JP7219165B2 - 構造物 - Google Patents

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Description

本発明は、リベットによる締結構造に関する。
特許文献1には、車両用フレームのアルミニウム合金板と鋼板とを締結するリベット締結構造において、リベットのかしめにより成形される頭部側とアルミニウム合金板との間にワッシャを挿入したリベット締結構造が開示されている。このようなリベット締結構造は、リベットをかしめる際のアルミニウム合金板のリベット孔まわりの損傷をワッシャによって防いで、アルミニウム合金板と鋼板とを締結することができる。
特開平9-141377号公報
しかしながら、このような熱膨張率の異なる部材同士を締結するリベット締結構造は、温度変化範囲が広い環境で用いられる機器へ適用した場合、高温環境下では熱膨張率の高い部材が膨張することで、当該部材とワッシャとの間の面圧が高くなるおそれがある。また、高温環境下で熱膨張率の高い部材とワッシャとの間の面圧が高くならないようにするために、リベットのかしめを緩めに行うと、低温環境下では部材同士の締結力を保持できないおそれがある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたものであり、温度変化範囲が広い環境下で用いることができる、熱膨張率の異なる部材同士の締結構造を提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、第1の部材と、前記第1の部材よりも熱膨張率が高い第2の部材とをリベットによって締結させるリベット締結構造を複数備え、前記リベットの頭部と前記第2の部材との間に介在する、前記第2の部材よりも熱膨張率が低い板状の介在部材を備え、前記介在部材は、2以上の前記リベット締結構造にわたって延在し、前記2以上の前記リベット締結構造を連結する、構造物であって、前記構造物は、作動流体を介して動力を伝達するトルクコンバータであり、前記第2の部材は、前記トルクコンバータのタービンランナまたはポンプインペラであり、前記第1の部材は、前記タービンランナまたは前記ポンプインペラと締結する部材であり、前記第1の部材と前記第2の部材とが積層された積層部分は円環形状であり、前記介在部材は、その内周面と外周面とを、前記トルクコンバータの回転軸方向から見て、前記第1の部材と前記第2の部材との前記積層部分の領域内に納めた円環形状の板状部材である、構造物が提供される。
本発明の別の態様によれば、第1の部材と、前記第1の部材よりも熱膨張率が高い第2の部材とをリベットによって締結させるリベット締結構造を複数備え、前記リベットの頭部と前記第2の部材との間に介在する、前記第2の部材よりも熱膨張率が低い板状の介在部材を備え、前記介在部材は、2以上の前記リベット締結構造にわたって延在し、前記2以上の前記リベット締結構造を連結する、構造物であって、前記構造物は、作動流体を介して動力を伝達するトルクコンバータであり、前記第2の部材は、前記トルクコンバータのタービンランナまたはポンプインペラであり、前記第1の部材は、前記タービンランナまたは前記ポンプインペラと締結する部材であり、前記第1の部材と前記第2の部材とが積層された積層部分は円環形状であり、前記介在部材は、その内周面と外周面とを、前記トルクコンバータの回転軸方向から見て、前記第1の部材と前記第2の部材との前記積層部分の領域内に納めた板状部材であり、複数の扇形状の板材によって構成される、構造物が提供される。
上記態様によれば、リベットの頭部と第2の部材との間に介在する介在部材によって、第2の部材に接触する面積が広がる。そのため、高温環境下で第2の部材が膨張しても面圧が分散され、第2の部材にかかる面圧が高くなることを防ぐことができる。それとともに、高温環境下を考慮して緩めにかしめる必要がなくなるため、低温環境下で締結力が保持される程度にリベットをかしめることができる。そのため、温度変化範囲が広い環境下であっても、熱膨張率の異なる部材同士を締結することができる。
第1の実施形態の介在部材を備える構造物の断面概略図である。 第1の実施形態の介在部材を備える構造物のハブ部の概略図である。 第1の実施形態の介在部材を備える構造物の図2のIII-III断面の概略図である。 第2の実施形態の介在部材を備える構造物のハブ部の概略図である。 締結構造の第1の変形例のIII-III断面の概略図である。 締結構造の第2の変形例のIII-III断面の概略図である。 締結構造の第3の変形例のIII-III断面の概略図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかるトルクコンバータ1のタービン部の断面図である。図2は、トルクコンバータ1のタービンハブ6を図1の矢印A方向から見た図である。図3は、図2のシェル3とタービンハブ6との締結部分のIII-III断面の概略図である。
