JP7219108B2 - セクターモールド検査装置 - Google Patents
セクターモールド検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7219108B2 JP7219108B2 JP2019023904A JP2019023904A JP7219108B2 JP 7219108 B2 JP7219108 B2 JP 7219108B2 JP 2019023904 A JP2019023904 A JP 2019023904A JP 2019023904 A JP2019023904 A JP 2019023904A JP 7219108 B2 JP7219108 B2 JP 7219108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sector mold
- mold
- sector
- rotation
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
本実施形態のセクターモールド検査装置は、タイヤ成形用のセクターモールドの外形の検査に用いられる。セクターモールド検査装置により、セクターモールドの外形を規定する諸元(例えば、寸法、角度)を測定して、セクターモールドの外形の精度を検査する。
図示のように、セクターモールド10は、リング状のトレッドモールド12を構成する扇形状のセグメントモールドであり、タイヤ加硫装置に設けられる。トレッドモールド12は、所定の中心角(分割角度K)でモールド周方向Sに複数に分割されている。このように、セクターモールド10は、分割モールドであり、モールド周方向Sに複数に分割されている。タイヤ11の加硫成形時に、複数のセクターモールド10は、リング状に配置されて、タイヤ11の少なくともトレッド部を成形する。
図示のように、セクターモールド検査装置1は、板状のテーブル2と、テーブル2に固定された複数のアウトリガー3と、矩形状の回動フレーム4と、セクターモールド10の寸法を測定する測定部5と、円筒形状の2つのスコヤ(円筒スコヤ6)と、台を有するスコヤ(台付スコヤ7)(図3参照)と、2つの支持ブロック8を備えている。1つのセクターモールド10がテーブル2に載置されて、1つのセクターモールド10の外形がセクターモールド検査装置1を用いて検査される。
図示のように、テーブル2は、回動フレーム4を回動可能(回転可能)に支持する支持孔21と、回動フレーム4をガイドするガイド部22を有している。支持孔21は、テーブル2の一端部側に形成され、ガイド部22は、テーブル2の他端部側に形成されている。支持孔21は、テーブル2を上下方向に貫通する貫通孔である。回動フレーム4の回動中心4Aに位置する部分は、支持孔21を貫通した状態で支持孔21内に配置されており、回動フレーム4の回動中心4Aは、支持孔21内に位置している。ガイド部22は、テーブル2の他端部側の縁部であり、回動フレーム4の回動中心4Aを中心とする円弧形状に形成されている。
図示のように、セクターモールド10は、嵌合部17を有しており、嵌合部17に嵌合する嵌合部材28を用いて、テーブル2の載置部20の位置決め部27により位置決めされる。嵌合部17は、セクターモールド10の底部18に形成された孔(嵌合孔)であり、モールド周方向Sに離隔した2箇所に形成されている。嵌合部材28は、ロケータピンであり、2つの嵌合部17のそれぞれに挿入されて、セクターモールド10の嵌合部17に着脱可能に嵌合する。
図示のように、セクターモールド検査装置1は、セクターモールド10を模したセクターモールドモデルである基準モデル30を備えており、基準モデル30を用いて、セクターモールド10の外形を検査する。基準モデル30は、セクターモールド10の寸法を測定するときの基準(原器)であり、セクターモールド10の基準外形に形成されている。従って、基準モデル30は、セクターモールド10と同様に、内周部33と、外周部35と、側面部36と、底部38に形成された嵌合部37を有している。ただし、基準モデル30の内周部33には、セクターモールド10の凸部14に対応する凸部は設けられていない。
図示のように、円筒スコヤ6と台付スコヤ7は、垂直方向に沿って配置され、回動フレーム4の回動中心4Aは、垂直方向に延びる。また、台付スコヤ7の台7Aは、テーブル2の載置部20の中心溝25(図4参照)に嵌め込まれており、中心溝25に沿ってスライドする。台7Aが中心溝25内でスライドすることで、台付スコヤ7が移動して、台付スコヤ7と回動フレーム4の回動中心4Aとの距離が変更される。
図示のように、第1の検査手順では、円筒スコヤ6をテーブル2から取り外した状態(図8参照)で、台付スコヤ7を回動フレーム4の回動中心4Aから所定距離の位置に配置する。その際、支持ブロック8に支持された棒形内側マイクロメータ70により、台付スコヤ7と回動フレーム4のシャフト40との距離を測定し、測定された距離とシャフト40の半径から、台付スコヤ7と回動中心4Aの距離を測定する。台付スコヤ7を基準にして、測定部5(5A、5B)を所定の測定位置に配置するとともに、測定器52の原点を設定する。
図示のように、第2の検査手順では、円筒スコヤ6をテーブル2から取り外した状態で、セクターモールド10の基準モデル30を載置部20におけるセクターモールド10の載置位置に載置する。基準モデル30を基準にして、測定部5(5A、5B)を所定の測定位置に配置するとともに、測定器52の原点を設定する。その際、基準モデル30の内周部33を基準にして、第1測定部5Aの測定器52の原点を設定し、基準モデル30の外周部35を基準にして、第2測定部5Bの測定器52の原点を設定する。その後、第1の検査手順と同様の手順で、セクターモールド10の外形を検査する。
