JP7222146B1 - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

電力変換装置(100)は、発電機(110)が接続される送電線(115)に接続されている。電力変換装置(100)は、送電線上の交流電圧の周波数である系統周波数を検出する周波数検出器(10)と、検出された系統周波数の変動を補償するように無効電力指令値を生成する制御装置(15)と、無効電力指令値に従った無効電力を送電線(115)に出力する電力変換器(50)とを備える。

Description

本開示は、電力変換装置に関する。
電力系統の事故などの様々な要因により電力系統における発電電力と需要電力(負荷消費電力)との不均衡が生じると、発電機の回転速度が上昇または低下し、電力系統の動揺が発生する。電力系統の動揺の大きさおよび発電機の特性によっては、発電機が同期運転を保つことができず、同期外れを起こす脱調現象が発生する場合がある。
例えば、特開2011-211803号公報(特許文献1)には、電力系統を安定化させるための電力系統安定化装置が開示されている。この電力系統安定化装置は、系統電圧の計測値に基づいて系統電圧を一定に保つ第1の無効電力指令値を演算する系統電圧制御部と、電力系統の有効電力の計測値に基づいて電力動揺を抑制する第2の無効電力指令値を演算する電力動揺抑制制御部とを備える。
特開2011-211803号公報
しかしながら、特許文献1に記載される電力系統安定化装置では、系統電圧および電力系統の有効電力の値を計測するために送電線に電流検出器および電圧検出器を設置しており、系統電圧制御および電力動揺抑制制御を実現するために多くの検出器が必要となるという問題点があった。
また、発電機の回転速度の変動と電力系統の有効電力潮流の変動の大きさおよび位相との関係は電力系統によって異なるため、適用される電力系統に応じて電力系統安定化装置での制御に用いられるパラメータを調整する必要があった。
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、簡易な構成で発電機の回転速度の変動を抑制することができる電力変換装置を提供することである。
本開示のある局面によれば、送電線に接続される電力変換装置であって、送電線には発電機が接続されている。電力変換装置は、送電線上の交流電圧の周波数である系統周波数を検出する周波数検出器と、検出された系統周波数の変動を補償するように無効電力指令値を生成する制御装置と、無効電力指令値に従った無効電力を送電線に出力する電力変換器とを備える。
本開示によれば、簡易な構成で発電機の回転速度の変動を抑制することができる電力変換装置を提供することができる。
実施の形態1に係る電力変換装置が適用される電力系統の構成例を示す図である。 制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る電力変換装置の実装例を示す図である。 比較例に係る電力変換装置が適用される電力系統の構成例を示す図である。 比較例に係る電力変換装置の実装例を示す図である。 実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図7に示した合成部の構成例を示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では、図中の同一または相当部分について同一符号を付して、その説明は原則的に繰り返さないものとする。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に係る電力変換装置が適用される電力系統の構成例を示す図である。
図1に示すように、実施の形態1に係る電力変換装置100は、商用交流電源120および送電線115を含む電力系統130に接続される。送電線115には、同期発電機(以下、発電機とも称する)110が接続されている。
発電機110は、電力系統130上の交流電圧の周波数である系統周波数で決まる回転速度(同期速度)で運転する。電力系統130が動揺していない場合には、発電機110は、その出力電力に応じて一定の相差角を保った同期運転を行っている。相差角とは、発電機110の回転子軸と発生磁束軸との相対位置を示す角度である。
系統事故の発生または負荷脱落などにより系統状態が急変すると、発電機110の回転速度が加速または減速し、相差角が変動する。この相差角の変動によって発電機110の出力電力が変動する。発電機110の出力電力が変動することによって、送電線115における有効電力潮流が変動する。
