JP7222813B2 - 遊技場用システム - Google Patents

遊技場用システム Download PDF

Info

Publication number
JP7222813B2
JP7222813B2 JP2019106167A JP2019106167A JP7222813B2 JP 7222813 B2 JP7222813 B2 JP 7222813B2 JP 2019106167 A JP2019106167 A JP 2019106167A JP 2019106167 A JP2019106167 A JP 2019106167A JP 7222813 B2 JP7222813 B2 JP 7222813B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graph
game
display
continuous
business day
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019106167A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020198941A (ja
Inventor
晋治 成田
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2019106167A priority Critical patent/JP7222813B2/ja
Publication of JP2020198941A publication Critical patent/JP2020198941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7222813B2 publication Critical patent/JP7222813B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は遊技場用システムに関する。
遊技場に設けられる遊技機の状況を把握する場合、所謂差玉のような遊技情報をグラフ出力することもあるが、例えば特許文献1の図12では複数日のグラフを営業日単位で示している。
特開2012-228318号公報
特許文献1の図12では営業日単位で営業開始時の差数、即ち0を基準にして各営業日における遊技情報の推移を示しているが、複数日の遊技情報を参照する場合、連続的に、即ち、前日の最終時点の遊技情報から翌日の最初の時点の遊技情報を繋げて出力した方が、推移を把握し易い。
しかしながら、連続的にグラフ出力した場合、その出力対象となる最先の時点(例えば3日分のグラフであれば2日前の営業開始時点)の出玉を基準にして出力することが想定されるが、この場合、営業日当日のような最も重要な最新の営業日に対応した箇所が、その営業日当日以前のグラフの偏りにより見難くなる虞があり、このような虞は出玉だけでなく他の遊技情報の推移を示すグラフについても同様に起こり得る。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数日分の遊技情報の推移を示すグラフを連続的に出力する場合に、最新の営業日に対応した箇所が見難くなる虞を軽減した遊技場用システムを提供することにある。
請求項1の発明によれば、複数日における遊技情報の推移を示し、最新の営業日の開始時点を原点とした連続グラフを表示するので、複数日分の遊技情報の推移を示すグラフを連続的に出力する場合に、最新の営業日に対応した箇所が見難くなる虞を軽減可能となる。
一実施形態における遊技場用システムを示す概略図 遊技機の正面図 モード別スペック値を示す図 情報表示装置の正面図 日別グラフを示す図 2日前基準の連続グラブを示す図 1日前基準の連続グラブを示す図 当日基準の連続グラブを示す図 変形実施形態における2日前基準の連続グラブを示す図 1日前基準の連続グラブを示す図 当日基準の連続グラブを示す図
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2及び情報表示装置3が設置されている。遊技機1、遊技装置2及び情報表示装置3(管理手段、グラフ生成手段、表示手段)は、中継装置4及びLAN5を介して管理装置6と接続されている。遊技場にはPOSや残金精算機(何れも図示せず)も設置されており、これらPOSや残金精算機もLAN5を介して管理装置6と接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となっている。
管理装置6は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード7、モニタ8及びプリンタ(図示せず)等が接続されている。管理装置6は、遊技機側(遊技機1、遊技装置2等)から出力される遊技信号を入力し、遊技機1毎の遊技データや会員登録された会員毎の個人データ等を管理する。
遊技機1はCR(カードリーダ)パチンコ機であり、図2に示すように盤面9に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル10、上部受皿11及び下部受皿12を有する。上部受皿11には、貸出釦13、返却釦14及び残高表示部15が並設されている。盤面9には、普図表示部16、普図保留表示部17、特図表示部18、普図入賞口19、第1一般入賞口20、第2一般入賞口21、第1保留数表示部22、第2保留数表示部23、第1始動口24、第2始動口25及び大入賞口26を有する。
