JP2021044857A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状ばらつきによる悪影響・トルクリプル増加・トルク低下を抑制し、コギングトルクを低減し車両操舵感向上可能な回転電機を実現する。【解決手段】回転子3は磁石収納部9が形成された回転子コア4と磁石収納部9に配置される磁石5とを有し、固定子1は巻線10が収納されるスロット19とスロット19を形成するティース11を有する。回転子コア4外周面と磁石収納部9の間に第1高磁気抵抗部13と第2高磁気抵抗部14が形成され、磁石5のd軸17とティース11の径方向のティース中心線16が互いに一致する軸一致状態のとき、第1高磁気抵抗部13及び第2高磁気抵抗部14はティース11の間に形成された開口部15のいずれかと対向し、d軸17とティース中心線16とが所定位置ずれた第2状態のとき第1高磁気抵抗部13及び第2高磁気抵抗部14はティース11のいずれかと対向する。【選択図】図3B

Description

本発明は、回転電機に関する。
電動化による油圧の代替や、ハイブリッド自動車、電気自動車の市場拡大の流れを受けて、電気モータがステアリングホイール操作をアシストする電動パワーステアリング(以下、EPS)装置の装着率が急速に増大している。
EPS装置では、運転者はステアリングホイールを介して、モータのコギングトルクやトルクリプルを手に感じることになる。このため、EPS用モータでは、コギングトルクをモータによるアシストトルクの0.1%程度に、トルクリプルをアシストトルクの1%程度に小さくする必要がある。
さらに、近年、アイドリングストップ機能搭載車の普及を背景に、エンジンの静音化が進展している。この結果、車室内騒音の低減の観点から、EPS装置などの電装品に対して低振動、低騒音が強く求められている。
車室内の振動,騒音に繋がるモータ起因の加振源の1つに,モータによるトルクの変動成分(コギングトルクやトルクリプル)が挙げられ、モータの出力軸を介して、車室内へ伝搬する。これがハンドルの操舵感の悪化や、放射音として車室内で放射され騒音につながる。
EPS装置以外の電装品に関しても同様のメカニズムで車室内の騒音が発生する。
磁石飛散防止のためにロータ外周に装着するSUSカバーが不要であることによるエアギャップ短縮や安価な平板磁石利用のため、埋め込み永久磁石型(IPM)回転電機が用いられる。
IPM回転電機では、リラクタンストルクを活用し高トルク化するために、円筒状のロータとし、さらに磁極間のロータコアを幅広い形状とすることがある。
しかし、このような形状では、磁極間のロータコアへの漏れ磁束が大きくなり、トルクリプルやコギングトルクの悪化を引き起こすため、円筒ロータIPM回転電機のEPS装置への適用は困難であった。
円筒ロータIPM回転電機のコギングトルク低減技術としては、例えば特許文献1に記載のように、ロータ外周面に溝(切り欠き部)を設ける技術がある。
また、特許文献2に記載のように、磁石収納孔端部のフラックスバリアに隣接してスリットを設ける技術がある。
特開2004−343861号公報 特開2017−85821号公報
しかし、特許文献1に記載の技術にあっては、ロータ外周面の溝は、ステータとの距離が近いため、溝の形状ばらつきによる低次のコギングトルクが発生し、操舵感への影響が大きい。
また、特許文献2に記載の技術にあっては、磁石収納孔の外周側のロータコアにスリットを設けるためには、ロータコア深くに磁石を埋め込む必要があり、トルクリプル増加やトルク低下が生じる恐れがある。
本発明は、上記のような従来技術が抱える問題を解決するためになされたものであり、その目的は、形状ばらつきによる悪影響・トルクリプル増加・トルク低下を抑制して、永久磁石型回転電機のコギングトルクを低減し、車両操舵感を向上可能な回転電機を実現することである。
上記目的を達成するため、本発明は次のように、構成される。
