JP7220052B2 - 開閉装置及び収納什器 - Google Patents

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本発明は、開閉装置及び収納什器に関する。
従来から、オフィスや病院、公共施設、研究施設等の執務空間において、執務に使用する物品等を収納するための物品収納什器が設置されている。こうした物品収納什器として、前方に向かって開口する箱型の什器本体の内部に物品を収納して、什器本体の前部に扉や引き出しの前面板等の閉塞部材が開閉可能に設けられたものが知られている。閉塞部材を設けることで、什器本体の内部空間や収納された物品が露呈することが抑制され、物品収納什器の体裁が良好とされている。
また、什器本体に設けられた第一係合部と、閉塞部材に設けられ第一係合部と係合可能な第二係合部と、を有するラッチ機構が設けられた物品収納什器も知られている。地震等の際には、ラッチ機構により、閉塞部材が意図せず開放されてしまうことが防止されている。また、閉塞部材に把手が設けられ、把手の操作と連動してラッチ機構の係脱が行われるものもある。
特許文献1では、把手の後端部に摺動部が設けられ、摺動部がラッチ機構側とボルトで連結され、摺動部及びボルトは閉塞部材に前後方向に貫通するように形成された取付孔内に配置されたものが提案されている。把手の押し引き操作にともない、摺動部及びボルトが取付孔内を前後方向に移動可能とされている。摺動部及びボルトが前方に移動した状態で前方から見て摺動部及びボルトが露呈しないように、取付孔の前方にはカバー部材が配置され、摺動部及びボルトがカバー部材の内部に配置可能とされている。
特許文献2では、正面視で一方向に長く把持可能な手掛け部と、手掛け部の長手方向の両端部からそれぞれ後方に突出する摺動部と、を有する把手が、閉塞部材に設けられたものが提案されている。閉塞部材の後方には操作部材が配置され、一対の摺動部がそれぞれ操作部材にボルトで連結され、各ボルトが閉塞部材に形成された取付孔内に配置可能とされている。
特開2007-224533号公報 特許第4316857号公報
しかしながら、上記の特許文献1のような把手では、閉塞部材の前方にカバー部材が露呈しているため、体裁が悪いという問題点がある。
また、上記の特許文献2のように手掛け部に一対の摺動部が設けられた把手では、把手の押し引き操作により、一対の摺動部が同期せず前後方向にずれて移動すると、把手の押し引き操作にがたつきが生じたり、ラッチ機構の解除及び係合が円滑にできなかったりする可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、把手操作により筐体との係脱操作を確実に行うことができるとともに、体裁が良い開閉装置及び収納什器を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る開閉装置は、前方に向かって開口する筐体を開閉可能に閉塞する閉塞部材に設けられた把持機構と、前記閉塞部材に設けられた係合部と、前記筐体に設けられ前記係合部と係合可能な被係合部と、を有し、前記把持機構の操作に連動して、前記係合部と前記被係合部との係脱が行われるラッチ機構と、を備え、前記閉塞部材には、前後方向に貫通する一対の取付孔が形成され、前記把持機構は、把持可能な把手部と、該把手部に設けられ、後方に延びる一対の把手脚部と、一対の前記取付孔に配置さるとともに、内部に前記前後方向に貫通する挿通空間が形成され、該挿通空間に各前記把手脚部が前記前後方向に移動可能に配置されたカバー部と、一対の前記取付孔において前記カバー部よりも後方に配置されるとともに、内部に前記前後方向に貫通する案内空間が形成された案内部と、各前記把手脚部と連結され、前記カバー部の前記挿通空間に挿通され、前記案内部の前記案内空間に配置され前記前後方向に案内される被案内部と、該被案内部に連結され、前記係合部に対して前記被係合部との係脱を操作する操作部と、を有し、前記把手部は、前記一対の把手脚部が離間する第一方向に長く、前記操作部は、前記被案内部の前記前後方向への案内によって、前記前後方向に移動する押圧突起部を有し、前記係合部は、前記第一方向及び前記前後方向と直交する第二方向を向く回動軸回りに回動可能な支持部と、前記支持部から延び、前記押圧突起部によって前記前後方向に押圧される被押圧板部と、を有し、前記回動軸回りに前記支持部とともに前記被押圧板部が回動して、前記係合部と前記被係合部とは係脱することを特徴とする。
このように構成された開閉装置では、把手の把手部に設けられた一対の把手脚部は、閉塞部材に形成された一対の取付孔の内部に配置されている。各取付孔には、案内部が配置されている。各把手脚部と連結された被案内部が、案内部の案内空間の内部で前後方向に案内されている。被案内部に連結された操作部は、係合部に対して被係合部との係脱操作を行う。よって、一対の把手脚部は、それぞれ被案内部を介して案内部の案内空間に案内される。したがって、把手を前後方向に押し引きする動作にともない、一対の把手脚部及び一対の被案内部は前後方向に同期して移動するため、筐体に設けられた被係合部との係脱操作を確実に行うことができる。