遊技機1(機種A)は以下のように動作する。
(1)第1始動口24は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)、第2始動口25は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)であり、各始動口24,25への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を特図表示部18にて行う図柄変動(単位遊技)にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
(2)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されない。
(3)遊技機設定値(調整情報、以下、モード)が6段階で設けられており、このモードにより、図3のモード別スペック値に示す通り大当り抽選の当選確率(大当り確率、大当り条件)を通常遊技状態(以下、通常状態)と確変状態(特別状態、以下、確変)とを対象として調整可能。大当りがその後に確変となる大当り(確変大当り)となる割合である確変率(例えば64%で全モード共通)が定められている。通常状態と確変の大当り確率もモードにより不変としても良く、通常状態と確変との大当り確率や確変率、及び後述するラウンド振分率や小当り確率(小当り条件)等の少なくとも1つがモードにより調整可能であれば良い。
(4)大当りが発生すると対応するラウンド(R)分だけ大入賞口26を開放する。1Rの上限入賞数は10個、上限開放期間は30秒であり、上限入賞数または上限開放期間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。対応するラウンドも大当り抽選と同様に抽選され、その振分率は第1始動口24に入賞した場合は2Rが10%、4Rが51%、8Rが39%であるが、第2始動口25の場合は4Rが10%、8Rが90%となり、入賞に応じた図柄変動の保留消化優先順位は第1始動口24よりも第2始動口25の方が高く設定される。
(5)確変大当りが終了すると確変となり、確変中は大当り確率が向上すると共に、第2始動口25の入賞率、即ち、遊技価値の付与率(所謂出率)が高くなる時短になる。尚、遊技機1は確変を所定数(例えば50回)の図柄変動を行うか大当りが発生するまで継続する所謂ST機であり、大当りが発生しない場合は、その後は時短となり、所定の時短回数(例えば100回)の図柄変動を行うか大当りが発生するまで時短を継続する。また、確変大当りでない大当り(通常大当り)が発生した場合も上記同様に時短となり、いずれも時短回数分の図柄変動を行った場合は通常状態に戻る。
(8)第2始動口25は普図入賞口19への入賞に応じて変動する普通図柄(普図)が当りとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒、時短では3秒となる。開放時間は通常状態では0.3秒、時短では5秒となる。即ち、時短では通常状態と比較して普図変動時間が短くなる一方、開放時間は長くなることで第2始動口25の入賞率が高くなる。
(9)各始動口24,25や大入賞口26以外に第1一般入賞口20、第2一般入賞口21も設けられている。第1一般入賞口20は甘中や大当り中に盤面9の右側を狙って打つ、所謂右打ちを行った場合であっても入賞可能な位置に設けられており、第1一般入賞口20に入賞(一般入賞)した場合には10個の賞球はあるが、図柄変動等は行われない。
以上は機種Aを例にして説明したが、例示した値は例えば機種Bであれば異なる等、機種に応じて様々な値となり、遊技性も異なる。
遊技機1及び当該遊技機1に付設された周辺機器は、遊技者による玉の打ち込みや各始動口24,25への始動入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を出力する。
・アウト信号=消費玉を回収するアウトB0Xから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定。尚、遊技機1から出力される信号でも良い。
・セーフ信号=遊技機1から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号。入賞に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。また、玉を実際に払出した際に出力される実セーフ信号と、入賞に応じて払出が予約された場合に出力される入賞セーフ信号とがあるが、入賞から出力までのタイムラグを極力省くため後者を採用することが望ましい。
・スタート信号=遊技機1から出力される始動入賞(S入賞)により変動(作動)する特図表示部18(役物)におけるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)、及びスタート(スタート処理数)を特定可能な信号。図柄変動確定時に出力されるので信号入力に応じてスタート処理を特定する。尚、始動入賞時に出力されるS入賞信号をスタート信号の代わりに、或いは加えて入力し、スタートとS入賞とのいずれか一方のみを管理する等、兼用して管理対象としても良い。
大当り信号=遊技機1から出力される大当り期間を特定可能な信号。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号入力中を大当り中として特定する。
