JP7219108B2 - セクターモールド検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ成形用のセクターモールドの外形を検査するセクターモールド検査装置に関する。
タイヤの加硫成形には、モールド周方向に分割された複数のセクターモールドが用いられている。複数のセクターモールドは、タイヤを囲んでリング状に配置されて、タイヤのトレッド部を成形する。また、セクターモールドの種類によっては、セクターモールドの間の隙間から、タイヤとセクターモールドの間の空気を排出することがある。そこで、従来、隙間の幅を管理するため、複数のトレッドセグメント(セクターモールド)の内側で隙間センサを回転して、複数の隙間の幅を測定する金型内周面測定装置が知られている(特許文献1参照)。
ところが、特許文献1に記載された金型内周面測定装置では、隙間センサを移動する機構が複雑であり、隙間センサによる測定に手間がかかる。また、金型内周面測定装置は、セクターモールドの隙間しか測定できず、個々のセクターモールドの外形の検査を行うことはできない。タイヤを成形するときには、複数のセクターモールドに段差や直径差が生じるのを防止して、複数のセクターモールドをリング状に正確に配置する必要がある。そのため、複数のセクターモールドの外形をそれぞれ検査することがあり、作業効率等の観点から、各セクターモールドの外形の検査を容易に実施することが求められている。
特開2017-187396号公報
本発明は、従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、タイヤ成形用のセクターモールドの外形を、簡便な検査装置により容易に検査することである。
本発明は、モールド周方向に複数に分割されたタイヤ成形用のセクターモールドの外形を検査するセクターモールド検査装置である。セクターモールド検査装置は、セクターモールドが載置されるテーブルと、テーブルに回動可能に設置されて、セクターモールドの寸法を測定する測定部をセクターモールドのモールド周方向に沿って回動する回動フレームと、を備える。テーブルは、回動フレームの回動中心側から回動中心の反対側に向かって次第に広がる扇形状に形成され、セクターモールドが回動フレームと同心状に載置される載置部を有する。回動フレームは、テーブルの載置部とセクターモールドを回動中心から回動中心の反対側まで跨いで配置される。回動フレームは、回動中心においてテーブルに回転可能に取り付けられたシャフトと、テーブルの載置部に対してシャフトの反対側に位置してテーブルに回動可能に支持された可動部材と、を有する。シャフトは、テーブルを貫通してテーブルの上側と下側に配置される。回動フレームは、テーブルの上側と下側に配置されてシャフトと可動部材を連結する2つの連結部材を有する。
本発明によれば、タイヤ成形用のセクターモールドの外形を、簡便な検査装置により容易に検査することができる。
本実施形態のセクターモールド検査装置により検査するセクターモールドを示す図である。 本実施形態のセクターモールド検査装置の斜視図である。 本実施形態のセクターモールド検査装置の斜視図である。 本実施形態のセクターモールド検査装置のテーブルを上側からみて示す図である。 本実施形態のセクターモールドを示す図である。 本実施形態のセクターモールドの基準モデルを示す図である。 本実施形態のセクターモールド検査装置の側面図である。 本実施形態のセクターモールド検査装置による第1の検査手順を示す側面図である。 本実施形態のセクターモールド検査装置による第1の検査手順を示す側面図である。 本実施形態のセクターモールド検査装置による第1の検査手順を示す側面図である。 本実施形態のセクターモールド検査装置による第2の検査手順を示す側面図である。
本発明のセクターモールド検査装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のセクターモールド検査装置は、タイヤ成形用のセクターモールドの外形の検査に用いられる。セクターモールド検査装置により、セクターモールドの外形を規定する諸元(例えば、寸法、角度)を測定して、セクターモールドの外形の精度を検査する。
図1は、本実施形態のセクターモールド検査装置により検査するセクターモールド10を示す図である。図1Aでは、複数のセクターモールド10とタイヤ11を上方からみて示しており、図1Bでは、1つのセクターモールド10を側方からみて示している。
