JP7222972B2 - リニアアクチュエータを有するフィルム切断装置 - Google Patents

リニアアクチュエータを有するフィルム切断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7222972B2
JP7222972B2 JP2020503998A JP2020503998A JP7222972B2 JP 7222972 B2 JP7222972 B2 JP 7222972B2 JP 2020503998 A JP2020503998 A JP 2020503998A JP 2020503998 A JP2020503998 A JP 2020503998A JP 7222972 B2 JP7222972 B2 JP 7222972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
support plate
film support
cut
blades
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020503998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020529328A (ja
Inventor
2世、ドナルド、エル. マッカーティー
ジー、ウィリアム、イー.
ドットソン、ラリー
オコンネル、ポール
ジーマン、ジョナサン、ジェイ.
ルンド、ジョン
Original Assignee
ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー filed Critical ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー
Publication of JP2020529328A publication Critical patent/JP2020529328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7222972B2 publication Critical patent/JP7222972B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/01Means for holding or positioning work
    • B26D7/018Holding the work by suction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D1/00Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
    • B26D1/01Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work
    • B26D1/04Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a linearly-movable cutting member
    • B26D1/045Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a linearly-movable cutting member for thin material, e.g. for sheets, strips or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/01Means for holding or positioning work
    • B26D7/02Means for holding or positioning work with clamping means
    • B26D7/025Means for holding or positioning work with clamping means acting upon planar surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D2007/0012Details, accessories or auxiliary or special operations not otherwise provided for
    • B26D2007/0043Details, accessories or auxiliary or special operations not otherwise provided for the cutting machine comprising a linear motor