回転電機において、磁石収納部が形成された回転子コアと、前記磁石収納部に配置される複数の磁石とを有する回転子と、巻線が収納される複数のスロットと、前記複数のスロットを形成する複数のティースとを有する固定子と、を備え、前記回転子コアの外周面と前記磁石収納部との間に、少なくとも第1高磁気抵抗部と第2高磁気抵抗部が形成され、前記複数の磁石のうちのいずれか一つにおけるd軸と、前記複数のティースのうちのいずれか一つにおける前記固定子の径方向のティース中心線とが互いに一致する状態を第1状態とし、前記d軸と前記ティース中心線とが所定位置ずれた状態を第2状態としたとき、前記第1状態のとき、前記第1高磁気抵抗部及び前記第2高磁気抵抗部は、前記複数のティースの間に形成された複数の開口部のうちのいずれかと対向し、前記第2状態のとき、前記第1高磁気抵抗部及び前記第2高磁気抵抗部は、前記複数のティースのうちのいずれかと対向する。
本発明によれば、形状ばらつきによる悪影響・トルクリプル増加・トルク低下を抑制して、永久磁石型回転電機のコギングトルクを低減し、車両操舵感を向上可能な回転電機を実現することができる。
実施例1に係る極数P・スロット数Sの回転電機の構成を示す軸方向断面図である。 図1におけるA−A断面で切断したときのステータ及びロータの径方向断面を示した図である。 d軸とティース群の中心であるティース中心とが一致する第1状態(電気角0度)の場合を示す図である。 d軸とティース中心とが所定位置ずれた第2状態の場合を示す図である。 溝数0(溝無し)と溝数2(実施例1)のコギングトルク基本波成分の振幅波形を示す図である。 図4の第1状態(電気角0度、コギングトルク振幅がゼロ)を示す図である。 図4の第1状態(電気角0度、コギングトルク振幅がゼロ)を示す図である。 図4の第1状態(電気角0度、コギングトルク振幅がゼロ)を示す図である。 図4の第2状態(電気角7.5度、コギングトルク振幅が最大)を示す図である。 図4の第2状態(電気角7.5度、コギングトルク振幅が最大)を示す図である。 図4の第2状態(電気角7.5度、コギングトルク振幅が最大)を示す図である。 図4の第3状態(電気角15度、コギングトルク振幅がゼロ)を示す図である。 図4の第3状態(電気角15度、コギングトルク振幅がゼロ)を示す図である。 図4の第3状態(電気角15度、コギングトルク振幅がゼロ)を示す図である。 図4の第4状態(電気角22.5度、コギングトルク振幅が最大)を示す図である。 図4の第4状態(電気角22.5度、コギングトルク振幅が最大)を示す図である。 図4の第4状態(電気角22.5度、コギングトルク振幅が最大)を示す図である。 溝数を0から3まで変化させた場合の、コギングトルク60次成分を示す図である。 溝数を0から3まで変化させた場合の、トルクを示す図である。 溝の周方向幅を0(溝無し)〜2.4mmまで変化させた場合の、コギングトルク60次成分を示す図である。 溝ピッチ(第1溝13と第2溝14との間隔)を、機械角で0〜21度まで変化させた場合の、コギングトルク60次成分を示す図である。 溝13、14の径方向幅(深さ)を0〜0.3mmまで変化させた場合の、コギングトルク60次成分を示す図である。 実施例1の変形例を示す図である。 実施例1の変形例を示す図である。 実施例1の変形例を示す図である。 実施例2に係る回転電機の駆動システムの構成を示す図である。 実施例2に係る回転電機の駆動システムの構成を示す図である。 実施例3である電動パワーステアリングシステムの概略構成図である。
以下、図面を用いて本発明に係る回転電機を説明する。
なお、以下の実施例における回転電機は、電動パワーステアリング装置をはじめ、その他の自動車用電動補機装置や主機装置へも適用可能である。さらには、他の用途の回転電機全般にも適用可能である。
また、各図において同一要素については同一の符号を記し、重複する説明は省略する。
(実施例1)
図1〜図12を用いて、本発明の実施例1である回転電機の構成を説明する。
図1は、実施例1に係る極数P・スロット数Sの回転電機100の構成を示す軸方向断面図である。図1において、実施例1の回転電機100は、ステータ1と、ステータ1内に、エアギャップ12を介して、回転可能に配置されたロータ3と、駆動軸7と、ステータ1を保持するフレーム8とを備える。