特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。第2始動口25の入賞率が向上する特別状態中(時短中(確変時を含む))にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であっても良い。また、大当り信号と特別状態信号のいずれも入力していない期間を通常状態として特定する。
遊技装置2は所謂各台計数機能を有する貸出機であり、当該遊技装置2や遊技機1等の状態を示す状態表示灯27、貨幣(貨幣価値、有価価値)が投入される貨幣投入口28、遊技者からの操作入力を受付けると共に遊技の進行に伴って残高や図柄変動回数(スタート回数)や大当り確率等の遊技データを表示するタッチパネル式の液晶表示部29、持玉(会員であれば貯玉も含む)を払出すための払出釦30、払出された玉が通過する払出ノズル31、カード(一般カードや会員カード)が挿入されるカード挿入口32及び遊技機1の下部受皿12の下方に位置する着脱可能な計数受皿33等を有する。
遊技装置2は以下のように動作する。
(1)貨幣を受付けると(貨幣受付処理)、遊技機1と遊技装置2との双方に入金額を残高に加算して表示し、残高がある状態で遊技機1の貸出釦13が押下されると(貸出操作、対価付与操作)、貸出1単位(例えば500円)分の貸出玉(対価付与価値)を遊技機1から払出し(貸出処理、対価付与処理)、レートに応じた対価分を残高から引落とす。尚、貨幣は複数回の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
(2)計数玉を受付けた場合は計数玉を持玉として特定し、その持玉を払出釦30の押下に応じて払戻す払戻処理(持玉の再プレイ処理)を可能とし、払戻した場合にはその対価分(例えば払戻した玉数と同数)の持玉を減算する。
(3)残高や持玉が残存する状態で遊技機1の返却釦14を押下(発行操作を受付)すると残玉や持玉を特定可能な一般カードが発行される。尚、残高や持玉の一部を発行対象とする分割発行は説明の簡略化のため不可としたが、可能としても良い。
(4)残高や持玉が残存する状態で遊技機1の返却釦14が押下されると(発行操作を受付けると)、遊技装置2にストックされていた残高や持玉を特定可能な持玉券を発行する。尚、持玉の一部や残高のみを発行対象とする分割発行も可能とする。持玉券を受付けた場合は、その残高や持玉を引継ぐ。
(5)中継装置4とのシリアル通信により管理装置6にて貨幣受付処理や対価付与処理、残高や持玉、貸出玉数、払戻玉数、入金額、計数玉数や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額、及び持玉券の受付や発行処理等の各種情報を特定可能とするが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定可能としても良い。尚、貸出処理上の通信については中継装置4を介さず、遊技機1と遊技装置2とで直接通信を行っても良い。
情報表示装置3は、中継装置4を介して遊技機1側から出力される遊技信号を入力することで各遊技状態の遊技情報を管理して表示する。
図4に示すように情報表示装置3は、呼出表示時や特別状態中等にイルミネーション演出を行うイルミネーション部34、各種遊技情報等を表示する表示領域35(表示手段)、当該表示領域35の表示内容を変更するといった各種操作を受付ける各種操作釦36、遊技場の従業員が携帯する操作リモコン(図示せず)から送信されるリモコン信号を受光するリモコン受光部37等を有する。表示領域35は、液晶表示によりメイン表示部38と第1~第6サブ表示部39~44とに区分可能であり、通常状態時には図4に示すように各表示部38~44を区分して情報表示を行うが、例えば特別状態発生演出を行う際や拡大して情報表示する際等、適宜区分せずに情報表示することも可能である。
メイン表示部38は、大当り数を該当期間単位(営業日当日(以下、本日)、1日前、2日前)で表示するが、各種操作釦36により遊技情報の切替操作があった場合には、図示しない他の遊技情報を表示する表示状態へと表示を切替える。
第1サブ表示部39は、通常状態にて発生した大当りである初当り数を該当期間単位(本日、1日前、2日前)で表示する。第2サブ表示部40は、大当り中の出玉(セーフ-アウト)が基準値(例えば1000玉)以上である大当りである「超」と、それ未満である「小」の大当り数を表示する。第3サブ表示部41は、対応する機種の導入時や営業開始時等の所定の基準時からの営業日単位の最高の獲得玉数(売上玉-差玉(アウト-セーフ)又は遊技装置2にて計数した持玉)を表示する。
第4サブ表示部42は、初期化条件の成立(営業開始や特別状態の終了等により成立)後からのスタート(図柄変動数)を表示する。第5サブ表示部43は、大当り単位のスタートをグラフ化した所謂スタート履歴グラフを表示する。第6サブ表示部44は、機種名を表示する。尚、第3サブ表示部41と第5サブ表示部43とで各種操作釦36の案内や遊技場からのお知らせ等を表示する場合もある。
情報表示装置3は、図4に示した表示状態中において例えば遊技者による各種操作釦36の操作や、遊技場の従業員によるリモコン操作等が行われた場合に、図4に示した表示状態から図5に示す日別グラフ画面の表示状態へと表示を切替える。