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Description

本発明は、フィルム切断装置に関し、具体的には、1つ以上のリニアアクチュエータを組み込むフィルム切断装置に関する。
フィルム(例えば、ポリマーフィルムまたはポリエチレンフィルムなどのプラスチックフィルム)の試験を容易にするために、フィルムの大きな区分を小さなサイズに切断することがしばしば必要である。例えば、フィルムの引張特性を試験するために、6インチ(15.24cm)の正方形のフィルムを、長さ6インチ(15.24cm)の、幅1インチ(2.54cm)の6つのストリップに切断する必要があり得る。別の例として、フィルムの引き裂き特性を試験するために、6インチ(15.24cm)の正方形のフィルムを、3インチ(7.62cm)の4つの正方形に切断する必要があり得る。
材料のフィルムを切断するために、いくつかの方法、技術、および工具がある。材料のフィルムを切断するための最も一般的な方法は、一対のせん断機を使用してせん断スリット加工することによるものである。例えば、上部および下部のナイフは固定されており、フィルムはナイフを通じて引き出される。この構成では、フィルムは、フィルムの進行方向に平行に切断される。フィルムを切断する別の方法は、ギロチン型のカッタを使用することによるものである。この場合、フィルムは、進行方向に直角に切断される。ギロチンの刃は、刃が下降するときに刃の前縁がフィルムを横切って移動する効果を有する角度で取り付けられている。
フィルムを切断するための別の方法は、鋭利な丸いローラ刃またはカミソリ刃を使用することによるものであるフィルムは、鋭利な丸いローラ刃またはカミソリの刃を通じて引き出される。フィルムを切断する別の方法は、クラッシュ切断によるものである。この場合、切断刃は、フィルムを切断するために十分な力で硬化した表面にフィルムを挟む。この技術は、しばしば、鋸刃状の縁部を残し、金型切断に非常に類似している。この切断方法の関連するバージョンでは、フィルムは、2つのローラ間で絞られ、ローラのうちの1つに、1つ以上のナイフが内部に埋め込まれている。ナイフの幅が十分に広い場合は、フィルムが搬送されるときにフィルムが区分に切断される。しばしば、ローラには、フィルムがローラ間を移動するときにフィルムにパターンを切断するナイフが埋め込まれている。パターンは、フィルムの中央から切断され、縁部の両端上にフィルムが付着したままになる。穿刺されたパターンは、すぐに分離されるか、または分離および積み重ねのために別の機械に引き出されるかのいずれかである。
金型カッタは、クラッシュ切断の別の例である。この方法は、しばしば実験室で、成形プラスチック試料を得るために使用される。ただし、フィルム試験で使用される高圧プレス金型技術は、人間のオペレータによって実施され、自動化されるようには設計されていない。例えば、プレスは、ロボットハンドによるアクセスにとって十分な幅で開かない。さらに、切断後に切断されたフィルムは固定されず、フィルムは移動する可能性があるため、自動化された機器による切断されたフィルムの回収は困難な場合がある。さらに、切断されたフィルムは、しばしば、金型に貼り付き、ユーザが金型から試料を取り出す必要がある。さらに、高圧要件のため、プレスは、数平方フィートの実験室空間を必要とする大型装置である。プレス金型はまた、ASTM D882引張試験など、鋸刃状ではない縁部を必要とする試験にも推奨されない。
上記の従来の切断装置は、切断装置が固定され、フィルムが切断装置に対して移動するという点で静的装置である。切断装置は、一般に、フィルムがカッタ刃の鋭い縁部に引き込まれるように配置されている。上記の全ての従来の切断装置および関連技術は、鋸刃状の縁部を生成するか、フィルムがウェブ内で切断刃に対して移動することを必要とするか、切断後に固定されていない切断フィルムを生成して切断フィルムの回収を困難にするか、または切断金型に張り付いてユーザが切断フィルムを回収する必要がある切断フィルムを生成する。
したがって、既存のフィルム切断装置の上記および他の問題を解決するフィルム切断装置の必要性が残っている。
本開示の実施形態による1つ以上のリニアアクチュエータを有するフィルム切断装置を使用することによって、鋸歯状ではない縁部を有する切断フィルムを製造できることが決定された。さらに、本開示の一実施形態による本フィルム切断装置は、材料のフィルムを複数の方向に切断することを可能にする。フィルム切断装置のこれらおよび他の利点は、以下の段落でさらに理解されるであろう。
本開示の一態様によれば、材料のフィルムを切断するための切断装置が提供される。切断装置は、フィルム支持板と、フィルム支持板上で材料のフィルムを保持するために、フィルム支持板に対して移動するように構成された圧力板と、を含む。装置は、1つ以上の刃と、1つ以上の刃をフィルム支持板に対して移動させて、フィルム支持板上で保持された材料のフィルムを切断するように構成されたリニアアクチュエータと、をさらに含む。
本開示の別の態様は、材料のフィルムを切断するための方法を提供することである。方法は、フィルム支持板上に材料のフィルムを配置することと、フィルム支持板に対して圧力板を移動させて、フィルム支持板上で材料のフィルムを保持することと、1つ以上の刃をリニアアクチュエータでフィルム支持板に対して移動させて、フィルム支持板上で保持された材料のフィルムを切断することと、を含む。
本開示、ならびに構造の関連要素の動作方法および機能、ならびに部品および製造の経済性の組み合わせは、添付の図面を参照して以下の説明および添付の特許請求の範囲を考慮するとより明らかになり、これらの全ては本明細書の一部を形成し、同様の参照番号は様々な図における対応する部分を示す。しかしながら、図面は例示および説明のみを目的としており、本発明の制限の定義として意図されていないことを明確に理解されたい。
図1は、本開示の一実施形態による、切断分析装置の3次元斜視図を示す。 図2は、本開示の一実施形態による、フィルム支持板および圧力板の詳細を示す、図1の切断装置の一部分の3次元拡大図である。 図3Aは、本開示の一実施形態による、圧力板の延伸部分とフィルム支持板との間に保持されたときの材料のフィルムの位置決めを示す横断面図である。 3Bは、本開示の一実施形態による、圧力板の延伸部分とフィルム支持板との間に保持されたときの材料のフィルムの位置決めを示す横断面図である。 図4Aは、本開示の実施形態による、刃として使用され得る切断刃の例を示す。 図4Bは、本開示の実施形態による、刃として使用され得る切断刃の例を示す。 図5は、本開示の一実施形態による、切断装置の分解3次元斜視図である。 図6は、本開示の一実施形態による、刃のリニアアクチュエータへの取り付けの詳細を示す3次元斜視図である。 図7は、本開示の一実施形態による、直線形状のフィルムサンプルが複数のストリップ形状の試料に切断される構成を概略的に示す。 図8は、本開示の別の実施形態による切断装置の3次元斜視図である。 図9は、本開示の一実施形態による、リニアアクチュエータに取付けられた複数の刃を示す切断装置の部品の分解斜視図である。 図10は、本開示の一実施形態による、圧力板およびフィルム支持板の拡大図を示す切断装置の3次元斜視図である。 図11は、本開示の一実施形態による、フィルム支持板の詳細を示す切断装置の一部分の3次元斜視図である。 図12は、本開示の一実施形態による、フィルム支持板の空洞内の真空カップの詳細を示す切断装置の一部分の3次元斜視図である。 図13Aは、本開示の一実施形態による、リニアアクチュエータへの複数の刃の位置決めおよび固定を示す3次元斜視図である。 図13Bは、本開示の一実施形態による、リニアアクチュエータへの複数の刃の位置決めおよび固定を示す3次元斜視図である。 図14は、本開示の一実施形態による、正方形のフィルムサンプルが複数の正方形形状の試料に切断される構成を概略的に示す。 図15は、本開示の別の実施形態による切断装置の3次元斜視図である。 図16は、本開示の一実施形態による、2つの刃が取り付けられた図15の2つのリニアアクチュエータの配置の3次元斜視図である。 図17は、本開示の一実施形態による、複数の溝を有するフィルム支持板、および対応する複数の舌部を有する圧力板の3次元斜視図である。 図18は、本開示の一実施形態による、図17の圧力板の3次元斜視図である。 図19は、図17の圧力板の3次元斜視図であり、本開示の一実施形態による、真空カップに真空を提供するための複数のエルボ継手を示す。 図20は、本開示のさらに別の実施形態による、切断構成を示す。 図21Aは、本開示の一実施形態による、それぞれ噛み合い位置および非噛み合い位置にあるフィルム支持板および圧力板を示す3次元斜視図である。 図21Bは、本開示の一実施形態による、それぞれ噛み合い位置および非噛み合い位置にあるフィルム支持板および圧力板を示す3次元斜視図である。 図22は、本開示の別の実施形態による切断装置の3次元斜視図である。