また、取付孔の内部にはカバー部が配置され、カバー部の挿通空間に把手脚部及び被案内部が挿通されている。よって、被案内部はカバー部の内部に配置されているため、前方から見て、被案内部が露呈しない。さらに、カバー部は取付孔の内部に配置されているため、前方からみてカバー部が大きく露出することがなく、体裁が良い。
本発明に係る開閉装置では、前記カバー部は、前記取付孔の内部に配置され、内部に前記挿通空間が形成されたカバー本体部を有し、該カバー本体部は、前記把手脚部を前記前後方向に案内することが好ましい。
このように構成された開閉装置では、取付孔の内部にカバー本体部が配置され、カバー本体部は把手脚部を前後方向に案内する。よって、把手脚部が前後方向に移動する際に、ガタつきが抑制され、円滑に移動することができる。
本発明に係る開閉装置では、前記カバー部は、前記カバー本体部の前部から外方に向かって延び、前記閉塞部材の前面に沿って配置される縁部を有していてもよい。
このように構成された開閉装置では、カバー部のカバー本体部の前部から外方に向かって延びる縁部は、閉塞部材の前面に沿って配置される。よって、取付孔の前部の角部はカバー本体部の前部及び縁部で覆われているため、把手脚部が取付孔の内部を前後方向の移動することにともない、取付孔の角部が損傷することが抑制される。
本発明に係る開閉装置では、前記カバー部は、前記カバー本体部の後部に設けられ、内方に向かって突出する規制部を有し、前記係合部と前記被係合部との係合が解除された位置で、前記被案内部に外嵌合されたリング部材が前記規制部に当接すると、前記把手脚部後方へ移動規制されていてもよい。
このように構成された開閉装置では、カバー部のカバー本体部の後部に設けられた規制部により、係合部と被係合部との係合が解除された位置よりも、把手の把手脚部が後方へ移動することが規制される。よって、把手脚部が取付孔の内部で後方に移動しすぎることが抑制される。
本発明に係る開閉装置では、前記カバー部は、前記カバー本体部に設けられ、前記取付孔に形成された孔側係止部に係止可能なカバー側係止部を有していてもよい。
このように構成された開閉装置では、カバー本体部に設けられたカバー側係止部が取付孔に形成された孔側係止部に係止されるため、カバー部が取付孔から抜け落ちることが抑制される。
本発明に係る開閉装置は、前記取付孔は、前記前後方向を軸線方向として円柱状に形成された縮径部と、前記前後方向を軸線方向として円柱状に形成されるとともに、該縮径部に連続して該縮径部の後方に配置され、該縮径部の径よりも大きい径で形成された拡径部と、を有し、前記孔側係止部は、前記縮径部と前記拡径部との段部であり、前記カバー側係止部は、前記カバー本体部から径方向外側に突出する形状をなしていてもよい。
このように構成された開閉装置では、縮径部及び拡径部は円柱状をなすため、縮径部及び拡径部の加工がしやすい。また、孔側係止部は縮径部と拡径部との段部であるため、縮径部及び拡径部を形成すれば孔側係止部が自然と形成されるため、孔側係止部をわざわざ加工する必要がない。
本発明に係る収納什器は、前方に向かって開口する筐体と、該筐体を開閉可能に閉塞する閉塞部材と、上記のいずれか一に記載の開閉装置と、を備えることを特徴とする。
このように構成された収納什器では、把手の把手部に設けられた一対の把手脚部は、閉塞部材に形成された一対の取付孔の内部に配置されている。各取付孔には、案内部が配置されている。各把手脚部と連結された被案内部が、案内部の案内空間の内部で前後方向に案内されている。被案内部に連結された操作部は、係合部に対して被係合部との係脱操作を行う。よって、一対の把手脚部は、それぞれ被案内部を介して案内部の案内空間に案内される。したがって、把手を前後方向に押し引きする動作にともない、一対の把手脚部及び一対の被案内部は前後方向に同期して移動するため、筐体に設けられた被係合部との係脱操作を確実に行うことができる。
また、取付孔の内部にはカバー部が配置され、カバー部の挿通空間に把手脚部及び被案内部が挿通されている。よって、被案内部はカバー部の内部に配置されているため、前方から見て、被案内部が露呈しない。さらに、カバー部は取付孔の内部に配置されているため、前方からみてカバー部が大きく露出することがなく、体裁が良い。
本発明に係る開閉装置及び収納什器によれば、把手操作により筐体との係脱操作を確実に行うことができるとともに、体裁を良好とすることができる。
