JP7219100B2 - 回転電機及びこの回転電機を搭載した自動車用電動補機装置 - Google Patents

回転電機及びこの回転電機を搭載した自動車用電動補機装置 Download PDF

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Description

本発明は、回転電機及びこの回転電機を搭載した自動車用電動補機装置に関する。
ロータに永久磁石を埋め込む永久磁石型回転電機は、磁石飛散防止のためにロータ外周に装着するカバーが不要であることからエアギャップの短縮が可能である。また、埋め込む永久磁石は安価な平板磁石を利用することが可能である。自動車用の電動パワーステアリング(以下、EPS)に使用される回転電機では、回転電機のロックがステアリング操作に影響を与え大事故に直結するため、エアギャップ内への磁石破片の侵入を防止することが求められる。そのため、ロータコアの軸方向両端面には、磁石破片の飛散防止のためのサイドカバーが設けられている。サイドカバーは漏れ磁束の発生を抑制するため、樹脂、アルミニウム、銅、非磁性ステンレス鋼、などの非磁性材料で形成することが多かった。しかしながら、これらの非磁性材料は、鉄板や鋼板などの磁性材料に比べて高価であるうえに比較的剛性が低いことから、製造コスト低減のためにサイドカバーを磁性材料で形成することが考えられる。
磁性材料で形成されたサイドカバーとしては、例えば特許文献1がある。特許文献1に記載のサイドカバー(エンドプレート)は、ロータコアの軸方向端面上に圧接される凸部と軸方向端面に接触しない凹部を備え、凸部は永久磁石によってロータコア内に形成されるd軸磁路領域およびq軸磁路領域のうちの一方だけに接触することにより、永久磁石の端部から発生した磁束がサイドカバーを介して短絡することを抑制する技術がある。
また、特許文献2のように、非磁性サイドカバー(端板)とリング状の補助鉄心を用いて、ステータコアの局部的な磁束飽和を緩和する技術がある。
特開2012-125000号公報 特開平11-234931号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、サイドカバーはロータコアのd軸磁路領域およびq軸磁路領域のうちの一方だけに接触するため、どちらか一方は接触しておらずロータコアとサイドカバーの間に隙間が生じるため、磁石破片がエアギャップ内に侵入する恐れがある。
また、特許文献2に掲載の技術においては、、磁石飛散防止のためのサイドカバーと磁束ガイドとして機能する補助鉄心とが別部材で構成されているので、コストが増大するといった課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決し、磁石飛散防止のために配置する磁性体サイドカバーによるトルク低下を抑制すると共に、コストの増加を抑制した回転電機を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、コイルが巻回されたステータコアを有するステータと、前記ステータと空隙を介して回転可能に配置されたロータと、前記ロータの軸方向端面に配置され、磁性体で構成されるサイドカバーとを備えた回転電機において、前記ロータは、周方向に沿って形成された複数の磁石収納部を有するロータコアと、前記複数の磁石収納部にそれぞれ収納された複数の永久磁石とを有し、前記サイドカバーは、前記ロータコアと接触する接触部と、前記ロータコアと接触しない非接触部とを有し、前記接触部はd軸と重なるd軸領域及びq軸と重なるq軸領域の両方で前記ロータコアと接触し、前記接触部の接触面の面積は、前記q軸領域よりも前記d軸領域の方を大きくし、前記サイドカバーの前記非接触部と前記ロータコアの軸方向端面の間の軸方向距離は、前記空隙の径方向幅よりも大きくしたことを特徴とする。
本発明によれば、磁性体サイドカバーによるトルク低下を抑制して、磁石飛散を防止できる。