図1は、本開示の一実施形態による、切断分析装置の3次元斜視図を示す。切断装置10は、材料のフィルムを切断する前にぴんと張った状態の材料のフィルムを保持するように構成されたフィルム保持器12と、1つ以上の刃16を駆動するリニアアクチュエータ14と、を備える。一実施形態では、材料のフィルムは、ポリエチレンフィルムなどのポリマーフィルムもしくはプラスチックフィルム、または紙、布地などの非ポリマーフィルム、または複数の材料層の複合フィルムを含んでもよい。図示された実施形態によれば、リニアアクチュエータ14は、リニアモータ14の出力に取り付けられた刃16を有するリニアモータを備えるが、他の実施形態も可能である。リニアアクチュエータ14は、材料のフィルムを切断するために、フィルム保持器12によって固定されて保持される材料のフィルムに対して、刃16を移動させるように構成されている。一実施形態では、フィルム保持器12は、フィルム支持板18(例えば、トレイ)および圧力板20を含む。フィルム支持板18は、材料のフィルムを受容するように構成されている。一実施形態では、フィルム支持板18は、材料のフィルムを平らに保持するように構成されている。圧力板20は、フィルム支持板18上で材料のフィルムを保持するための複数の吸引カップ22を含む。一実施形態では、圧力板20は、圧力板20を様々な方向に移動させるように構成されたロボットアーム24上に取り付けられている。一実施形態では、ロボットアーム24は、6軸多関節アームロボット(例えば、Epson Robotics C8ロボット)である。別の実施形態では、6軸ロボットアーム24は、可動ホイールまたはトレッド上に取り付けられたロボットアームに置き換えることができる。以下にさらに記載されるように、ロボットアーム24は、フィルムが切断される間、材料のフィルムをフィルム支持板18上の適所に保持する圧力を提供するように構成されている。例えば、ロボットアームは、圧力板20をフィルム支持板18に向かって押すことができる。
一実施形態では、ロボットアーム24は、切断前にフィルム支持板18上にフィルムを配置し、切断後にフィルム支持板18からフィルムの部分を収集するように、さらに構成されている。ロボットアーム24は、一実施形態では、フィルムを保持する圧力を提供するために使用されるが、フィルムを保持する圧力を提供するために、他の種類の機構を使用することもできる。
一実施形態では、圧力板20には、例えば、多角形フィルム用のフィルムを各角部で保持するように配置された吸引カップが設けられている。例えば、直線的なフィルムサンプルの場合、圧力板は、2対の吸引カップ22を含むことができる。吸引カップ22は、各角部でフィルムを保持するように配置され得る。一実施形態では、圧力板20には、第3の対の吸盤23がさらに設けられている。第3の対の吸引カップ23は、例えば、光学分析器、厚さ測定装置、引き裂き強度試験器、または引張試験器などの、試験機器への搬送のために、フィルム支持板18から材料のフィルムの切断部分を取り除くために使用することができる。
図2は、本開示の一実施形態による、切断装置10の一部分の3次元拡大図であり、フィルム支持板18および圧力板20の詳細を示す。図1および図2の両方に示されるように、フィルム支持板18は、切断刃16のうちの少なくとも一部が突出するスロット26を含む。一実施形態では、図2により明確に示されるように、圧力板20は、延伸部分21を含む。延伸部分21は、複数の溝28と溝28間に設けられた開口部23とを、有する。フィルム支持板18は、スロット26の両側上に、内部に画定された舌部29を有する。フィルム支持板18に画定された舌部29は、延伸部分21がフィルム支持板18と接触するように移動されるときに、圧力板20の延伸部分21の溝28と噛み合うように構成されている。圧力板20の延伸部分21の開口部23は、圧力板20の延伸部分21がフィルム支持板18に接触するように移動されるときに、フィルム支持板18のスロット26を通って突出する刃16の部分を受容するように構成されている。舌部29および溝28は、噛み合ったときに、材料のフィルムをぴんと張った状態に保持するように構成されている。図2は、圧力板20の延伸部分21に設けられた溝28、およびフィルム支持板18に設けられた舌部29を示しているが、溝28がフィルム支持板18に設けられてもよく、舌部が圧力板20に設けられてもよいとも考えられる。
図3Aおよび図3Bは、本開示の一実施形態による、圧力板20の延伸部分21とフィルム支持板18との間に保持されたときの材料のフィルムの位置決めを示す横断面図である。図3Aは、延伸部分21とフィルム支持板18との間に位置決めされたフィルム30を示しているが、延伸部分21は、フィルム支持板18から離間している。図3Bは、延伸部分21とフィルム支持板18との間にクランプされたフィルム30を示している。見ることができるように、舌部29は、フィルム30を噛み合い溝28に押し込み、フィルム30に張力を印加する。一実施形態によれば、溝28の寸法(例えば、半径)は、舌部29の寸法(例えば、半径)と同じではない。代わりに、舌部29は、図3Bに示されるように、フィルム30を溝28間に挿入するための空間を確保するために、溝28よりもわずかに小さい半径を有することができる。溝28と舌部29間のサイズの差は、例えば、切断されるフィルム30の厚さに応じて、ユーザが選択することができる。例えば、溝28および舌部29のサイズは、例えば、0.5mil(12.7マイクロメートル)~10mil(254マイクロメートル)のフィルムの厚さの範囲に適合するように選択することができる。溝28および舌部29は、半円形の断面を有するように示されているが、溝28および舌部29はまた、多角形断面または他の湾曲または丸い断面などの他の噛み合い構成または実質的に噛み合い構成を有することもできる。
フィルム30が舌部29によって溝28に押し込まれると、フィルムは少なくともフィルム支持板18のスロット26に及ぶ領域でぴんと張った状態になる。したがって、刃16はフィルムをわたって(図3Bの平面に対して用紙の中に直角に)通過し、スロット26に及ぶ領域でフィルムを切断することができる。代替の実施形態によれば、刃16は、対の噛み合い舌部29と溝28の間にない別の空間を通過することができる。この代替の実施形態では、以下で本明細書に詳述されるように、刃16がフィルムの長さを横断するときに、舌部29および溝28は、例えば、縁部上でフィルム30をぴんと張った状態のままで保持する働きをすることができる。
一実施形態では、溝28の半径は、対応する舌部29の半径よりも約0.75mil(19.05マイクロメートル)だけわずかに大きい。一実施形態では、スロット26および開口部23(切断刃16のために確保された空間)は、約0.050インチ(1.27mm)の幅を有する。一実施形態では、切断刃は、0.020インチ(0.508mm)の厚さを有する。したがって、刃30の両側上に0.015インチ(0.381mm)の隙間が設けられ得る。一実施形態によれば、これは、開口部23またはスロット26のいずれかの壁に接触することなく、刃が開口部23およびスロット26の内部を通過することを可能にするのに十分である。
図4Aおよび4Bを参照すると、刃16は様々な構成を有することができる。図4Aおよび図4Bは、本開示の実施形態による、刃16として使用され得る切断刃の例を示す。一実施形態では、切断刃は、1つ以上のカミソリ刃を含む。例えば、図4Aに示される切断刃は、角度付けされた縁部を有する。この角度付けされた縁部は、材料のフィルムを通る切断をさらに容易にすることができる。さらに、所望の切断角度を提供するように、刃を任意の角度で方向付けることができる。刃16として使用することができる別の種類の切断刃が図4Bに示されている。図4Bの切断刃は両刃の刃である。図4Bに示されている刃では、一方の切断刃が鈍くなるまで使用でき、次いで、回転刃を回転させてもう一方の新しい切断縁部を使用することができる。当業者は、この開示に基づいて、他の種類または構成の刃も使用できることを理解するであろう。一実施形態において、使用される切断刃は、図4Aに示される切断刃と同様である。一実施形態によれば、切断刃16は、部品番号SS-1C、7/16インチ(11.1125mm)×1~7/8インチ(47.625mm)のトゥルーコート、厚さ0.020インチ(0.508mm)の閉鎖端であり、0.185インチ×0.790インチ(4.699mm×20.066mm)スロットサイズ、ニューヨーク州サバンナのPearl Technologies製の切り欠き付き刃である。
図5は、本開示の一実施形態による、切断装置10の分解立体斜視図である。図5は、本開示の一実施形態によるリニアアクチュエータ14を示している。一実施形態では、リニアアクチュエータ14は、ペンシルバニア州ピッツバーグのAerotech社製のリニアモータである。別の実施形態では、リニアアクチュエータ14は、ETEL社によって製造されたリニアモータである。一実施形態では、リニアアクチュエータ14は、基部支持部50に取り付けられている。可動板52は、リニアアクチュエータ14の出力に装着されるか、または結合される。刃取り付けブラケット54は、調整可能な板53を使用して可動板52に取り付けられている。調整可能板53は、刃取り付けブラケット54の相対的な可動板52の位置を調整するように構成されている。例えば、刃取り付けブラケット54、したがって刃16をリニアアクチュエータ14の縁部の前方から延伸させることを可能にするように、刃取り付けブラケット54を位置調整可能板53に取り付けることができ、位置調整可能板53を可動板52に取り付けることができる。刃取り付けブラケット54は、刃16を受容するように構成および配置されている。固定ブラケット56は、刃取り付けブラケット54に装着して、刃16を固定ブラケット56に固定する。可動板52がリニアアクチュエータ14によって駆動されると、刃16は可動板52と共に移動する。当業者は、他の構造体が実装されて、刃16をリニアアクチュエータ14に直接または間接的に接続し、それによって駆動され得ることを理解するであろう。一実施形態では、フィルム支持板18は、取り付け構造体51を使用してベース支持体50に取り付けられている。フィルム支持板18は、基部支持体50に取り付けられ、刃16の少なくとも一部分がスロット26を通って延伸するように配置されている。