本発明の一実施形態に係る収納什器を備えたデスク装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る収納什器の開閉装置の構成を示す斜視図である。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線断面図である。 図4のC部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る収納什器の開閉装置のカバー部を示す斜視図である。 図3のD部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る収納什器のラッチ機構が解除された状態において、図4のC部に対応する箇所の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る収納什器のラッチ機構が解除された状態において、図3のD部に対応する箇所の拡大図である。
以下、本発明の一実施形態に係る収納什器を備えたデスク装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る収納什器を備えたデスク装置の斜視図である。
図1に示すように、デスク装置100は、側板11と、引出装置(収納什器)12と、背板13と、天板14と、を備えている。
以下の説明において、デスク装置100に対して利用者が立つ側を前方とし、反対側を後方とし、これらを結ぶ方向を前後方向とする。また、水平方向のうち前後方向と直交する方向を左右方向とする。
側板11と引出装置12とは、左右方向に離間して配置されている。背板13は、側板11の後部と引出装置12の後部とを連結している。天板14は、側板11の上端部と引出装置12の上端部とにまたがって配置されている。
引出装置12は、筐体103と、筐体103に設けられたレール(不図示。以下同じ。)に沿ってスライド可能に設けられた上下3段の引出104と、を有している。
筐体103は、前方に向かって開口する形状をなしている。各引出104は、レールに沿って前後方向に移動可能とされている。引出104は、引出本体105と、開閉装置1と、を備えている。
引出本体105は、箱状に形成され、前部に前板(閉塞部材)110が設けられている。
前板110は、板状に形成されている。前板110は、板厚方向を前後方向に向けて配置されている。前板110は、正面視で矩形状をなしている。前板110は、筐体103を開閉可能に閉塞している。
図2は、デスク装置100の開閉装置1の構成を示す斜視図である。図3は、図2のA-A線断面図(横断面図)である。図4は、図2のB-B線断面図(縦断面図)である。図2において、前板110を二点鎖線で示している。
図2及び図3に示すように、開閉装置1は、把持機構10と、ラッチ機構60と、を有している。
把持機構10は、前板110に設けられている。把持機構10は、把手2と、スライダー3と、ブッシュ(カバー部)4と、ガイド部材5と、を備えている。把手2及びスライダー3は、前板110に対して相対的に前後方向に移動可能とされている。
把手2は、左右方向に長く把持可能な手掛け部(把手部)21と、手掛け部21の左右方向の両端部からそれぞれ後方に延びる把手脚部22と、を有している。
図5は、図4のC部拡大図であり、後述するラッチ機構60(図3参照)が係合された状態を示している。
図5に示すように、各把手脚部22の後端面22cには、前方に向かって凹む嵌合凹部220が形成されている。
嵌合凹部220は、後部凹部221と、後部凹部221に連続して後部凹部221の前方に配置された前部凹部222と、を有している。
後部凹部221及び前部凹部222は、前後方向を軸線方向として円柱状に形成されている。換言すると、後部凹部221及び前部凹部222は、前後方向に直交する断面視で円形状をなしている。
後部凹部221の軸線方向と直交する径は、前部凹部222の軸線方向と直交する径よりも長い。これにより、後部凹部221と前部凹部222との境界部分には、把手内段部223が形成されている。
図3に示すように、前板110には、左右方向に離間して一対の取付孔111が形成されている。各把手脚部22は、対応する取付孔111の内部に配置されている。
一対の把手脚部22の後部どうしは、スライダー(操作部)3で連結されている。スライダー3は、支持板部31と、一対の軸部(被案内部)32と、を有している。
図2に示すように、支持板部31は、平板状に形成されている。支持板部31は、板厚方向を前後方向に向けて配置されている。支持板部31は、正面視で左右方向に長い形状をなしている。図3に示すように。支持板部31は、前板110の後方に配置されている。
支持板部31の前面31gには、前方に向かって突出するばね支持凸部311が設けられている。ばね支持凸部311は、左右方向に離間して一対配置されている。
支持板部31の左右方向の一方側の端部には、前方に向かって突出する押圧突起部312が設けられている。
一対の軸部32は、支持板部31に左右方向に離間して配置されている。一対の軸部32は、一対のばね支持凸部311の左右方向の間に配置されている。軸部32は、支持板部31の前面31gから前方に延びている。本実施形態では、軸部32は摺動性が良いPOM(ポリアセタール)で形成されている。
