JP7221670B2 - インピーダンス測定治具及びインピーダンス測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インピーダンス測定治具及びインピーダンス測定方法に関する。
被測定物のインピーダンスを測定する手法として、自動平衡ブリッジ法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。自動平衡ブリッジ法では、被測定物(Device Under Test:DUT)の測定前に、DUTに合わせたフィクスチャ(接続機器)の端子を、開放(OPEN)、短絡(SHORT)、負荷(LOAD、標準DUT)にそれぞれ接続した三つの状態で測定を行うことにより、校正を行う。そして、校正時と同じ測定条件でDUTの測定を行い、校正時の測定結果を補正データとして用いて、DUT測定結果を補正する。これにより、精度の高いインピーダンス測定を実現している。また、電子部品のインピーダンスを測定する方法や測定誤差を補正する方法が提案されている(例えば、特許文献1~3参照)。
特開平4-343075号公報 特開2004-226105号公報 特開昭55-114964号公報
Agilent Technologies インピーダンス測定ハンドブック 2003年11月版 5950-3000JA
上述した技術は、校正時(特に短絡時)とDUTの測定時とで、測定プローブの位置ズレが極めて小さい、電子部品のような物理的長さの小さいものを測定対象としている。このような技術を物理長の長い大規模金属構造物の測定に適用した場合、精密なインピーダンス測定が困難となる。その理由を図16を参照して説明する。図16は、従来技術によるインピーダンス測定の概念を示す図である。図16(a)は物理長dが長いDUTの測定時の測定ケーブルの配置を示し、図16(b)は校正(短絡)時の測定ケーブルの配置を示す。上述の通り、自動平衡ブリッジ法では、校正時とDUTの測定時とで、同じ測定条件を構築する必要がある。しかしながら、DUTの物理長dが長いため、図1(b)に示す校正時(特に短絡時)のケーブル配置と、図1(a)に示すDUT測定時のケーブル配置とが大きく異なってしまう。校正時と測定時とで測定ケーブルの取り回しが異なると、測定結果が、浮遊容量に代表される寄生インピーダンスの影響、空間電磁界の相互作用による相互インダクタンスの影響、及び測定系周辺の金属等の影響を受けてしまう。
一方、大規模金属構造物の測定においては、外来ノイズの影響を最小化し安定した測定系を構築するために、測定系の下に、測定系をカバーするサイズの金属板(GND板)を配置することがある。この場合、GND板により、寄生インピーダンスや相互インダクタンスの影響、及び測定系周辺の金属の影響が変化する。従来の技術では、大規模金属構造物について、インピーダンスの測定の際にこうした影響が十分排除されていなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大規模金属構造物のインピーダンスを精密に測定することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るインピーダンス測定治具及びインピーダンス測定方法は、下記(1)~(6)を特徴としている。
(1) 基準金属板と、
前記基準金属板に接続された第一及び第二側板と、
第一中心導体及び第一外部導体を有し、前記第一側板に設けられ、かつ、測定器に接続される第一同軸コネクタと、
第二中心導体及び第二外部導体を有し、前記第二側板に設けられた第二同軸コネクタと、
を備え、
前記第二同軸コネクタが短絡状態において、前記測定器から入力された電力が、前記第一中心導体、被測定物、前記第二中心導体、前記第二外部導体、前記第二側板、前記基準金属板、前記第一側板、及び前記第一外部導体を経て前記測定器に戻る、閉回路を形成する
ことを特徴とするインピーダンス測定治具。
(2) 前記第一側板と前記第二側板との間の距離は可変である
ことを特徴とする上記(1)に記載のインピーダンス測定治具。
(3) 前記基準金属板は、前記基準金属板に対する垂線が前記被測定物と交差しない位置に配置される
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のインピーダンス測定治具。
(4) 前記第一側板及び前記第二側板が、導電板である
ことを特徴とする上記(1)から(3)のいずれかに記載のインピーダンス測定治具。