図6は、本開示の一実施形態による、刃16のリニアアクチュエータへの装着の詳細を示す3次元斜視図である。図示された実施形態では、刃16は、刃取り付けブラケット54に取り付けられている。刃取り付けブラケット54は、刃16を受容するように構成されたスロットを有する。固定ブラケット56は、例えば、留め具58を使用して刃取り付けブラケット54に取り付けられて、刃16を固定する。
上記の実施形態では、材料のフィルムを切断するために使用される単一の刃16が示されている。しかし、他の実施形態によれば、複数の刃を使用して、材料のフィルムを複数のストリップに切断することができる。
図7は、本開示の一実施形態による、材料の直線形状フィルムが複数のストリップに切断される構成を概略的に示す。例えば、6インチ(15.24cm)の1つの正方形のフィルムサンプルを、幅1インチ(2.54cm)×6インチ(15.24cm)のストリップなどの、6つの個別のフィルム試料に切断することができる。この場合、例えば、5つの刃を使用してフィルムサンプルを6つのフィルム試料にスライスすることができる。次いで、幅1インチ(2.54cm)のストリップを、ロボットアームに装着された真空カップ把持器または圧力板を使用して、装置から引き出すことができる。
6つのストリップは、正方形形状のフィルムから切り取られるように描かれているが、任意の形状のフィルムサンプルから任意の数の試料を切断することができる。例えば、切断装置は、フィルムサンプルを中央に沿って1回切断して、各3インチ(7.62cm)×6インチ(15.24cm)の2つの試料を作成するか、またはフィルムサンプルを各0.5インチ(1.27cm)幅×6インチ(15.24cm)長さなどの12個の試料に切断するように配置することができる。試料の幅の下限は、切断するフィルムの種類によって異なる場合がある。例えば、剛性の高いフィルムは、剛性の低いフィルムよりも、より狭いストリップに切断されることに耐えることができる。さらに、任意のフィルムサイズまたは形状も切断されてもよい。例えば、正方形以外の形状を有するフィルムサンプル、または6インチ(15.24cm)よりも小さいかまたは大きい寸法を有するフィルムサンプルも、本明細書に記載された切断装置を使用して切断することもできる。
図8は、本開示の別の実施形態による切断装置60の3次元斜視図である。この実施形態では、例えば、前の実施形態のロボットアームの代わりに圧力板62を使用して、フィルムを切断しながらフィルムのシートに圧力を印加する。図8に示されるように、切断装置60には、圧力板62が設けられている。圧力板62は、例えば、フィルムに圧力を印加してフィルムを保持するために使用することができる。一実施形態では、エアシリンダなどの空気圧機構64を使用して、圧力板62を移動させることができる。一実施形態では、空気圧機構64は、複数の支持ロッド65に取り付けられる支持板63に取り付けられている。一実施形態では、空気圧機構64の空気圧シリンダは、支持板63に取り付けられ、空気圧機構64の空気圧ロッドは、圧力板62に接続されて、圧力板62を移動させる。一実施形態では、圧力板62は、空気圧機構64の出力軸に接続されている。一実施形態では、空気圧機構64は、圧力板62を上昇/下降させるように構成および取り付けられている。別の実施形態では、空気圧機構64の代わりに、リニアモータを使用して圧力板62を移動させることができる。圧力板62は、その移動中に圧力板62を案内するために、複数のロッド65上に取り付けることができる。したがって、圧力板62は、圧力板62がロッド65上をスライドすることを可能にするために、ロッド65との界面に線形軸受け66を含むことができる。切断装置60はまた、圧力板62の下に位置付けられたフィルム支持板68(例えば、トレイ)を含む。フィルム支持板68は、切断されるフィルムサンプルを受容するように構成された空洞69を画定する。フィルム支持板68は、フィルムの切断を可能にするために、複数の刃(この図には示されていない)が通って延伸する複数のスロット67を含む。例えば、図示されるように、スロット67は、空洞69を通って延伸することができる。切断装置60はまた、複数の刃を駆動するためのリニアモータなどのリニアアクチュエータ14を備えている。リニアアクチュエータ14は、基部板70上に取り付けられている。一実施形態では、図8に示されるように、基部板70はまた、フィルム支持板68、ロッド65、圧力板62、および支持板63上に取り付けられた空気圧機構64への支持も提供する。
図9は、本開示の一実施形態による、リニアアクチュエータに取り付けられた複数の刃を示す切断装置60の部品の分解斜視図である。この実施形態では、複数の刃74は、調整可能板73を通じて可動板72に取り付けられている。上記の段落に記載された可動板52と同様の可動板72は、リニアアクチュエータ14の出力に取り付けられるか、または結合される。可動板72は、リニアアクチュエータ14によって移動される。複数の刃74は、図5および図6に関して上記の段落に記載されたものと同様の方法で、可動板72に取り付けることができる。刃取り付けブラケット75は、可動板72に取り付けられる調整可能な板73に取り付けられている。調整可能板73は、可動板72に対する刃取り付けブラケット75の位置を調整するように構成されている。例えば、刃取り付けブラケット75、したがって刃74をリニアアクチュエータ14の縁部の前方から延伸させることを可能にするように、刃取り付けブラケット75を位置調整可能板73に取り付けることができ、位置調整可能板73を可動板72に取り付けることができる。刃取り付けブラケット75は、刃74を受容するように構成および配置されている。固定ブラケット76が刃取り付けブラケット75に装着されて、刃74を刃取り付けブラケット75に固定する。可動板72がリニアアクチュエータ14によって駆動されると、刃74は可動板72と共に移動する。図9では、フィルム支持板68およびロッド65は、フィルム支持板68の下に位置付けられている刃74を示すために省略されている。
一実施形態では、5つの切断刃74が、可動板72に取り付けられている。5つの刃74は、実質的に等しい幅の6つのストリップ、例えば、幅1インチ(2.54cm)の長さ6インチ(15.24cm)のストリップを切断するように、等幅で分離されている。しかしながら、ストリップの所望の数または各ストリップの所望の幅に応じて、任意の数の刃74および間隔が設けられてもよい。
図10は、本開示の一実施形態による、圧迫板62およびフィルム支持板68の拡大図を示す切断装置の3次元斜視図である。図10に示されるように、フィルム支持板68は、スロット67を横断する複数の溝102を含む。例えば、フィルム支持板68は、溝102の第1および第2の対を含むことができる。図10に示されるように、圧力板62は、複数の舌部104を含む。複数の舌部104は、複数の溝102と噛み合うように構成されて、それらの間でフィルム支持板68の空洞67内でフィルムを保持する。複数の溝102および舌部104は、フィルムをぴんと張った状態で保持するために設けられている。フィルムに対する保持力を維持することなく、刃74がフィルムに接触すると、フィルムは巻き上がるか、または他の方法で変形する。
さらに図10を参照すると、一実施形態では、圧力板62が下方に移動すると、舌部104が下方に移動して、フィルム支持板68に設けられた溝102と噛み合う。その結果、舌部104は、フィルムをそれぞれの噛み合い溝102内に押し下げ、噛み合い舌部104と溝102との間に及ぶ領域でフィルムがぴんと張った状態になる。図1、図2、図3A、および図3Bに示される実施形態では、刃は、噛み合い舌部と溝の配置の間で、これらに平行に切断する間にフィルムを横断する。図10に示される実施形態では、刃74は、舌部および溝配置に対して直角にフィルムを横断する。選択された構成に関係なく、噛み合い舌部および溝は、切断プロセス中にフィルムをぴんと張った状態に保持するのに役立つ。一実施形態では、空気圧機構64は、圧力板62を移動させて、フィルム支持板68の空洞67内にあるフィルムに力または圧力を印加する。図10は、フィルム支持板68に設けられた溝102、および圧力板62に設けられた舌部を示しているが、溝102が圧力板62に設けられてもよく、舌部がフィルム支持板68に設けてもよいことも考えられる。一実施形態によれば、溝102の寸法(例えば、半径)は、舌部104の寸法(例えば、半径)と同じではない。代わりに、舌部104は、フィルムを溝102の間に挿入するための空間を確保するために、溝102よりもわずかに小さい半径を有することができる。溝102と舌部104との間のサイズの差は、例えば、切断されるフィルムの厚さに応じて、ユーザが選択することができる。例えば、溝102および舌部104のサイズは、例えば、0.5mil(12.7マイクロメートル)~10mil(254マイクロメートル)のフィルムの厚さの範囲に適合するように選択することができる。溝102および舌部104は、半円形の断面を有するように示されているが、溝102および舌部104はまた、多角形断面または他の丸い断面などの他の噛み合い構成または実質的に噛み合い構成を有することもできる。
図11は、本開示の一実施形態による、フィルム支持板68の詳細を示す、切断装置60の一部分の3次元斜視図である。図11に示されるように、フィルム支持板68には複数のスロット67が設けられて、それらを刃74が通過することを可能にしている。また、図11には、フィルム支持板68の空洞69の端部に向かって位置付けられている、離間された溝102の第1および第2の対が示されている。一実施形態では、フィルム支持板68はまた、フィルム支持板68の空洞69の内部に設けられた複数の真空カップ110または他の吸引装置も含んでもよい。例えば、図示されるように、真空カップ110は、離間された溝102の各対の間に位置付けられ得る。ただし、他の構成も可能である。