ロータ3は、複数の積層板から構成されたロータコア(回転子コア)4と、ロータコア4の磁石収納孔(磁石収納部)9に収納された複数の永久磁石5と、を備える。磁石収納孔9は、ロータコア4の外周部の近辺に形成される。
また、ステータ1は、ステータコア2と、ステータコア2のティース11(図2に示す)に巻回されるコイル(巻線)10(図2に示す)とを有する。図1においては、コイル10のコイルエンド部6が図示されている。
図2は、図1におけるA−A断面で切断したときのステータ1及びロータ3の径方向断面を示した図である。図2において、コイル10はスロット19内に配置されている。また、ロータコア4には肉抜き孔50が形成されている。
また、図3Aおよび図3Bは、図2の破線部分20の拡大図(ロータ3の1磁極分の拡大図)を示しており、図3Aは、永久磁石5のd軸17とティース群11の中心であるティース中心16とが一致する第1状態(電気角0度)の場合を示す図である。また、図3Bは、d軸17とティース中心16とが所定位置ずれた第2状態(d軸17とティース中心16とが電気角P*45/(PとSの最小公倍数)度ずれた状態)の場合を示す図である。
また、図示していないが、d軸17とティース中心16とが、電気角2P*45/(PとSの最小公倍数)度ずれた場合を第3状態、電気角3P*45/(PとSの最小公倍数)度ずれた場合を第4状態、電気角4P*45/(PとSの最小公倍数)度ずれた場合を第5状態、とそれぞれ定義する。
なお、電気角は、電気角=機械角×極対数と定義される。
図2、図3Aおよび図3Bに示す通り、ロータコア(回転子コア)4には、磁石収納孔9が形成され、磁石収納孔9のステータ1側の辺22には、第1高磁気抵抗部である第1溝13及び第2溝14が形成される。磁石収納孔9は上方、下方、両側方の辺を有し、ステータ1側の辺(上方の辺)が辺22となっている。第1溝13は、d軸17を中心に周方向の一方側に設けられ、第2溝14は、d軸17を中心に周方向の他方側に設けられている。
第1溝13および第2溝14は、駆動軸7に沿って延びるように辺22に形成されている。実施例1に示した例では、第1溝13と第2溝14とは、d軸17を中心に対称となるように形成されている。
ここで、第1溝13と第2溝14のそれぞれは、第1状態では、ティース11の間に形成されたスロット開口部15と対向し、第2状態では、ティース11と対向するように形成される。
図4は、溝数0(溝無し)と溝数2(実施例1)のコギングトルク基本波成分(ここでは機械角60次)の振幅波形を示す図である。図4に示すように、実施例1の構成にすることで、コギングトルク基本波成分をほぼ0にすることができる。
本発明のコギングトルク低減原理について、図5A〜図5Lを用いて説明する。図5A〜図5Cは、図4の第1状態(電気角0度、コギングトルク振幅がゼロ)、図5D〜図5Fは、第2状態(電気角7.5度、コギングトルク振幅が最大)、図5G〜図5Iは、第3状態(電気角15度、コギングトルク振幅がゼロ)、図5J〜図5Lは、第4状態(電気角22.5度、コギングトルク振幅が最大)を示す図である。なお、第5状態は、電気角30度、コギングトルク振幅がゼロである。
ここで、磁気エネルギーは磁束密度の2乗に比例するため、エアギャップ磁束密度の2乗は、エアギャップの磁気エネルギーを評価する指標である。
第1状態では、図5A〜図5Cに示す通り、ティース11(丸付き1)−11(丸付き5)に対応した電気角でエアギャップの磁気エネルギーが高いことが分かる。溝数0(実線)と溝数2(実施例1破線)とでは、どちらも1磁極当たりの磁気エネルギー分布は左右対称の分布を示している。コギングトルクは、磁気エネルギーの周方向角度微分であるため、このような左右対称な分布の場合には、コギングトルクは図4に示した通り発生しない。
なお、溝数0と比べて溝数2の方が、第1溝13と第2溝14がティース11への磁束を抑制するため、ティース11(丸付き1)とティース11(丸付き5)の磁気エネルギーが低くなっている。