図示のように、セクターモールド10は、リング状のトレッドモールド12を構成する扇形状のセグメントモールドであり、タイヤ加硫装置に設けられる。トレッドモールド12は、所定の中心角(分割角度K)でモールド周方向Sに複数に分割されている。このように、セクターモールド10は、分割モールドであり、モールド周方向Sに複数に分割されている。タイヤ11の加硫成形時に、複数のセクターモールド10は、リング状に配置されて、タイヤ11の少なくともトレッド部を成形する。
モールド周方向Sは、トレッドモールド12及びセクターモールド10の周方向であり、タイヤ11の周方向(タイヤ周方向)に対応する。また、モールド半径方向Rは、トレッドモールド12及びセクターモールド10の半径方向であり、タイヤ11の半径方向(タイヤ半径方向)に対応する。モールド幅方向Wは、トレッドモールド12及びセクターモールド10の幅方向であり、タイヤ11の幅方向(タイヤ幅方向)に対応する。
セクターモールド10は、モールド半径方向Rの内側に位置する内周部13と、内周部13から突出する複数の凸部14と、モールド半径方向Rの外側に位置する外周部15と、モールド周方向Sの両側に位置する側面部16を有している。内周部13は、タイヤ11を成形するセクターモールド10の成形部であり、円弧状に湾曲している。凸部14は、内周部13により成形されるタイヤ11のトレッド部に凹部(例えば、溝)を成形する。
タイヤ11は、例えば、建設車両用タイヤであり、凸部14は、タイヤ11のトレッド部に横溝を成形する。外周部15は、セクターモールド10の背面側に位置する背面部であり、側面部16は、セクターモールド10の分割面部である。複数のセクターモールド10をリング状に配置したときに、隣接するセクターモールド10の側面部16同士が対向する。複数のセクターモールド10は、それぞれ製造後に、セクターモールド検査装置を用いて個別に検査される。
図2、図3は、本実施形態のセクターモールド検査装置1の斜視図であり、互いに異なる方向からみたセクターモールド検査装置1を示している。図2、図3には、セクターモールド検査装置1により検査するセクターモールド10も示している。
図示のように、セクターモールド検査装置1は、板状のテーブル2と、テーブル2に固定された複数のアウトリガー3と、矩形状の回動フレーム4と、セクターモールド10の寸法を測定する測定部5と、円筒形状の2つのスコヤ(円筒スコヤ6)と、台を有するスコヤ(台付スコヤ7)(図3参照)と、2つの支持ブロック8を備えている。1つのセクターモールド10がテーブル2に載置されて、1つのセクターモールド10の外形がセクターモールド検査装置1を用いて検査される。
テーブル2は、水平に配置される載置台であり、セクターモールド10が載置される載置部20を有している。載置部20は、テーブル2の上面部に形成された凸部であり、載置部20の上面部は、水平に配置されている。テーブル2の上側で、セクターモールド10の底部が、載置部20の上面部に接触して、載置部20に載置される。セクターモールド10は、テーブル2の載置部20から上側に突出して、垂直な姿勢で載置部20に保持される。また、テーブル2は、複数のアウトリガー3により、床面から上側に離隔した位置に設置されている。
アウトリガー3は、テーブル2を支持する支持脚であり、テーブル2の下面部から下側に突出している。複数のアウトリガー3は、テーブル2の幅方向の両側で互いに間隔を開けて配置されて、床面に接する。アウトリガー3に取り付けられたジャッキアップボルト3Aを回転することで、テーブル2のアウトリガー3が固定された部分が上下に変位する。複数のアウトリガー3のジャッキアップボルト3Aにより、テーブル2及びセクターモールド検査装置1の傾きが調整される。
回動フレーム4は、フレーム状の回動体であり、テーブル2に回動可能に設置されて、回動中心4A回りに回動する(矢印F参照)。テーブル2の上側で、回動フレーム4は、テーブル2の載置部20と載置部20に載置されたセクターモールド10を、回動中心4Aから回動中心4Aの反対側まで跨いで配置される。測定部5は、回動フレーム4に保持されて、セクターモールド10と対向して配置される。1つ又は複数の測定部5が、回動フレーム4に取り付けられて、回動フレーム4の回動に伴い、回動フレーム4の回動中心4Aを中心にして、回動フレーム4とともに回動する。