系統状態の急変の大きさおよび発電機110の特性によっては、発電機110が同期運転を保つことができず、同期外れを起こす脱調現象が発生する場合がある。脱調は電源の連鎖的な脱落を誘発し、大規模停電を引き起こすおそれがある。
本実施の形態では、発電機110が脱調することを防止するために、電力変換装置100を用いて、電力系統130の動揺を抑制する制御を実現する。具体的には、電力変換装置100は、系統周波数の変動を示す周波数変動量を検出し、検出された周波数変動量を入力パラメータとして電力系統130の動揺を抑制する制御を実行する。
図1に示すように、電力変換装置100は、周波数検出器10と、電力変換器50と、制御装置15とを備える。
電圧検出器1は、送電線115上の交流電圧の瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を周波数検出器10に出力する。
周波数検出器10は、電圧検出器1の出力信号に基づいて、送電線115上の交流電圧波形から当該電圧の周波数である系統周波数fを検出する。周波数検出器10は、例えば、周知のPLL(Phase Locked Loop)回路などを用いて系統周波数fを検出する。周波数検出器10は、系統周波数fの検出値を示す信号を制御装置15に出力する。
電力変換器50は、代表的には、STATCOM(Static synchronous compensator )で構成することができる。電力変換器50は、複数のリアクトル、複数のコンデンサおよび複数のスイッチング素子を有する。電力変換器50は、制御装置15によって制御され、無効電力Qを送電線115に出力する。電力変換器50は、複数のスイッチング素子の各々をオンおよびオフさせることにより、進相無効電力または遅相無効電力を選択的に出力するとともに、無効電力の大きさを所望の値に制御することができる。ただし、制御された無効電力を出力可能であれば、自励式および他励式の無効電力調整装置を始めとして、任意の機器を適用することができる。
制御装置15は、系統周波数fを用いて、電力変換器50が送電線115へ出力する無効電力Qを制御する。具体的には、制御装置15は、周波数変動検出部20と、制御演算部30と、出力制御部40とを含む。
周波数変動検出部20は、周波数検出器10によって検出された系統周波数fを用いて、系統周波数fの変動(上昇または低下)を示す周波数変動量Δfを算出する。制御演算部30は、周波数変動量Δfを入力パラメータとする、予め定められた制御演算に従って無効電力指令値Qrefを算出する。出力制御部40は、無効電力指令値Qrefに従った無効電力Qを出力するための、電力変換器50の制御指令を生成する。制御指令は、電力変換器50へ入力される。
図2は、制御装置15のハードウェア構成例を示すブロック図である。代表的には、制御装置15は、所定のプログラムが予め記憶されたマイクロコンピュータによって構成することができる。
図2の例では、制御装置15は、CPU(Central Processing Unit)200と、メモリ202と、入出力(I/O)回路204とを含む。CPU200、メモリ202およびI/O回路204は、バス206を経由して、相互にデータの授受が可能である。メモリ202の一部領域にはプログラムが格納されており、CPU200が当該プログラムを実行することで、後述する各種機能を実現することができる。I/O回路204は、制御装置15の外部との間で信号およびデータを入出力する。
あるいは、図2の例とは異なり、制御装置15の少なくとも一部については、FPGA(Field Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの回路を用いて構成することができる。また、制御装置15の少なくとも一部について、アナログ回路によって構成することもできる。
このように、図1に示された、周波数変動検出部20、制御演算部30および出力制御部40の各ブロックの機能は、制御装置15によるソフトウェア処理およびハードウェア処理の少なくとも一方によって実現することができる。
図3は、制御装置15の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、周波数変動検出部20には、周波数検出器10によって検出された系統周波数fが順次入力される。周波数変動検出部20は、LPF(Low Pass Filter)22,24および減算器26を含む。
