JP7220052B2 - 開閉装置及び収納什器 - Google Patents
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すなわち、本発明に係る開閉装置は、前方に向かって開口する筐体を開閉可能に閉塞する閉塞部材に設けられた把持機構と、前記閉塞部材に設けられた係合部と、前記筐体に設けられ前記係合部と係合可能な被係合部と、を有し、前記把持機構の操作に連動して、前記係合部と前記被係合部との係脱が行われるラッチ機構と、を備え、前記閉塞部材には、前後方向に貫通する一対の取付孔が形成され、前記把持機構は、把持可能な把手部と、該把手部に設けられ、後方に延びる一対の把手脚部と、一対の前記取付孔に配置さるとともに、内部に前記前後方向に貫通する挿通空間が形成され、該挿通空間に各前記把手脚部が前記前後方向に移動可能に配置されたカバー部と、一対の前記取付孔において前記カバー部よりも後方に配置されるとともに、内部に前記前後方向に貫通する案内空間が形成された案内部と、各前記把手脚部と連結され、前記カバー部の前記挿通空間に挿通され、前記案内部の前記案内空間に配置され前記前後方向に案内される被案内部と、該被案内部に連結され、前記係合部に対して前記被係合部との係脱を操作する操作部と、を有し、前記把手部は、前記一対の把手脚部が離間する第一方向に長く、前記操作部は、前記被案内部の前記前後方向への案内によって、前記前後方向に移動する押圧突起部を有し、前記係合部は、前記第一方向及び前記前後方向と直交する第二方向を向く回動軸回りに回動可能な支持部と、前記支持部から延び、前記押圧突起部によって前記前後方向に押圧される被押圧板部と、を有し、前記回動軸回りに前記支持部とともに前記被押圧板部が回動して、前記係合部と前記被係合部とは係脱することを特徴とする。
また、取付孔の内部にはカバー部が配置され、カバー部の挿通空間に把手脚部及び被案内部が挿通されている。よって、被案内部はカバー部の内部に配置されているため、前方から見て、被案内部が露呈しない。さらに、カバー部は取付孔の内部に配置されているため、前方からみてカバー部が大きく露出することがなく、体裁が良い。
また、取付孔の内部にはカバー部が配置され、カバー部の挿通空間に把手脚部及び被案内部が挿通されている。よって、被案内部はカバー部の内部に配置されているため、前方から見て、被案内部が露呈しない。さらに、カバー部は取付孔の内部に配置されているため、前方からみてカバー部が大きく露出することがなく、体裁が良い。
図1は、本発明の一実施形態に係る収納什器を備えたデスク装置の斜視図である。
図1に示すように、デスク装置100は、側板11と、引出装置(収納什器)12と、背板13と、天板14と、を備えている。
以下の説明において、デスク装置100に対して利用者が立つ側を前方とし、反対側を後方とし、これらを結ぶ方向を前後方向とする。また、水平方向のうち前後方向と直交する方向を左右方向とする。
図2及び図3に示すように、開閉装置1は、把持機構10と、ラッチ機構60と、を有している。
図5に示すように、各把手脚部22の後端面22cには、前方に向かって凹む嵌合凹部220が形成されている。
図6は、ブッシュ4を示す斜視図である。
図6に示すように、ブッシュ4は、カバー本体(カバー本体部)41と、フランジ部(縁部)42と、突起43と、を有している。
図5及び図6に示すように、筒状部411は、前後方向を軸線方向として円筒状に形成されている。後向き延出部412は、筒状部411の後端部から後方に延びている。後向き延出部412は、筒状部411の周方向に離間して4箇所に設けられている。
図7に示すように、ラッチ機構60は、前板110に設けられた第一突体ユニット61と、筐体103(図1参照)に設けられた第二突起本体(被係合部)71と、を備えている。
固定部61aは、前板110に固定されている。固定部61aには、上下方向を向く回動軸611が設けられている。
図8は、ラッチ機構60が解除された状態において、図4のC部に対応する箇所の拡大図である。図9は、ラッチ機構60が解除された状態において、図3のD部に対応する箇所の拡大図である。
引出本体105が筐体103内に収納された状態では、図7に示すように、第一突起本体624の切欠き部625に第二突起本体71が係合され、ラッチ機構60がロック(係合)された状態となっている。
2…把手
3…スライダー(操作部)
4…ブッシュ(カバー部)
4s…挿通空間
5…ガイド部材
5s…案内孔(案内空間)
10…把持機構
21…手掛け部(把手部)
22…把手脚部
31…支持板部
32…軸部(被案内部)
33…ボルト
41…カバー本体(カバー本体部)
42…フランジ部(縁部)
43…突起
48…リング部材
51…取付板部
52…環状凸部(案内部)
60…ラッチ機構
61…第一突体ユニット
62…第一突起(係合部)
71…第二突起本体(被係合部)
100…デスク装置
102…引出装置(収納什器)
103…筐体
104…引出
105…引出本体
110…前板(閉塞部材)
111…取付孔
112…第一孔部(縮径部)
113…第二孔部(拡径部)
114…第三孔部
115…第一段部(段部、孔側係止部)
120…カバー
220…嵌合凹部
411…筒状部
412…後向き延出部
431…係止片部(カバー側係止部)
432…規制片部(規制部)
624…第一突起本体
X1…ストローク
Claims (7)
- 前方に向かって開口する筐体を開閉可能に閉塞する閉塞部材に設けられた把持機構と、
前記閉塞部材に設けられた係合部と、前記筐体に設けられ前記係合部と係合可能な被係合部と、を有し、前記把持機構の操作に連動して、前記係合部と前記被係合部との係脱が行われるラッチ機構と、を備え、
前記閉塞部材には、前後方向に貫通する一対の取付孔が形成され、
前記把持機構は、
把持可能な把手部と、