ここでは、2つの測定部5(第1測定部5A、第2測定部5B)が回動フレーム4に取り付けられている。第1測定部5Aは、セクターモールド10の内周部13の直径(内径)を測定する内径測定部であり、セクターモールド10の内周部13と対向する。第2測定部5Bは、セクターモールド10の外周部15の直径(外径)を測定する外径測定部であり、セクターモールド10の外周部15と対向する。回動フレーム4の回動により、第1測定部5Aは、セクターモールド10の内周部13に沿って移動し、第2測定部5Bは、セクターモールド10の外周部15に沿って移動する。
2つの円筒スコヤ6は、テーブル2に着脱可能に設置されて、セクターモールド10の両側の側面部16に接触する。連結具60が2つの円筒スコヤ6の上端部に取り付けられて、2つの円筒スコヤ6が連結具60により連結される。台付スコヤ7は、テーブル2の載置部20に着脱可能に設置されて、測定部5と対向して配置される。支持ブロック8は、V字状の溝を有するV字ブロックであり、テーブル2の載置部20に着脱可能に設置されている。
図4は、本実施形態のセクターモールド検査装置1のテーブル2を上側からみて示す図であり、図2の矢印X1方向からみたテーブル2のみを示している。
図示のように、テーブル2は、回動フレーム4を回動可能(回転可能)に支持する支持孔21と、回動フレーム4をガイドするガイド部22を有している。支持孔21は、テーブル2の一端部側に形成され、ガイド部22は、テーブル2の他端部側に形成されている。支持孔21は、テーブル2を上下方向に貫通する貫通孔である。回動フレーム4の回動中心4Aに位置する部分は、支持孔21を貫通した状態で支持孔21内に配置されており、回動フレーム4の回動中心4Aは、支持孔21内に位置している。ガイド部22は、テーブル2の他端部側の縁部であり、回動フレーム4の回動中心4Aを中心とする円弧形状に形成されている。
テーブル2の載置部20は、回動フレーム4の回動中心4A(支持孔21)とガイド部22の間に位置しており、回動中心4A側(支持孔21側)から回動中心4Aの反対側(ガイド部22側)に向かって次第に広がる扇形状に形成されている。また、載置部20は、回動中心4A側の位置を中心23にして、セクターモールド10の分割角度Kに対応する中心角の扇形状に形成されている。載置部20の扇形状の中心23は、回動中心4Aから所定距離だけ離隔した箇所に位置している。
テーブル2の載置部20は、一対の側面部24と、一対の側面部24の間に形成された中心溝25と、円弧形状に形成された複数の円弧溝26と、セクターモールド10を位置決めする複数の位置決め部27を有している。一対の側面部24の間の距離は、載置部20の幅であり、載置部20の中心23から離れるにつれて次第に広くなる。中心溝25は、載置部20の中心線に沿って直線状に延びており、載置部20は、中心溝25に関して左右対称に形成されている。複数の円弧溝26は、回動フレーム4の回動中心4Aを中心にして同心状をなし、互いに間隔を開けて形成されている。そのため、複数の円弧溝26の回動中心4Aからの距離は、互いに異なる。
位置決め部27は、載置部20に形成された孔(位置決め孔)であり、複数の円弧溝26のそれぞれの位置に設けられている。また、位置決め部27は、中心溝25の両側で、中心溝25と側面部24の間に形成されている。図4では、載置部20の両端側に位置する円弧溝26と位置決め部27にのみ符号を付し、それらの間の円弧溝26と位置決め部27の符号を省略している。位置決め部27は、円弧溝26と同様に、回動フレーム4の回動中心4Aを中心にして同心状をなすように、回動フレーム4の回動中心4Aからの距離が異なる複数箇所に形成されている。
図5は、本実施形態のセクターモールド10を示す図であり、セクターモールド10の内部構造の一部を鎖線で示している。また、図5Aは、セクターモールド10を上側からみた平面図であり、図5Bは、図5Aの矢印X2方向からみたセクターモールド10の側面図である。
図示のように、セクターモールド10は、嵌合部17を有しており、嵌合部17に嵌合する嵌合部材28を用いて、テーブル2の載置部20の位置決め部27により位置決めされる。嵌合部17は、セクターモールド10の底部18に形成された孔(嵌合孔)であり、モールド周方向Sに離隔した2箇所に形成されている。嵌合部材28は、ロケータピンであり、2つの嵌合部17のそれぞれに挿入されて、セクターモールド10の嵌合部17に着脱可能に嵌合する。