LPF22およびLPF24は時定数が異なる。LPF22の時定数は、LPF24の時定数よりも大きい。LPF22は、周波数検出器10によって検出された系統周波数fから、系統周波数の基準値(以下、基準周波数とも称する)frefを含む周波数成分を取り出す。LPF24は、周波数検出器10によって検出された系統周波数fから、基準周波数frefよりも高く、基準周波数frefに対して所定の偏差を含む周波数成分を取り出す。
減算器26は、LPF24から出力される周波数成分からLPF22から出力される周波数成分を減算することにより、周波数変動量Δfを算出する。
あるいは、周波数変動量Δfについては、基準周波数fref(例えば、公称値である50[Hz]または60[Hz]に対応した設定値)に対する現在の系統周波数fの偏差として算出することも可能である(Δf=f-fref)。
このように、本実施の形態では、系統周波数fの上昇時には、周波数変動量Δfは正(Δf>0)の極性を示し、系統周波数fの低下時には、周波数変動量Δfは負(Δf<0)の極性を有するように、周波数変動量Δfが算出される。なお、周波数変動量Δfの算出方法は、上述の例に限定されるものではない。系統周波数の上昇および低下を表すことができるのであれば、極性(正/負)の定義の変更を含め、任意の手法によって周波数変動量Δfを算出することができる。
制御演算部30は、入力された周波数変動量Δfを補償するように無効電力指令値Qrefを算出する。具体的には、制御演算部30は、PI(比例積分)制御器32を含む。PI制御器32は、周波数変動量Δfに比例する値と周波数変動量Δfの積分値に比例する値とを加算することにより、無効電力指令値Qrefを生成する。
出力制御部40は、無効電力制御部42と、ゲートドライバ44とを含む。無効電力制御部42は、無効電力指令値Qrefに従って電力変換器50から出力される無効電力を制御する。無効電力制御部42は、無効電力指令値Qrefに基づいて、電力変換器50に含まれる複数のスイッチング素子のオンおよびオフを制御するための制御指令を生成する。ゲートドライバ44は、生成された制御指令に従って、電力変換器に含まれる複数のスイッチング素子のオンおよびオフを制御する。
次に、実施の形態1に係る電力変換装置100の動作について説明する。
電力系統130において系統事故の発生または負荷脱落などにより系統状態が急変すると、発電機110の回転速度が上昇または低下し、この回転速度の変動によって系統周波数fが変動する。
電力変換装置100において、制御装置15は、周波数検出器10の出力信号を用いて周波数変化量Δfを算出し、算出された周波数変化量Δfを入力パラメータとする制御演算により、無効電力指令値Qrefを算出する。制御装置15は、算出された無効電力指令値Qrefに従って電力変換器50を制御する。電力変換器50は、無効電力指令値Qrefに従った無効電力Qを送電線115に出力する。
このように系統周波数fの変動を補償するような無効電力Qを電力系統130に出力することにより、発電機110の回転速度の変動が抑制され、結果的に電力系統130の動揺が抑制される。これにより、発電機110の脱調現象が生じることを防止できる。
図4は、実施の形態1に係る電力変換装置100の実装例を示す図である。図4には、送電線115が三相2回線を有する場合における電力変換装置100の実装例が示される。
送電線115は、1号線116および2号線118を有する。1号線116および2号線118の各々は、変電所母線125に接続されており、三相の送電線を1回線とした三相交流で電力を輸送する。
電圧検出器1は、1号線116を構成する3本の送電線のうちの1本の送電線に接続されている。電圧検出器1は、当該1本の送電線上の交流電圧の瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を電力変換装置100に出力する。
電力変換装置100は、電圧検出器1の出力信号を用いて系統周波数fを検出し、系統周波数fの変動を補償するような無効電力を変電所母線125に出力する。
系統周波数fは、1号線116および2号線118で互いに等しい。また、系統周波数fは、各回線を構成する3本の送電線で互いに等しい。したがって、図4に示すように、系統周波数fを検出するための電圧検出器1は、何れか一方の回線に含まれる1本の送電線に接続すればよく、必要な電圧検出器が1個で足りる。
[比較例]
ここで、実施の形態1の効果を明らかにするために、実施の形態1の比較例に係る電力変換装置の構成および動作について説明する。
図5は、比較例に係る電力変換装置が適用される電力系統の構成例を示す図である。
図5に示すように、比較例に係る電力変換装置1000は、有効電力潮流検出部300と、有効電力潮流変動検出部310と、制御演算部320と、出力制御部330と、電力変換器340とを備える。