真空カップ110は、フィルムサンプルが切断され、圧力板62がフィルム支持板68から分離される前、間、および/または後に、任意に、切断されたフィルム試料を保持するように構成されている。粘着性フィルム、および静電気を蓄積したフィルムは、圧力板62が上昇してフィルム支持板68から分離されると、フィルム支持板68から持ち上がる場合がある。一実施形態では、真空カップ110は、フィルムサンプルの切断中に作動されないが、フィルム支持板68からの圧力板62の分離中に切断された試料を保持するために、切断完了後に作動される。一実施形態では、真空カップ110は、幅15mmであり、薄いフィルムを取り扱うように構成されている。一実施形態では、真空カップ110は、EMIプラスチック機器によって提供される。
図12は、本開示の一実施形態による、フィルム支持板68の空洞69内の真空カップ110の詳細を示す、切断装置60の一部分の3次元斜視図である。図12では、刃74および真空カップ110および関連する真空供給チャネルの詳細を示すために、フィルム支持板68が取り除かれて示されていない。図示される実施形態によれば、真空カップ110は、長い長方形のバーなどのバー120に装着される。2つの真空カップ110を各バー120に装着することができるが、他の数量も可能である。各バー120に装着された真空カップ110に真空を供給するために、チャネルが各バー120を通って縦方向に延伸している。チャネルは、一方の端部がプラグ122によって塞がれ、反対側の端部124から真空が供給される。この実施形態によれば、一対の真空カップ110と共に各バー120は、独立した真空吸引システムを形成する。別々のバー120上に真空カップ110を位置付けることにより、6つの独立した真空供給があると仮定すると、複数のフィルムセグメントの各々を任意の順序で解放することが可能になる。一実施形態では、2つの独立した真空供給が2対の交互のストリップに装着される(例えば、それぞれ、1、3、5および2、4、6と標記される)。ロボット把持器または圧力板62は、交互のストリップ(1、3、5)または(2、4、6)を同時に取ることができる。しかしながら、代替の実施形態によれば、ロボット把持器または圧力板62は、一度に単一のストリップを取るか、または全てのストリップを同時に取るように構成されることができる。図12に示されるように、吸引カップ110および留め具(例えば、ねじ)121は、フィルム支持板68が取り除かれて図示されていないときには、バー120から突き出ている。留め具(例えば、ねじ)121は、フィルム支持板68をバー120に装着するために使用される。フィルム支持板68がバー120に装着されたときに、図11に示されるように、留め具121および吸引カップ110は、フィルム支持板68と実質的に同一平面になることになり、刃74は、複数のスロット67を通って延伸することになる。
図13Aおよび図13Bは、本開示の一実施形態による、リニアアクチュエータへの複数の刃の位置決めおよび固定を示す3次元斜視図である。図13Bに示されるように、刃74は、刃74のスロット131を横断するボルト130を使用してしっかりと保持される。刃74は、刃支持ブラケット134に設けられたスロット133に挿入される。図13Aを参照すると、切断中に刃74が傾くことを防止するために、バー132が使用される。バー132は、刃保持ボルト130を覆う。刃保持ボルト130を露出させるために、バー132は、最初に刃支持ブラケット134から取り除かれる。刃74を取り除くには、オペレータは、ボルト130を緩め、ボルト130を取り除き、次いで、ピンセットを使用して刃74を引き上げ、刃が挿入されるスロット133から外すことができる。一実施形態によれば、刃74を含むスロット133は、各刃74よりも数千分の数インチ(数十~数百マイクロメートル)広くなるように設計されているため、刃74は、容易にスライドしてスロット133に戻る。
図14は、本開示の一実施形態による、正方形形状のフィルムサンプルが複数の正方形形状の試料に切断される構成を概略的に示す。この実施形態では、切断装置は、互いに横断するか、または直角である切断を行う。この構成を得るために、切断装置は、互いに直角に作動する2つのリニアアクチュエータを含むことができる。各リニアアクチュエータは、少なくとも1つの刃を駆動することができる。一実施形態によれば、第1の刃がその切断を終了し、第2の刃の邪魔にならないように移動した後、第2の刃は、第1の切断に対してある一定の角度、例えば、90度でフィルムを切断する。
図15は、本開示の別の実施形態による切断装置の3次元斜視図である。図15に示される切断装置150は、図8に示される切断装置60と多くの態様で類似している。したがって、類似の機能の説明は繰り返されない。しかしながら、切断装置60と切断装置150との違いは、切断装置150がリニアモータなどの2つのリニアアクチュエータ14を使用することであることに留意しなければならない。一実施形態では、リニアアクチュエータ14は、互いに直角に配置され、2つのリニアアクチュエータ14によって駆動される刃(この図には示されていない)は、図15に示されるように、フィルムサンプル152を互いに対して角度付けられた2つの方向(例えば、直角)に切断する。
図16は、本開示の一実施形態による、2つの刃が取り付けられた2つのリニアアクチュエータの配置の3次元斜視図である。図16では、切断装置150のいくつかの構成要素が取り除かれて、取り付けられた刃74Aおよび74Bと、それらの、2つのリニアアクチュエータ14Aおよび14Bへの取り付けが明らかになっている。図16に示されるように、第1の刃74Aは、第1のリニアアクチュエータ14Aの可動板161に接続された刃保持板160上に取り付けられ、第2の刃74Bは、より長い刃保持板162上に取り付けられ、より長い刃保持板162は、第2のリニアアクチュエータ14Bの可動板163に接続されている。可動板163は、第2のリニアアクチュエータ14Bの1つの縁部までしか進行できないため、刃保持板162は、可動板163に取り付けられて、第2のリニアアクチュエータ14Bの縁部よりも遠くに延伸して、刃74Bが第1のリニアアクチュエータ14Aの幅を覆うことを可能にする。このようにして、フィルムを、刃保持板160上に取り付けられた第1の刃74Aによって第1の方向に切断することができ、刃保持板162上に取り付けられた第2の刃74Bによって第2の方向に切断することもできる。刃保持板162に延伸された長さを提供することによって、フィルムサンプルの一方の側から反対側に第2の刃74Bを横断することによって、フィルムを第2の方向に切断することができる。
第2のリニアアクチュエータ14Bは、第2の刃保持板162をフィルム支持板153(図15に示される)に対して移動させるように構成されている。切断刃74Bは、第2の刃保持板162に取り付けられて一緒に移動する。したがって、第2のリニアアクチュエータ14Bは、第2の刃保持板162をフィルム支持板153に対して移動させて、フィルム支持板153上のフィルムサンプルを切断する。一実施形態によれば、第1の刃保持板160によって保持された刃74Aは、フィルムを第1の方向に切断するように配置され、第2の刃保持板162によって保持された刃74Bは、フィルムを第1の方向に直角に第2の方向に切断するように配置されている。
図17は、本開示の一実施形態による、複数の溝176を有するフィルム支持板153、および対応する複数の舌部174を有する圧力板172の3次元斜視図である。圧力板172は、例えば、フィルムに圧力を印加して、切断されるフィルムサンプルを保持するために使用することができる。圧力板172は、複数の舌部174を含む。複数の舌部174は、フィルムサンプルをぴんと張った状態で保持するために、フィルム支持板153に設けられた複数の溝176と噛み合うように構成されている。この実施形態によれば、フィルムサンプルは、一方の刃によって舌部174および溝176に平行に切断され、他方の刃によって舌部174および溝176に直角に切断される。舌部174および溝176は、舌部と同様の構成および動作が可能であり、溝は、前の実施形態に記載する。
図18は、本開示の一実施形態による、圧力板172の3次元斜視図である。一実施形態では、フィルム支持板153上に真空吸引カップを設ける代わりに、圧力板172上に真空カップを設けることができる。一実施形態では、図18に示されるように、圧力板172は、複数(例えば、16)の真空カップ180を含む。複数の真空カップ180は、フィルムサンプルの各四分円の角部に真空カップ180を位置付けるように配置することができる。例えば、16個の真空カップ180が圧力板172に設けられ、フィルムサンプルが6インチ(15.24cm)の正方形のフィルムである場合、各切断された3インチ(7.62cm)の正方形のフィルム試料に対して4つの真空カップが設けられてもよい。切断後、各真空カップ180で真空がオンになり、フィルム試料の四分円の各々が、フィルム支持板153から取り出される。複数の真空カップ180は、圧力板172がフィルム支持板153から分離した後、切断されたフィルム試料を適所に保持するように構成されている。