嵌合部材28の下側部分は、1つの円弧溝26の位置の2つの位置決め部27(図4参照)に挿入されて、位置決め部27に嵌め込まれる。これにより、2つの嵌合部材28が、それぞれ位置決め部27に装着されて、位置決め部27に保持される。嵌合部材28の上側部分は、テーブル2の載置部20から上側に突出する。その状態で、セクターモールド10の2つの嵌合部17のそれぞれを嵌合部材28に嵌合しつつ、セクターモールド10をテーブル2の載置部20に載置する。位置決め部27は、セクターモールド10に嵌合する嵌合部材28を介して、セクターモールド10を位置決めして、セクターモールド10を載置位置に維持する。位置決め部27による位置決めに伴い、セクターモールド10は、内周部13を回動フレーム4の回動中心4Aに向けた状態で、セクターモールド10の分割角度Kの中心と回動フレーム4の回動中心4Aとが一致するように、回動フレーム4と同心状にテーブル2の載置部20に載置される。
テーブル2の載置部20は、セクターモールド10のモールド半径方向Rの内側から外側に向かって次第に広がる。載置部20において、セクターモールド10の位置を、セクターモールド10のモールド周方向Sの寸法に対応して、回動フレーム4の回動中心4A側(モールド半径方向Rの内側)と回動中心4Aの反対側(モールド半径方向Rの外側)に変更する。セクターモールド10は、載置部20において、セクターモールド10のモールド周方向Sの寸法に対応する寸法の部分に載置されて、載置箇所の位置決め部27により所定の載置位置に位置決めされる。その状態で、セクターモールド10の両側の側面部16は、それぞれ載置部20の側面部24と位置を合わせて配置される。
図6は、本実施形態のセクターモールド10の基準モデル30を示す図であり、基準モデル30の内部構造の一部を鎖線で示している。また、図6Aは、基準モデル30を上側からみた平面図であり、図6Bは、図6Aの矢印X3方向からみた基準モデル30の側面図である。
図示のように、セクターモールド検査装置1は、セクターモールド10を模したセクターモールドモデルである基準モデル30を備えており、基準モデル30を用いて、セクターモールド10の外形を検査する。基準モデル30は、セクターモールド10の寸法を測定するときの基準(原器)であり、セクターモールド10の基準外形に形成されている。従って、基準モデル30は、セクターモールド10と同様に、内周部33と、外周部35と、側面部36と、底部38に形成された嵌合部37を有している。ただし、基準モデル30の内周部33には、セクターモールド10の凸部14に対応する凸部は設けられていない。
セクターモールド10をテーブル2の載置部20に載置する前に、セクターモールド10の基準モデル30が、テーブル2の載置部20に載置されて、セクターモールド10の寸法の測定基準として用いられる。基準モデル30を測定基準とすることで、セクターモールド10の寸法が容易に測定される。セクターモールド10を載置部20に載置するときと同様に、基準モデル30は、嵌合部37に嵌合する嵌合部材28を用いて、テーブル2の載置部20の位置決め部27により位置決めされる。これにより、基準モデル30は、載置部20におけるセクターモールド10の載置位置に載置される。また、基準モデル30は、セクターモールド10と同様に、内周部33を回動フレーム4の回動中心4Aに向けて、回動フレーム4と同心状に載置部20に載置される。
図7は、本実施形態のセクターモールド検査装置1の側面図であり、セクターモールド検査装置1の要部を模式的に示している。
図示のように、円筒スコヤ6と台付スコヤ7は、垂直方向に沿って配置され、回動フレーム4の回動中心4Aは、垂直方向に延びる。また、台付スコヤ7の台7Aは、テーブル2の載置部20の中心溝25(図4参照)に嵌め込まれており、中心溝25に沿ってスライドする。台7Aが中心溝25内でスライドすることで、台付スコヤ7が移動して、台付スコヤ7と回動フレーム4の回動中心4Aとの距離が変更される。
回動フレーム4は、テーブル2の一端部側に配置されたシャフト40と、テーブル2の他端部側に配置された可動部材41と、可動部材41に取り付けられたスライダー42と、テーブル2の上側と下側に配置された2つの連結部材43、44(第1連結部材43、第2連結部材44)と、測定部5を保持する保持部45を有している。シャフト40と可動部材41は、垂直方向に沿って配置され、連結部材43、44は、水平方向に沿って配置されている。
シャフト40は、円筒形状のセンターシャフトであり、回動フレーム4の回動中心4Aに位置している。また、シャフト40は、支持孔21内でテーブル2に支持された状態で、テーブル2を上下方向に貫通して、テーブル2の上側と下側に配置されている。テーブル2に設けられた回転機構(図示せず)により、シャフト40は、回動フレーム4の回動中心4Aにおいてテーブル2に回転可能に取り付けられている。シャフト40の回転軸40Aは、回動フレーム4の回動中心4Aであり、シャフト40は、垂直方向に延びる回転軸40A(回動中心4A)回りに回転する。