構造物としてのトルクコンバータ1は、エンジンの動力を作動流体を介して変速機へ伝える流体継手であり、エンジンによって回転されるポンプインペラ(図示省略)と、ポンプインペラの回転により送り出される作動流体の動きを受けて回転する第2の部材としてのタービンランナ2と、タービンランナ2から出た作動流体の向きを変えてポンプインペラへ導くステータ(図示省略)と、を備え、動力を伝達する作動流体が内部に満たされている。
図1に示すように、タービンランナ2は、シェル3と、複数のブレード4と、内側に位置するコア5を有する。
シェル3は、例えばアルミニウム系の材料によって形成される。シェル3の一端部31には、リベット8が挿通されるリベット孔32が複数形成される。シェル3は、後述するタービンハブ6と締結することによって、図示しない変速機のインプットシャフトと接続する。
コア5には開口部が形成され、ブレード40のコア側には突起7が形成されている。ブレード4とコア5とは、ブレード4の突起7をコア5の開口部から突出させて突起7をかしめることで、接合される。
第1の部材としてのタービンハブ6は、変速機のインプットシャフトとシェル3とを接続するハブ部材であり、例えば鉄系の材料によって形成される。タービンハブ6は、円筒形状のスプライン部61と、円環形状のフランジ部62とを有する。スプライン部61に、変速機のインプットシャフト(図示省略)が嵌合されることで、インプットシャフトとタービンハブ6とが接合する。フランジ部62には、リベット8が挿通されるリベット孔63が複数形成される。
図1に示すように、タービンハブ6のフランジ部62は、シェル3の一端部31と積層する。詳細には、シェル3の一端部31がトルクコンバータ1の内部側に位置し、フランジ部62がトルクコンバータ1の外郭側に位置し、シェル3の一端部31のリベット孔32とタービンハブ6のフランジ部62のリベット孔63とが同じ位置になるように積層する。
当該積層部分では、トルクコンバータ1の内部側に後述する介在プレート100が積層された状態で、介在プレート100のリベット孔101と、シェル3の一端部31のリベット孔32と、タービンハブ6のフランジ部62のリベット孔63とに、既成頭部82を有するリベット8が挿通され、かしめによってリベット8に頭部81が形成される。これにより、シェル3とタービンハブ6とが締結する。以降の説明では、リベット8によって締結されるタービンハブ6のフランジ部62とシェル3の一端部31との積層部分を、リベット締結構造9と呼称する。
図2に示すように、リベット締結構造9は、同一円周上に複数(本実施形態では10カ所)形成される。
ところで、トルクコンバータ1は、車両の駆動状況や外気温などによって広範な温度変化に晒される。例えば、トルクコンバータ1が高温環境下に置かれた場合では、アルミニウム系の材料で形成されるシェル3は膨張するため、シェル3と接触する箇所では面圧が高くなるおそれがある。また、高温環境下で面圧が高くならないようにするために、リベット8のかしめを緩めに行うと、低温環境下ではシェル3とタービンハブ6との締結力を保持できないおそれがある。
そこで、本実施形態では、リベット8の頭部81とシェル3の一端部31との間に、介在プレート100を介在させる。
介在部材としての介在プレート100は、複数のリベット8の中心を通る円の直径よりも内径が小さくかつ外径が大きい円環形状の板材である。介在プレート100は、シェル3を形成する材料と比べて、剛性が高い材料や熱膨張率が低い材料によって形成される。例えば、介在プレート100は、鉄系の材料によって形成される。図2に示すように、介在プレート100の幅は、リベット8の頭部81の直径以上の長さである。介在プレート100には、リベット8を挿通するためのリベット孔101が複数形成される。
介在プレート100は、図1,3に示すようにリベット8の頭部81とシェル3の一端部31の間に介在するとともに、図2に示すように全てのリベット締結構造9にわたって延在して、リベット締結構造9を連結している。介在プレート100における一端部31との接触面の面積は、シェル3の材料(本実施形態ではアルミニウム系の材料)が高温環境下で膨張した際に発生させる荷重を、シェル3の材料の許容面圧以下に分散させる面積に設定される。
このような介在プレート100が、リベット8の頭部81とシェル3の一端部31の間に介在することで、高温環境下でシェル3が膨張しても、介在プレート100によって、一端部31にかかる面圧をシェル3の材料の許容面圧以下にすることができる。それとともに、高温環境下を考慮して、リベット8を緩めにかしめる必要がなくなるため、低温環境下であっても締結力が保持される程度にリベット8をかしめることができる。そのため、温度変化範囲が広い環境下であっても、アルミニウム系の材料によって形成されるシェル3と鉄系の材料によって形成されるタービンハブ6とを締結することができる。
次に、介在部材の第2の実施形態である介在プレート200について説明する。