本発明の実施例1に係る回転電機の構成を示す軸方向断面図である。 本発明の実施例1に係る回転軸を除いたロータの斜視図である。 本発明の実施例1に係る回転電機のd軸領域とq軸領域の範囲を示す部分拡大図である。 本発明の実施例1に係る回転電機のサイドカバーとロータコアとの接触面を示す平面拡大図である。 本発明の実施例1に係る回転電機の図4におけるA-A軸方向断面図である。 本発明の実施例1に係る回転電機の図4におけるB-B軸方向断面図である。 本発明の実施例2に係る回転電機の図4におけるA-A軸方向断面図である。 本発明の実施例2に係る回転電機の図4におけるB-B軸方向断面図である。 本発明の実施例3に係る回転軸を除いたロータの斜視図である。 本発明の実施例3に係る回転電機のサイドカバーとロータコアとの接触面を示す平面拡大図である。 本発明の実施例4に係る回転軸を除いたロータの斜視図である。 本発明の実施例4に係る回転電機のd軸領域とq軸領域の範囲を示す図である。 本発明の実施例4に係る回転電機のサイドカバーとロータコアとの接触面を示す平面拡大図である。 本発明の実施例5に係る回転軸を除いたロータの斜視図である。 本発明の実施例6に係る回転電機システムの構成図である。 本発明の実施例7に係る電動パワーステアリング(EPS)の構成図である。 比較例に対する実施例1及び実施例2のトルクの計算結果を示す図である。
以下、図面を用いて本発明に係る回転電機の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例における回転電機は、電動パワーステアリング装置をはじめ、その他の自動車用電動補機装置へも適用可能である。さらには、産業用の回転電機全般にも適用可能である。なお、各図において同一要素については同一の符号を記し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施例1に係る回転電機の構成を示す軸方向断面図、図2は、本発明の実施例1に係る回転軸を除いたロータの斜視図である。実施例1の回転電機100は、ステータ1と、ステータ1の径方向内側に、空隙12を介して回転可能に配置されたロータ3と、ロータ3に固定されロータ3と共に回転する回転軸7と、ステータ1を保持するフレーム8と、を備える。
ロータ3は、複数の積層板から構成され、磁石収納部9が形成されたロータコア4と、ロータコア4の磁石収納部9に収納された複数の永久磁石5と、磁性体により構成されるサイドカバー13を備える。サイドカバー13はロータコア4の軸方向の端面に配置され、永久磁石5の飛び出しを防止している。また、サイドカバー13には後述する折り曲げ部16が形成されている。
ステータ1は、複数の積層板から構成されたステータコア2と、ステータコア2のティース11に巻回されるコイル10(図3)と、を有する。図1においては、コイルのコイルエンド部6が図示されている。
図3は、本発明の第1実施例に係る回転電機のd軸領域とq軸領域の範囲を示す部分拡大図である。
図3において、ロータコア4には径方向外側に向かって開くように形成された複数のV字型の磁石収納部9が形成されている。複数の磁石収納部9にはそれぞれ永久磁石5が収納されている。複数の磁石収納部9はロータコア4の周方向に沿って並んで形成されている。
図3において、磁極が作る磁束の方向はd軸18とする。このd軸18と電気的・磁気的に直交する方向をq軸19とする。そして、ロータコア4のV字型の磁石収納部9の外径側であり、d軸18を含む破線でハッチングした略扇形の領域をd軸領域22と定義する。一方、隣接する2つのV字型の磁石収納部9の間にあり、q軸19を含む点線でハッチングした略三角形の領域をq軸領域23と定義する。なお、図3では隣接する2つのV字型の磁石収納部9の間の距離が小さいため、q軸領域23は略三角形であるが、その距離が大きければ、q軸領域23は略台形になる。図3において、ロータコア4には後述する肉抜き穴26が形成されている。
図4は、本発明の実施例1に係る回転電機のサイドカバーとロータコアとの接触面を示す平面拡大図である。図2のサイドカバーとロータコアの接触面を含む平面の拡大図である。図4ではステータ1のティース11とコイル10も含めて示してある。図5は、本発明の実施例1に係る回転電機の図4におけるA-A軸方向断面図、図6は、本発明の実施例1に係る回転電機の図4におけるB-B軸方向断面図である。図5及び図6では、ステータ1、フレーム8、回転軸7も含めて示している。図2において、ロータコア4の軸方向両端面に、サイドカバー13が装着されている。図4において、ロータコア4とサイドカバー13とは、回転軸7を除くほぼ全域で重なっている。さらに図4において、サイドカバー13とロータコア4とが接触している部分を接触部14として斜線で示し、接触していない部分を非接触部15として示し、接触部14と非接触部15の境界である部分を折り曲げ部16として示している。サイドカバー13は、折り曲げ部16を境界として折り曲げ部16より径方向内側の部分が、ロータコア4の端部から軸方向に離れるようになっている。