該把手部に設けられ、後方に延びる一対の把手脚部と、
一対の前記取付孔に配置さるとともに、内部に前記前後方向に貫通する挿通空間が形成され、該挿通空間に各前記把手脚部が前記前後方向に移動可能に配置されたカバー部と、
一対の前記取付孔において前記カバー部よりも後方に配置されるとともに、内部に前記前後方向に貫通する案内空間が形成された案内部と、
各前記把手脚部と連結され、前記カバー部の前記挿通空間に挿通され、前記案内部の前記案内空間に配置され前記前後方向に案内される被案内部と、
該被案内部に連結され、前記係合部に対して前記被係合部との係脱を操作する操作部と、を有し、
前記把手部は、前記一対の把手脚部が離間する第一方向に長く、
前記操作部は、前記被案内部の前記前後方向への案内によって、前記前後方向に移動する押圧突起部を有し、
前記係合部は、
前記第一方向及び前記前後方向と直交する第二方向を向く回動軸回りに回動可能な支持部と、
前記支持部から延び、前記押圧突起部によって前記前後方向に押圧される被押圧板部と、を有し、
前記回動軸回りに前記支持部とともに前記被押圧板部が回動して、前記係合部と前記被係合部とは係脱することを特徴とする開閉装置。 - 前記カバー部は、
前記取付孔の内部に配置され、内部に前記挿通空間が形成されたカバー本体部を有し、
該カバー本体部は、前記把手脚部を前記前後方向に案内することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。 - 前記カバー部は、
前記カバー本体部の前部から外方に向かって延び、前記閉塞部材の前面に沿って配置される縁部を有することを特徴とする請求項2に記載の開閉装置。 - 前記カバー部は、
前記カバー本体部の後部に設けられ、内方に向かって突出する規制部を有し、
前記係合部と前記被係合部との係合が解除された位置で、前記被案内部に外嵌合されたリング部材が前記規制部に当接すると、前記把手脚部の後方への移動が規制されることを特徴とする請求項2または3に記載の開閉装置。 - 前記カバー部は、
前記カバー本体部に設けられ、前記取付孔に形成された孔側係止部に係止可能なカバー側係止部を有する請求項2から4のいずれか一項に記載の開閉装置。 - 前記取付孔は、
前記前後方向を軸線方向として円柱状に形成された縮径部と、
前記前後方向を軸線方向として円柱状に形成されるとともに、該縮径部に連続して該縮径部の後方に配置され、該縮径部の径よりも大きい径で形成された拡径部と、を有し、
前記孔側係止部は、前記縮径部と前記拡径部との段部であり、
前記カバー側係止部は、前記カバー本体部から径方向外側に突出する形状をなすことを特徴とする請求項5に記載の開閉装置。 - 前方に向かって開口する筐体と、
該筐体を開閉可能に閉塞する閉塞部材と、
請求項1から6のいずれか一項に記載の開閉装置と、を備えることを特徴とする収納什器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018207677A JP7220052B2 (ja) | 2018-11-02 | 2018-11-02 | 開閉装置及び収納什器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018207677A JP7220052B2 (ja) | 2018-11-02 | 2018-11-02 | 開閉装置及び収納什器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020070694A JP2020070694A (ja) | 2020-05-07 |
JP7220052B2 true JP7220052B2 (ja) | 2023-02-09 |
Family
ID=70547351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018207677A Active JP7220052B2 (ja) | 2018-11-02 | 2018-11-02 | 開閉装置及び収納什器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7220052B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004162286A (ja) | 2002-11-11 | 2004-06-10 | Okamura Corp | ラッチ機構を有するキャビネット |
JP2007224533A (ja) | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Okamura Corp | 引出しのラッチ作動機構 |
JP2008223234A (ja) | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Okamura Corp | 家具における扉のラッチ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5465218B2 (ja) * | 2011-09-05 | 2014-04-09 | 株式会社栃木屋 | ファスナー |
-
2018
- 2018-11-02 JP JP2018207677A patent/JP7220052B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008223234A (ja) | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Okamura Corp | 家具における扉のラッチ装置 |
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