(5) 前記第一側板及び前記第二側板は、それぞれ、誘電体により形成され、一面に基準電位層が設けられ他面に信号線が設けられた基板である、
ことを特徴とする上記(1)から(3)のいずれかに記載のインピーダンス測定治具。
(6) 上記(1)から(5)のいずれかに記載のインピーダンス測定治具を使用する
ことを特徴とするインピーダンス測定方法。
上記(1)の構成のインピーダンス測定治具によれば、同軸コネクタ、基準金属板、第一及び第二側板とで構成された閉回路にて測定を行うため、外来ノイズの影響を最小化し、安定した測定系を構築できる。
上記(2)の構成のインピーダンス測定治具によれば、校正(短絡)時には第一及び第二側板を近接させて第一中心導体と第二中心導体とを接続し、測定時には第一側板と第二側板との間に被測定物を介在させることにより、校正(短絡)時と測定時とでケーブル配置を変化させることなく高周波特性を同一にできるため、精密なインピーダンス測定ができる。
上記(3)の構成のインピーダンス測定治具によれば、被測定物と基準金属板とが形成するインダクタ、キャパシタ成分が最小限に抑えられ、被測定物単体の特性を測定できる。
上記(4)及び(5)の構成のインピーダンス測定治具によれば、導電板及び基板を第一側板及び第二側板として用いることができる。
上記(6)の構成のインピーダンス測定方法によれば、上記(1)から(5)のいずれかのインピーダンス測定治具による効果が得られる。
本発明によれば、大規模金属構造物のインピーダンスを精密に測定することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第一実施形態のインピーダンス測定装置(DUT測定時)の構成を示す図である。 図2は、第一実施形態のインピーダンス測定装置(校正(短絡時))の構成を示す図である。 図3は、図1及び図2に示したインピーダンス測定装置による測定結果、理論値、及びシミュレーション結果を示すグラフである。 図4は、第二実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図5は、第三実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図6は、第四実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図7は、第五実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図8は、第六実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図9は、第七実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図10は、第八実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図11は、第九実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図12は、第十実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図13は、第十実施形態の側板 を示す図である。 図14は、第十実施形態の側板の他の例を示す図である。 図15は、第十一実施形態のインピーダンス測定治具の構成を示す図である。 図16は、従来技術によるインピーダンス測定の概念を示す図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。各実施形態では、被測定物(Device Under Test:DUT)である大規模金属構造物の二点間のインピーダンスの周波数特性を測定する周波数特性測定装置について説明する。以下の説明では、測定対象の大規模金属構造体として、平板(直方体)形状の金属板を用いる例を説明するが、大規模金属構造体の例としては他に車両の車体等が挙げられる。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態のインピーダンス測定装置(DUT測定時)の構成を示す図である。図2は、第一実施形態のインピーダンス測定装置(校正(短絡時))の構成を示す図である。図1及び図2に示すインピーダンス測定装置は、インピーダンス測定治具1Aと、テストフィクスチャ及び同軸変換治具200と、二つの端子間におけるインピーダンスを測定するインピーダンスアナライザ100(測定器)と、を備える。インピーダンス測定治具1Aは、テストフィクスチャ及び同軸変換治具200を介してインピーダンスアナライザ100に接続されている。