図4に示す通り、サイドカバー13とロータコア4とは、d軸領域22とq軸領域23の両方で接触し、接触部14が少なくとも磁石収納部9の外径側において、周方向に連続的にロータコア4と接触している。サイドカバー13とロータコア4とのq軸領域23での接触部分は丸で囲んだC部分となる。これにより、空隙12から見たとき、サイドカバー13とロータコア4との間に隙間は存在しないため、磁石破片の空隙12への侵入を確実に防止することができる。また、接触部14の接触面の面積は、q軸領域23よりもd軸領域22の方を大きく形成し、非接触部15の非接触面の面積は、q軸領域23よりもd軸領域22の方を小さく形成することで、サイドプレートを介して短絡する短絡磁束20の発生を抑制し、さらにq軸への漏れ磁束21を減らして、トルク発生に支配的なd軸磁束を増加させることができる。この結果、磁性体のサイドカバー13を適用した際の回転電機のトルク低下を抑制することができる。図4では、d軸領域22における接触部14の接触面積を最大にし、q軸領域23における接触部14の接触面積を必要最低限とすることで、最大の効果が得られる接触部14と非接触部15の形状となっている。
図5及び図6は、それぞれ図4のd軸18付近とq軸19における軸方向断面図に対応し、磁束24の流れを示す説明図である。図4に示すロータコア形状では、q軸への漏れ磁束を低減するために、ロータコア外縁17の磁極間に凹部30を設けている。このためロータコア4は、d軸付近(図5)よりもq軸(図6)の方が空隙12の径方向幅が小さく、ロータコア4からステータコア2に鎖交する磁束24は、d軸付近(図5)の方がq軸(図6)よりも大きい。ここで、磁性体のサイドカバー13とロータコア4との接触部14と非接触部15を規定した第1実施例により、q軸と重なる部分のサイドカバー13への漏れ磁束が低減した結果、d軸付近(図5)の方がq軸(図6)よりもロータコア4からサイドカバー13への漏れ磁束が大きくなり、この磁束24を効率的にステータコア2に鎖交させ、トルク低下を抑制することができる。また、図4に示す通り、サイドカバー13は、接触部14と非接触部15の境界である折り曲げ部16が、磁石収納部9の軸方向端面と重なるように配置することにより、図4に示す通り、永久磁石5の軸方向の位置決め機能を持たすことができる。
次にサイドカバー13の板厚について説明する。サイドカバー13とロータコア4との接触部14では、この接触部14を介して非接触部15にも漏れ磁束が流れる。ここで、実施例1では、サイドカバー13の非接触部15の厚さt1を、接触部14の厚さt2よりも薄くしている(t1<t2)。実施例1によれば、非接触部15の磁気抵抗を接触部14の磁気抵抗よりも大きくすることができ、非接触部15への漏れ磁束を低減し、回転電機のトルク低下を抑制することができる。図5の構成では、接触部14と非接触部15において板厚を変えて磁気抵抗を変えるようにしたが、例えば接触部14と非接触部15において磁気抵抗の異なる材料を用いるようにしても良い。この場合においても、非接触部15の磁気抵抗を接触部14の磁気抵抗よりも大きくなるように材料を選定する。さらに、サイドカバー13の非接触部15は、プレス加工によって作製される。プレス加工では、折り曲げた部分に残留応力が発生し、磁気抵抗が高くなる。実施例1では、折り曲げ部16を形成することにより、磁気抵抗を高くすることができ、非接触部15への漏れ磁束を低減し、回転電機のトルク低下を抑制することができる。
次にサイドカバー13とロータコア4、ロータコア4とステータコア2との関係について説明する。サイドカバー13の非接触部15とロータコア4の軸方向端面との間の軸方向距離が小さいと、非接触部15とロータコア端面との間の空隙を介して、ロータコア4や永久磁石5からの磁束が、非接触部15に漏洩しやすい。ここで、サイドカバー13の非接触部15とロータコア4の軸方向端面の間の軸方向距離G1を、ステータコア2とロータコア4との間の空隙12の径方向幅G2よりも大きくする(G1>G2)。実施例1によれば、非接触部15への漏洩磁束を低減し、d軸磁束を増加させることにより、回転電機のトルク低下を抑制することができる。
次に図7及び図8を用いて、本発明の実施例2について説明する。実施例1と同じ構成については同じ符号を付し、その説明は省略する。図7は、本発明の実施例2に係る回転電機の図4におけるA-A軸方向断面図、図8は、本発明の実施例2に係る回転電機の図4におけるB-B軸方向断面図である。また、図7及び図8は、図4におけるd軸18付近とq軸19における軸方向断面図に対応するものである。