電圧検出器1は、送電線115上の交流電圧の瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を有効電力潮流検出部300に出力する。電流検出器2は、送電線115に流れる交流電流を検出し、その検出値を示す信号を有効電力潮流検出部300に出力する。
有効電力潮流検出部300は、電圧検出器1および電流検出器2の出力信号を用いて、送電線115に流れる有効電力潮流Pを検出する。
有効電力潮流変動検出部310は、有効電力潮流検出部300によって検出された有効電力潮流Pを用いて、有効電力潮流Pの変動(増加または減少)を示す有効電力潮流変動量ΔPを算出する。具体的には、有効電力潮流変動検出部65は、現在の有効電力潮流Pから、有効電力潮流の基準値を減算することにより、有効電力潮流変動量ΔPを算出する。有効電力潮流の基準値は、電力系統130の運用計画を立てるために実行される潮流計算などにより決定される。
制御演算部320は、有効電力潮流変動量ΔPを入力とする、予め定められた制御演算に従って有効電力指令値Prefおよび/または無効電力指令値Qrefを算出する。
出力制御部330は、有効電力指令値Prefに従った有効電力Pおよび/または無効電力指令値Qrefに従った無効電力Qを出力するための、電力変換器340の制御指令を生成する。制御指令は、電力変換器340へ入力される。
上述したように、系統状態が急変すると、発電機110の回転速度が変動して発電機110の出力電力が変動する。発電機110の出力電力が変動することによって、送電線115における有効電力潮流が変動する。比較例に係る電力変換装置1000は、この有効電力潮流の変動を示す有効電力潮流変動量を検出し、検出された有効電力潮流変動量を入力パラメータとして、電力系統130の動揺を抑制する制御を実行するように構成されている。
即ち、比較例に係る電力変換装置1000は、制御対象である発電機110の回転速度自体ではなく、発電機110の回転速度の変動に起因して生じる現象である有効電力潮流の変動を補償するように構成されている。したがって、比較例に係る電力変換装置1000は、発電機110の回転速度を間接的に制御するものであるといえる。
なお、発電機110の回転速度の変動と送電線115上の有効電力潮流の変動との関係(伝達関数など)は電力系統によって異なる。そのため、比較例に係る電力変換装置1000では、適用対象の電力系統ごとに、上記関係(伝達関数など)に応じた、制御演算におけるゲインおよび時定数などのパラメータの調整が必要となる。
これに対して、実施の形態1に係る電力変換装置100は、発電機110の回転速度と1対1の関係にある系統周波数の変動を検出し、系統周波数の変動を補償するように構成されている。したがって、制御対象である発電機110の回転速度を知ることができるため、実施の形態1に係る電力変換装置100は、発電機110の回転速度を直接的に制御することができる。そのため、比較例に係る電力変換装置1000とは異なり、適用対象の電力系統ごとに、上記関係(伝達関数など)に応じたパラメータの調整が不要となる。
図6は、比較例に係る電力変換装置1000の実装例を示す図であり、図4と対比される図である。図6には、送電線115が三相2回線を有する場合における電力変換装置1000の実装例が示される。図4と同様に、送電線115は、変電所母線125と、変電所母線125に接続される1号線116および2号線118とを有する。
3個の電圧検出器1は、1号線116を構成する3本の送電線にそれぞれ接続されている。3個の電圧検出器1の各々は、三相交流電圧のうち対応する相の電圧の瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を電力変換装置1000(有効電力潮流検出部300)に出力する。
3個の電流検出器2は、1号線116を構成する3本の送電線にそれぞれ接続されている。3個の電流検出器2の各々は、対応する相の送電線に流れる交流電流を検出し、その検出値を示す信号を電力変換装置1000(有効電力潮流検出部300)に出力する。
3個の電流検出器2は、2号線118を構成する3本の送電線にそれぞれ接続されている。3個の電流検出器2の各々は、対応する相の送電線に流れる交流電流を検出し、その検出値を示す信号を電力変換装置1000(有効電力潮流検出部300)に出力する。