インピーダンス測定治具1Aは、GND11(基準金属板)と、一対の側板12,13(第一及び第二側板)と、高周波同軸コネクタ14,15と、高周波同軸コネクタ14,15の端子に接続された芯線16,17と、被測定物であるDUT50を支持するための発泡スチロール(図示せず)と、を備える。GND11は、測定系の下に配置される平板である。一対の側板12,13は、GND11に電気的に接続される。側板12,13は、それぞれ、GND板11の平面に沿って延在する支持板12a,13aと、支持板12a,13aに一端が接続されこの支持板12a,13aから前記平面に対して垂直方向に延在する延伸板12b,13bと、を有する。高周波同軸コネクタ14,15は、それぞれ、中心導体と外部導体とを有する、SMAコネクタ等の同軸コネクタである。高周波同軸コネクタ14,15の外部導体は、それぞれ側板12,13に固定され電気的に接続される。高周波同軸コネクタ15は、開放(OPEN)又は短絡(SHORT)状態に切替可能であり、短絡時には中心導体と外部導体とが導通する。芯線16,17はそれぞれ、一端が高周波同軸コネクタ14,15の図示しない端子に接続されて側板12,13に固定され、他端がねじ18,19によってDUT50の端部に固定される。また、側板13の支持板13aには、細長いスリット(図示せず)が設けられ、支持板13aとGND板11とはスリットにねじ22を挿入して固定される。この構造により、側板13は、GND板11に対して、図1の左右方向へスライド可能に固定される。なお、支持板13aには細長いスリットを設けず、支持板13aの位置に対応するGND板11の部分に細長いスリットを設けてもよい。
図1に示すように、DUT50の測定時において、インピーダンスアナライザ100から入力された電力は、下記のように形成された閉回路を用い、インピーダンスアナライザ100にて測定が行われる。このときの閉回路は、インピーダンスアナライザ100から、高周波同軸コネクタ14の中心導体、芯線16、DUT50、芯線17、高周波同軸コネクタ15の中心導体、高周波同軸コネクタ15の外部導体、側板13、GND板11、側板12、及び高周波同軸コネクタ14の外部導体を経て、インピーダンスアナライザ100に戻る回路を形成している。一方、図2に示すように、校正(特に短絡)時において、左側の側板13は、図1における右方向にGND板11上をスライドして固定される。このとき、芯線16,17が互いに接続されてねじ18で固定される。校正(短絡)時において、インピーダンスアナライザ100から入力された電力は下記のように形成された閉回路を用い、インピーダンスアナライザ100にて測定が行われる。このときの閉回路は、インピーダンスアナライザ100から、高周波同軸コネクタ14の中心導体、芯線16、芯線17、高周波同軸コネクタ15の中心導体、外部導体、側板13、GND板11、側板12、及び高周波同軸コネクタ14の外部導体を経て、インピーダンスアナライザ100に戻る回路を形成している。このように、短絡時の校正が実現できる。この校正により、接触抵抗や側板12,13のインピーダンスの影響を取り除くことができる。また、校正後に左側の側板13をDUT50の長さdに合わせて可変させることができる。したがって、図16に示した校正時と被測定物の測定時とでケーブル配置が変化する問題を防ぎ、精密なインピーダンス測定が実現できる。
側板12,13及びGND板11に求められる条件としては、被測定物(DUT50)より極力インピーダンスが小さい、すなわち、大面積であることが望ましい。さらに、高周波同軸コネクタ14,15及び芯線16,17等により、側板12,13とDUT50との間に距離(間隙g1、g2:後述する図3に示す測定例の場合、例えば50mm以上)を置くことも効果的である。また、GND板11は、周波数測定範囲における最小周波数の表皮厚さの二倍以上の厚さを持つことが望ましい。GND板11の大きさとしては、長さの差分、すなわち、GND板11に投影した時のDUT50の最大長さ-GND板11の最大長、GND板11からDUT50までの最低高さhの三倍以上であることが望ましい。GND板11の材質は、非磁性の金属板であることが望ましい。
図3は、図1及び図2に示したインピーダンス測定装置による測定結果、理論値、及びシミュレーション結果を示すグラフである。測定結果の検証を容易とするため、理論計算及びシミュレーションを高精度で行える平板(直方体)形状のDUTを用いた。測定条件は、下記の通りである。