図7及び図8において、ステータコア2の軸方向長さLst_coreは、2つのサイドカバー13間の軸方向距離Lcoverよりも長くしている。換言すると、サイドカバー13は、径方向においてステータコア2と対向部を有する。これにより、対向部の存在しない実施例1(図5と図6)よりも、ステータコア2の磁束飽和を緩和し、ロータコア4からサイドカバー13への漏れ磁束をより効率的にステータコア2に鎖交させることにより、回転電機のトルクを増加させることができる。
ステータコア2の軸方向長さLst_coreと2つのサイドカバー13間の軸方向距離Lcoverとの関係は、以下の場合も想定される。例えば、ステータコア2の軸方向長さLst_coreが、ロータコア4の軸方向長さLrt_coreよりも長く、2つのサイドカバー13間の軸方向距離Lcoverより短い場合がある。換言すると、サイドカバー13の軸方向(厚さ方向)のうち、サイドカバー13の一部が径方向においてステータコア2と重なる状態である。実施例2では、このような状態であっても、サイドカバー13にはステータコア2と対向する対向部を有するという概念に含まれるものとする。
次に図9及び図10を用いて、本発明の実施例3について説明する。実施例1と同じ構成については同じ符号を付し、その説明は省略する。図9は、本発明の実施例3に係る回転軸を除いたロータの斜視図である。図10は、本発明の実施例3に係る回転電機のサイドカバーとロータコアとの接触面を示す平面拡大図である。図10では、ステータコア2のティース11とコイル10も含めて示している。
図9及び図10において、ロータコア4の軸方向両端面には、凹部25を有するサイドカバー13が装着されている。図4と同様に、ロータコア4とサイドカバー13とは、回転軸7を除くほぼ全域で重なっている。さらに図10において、サイドカバー13とロータコア4とが接触している部分を接触部14として斜線で示し、接触していない部分を非接触部15として示し、接触部14と非接触部15の境界である部分を折り曲げ部16として示している。
実施例1の図4では、サイドカバー13の接触部14のd軸領域22を通る磁束の一部は、接触部14のq軸領域23へと流れてしまい、d軸磁束が減少する。一方、図10に示す通り、ロータコア4と同様に、サイドカバー13のq軸と重なる領域に凹部25を設けることで、上記のq軸領域への漏れ磁束を低減し、d軸磁束を増加させることにより、回転電機のトルク低下をより抑制することができる。
次に図11から図13を用いて、本発明の実施例4について説明する。実施例1と同じ構成については同じ符号を付し、その説明は省略する。図11は、本発明の実施例4に係る回転軸を除いたロータの斜視図である。ロータコア4の軸方向両端面に、サイドカバー13が装着されている。図12は、本発明の実施例4に係る回転電機のd軸領域とq軸領域の範囲を示す図である。図13は、本発明の実施例4に係る回転電機のサイドカバーとロータコアとの接触面を示す平面拡大図である。図13では、ステータコア2のティース11とコイル10も含めて示している。
図12において、ロータコア4には周方向に沿って直線的に形成された複数の磁石収納部9が形成されている。複数の磁石収納部9にはそれぞれ永久磁石5が収納されている。すなわち、実施例4の回転電機では、1磁極に1つの永久磁石を一文字型に配置している。
磁極が作る磁束の方向はd軸18とする。このd軸18と電気的・磁気的に直交する方向をq軸19とする。そして、ロータコア4の直線的な磁石収納部9の外径側であり、d軸18を含む破線でハッチングした略D形の領域をd軸領域22と定義する。一方、隣接する2つの一文字型の磁石収納部9の間にあり、q軸19を含む点線でハッチングした略凸形の領域をq軸領域23と定義する。なお、図12では、磁石収納部9の内径側の幅は狭くなっているため、q軸領域23は凸型になるが、磁石収納部9の内径側の幅が広がれば、q軸領域23は長方形に近づくことになる。
図11及び図13において、ロータコア4の軸方向両端面には、サイドカバー13が装着されている。図4と同様に、ロータコア4とサイドカバー13とは、回転軸7を除くほぼ全域で重なっている。さらに図13において、サイドカバー13とロータコア4とが接触している部分を接触部14として斜線で示し、接触していない部分を非接触部15として示し、接触部14と非接触部15の境界である部分を折り曲げ部16として示している。サイドカバー13は、折り曲げ部16を境界として折り曲げ部16より径方向内側の部分が、ロータコア4の端部から軸方向に離れるようになっている。
