JP7216487B2 - 画像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像に含まれる物体を検知する技術に関するものである。
従来、画像から人体等を検知する物体検知装置が知られている。物体検知装置は、例えば、スタジアムにいる観客人数の計測や、遊園地の来客数の人数を計測するのに用いられる。特許文献1には、画像から人体等の領域を正確に検出する技術が開示されている。
特開2018-88049号公報
ところで、画像を対象とした物体検知においては検出領域など検知設定を少し変更しただけで誤検知や未検知が発生し得る。そのため、適切な検知設定がなされなかった場合、適切な検知結果が得られないことになる。そのため、ユーザは、様々な検知条件を試行し、誤検知や未検知の発生を確認しながら適切な検知条件を決定する必要があった。すなわち、適切な検知条件を決定はユーザにとって困難で煩雑なものとなっていた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、画像に含まれる物体の検知における適切な検知条件の設定を容易にする技術を提供することを目的としている。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、画像処理装置は、
撮像装置によって撮像された画像から物体を検出する検出手段と、
前記画像における互いに異なる複数の領域を特定する特定手段と、
前記複数の領域それぞれについて、前記検出手段により検出された物体のうち、前記画像における物体のサイズの下限および上限を示す第1のサイズ範囲に含まれるサイズの物体の数を示す第1の情報を取得する第1の取得手段と、
前記第1のサイズ範囲の前記下限および前記上限の少なくとも一方に対して変更を加えた第2のサイズ範囲を設定する設定手段と、
前記複数の領域それぞれについて、前記検出手段により検出された物体のうち、前記第2のサイズ範囲に含まれるサイズの物体の数を示す第2の情報を取得する第2の取得手段と、
前記第1の情報と前記第2の情報とを、前記複数の領域それぞれについてリスト形式で表示する表示手段と、
を有する
本発明によれば、画像に含まれる物体の検知における適切な検知条件の設定を容易にする技術を提供することができる。
画像処理システムの全体構成を示す図である。 情報処理装置における解析領域の設定動作を示すフローチャートである。 解析領域の設定動作における領域の表示方法を例示的に示す図である。 表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。 表示部に表示される操作画面の他の例を示す図である。
以下に、図面を参照して、この発明の実施の形態の一例を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る画像処理装置の第1実施形態として、撮像装置100により得られた撮像画像から物体を検知する情報処理装置106を例に挙げて以下に説明する。
<システム及び各装置の構成>
図1は、画像処理システムの全体構成を示す図である。画像処理システムは、撮像装置100と情報処理装置106とを含み、これらの装置は相互に情報の送受信ができるようにネットワーク105を介して接続されている。ここで、撮像装置100は、撮像により画像(静止画像/動画像)を生成するカメラであり、例えば、所定の撮像範囲を撮像する監視用の撮像装置である。撮像装置100は、撮像画像を、ネットワーク105を介して情報処理装置106へ送信する。撮像装置100は、壁面や天井に設置することができ、例えば、PoE(登録商標)によりLANケーブルを介して電力を供給され得る。なお、以下の説明では、情報処理装置106は、撮像装置100により生成された動画像をリアルタイムに取得する形態を想定するが、予めハードディスクドライブ(HDD)などに格納された画像を取得する形態でもよい。また、画像は、静止画像であってもよいし動画像であってもよい。また、図1では、撮像装置100及び情報処理装置106をそれぞれ1台として図示しているが、複数台の撮像装置及び/又は複数台の情報処理装置を含むよう構成してもよい。
撮像装置100は、撮像部101、通信インタフェース(I/F)102、CPU103、記憶部104を含んでいる。
撮像部101は、撮像光学系であるレンズ群及びCMOS等の撮像素子を有し、撮像素子はレンズ群により結像された光学像を電気信号に変換し符号化した所定フォーマットの画像として出力する機能部である。ここでは、例えば毎秒30フレームのフレーム画像として出力する。