図19は、本開示の一実施形態による、真空カップに真空を提供するための複数のエルボ継手190を示す、圧力板172の3次元斜視図である。一実施形態では、圧力板172に取り付けられたエルボ継手190を通じて各真空カップに個別に真空が供給される。継手190のセットに真空を適用することができ、例えば、1つの真空源が4つの継手を供給して、例えば、3インチ(7.62cm)の正方形の切断されたフィルム試料の1つを持ち上げることができる。この場合、各四分円を別々に保持するために、真空カップの各セットに1つの真空源が設けられる。別の実施形態では、真空源は、複数の継手に同時に真空を供給する。
図20は、本開示のさらに別の実施形態による切断構成を示す。この構成では、切断刃を有する単一のリニアスライドを回転ステージ上に取り付けることができる。フィルム支持板には、90度以外の角度(例えば、45度ごと)で、いくつかのチャネルを有することができる。この実施形態によれば、例えば、図20に示されるように、多くのパイ形状のフィルム試料を切断することができる。さらに他の実施形態では、本切断装置は、三角形またはダイヤモンド形状などの真っすぐな縁部を有する切断部の任意の所望の構成で、フィルムサンプルを切断するように構成することができる。
図21Aおよび図21Bは、本開示の一実施形態による、それぞれ噛み合い位置および非噛み合い位置にあるフィルム支持板および圧力板を示す3次元斜視図である。一実施形態では、複数のねじ200が、圧力板62の上部に配置された板202に設けられている。複数のねじ200は、圧力板62がフィルム支持板68から後退するときに、材料のフィルムがフィルム支持板68内の適所に留まることを保証するために設けられている。例えば、空気圧が作動され、フィルム支持板68および圧力板62が一緒になると、図21Aに示されるように、ねじ200の遠位端204と板68の舌部間の接触により、ねじ200が、それらが位置付けられているチャネル内で上向きにスライドするようになる。これにより、ねじ200の近位端に固定された板202が圧力板62から上向きに上昇する。フィルムサンプルが切断された後、圧力板62は、フィルム支持板68から後退される。板202に作用する重力の下で、ねじ200は、圧力板202のチャネルの外側に遠位部分204を延伸させるために下降して、フィルム試料をフィルム支持板68に押し戻す。一実施形態では、板200が圧力板62に接するとき、ねじ202は、チャネルから約1/8インチ(0.317cm)だけ延伸するが、他の長さも可能である。
図22は、本開示の別の実施形態による切断装置の3次元斜視図である。この実施形態では、例えば、圧力板172は、2つの空気圧機構210によって作動される。空気圧機構210は、圧力板172を上昇/下降させるように構成および取り付けられている。一実施形態では、空気圧機構210は、支持板153に取り付けられている。支持板153は、複数の支持ポスト212に取り付けられている。一実施形態では、空気圧機構210は、圧力板172の対向する端部に配置されている。各空気圧機構210の固定部は、フィルム支持板153に取り付けられている一方、各空気圧機構210の可動部は、圧力板172に結合されている。圧力板172を作動させるために使用される2つの空気圧機構210が示されているが、3つ以上の空気圧機構も使用することができる。
一実施形態によれば、リニアアクチュエータ14は、様々な厚さのフィルムを切断できるように選択される。一実施形態では、リニアアクチュエータ14は、少なくとも毎秒0.1メートルの切断速度を達成するように駆動される。切断速度は、切断されるフィルムの物理的特性に依存し、例えば、弾性が高いフィルムは、弾性が低いフィルムよりも比較的速い切断速度が必要になるであろう。一実施形態では、リニアアクチュエータ14は、少なくとも2m/秒(例えば、2m/秒~6m/秒)の速度で切断刃を保持する可動板を移動させるように構成されて、フィルムを切断し、フィルムの切断片に滑らかな切断縁部(例えば、鋸歯状の縁部がない)を提供する。一実施形態では、リニアアクチュエータ14は、切断刃を保持する可動板を最大5m/秒の速度で移動させるように構成されている。所望の速度(例えば、2m/秒)を達成することに加えて、リニアアクチュエータ14は、切断中に一定速度を達成するのに十分な加速度を有することも望ましく、例えば、刃がフィルムに接触する前に、刃を停止状態から所望の速度に移動させるのに十分な加速度が必要になるであろう。達成可能な加速度が高いほど、切断刃をその所望の切断速度(例えば、2m/秒)にするために必要な距離が短くなる。この特徴により、リニアアクチュエータ14の全体の寸法、したがって切断装置の全体の寸法を小さくすることができる。
別の実施形態では、リニアアクチュエータ14は、空気圧ピストン装置、または刃16を駆動するためのばね式装置などの弾性部材装置を含むことができる。さらに別の実施形態によれば、リニアアクチュエータは、スライドに取り付けられた重りを含むことができる。刃をスライドに取り付け、スライドおよび刃を移動させるために重りを落下させることができる。当業者は、この開示に基づいて、任意の数の異なる種類のリニアアクチュエータを使用して刃(単数または複数)を駆動できることを理解するであろう。ただし、ねじ駆動の装置および回転モータは、適切に切断を実施するのに十分な速度を刃(単数または複数)に提供しない場合がある。
いくつかの実施形態では、本切断装置は、装置が切断するように設計された材料のフィルムのサイズよりもそれほど大きくないフットプリントを有することができる。本開示の実施形態によれば、本切断装置は、プラスチックなどのポリマーフィルム、および布地、紙、金属、または複合材料などの非ポリマーフィルムを含む様々な材料を切断することができる。
なお、本発明には、以下の態様が含まれることを付記する。
〔態様1〕
材料のフィルムを切断するための切断装置であって、前記装置が、
フィルム支持板と、
フィルム支持板上で前記材料のフィルムを保持するために、前記フィルム支持板に対して移動するように構成されている、圧力板と、
1つ以上の刃と、
前記フィルム支持板に対して前記1つ以上の刃を移動させて、前記フィルム支持板上で保持された前記材料のフィルムを切断するように構成されたリニアアクチュエータと、を備える、切断装置。
〔態様2〕
前記リニアアクチュエータが、前記1つ以上の刃を前記材料のフィルムを通して少なくとも0.1m/秒の速度で移動させるように構成されたリニアモータを含む、態様1に記載の切断装置。
〔態様3〕
前記フィルム支持板および前記圧力板のうちの一方が、複数の舌部を含み、前記フィルム支持板および前記圧力板のうちのもう一方が、複数の溝を含み、前記複数の舌部が、前記複数の溝と噛み合って、それらの間に前記材料のフィルムを保持するように構成されるている、態様1または2に記載の切断装置。
〔態様4〕
前記フィルム支持板が、1つ以上のスロットを画定し、前記1つ以上の刃の各々が、前記1つ以上のスロットのうちの1つを通って延伸して、前記材料のフィルムを切断する、態様1~3のいずれか一項に記載の切断装置。
〔態様5〕
前記フィルム支持板が、複数の真空カップを含み、前記複数の真空カップが、前記材料のフィルムの切断部分を保持するように構成されている、態様1~4のいずれか一項に記載の切断装置。
〔態様6〕
前記圧力板が複数の真空カップを含み、前記複数の真空カップが、前記材料のフィルムの切断部分を保持するように構成されている、態様1~5のいずれか一項に記載の切断装置。
〔態様7〕
各真空カップに真空を適用するように構成された真空システムをさらに備える、態様6に記載の切断装置。
〔態様8〕
前記リニアアクチュエータが、前記フィルム支持板上で保持された前記材料のフィルムを複数の方向に切断するように、回転ステージ上に取り付けられている、態様1~7のいずれか一項に記載の切断装置。
〔態様9〕
1つ以上の第2の刃と、
前記1つ以上の第2の刃を前記フィルム支持板に対して移動させて、前記フィルム支持板上の前記材料のフィルムを切断するように構成された第2のリニアアクチュエータと、をさらに備える、態様1~8のいずれか一項に記載の切断装置。
〔態様10〕
前記第1のリニアアクチュエータが、前記1つ以上の刃を第1の方向に移動させるように構成され、前記第2のリニアアクチュエータが、前記1つ以上の第2の刃を、前記第1の方向に対して45~135度の角度にある第2の方向に移動させるように構成されている、態様9に記載の切断装置。
〔態様11〕
ロボットアームをさらに備え、前記圧力板が、前記ロボットアームに接続され、前記ロボットアームが、前記圧力板を前記フィルム支持板に向けて移動させて、前記材料のフィルムに圧力を印加するように構成および配置されている、態様1~10のいずれか一項に記載の切断装置。
〔態様12〕
材料のフィルムを切断するための方法であって、前記方法が、
材料のフィルムをフィルム支持板上に配置することと、
前記フィルム支持板に対して圧力板を移動させて、前記フィルム支持板上で前記材料のフィルムを保持することと、
1つ以上の刃をリニアアクチュエータで前記フィルム支持板に対して移動させて、前記フィルム支持板上で保持された前記材料のフィルムを切断することと、を含む、方法。
〔態様13〕
複数の舌部および複数の溝を使用して前記フィルム支持板と圧力板との間に、前記材料のフィルムをぴんと張った状態で保持することをさらに含み、前記複数の舌部が、前記複数の溝と噛み合って、それらの間に前記材料のフィルムを保持するように構成されている、態様12に記載の方法。
〔態様14〕
前記フィルム支持板および前記圧力板のうちの一方上に設けられた複数の真空カップで、前記材料のフィルムの切断部分を保持することをさらに含む、態様12または13に記載の方法。
〔態様15〕
1つ以上の第2の刃を第2のリニアアクチュエータで前記フィルム支持板に対して移動させて、前記フィルム支持板上の前記材料のフィルムを切断することをさらに含む、態様12~14のいずれか一項に記載の方法。