図13に示す通り、サイドカバー13とロータコア4とは、d軸領域22とq軸領域23の両方で接触し、接触部14が磁石収納部9の外径側で、周方向に連続的にロータコア4と接触している。サイドカバー13とロータコア4とのq軸領域23での接触部分は丸で囲んだC部分となる。これにより、空隙12から見たとき、サイドカバー13とロータコア4との間に隙間は存在しないため、磁石破片の空隙12への侵入を確実に防止することができる。また、接触部14の接触面の面積は、q軸領域23よりもd軸領域22の方を大きく形成し、非接触部15の非接触面の面積は、q軸領域23よりもd軸領域22の方を小さく形成することで、サイドプレートを介して短絡する短絡磁束20の発生を抑制し、さらにq軸への漏れ磁束21を減らして、トルク発生に支配的なd軸磁束を増加させることができる。この結果、磁性体のサイドカバー13を適用した際のトルク低下を抑制することができる。図13では、d軸領域22における接触部14の接触面積を最大にし、q軸領域23における接触部14の接触面積を必要最低限とすることで、最大の効果が得られる接触部14と非接触部15の形状となっている。
図4(実施例1)は1磁極に2つの永久磁石をV字型に配置し、ロータコア外縁17のq軸19と重なる部分に凹部を持つ回転電機を用いて説明した。図13(実施例4)は、1磁極に1つの永久磁石を一文字型に配置し、ロータコア外縁17のq軸19と重なる部分に凹部を持たない回転電機の例を示したものであり、このような磁石配置の回転電機にも本発明は適用でき、同様の効果を得ることができる。
着磁済みの磁石をロータコアに挿入することは製造難易度が高いため、非着磁の磁石をロータコアに挿入し、さらにサイドカバーを装着したロータを着磁ヨークにセットし、後から着磁することがしばしば行われる。この際、凹凸の無い単純なサイドカバーでは、外形が円形であるため、ロータを外部から見たときに、磁石の存在する位置が判別できず、着磁ヨークに対するロータの位置決めが困難である。第4実施例では、図11に示す通り、サイドカバー13に、磁石の位置が判別できる形で凹凸が付けられており、着磁ヨークに対するロータの位置決めが容易となる。
次に図14を用いて、本発明の実施例5について説明する。図14は、本発明の実施例5に係る回転軸を除いたロータの斜視図である。ロータコア4の軸方向両端面には、ロータコア4の肉抜き穴26への張り出し部27を備えたサイドカバー13が装着されている。図4に示すように、ロータコア4には、回転電機の慣性低減による応答性向上のため、肉抜き穴26が設けられることがある。肉抜き穴26が磁石収納部9より十分内径側にあるとき、肉抜き穴26の径方向位置は回転電機の主磁路から外れた領域であるため、図14のようにサイドカバー13を肉抜き穴26に張り出させても回転電機の磁気特性に影響を与えない。このようにすることで、ロータコア4に対するサイドカバー13の位置決めを高精度に行うとともに、サイドカバー13をロータコア4に強固に固定することができる。
次に図15を用いて、本発明の実施例5について説明する。図15は、本発明の実施例6に係る回転電機システムの構成図である。実施例1から実施例5で説明したロータ構造を持つ回転電機100は、複数のインバータ装置によって駆動される。回転電機をインバータで駆動する際には、同一のインバータで駆動させても良いし、別のインバータで駆動させても良い。別のインバータで駆動させた場合、片方のインバータが故障した際でも、もう片方のインバータで回転電機100を駆動させることができ、緊急時のフェールセーフの観点から有効である。
図15に実施例5における回転電機システムの構成例を示す。実施例1のように、10極60スロットの回転電機において、第1インバータ41により、U11~U15相、V11~V15相、W11~W15相が駆動され、第2インバータ42により、U21~U25相、V21~V25相、W21~W25相が駆動される。
実施例6によれば、ステータコアとロータコアとの空隙に磁石破片の侵入を防止することができると共に、トルク低下を抑制することができるインバータ装置を備えた回転電機を提供することができる。
また、実施例6によれば、回転電機を複数のインバータで駆動するようにしているので、一つのインバータが故障した場合でも正常な他のインバータで駆動することができ、回転電機を停止させることなく継続して駆動することができる。
次に図16を用いて、本発明の実施例7について説明する。図16は、本発明の実施例7に係る電動パワーステアリング(EPS)の構成図である。このEPS装置は、ステアリングコラム付近にアシストトルクを発生させるための回転電機1000を備えていることから、コラムアシスト式と呼ばれる。