通信I/F102は、ネットワーク105と接続して外部機器と通信するための機能部である。なお、通信規格は任意のものが利用可能である。例えば、有線通信規格としては、Ethernet(登録商標)等を利用可能であり、無線通信規格としてはWi-Fi(登録商標)等が利用可能である。もちろん、近距離の通信でよければ無線PANの規格である、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、UWB等を用いてもよい。また、長距離の通信が必要な場合には、WiMAX(登録商標)等の無線MANや、LTE/3G等の無線WANを用いることもできる。
CPU103は、所与の制御プログラムを実行することにより撮像装置100の各部の動作を制御する演算処理部である。記憶部104は、RAM、ROM、HDD等の記憶装置である。例えば、RAMは、撮像データや各種制御データを一時的に記憶するほか、CPU103のワークメモリとしても利用される。ROMは、CPU103が実行する制御プログラムを記憶するほか、制御に利用される設定値や各種情報を記憶する。
なおここでは、CPU103によるソフトウェア制御により撮像装置100の各部の動作を制御することを想定するが、制御の一部または全部をASIC等によるハードウェア制御により実現してもよい。
ネットワーク105は、例えば、Ethernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等により構成される。なお、途中に、インターネットサービスプロバイダ(ISP)や社内ネットワークを経由する構成であり得る。
情報処理装置106は、通信インタフェース(I/F)107、CPU108、記憶部109、表示部110、入力部111を有する。情報処理装置106は、例えば、PCであってもよいし、タブレット端末、スマートフォン等の携帯用端末であっても構わない。 CPU108は、所与の制御プログラムを実行することにより情報処理装置106の各部の動作を制御する演算処理部である。記憶部109は、RAM、ROM、HDD等の記憶装置である。例えば、RAMは、ネットワーク105を介して撮像装置100から取得した撮像データや各種制御データを一時的に記憶するほか、CPU108のワークメモリとしても利用される。ROMは、CPU108が実行する制御プログラムを記憶するほか、制御に利用される設定値や各種情報を記憶する。HDDは、オペレーティングシステム(OS)の他、プログラムやデータなどから構成されるソフトウェア112を格納している。
ソフトウェア112は、プログラムとして画像解析処理113、解析結果格納処理114、解析設定処理115を含み、データとして解析領域116、仮解析領域117、解析結果118、仮解析結果119を含む。ソフトウェア112の詳細については後述する。ここでは、CPU108によるソフトウェア制御により情報処理装置106の各部の動作を制御することを想定するが、制御の一部または全部をASIC等によるハードウェア制御により実現してもよい。
表示部110は、撮像装置100から取得した画像の表示や解析の結果、また、後述する解析領域の設定の操作画面を表示する。なお、情報処理装置106内の表示部110を介して各種表示を行う構成としたが、外部装置である表示装置(不図示)に各種表示を行う構成でもよい。
入力部111は、マウス入力、キーボード入力、タッチ入力、ジェスチャ入力等のユーザ指示の入力を受け付ける機能部である。例えば、撮像装置100の設定を変更する指示を入力部111が受け付けると、CPU108は、当該指示を示す情報に基づいて撮像装置100に対する制御命令を生成し、当該制御命令を通信I/F107を介して撮像装置100へ送信する。
次に、ソフトウェア112についてより詳細に説明する。上述のように、ソフトウェア112において、画像解析処理113、解析結果格納処理114、解析設定処理115がプログラムを示しており、解析領域116、仮解析領域117、解析結果118および仮解析結果119はデータを示している。
画像解析処理113は、画像から物体検知を行う解析処理(検知処理)を行うプログラムである。以下の説明では、検知対象の物体として人体を想定するが、人体以外の物体を検知する場合にも適用可能である。また、物体(人体)の検出は特定の手法に限定されるものではなく、公知の様々な手法が利用可能である。
解析結果格納処理114は、画像解析処理114の解析結果と所与の条件に基づいた判定処理を行い、判定結果を格納する処理を行うプログラムである。例えば、判定処理として、所与の解析領域に対する物体の内外判定を行う。具体的には、後述する解析設定処理115によって設定した解析領域116及び/又は仮解析領域117が示す領域に対して、画像解析処理113によって検知した物体それぞれが当該領域の内側にあるか外側にあるかを判定する内外判定を行う。内外判定を行うことによってそれぞれの領域内に存在する物体の個数を知ることができる。そして、解析領域116及び仮解析領域117に関する内外判定の結果を、解析結果118及び仮解析結果119としてそれぞれ保存する。