図5は各種操作釦36の操作により図4の通常表示画面を日別グラフ画面に切替えた図であり、図4に示した表示領域35全体を示している。この場合、メイン表示部38、第1サブ表示部39及び第2サブ表示部40にて出玉(セーフ-アウト)の推移を示す所謂スランプグラフを表示し、第4,5サブ表示部42,43にて図4の表示上に各種操作釦45(切替手段)がポップアップ表示され、第6サブ表示部44にタイトルが表示されている。各種操作釦45としては、「前メニュー」釦45a、「日別」釦45b、「連続」釦45c、「比較」釦45d、「1日前基準」釦45eが設けられている。
「日別」釦45bに対する操作により所謂日別グラフを表示することができる。
図5は従来から表示されている日別グラフであり、営業日単位でスランプグラフ46~48が表示される。グラフ座標内の仕切線49は営業日単位の区分を示している。営業日単位に対応するスランプグラフ46~48は異なる色で識別表示されており、以下で説明する連続グラフでも同様である。
スランプグラフ46~48の起算点は各営業日(2日前、1日前、本日(最新の営業日))の営業開始時となっており、営業日単位でリセットされた状態から起算されている。このため、スランプグラフ46~48の連続性がなく遊技者によっては見難く感じることがあり、複数日の連続した推移でスランプグラフを参照したいといったニーズが多くある。このように感じた遊技者が「連続」釦45cをタッチ操作すると、複数日のスランプグラフを連続した所謂連続グラフを表示する。
図6は複数日(3日間)を対象としたスランプグラフ46~48を前日の最終出玉を翌日に引継ぐ(営業開始時の出玉とする)ことで複数日連続させた連続グラフを示している。尚、図6は2日前基準の連続グラフを示している。
連続グラフの場合、表示対象の内、最も先の時点をグラフ表示の0原点(出玉=0)、図6であれば2日前の営業開始時点のような2日前基準の連続グラフが従来から表示されているが、このような連続グラフの一部が図6に示すように表示領域からはみ出してしまい、1日前に対応したスランプグラフ47や、最も参照したい本日に対応したスランプグラフ48を確認できないといったように連続グラフを見難くなる場合がある。
このような場合、例えばグラフ座標のグラフレンジを連続グラフが示す最大値に対応するように縮小することも想定できるが、その場合、連続グラフ自体が小さくなることから、やはり本日に対応したスランプグラフ48が見難くなる。
そこで、遊技者が「1日前基準」釦45eをタッチ操作すると、図7に示すように1日前の営業日の開始時点をグラフ座標の0原点に変更(調整)する。これにより、連続グラフが1日前基準となり、表示領域から一部がはみ出していた1日前に対応したスランプグラフ47の全体が表示されるようになるので、1日前の出玉推移を確実に確認できる。
しかしながら、図7に示すように依然として本日に対応したスランプグラフ48の一部が表示領域からはみ出して見難いことがある。この場合、「1日前基準」釦45eに代えて「当日基準」釦45fが表示されるので、「当日基準」釦45fをタッチ操作すると、図8に示すように本日の営業日の開始時点をグラフ座標の0原点に変更(調整)する。これにより、連続グラフが当日基準となり、表示領域から一部がはみ出していた本日に対応したスランプグラフ48の全体が表示されるようになるので、本日の出玉推移を確認し易くなる。尚、当日基準の表示画面では、「2日前基準」釦45gが表示される。
実際の運用としては、例えば図8に示す本日基準の連続グラフをデフォルト表示することが望ましい。これは、図8では本日のスランプグラフの開始時点をグラフ座標の0原点として表示しているので、本日の出玉推移を確認し易くなり、表示領域からはみ出すにしても本日ではなく2日前になることが多くなるからであるが、いずれの営業日を基準としても良い。
また、開始時点を切替え可能なので、例えば図8にてはみ出ている2日前や1日前の推移を参照したい場合には図6に示す2日前基準や図7に示す1日前基準に切替えれば、表示領域からはみ出している箇所を確認可能になる。
この場合、例えば出玉の推移に対して基準値を設定し(例えば上限20000と下限10000)、その基準値と比較することで表示領域からはみ出しているかを判定し、はみ出している場合に切替可能としても良い。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
情報表示装置3は、複数日における遊技情報の推移を示し、最新の営業日の開始時点を原点とした連続グラフを表示するので、複数日分の遊技情報の推移を示すグラフを連続的に出力する場合に、最新の営業日に対応した箇所が見難くなる虞を軽減可能となる。
連続グラフの原点を本日以外の営業日に切替可能とするので、遊技者が本日以外の営業日単位を原点とした連続グラフを参照したい場合に対応可能となる。
(変形実施形態)
上記一実施形態の変形実施形態について図9~11を参照して説明する。この変形実施形態は、グラフ座標のグラフレンジを調整することを特徴とする。
図9~図11に示すようにグラフ座標の0原点を各営業日の開始時点として切替える点で図6~8と変わりはないが、図6~8ではグラフレンジを固定して連続グラフを切替えているのに対して、図9~11では連続グラフの位置を固定して遊技情報の更新に応じてグラフ座標のグラフレンジを切替える点で異なる。
即ち、図9~11のような連続グラフについて、対応する出玉の対象期間(2日前~本日)における最大値と最小値とを特定する。例えば2日前を0原点とした場合、最大値は2000、最小値は-25000なので、最大値と最小値との差(最大差)は27000となる。