本方式のEPS装置は、ステアリングホイールSTと、ステアリングホイールSTの回転駆動力を検出するトルクセンサTSと、トルクセンサTSの出力に基づいて、アシストトルクを制御する電子制御装置(以下ECU)と、アシストルクを制御するECUの信号に基づいて、アシストルクを出力する回転電機1000とを備えている。
ECU及び回転電機1000はエネルギー供給源となる車載用バッテリーBAからエネルギー供給を受ける。回転電機1000の回転駆動力は、歯車によって減速し、所望のトルクを出力するためのギア機構GEと、ギア機構GEで発生したトルクを伝達するためのピニオンギアPNと、ピニオンギアPNとギア機構GEをつなぐための一つまたは複数のロッドROと、一つまたは複数のジョイントJTと、ピニオンギアPNに発生する回転駆動力を垂平方向の力に変化するラックギアRCGに伝達される。ラックギアRCGはラックケースRCに覆われ、ラックケースRCの両端部には、ラックケースRC内に塵などの侵入を防止する第1のダストブーツDB1と第2のダストブーツDB2が設けられている。また、ラックギアRCGの両端部は、第1のタイロッドTR1,第2のタイロッドTR2を介して舵取りが行われる第1のタイヤWH1,第2のタイヤWH2が接続されている。第1のタイロッドTR1,第2のタイロッドTR2は、ラック軸に発生する水平方向の力を第1のタイヤWH1,第2のタイヤWH2に伝達している。
次に、コラムアシスト式EPS装置の動作を説明する。ステアリングホイールSTを回転させると、その回転駆動力をトルクセンサTSが検出する。前記トルクセンサTSの検出信号に基づいて、ECUが所望のアシストトルクを発生させるための通電パターンを演算して、回転電機1000に指令を出す。回転電機1000はECUの指令に基づいて通電を行い、アシストトルクを発生させる。回転電機1000に接続されたギア機構GEにより減速され、ロッドROとジョイントJTを介して、ピニオンギアPNに回転駆動力が伝達される。ピニオンギアPNはラックギアRCGと噛合っており、それによって、ピニオンギアPNの回転駆動力は車の進行方向に対して直角方向の推力に変換される。このようして発生した水平方向の推力は、第1のタイロッドTR1および第2のタイロッドTR2を介して、第1のタイヤWH1および第2のタイヤWH2の舵取りを行う。
コラムアシスト式EPS装置の他に、ピニオンギアPN付近にアシストトルクを発生させるための回転電機1000を備えているピニオンアシスト式EPS装置、ラックギアRCGに対してアシストトルクを発生させるための回転電機1000が備えられているラックアシスト式EPS装置などがある。
以上で説明した様々なEPS装置では、ステアリング操作に影響を与えるため、破損した磁石による回転電機のロックを防ぐ必要がある。本発明による回転電機を装着したEPS装置によれば、高信頼の回転電機ロック防止と、ステアリングホイール操作時のアシスト性能向上を、両立可能なEPS装置を提供できる効果がある。上記した効果は、本発明の回転電機を他の自動車用電動補機装置(例えば、電動ブレーキシステム)に適用した場合においても発揮することができる。
(実施例の効果の検証)
図17は、比較例に対する実施例1及び実施例2のトルクの計算結果を示す図である。ここで、比較例1は非磁性サイドカバーを使用した場合であり、比較例2は凹凸の無い円板状の磁性体サイドカバーを使用した場合を示す。また、実施例1は磁性体サイドカバーがロータコアとほぼd軸領域で接触する場合を示し、実施例2は実施例1において磁性体サイドカバー間の軸方向距離よりもステータコアの軸方向長さが2.9%長い場合を示している。
図17に示すように、比較例1に対し、比較例2は磁性体のサイドカバー全体がロータコアと接触しているため、トルクが5.5%低下する。一方、実施例1では、磁性体のサイドカバーを用いた場合であっても、サイドカバーを介する短絡磁束とq軸への漏れ磁束が低減できる結果、比較例1に対するトルク低下は、0.5%に抑えられることが確認できる。さらに、実施例2ではステータコアの磁束飽和を緩和するとともに、サイドカバーへの漏れ磁束をステータコアに効率的に鎖交できる結果、実施例1に対して2.1%トルク増加できることが確認できる。