解析設定処理115は、画像解析処理113及び/又は解析結果格納処理114を行う際の条件設定を行うためのプログラムである。具体的には、図4を参照して後述する操作画面を表示部110に表示し、入力部111を介してユーザからの操作を受け付けつけ、解析領域116及び/又は仮解析領域117を設定する。
解析領域116は、解析設定処理115で設定し確定された1以上の領域であり、入力された画像に対する1以上の部分領域である。一方、仮解析領域117は、解析設定処理115で設定途中の未確定の1以上の領域であり、入力された画像に対する1以上の部分領域である。以下の説明では、仮解析領域117は、既存の解析領域116をベースとして設定され、ユーザからの修正を受け付け可能に設定された領域である。
解析結果118及び仮解析結果119は、上述のように、解析領域116及び仮解析領域117に関する画像解析処理113及び解析結果格納処理114の結果を示すデータである。
<装置の動作>
図2は、情報処理装置106における解析領域の設定動作を示すフローチャートである。図2のフローは、例えば、入力部111を介してユーザにより解析設定処理115の実行が指示されたことをトリガに開始される。なお、以下の各ステップは、CPU108がプログラムを実行することにより実現される。
ステップS201では、情報処理装置106は、撮像装置100から画像を取得する。ここでは、画像は動画像であり、情報処理装置106は、動画像を構成するフレーム画像を順次取得することを想定する。
ステップS202では、情報処理装置106は、解析設定が存在するか確認を行う。具体的には、記憶部109に解析領域116及び/又は仮解析領域117が存在するか否かを確認する。設定が存在する場合はS203で設定の取得を行い、設定が存在しない場合はS204に進む。
ステップS203では、情報処理装置106は、解析設定を取得する。具体的には、記憶部109から解析領域116及び/又は仮解析領域117を読み取る。なお、S210を介してS203に到達(つまり2回目以降のループ)した場合は仮解析領域117のみを取得するよう構成してもよい。
ステップS204では、情報処理装置106は、表示部110に、S203で取得した解析設定の表示を行う。具体的には、S203で取得した解析領域116及び/又は仮解析領域117の表示を行う。なお、S210を介してS204に到達(つまり2回目以降のループ)した場合は仮解析領域117に対する表示のみ更新するよう構成してもよい。
ステップS205では、情報処理装置106は、S203で取得した解析設定に基づく画像解析の実行を行う。ここで、画像解析は、画像解析処理113及び解析結果格納処理114を含む。なお、解析設定が存在しない場合は画像全域に対する解析を行うが、解析設定がない場合は解析を行わないとしても良い。なお、ここでは、S205に到達すると自動的に画像解析の実行を開始することを想定するが、ユーザによる操作(例えば後述する解析ボタン505の押下)をトリガに開始するよう構成してもよい。また、例えば、ユーザによる操作入力が一定時間なかった場合に画像解析を実行するよう構成してもよい。
ステップS206では、情報処理装置106は、表示部110に、S205による解析結果の表示を行う。具体的には、解析設定における各領域の名称や各領域における検知結果を表示する。表示の詳細については図4を参照して後述する。
ステップS207では、情報処理装置106は、どのモードで動作しているかを判断して処理を分岐する。具体的には、ユーザによる操作(例えば、ボタンの押下)や、情報処理装置106の現在の動作モードに依存して分岐する。ここでは、モードとして「編集モード」「削除モード」「閲覧モード」があるとする。
「編集モード」は、既存の解析設定における領域の編集や新規の領域の追加をユーザから受け付けるモードであり、後述する編集ボタン401が押下されることにより開始される。「削除モード」は、既存の解析設定における領域の削除をユーザから受け付けるモードであり、後述する削除ボタン402が押下されることにより開始される。「閲覧モード」は、既存の解析設定が示す領域および当該領域に対する解析結果を閲覧するモードである。情報処理装置106は、編集ボタン401や削除ボタン402が押下されるまでは、閲覧モードで動作する。また、編集モードや削除モードで動作中に適用ボタン403が押下されると閲覧モードに移行する。