Claims (13)

  1. 材料のフィルムを切断するための切断装置であって、前記切断装置が、
    フィルム支持板と、
    前記フィルム支持板上で前記材料のフィルムを保持するために、前記フィルム支持板に対して移動するように構成されている、圧力板と、
    1つ以上の刃と、
    前記フィルム支持板に対して前記1つ以上の刃を移動させて、前記フィルム支持板上で保持された前記材料のフィルムを切断するように構成されたリニアアクチュエータと
    を備え、
    前記フィルム支持板および前記圧力板のうちの一方が複数の舌部を含み、前記フィルム支持板および前記圧力板のうちの他方が複数の溝を含み、前記複数の舌部は、前記複数の溝と噛み合って、それらの間で前記材料のフィルムをぴんと張った状態で保持するように構成されており、
    前記圧力板が複数の真空カップを含み、前記複数の真空カップが、前記材料のフィルムの切断部分を保持するように構成されている、前記切断装置。
  2. 前記リニアアクチュエータが、前記1つ以上の刃を前記材料のフィルムを通して少なくとも0.1m/秒の速度で移動させるように構成されたリニアモータを含む、請求項1に記載の切断装置。
  3. 前記フィルム支持板が、1つ以上のスロットを画定し、前記1つ以上の刃の各々が、前記1つ以上のスロットのうちの1つを通って延伸して、前記材料のフィルムを切断する、請求項1または2に記載の切断装置。
  4. 前記フィルム支持板が、複数の真空カップを含み、前記複数の真空カップが、前記材料のフィルムの切断部分を保持するように構成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の切断装置。
  5. 材料のフィルムを切断するための切断装置であって、前記装置が、
    フィルム支持板と、
    前記フィルム支持板上で前記材料のフィルムを保持するために、前記フィルム支持板に対して移動するように構成されている、圧力板と、
    1つ以上の刃と、
    前記フィルム支持板に対して前記1つ以上の刃を移動させて、前記フィルム支持板上で保持された前記材料のフィルムを切断するように構成されたリニアアクチュエータと
    を備え、
    前記圧力板が複数の真空カップを含み、前記複数の真空カップが、前記材料のフィルムの切断部分を保持するように構成されている、前記切断装置。
  6. 各真空カップに真空を適用するように構成された真空システムをさらに備える、請求項5に記載の切断装置。
  7. 前記リニアアクチュエータが、前記フィルム支持板上で保持された前記材料のフィルムを複数の方向に切断するように、回転ステージ上に取り付けられている、請求項1~6のいずれか一項に記載の切断装置。
  8. 1つ以上の第2の刃と、
    前記1つ以上の第2の刃を前記フィルム支持板に対して移動させて、前記フィルム支持板上の前記材料のフィルムを切断するように構成された第2のリニアアクチュエータと、をさらに備える、請求項1~7のいずれか一項に記載の切断装置。
  9. 材料のフィルムを切断するための切断装置であって、前記装置が、
    フィルム支持板と、
    前記フィルム支持板上で前記材料のフィルムを保持するために、前記フィルム支持板に対して移動するように構成されている、圧力板と、
    1つ以上の刃と、
    前記フィルム支持板に対して前記1つ以上の刃を移動させて、前記フィルム支持板上で保持された前記材料のフィルムを切断するように構成されたリニアアクチュエータと
    1つ以上の第2の刃と、
    前記1つ以上の第2の刃を前記フィルム支持板に対して移動させて、前記フィルム支持板上の前記材料のフィルムを切断するように構成された第2のリニアアクチュエータと、を備え、
    記リニアアクチュエータが、前記1つ以上の刃を第1の方向に移動させるように構成され、前記第2のリニアアクチュエータが、前記1つ以上の第2の刃を、前記第1の方向に対して45~135度の角度にある第2の方向に移動させるように構成されている、前記切断装置。
  10. ロボットアームをさらに備え、前記圧力板が、前記ロボットアームに接続され、前記ロボットアームが、前記圧力板を前記フィルム支持板に向けて移動させて、前記材料のフィルムに圧力を印加するように構成および配置されている、請求項1~9のいずれか一項に記載の切断装置。
  11. 材料のフィルムを切断するための方法であって、前記方法が、
    材料のフィルムをフィルム支持板上に配置することと、
    前記フィルム支持板に対して圧力板を移動させて、前記フィルム支持板上で前記材料のフィルムを保持することと、
    1つ以上の刃をリニアアクチュエータで前記フィルム支持板に対して移動させて、前記フィルム支持板上で保持された前記材料のフィルムを切断することと
    を含み、
    複数の舌部および複数の溝を使用して前記フィルム支持板と前記圧力板との間に、前記材料のフィルムをぴんと張った状態で保持することをさらに含み、前記複数の舌部が、前記複数の溝と噛み合って、それらの間に前記材料のフィルムをぴんと張った状態で保持するように構成されており、
    前記圧力板が複数の真空カップを含み、前記複数の真空カップが、前記材料のフィルムの切断部分を保持するように構成されている、
    方法。
  12. 前記フィルム支持板および前記圧力板のうちの一方上に設けられた複数の真空カップで、前記材料のフィルムの切断部分を保持することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 1つ以上の第2の刃を第2のリニアアクチュエータで前記フィルム支持板に対して移動させて、前記フィルム支持板上の前記材料のフィルムを切断することをさらに含む、請求項11または12に記載の方法。
JP2020503998A 2017-07-31 2018-04-30 リニアアクチュエータを有するフィルム切断装置 Active JP7222972B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762539252P 2017-07-31 2017-07-31
US62/539,252 2017-07-31
PCT/US2018/030253 WO2019027519A1 (en) 2017-07-31 2018-04-30 FILM CUTTING DEVICE HAVING A LINEAR ACTUATOR

