JP7218690B2 - 車両の床下構造 - Google Patents
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Description
即ち、連結部材が突出パネル部から下方に突出しないため、連結部材が車両の床下部品と干渉することがない。
以下、図1から図9に基づいて、本発明の実施形態1に係る車両の床下構造の説明を行う。本実施形態に係る車両の床下構造は、フロアパネルの下面に設けられた左右のロッカーレールの後端部とリヤクロスメンバの中央部とを左右のブレースで連結する構成の車両における後部床下構造である。ここで、図中における前後左右及び上下は、車両の前後左右、及び上下に対応している。
車両10の後部床下には、図1に示すように、フロアパネル11の下面の左右両側に車両前後方向に延びるフロアサイドメンバ12が設けられている。フロアサイドメンバ12は、後輪(図示省略)が収納されるリヤホイールハウス13の後部位置で同じく車両前後方向に延びるリヤサイドメンバ14に接続されている。また、フロアパネル11の下面の左右端部には、フロントホイールハウス(図示省略)とリヤホイールハウス13間で車両前後方向に延びるロッカーレール16がフロアサイドメンバ12の車幅方向外側に設けられている。ここで、ロッカーレール16上には、フロントピラー、センターピラー、及びリヤピラー等、車両10のルーフパネル(図示省略)を支持する支柱(図示省略)が立設されている。
なお、前記リヤフロアパネル110の下面に固定されて車両前後方向に延びる床下クロス45が本発明の床下骨格部材に相当する。
取付け台座30は、左右のブレース20の一端側を支える台座であり、上記したように、リヤフロアパネル110の突出端部よりも下方に突出する箱状に形成されている。取付け台座30は、図5の分解斜視図に示すように、フロントパネル310とリインフォース320とバルク330とが互いに連結されることにより構成されている。取付け台座30のフロントパネル310は、前板312と、前板312の左右端で約90°後方に折り曲げられた左右の側板314と、前板312の下端部で水平な位置まで上方に折り曲げられた下面板315とから構成されている。
床下クロス45は、図5、図6に示すように、取付け台座30を後方から支えることで、その取付け台座30の倒れ防止を図る骨格部材である。床下クロス45は、底板45zと左右の側壁45sとにより断面略U字形の溝状に形成されており、左右の側壁45sの高さ寸法が取付け台座30のバルク330の高さ寸法のほぼ1/2に設定されている。また、左右の側壁45sの上端位置には、水平方向外側に一定幅で折り曲げ成形されたフランジ部45eが設けられている。床下クロス45のフランジ部45eは、リヤフロアパネル110の下面に連結される部分であり、リヤフロアパネル110の形状に合わせて形成されている。また、床下クロス45の前部には、左右の側壁45sから前方に突出するように左右の縦壁部45a,45bが設けられている。
シェアプレート41は、図2、図3等に示すように、取付け台座30の前部とリヤフロア前クロスメンバ19とを連結させるとともに、取付け台座30を前方から支えることで、その取付け台座30の倒れ防止を図る部材である。シェアプレート41は、台形板状に形成されている。シェアプレート41の高さ寸法(台形の上底と下底間の距離)は、図4に示すように、取付け台座30の上端位置(前板312の上端)と、リヤフロアパネル110の下面に連結される取付け台座30のフランジ部314e,324e,334eの下端位置間の距離とほぼ等しい値に設定されている。このため、シェアプレート41が取付け台座30の前部とリヤフロア前クロスメンバ19とを連結させた状態で(図4参照)、シェアプレート41はリヤフロアパネル110の突出端部よりも下方に突出することはない。
取付け台座30等を組立てる場合には、先ず、図5~図7に示すように、取付け台座30のバルク330に対して床下クロス45がセットされる。即ち、床下クロス45の左右の縦壁部45a,45bがバルク330の左右の側板334に外側から被せられ、床下クロス45のフランジ部45eがバルク330のフランジ部334eに被せられる。さらに、床下クロス45の縦フランジ部45fがバルク330の後板332に当接するようになる。そして、床下クロス45の縦フランジ部45fとバルク330の後板332とが、図6に示すように、例えば、スポット溶接SPにより連結される。
左右のロッカーレール16が本発明の左右の縦骨格部材に相当し、リヤフロア前クロスメンバ19が本発明の横骨格部材に相当する。また、シェアプレート41が本発明の連結部材に相当する。さらに、取付け台座30においてシェアプレート41が連結される範囲が本発明の取付け台座の基端部に相当し、前記取付け台座30においてシェアプレート41に対して下方に突出する部分が本発明の取付け台座の突出部に相当する。また、リヤフロアパネル110が本発明の突出パネル部に相当し、取付け台座30のフロントパネル310とバルク330とが本発明の取付け台座の前側板部と後側板部とに相当する。