最大差からグラフ全体を表示可能とするグラフレンジ幅は図9~11では10000となり、そのグラフレンジの配置を、グラフ座標の0原点(出玉=0)が、図9であれば2日前、図10であれば1日前、図11であれば本日の開始時点となるようにグラフレンジを調整する。
図9~11によればいずれであっても連続グラフが表示領域からはみ出す虞を低減できる。
グラフレンジを特定する場合、グラフレンジの幅に応じた最大差の基準値を設定し、対応する幅を特定すれば良い。例えば幅10000は~40000、幅20000は~80000、幅30000は80000~等が想定できる。
この場合、必ずしも連続グラフの全容を表示しなくとも良い(例えば図8のように一部がはみ出している程度は許容レベル)ので、連続グラフの大きさを優先する場合には最大差の基準値を少し大きめに設定しても良い。例えば幅10000は~45000等が想定できる。更に、連続グラフの大きさを優先するか、連続グラフの全容表示を優先するかにより、上記基準値を切替え可能としても良い。
連続グラフは表示領域の上下方向の中間地点に表示される様に、例えば出玉推移の最大値と最小値との中間地点、図9であれば最大値2000-13500=-11500をグラフレンジの上下方向の中間地点となるように表示すれば良い。勿論、中間地点の少し上や下など、適宜調整しても良い。
また、連続グラフは随時更新されるので、上記に示した処理をグラフ更新や所定期間の経過により成立する調整条件が成立することに応じて行っても良い。この場合、図9~11も含め適宜連続グラフを移動させても良い。
尚、本実施形態では出玉の推移を連続グラフの対象としたが、例えば持玉や大当り回数の推移等、他の遊技情報の推移を対象としても良い。
このような変形実施形態によれば、連続グラフの表示位置を調整することで原点を調整するので、遊技者が最も関心を示す本日のスランプグラフを営業日単位別のスランプグラフと同様に表示しつつも、前日以前の出玉推移を連続的に把握可能となる。
グラフレンジの表示位置を調整することで原点を調整するので、連続グラフの全容を表示し易くなり、連続グラフの表示領域を有効活用可能となる。
グラフ座標の原点となる表示位置を遊技情報の推移に応じて調整するので、連続グラフを表示領域の適切な位置に表示可能なる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
遊技機上方の情報表示装置にて表示する構成を例示したが、遊技装置のような遊技機間に設けられる情報表示装置や島端に設けられる集合情報表示装置に採用しても良い。
関連する設定情報は予め設定されていれば遊技場管理者が任意に設定しても、管理装置の製造メーカにて設定しても、外部(例えばチェーン店本部や遊技機メーカ等)の管理サーバからダウンロードして設定しても良い。
例示した全ての遊技情報は入力した信号により直接的に特定しても演算式を利用して間接的に特定しても良い。また、機種としては、メーカ単位やスペック単位等、遊技機の種類を示せばどの様な区分としても良い。
数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良い。また、演算式については単なる例示であり例示した演算式と同様の値を示すor同様の意義を持つ演算値を演算するのであれば、どの様な演算式を採用しても良い。
以下と未満についてはどちらを採用しても良く、「達していない」等の表現は以下或いは未満となった場合のいずれにも対応する表現となる。以上と超過についても同様で、「達している」等の表現は双方に対応する表現となる。
液晶表示を例示したが、有機EL等の他の表示方法を採用しても良い。
対象となる遊技機は、スロットマシンやパチンコ遊技機等が例示出来、パチンコ遊技機の場合、単位遊技は所謂図柄変動とすれば良いが、その他に遊技媒体を排出せずデータ上のポイントを遊技に応じて更新する所謂封入式の遊技機等も想定できるため、玉やメダル等の遊技媒体や上記ポイントを包含する遊技価値という表現を適宜使用している。
情報表示装置3が行う処理の一部を管理装置6、遊技装置2、或いは中継装置4等にて行っても良い。また、例示した構成を適宜設定に応じて採用するか否かを変更しても良いし、変形例を含む例示した構成をどのように組合わせても良いし、適宜構成を除外しても良い。
図面中、1は遊技機、3は情報表示装置(管理手段、グラフ生成手段、表示手段)、35は表示領域(表示手段)である。

Claims (5)

  1. 遊技機側から出力される遊技信号により特定される遊技情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理される複数の営業日を対象期間とした遊技情報の推移を示す連続グラフを生成するグラフ生成手段と、
    前記対象期間における最新の営業日である対象営業日の開始時点が、グラフ座標におけるグラフ表示の原点を示すように前記連続グラフを表示する表示手段と、
    を備えた遊技場用システム。
  2. 切替操作を受付ける切替手段を備え、
    前記表示手段は、前記切替操作に応じて前記対象営業日を前記最新の営業日以外の営業日に切替え、当該対象営業日の開始時点が前記原点を示すように前記連続グラフを表示する請求項1に記載の遊技場用システム。
  3. 前記表示手段は、グラフ座標に対して前記連続グラフの表示位置を調整することで、当該連続グラフにおける前記対象営業日の開始時点が前記原点を示すように当該連続グラフを表示する請求項1または2に記載の遊技場用システム。