<測定条件>
三点(open/short/load)補正
GND板:アルミニウム製 400×1000×1mm、DUTまでの最低高さh:50mm
DUT:銅板Cu 20×1000×2mm
図3(a)はインダクタンス特性、図3(b)はキャパシタンス特性を示す。図3から分かるように、図1及び図2に示したインピーダンス測定装置による測定結果Lm,Cmは、理論値Lt,Ct及びシミュレーション結果Ls,Csと良く一致した。また、図示は省略するが、DUTを、銅板Cu 40×1000×1mm、鋼板SECC 40×1000×1mm、鋼板SECC 20×1000×2mmとした場合においても、同様の良好な結果が得られた。
本実施形態によれば、校正(短絡)時には側板13をスライドさせて側板12に近接させ、高周波同軸コネクタ14,15の各中心導体及び芯線16,17を接触させて電気的に接続する。一方、DUT50の測定時には側板13をスライドさせて一対の側板12,13間にDUT50を介在させる。このように測定することで、校正(短絡)時と被測定物の測定時とでケーブル配置を変化させることなく高周波特性を同一にできるため、大規模金属構造体の二点間のインピーダンスを精密に測定できる。
(第二実施形態)
図4は、第二実施形態のインピーダンス測定治具1Bの構成を示す図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は平面図である。第二実施形態では、図1及び図2に示した第一実施形態のインピーダンス測定装置において、インピーダンス測定治具1Aに代えてインピーダンス測定治具1Bを用いる。なお、第二実施形態の説明において、図1及び図2に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。第一実施形態のインピーダンス測定治具1Aにおいて、側板12,13は平面視でDUT50と直交し互いに対向するよう配置されていたが、本実施形態のインピーダンス測定治具1Bでは、側板12,13がねじ21,22を中心に回転可能とされている。このため、側板12,13を互いに対向する位置からねじ21,22を中心として90°回転させて、延伸板12b、13bがDUT50の延在方向(図4における左右方向)と平行となるように、すなわち、DUT50の中心線に沿う形で、側板12,13を固定することができる。この構成により、第一実施形態における効果に加え、側板12,13をDUT50と平行に配置することにより、側板12,13が形成する寄生キャパシタンス量を最小化し、誤差の小さい測定が可能となる。さらに、被測定物(DUT)の形状に応じて側板12,13の回転角を任意の値とすれば、DUTに応じた寄生キャパシタンスの最小化が可能となる。
(第三実施形態)
第二実施形態において、側板12,13をDUT50と平行に固定した場合、側板12,13を貫通した高周波同軸コネクタ14,15とDUT50との接続部が曲げられストレスがかかるため、測定値に影響する可能性がある。また、芯線16,17の長さにもよるが、DUT50と側板12,13とが近接して接触してしまう可能性も考えられる。第三実施形態では、これらの点を改良する。図5は、第三実施形態のインピーダンス測定治具1Cの構成を示す図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は平面図である。第三実施形態では、図1に示した第一実施形態のインピーダンス測定装置において、インピーダンス測定治具1Aに代えてインピーダンス測定治具1Cを用いる。第二実施形態では側板12,13に高周波同軸コネクタ14,15を貫通させてDUT50とインピーダンスアナライザ100とを接続していた。これに対し、第三実施形態では、側板12,13に取り付けたセミリジッドケーブル26,27を用いてDUT50とインピーダンスアナライザ100とを接続する。なお、第三実施形態の説明において、図4に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