S210を介さずにS207に到達(つまり1回目のループ)した場合は閲覧モードで動作しており、ユーザによる編集ボタン401又は削除ボタン402の押下を待機する。そして、編集ボタン401が押下された場合はS208に進み、削除ボタン402が押下された場合はS211に進む。
一方、S210を介してS207に到達(つまり2回目以降のループ)した場合は編集モード又は削除モードで動作している。編集モードで動作しており、削除ボタン402又は適用ボタン403が押下されていない場合は、引き続き編集モードで動作するためS208に進む。ただし、削除ボタン402が押下された場合はS211に進み、適用ボタン403が押下された場合はS213に進む。同様に、削除モードで動作しており、編集ボタン401又は適用ボタン403が押下されていない場合は、引き続き削除モードで動作するためS211に進む。ただし、編集ボタン401が押下された場合はS208に進み、適用ボタン403が押下された場合はS213に進む。
ステップS208では、情報処理装置106は、ユーザからの設定編集受付を開始する。例えば、S208への初回の到達であり、S203で解析設定が存在した場合は、当該解析設定が示す解析領域と同じ領域を仮解析領域として表示する。ステップS209では、情報処理装置106は、ユーザからの解析設定の編集操作を受け付ける。例えば、ユーザは、マウスを操作することにより、仮解析領域を選択し領域形状の変形を行うことで仮解析領域を編集することができる。また、新規の領域である仮解析領域を追加しても良い。なお、解析領域である領域は操作不可とすることで解析領域については設定を維持することが出来る。
ステップS210では、情報処理装置106は、現在の仮解析領域の状態を保存/更新する。なお、保存/更新するタイミングは、所定の時間間隔ごと(例えば各フレーム画像を取得するごと)に保存しても良いし、ユーザが任意に選択したタイミングで保存してもよい。保存した後、S202に戻る。
つまり、編集モードで動作している間、S202~S210のループを繰り返し実行することになる。これにより、既存の領域である解析領域及び現在編集中の領域である仮解析領域の両方が表示されることになる。それと共に、解析領域及び仮解析領域における物体の検知結果が表示されるため、ユーザは、編集による検知結果の変化を容易に確認することが可能となる。
ステップS211では、情報処理装置106は、ユーザからの設定削除受付を開始する。例えば、S211への初回の到達であり、S203で解析設定が存在した場合は、当該解析設定が示す解析領域と同じ領域を仮解析領域として表示する。ステップS212では、情報処理装置106は、ユーザからの解析設定の削除操作を受け付ける。例えば、ユーザは、マウスを操作することにより、仮解析領域を選択し削除することができる。なお、解析領域である領域は操作不可とすることで解析領域については設定を維持することが出来る。
つまり、削除モードで動作している間、S202~S207、S211~S212、S210のループを繰り返し実行することになる。これにより、領域の削除による検知結果の変化を容易に確認することが可能となる。
ステップS213では、情報処理装置106は、現在の仮解析領域の内容を解析領域として保存する。すなわち、ユーザは、編集モード/削除モードにおいて、適切な検知結果が得られる仮解析領域を設定できたと判断した段階で適用ボタン403を押下することにより、当該仮解析領域を正式な解析領域として保存することが出来る。
なお、上述の説明では、S205の解析の実行およびS206の解析結果の表示を常時行う構成に関して説明したが、例えば、モードとして「解析モード」を別途追加し任意のタイミングで実行するよう構成してもよい。このとき、解析領域と仮解析領域との両方が存在する場合は、両方の領域に対して解析結果が表示される。そのため、ユーザは、編集による検知結果の変化を容易に確認することが可能となる。
また、上述の説明では、領域の変更及び領域の追加を行う編集モードと、領域の削除を行う削除モードを分けて説明した。これは、ユーザの誤操作による誤設定を低減するためである。ただし、領域の変更、追加、削除を包含した編集モードとして構成しても良い。この場合、領域の変更、領域の追加、領域の削除を並列して行うことが可能となる。
<操作画面における表示>
図3は、解析領域の設定動作における領域の表示方法を例示的に示す図である。すなわち、情報処理装置106が編集モードや削除モードで動作している場合の、解析領域及び仮解析領域の表示形態の具体例を示している。実線は解析領域(既存の解析設定に含まれる領域)、破線は仮解析領域(現在編集中である領域)を示している。なお、解析領域と仮解析領域が区別できる表示形態であればよく、実線と破線による表示形態に限定されるものではない。