可動部材41は、長板形状のアウターロッドであり、テーブル2の載置部20に対して、シャフト40(回動フレーム4の回動中心4A)の反対側に位置している。また、可動部材41は、テーブル2のガイド部22に対向する位置からテーブル2よりも上側の位置と下側の位置に配置されている。可動部材41のスライダー42は、テーブル2のガイド部22の上面部と下面部に接触しており、ガイド部22に沿ってスライドする。スライダー42により、可動部材41は、テーブル2に回動可能に支持されており、ガイド部22にガイドされつつ、回動フレーム4の回動中心4Aを中心にして回動する。
2つの連結部材43、44は、テーブル2の上側と下側で、シャフト40と可動部材41に固定されて、シャフト40と可動部材41を連結している。第1連結部材43は、テーブル2の上側で、回動フレーム4の回動中心4Aを中心にして回動し、第2連結部材44は、テーブル2の下側で、回動フレーム4の回動中心4Aを中心にして回動する。シャフト40、可動部材41、及び、連結部材43、44が矩形状に組み合わされて、回動フレーム4が形成されている。テーブル2の上側で、回動フレーム4のシャフト40、第1連結部材43、及び、可動部材41は、テーブル2の載置部20とセクターモールド10をモールド半径方向Rに跨ぐ。
回動フレーム4の保持部45は、第1連結部材43に設けられており、測定部5の保持位置を回動フレーム4の回動中心4A側と回動中心4Aの反対側に向かって変更可能である。ここでは、保持部45は、第1連結部材43に形成された細長い開口部であり、第1連結部材43の長手方向に沿って直線状に延びる。測定部5は、蝶ボルト50により、セクターモールド10のモールド半径方向Rに移動可能に第1連結部材43の保持部45に取り付けられている。測定部5とテーブル2の載置部20との間には、隙間が形成されている。
測定部5(5A、5B)は、第1連結部材43の保持部45に取り付けられたホルダー51と、セクターモールド10の寸法の測定に用いられる測定器52を有している。蝶ボルト50のネジ部は、保持部45内に配置された状態で、ホルダー51に取り付けられている。蝶ボルト50を緩めた状態で、蝶ボルト50のネジ部を保持部45内でスライドさせて、ホルダー51を保持部45に沿って移動する。これにより、ホルダー51及び測定部5は、セクターモールド10のモールド半径方向Rに沿って、回動フレーム4の回動中心4Aに接近する方向と回動中心4Aから離れる方向に移動する。蝶ボルト50を締めることで、ホルダー51及び測定部5は、保持部45に固定されて、保持部45に保持される。
ホルダー51は、上下方向に間隔を開けて設けられた複数の設置部53を有している。測定器52は、ホルダー51の設置部53に設置されて、ホルダー51に保持される。測定器52を設置する設置部53を変更することで、測定器52の上下方向の位置が変更される。ここでは、測定器52は、ダイヤルゲージであり、測定器52の測定子54は、セクターモールド10の外面に接触する。第1測定部5Aでは、測定器52の測定子54をセクターモールド10の内周部13に接触させて、測定器52により、セクターモールド10の内径を測定する。第2測定部5Bでは、測定器52の測定子54をセクターモールド10の外周部15に接触させて、測定器52により、セクターモールド10の外径を測定する。
セクターモールド10の寸法を測定するときの測定部5の測定位置に対応して、測定部5と回動フレーム4の回動中心4Aとの距離が変更されて、測定部5が保持部45により所定の測定位置に保持される。その状態で、回動フレーム4をセクターモールド10のモールド周方向Sに沿って回動して、回動フレーム4により、測定部5をセクターモールド10のモールド周方向Sに沿って回動する。
測定部5は、セクターモールド10と同心状に回動して、セクターモールド10の外面に沿って移動する。これにより、第1測定部5Aの測定器52をセクターモールド10の内周部13に沿って移動して、測定器52により、セクターモールド10の内径をモールド周方向Sに沿って測定する。また、第2測定部5Bの測定器52をセクターモールド10の外周部15に沿って移動して、測定器52により、セクターモールド10の外径をモールド周方向Sに沿って測定する。2つの測定器52の上下方向の位置を変更することで、セクターモールド10の内径と外径を上下方向(モールド幅方向W)の複数箇所で測定する。