一方、溝数0の第2状態では、図5D〜図5Fに示す通り、第1状態からずれた分、ティース11(丸付き1)、11(丸付き2)、11(丸付き5)に対応した電気角の磁気エネルギーが変化し、磁気エネルギー分布は左右非対称になる。
特に、ティース11(丸付き5)で磁気エネルギー分布が大きく歪んでおり、このティース11(丸付き5)への磁束がコギングトルクを発生させている。
溝数2とすることにより、第1溝13がティース11(丸付き5)への磁束を抑制した結果、本実施例1でコギングトルクを低減できる。
ここで、第2溝14によりティース11(丸付き2)への磁束も抑制しているが、ティース11(丸付き2)に対応した磁気エネルギー分布の歪は小さいため、コギングトルクへの寄与は小さい。
第3状態では、図5G〜図5Iに示す通り、ティース11(丸付き2)−1(丸付き5)に対応した電気角でエアギャップの磁気エネルギーが高く、溝数0と溝数2の両方で、磁気エネルギー分布は再び左右対称となる。その結果、コギングトルクは、図4に示した通り発生しない。
溝数0の第4状態では、図5J〜図5Lに示す通り、第3状態からずれた分、ティース11(丸付き2)、11(丸付き5)に対応した電気角の磁気エネルギーが大きく変化し、磁気エネルギー分布は再び左右非対称になる。この分布は第2状態と比べて左右逆の傾向を示しており、ティース11(丸付き2)への磁束が支配的にコギングトルクを発生させている。溝数2とすることにより、ティース11(丸付き2)への磁束を第2溝14で抑制できる。
第5状態では、図示はしないが、第1状態と同じ位置関係になるため、磁気エネルギー分布は第1状態と同じであり、溝数0と溝数2の両方で、コギングトルクは発生しない。
なお、上述した第2状態〜第5状態は、コギンギトルク波形の特徴的な瞬間において、コギングトルクの低減原理を説明するために定義している。また、図4に示すように、コギングトルクは、第1状態から第5状態に連続的に遷移する。
以上の原理により、本実施例1でコギングトルクを低減できる。
次に、本実施例1のコギングトルク低減効果のある範囲について、磁界解析シミュレーションで検証した結果を、図6A、図6B、図7〜図9を用いて説明する。
図6Aは溝数を0から3まで変化させた場合の、コギングトルク60次成分(基本波成分)を示す図である。図6Bは溝数を0から3まで変化させた場合の、トルクを示す図である。
図6Aに示すように、溝数を変化させた結果、溝数1は溝数0とコギングトルクの値がほぼ一致し、コギングトルクの低減効果がない。一方、溝数2以上では同等のコギングトルク低減効果が得られることが分かる。
ただし、図6Bに示す通り、溝数を増やすとトルクも低下するため、トルク低下を抑えてコギングトルクを低減するには、溝数2が最も望ましいことが分かる。
図7は、溝の周方向幅を0(溝無し)〜2.4mmまで変化させた場合の、コギングトルク60次成分を示す図である。
図7において、溝の周方向幅を変化させた結果、溝幅0.1〜1.2mmの範囲でコギングトルク低減効果があり、溝幅0.5〜0.8mm付近が最適であった。ここで、コギングトルク低減効果のある溝幅の上限1.2mmは、ティースピッチの半分(コギングトルク半周期、電気角で 2P*45/(PとSの最小公倍数)度)に対応する溝幅1.3mmに近い。
よって、コギングトルク低減効果を得るには、溝の周方向幅に対応する角度を、電気角で2P*45/(PとSの最小公倍数)度以下にすべきである。また、最適な幅は、ティース間の開口部15の周方向角度に対応する溝幅0.55mmに近いことが分かる。
図8は、溝ピッチ(第1溝13と第2溝14との間隔)を、機械角で0〜21度まで変化させた場合の、コギングトルク60次成分を示す図である。図8において、溝ピッチを変化させた結果、溝ピッチ15〜18.5度の範囲でコギングトルク低減効果があり、溝ピッチ17〜18度付近が最適であった。