本実施形態に係る車両の床下構造によると、取付け台座30は、リヤフロアパネル110(突出パネル部)の下面に固定される基端部と、左右のブレース20の一端が連結される突出部との車幅方向における幅寸法がほぼ等しく設定されている。即ち、取付け台座30は、従来のように基端部側が幅広となるV字形ではなく、箱形に形成されている。このため、車両の床下部品(例えば、マフラ等)との干渉を避け易くなる。また、取付け台座30の基端部がその取付け台座30よりも車幅方向の寸法が大きなシェアプレート41(連結部材)を介してリヤフロア前クロスメンバ19(横骨格部材)に連結されているため、取付け台座30が左右のブレース20から荷重を受けた場合でも、取付け台座30が倒れ難くなる。また、シェアプレート41がリヤフロアパネル110から下方に突出しないため、シェアプレート41が車両の床下部品と干渉することがない。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、取付け台座30をフロントパネル310とリインフォース320とバルク330とから構成し、フロントパネル310の左右の側板314とバルク330の左右の側板334とをリインフォース320の左右の側板324を介して連結する例を示した。しかし、フロントパネル310の左右の側板314とバルク330の左右の側板334とを直接的に連結する構成でも可能である。また、本実施形態では、取付け台座30の基端部とリヤフロア前クロスメンバ19とをシェアプレート41により連結する例を示した。しかし、リヤフロアパネル110から下方に突出しないサイズで車幅方向に長い骨格部材等で取付け台座30の基端部とリヤフロア前クロスメンバ19とを連結する構成でも可能である。
11・・・・フロアパネル
110・・・リヤフロアパネル(突出パネル部)
16・・・・ロッカーレール(縦骨格部材)
19・・・・リヤフロア前クロスメンバ(横骨格部材)
20・・・・ブレース
30・・・・取付け台座
310・・・フロントパネル(前側板部)
312・・・前板
314・・・側板
330・・・バルク(後側板部)
332・・・後板
334・・・側板
41・・・・シェアプレート(連結部材)
45・・・・床下クロス
45a・・・縦壁部
45b・・・縦壁部
Claims (4)
- 車両のフロアパネルの下面における車幅方向両側で車両前後方向に延びる左右の縦骨格部材と、前記フロアパネルの下面で車幅方向に延びる横骨格部材と、前記左右の縦骨格部材と前記横骨格部材の車幅方向における中央部とをそれぞれつなぐ左右のブレースとを備える車両の床下構造であって、
前記フロアパネルの下面には、前記横骨格部材の車幅方向における中央部の近傍に取付け台座が固定されており、
前記取付け台座は、前記フロアパネルの下面に固定される基端部と、前記フロアパネルの下面から下方に突出し、左右のブレースが連結される突出部とを備えており、
さらに、前記フロアパネルの下面には、前記取付け台座を支持して倒れ防止を図る床下骨格部材が車両前後方向に延びるように設けられており、
前記取付け台座の基端部が連結部材を介して前記横骨格部材に連結されており、
前記取付け台座は、前記連結部材と前記床下骨格部材とによって車両前後方向から挟まれている車両の床下構造。 - 請求項1に記載された車両の床下構造であって、
前記車両のフロアパネルには、前記横骨格部材に対して下方に突出する突出パネル部が設けられて、その突出パネル部の下面に前記床下骨格部材が固定されており、
前記取付け台座の基端部は前記突出パネル部を覆って設けられ、前記取付け台座の突出部は前記突出パネル部の突出端部よりも下方に突出しており、
前記取付け台座の基端部と前記横骨格部材とをつないで前記連結部材が設けられており、
前記連結部材の下端位置が前記突出パネル部の突出端部よりも高い位置にある車両の床下構造。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両の床下構造であって、
前記取付け台座は、前板と左右の側板とを備える前側板部と、後板と左右の側板とを備える後側板部とを有しており、
前記前側板部の左右の側板と前記後側板部の左右の側板とが互いに連結されることで、前記取付け台座が形成されている車両の床下構造。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載された車両の床下構造であって、
前記連結部材は、台形板状に形成されており、
前記連結部材における台形の上底に相当する部分の幅寸法が前記取付け台座の基端部の幅寸法にほぼ等しく設定されて、前記上底に相当する部分が前記取付け台座の基端部に連結されており、
前記連結部材における台形の下底に相当する部分が前記横骨格部材の車幅方向における中央部に連結されている車両の床下構造。
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