図8~図10は、本実施形態のセクターモールド検査装置1による第1の検査手順を示す側面図であり、図7と同様に、セクターモールド検査装置1の要部を模式的に示している。
図示のように、第1の検査手順では、円筒スコヤ6をテーブル2から取り外した状態(図8参照)で、台付スコヤ7を回動フレーム4の回動中心4Aから所定距離の位置に配置する。その際、支持ブロック8に支持された棒形内側マイクロメータ70により、台付スコヤ7と回動フレーム4のシャフト40との距離を測定し、測定された距離とシャフト40の半径から、台付スコヤ7と回動中心4Aの距離を測定する。台付スコヤ7を基準にして、測定部5(5A、5B)を所定の測定位置に配置するとともに、測定器52の原点を設定する。
棒形内側マイクロメータ70と台付スコヤ7をテーブル2から外して(図9参照)、セクターモールド10をテーブル2の載置部20の所定の載置位置に載置し、第1測定部5Aと第2測定部5Bの間にセクターモールド10を配置する。その状態で、回動フレーム4を回動することで、測定部5(5A、5B)を回動しつつ、測定部5の測定器52により、セクターモールド10の寸法(ここでは、内径と外径)を測定する。また、測定器52の測定結果に基づき、セクターモールド10の内周部13と外周部15の真円度を測定する。
測定部5を回動フレーム4の保持部45から外して(図10参照)、2つの円筒スコヤ6をテーブル2に設置し、セクターモールド10の両側の側面部16に円筒スコヤ6を接触させる。円筒スコヤ6を用いて、セクターモールド10の側面部16に関する検査を行う。ここでは、2つの円筒スコヤ6を、回動フレーム4の回動中心4Aからの距離が互いに同じ距離になるようにテーブル2に設置する。また、2つの円筒スコヤ6をセクターモールド10の両側の側面部16で互いに位置を合わせて配置して、円筒スコヤ6の外周部61をセクターモールド10の側面部16に接触させる。続いて、2つの円筒スコヤ6の外周部61(セクターモールド10の反対側に位置する部分)の距離を上下方向の複数位置で測定する。
円筒スコヤ6と回動フレーム4の回動中心4Aの距離を変化させて、セクターモールド10の側面部16の複数箇所に接触させ、2つの円筒スコヤ6の外周部61の距離を上下方向の複数位置で測定する。2つの円筒スコヤ6の外周部61の距離の測定結果に基づいて、セクターモールド10の両側の側面部16の広がり角度を算出して、セクターモールド10の分割角度Kを測定する。このように、円筒スコヤ6は、セクターモールド10の分割角度Kの検査に用いられる。また、隙間の測定具(例えば、隙間ゲージ)を用いて、円筒スコヤ6の外周部61とセクターモールド10の側面部16の間の隙間の有無を検査し、隙間があるときには、隙間を測定する。第1の検査手順では、セクターモールド10の内径、外径、分割角度、及び、側面部16における隙間に基づいて、セクターモールド10の外形を検査する。
図11は、本実施形態のセクターモールド検査装置1による第2の検査手順を示す側面図であり、図7と同様に、セクターモールド検査装置1の要部を模式的に示している。
図示のように、第2の検査手順では、円筒スコヤ6をテーブル2から取り外した状態で、セクターモールド10の基準モデル30を載置部20におけるセクターモールド10の載置位置に載置する。基準モデル30を基準にして、測定部5(5A、5B)を所定の測定位置に配置するとともに、測定器52の原点を設定する。その際、基準モデル30の内周部33を基準にして、第1測定部5Aの測定器52の原点を設定し、基準モデル30の外周部35を基準にして、第2測定部5Bの測定器52の原点を設定する。その後、第1の検査手順と同様の手順で、セクターモールド10の外形を検査する。
以上説明したセクターモールド検査装置1では、テーブル2の載置部20が扇形状であるため、セクターモールド10を回動フレーム4と同心状に載置するときに、載置部20におけるセクターモールド10の載置位置の判断が容易であり、セクターモールド10を載置部20に簡単に載置することができる。また、簡単な構造の回動フレーム4により、測定部5を回動して、セクターモールド10の寸法を測定することができる。従って、セクターモールド10の外形を、簡便な検査装置により容易に検査することができる。