よって、第1高磁気抵抗部である溝13と第2高磁気抵抗部である溝14との間隔は、第1状態のとき、第1高磁気抵抗部13と第2高磁気抵抗部14との間に3つのティース11と2つの開口部15が存在する。3つのティース11のうちの固定子1の周方向両側に位置するティース11のうちの一方のティース11の固定子1の周方向外側に位置する開口部15と第1高磁気抵抗部13が対向する。また、3つのティース11のうちの周方向両側に位置するティース11のうちの他方のティース11の周方向外側に位置する開口部15と第2高磁気抵抗部14が対向することが望ましい。
最適な溝ピッチは、3つのティース11分の角度に対応している。つまり、溝13及び溝14が磁石5と対向する範囲内で、最も周方向外側の2つの開口部15のそれぞれに、2つの溝13、14のそれぞれを対向させる場合の角度に対応している。
図9は、溝13、14の径方向幅(深さ)を0〜0.3mmまで変化させた場合の、コギングトルク60次成分を示す図である。図9において、溝13、14の径方向幅を変化させた結果、溝13、14の径方向幅0.01〜0.15mmの範囲でコギングトルク低減効果があり、溝深さ0.1mm付近が最適である(最適点が存在している)。図9に示した結果は、図7に示した溝の周方向幅の変化と同様の傾向を示すことが分かる。
上記の実施例1の変形例を、図10〜図12を用いて説明する。上記の実施例1では、高磁気抵抗部として最も製造しやすい溝を用いて説明してきたが、図10に示す通り、溝以外にも、凹み、カシメ、孔などを高磁気抵抗部として適用し、第1高磁気抵抗部61、第2高磁気抵抗部62を形成しても良い。
他の変形例として、図11に示す通り、高磁気抵抗部が小さければ、磁石収納孔9の外周側のロータコア4に、カシメ、孔、ピンまたはネジからなる高磁気抵抗部63、64を形成しても良い。高磁気抵抗部63、64がピンまたはネジからなる場合は、非磁性体であることが望ましい
また、高磁気抵抗部の形状や位置のばらつきを小さくできるならば、図12に示す通り、ロータコア4の外周面に、溝、凹み、カシメまたは孔からなる高磁気抵抗部65、66を形成しても良い。
なお、磁石収納孔9は、ロータコア4に複数形成されるが、複数の磁石収納孔9のそれぞれに収容された磁石5の固定子1側の辺22に高磁気抵抗部(13、14)、(61、62)が形成される。また、高磁気抵抗部(63、64)は、複数の磁石収納孔9のそれぞれの外周側のロータコア4に形成される。さらに、高磁気抵抗部(65、66)は、複数の磁石収納孔9のそれぞれの外周側のロータコア4の外周面に形成される。
以上のように、本発明の実施例1によれば、磁石収納孔9の辺22に2つの高磁気抵抗部(61、62)が形成される。また、変形例として、磁石収納孔9の外周側もロータコア4に高磁気抵抗部(63、64)が形成される。さらに、他の変形例として、磁気収納孔9の外周側のロータコア4の外周面に高磁気抵抗部(65、66)が形成される。そして、2つの高磁気抵抗部((13、14)、(61、62)、(63、64)、(65、66))は、複数の永久磁石5のうちの一つのd軸17と、ステータコア2に配置された複数のティース11のうちの一つのステータコア2の径方向中心線16とが一致する第1状態においては、スロット開口15と対向するように構成される。
そして、2つの高磁気抵抗部((13、14)、(61、62)、(63、64)、(65、66))は、複数の永久磁石5のうちの一つの永久磁石5のd軸17と、ステータコア2に配置された複数のティース11のうちの一つのステータコア2の径方向中心線16とが、nを1、2、3のいずれかとし、Pを極数、Sをスロット数とすると、電気角でn*(P*45/(PとSの最小公倍数))度だけずれた第(n+1)状態においては(一定の電気角だけずれた状態)、複数のティース11のうちのいずれかと対向するように構成される。以降、第1状態〜第4状態が繰り返される。ただし、上述したように、第2状態〜第5状態は、コギンギトルク波形の特徴的な瞬間において、コギングトルクの低減原理を説明するために定義している。また、図4に示すように、コギングトルクは、第1状態から第5状態に連続的に遷移する。
これにより、形状ばらつきによる悪影響・トルクリプル増加・トルク低下を抑制して、永久磁石型回転電機のコギングトルクを低減し、車両操舵感を向上可能な回転電機を実現することができる。