本発明の各実施例では、図面上ではロータが10極60スロットの回転電機について述べてきたが、任意の極数、スロット数の回転電機においても本技術は適用することができる。また、ステータ巻線は、集中巻でも分布巻でも良い。磁石配置についても、図面上で説明したV字型や一文字型だけでなく、U字型、ナブラ型、バスタブ型、2層や3層などの多層型、などd軸とq軸が定義できる磁石配置を有する回転電機全般に、本技術は適用できる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、前記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。さらに、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…ステータ、2…ステータコア、3…ロータ、4…ロータコア、5…永久磁石、6…コイルエンド部、7…回転軸、8…フレーム、 9…磁石収納部、 10…コイル、11…ティース、12…空隙、13…サイドカバー、14…接触部、15…非接触部、16…折り曲げ部、17…ロータコア外縁、18…d軸、19…q軸、20…短絡磁束、21…q軸への漏れ磁束、22…d軸領域、23…q軸領域、24…磁束、25…凹部、26…肉抜き穴、27…張り出し部、41…第1インバータ、42…第2インバータ、100…回転電機、1000…EPS用回転電機、ST…ステアリングホイール、TS…トルクセンサ、GE…ギア機構、ECU…電子制御装置、BA…車載用バッテリー、JT…ジョイント、RO…ロッド、RCG…ラックギア、RC…ラックケース、PN…ピニオンギア、DB1…第1のダストブーツ,DB2…第2のダストブーツ、TR1…第1のタイロッド,TR2…第2のタイロッド、WH1…第1のタイヤ,WH2…第2のタイヤ

Claims (11)

  1. コイルが巻回されたステータコアを有するステータと、前記ステータと空隙を介して回転可能に配置されたロータと、前記ロータの軸方向端面に配置され、磁性体で構成されるサイドカバーとを備えた回転電機において、
    前記ロータは、周方向に沿って形成された複数の磁石収納部を有するロータコアと、前記複数の磁石収納部にそれぞれ収納された複数の永久磁石とを有し、
    前記サイドカバーは、前記ロータコアと接触する接触部と、前記ロータコアと接触しない非接触部とを有し、
    前記接触部はd軸と重なるd軸領域及びq軸と重なるq軸領域の両方で前記ロータコアと接触し、
    前記接触部の接触面の面積は、前記q軸領域よりも前記d軸領域の方を大きくし
    前記サイドカバーの前記非接触部と前記ロータコアの軸方向端面の間の軸方向距離は、前記空隙の径方向幅よりも大きくしたことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1において、
    前記非接触部の非接触面の面積が前記q軸領域よりも前記d軸領域の方を小さくしたことを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1または2において、
    前記サイドカバーは、径方向において前記ステータコアと対向する対向部を有することを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項において、
    前記サイドカバーは、前記接触部が少なくとも前記磁石収納部の外径側において、周方向に連続的に前記ロータコアと接触することを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項において、
    前記サイドカバーの前記非接触部の磁気抵抗は、前記接触部の磁気抵抗よりも大きくしたことを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項において、
    前記サイドカバーの前記非接触部の厚さは、前記接触部の厚さよりも薄くしたことを特徴とする回転電機。
  7. 請求項1乃至の何れか一項において、
    前記サイドカバーは、前記q軸と重なる領域に凹部を有することを特徴とする回転電機。
  8. 請求項1乃至の何れか一項において、
    前記サイドカバーは、前記接触部と前記非接触部の境界である折り曲げ部が、前記磁石収納部の軸方向端面と重なることを特徴とする回転電機。
  9. 請求項1乃至の何れか一項において、
    前記サイドカバーは、前記ロータコアの前記磁石収納部の内径側に設けた肉抜き穴に張り出す張り出し部を備えたことを特徴とする回転電機。
  10. 請求項1乃至の何れか一項に記載の回転電機は、複数のインバータで駆動されることを特徴とする回転電機。
  11. 請求項1乃至10記載の何れか一項に記載の回転電機を搭載した自動車用電動補機装置。
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