系統状態が変動すると、送電線115上の三相交流電圧が不平衡となり、各相の電圧の大きさが互いに異なる場合がある。そのため、各相の有効電力潮流を算出するためには、相ごとに電圧検出器1を設ける必要がある。また、各相の有効電力潮流を算出するためには、各回線において相ごとに電流検出器2を設ける必要がある。その結果、送電線115が三相2回線を有する場合には、有効電力潮流を検出するために、合計9個の検出器が必要となる。
これに対して実施の形態1では、図4に示すように、発電機110の回転速度と1対1の関係にある系統周波数を検出するための検出器が、何れかの回線に含まれる1本の送電線に接続された1個の電圧検出器1で足りる。したがって、発電機110の回転速度の制御に必要となる検出器の個数を減らすことができる。
[実施の形態2]
図7は、実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示す図である。
図7に示すように、実施の形態2に係る電力変換装置100Aは、実施の形態1に係る電力変換装置100に対して、制御装置15が制御装置15Aに置き換えられている点が異なる。
制御装置15Aは、上述した系統周波数の変動を抑制する系統周波数変動抑制手段に加え、送電線115上の交流電圧(系統電圧)を一定に保つ系統電圧制御手段、および、有効電力潮流の変動を抑制する有効電力潮流変動抑制手段を有している。
具体的には、制御装置15Aは、有効電力潮流検出部60と、有効電力潮流変動検出部65と、系統電圧変動検出部75と、周波数変動検出部20と、制御演算部30,70,80と、合成部85と、出力制御部40とを含む。
電圧検出器1は、送電線115上の交流電圧の瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を周波数検出器10、有効電力潮流検出部60および系統電圧変動検出部75に出力する。
電流検出器2は、送電線115に流れる交流電流を検出し、その検出値を示す信号を有効電力潮流検出部60に出力する。
有効電力潮流検出部60は、電圧検出器1の出力信号および電流検出器2の出力信号を用いて、送電線115に流れる有効電力潮流Pを検出する。
有効電力潮流変動検出部65は、有効電力潮流検出部60によって検出された有効電力潮流Pを用いて、有効電力潮流Pの変動(増加または減少)を示す有効電力潮流変動量ΔPを算出する。具体的には、有効電力潮流変動検出部65は、現在の有効電力潮流Pから、有効電力潮流の基準値Pc(参照有効電力潮流)を減算することにより、有効電力潮流変動量ΔPを算出する(ΔP=Pc-P)。有効電力潮流の基準値Pcは、電力系統130の運用計画を立てるために実行される潮流計算などにより決定される。
制御演算部70は、有効電力潮流変動量ΔPを入力とする、予め定められた制御演算に従って有効電力指令値Pref1および/または無効電力指令値Qref1を生成する。具体的には、制御演算部70は、発電機110の回転速度の変動と送電線115上の有効電力潮流の変動との関係(伝達関数など)を用いて、有効電力潮流変動量ΔPから発電機110の回転速度の変動を示す回転速度変動量を算出する。そして、制御演算部70は、算出した回転速度変動量に比例する値と回転速度変動量の積分値に比例する値とを加算することにより、有効電力指令値Pref1および/または無効電力指令値Qref1を生成する。有効電力指令値Pref1は「第1の有効電力指令値」の一実施例に対応し、無効電力指令値Qref1は「第1の無効電力指令値」の一実施例に対応する。有効電力潮流検出部60、有効電力潮流変動検出部65および制御演算部70は、有効電力潮流の変動を抑制するための「有効電力潮流変動抑制手段」を実現する。
系統電圧変動検出部75は、電圧検出器1によって検出された系統電圧を用いて、系統電圧Vの変動(上昇または低下)を示す系統電圧変動量ΔVを算出する。具体的には、系統電圧変動検出部75は、現在の系統電圧Vの実効値Veを求める。系統電圧変動検出部75は、現在の系統電圧Vの実効値Veから、潮流計算などにより決定される系統電圧の実効値の基準値Vc(参照電圧値)を減算することにより、系統電圧変動量ΔVを算出する(ΔV=Ve-Vc)。
制御演算部80は、系統電圧変動量ΔVを入力とする、予め定められた制御演算に従って有効電力指令値Pref2および/または無効電力指令値Qref2を生成する。例えば、制御演算部80は、系統電圧変動量ΔVに比例する値と系統電圧変動量ΔVの積分値に比例する値とを加算することにより、有効電力指令値Pref2および/または無効電力指令値Qref2を生成する。有効電力指令値Pref2は「第2の有効電力指令値」の一実施例に対応し、無効電力指令値Qref2は「第2の無効電力指令値」の一実施例に対応する。系統電圧変動検出部75および制御演算部80は、系統電圧を一定に保つための「系統電圧制御手段」を実現する。