最初に、初期状態の表示方法について説明する。初期状態とは、編集ボタン401又は削除ボタン402が押下された直後の状態である。
編集モードにおいて領域の修正を行う場合は、すでに既存の解析領域が存在するため解析領域を実線、仮解析領域を破線として重畳表示する。一方、編集モードにおいて領域の追加を行う場合は、既存の解析領域が存在しないため何も表示しない。削除モードの場合は、編集モードにおける領域の修正と同様に、解析領域を実線、仮解析領域を破線として重畳表示する。
次に、設定中の表示方法について説明する。設定中とは、編集モード又は削除モードで動作しユーザからの操作を受け付けている状態である。
編集モードにおいて領域の修正を行う場合は、仮解析領域として示した破線を操作することによって編集を行う。たとえば、ユーザは、マウスによるクリック操作やドラッグ操作によって領域形状の変形を行う。また、解析領域を操作できない実線として表示することで、変更前の解析領域と変更後の仮解析領域とを比較して確認することができる。また、併せて画像解析を実行し解析結果を表示することによって、編集による解析結果の変化を確認することができる。編集において領域の追加を行う場合は、新たに仮解析領域として破線の矩形領域を追加し領域形状の変形を行う。たとえば、ユーザは、マウスのクリック操作により破線の矩形領域を追加し、クリック操作やドラッグ操作によって当該矩形領域の変形を行う。削除モードの場合は、削除を行う仮解析領域を選択することによって削除する。例えば、ユーザは、マウスにより仮解析領域をクリック操作することにより当該仮解析領域の削除を行う。
最後に、適用後の表示方法について説明する。初期状態とは、適用ボタン403が押下された直後の状態である。
編集モードにおいて領域の修正を行う場合は、破線で示された仮解析領域を解析領域として設定し実線で表示する。編集において領域の追加を行う場合も同様に、新たに追加した破線の仮解析領域を解析領域として設定し実線で表示する。削除モードの場合は、実線の解析領域の表示を消去する。
以上のように、既存の領域である変更前の解析領域と編集中の領域である変更後の仮解析領域とを併せて表示する。特に、解析領域と仮解析領域とを識別可能に表示する。
図4は、表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。ここでは特に解析設定処理115において表示部110に表示されるユーザインタフェース(UI)である操作画面400を示している。
操作画面400には、編集ボタン401、削除ボタン402、適用ボタン403、キャンセルボタン404、解析ボタン405、停止ボタン406、解析結果一覧表407、画像表示領域408が配置されている。ここでは、画像表示領域408に、解析結果表示409及び領域410~413が表示されている状態を示している。なお、領域410~413において、実線で示される領域は解析領域、破線で示される領域は仮解析領域である。また、解析結果一覧表407には、画像表示領域408での設定状態に対応する解析結果がリスト形式で表示する例を示している。
編集ボタン401は、操作画面400を編集モードに移行するためのボタンである。上述したように、編集とは、既存の領域の変更、及び、領域の追加を行う処理を意味している。たとえば、編集ボタン401を押下した場合は、操作画面400は編集モードになり、解析領域を実線で表示し、仮解析領域を破線で表示する。領域を追加する場合は、新たな仮解析領域を破線で追加する。図3を参照して説明したように、初期状態では仮解析領域は解析領域に基づいて設定・表示される。これにより、ユーザは、既存の解析領域をベースとした編集を容易に行うことが可能となる。
削除ボタン402は、操作画面400を削除モードにするためのボタンである。上述したように、削除とは、既存の領域の削除を行う処理を意味している。たとえば、削除ボタン402を押下した場合は、操作画面400は削除モードになり、解析領域を実線で表示し、仮解析領域を破線で表示する。ユーザは仮解析領域を選択することによって当該仮解析領域を削除することが可能になる。
適用ボタン403は、編集モード又は削除モードの操作画面400における現在の仮解析領域を確定し、解析領域として保存するためのボタンである。
キャンセルボタン404は、編集モード又は削除モードの操作画面400における現在の仮解析領域を破棄するボタンである。キャンセルボタン404を押下することにより、画像表示領域408の表示は初期状態に戻ることになる。