セミリジッドケーブル26,27の両端には、それぞれSMA等の高周波同軸コネクタ24,25が設けられる。セミリジッドケーブル27の両端部に設けられる高周波同軸コネクタ25のうち芯線17に接続されない方は、開放(OPEN)又は短絡(SHORT)状態に切替可能であり、短絡時には高周波同軸コネクタ25の中心導体と外部導体とが導通する。セミリジッドケーブル26,27は、中心導体と外部導体とを有する。インピーダンス測定治具1Cにおいて、セミリジッドケーブル26,27の外部導体と側板12,13の延伸板12b,13bとがはんだ等で接合されて電気的に接続される。第一実施形態における効果に加え、以下の効果が得られる。すなわち、本実施形態によれば、第二実施形態においてDUT50と側板12,13とを平行に固定した場合に考えられる問題を解消し、寄生キャパシタンス量を最小化した測定系を提供できる。また、側板サイズの制限を気にする必要がなくなる為、側板を大きくして抵抗の影響を減らすといった改良が可能である。
(第四実施形態)
図6は、第四実施形態のインピーダンス測定治具1Dの構成を示す図である。第四実施形態では、図1に示した第一実施形態のインピーダンス測定装置において、インピーダンス測定治具1Aに代えてインピーダンス測定治具1Dを用いる。なお、第四実施形態の説明において、図5に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。本実施形態のインピーダンス測定治具1Dは、第三実施形態の一対の側板12,13及びセミリジッドケーブル26,27に代えて、一対の基板112,113及び基板112,113に設けたマイクロストリップライン36,37を備える。基板112,113は、片面にマイクロストリップライン36,37が設けられ、片面がGND基板である。マイクロストリップライン36,37を任意の経路とすることで、第三実施形態の効果に加え、DUT50形状に応じた測定が可能となる。
(第五実施形態)
図7は、第五実施形態のインピーダンス測定治具1Eの構成を示す図である。第五実施形態では、図1に示した第一実施形態のインピーダンス測定装置において、インピーダンス測定治具1Aに代えてインピーダンス測定治具1Eを用いる。なお、第五実施形態の説明において、図6に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。本実施形態のインピーダンス測定治具1Eは、第四実施形態のインピーダンス測定治具1Dと基板112,113のパターンが異なる。本実施形態の基板112,113は、片面に、分岐したマイクロストリップライン36’,37’を有する。マイクロストリップライン36’,37’は、DUT50側でGND板11からの距離がそれぞれ異なる三つのラインに分岐され、各先端に高周波同軸コネクタ24,25が設けられる。この構成により、第四実施形態の効果に加え、特定の高さでの測定が可能となる。
(第六実施形態)
第三実施形態において、側板12,13をDUT50と平行に配置することで、DUT50と側板12,13との間で発生する寄生キャパシタンス等の影響は最小限に抑えられる。しかし、第三実施形態の場合、GND板11の影響が排除できず、DUT50とGND板11との間で形成されるインダクタ、キャパシタの特性がその距離で変化するという点で改良の余地がある。第三実施形態において、GND板11の影響はそのままDUT50の特性として内包されてしまうため、例えばDUT50単体の特性を検討したい場合、GND板11の存在により、DUT50本来の特性が測定できない。例えば、平板のようなDUT50の場合、DUT50とGND板11との間に大きなキャパシタが形成され、測定値に大きく影響する。また、DUT50が金属棒のようなインダクタンスが大きいものに対しては、GND板11の影響により実際よりインダクタが小さい値が計測される。第六実施形態では、このような問題に対処する。
図8は、第六実施形態のインピーダンス測定治具1Fの構成を示す図であり、図8(a)は正面図、図8(b)は平面図である。第六実施形態では、図1に示した第一実施形態のインピーダンス測定装置において、インピーダンス測定治具1Aに代えてインピーダンス測定治具1Fを用いる。本実施形態のインピーダンス測定治具1Fは、第三実施形態のインピーダンス測定治具1Cにおいて、側板12,13の下に配置されていたGND板11を、その平面が側板12’,13’の平面及びDUT50の延在方向と平行となるように配置する。なお、第六実施形態の説明において、図5に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。GND板11には、ねじ21’,22’により側板12’,13’が固定されている。GND板11は、GND板11に対する垂線がDUT50と交差しない位置に配置される。この構成により、第三実施形態の効果に加え、DUT50とGND板11との間で形成されるインダクタ、キャパシタ成分が最小限に抑えられる。また、DUT50と側板12’,13’とが平行状態でありDUT50と側板12’,13’との間の寄生キャパシタンス量を最小化できるため、DUT50本来の特性を測定することができる。