周波数変動検出部20は、周波数検出器10によって検出された系統周波数fを用いて、周波数変動量Δfを算出する。制御演算部30は、周波数変動量Δfを入力とする、予め定められた制御演算に従って無効電力指令値Qref3を生成する。無効電力指令値Qref3は「第3の無効電力指令値」の一実施例に対応する。周波数検出器10、周波数変動検出部20および制御演算部30は、系統周波数の変動を抑制するための「系統周波数変動抑制手段」を実現する。
合成部85は、制御演算部70により生成された有効電力指令値Pref1および無効電力指令値Qref1、制御演算部80により生成された有効電力指令値Pref2および無効電力指令値Qref2、ならびに、制御演算部30により生成された無効電力指令値Qref3を合成して、有効電力指令値Prefおよび無効電力指令値Qrefを生成する。
出力制御部40は、有効電力指令値Prefおよび無効電力指令値Qrefにそれぞれ従った有効電力Pおよび無効電力Qを出力するための、電力変換器50の制御指令を生成する。制御指令は、電力変換器50へ入力される。
図8は、図7に示した合成部85の構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、制御演算部70は、有効電力潮流変動量ΔPを補償するように有効電力指令値Pref1を生成する制御演算部70pと、有効電力潮流変動量ΔPを補償するように無効電力指令値Qref1を生成する制御演算部70qとを有する。
制御演算部80は、系統電圧変動量ΔVを補償するように有効電力指令値Pref2を生成する制御演算部80pと、系統電圧変動量ΔVを補償するように無効電力指令値Qref2を生成する制御演算部80qとを有する。
合成部85は、ゲイン・リミッタ851~855と、加算器860~862と、リミッタ870,872とを含む。
ゲイン・リミッタ851は、有効電力指令値Pref1にゲインK1(第1のゲイン)を乗算し、乗算値K1・Pref1を出力する。ゲイン・リミッタ851は、乗算値K1・Pref1に対してリミッタ処理を施す。
ゲイン・リミッタ852は、有効電力指令値Pref2にゲインK2(第2のゲイン)を乗算し、乗算値K2・Pref2を出力する。ゲイン・リミッタ852は、乗算値K2・Pref2に対してリミッタ処理を施す。
加算器860は、ゲイン・リミッタ851から入力される有効電力指令値K1・Pref1と、ゲイン・リミッタ852から入力される有効電力指令値K2・Pref2とを加算することにより、有効電力指令値Prefを生成する(Pref=K1・Pref1+K2・Pref2)。有効電力指令値Pref1は「第4の有効電力指令値」の一実施例に対応する。
リミッタ870は、電力変換器50が有する出力範囲に収まるように、有効電力指令値Prefにリミッタ処理を施す。
ゲイン・リミッタ853は、無効電力指令値Qref1にゲインK3(第3のゲイン)を乗算し、乗算値K3・Qref1を出力する。ゲイン・リミッタ853は、乗算値K3・Qref1に対してリミッタ処理を施す。
ゲイン・リミッタ854は、無効電力指令値Qref2にゲインK4(第4のゲイン)を乗算し、乗算値K4・Qref2を出力する。ゲイン・リミッタ854は、乗算値K4・Qref2に対してリミッタ処理を施す。
ゲイン・リミッタ855は、無効電力指令値Qref3にゲインK5(第5のゲイン)を乗算し、乗算値K5・Qref3を出力する。ゲイン・リミッタ855は、乗算値K5・Qref3に対してリミッタ処理を施す。
加算器862は、ゲイン・リミッタ854から入力される無効電力指令値K4・Qref2と、ゲイン・リミッタ855から入力される無効電力指令値K5・Qref3とを加算する。加算器861は、ゲイン・リミッタ853から入力される無効電力指令値K3・Qref1と、加算器862から入力される、無効電力指令値K4・Qref2および無効電力指令値K5・Qref3の加算値とを加算することにより、無効電力指令値Qrefを生成する(Qref=K3・Qref1+K4・Qref2+K5・Qref3)。無効電力指令値Qrefは「第4の無効電力指令値」の一実施例に対応する。
リミッタ872は、電力変換器50が有する出力範囲に収まるように、無効電力指令値Qrefにリミッタ処理を施す。
上記構成において、ゲイン・リミッタ851~855にそれぞれ設定されるゲインK1~K5は、有効電力潮流変動抑制手段、系統電圧制御手段、および系統周波数変動抑制手段の優先順位に基づいて設定される。優先順位は系統状態に応じて適宜変更することができる。例えば、系統周波数変動抑制機能を、有効電力潮流抑制機能および系統電圧制御機能よりも優先させたい場合には、ゲインK5をゲインK1~K4よりも高い値に設定することができる。