上記の実施例1では、全ての電磁鋼板に高磁気抵抗部が存在する場合に、最大のコギングトルク低減効果が得られるが、積層方向に部分的に高磁気抵抗部が存在する場合でもある程度のコギングトルク低減効果が期待できる。
ここで、本発明の実施例1は、公知技術のように、ロータコア4にスリットを設ける構成ではないため、ロータコア4深くに永久磁石5を埋め込む必要が無く、トルクリプルの増加を抑制することができる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2について説明する。
図13A、図13Bは、本発明の実施例2である回転電機システムの概略構成図である。
実施例1のロータ3の構造を有する回転電機100は、同一のインバータ41で回転電機100を駆動させても良いし、2つのインバータ41及び42で回転電機100を駆動させても良い。
2つのインバータ41及び42で回転電機100を駆動させる場合、インバータ41又は42のいずれかが故障した際でも、故障していない片方のインバータ41又は42で回転電機100を駆動させることができ、緊急時のフェールセーフの観点から有効である。
図13A及び図13Bにおいて、実施例1のように、10極60スロットの回転電機100は、第1のインバータ41により、U11〜U15相、V11〜V15相、W11〜W15相が駆動される。そして、第2のインバータ42により、U21〜U25相、V21〜V25相、W21〜W25相が駆動される。
実施例2によれば、実施例1と同様な効果を有する他に、2つのインバータ41及び42で回転電機100を駆動させ、インバータ41又は42のいずれかが故障した際には、故障していない片方のインバータ41又は42で回転電機100を駆動させるように構成したので、緊急時のフェールセーフ機能が向上した回転電機システムを実現することができる。
(実施例3)
次に、本発明の実施例3について、説明する。
図14は、本発明の実施例3である電動パワーステアリングシステム2000の概略構成図であり、本発明の実施例1又は実施例2によるEPS用回転電機1000を適用した電動パワーステアリングシステム2000である。
この電動パワーステアリングシステム2000は、ステアリングコラム付近にアシストトルクを発生させるための回転電機1000を備えていることから、コラムアシスト式と呼ばれる。電動パワーステアリングシステム2000は、ステアリングホイールSTと、ステアリングホイールSTの回転駆動力を検出するトルクセンサTSと、トルクセンサTSの出力に基づいて、アシストトルクを制御するECUと、アシストトルクを制御する制御装置ECUの信号に基づいて、アシストトルクを出力する回転電機1000と、を備えている。
また、電動パワーステアリングシステム2000は、ECUおよび回転電機1000のエネルギー供給源となる車載用バッテリーBAと、回転電機1000の回転駆動力を歯車によって減速し、所望のトルクを出力するためのギア機構GEと、ギア機構GEで発生したトルクを伝達するためのピニオンギアPNと、ピニオンギアPNとギア機構GEをつなぐための一つまたは複数のロッドROと、一つまたは複数のジョイントJTと、を備えている。
また、電動パワーステアリングシステム2000は、ピニオンギアPNに発生する回転駆動力を水平方向の力に変化するラックギアRCGと、ラックギアRCGを覆うラックケースRCと、ラックケースRC内に塵などが入らないために設けられる第1のダストブーツDB1と第2のダストブーツDB2と、実際に舵取りが行われる第1のタイヤWH1と、第2のタイヤWH2と、ラック軸に発生する水平方向の力を第1のタイヤWH1に伝えるための第1のタイロッドTR1と、同じくラック時軸に発生する水平方向の力を第2のタイヤWH2に伝えるための第2のタイロッドTR2と、を備えている。
次に、コラムアシスト式である電動パワーステアリングシステム2000の動作を説明する。
ステアリングホイールSTを回転させると、その回転駆動力をトルクセンサTSが検出する。トルクセンサTSの検出信号に基づいて、ECUが所望のアシストトルクを発生させるための通電パターンを演算して、回転電機1000に指令を出す。
回転電機1000はECUの指令に基づいて通電を行い、アシストトルクを発生させる。回転電機1000に接続されたギア機構GEにより減速され、ロッドROとジョイントJTを介して、ピニオンギアPNに回転駆動力が伝達される。ピニオンギアPNはラックギアRCGと噛合っており、それによって、ピニオンギアPNの回転駆動力は車の進行方向に対して直角方向の推力に変換される。
こうして発生した水平方向の推力は、タイロッドTR1およびTR2を介して、タイヤWH1およびWH2の舵取りを行う。
本発明の実施例3によれば、実施例1又は実施例2による回転電機1000が、電動パワーアシストシステム2000に適用されているので、車両操舵感を向上可能な電動パワーアシストシステムを実現することができる。
なお、上述した例は、本発明をコラムアシスト式EPS装置に適用した場合の例であるが、本発明は、ピニオンギアPN付近にアシストトルクを発生させるための回転電機1000を備えているピニオンアシスト式EPS装置、ラックギアRCGに対してアシストトルクを発生させるための回転電機1000が備えられているラックアシスト式EPS装置等にも適用することができる。
以上で説明した様々なEPS装置では、重大事故に直結する可能性があるため、破損した磁石による回転電機ロックは許されない。また、回転電機の振動エネルギーが、ギア機構GE、ロッドRO、ピニオンギアPNなどの機械部品を介して、車室内に伝播し、運転席付近のパネルや内壁から音波として放出される。これを運転者が騒音(所謂、ジッパー音やファスナー音)として感じることになる。
この騒音発生メカニズムは、回転電機を車室内に配置したコラムアシスト式EPS装置、回転電機をエンジンルーム内に配置するピニオンアシスト式、ラックアシスト式などのEPS装置に共通である。
したがって、本発明による回転電機を装着した電動パワーアシストシステム2000によれば、高信頼の回転電機ロック防止と、ステアリングホイール操作時のアシスト性能向上と、車室内の静音化を両立可能なEPS装置を提供できる効果がある。上で述べた効果は、本発明の回転電機を他の自動車補機システム(例えば、電動ブレーキシステム)に適用した場合においても発揮することができる。
なお、上記の実施例1について、図面上では10極60スロットの回転電機について述べてきたが、任意の極数、スロット数の回転電機に本発明は適用できる。また、ステータ巻線は、集中巻でも分布巻でも良い。
さらに、上述した例においては、一つの磁石収納孔9に一つの永久磁石5を配置したが、一つの磁石収納孔9に複数の永久磁石5を配置してもよい。この場合、複数の永久磁石5により一磁極が形成される。また、複数の磁石収納孔9を集合させ、それぞれに永久磁石9を配置し、一つの磁石収納部として一磁極を形成することも可能である。
複数の永久磁石5により一磁極を形成する場合は、この一磁極のN極の磁束方向がd軸となる。ここで、磁石収納部とは、一つの永久磁石5が配置される場合の磁石収納孔9、複数の永久磁石5が配置される場合の一つの磁石収納孔9、及び複数の磁石収納孔9の集合体を総称するものと定義する。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1・・・ステータ、2・・・ステータコア、3・・・ロータ、4・・・ロータコア、5・・・永久磁石、6・・・コイルエンド部、7・・・駆動軸、8・・・フレーム、 9・・・磁石収納孔、 10・・・コイル(巻線)、11・・・ティース、12・・・エアギャップ、13・・・第1溝、14・・・第2溝、15・・・開口部、16・・・ティース中心、17・・・d軸、18・・・磁束線、19・・・スロット、21・・・磁束密度評価面、22・・・辺、41・・・第1のインバータ、42・・・第2のインバータ、50・・・肉抜き孔、61、63、65・・・第1高磁気抵抗部、62、64、66・・・第2高磁気抵抗部、100・・・回転電機、1000・・・EPS用回転電機、2000・・・電動パワーステアリングシステム、BA・・・車載用バッテリー、DB1、DB2・・・ダストブーツ、ECU・・・制御装置、GE・・・ギア機構、JT・・・ジョイント、PN・・・ピニオンギア、RC・・・ラックケース、RCG・・・ラックギア、RO・・・ロッド、ST・・・ステアリングホイール、TR1、TR2・・・タイロッド、TS・・・トルクセンサ、WH1、WH2・・・タイヤ