解析ボタン405は、画像解析処理113の開始を指示するボタンである。上述のS205では画像解析処理113を自動的に開始したが、手動で開始する構成となっている場合に解析ボタン405が利用される。また、停止ボタン406により画像解析処理113が停止された状態において、画像解析処理113を再開する場合に解析ボタン405が利用される。解析結果は、解析結果一覧表407及び/又は画像表示領域408に表示される。
停止ボタン406は、S205において開始された又は解析ボタン405の押下により開始された画像解析処理113を停止するためのボタンである。
なお、ここでは、解析ボタン405および停止ボタン406を操作画面400に配置したが、これらのボタンを配置せず、所定のタイミングで画像解析処理113の開始及び停止を行ってもよい。
解析結果一覧表407は、画像解析を行った検知結果がリスト形式で表示されたものである。ここでは、画像全域の検知結果、領域410での修正前後での検知結果、領域412での検知結果、領域413での検知結果、を示している。
具体的には、1行目では、画像全域の解析結果の名前として“ALL”を表示し、解析結果である“15”を表示している。これは、画像全域において人体が15人検知されたことを示している。なお、画像全域における検知結果は領域修正による影響はないため、変更前後で検出個数は変化することはない。なお、“ALL”は一例であり画像全域の解析結果であることが識別できれば良い。
2行目では、解析領域である領域410の領域名として、“Area_1”を表示し、修正前の領域410および修正後の領域411の解析結果を併せて“5(3)”と表示している。これは、修正前の領域410では5人検出され、修正後の領域411では3人検出されたことを示している。
3行目では、領域412の領域名として“Area_2”を表示し、解析結果“5”を表示している。すなわち、領域412はまだ修正が行われていない領域であり、解析領域でありかつ仮解析領域である領域だからである。同様に、4行目では、領域413の領域名として“Area_3”を表示し、解析結果“2”を表示している。すなわち、領域413はまだ修正が行われていない領域であり、解析領域でありかつ仮解析領域である領域だからである。
なお、ここでは、対応関係を明確にするために領域410および領域411の解析結果を“5(3)”とまとめて1行で表示したが、他の表示形態を用いてもよい。例えば、領域411に対応する新たに行を追加し、領域411の領域名として“Area_1’”を表示し、解析結果“3”を表示する構成でもよい。
画像表示領域408は、撮像装置等によって取得した撮像画像を表示する領域である。ここでは、入力部111から入力された動画像を構成するフレーム画像を順次表示することを想定する。ただし、検出した物体(人体)の個数が相対的に多いフレーム画像を選択的に表示するよう構成してもよい。例えば、所定の時間期間ごとに最も多くの物体が検出されたフレーム画像を表示するよう構成してもよい。また、複数枚のフレーム画像を合成することにより、検出した物体の個数が多い画像を模擬した合成画像を表示するよう構成してもよい。画像表示領域408には、解析領域及び/又は仮解析領域である領域410~413が重畳表示される。ここで、図3を参照して説明したように、既存の領域である解析領域は実線で表示され、編集中の領域である仮解析領域は破線で表示される。更に、画像全域に対する解析結果である表示409、領域410~413に対する領域名・解析結果が表示される。
より具体的には、解析領域である領域410は実線で、仮解析領域である領域411は破線で表示される。解析領域かつ仮解析領域である領域412および領域413は実線と破線が重畳して表示される。領域410~413に対して、各領域の名称及び物体(人体)の位置による内外判定の結果がそれぞれの領域内部に表示される。たとえば、領域410は、名称が“Area_1”であり5人が検出され、領域411は、名称が“Area_1’”であり3人が検出されたことを示している。
更に、画像の全域の解析結果の表示409では“15”が表示され、画像全域では15人が検出されたことを示している。なお、画像全域の解析結果の表示409は、領域の変更において必須な情報というわけではない。ただし、領域410~413に対する検出数を画像全域の解析結果(検出数)と比較することにより、ユーザは、より適切な領域の設定を行うことができる可能性が増す。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、既存の解析設定である解析領域に対する画像解析処理を実行中に、修正途中の解析設定である仮解析領域の編集を受け付け可能に構成する。すなわち、ユーザによる修正に際して既存の解析設定が破棄されることなく、ユーザは引き続き既存の解析設定に基づく解析結果を確認することが可能となる。これにより、ユーザは、煩雑な操作を行うことなく既存の解析設定である解析領域に対する画像解析処理の結果を確認することが出来、修正途中の解析設定である仮解析領域の設定(修正)をより直感的に行うことが出来る。