以上説明したように、実施の形態2に係る電力変換装置100Aによれば、有効電力潮流変動抑制手段、系統電圧制御手段および系統周波数変動抑制手段を組み合わせることによって電力系統の動揺抑制制御の自由度を高めることができる。その結果、適用される電力系統に応じた適切な制御によって電力系統の動揺を抑制することができる。
ただし、実施の形態2に係る電力変換装置100Aを、三相2回線を有する送電線115に実装する場合には、比較例(図6参照)と同様に、送電線115上の三相交流電圧および、送電線115に流れる三相交流電流を検出するための、合計9個の検出器が必要となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電圧検出器、2 電流検出器、10 周波数検出器、15,15A 制御装置、20 周波数変動検出部、22,24 LPF、26 減算器、30,70,80,70p,70q,80p,80q 制御演算部、32 PI制御器、40 出力制御部、42 無効電力制御部、44 ゲートドライバ、50 電力変換器、60,300 有効電力潮流検出部、65,310 有効電力潮流変動検出部、75 系統電圧変動検出部、85 合成部、100,100A,1000 電力変換装置、115 送電線、116 1号線、118 2号線、125 変電所母線、130 電力系統、200 CPU、202 メモリ、204 I/O回路、851~855 ゲイン・リミッタ、860~862 加算器、870,872リミッタ。

Claims (4)

  1. 送電線に接続される電力変換装置であって、前記送電線には発電機が接続されており、
    前記送電線上の交流電圧の周波数である系統周波数を検出する周波数検出器と、
    検出された前記系統周波数の変動を補償するように無効電力指令値を生成する制御装置と、
    前記無効電力指令値に従った無効電力を前記送電線に出力する電力変換器とを備える、電力変換装置。
  2. 前記制御装置は、
    検出された前記系統周波数の変動量を算出する周波数変動検出部と、
    前記系統周波数の変動量を入力とする、予め定められた制御演算に従って前記無効電力指令値を算出する制御演算部と、
    前記無効電力指令値に従った無効電力を出力するように前記電力変換器を制御する出力制御部とを含む、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記送電線における有効電力潮流を検出する有効電力潮流検出部と、
    前記有効電力潮流の変動量を算出する有効電力潮流変動検出部と、
    前記有効電力潮流の変動量を入力とする、予め定められた制御演算に従って第1の有効電力指令値および第1の無効電力指令値を算出する第1の制御演算部と、
    前記送電線上の系統電圧の実効値の変動量を算出する系統電圧変動検出部と、
    前記系統電圧の変動量を入力とする、予め定められた制御演算に従って第2の有効電力指令値および第2の無効電力指令値を算出する第2の制御演算部と、
    前記系統周波数の変動量を算出する周波数変動検出部と、
    前記系統周波数の変動量を入力とする、予め定められた制御演算に従って第3の無効電力指令値を算出する第3の制御演算部と、
    前記第1から第3の制御演算部により算出された前記第1および第2の有効電力指令値を合成して第4の有効電力指令値を生成するとともに、前記第1から第3の無効電力指令値を合成して第4の無効電力指令値を生成する合成部と、
    前記第4の有効電力指令値に従った有効電力および前記第4の無効電力指令値に従った無効電力を出力するように前記電力変換器を制御する出力制御部とを含む、請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 前記合成部は、前記第1の有効電力指令値と第1のゲインとの積と、前記第2の有効電力指令値と第2のゲインとの積とを加算することにより前記第4の有効電力指令値を生成するとともに、
    前記第1の無効電力指令値と第3のゲインとの積と、前記第2の無効電力指令値と第4のゲインとの積と、前記第3の無効電力指令値と第5のゲインとの積とを加算することにより前記第4の無効電力指令値を生成する、請求項3に記載の電力変換装置。
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