(第七実施形態)
図9は、第七実施形態のインピーダンス測定治具1Gの構成を示す図である。本実施形態のインピーダンス測定治具1Gは、図8に示した第六実施形態のインピーダンス測定治具1Fにおいて、GND板11に、ねじ21’,22’により側板12’,13’を固定するための横方向(図8、図9における左右方向)の長孔40を設けたものである。これにより、側板12’,13’を長孔40に沿った任意の位置に固定できる。なお、第七実施形態の説明において、図8に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。本実施形態によれば、第六実施形態の効果に加え、GND板11に長孔40を設けたことにより、校正(短絡)時の測定やDUT50の長さに応じた測定が可能となる。
(第八実施形態)
図10は、第八実施形態のインピーダンス測定治具1Hの構成を示す図であり、図10(a)は正面図、図10(b)は平面図である。本実施形態のインピーダンス測定治具1Hは、図8に示した第六実施形態のインピーダンス測定治具1Fにおいて、側板12’,13’に代えて、互いに対向して配置された側板12”,13”を備える。なお、第八実施形態の説明において、図8に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。本実施形態によれば、第六実施形態では不要であった側板12”,13”間の寄生キャパシタンス量の考慮は必要であるが、第三実施形態の効果に加え、DUT50とGND板11との間に寄生するインダクタ、キャパシタ成分が最小限に抑えられ、GND板11の影響を極力排しDUT50単体の特性を測定できる。また、GND板11において側板12”,13”間を流れる電流はDUT50に近接して流れる為、電流密度分布をともなってGND板11を流れる電流の幅は、GND板11における側板12”,13”との接触箇所に相当する幅(図10(a)におけるGND板11の上半分程度)となる。すなわち、本実施形態、第六、第七、及び後述の第九実施形態のようにGND板11をその平面が鉛直方向に沿うように配置した場合には、GND板11を流れる電流の横方向(GND板11の幅方向、図10(a)における上下方向)への広がりがなくなる為、第一実施形態等におけるGND板11をその平面が水平方向に沿うように配置した場合と比較して、GND板11のサイズ自体を縮小できる。
(第九実施形態)
図11は、第九実施形態のインピーダンス測定治具1Iの構成を示す図である。図10に示した第八実施形態のインピーダンス測定治具1Hにおいて、GND板11に、ねじ21’,22’により側板12”,13”を固定するため横孔41、縦孔42を設けたものである。本実施形態によれば、第八実施形態の効果に加え、GND板11に横孔41を設けたことにより、DUT50の長さに応じて側板12”,13”の位置が調節可能となる。また、横孔41の長さを調節することにより、校正(短絡)時の測定も可能となる。さらに、GND板11に縦孔42を設けたことによりGND11からDUT50への影響を調節できる。
(第十実施形態)
図1、図2に示した第一実施形態のインピーダンス測定治具1Aは、GND11からの距離の影響を含めたDUT50の特性を測定するものである。つまり、インピーダンス測定結果は、測定時の高さの条件を含めた結果といえる。故に、DUT50の特性を知りたいが、測定時の設定高さとGND板11から測定対象のDUT50の距離が異なる場合、所望の結果が得られない。第十実施形態では、この点を改良する。
図12は、第十実施形態のインピーダンス測定治具1Jの構成を示す図である。図13は、第十実施形態の側板12を示す図である。第十実施形態では、図1及び図2に示した第一実施形態のインピーダンス測定装置において、インピーダンス測定治具1Aに代えてインピーダンス測定治具1Jを用いる。なお、第十実施形態の説明において、図1及び図2に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。第一実施形態では、DUT50を接続する、GND板11からの高さは、側板12,13に高周波同軸コネクタ14,15を貫通させて取り付けるための貫通孔の高さ位置に依存し、そこからの調整はできない。これに対し、本実施形態では、高周波同軸コネクタ14,15を挿入するための貫通孔の形状に対応させ、ねじ止め部45をねじ止め可能とする長孔43を、側板12,13に設ける。側板12には、縦方向(図13における上下方向)の長孔43が三本設けられ、ねじ止め部45の四隅を両端の長孔43にねじ46及びナット(図示せず)で止めることにより、ねじ止め部45が側板12に固定される。ねじ止め部45の中央には、高周波同軸コネクタ14のサイズに対応した貫通孔が設けられる。高周波同軸コネクタ14は、ねじ止め部45における中央の貫通孔を通って、側板12における中央の長孔43に挿入される。側板13は側板12と同様の構成であり、高周波同軸コネクタ15がねじ止め部45を介して側板13に高さ調節可能に固定される。