Claims (4)
- モールド周方向に複数に分割されたタイヤ成形用のセクターモールドの外形を検査するセクターモールド検査装置であって、
セクターモールドが載置されるテーブルと、
テーブルに回動可能に設置されて、セクターモールドの寸法を測定する測定部をセクターモールドのモールド周方向に沿って回動する回動フレームと、を備え、
テーブルは、回動フレームの回動中心側から回動中心の反対側に向かって次第に広がる扇形状に形成され、セクターモールドが回動フレームと同心状に載置される載置部を有し、
回動フレームは、テーブルの載置部とセクターモールドを回動中心から回動中心の反対側まで跨いで配置され、
回動フレームは、回動中心においてテーブルに回転可能に取り付けられたシャフトと、テーブルの載置部に対してシャフトの反対側に位置してテーブルに回動可能に支持された可動部材と、を有し、
シャフトは、テーブルを貫通してテーブルの上側と下側に配置され、
回動フレームは、テーブルの上側と下側に配置されてシャフトと可動部材を連結する2つの連結部材を有するセクターモールド検査装置。 - 請求項1に記載されたセクターモールド検査装置において、
回動フレームは、測定部を保持するとともに、測定部の保持位置を回動フレームの回動中心側と回動中心の反対側に向かって変更可能な保持部を有するセクターモールド検査装置。 - 請求項1又は2に記載されたセクターモールド検査装置において、
テーブルの載置部は、回動フレームの回動中心からの距離が互いに異なる複数箇所に形成され、セクターモールドに嵌合する嵌合部材が装着されて、セクターモールドを位置決めする位置決め部を有するセクターモールド検査装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載されたセクターモールド検査装置において、
テーブルに設置されて、セクターモールドの両側の側面部に接触する円筒形状の2つのスコヤを備えたセクターモールド検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019023904A JP7219108B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | セクターモールド検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019023904A JP7219108B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | セクターモールド検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020134178A JP2020134178A (ja) | 2020-08-31 |
JP7219108B2 true JP7219108B2 (ja) | 2023-02-07 |
Family
ID=72278267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019023904A Active JP7219108B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | セクターモールド検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7219108B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115768853B (zh) | 2020-08-06 | 2024-06-14 | 日亚化学工业株式会社 | 氮化物荧光体及其制造方法 |
CN114413733B (zh) * | 2022-01-28 | 2024-04-23 | 中钢集团西安重机有限公司 | 一种扇形段基础框架的测量方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000501505A (ja) | 1995-12-07 | 2000-02-08 | テイラー ホブソン リミテッド | 表面形状測定 |
JP2003083733A (ja) | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Farukomu:Kk | ワーク表面の欠陥検査方法および欠陥検査装置 |
JP2005271536A (ja) | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ成形用型の周面測定装置及びその周面測定方法 |
JP2007530960A (ja) | 2004-04-02 | 2007-11-01 | ベルント ルクテンブルク ヤン | 測定対象物を測定する方法及び装置 |
JP2011215108A (ja) | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Satoshi Kiyono | 測定方法及び形状測定装置 |
JP2016099287A (ja) | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 住友ゴム工業株式会社 | トレッド形状測定方法 |