介在プレート200は、図4に示すように、複数の分割プレート201~205によって構成される。分割プレート201~205は、扇形状の板材であり、シェル3を形成する材料と比べて、剛性が高い材料や熱膨張率が低い材料によって形成される。例えば、分割プレート201~205は、鉄系の材料によって形成される。分割プレート201~205は、図4に示すように円形に配置することで、介在プレート200となる。介在プレート200は、複数のリベット8の中心を通る円の直径よりも内径が小さくかつ外径が大きい円環形状となる。介在プレート200(分割プレート201~205)の幅は、リベット8の頭部81の直径以上の長さである。
分割プレート201~205は、リベット8の頭部81とシェル3の一端部31の間に介在するとともに、図4に示すように2つのリベット締結構造9にわたって延在し、2つのリベット締結構造9を連結している。介在プレート200における一端部31との接触面の面積は、シェル3の材料(本実施形態ではアルミニウム系の材料)が高温環境下で膨張した際に発生させる荷重を、シェル3の材料の許容面圧以下に分散させる面積に設定される。
このような介在プレート200が、リベット8の頭部81とシェル3の一端部31の間に介在することで、高温環境下でシェル3が膨張しても、介在プレート200によって、一端部31にかかる面圧をシェル3の材料の許容面圧以下にすることができる。それとともに、高温環境下を考慮して、リベット8を緩めにかしめる必要がなくなるため、低温環境下であっても締結力が保持される程度にリベット8をかしめることができる。そのため、温度変化範囲が広い環境下であっても、アルミニウム系の材料によって形成されるシェル3と鉄系の材料によって形成されるタービンハブ6とを締結することができる。
また、介在プレート200を複数の分割プレート201~205で構成したことにより、製造時の歩留まりが向上する。つまり、円環の介在プレート100の場合では、製造不良時に介在プレート100全体を交換する必要があるが、介在プレート200の場合では、分割プレート201~205の一部のみを交換すればよい。
なお、本実施形態では、介在プレート200は、2つのリベット締結構造9にわたって延在し2つのリベット締結構造9を連結する5つの分割プレート201~205によって構成されるが、介在プレート200は、2以上のリベット締結構造9にわたって延在し、2以上のリベット締結構造9を連結するプレートが複数個ある構成であればよい。
続いて、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態では、タービンハブ6と、タービンハブ6よりも熱膨張率が高いシェル3とをリベット8によって締結させるリベット締結構造9を複数備えるトルクコンバータ1は、リベット8の頭部81とシェル3の一端部31に介在する、シェル3よりも熱膨張率が低い介在プレート100,200を備える。そして、介在プレート100,200は、2以上のリベット締結構造9にわたって延在し、2以上のリベット締結構造9を連結する。
この構成によれば、リベット8の頭部81とシェル3の一端部31との間に、介在プレート100,200を介在させることによって、高温環境下でシェル3が膨張しても、一端部31にかかる面圧をシェル3の材料の許容面圧以下にすることができる。それとともに、高温環境下を考慮して、リベット8を緩めにかしめる必要がなくなるため、低温環境下であっても締結力が保持される程度にリベット8をかしめることができる。そのため、温度変化範囲が広い環境下であっても、アルミニウム系の材料によって形成されるシェル3と鉄系の材料によって形成されるタービンハブ6とを締結することができる(請求項1,2に対応する効果)。
また、介在プレート100は、円環形状の板材とした。
この構成によれば、上記の効果に加えて、介在プレート100が1枚の円環形状の板材であるため、リベット締結構造9に介在プレート100を組み込む際の作業が容易となる。そのため、本実施形態では、製造時の作業効率が向上する(請求項3に対応する効果)。
また、介在プレート100は、複数の分割プレート201~205から構成される介在プレート200としてもよい。
この構成によれば、円環の介在プレート100を用いる場合に比べて、製造時の歩留まりが向上する(請求項4に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上記の説明では本発明の適用例としてトルクコンバータ1を示したが、本発明は、温度変化範囲が広い環境下におかれる機器において、熱膨張率の異なる部材同士を締結する場合に広く適用し得るものである。
本実施形態では、第2の部材をタービンランナ2とし、第1の部材をタービンハブ6としたが、本発明をトルクコンバータに適用する場合において第2の部材をポンプインペラとし、第1の部材をポンプインペラと締結するスリーブ部材としてもよい。
本実施形態では、リベット8の頭部81が介在プレート100側に位置し、既成頭部82がタービンハブ6のフランジ部62側に位置しているが、リベット8の既成頭部82が介在プレート100側に位置し、頭部81がタービンハブ6のフランジ部62側に位置するようにしてもよい。
また、リベット締結構造9は以下の構成であってもよい。
図5は、リベット締結構造9の第1の変形例であるリベット締結構造91のIII-III断面の概略図である。第1の実施形態(図3)ではリベット8の頭部81とシェル3の一端部31との間に介在プレート100を介在させたのに対して、本実施形態は、リベット8の既成頭部82とシェル3の一端部31との間に介在プレート100を介在させる。