本実施形態によれば、第一実施形態の効果に加え、側板12,13に長孔43を設け、高周波同軸コネクタ14,15が挿入されたねじ止め部45をねじ止めすることで、ねじ止め部45を上下に移動させて高周波同軸コネクタ14,15の高さを自由に変更できる。この構成により、GND板11からのDUT50の高さを自由に調節したり、また、DUT50の左右の高さが異なるオフセットした状態にも設定できる。したがって、実際のDUT50のGND11からの距離感を合わせた状態での本来の特性を測定できる。さらに、DUT50に対してGND11の影響がなくなる程度の高さに調節することにより、DUT50単体の特性を測定できる。
本実施形態では側板12,13に長孔43を設けたが、ねじ止め部45の高さを可変とするための構成はこれに限らない。図14は、第十実施形態の側板12の他の例を示す図である。図14に示す側板12には、三段階の特定の高さ位置に、高周波同軸コネクタ14を接続するためのコネクタ接続用孔51が設けられている。各コネクタ接続用孔51の周囲には、ねじ止め部45(図13参照)の四隅をねじ46及びナットで固定するためのねじ止め用孔52が四つずつ設けられている。側板13も同様の構成とすることで、高周波同軸コネクタ14,15の位置を三段階の高さに調節でき、DUT50とGND板11との高さを三段階に調節できる。
(第十一実施形態)
図15は、第十一実施形態のインピーダンス測定治具1Kの構成を示す図である。図12に示す第十実施形態のインピーダンス測定治具1Jでは、側板12,13に長孔43を設け、高周波同軸コネクタ14,15が挿入されたねじ止め部45を上下に移動させることでDUT50の高さを変更する。これに対し、本実施形態のインピーダンス測定治具1Kは、セミリジッドケーブル55を用いてDUT50の高さを変更する。なお、第十一実施形態の説明において、図12に示した部材・部位と同一の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。本実施形態のインピーダンス測定治具1Kは、両端に回動可能なコネクタ接合部56が取り付けられたセミリジッドケーブル55を備える。セミリジッドケーブル55は、側板12,13の一か所に固定された高周波同軸コネクタ14,15のDUT50側に、コネクタ接合部56を介して電気的に接続される。セミリジッドケーブル55の他のコネクタ接合部56は、ねじ18,19とそれぞれ電気的に接続される。セミリジッドケーブル55は、コネクタ接合部56を介して上下に可動するため、GND板11からのDUT50の高さを自由に調節できる。
本実施形態によれば、第一実施形態の効果に加え、セミリジッドケーブル55がコネクタ接合部56を介して上下に可動するため、DUT50の高さを自由に調節できる。また、DUT50の左右の高さが異なるオフセットした状態にも設定できる。したがって、実際のDUT50のGND11からの距離感を合わせた状態での本来の特性を測定できる。さらに、DUT50に対してGND11の影響がなくなる程度の高さに調節することにより、DUT50単体の特性を測定できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。また、異なる実施形態を組み合わせてもよい。例えば、第三、第四、第五、第八、第九、及び第十実施形態においても、一対の側板12,13、一対の基板112,113、又は一対の側板12”,13”間は、少なくとも一方の側板又は基板がGND板11に対してスライドすることにより、距離が可変としてもよい。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るインピーダンス測定治具及びインピーダンス測定方法の特徴をそれぞれ以下[1]~[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 基準金属板(GND板11)と、