  4. 前記表示手段は、前記連続グラフに対して前記原点の表示位置を調整することで、当該連続グラフにおける前記対象営業日の開始時点が前記原点を示すように当該連続グラフを表示する請求項1から3のいずれか一項に記載の遊技場用システム。
  5. 前記表示手段は、前記原点の表示位置を前記連続グラフが示す遊技情報の更新に応じて調整する請求項4に記載の遊技場用システム。
JP2019106167A 2019-06-06 2019-06-06 遊技場用システム Active JP7222813B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019106167A JP7222813B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 遊技場用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019106167A JP7222813B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 遊技場用システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020198941A JP2020198941A (ja) 2020-12-17
JP7222813B2 true JP7222813B2 (ja) 2023-02-15

Family

ID=73742974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019106167A Active JP7222813B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 遊技場用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7222813B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075711A (ja) 2002-10-15 2010-04-08 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd グラフ表示処理装置およびその方法
JP2019063197A (ja) 2017-09-29 2019-04-25 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム
JP2019076581A (ja) 2017-10-26 2019-05-23 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075711A (ja) 2002-10-15 2010-04-08 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd グラフ表示処理装置およびその方法
JP2019063197A (ja) 2017-09-29 2019-04-25 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム
JP2019076581A (ja) 2017-10-26 2019-05-23 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020198941A (ja) 2020-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5824770B2 (ja) 遊技台
JP2016198201A (ja) 遊技場用管理システム
JP6077256B2 (ja) 遊技機
JP6732286B2 (ja) 遊技機
JP2019042302A (ja) 遊技機
JP6643181B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP2020103947A (ja) 遊技機
JP7174174B2 (ja) 遊技場用システム
JP7222813B2 (ja) 遊技場用システム
JP6077254B2 (ja) 遊技機
JP7410736B2 (ja) 遊技場用システム
JP6670686B2 (ja) 遊技場用システム
JP6667860B2 (ja) 遊技機
JP6725944B2 (ja) 遊技機
JP2014212999A (ja) 遊技機
JP6725945B2 (ja) 遊技機
JP7272899B2 (ja) 遊技場用システム
JP6199550B2 (ja) 遊技機
JP7420663B2 (ja) 遊技場用システム
JP6077253B2 (ja) 遊技機
JP2023066822A (ja) 遊技場用システム
JP5498250B2 (ja) 遊技場用表示装置
JP6622139B2 (ja) 遊技場用システム及び遊技情報表示装置
JP6859119B2 (ja) 遊技情報表示装置及び遊技場用システム
JP6867831B2 (ja) 遊技情報表示装置及び遊技場用システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7222813

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150