図5に示すように、支持板部31の後面31cから軸部32に連通して、挿通孔321が形成されている。軸部32は、前後方向を軸線方向とする円筒状をなしている。
軸部32における軸線方向と直交する径方向の長さは、把手脚部22における軸線方向と直交する径方向の長さよりも短い。
挿通孔321の後端部321bは、後方に向かうにしたがって次第に径が広くなる形状なしている。
図3に示すように、各軸部32は、前板110の各取付孔111の内部に配置されている。図5に示すように、軸部32の前端部32fは、把手2の把手脚部22の後部凹部221内に配置されている。軸部32の前端部32fの径は、後部凹部221の径よりも僅かに小さい。これにより、軸部32の前端部32fは、後部凹部221に嵌合されている。軸部32の前端面32gは、把手脚部22の把手内段部223に当接している。
軸部32の挿通孔321には、ボルト33が挿通されている。ボルト33の前端部33fは、軸部32の前端面32gから突出して把手脚部22の前部凹部222にねじ込まれている。ボルト33の頭部33bは、支持板部31の挿通孔321の後端部321bに配置されている。このようにして、スライダー3と把手2とは、一体化されている。
軸部32には、正面視で環状をなすリング部材48が外嵌されている。リング部材48は、把手2の把手脚部22の後端面22cに当接配置されている。本実施形態では、リング部材48は、ゴム等の軟質部材で構成されている。
前板110に形成された取付孔111は、前板110を前後方向に貫通するように形成されている。取付孔111は、第一孔部(縮径部)112と、第二孔部(拡径部)113と、第三孔部114と、を有している。第一孔部112、第二孔部113及び第三孔部114は、前方から後方に向かってこの順に連続配置されている。
第一孔部112、第二孔部113及び第三孔部114は、前後方向を軸線方向として円柱状に形成されている。換言すると、第一孔部112、第二孔部113及び第三孔部114は、前後方向に直交する断面視で円形状をなしている。
第二孔部113の軸線方向と直交する径は、第一孔部112の軸線方向と直交する径よりも長い。これにより、第二孔部113と第一孔部112との境界部分には、第一段部(段部、孔側係止部)115が形成されている。
第三孔部114の径は、第二孔部113の径よりも長い。これにより、第三孔部114と第二孔部113との境界部分には、第二段部116が形成されている。
図3に示すように、ブッシュ4は、前板110の各取付孔111の内部に配置されている。図5に示すように、各ブッシュ4は、第一孔部112及び第二孔部113の前部に配置されている。
図6は、ブッシュ4を示す斜視図である。
図6に示すように、ブッシュ4は、カバー本体(カバー本体部)41と、フランジ部(縁部)42と、突起43と、を有している。
カバー本体41は、筒状部411と、後向き延出部412と、を有していている。
図5及び図6に示すように、筒状部411は、前後方向を軸線方向として円筒状に形成されている。後向き延出部412は、筒状部411の後端部から後方に延びている。後向き延出部412は、筒状部411の周方向に離間して4箇所に設けられている。
フランジ部42は、筒状部411の前端部から軸線方向と直交する径方向外側(外方)に延びている。フランジ部42は、正面視で環状に形成されている。フランジ部42は、前板110の前面110gに当接配置されている。
突起43は、各後向き延出部412の後端部に設けられている。突起43は、係止片部(カバー側係止部)431と、規制片部(規制部)432と、を有している。
図5に示すように、係止片部431は、後向き延出部412の後端部から径方向外側に延びている。係止片部431は、径方向外側に向かうにしたがって次第に前後方向の厚みが薄くなる形状をなしている。規制片部432は、後向き延出部412の後端部から径方向内側(内方)に延びている。
カバー本体41は、前板110の第一孔部112に当接配置されている。突起43の係止片部431は、前板110の取付孔111の第一段部115の後部に配置され、第一段部115に係止されている。これにより、ブッシュ4が前板110の取付孔111から抜け落ちることがない。
なお、突起43が周方向に離間して配置されているため、ブッシュ4を前板110の取付孔111の前方から取り付ける際には、突起43が第一孔部112を通過するときに、突起43は径方向内側に変位する。突起43が第一孔部112を通過した後には、突起43は元の状態に戻るように径方向外側に変位し、係止片部431が第一段部115に係止される。
カバー本体41の内部には、前後方向に貫通する挿通空間4sが形成されている。挿通空間4sには、把手2の把手脚部22の後端部22bが配置されている。換言すると、取付孔111と把手脚部22の後端部22bとの間には、カバー本体41が介在している。
把手脚部22の外周面22pは、カバー本体41の内周面41qに当接配置されている。これにより、把手2が前後方向に移動する際に、カバー本体41は把手脚部22を案内支持することができる。
