の走行クラッチの第2走行クラッチ123を第2の走行モードとすることで、走行装置を有する走行部Dは自由状態(いわゆるニュートラル状態)にすることも可能である。
作業機C機体は、エンジンを掛けなくとも動かすことが可能である。
12 クラッチ
121 搬送クラッチ
122 第1走行クラッチ
123 第2走行クラッチ
21 クラッチ動作部
211 アクチュエータ
212 揺動体
212a 走行クラッチ動作部揺動体
212b 搬送クラッチ動作部揺動体
217 揺動体回動軸
31 第1ロッド
32 摺動部材
41 第2ロッド
33A 第1弾性体
51 引抜搬送装置(コンベアベルト)
A HST
B 操作装置
C 作業機
D 走行部
Claims (3)
- 車体の進行方向両側に位置させると共に、畝を跨いで走行することができる走行装置を有した走行部と、
前記走行部の上方で上下回動可能で、畝上の地下茎作物の茎を進行方向に対する左右両側を挟持して後方上斜め側に引き抜くと共に、後方側へ搬送するコンベアベルトを有した引抜搬送部と、
前記走行部及び引抜搬送部へ動力を伝達する変速部と、
前記変速部に設けた前記走行装置への伝動を断続して走行及び停止させる走行クラッチと、
前記変速部に設けた前記コンベアベルトへの伝動を断続可能にさせると共に、前記コンベアベルトが過負荷時のときに動力伝達を切断できる搬送クラッチと、
入力した回転動力を断続させるクラッチを有した変速部と、前記変速部の近傍に位置し前記クラッチを断続動作させるクラッチ動作部と、を備え、
前記クラッチ動作部は、前記クラッチ動作部を駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータによって揺動体回動軸を回動中心として、回転揺動可能に設けられた揺動体と、
前記揺動体と連動可能に配置されて前記揺動体によりクラッチに近接する方向とクラッチから離れる方向に摺動可能にして前記クラッチを動作させる第1ロッドと、
前記第1ロッドに取り付けられて第1ロッドをクラッチから離れる方向に付勢する第1弾性体と、を備えた操作装置を用い、
前記搬送クラッチは、回転軸と平行方向に突起部を設け、互いに噛合うことで回転動力を伝動する接続部を設け、
前記接続部は、回転方向の前方側が接続面から遠ざかるに従い回転方向の前方に向かって傾斜すると共に、回転方向の後方側が接続面から遠ざかるに従い回転方向の後方に向かって傾斜している、
ことを特徴とする地下茎作物収穫機。 - 入力した回転動力を断続させるクラッチを有した変速部と、前記変速部の近傍に位置し前記クラッチを断続動作させるクラッチ動作部と、を備え、
前記クラッチ動作部は、前記クラッチ動作部を駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータによって揺動体回動軸を回動中心として、回転揺動可能に設けられた揺動体と、
前記揺動体の端部に前記揺動体回動軸により回動自在に設け、揺動体によりクラッチに近接する方向とクラッチから離れる方向に移動される摺動部材と、
前記摺動部材と連動可能に配置されて前記摺動部材によりクラッチに近接する方向とクラッチから離れる方向に摺動可能にして前記クラッチを動作させる第1ロッドと、
前記第1ロッドに取り付けられて前記摺動部材をクラッチから離れる方向に付勢する第1弾性体と、を備えた操作装置を用い、
前記搬送クラッチは、回転軸と平行方向に突起部を設け、互いに噛合うことで回転動力を伝動する接続部を設け、
前記接続部は、回転方向の前方側が接続面から遠ざかるに従い回転方向の前方に向かって傾斜すると共に、回転方向の後方側が接続面から遠ざかるに従い回転方向の後方に向かって傾斜している、
ことを特徴とする請求項1に記載の地下茎作物収穫機。 - 前記走行クラッチは、前記走行装置への伝動を行う第1走行クラッチと、
前記走行装置への伝動を前記走行クラッチによって切断した場合に、前記変速部の内部に設けた突起部に係合して走行装置の回転を停止させるための第2走行クラッチと、を備え、
前記走行クラッチは、第1走行クラッチの接続によって、前記走行装置への伝動を行う第1の走行モードと、第1走行クラッチが伝動を切断し、空転することによって前記走行装置が自由状態となる第2の走行モードと、第1走行クラッチが伝動を切断し、前記走行クラッチの空転を第2走行クラッチによって停止させることによって前記走行装置が停止状態となる第3の走行モードと、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の地下茎作物収穫機。
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