JP2017187396A (ja) | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 住友ゴム工業株式会社 | 金型内周面測定装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63173911A (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-18 | Nippon Light Metal Co Ltd | 回転体の外周形状認識方法及びその装置 |
JPH01201101A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-14 | Toshiba Corp | 直角度測定装置 |
JPH07260442A (ja) * | 1994-03-24 | 1995-10-13 | Ngk Insulators Ltd | 筒状体の外形測定方法及び装置 |
-
2019
- 2019-02-13 JP JP2019023904A patent/JP7219108B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000501505A (ja) | 1995-12-07 | 2000-02-08 | テイラー ホブソン リミテッド | 表面形状測定 |
JP2003083733A (ja) | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Farukomu:Kk | ワーク表面の欠陥検査方法および欠陥検査装置 |
JP2005271536A (ja) | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ成形用型の周面測定装置及びその周面測定方法 |
JP2007530960A (ja) | 2004-04-02 | 2007-11-01 | ベルント ルクテンブルク ヤン | 測定対象物を測定する方法及び装置 |
JP2011215108A (ja) | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Satoshi Kiyono | 測定方法及び形状測定装置 |
JP2016099287A (ja) | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 住友ゴム工業株式会社 | トレッド形状測定方法 |
JP2017187396A (ja) | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 住友ゴム工業株式会社 | 金型内周面測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020134178A (ja) | 2020-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7219108B2 (ja) | セクターモールド検査装置 | |
CN100498219C (zh) | 轮胎成形用模的周面测定装置及其周面测定方法 | |
JP2006231509A (ja) | プログラム制御の工作機械を測定する方法 | |
KR101140721B1 (ko) | 컴프레서 풀리 내경 자동측정 검사장치 및 검사방법 | |
US20030101602A1 (en) | Measurement of geometric parameters of internal and external screw thread and similar grooves | |
JP4499222B2 (ja) | 内径測定装置 | |
US3798779A (en) | Probe inspection system | |
CN103245279B (zh) | 一种轴类零件对称度检查仪 | |
CN103776354A (zh) | 同心检测仪 | |
CN106546198A (zh) | 一种孔位置度快速检测装置 | |
CN209745191U (zh) | 用于孔、轴带稍的检测装置 | |
KR101197631B1 (ko) | 타이어 제조용 몰드 섹터의 진원도 측정장치 | |
KR20150069561A (ko) | 가스 터빈 완충 콘 내경을 결정하기 위한 방법 및 장치 | |
JP2003254742A (ja) | モータコア内径測定装置及び方法 | |
CN112113758B (zh) | 一种开口卡环径向载荷检验装置及其检验方法 | |
CN107790623B (zh) | 一种精密铸造组装蜡型的组合方法 | |
KR100745083B1 (ko) | 가스터빈 연소기 트랜지션피스 검사장치 | |
KR101361250B1 (ko) | 익스터널 기어 동심도 측정장치 | |
CN107976138B (zh) | 一种后保险杠安装卡座检具 | |
JP5550529B2 (ja) | タイヤ成型用金型の内面形状測定方法 | |
CN107966083B (zh) | 一种左右雾灯装饰盖本体检具 | |
KR20000051001A (ko) | 허브 및 드럼의 계측장치 | |
JP2007171007A (ja) | 位置測定方法及び位置測定装置 | |
KR101421803B1 (ko) | 롤의 진단장치 및 이를 이용한 롤의 진단방법 | |
CN219572883U (zh) | 校验工装 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7219108 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |