JP7219159B2 - 電源ボックス - Google Patents

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Description

本発明は、電源ボックスに関するものである。
工場の生産性向上やインフラの高度化のために、複数のセンサを構造物に取り付けて、観測データを収集し解析するIoTシステムにおいて、センサなどの電源を得るために電源ボックスを使用することが知られている。また、特許文献1に記載されているように、電源に直流を必要とする温度センサ、湿度センサ、電力センサなどの環境センサを電源ボックスに利用することが知られている。このような環境センサを電源ボックスに取り付けるためには、内部に交流から直流に変換する電力変換装置やACアダプタを用意する必要があった。
特許第4318247号公報
ところで、ACアダプタや電力変換装置を形成する場合には電源ボックスの筐体が大きくなる虞がある。また、電力変換装置を配置する場合には使用電圧によっては、電気工事士などの資格が必要になる場合もある。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、筐体を大きくすることなく、直流電源を取得することができる電源ボックスを提供することである。
上記課題を解決するため、筐体を強電領域と弱電領域に区分けする蓋を備えた電源ボックスであって、強電用の電源と接続される強電用接続部と、交流から直流への変換又は直流の電圧変換を行う電力変換部と、弱電用のコネクタが接続される弱電用コネクタ接続部と、を有する電源ユニットを備え、少なくとも一つの弱電用コネクタ接続部が、蓋より露出した電源ボックスとする。
また、蓋に、少なくとも一つの弱電用コネクタ接続部を露出させる開口部を備えた構成とすることが好ましい。
また、電源ユニットは、蓋に設けた開口部から弱電領域に突出する突出部を備え、前記突出部の下面側に弱電用コネクタ接続部を少なくとも一つ設けた構成とすることが好ましい。
また、強電用の機器又は配線が接続される少なくとも一つの強電用接続部を強電領域に設け、強電用接続部は蓋で覆われるように強電領域に配置された構成とすることが好ましい。
本発明では、筐体を大きくすることなく、直流電源を取得することができる電源ボックスを提供することが可能となる。
実施形態における電源ボックスの斜視図である。 電源ボックスの内部の電源ユニット周りに関する斜視図である。 電源ユニットと環境センサとマイクロコンピュータの斜視図である。 図1に示す電源ボックスに環境センサとマイクロコンピュータを取り付ける場合における、蓋の開口部と電源ユニットと環境センサとマイクロコンピュータの関係を表す断面図である。 蓋の開口部と突出部を有する電源ユニットと環境センサの関係を表す断面図である。 図に示す電源ボックスとは異なる形態の電源ボックスの正面図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態の電源ボックス1は、筐体を強電領域と弱電領域を区分けする蓋11を備えている。また、この電源ボックス1は、強電用の電源と接続される電源接続部21と、交流から直流への変換又は直流の電圧変換を行う電力変換部22と、弱電用のコネクタが接続される弱電用コネクタ接続部23と、を有する電源ユニット2を備えている。更には、少なくとも一つの弱電用コネクタ接続部23が、蓋11より露出している。このため、筐体を大きくすることなく、直流電源を取得することができる電源ボックス1を提供することが可能となる。ここで電源ボックス1とは、テレビのアンテナ配線、インターネット通信用のLAN、電話線などの通信関係の線が接続される情報分電盤、壁等に埋め込まれるコンセント、電力を供給する分電盤などである。なお、直流の電圧変換を行う場合としては、電源ユニット2に直流が入力された場合、高電圧な場合に適切な電源電圧に変換するものとして使用するものである。
本明細書において「弱電領域」とは、5V程度の電圧でセンサや伝送装置の電源を供給するために用いられる領域である。この弱電領域では、機器などの接続に電気工事士の資格が不要である。一方「強電領域」とは、使用される電圧が主に30V以上で、感電する虞がある電圧であり、主に電源線により機器に電力を供給するために用いられる領域である。なお、この強電領域では、機器などの接続に電気工事士の資格が必要となる領域である。
図1に示す電源ボックス1は、蓋11を備えた筐体であり、この筐体には、蓋11などを覆うことが可能な扉13が備えられている。また、図1に示す筐体は、壁面などに取り付けられる本体部12の正面側に対して、扉13を備えたカバー14が取り付けられたものである。なお、図1では、扉13を開き、蓋11や開口部18が見える状態を表している。
図1に示す例においては、蓋11に、弱電用コネクタ接続部23を露出させる開口部18を備えている。図1に示す開口部18は分岐ブレーカ8のハンドル81なども露出させるものであり、二つの弱電用コネクタ接続部23が、この開口部18より露出している。なお、開口部18より露出する弱電用コネクタ接続部23は二つである必要は無く、蓋11に、少なくとも一つの弱電用コネクタ接続部23を露出させる開口部18を備えた構成であればよい。
図3に示すことから理解されるように、弱電用コネクタ接続部23を備えた電源ユニット2には、強電領域で電源ユニット2に電源を供給するための電源接続部21が備えられている。図2に示す例の電源接続部21は、母線バー91を挿し込み可能な構造である。また実施形態では、分岐ブレーカ8に電源を供給するものと同じ母線バー91から電源ユニット2に電源を供給することができる。
図1から図4に示す電源ユニット2には、蓋11より露出する弱電用コネクタ接続部23の他にも、強電用の機器又は配線が接続される強電用接続部24が強電領域に位置するように設けられている。この例では、図3及び図4に示すことから理解されるように、弱電用コネクタ接続部23に対する機器の接続方向が強電用接続部24に対する機器の接続方向と略90度異なるように構成されている。また、蓋11より露出しない強電用接続部24と、電源接続部21は、互いが電源ユニット2の反対側の面に位置するように構成されている。このように、強電用の機器又は配線が接続される少なくとも一つの強電用接続部24を強電領域に設け、強電用接続部24と、弱電用コネクタ接続部23を蓋11で区分けして配置することが好ましい。強電領域となる電源ボックス1内を蓋11で区分けして弱電用の機器又は弱電用の配線を配置することができるとともに、強電用接続部24に接続される強電の機器からのノイズが弱電の電路に重畳することを抑制できるからである。
なお、図4に示す電源ユニット2は、交流から直流への変換を行う電力変換部22を備えており、蓋11より露出する弱電用コネクタ接続部23に接続される環境センサ93や、蓋11より露出しない強電用接続部24に接続されるマイクロコンピュータ94に直流電流を送ることができる。また、電源ユニット2は外部機器との通信部28を形成しておけば、電源ユニット2に接続された環境センサ93やマイクロコンピュータ94に直流電流を送ると同時に、通信を中継、または、電源ユニット2を介して外部機器等と通信をすることができる。なお、電力変換部22から弱電用コネクタ接続部23と強電用接続部24には異なる値の電源電圧が供給されることとなる。各々に弱電用の機器を接続する場合には、同じ値の電源電圧が供給される。
ところで、図1から図4に示す例以外にも、態様は考えられる。図1から図4に示す例では、電源接続部21と電力変換部22と弱電用コネクタ接続部23と強電用接続部24は全て強電領域に位置しているが、電源接続部21を強電領域に位置させる一方、弱電用コネクタ接続部23を弱電領域に位置させるようにしても良い。このようなことを可能にするため、図5に示す電源ユニット2は、蓋11に設けた開口部18から弱電領域に突出する突出部26を備えた構成としている。また、この突出部26の下面側に弱電用コネクタ接続部23を設けている。分電盤等の電源ボックス1は比較的高い位置に配置されるため、このような位置に弱電用コネクタ接続部23を設けることにより、弱電用コネクタ接続部23に対して、下方からコネクタの接続がしやすくなり、使い勝手が良くなる。なお、突出部26の下面側に弱電用コネクタ接続部23を設ける場合、この部位に少なくとも一つの弱電用コネクタ接続部23を設けるようにすれば、使い勝手を良くすることができる。
なお、図6に示すことから理解されるように、コンセントからなる電源ボックス1に形成した蓋11には電源ユニット2の弱電用コネクタ接続部23を露出する専用の開口部18を設けようにしても良い。また、LAN接続部95やテレビアンテナ接続部96、コンセント97などを露出するような開口を蓋11に設けるものとしても良い。
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、蓋から露出する弱電用コネクタ接続部や蓋から露出しない強電用接続部には、記憶装置や通信ドングルなど環境センサやマイクロコンピュータとは異なるものを接続しても良い。特に、蓋から露出しない強電用接続部24は、コネクタ接続ではなく電線接続できるものであってもよい。また、本実施形態では蓋から外部に露出するように弱電用コネクタ接続部を形成しているが、カバーで覆うようにしていてもよい。その場合でも、カバーを開閉したときには弱電用コネクタ接続部が蓋から露出するように形成される。
1 電源ボックス
2 電源ユニット
11 蓋
18 開口部
21 電源接続部
22 電力変換部
23 弱電用コネクタ接続部
24 強電用接続部
26 突出部

Claims (4)

  1. 筐体を強電領域と弱電領域に区分けする蓋を備えた電源ボックスであって、
    強電用の電源と接続される強電用接続部と、交流から直流への変換又は直流の電圧変換を行う電力変換部と、弱電用のコネクタが接続される弱電用コネクタ接続部と、を有する電源ユニットを備え、
    弱電用コネクタ接続部が、蓋より露出した電源ボックス。
  2. 蓋に、少なくとも一つの弱電用コネクタ接続部を露出させる開口部を備えた請求項1に記載の電源ボックス。
  3. 電源ユニットは、蓋に設けた開口部から弱電領域に突出する突出部を備え、
    前記突出部の下面側に弱電用コネクタ接続部を少なくとも一つ設けた請求項2に記載の電源ボックス。
  4. 強電用の機器又は配線が接続される少なくとも一つの強電用接続部を強電領域に設け、
    強電用接続部は蓋で覆われるように強電領域に配置された請求項1から3の何れかに記載の電源ボックス。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015019460A (ja) 2013-07-09 2015-01-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 フロアプレート及び該フロアプレートを用いた配線器具装置
JP2015156797A (ja) 2015-04-21 2015-08-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
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