回動フレーム4がシャフト40と可動部材41を有しており、回動フレーム4を簡単な機構で正確に回動することができる。回動フレーム4の2つの連結部材43、44をテーブル2の上側と下側に配置しており、テーブル2の上側部分と下側部分を有効に活用して、回動フレーム4の構造を簡単にすることができる。回動フレーム4の保持部45により、測定部5の保持位置をセクターモールド10の載置位置に対応して容易に変更することができる。テーブル2の載置部20の位置決め部27により、セクターモールド10を載置部20に正確かつ容易に載置することができる。2つの円筒スコヤ6により、セクターモールド10の両側の側面部16に関する検査を容易に行うことができる。
なお、測定部5の測定器52は、ダイヤルゲージ以外の寸法の測定器であってもよい。例えば、測定部5にブロック状部材を設置し、ブロック状部材とセクターモールド10の間の隙間を測定して、セクターモールド10の寸法を測定してもよい。回動フレーム4のシャフト40の端部(例えば、下端部)にロータリーエンコーダを連結して、ロータリーエンコーダにより、回動フレーム4の回動角度を取得してもよい。
1・・・セクターモールド検査装置、2・・・テーブル、3・・・アウトリガー、3A・・・ジャッキアップボルト、4・・・回動フレーム、4A・・・回動中心、5・・・測定部、5A・・・第1測定部、5B・・・第2測定部、6・・・円筒スコヤ、7・・・台付スコヤ、7A・・・台、8・・・支持ブロック、10・・・セクターモールド、11・・・タイヤ、12・・・トレッドモールド、13・・・内周部、14・・・凸部、15・・・外周部、16・・・側面部、17・・・嵌合部、18・・・底部、20・・・載置部、21・・・支持孔、22・・・ガイド部、23・・・中心、24・・・側面部、25・・・中心溝、26・・・円弧溝、27・・・位置決め部、28・・・嵌合部材、30・・・基準モデル、33・・・内周部、35・・・外周部、36・・・側面部、37・・・嵌合部、38・・・底部、40・・・シャフト、40A・・・回転軸、41・・・可動部材、42・・・スライダー、43・・・第1連結部材、44・・・第2連結部材、45・・・保持部、50・・・蝶ボルト、51・・・ホルダー、52・・・測定器、53・・・設置部、54・・・測定子、60・・・連結具、61・・・外周部、70・・・棒形内側マイクロメータ、K・・・分割角度、R・・・モールド半径方向、S・・・モールド周方向、W・・・モールド幅方向。

Claims (4)

  1. モールド周方向に複数に分割されたタイヤ成形用のセクターモールドの外形を検査するセクターモールド検査装置であって、
    セクターモールドが載置されるテーブルと、
    テーブルに回動可能に設置されて、セクターモールドの寸法を測定する測定部をセクターモールドのモールド周方向に沿って回動する回動フレームと、を備え、
    テーブルは、回動フレームの回動中心側から回動中心の反対側に向かって次第に広がる扇形状に形成され、セクターモールドが回動フレームと同心状に載置される載置部を有し、
    回動フレームは、テーブルの載置部とセクターモールドを回動中心から回動中心の反対側まで跨いで配置され
    回動フレームは、回動中心においてテーブルに回転可能に取り付けられたシャフトと、テーブルの載置部に対してシャフトの反対側に位置してテーブルに回動可能に支持された可動部材と、を有し、
    シャフトは、テーブルを貫通してテーブルの上側と下側に配置され、
    回動フレームは、テーブルの上側と下側に配置されてシャフトと可動部材を連結する2つの連結部材を有するセクターモールド検査装置。
  2. 請求項に記載されたセクターモールド検査装置において、
    回動フレームは、測定部を保持するとともに、測定部の保持位置を回動フレームの回動中心側と回動中心の反対側に向かって変更可能な保持部を有するセクターモールド検査装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたセクターモールド検査装置において、
    テーブルの載置部は、回動フレームの回動中心からの距離が互いに異なる複数箇所に形成され、セクターモールドに嵌合する嵌合部材が装着されて、セクターモールドを位置決めする位置決め部を有するセクターモールド検査装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載されたセクターモールド検査装置において、
    テーブルに設置されて、セクターモールドの両側の側面部に接触する円筒形状の2つのスコヤを備えたセクターモールド検査装置。
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