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020529328A JP2020529328A (ja) 2020-10-08
JP7222972B2 true JP7222972B2 (ja) 2023-02-15

Family

ID=62200548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020503998A Active JP7222972B2 (ja) 2017-07-31 2018-04-30 リニアアクチュエータを有するフィルム切断装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20210078193A1 (ja)
EP (1) EP3661709B1 (ja)
JP (1) JP7222972B2 (ja)
KR (1) KR20200037296A (ja)
CN (1) CN111051022B (ja)
BR (1) BR112020001746A2 (ja)
CA (1) CA3071394A1 (ja)
ES (1) ES2913270T3 (ja)
MX (1) MX2020000943A (ja)
WO (1) WO2019027519A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7223743B2 (ja) 2017-07-31 2023-02-16 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー フィルムの引張試験のためのシステム
CA3071389A1 (en) 2017-07-31 2019-02-07 Dow Global Technologies Llc System for tear analysis of films
KR102195497B1 (ko) * 2019-11-06 2020-12-28 주식회사 에스에프에이 필름 커팅 시스템
CN113200492A (zh) * 2021-05-07 2021-08-03 江西龙威宠物食品有限公司 一种宠物猫粮喂食用罐装食品盖自动开盖设备
CN114407127B (zh) * 2022-02-16 2023-11-28 广西思迈生物科技有限公司 一种医用胶片的裁切系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004276199A (ja) 2003-03-18 2004-10-07 Fuji Impulse Kk 容器用ヒートシール装置のフィルムシート切断機構
JP2009297850A (ja) 2008-06-16 2009-12-24 Shima Seiki Mfg Ltd カバーシートを用いた裁断方法,裁断装置及び裁断プログラム
JP2011183514A (ja) 2010-03-09 2011-09-22 Nitto Denko Corp 積層フィルムの切断方法、切断装置および光学表示装置の製造方法
JP2013507306A (ja) 2009-10-13 2013-03-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 波形縁ニップ
JP2015077724A (ja) 2013-10-17 2015-04-23 スターテクノ株式会社 インモールドラベル成形用のラベル形成装置及びラベル形成方法
WO2016170674A1 (ja) 2015-04-24 2016-10-27 三菱電機株式会社 繊維集合体の切断方法、切断装置、真空断熱材及び冷蔵庫

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3670612A (en) * 1970-05-27 1972-06-20 Ibm Card cutting apparatus
US4196647A (en) * 1978-08-15 1980-04-08 Reynolds Metals Company Carton for dispensing and cutting sheet material
DE2931780C2 (de) * 1979-08-04 1983-11-17 G. Siempelkamp Gmbh & Co, 4150 Krefeld Vorrichtung zum Aufteilen einer Platte in kleinformatige Zuschnitte
US4417495A (en) * 1982-02-12 1983-11-29 Rgg, Inc. Web dispenser
DE3538117A1 (de) * 1985-10-26 1987-04-30 Hoechst Ag Trennvorrichtung fuer platten
US5107732A (en) * 1986-09-12 1992-04-28 Hanmer Peter B Severing apparatus
US6725753B2 (en) * 2002-07-03 2004-04-27 Clinton C. Bell Dispenser for rolled material
US20050061127A1 (en) * 2003-07-14 2005-03-24 Kasper Kazmier J. Device for dispensing a paper product
WO2005032773A2 (en) * 2003-09-29 2005-04-14 Eastman Machine Company High flow/high pressure cutting table
US20070095179A1 (en) * 2005-10-28 2007-05-03 Mccarty Michael J Systems and methods for cutting woven blinds
JP5139852B2 (ja) * 2008-03-17 2013-02-06 三星ダイヤモンド工業株式会社 スクライブ装置及びスクライブ方法
CN102658992B (zh) * 2012-05-23 2014-12-03 深圳市赢合科技股份有限公司 一种隔膜袋的输送分切装置
CN202910899U (zh) * 2012-11-06 2013-05-01 河南新能光伏有限公司 太阳能电池制造中精确裁切封装膜机构
CN204546590U (zh) * 2015-02-13 2015-08-12 江阴骏驰光电科技有限公司 新型铝塑膜裁切机构
CN204772642U (zh) * 2015-07-13 2015-11-18 苏州宏瑞达新能源装备有限公司 具有高精度的板材表层薄膜自动修边机
CN106272593A (zh) * 2016-09-27 2017-01-04 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种汽车薄膜切片装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004276199A (ja) 2003-03-18 2004-10-07 Fuji Impulse Kk 容器用ヒートシール装置のフィルムシート切断機構
JP2009297850A (ja) 2008-06-16 2009-12-24 Shima Seiki Mfg Ltd カバーシートを用いた裁断方法,裁断装置及び裁断プログラム
JP2013507306A (ja) 2009-10-13 2013-03-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 波形縁ニップ
JP2011183514A (ja) 2010-03-09 2011-09-22 Nitto Denko Corp 積層フィルムの切断方法、切断装置および光学表示装置の製造方法
JP2015077724A (ja) 2013-10-17 2015-04-23 スターテクノ株式会社 インモールドラベル成形用のラベル形成装置及びラベル形成方法
WO2016170674A1 (ja) 2015-04-24 2016-10-27 三菱電機株式会社 繊維集合体の切断方法、切断装置、真空断熱材及び冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
EP3661709A1 (en) 2020-06-10
CN111051022A (zh) 2020-04-21
ES2913270T3 (es) 2022-06-01
BR112020001746A2 (pt) 2020-07-21
CN111051022B (zh) 2022-07-12
EP3661709B1 (en) 2022-03-02
WO2019027519A1 (en) 2019-02-07
KR20200037296A (ko) 2020-04-08
US20210078193A1 (en) 2021-03-18
CA3071394A1 (en) 2019-02-07
JP2020529328A (ja) 2020-10-08
MX2020000943A (es) 2020-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7222972B2 (ja) リニアアクチュエータを有するフィルム切断装置
JP6137651B2 (ja) 2つのツール間の半径方向間隙を調整するための方法、支持物を加工するための装置、これを装備したカセット、ユニット及び機械
JP6635344B2 (ja) 紙、段ボール、プラスチック材、複合材又はその種の比較的堅固な材料を切断するための切断装置
CA2793115C (en) Expandable surface breather and method
KR20160145770A (ko) 컷팅 다이 장치
WO2015160388A1 (en) Three dimensional part rotary die cutting mechanism and method of operating the same
CZ302859B6 (cs) Zpusob oddelování profilovaných fólií
CN1209230C (zh) 成型压力机中的空压板
US6613176B2 (en) Method of arranging multilayer passive electronic components
EP1375093A1 (en) Label cutter and presentation machine
US20220193940A1 (en) Machine for cutting decorations for frustoconical bodies
JPH03152267A (ja) 長尺タオル生地の切断装置
JP7237925B2 (ja) フィルムの引き裂き分析のためのシステム
RU2219047C1 (ru) Режущее устройство
JP4132021B2 (ja) カッター
EP4046782B1 (en) Forming systems and methods for forming an elongate charge of composite material
CN109204984B (zh) 用于去除层的系统及方法
JP4264518B2 (ja) スライス肉片の移送装置
US3818787A (en) Pad slitter
WO2020129393A1 (ja) 生物検体スライサー
JP4804808B2 (ja) 工作装置と工作方法
JPH06221977A (ja) 自動材料試験装置
WO1986007300A1 (en) Method for cutting to size a stack of sheet-like material
JPH042795Y2 (ja)
EP1260326A2 (en) Method and apparatus for partially cutting a sheet, and sheet or strip obtained thereby

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20200318

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200501

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221129

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221129

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20221206

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20221213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7222972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150