挿通空間4sには、スライダー3の軸部32が配置されている。規制片部432の先端部(径方向内側の端部)は、スライダー3の軸部32の外周面32pと僅かに離間して配置されている。
図5に示す状態では、突起43の規制片部432の前面432gには、軸部32に外嵌されたリング部材48が当接されている。これにより、リング部材48の前方に配置された把手2の把手脚部22の後方への移動が規制されている。なお、リング部材48が設けられておらず、突起43の規制片部432の前面432gに把手2の把手脚部22が当接する構成であってもよい。
図2に示すように、ガイド部材5は、取付板部51と、一対の環状凸部(案内部)52と、を有している。
取付板部51は、平板状に形成されている。取付板部51は、板厚方向を前後方向に向けて配置されている。取付板部51は、正面視で左右方向に長い形状をなしている。
図3に示すように、前板110の後面110cには、前方に凹むガイド取付凹部118が形成されている。ガイド部材5の取付板部51は、前板110のガイド取付凹部118に配置されている。
取付板部51には、前後方向に貫通する螺子孔511が形成されている。螺子孔511は、左右方向に離間して3箇所に形成されている。螺子孔511に挿通された螺子512は、前板110に螺合されている。
取付板部51の後面51cには、スライダー3の支持板部31のばね支持凸部311と対向する箇所に、前方に凹むばね取付凹部119が形成されている。ばね取付凹部119は、左右方向に離間して一対配置されている。取付板部51のばね取付凹部119とスライダー3のばね支持凸部311との間には、ばね134が設けられている。ばね134の付勢力により、スライダー3の支持板部31は後方に付勢されている。
環状凸部52は、取付板部51の前面51gに設けられている。環状凸部52は、取付板部51の前面51gから、前方に向かって突出している。環状凸部52は、左右方向に離間して一対配置されている。本実施形態では、環状凸部52は摺動性が良いPOM(ポリアセタール)で形成されている。環状凸部52は、前板110の各取付孔111の内部に配置されている。
図5に示すように、取付孔111の内部において、環状凸部52は、ブッシュ4の後方に隙間を有して配置されている。環状凸部52は、第二孔部113において、ブッシュ4の突起43よりも後方に配置されている。
環状凸部52の上下方向の長さは、取付板部51の上下方向の長さよりも僅かに短い。これにより、環状凸部52の後端部には、上下に取付段部521が形成されている。取付段部521は、取付孔111の第二段部116に当接配置されている。
環状凸部52は、正面視で環状に形成されている。換言すると、環状凸部52の内部には、前後方向に貫通する案内孔(案内空間)5sが形成されている。
環状凸部52の案内孔5sの内部には、スライダー3の軸部32が配置されている。軸部32の外周面32pは、環状凸部52の内周面52qに当接配置されている。これにより、軸部32が前後方向に移動する際に、環状凸部52は軸部32を案内することができる。
図3に示すように、前板110の後面110cには、スライダー3を覆うようにカバー120が設けられている。
図7は、図3のD部拡大図であり、後述するラッチ機構60が係合された状態を示している。
図7に示すように、ラッチ機構60は、前板110に設けられた第一突体ユニット61と、筐体103(図1参照)に設けられた第二突起本体(被係合部)71と、を備えている。
第一突体ユニット61は、前板110に設けられている。前板110の後面110cには、前方に凹むラッチ取付凹部130が形成されている。ラッチ取付凹部130は、スライダー3の押圧突起部312と対向する箇所に形成されている。
第一突体ユニット61は、固定部61aと、第一突起(係合部)62と、を有している。
固定部61aは、前板110に固定されている。固定部61aには、上下方向を向く回動軸611が設けられている。
第一突起62は、支持部621と、被押圧板部623と、第一突起本体624と、を有している。
支持部621は、回動軸611回りに回動可能に設けられている。被押圧板部623は、支持部621の後端部から鉛直面に沿って延びている。被押圧板部623は、平板状に形成されている。被押圧板部623は、板厚方向を前後方向に向けて配置されている。被押圧板部623の後面623cには、スライダー3の押圧突起部312が当接可能とされている。
固定部61aには、前板110のラッチ取付凹部130の底部に沿って、ばね支持板部61bが設けられている。ばね支持板部61bには、後方に突出するばね支持部61cが設けられている。ばね支持部61cには、ばね61dが巻回されている。ばね61dの付勢力により、被押圧板部623は後方に付勢されている。
第一突起本体624は、支持部621の後端部から後方に延びている。第一突起本体624には、第二突起本体71に対向する側に、切欠き部625が形成されている。切欠き部625に、第二突起本体71が係合可能とされている。