また、仮解析領域に対する画像解析処理の実行を併せて実行することにより、仮解析領域における誤検知や未検知を確認しながら設定を行うことが出来る。更に、解析領域に対する検知結果と仮解析領域に対する検知結果とを関連付けて表示することにより、修正前後での変化を確認することが出来、ユーザは仮解析領域の設定(修正)をより直感的に行うことが出来る。
(変形例)
上述の説明においては、既存の解析設定である解析領域に対する検知個数と修正途中の解析設定である仮解析領域に対する検知個数とを併せて表示することにより、修正前後での検知個数の変化を確認することを可能とした。例えば、図4の“Area_1”において“5(3)”と表示することにより、ユーザは、“Area_1”から“Area_1’”への修正により、2つの物体が検出されなくなったことを理解することができる。その際、修正前後での差分である当該2つの物体に対するマークを更に表示するよう構成してもよい。これにより、ユーザは、修正前後での検知結果の変化をより直感的に把握することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、検知対象とする物体のサイズ範囲を指定するサイズフィルタの設定を変更する形態について説明する。すなわち、第1実施形態においては、解析設定として解析領域の編集/削除のみを行ったが、第2実施形態では、更に、検知対象とする物体のサイズ範囲の編集/削除を行う。なお、システム構成及び装置構成、装置の動作は第1実施形態とほぼ同様であるため差異のある部分のみ説明する。解析設定として、解析領域に加えサイズ設定を含む点が第1実施形態と異なる。
<装置構成>
解析結果格納処理114では、第1実施形態における内外判定に加え、所与のサイズ範囲に収まらない物体(人体)を除外するサイズフィルタ処理を併せて行う。具体的には、解析設定処理115によって設定した解析設定(下限表示及び上限表示)及び/又は仮解析設定(仮下限表示及び仮上限表示)が示すサイズ範囲を、画像解析処理113によって検知した物体それぞれが満たすか否かをサイズ判定する。そして、解析領域に関する内外判定の結果とサイズ範囲に関するサイズ判定の結果との論理積(AND)をとり、解析結果118及び仮解析結果119としてそれぞれ保存する。サイズ範囲に関する判定を行うことによって極端に大きい物体や、極端に小さい物体の検知を排除することができる。
解析設定処理115は、画像解析処理113及び/又は解析結果格納処理114を行う際の条件設定を行うためのプログラムである。第2実施形態では、条件設定として物体のサイズ範囲を設定する。具体的には、図5を参照して後述する操作画面を表示部110に表示し、入力部111を介してユーザからの操作を受け付けつけ、解析設定(下限表示及び上限表示)及び/又は仮解析設定(仮下限表示及び仮上限表示)を設定する。
<操作画面における表示>
図5は、表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。ここでは特に解析設定処理115において表示部110に表示されるユーザインタフェース(UI)である操作画面500を示している。ここで、図5の参照符号501~509により示される各部は図4の参照符号401~409により示される各部とほぼ同様であるため説明を省略する。また、領域510,511,512は図4の領域410,412,413と同様であるため説明を省略する。操作画面500では、図4を参照して説明した操作画面400に対して、サイズフィルタの設定に関連する表示が追加されている。
具体的には、画像表示領域408には、撮像画像に対して、解析領域である領域510~512が重畳表示される。更に、画像全域に対する解析結果である表示509、領域510~512に対する領域名・解析結果が表示される。なお、第2実施形態では、解析結果として、各解析領域内でありかつサイズフィルタのサイズ範囲内である検知結果(人体の検出数)が表示される。
加えて、既存の解析設定である下限表示513及び上限表示514、修正途中の解析設定である仮上限表示515が表示されている。なお、初期状態では、仮解析設定(仮下限表示及び仮上限表示)は、既存の解析設定(下限表示及び上限表示)と同じ値が設定され得る。なお、ここでは、下限表示513及び上限表示514を、画像表示領域408の中央付近に上下方向に配置した例を示しているが、配置方法は任意に決定され得る。すなわち、ユーザが、下限表示513及び上限表示514と、撮像映像に含まれる人体画像とを容易に比較できる表示であればよい。