このような構成であっても、リベット8の既成頭部82とシェル3の一端部31との間に、介在プレート100を介在させることで、高温環境下でシェル3が膨張しても、シェル3にかかる面圧をシェル3の材料の許容面圧以下にすることができる。
また、本実施形態では、リベット8をかしめて頭部81を成形するときに発生する衝撃は、リベット8の既成頭部82を介して介在プレート100及びシェル3の一端部31に伝達されるが、既成頭部82を介して伝達される衝撃は、介在プレート100によって分散される。つまり、介在プレート100によって、頭部81成形時の衝撃からシェル3を保護することができる。
図6は、リベット締結構造9の第2の変形例であるリベット締結構造92のIII-III断面の概略図である。
図6に示すように、本実施形態では、シェル3の一端部31は、頭部81側に、介在プレート100を収容可能な凹部33を有する。凹部33は、幅が介在プレート100の幅よりも長く、深さが介在プレート100の厚さよりも深い形状であり、介在プレート100が収容される。
そのため、本実施形態では、介在プレート100を凹部33に収容すれば介在プレート100の位置決めが完了するため、リベット8締結時の作業効率が向上する。
また、介在プレート100を介在させても、リベット締結構造9の積層方向の厚みが変化しないため、トルクコンバータ1全体の大きさを変えずに、高温環境下でシェル3にかかる面圧が高くなることを防ぐことができる。
図7は、リベット締結構造9の第3の変形例であるリベット締結構造93のIII-III断面の概略図である。本実施形態では、図7に示すように、シェル3の一端部31は、既成頭部82側に、介在プレート100を収容可能な凹部33を有する。凹部33は、幅が介在プレート100の幅よりも長く、深さが介在プレート100の厚さよりも深い形状であり、介在プレート100が収容される。
本実施形態では、介在プレート100は、頭部81成形時の衝撃からシェル3を保護することができる。また、介在プレート100を凹部33に収容すれば介在プレート100の位置決めが完了するため、リベット8締結時の作業効率が向上する。また、介在プレート100を介在させても、リベット締結構造9の積層方向の厚みが変化しないため、トルクコンバータ1全体の大きさを変えずに、高温環境下でシェル3にかかる面圧をシェル3の材料の許容面圧以下にすることができる。
1 :トルクコンバータ(構造物)
2 :タービンランナ(第2の部材)
3 :シェル
6 :タービンハブ(第1の部材)
62 :フランジ部
8 :リベット
81 :頭部
9 :リベット締結構造
100,200 :介在プレート(介在部材)

Claims (2)

  1. 第1の部材と、前記第1の部材よりも熱膨張率が高い第2の部材とをリベットによって締結させるリベット締結構造を複数備え、
    前記リベットの頭部と前記第2の部材との間に介在する、前記第2の部材よりも熱膨張率が低い板状の介在部材を備え、
    前記介在部材は、2以上の前記リベット締結構造にわたって延在し、前記2以上の前記リベット締結構造を連結する、構造物であって、
    前記構造物は、作動流体を介して動力を伝達するトルクコンバータであり、
    前記第2の部材は、前記トルクコンバータのタービンランナまたはポンプインペラであり、
    前記第1の部材は、前記タービンランナまたは前記ポンプインペラと締結する部材であり、
    前記第1の部材と前記第2の部材とが積層された積層部分は円環形状であり、
    前記介在部材は、その内周面と外周面とを、前記トルクコンバータの回転軸方向から見て、前記第1の部材と前記第2の部材との前記積層部分の領域内に納めた円環形状の板状部材である、
    ことを特徴とする、構造物。
  2. 第1の部材と、前記第1の部材よりも熱膨張率が高い第2の部材とをリベットによって締結させるリベット締結構造を複数備え、
    前記リベットの頭部と前記第2の部材との間に介在する、前記第2の部材よりも熱膨張率が低い板状の介在部材を備え、
    前記介在部材は、2以上の前記リベット締結構造にわたって延在し、前記2以上の前記リベット締結構造を連結する、構造物であって、
    前記構造物は、作動流体を介して動力を伝達するトルクコンバータであり、
    前記第2の部材は、前記トルクコンバータのタービンランナまたはポンプインペラであり、
    前記第1の部材は、前記タービンランナまたは前記ポンプインペラと締結する部材であり、
    前記第1の部材と前記第2の部材とが積層された積層部分は円環形状であり、
    前記介在部材は、その内周面と外周面とを、前記トルクコンバータの回転軸方向から見て、前記第1の部材と前記第2の部材との前記積層部分の領域内に納めた板状部材であり、複数の扇形状の板材によって構成される、
    ことを特徴とする、構造物。
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