第一突起本体624における第二突起本体71側を向く面には、左右方向のうち第二突起本体71に近接する側に向かいにしたがって前方に向かって傾斜する傾斜面626が形成されている。
第二突起本体71における第一突起本体624側を向く面には、左右方向のうち第一突起本体624側に近接する側に向かいにしたがって後方に向かって傾斜する傾斜面711が形成されている。
次に、上記の開閉装置1の動作について説明する。
図8は、ラッチ機構60が解除された状態において、図4のC部に対応する箇所の拡大図である。図9は、ラッチ機構60が解除された状態において、図3のD部に対応する箇所の拡大図である。
引出本体105が筐体103内に収納された状態では、図7に示すように、第一突起本体624の切欠き部625に第二突起本体71が係合され、ラッチ機構60がロック(係合)された状態となっている。
この状態から、利用者が把手2の手掛け部21を把持して、引出本体105を前方に引き出そうとすると、図8に示すように、把手2の把手脚部22、把手脚部22に連結されたスライダー3の軸部32、及び軸部32を螺子止めしているボルト33が、前方に移動する。把手脚部22は、ブッシュ4の挿通空間4sを前方に移動する。軸部32は、ガイド部材5の環状凸部52の案内孔5s及びブッシュ4の挿通空間4sを前方に移動する。この際に、軸部32の外周面32pは環状凸部52の内周面52qに案内され、前方へスムーズに移動する。
把手脚部22は前方に移動した状態で、把手脚部22の後端部22bは、ブッシュ4のカバー本体41の内部の前部に配置されている。換言すると、把手脚部22の後端面22cのストローク(移動範囲)X1は、ブッシュ4のカバー本体41の内部である。
図9に示すように、スライダー3が前方に移動することにより、スライダー3の左右方向の端部に設けられた押圧突起部312が第一突体ユニット61の被押圧板部623を前方に押圧する。これにより、第一突起62は、上下方向の向く回動軸611回りに回動し、第一突起本体624が第二突起本体71から離間して、第一突起本体624と第二突起本体71との係合が解除される。これにより、引出本体105が前方に移動可能となる。
引出本体105を前方に引き出した状態で、利用者が把手2の手掛け部21から手を離すと、ガイド部材5とスライダー3との間に設けられたばね134の付勢力により、スライダー3は後方に押し戻され、図5に示す元の位置に戻る。また、第一突起62は、ばね61dの付勢力により、回動軸611を中心に回動し図7に示す元の位置に戻る。
この状態で、利用者が把手2の手掛け部21を把持して、引出本体105を後方に押し込むと、把手2の把手脚部22、把手脚部22に連結されたスライダー3の軸部32、及び軸部32を螺子止めしているボルト33が、後方に移動する。スライダー3の軸部32に外嵌されたリング部材48が、ブッシュ4の突起43の規制片部432の前面432gに当接すると、リング部材48の後方への移動が規制されるとともに、把手2の把手脚部22、把手脚部22に連結されたスライダー3の軸部32、及び軸部32を螺子止めしているボルト33の後方への移動が規制される。本実施形態では、リング部材48がゴム等の軟質部材で構成されているため、リング部材48が突起43の規制片部432に当接する際の衝撃が緩和されるとともに、当接する際の衝突音の発生が抑制される。
また、第一突起本体624と第二突起本体71とが当接し、第一突起本体624の傾斜面626が第二突起本体71の傾斜面711を摺動するように、第一突起62が回動軸611回りに回動する。さらに、引出本体105を後方に押し込むと、第一突起本体624の切欠き部625に第二突起本体71が係合され、ロックされる。
このように構成されたデスク装置100では、把手2の手掛け部21に設けられた一対の把手脚部22は、前板110に形成された一対の取付孔111の内部に配置されている。各取付孔111には、環状凸部52が配置されている。各把手脚部22と連結された軸部32が、環状凸部52の案内孔5sの内部で前後方向に案内されている。軸部32に連結されたスライダー3は、第一突起62に対して第一突起本体71との係脱操作を行う。よって、一対の把手脚部22は、それぞれ軸部32を介して環状凸部52の案内孔5sに案内される。したがって、把手2を前後方向に押し引きする動作にともない、一対の把手脚部22及び一対の軸部32は前後方向に同期して移動するため、筐体103との係脱操作を確実に行うことができる。
また、取付孔111の内部にはブッシュ4が配置され、ブッシュ4の挿通空間4sに把手脚部22及び軸部32が挿通されている。よって、軸部32はブッシュ4の内部に配置されているため、前方から見て、軸部32が露呈しない。把手脚部22の後端部22bのストロークX1はブッシュ4のカバー本体41の内部であるため、前方から見て、把手脚部22と軸部32との連結部分が露呈しない。さらに、ブッシュ4は取付孔111の内部に配置されているため、前方からみてブッシュ4が大きく露出することがなく、体裁が良い。