前記基準金属板に接続された第一及び第二側板(12,13、12’,13’、12”,13”、基板112,113)と、
第一中心導体及び第一外部導体を有し、前記第一側板に設けられ、かつ、測定器(100)に接続される第一同軸コネクタ(高周波同軸コネクタ14)と、
第二中心導体及び第二外部導体を有し、前記第二側板に設けられた第二同軸コネクタ(高周波同軸コネクタ15)と、
を備え、
前記測定器から入力された電力が、前記第一中心導体、被測定物(DUT50)、前記第二中心導体、前記第二外部導体、前記第二側板、前記基準金属板、前記第一側板、及び前記第一外部導体を経て前記測定器に戻る、閉回路を形成する
ことを特徴とするインピーダンス測定治具(1A~1K)。
[2] 前記第一側板と前記第二側板との間の距離は可変である
ことを特徴とする上記[1]に記載のインピーダンス測定治具。
[3] 前記基準金属板は、前記基準金属板に対する垂線が前記被測定物と交差しない位置に配置される
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のインピーダンス測定治具。
[4] 前記第一側板及び前記第二側板が、導電板である
ことを特徴とする上記[1]から[3]のいずれかに記載のインピーダンス測定治具。
[5] 前記第一側板及び前記第二側板は、それぞれ、誘電体により形成され、一面に基準電位層が設けられ他面に信号線が設けられた基板である、
ことを特徴とする上記[1]から[3]のいずれかに記載のインピーダンス測定治具。
[6] 上記[1]から[5]のいずれかに記載のインピーダンス測定治具を使用する
ことを特徴とするインピーダンス測定方法。
1A~1K インピーダンス測定治具
11 GND板(基準金属板)
12,12’ ,12” 側板
12a 支持板
12b 延伸板
13,13’ ,13” 側板
13a 支持板
13b 延伸板
14,15 高周波同軸コネクタ
16,17 芯線
18,19,21,22,21’,22’,46 ねじ
24,25 高周波同軸コネクタ
26,27 セミリジッドケーブル
36,36’ マイクロストリップライン
37,37’ マイクロストリップライン
40,43 長孔
41 横孔
42 縦孔
45 ねじ止め部
50 DUT(被測定物)
51 コネクタ接続用孔
52 ねじ止め用孔
55 セミリジッドケーブル
56 コネクタ接合部
100 インピーダンスアナライザ(測定器)
112,113 基板
200 テストフィクスチャ及び同軸変換治具

Claims (6)

  1. 基準金属板と、
    前記基準金属板に接続された第一及び第二側板と、
    第一中心導体及び第一外部導体を有し、前記第一側板に設けられ、かつ、測定器に接続される第一同軸コネクタと、
    第二中心導体及び第二外部導体を有し、前記第二側板に設けられた第二同軸コネクタと、
    を備え、
    前記第二同軸コネクタが短絡状態において、前記測定器から入力された電力が、前記第一中心導体、被測定物、前記第二中心導体、前記第二外部導体、前記第二側板、前記基準金属板、前記第一側板、及び前記第一外部導体を経て前記測定器に戻る、閉回路を形成する
    ことを特徴とするインピーダンス測定治具。
  2. 前記第一側板と前記第二側板との間の距離は可変である
    ことを特徴とする請求項1に記載のインピーダンス測定治具。
  3. 前記基準金属板は、前記基準金属板に対する垂線が前記被測定物と交差しない位置に配置される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインピーダンス測定治具。
  4. 前記第一側板及び前記第二側板が、導電板である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のインピーダンス測定治具。
  5. 前記第一側板及び前記第二側板は、それぞれ、誘電体により形成され、一面に基準電位層が設けられ他面に信号線が設けられた基板である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のインピーダンス測定治具。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のインピーダンス測定治具を使用する
    ことを特徴とするインピーダンス測定方法。
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