Claims (11)

  1. 磁石収納部が形成された回転子コアと、前記磁石収納部に配置される複数の磁石とを有する回転子と、
    巻線が収納される複数のスロットと、前記複数のスロットを形成する複数のティースとを有する固定子と、を備え、
    前記回転子コアの外周面と前記磁石収納部との間に、少なくとも第1高磁気抵抗部と第2高磁気抵抗部が形成され、
    前記複数の磁石のうちのいずれか一つにおけるd軸と、前記複数のティースのうちのいずれか一つにおける前記固定子の径方向のティース中心線とが互いに一致する状態を第1状態とし、
    前記d軸と前記ティース中心線とが所定位置ずれた状態を第2状態としたとき、
    前記第1状態のとき、前記第1高磁気抵抗部及び前記第2高磁気抵抗部は、前記複数のティースの間に形成された複数の開口部のうちのいずれかと対向し、
    前記第2状態のとき、前記第1高磁気抵抗部及び前記第2高磁気抵抗部は、前記複数のティースのうちのいずれかと対向することを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記第1高磁気抵抗部及び前記第2高磁気抵抗部は、前記磁石収納部の前記固定子側の辺に形成されることを特徴とする回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記第1高磁気抵抗部及び前記第2高磁気抵抗部は、溝、凹み、カシメまたは孔であることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記第1高磁気抵抗部及び前記第2高磁気抵抗部は、前記回転子コアの外周面と前記磁石収納部との間に形成されたカシメ、孔、ピンまたはネジであることを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記第1高磁気抵抗部及び前記第2高磁気抵抗部は、前記回転子コアの外周面に形成された溝、凹み、カシメまたは孔であることを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記第1高磁気抵抗部と前記第2高磁気抵抗部の周方向幅に対応する角度は、それぞれ電気角で2P*45/(PとSの最小公倍数)度以下であることを特徴とする回転電機。
  7. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記第1高磁気抵抗部と前記第2高磁気抵抗部のそれぞれは、前記第1致状態のとき、前記複数の磁石のうちのいずれか一つと対向する範囲で、最も周方向外側の前記開口部に対向することを特徴とする回転電機。
  8. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記磁石収納部は複数形成され、複数の前記磁石収納部のそれぞれに、複数の前記磁石が配置されることを特徴とする回転電機。
  9. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記磁石収納部は複数形成され、複数の前記磁石収納部のそれぞれは、複数の磁石収納孔を有し、前記複数の磁石収納孔のそれぞれに、前記永久磁石が配置されることを特徴とする回転電機。
  10. 請求項1〜9のうちのいずれか一項に記載の回転電機を2つ以上のインバータで駆動することを特徴とする回転電機システム。
  11. 請求項1〜9のうちのいずれか一項に記載の回転電機を搭載することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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