また、取付孔111の内部にカバー本体41が配置され、カバー本体41は把手脚部22を前後方向に案内する。よって、把手脚部22が前後方向に移動する際に、ガタつきが抑制され、円滑に移動することができる。
また、ブッシュ4のカバー本体41の前部から外方に向かって延びるフランジ部42は、前板110の前面110gに沿って配置される。よって、取付孔111の前部の角部はカバー本体41の前部及びフランジ部42で覆われているため、把手脚部22が取付孔111の内部を前後方向の移動することにともない、取付孔111の角部が損傷することが防止される。前板110が木製である場合には角部が欠けたりしやすいが、角部をカバー本体41の前部及びフランジ部42で覆うことで、角部の欠けが防止される。
また、把手脚部22の後方に配置されたリング部材48がブッシュ4に設けられた規制片部432に当接することで、把手脚部22の後方の移動が規制される。よって、ラッチ機構60が解除された位置よりも、把手脚部22が取付孔111の内部で後方に移動しすぎることが抑制される。
また、カバー本体41に設けられた係止片部431が取付孔111に形成された第一段部115に係止されるため、ブッシュ4が取付孔111から抜け落ちることが抑制される。
また、第一孔部112及び第二孔部113は円柱状をなすため、第一孔部112及び第二孔部113の加工がしやすい。前板110が木製の場合には穴加工をする場合には丸穴加工はしなすいため、本実施形態のような取付孔111の加工は加工しやすく有益である。
また、第一孔部112及び第二孔部113を形成すれば第一段部115が自然と形成されるため、ブッシュ4が係止される凹凸等をわざわざ加工する必要がない。
また、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、ブッシュ4のカバー本体41の内周面は把手脚部22の外周面22pに当接配置され、ブッシュ4のカバー本体41は把手脚部22を前後方向に案内するが、本発明はこれに限られない。案内部が被案内部を前後方向に案内していれば、ブッシュ4は把手脚部22を案内していなくてもよい。
また、上記に示す実施形態では、ブッシュ4にはフランジ部42が設けられているが、本発明はこれに限られない。ブッシュ4にはフランジ部42が設けられていなくてもよく、カバー本体41の前端部が前板110の前面110gよりも前方に少し突出する構成で、把手脚部22が取付孔111の角部に直接接触しない等の構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、ブッシュ4には規制片部432が設けられているが、本本発明はこれに限られない。ブッシュ4に規制片部432が設けられずに、リング部材48が、環状凸部52の前面に当接して後方への移動が規制される等の構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、ブッシュ4には係止片部431が設けられ係止片部431が前板110の取付孔111の第一段部115に係止される構成であるが、本発明はこれに限られない。ブッシュ4には係止片部431が設けられていなくてもよく、カバー本体部が取付孔111に接着剤等により固定される構成であったり、カバー本体部が案内部に係止される等の構成であったりしてもよい。
また、上記に示す実施形態では、ブッシュ4の係止片部431が係止されるのは、取付孔111の第一孔部112と第二孔部113との間の第一段部115であるが、本発明はこれに限られない。取付孔111に内方に突出する突起を設け、当該突起にカバー部が係止される等の構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、環状凸部52及びブッシュ4は別体で構成されているが、本発明はこれに限られない。スライダー3の環状凸部52にブッシュ4が連結されたような、案内部とカバー部とは一体化した構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、軸部32の径方向の長さは把手脚部22の径方向の長さよりも短いが、本発明はこれに限られない。軸部32の径方向の長さの方が、把手脚部22の径方向の長さよりも長くてもよい。
また、上記に示す実施形態では、把手2は左右方向に長く、一対の把手脚部22は把手2の左右方向の両端部に設けられているが、本発明はこれに限られない。把手2の長手方向は上下方向等の方向であってもよく、一対の把手脚部22が上下方向等に離間して配置されていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、開閉装置1は引出本体105の前板110に設けられているが、本発明はこれに限られない。開閉装置1は前方に向かって開口する筐体103を開閉可能に閉塞する閉塞部材に設けられていればよく、筐体103に設けられた回動可能に開き戸等に開閉装置1が設けられていてもよい。
1…開閉装置
2…把手
3…スライダー(操作部)
4…ブッシュ(カバー部)
4s…挿通空間
5…ガイド部材
5s…案内孔(案内空間)
10…把持機構
21…手掛け部(把手部)
22…把手脚部
31…支持板部
32…軸部(被案内部)
33…ボルト
41…カバー本体(カバー本体部)
42…フランジ部(縁部)
43…突起
48…リング部材
51…取付板部
52…環状凸部(案内部)
60…ラッチ機構
61…第一突体ユニット
62…第一突起(係合部)
71…第二突起本体(被係合部)
100…デスク装置
102…引出装置(収納什器)
103…筐体
104…引出
105…引出本体
110…前板(閉塞部材)
111…取付孔
112…第一孔部(縮径部)
113…第二孔部(拡径部)
114…第三孔部
115…第一段部(段部、孔側係止部)
120…カバー
220…嵌合凹部
411…筒状部
412…後向き延出部
431…係止片部(カバー側係止部)
432…規制片部(規制部)
624…第一突起本体
X1…ストローク

Claims (7)

  1. 前方に向かって開口する筐体を開閉可能に閉塞する閉塞部材に設けられた把持機構と、
    前記閉塞部材に設けられた係合部と、前記筐体に設けられ前記係合部と係合可能な被係合部と、を有し、前記把持機構の操作に連動して、前記係合部と前記被係合部との係脱が行われるラッチ機構と、を備え、
    前記閉塞部材には、前後方向に貫通する一対の取付孔が形成され、
    前記把持機構は、
    把持可能な把手部と、
    該把手部に設けられ、後方に延びる一対の把手脚部と、
    一対の前記取付孔に配置さるとともに、内部に前記前後方向に貫通する挿通空間が形成され、該挿通空間に各前記把手脚部が前記前後方向に移動可能に配置されたカバー部と、
    一対の前記取付孔において前記カバー部よりも後方に配置されるとともに、内部に前記前後方向に貫通する案内空間が形成された案内部と、
    各前記把手脚部と連結され、前記カバー部の前記挿通空間に挿通され、前記案内部の前記案内空間に配置され前記前後方向に案内される被案内部と、
    該被案内部に連結され、前記係合部に対して前記被係合部との係脱を操作する操作部と、を有し
    前記把手部は、前記一対の把手脚部が離間する第一方向に長く、
    前記操作部は、前記被案内部の前記前後方向への案内によって、前記前後方向に移動する押圧突起部を有し、
    前記係合部は、
    前記第一方向及び前記前後方向と直交する第二方向を向く回動軸回りに回動可能な支持部と、
    前記支持部から延び、前記押圧突起部によって前記前後方向に押圧される被押圧板部と、を有し、
    前記回動軸回りに前記支持部とともに前記被押圧板部が回動して、前記係合部と前記被係合部とは係脱することを特徴とする開閉装置。
  2. 前記カバー部は、
    前記取付孔の内部に配置され、内部に前記挿通空間が形成されたカバー本体部を有し、
    該カバー本体部は、前記把手脚部を前記前後方向に案内することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  3. 前記カバー部は、
    前記カバー本体部の前部から外方に向かって延び、前記閉塞部材の前面に沿って配置される縁部を有することを特徴とする請求項2に記載の開閉装置。
  4. 前記カバー部は、
    前記カバー本体部の後部に設けられ、内方に向かって突出する規制部を有し
    記係合部と前記被係合部との係合が解除された位置で、前記被案内部に外嵌合されたリング部材が前記規制部に当接すると、前記把手脚部後方へ移動規制されることを特徴とする請求項2または3に記載の開閉装置。
  5. 前記カバー部は、
    前記カバー本体部に設けられ、前記取付孔に形成された孔側係止部に係止可能なカバー側係止部を有する請求項2から4のいずれか一項に記載の開閉装置。
  6. 前記取付孔は、
    前記前後方向を軸線方向として円柱状に形成された縮径部と、
    前記前後方向を軸線方向として円柱状に形成されるとともに、該縮径部に連続して該縮径部の後方に配置され、該縮径部の径よりも大きい径で形成された拡径部と、を有し、
    前記孔側係止部は、前記縮径部と前記拡径部との段部であり、
    前記カバー側係止部は、前記カバー本体部から径方向外側に突出する形状をなすことを特徴とする請求項5に記載の開閉装置。
  7. 前方に向かって開口する筐体と、
    該筐体を開閉可能に閉塞する閉塞部材と、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の開閉装置と、を備えることを特徴とする収納什器。
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