また、仮上限表示514のサイズを変更するためのUI部品517、仮下限表示(図5では下限表示513に重畳)のサイズを変更するためのUI部品516、が併せて表示されている。例えば、ユーザがマウスのドラッグ操作によりUI部品517を右下(仮上限表示515の表示から離れる方向)に動かすと仮上限表示515は大きくなる。UI部品517を左上(仮上限表示515の表示に近づく方向)に動かすと仮上限表示515は小さくなる。
既存の解析設定である上限表示514は実線、修正途中の解析設定である仮上限表示515は破線で表示される。ここでは、仮上限表示515を上限表示514に比較し小さくなるようにサイズ変更した例を示している。このように、第1実施形態と同様に、既存の解析設定と修正途中の解析設定とを識別可能に表示する。
上述したように、第2実施形態では、領域510~512に対して、内外判定の結果とサイズ判定の結果との論理積(AND)がそれぞれの領域内部に表示される。たとえば、領域510(名称は“Area_1”)では、既存のサイズ範囲設定では5人が検出され、修正途中のサイズ範囲設定では3人が検出されたことを示している。すなわち、仮上限表示514のサイズを小さくした結果、サイズ範囲を満たす物体数が減っていることを示している。
更に、画像全域の解析結果の表示509では“15(13)”が表示されている。これは、画像全域において、既存のサイズ範囲設定では15人が検出され、修正途中のサイズ範囲設定では13人が検出されたことを示している。
以上説明したとおり第2実施形態によれば、既存の解析設定(領域及びサイズ範囲)に対する画像解析処理の実行を継続しつつ、修正途中の解析設定(サイズ範囲)の編集を受け付け可能に構成する。すなわち、ユーザによる修正に際して既存の解析設定が破棄されることなく、ユーザは引き続き既存の解析設定に基づく解析結果を確認することが可能となる。これにより、ユーザは、煩雑な操作を行うことなく既存の解析設定に対する画像解析処理の結果を確認することが出来、修正途中の解析設定(サイズ範囲の修正)をより直感的に行うことが出来る。
(変形例)
上述の説明においては、既存のサイズ範囲設定に対する検知個数と修正途中のサイズ範囲設定に対する検知個数とを併せて表示することにより、修正前後での検知個数の変化を確認することを可能とした。例えば、図5の“Area_1”において“5(3)”と表示することにより、ユーザは、仮上限表示515を上限表示514より小さくすることにより、2つの物体が検出されなくなったことを理解することができる。その際、修正前後での差分である当該2つの物体に対するマークを更に表示するよう構成してもよい。これにより、ユーザは、修正前後での検知結果の変化をより直感的に把握することが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像装置; 105 ネットワーク; 106 情報処理装置; 107 通信インタフェース; 108 CPU; 109 記憶部; 110 表示部; 111 入力部

Claims (11)

  1. 撮像装置によって撮像された画像から物体を検出する検出手段と、
    前記画像における互いに異なる複数の領域を特定する特定手段と、
    前記複数の領域それぞれについて、前記検出手段により検出された物体のうち、前記画像における物体のサイズの下限および上限を示す第1のサイズ範囲に含まれるサイズの物体の数を示す第1の情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1のサイズ範囲の前記下限および前記上限の少なくとも一方に対して変更を加えた第2のサイズ範囲を設定する設定手段と、
    前記複数の領域それぞれについて、前記検出手段により検出された物体のうち、前記第2のサイズ範囲に含まれるサイズの物体の数を示す第2の情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の情報と前記第2の情報とを、前記複数の領域それぞれについてリスト形式で表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示手段は、前記画像に重畳して、前記第1のサイズ範囲を示す情報と前記第2のサイズ範囲を示す情報とを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記複数の領域それぞれについて、前記第1のサイズ範囲に含まれるサイズの物体の数を判定する第1の判定手段と、
    前記複数の領域それぞれについて、前記第2のサイズ範囲に含まれるサイズの物体の数を判定する第2の判定手段と、
    さらに有し、
    前記第1の取得手段は、前記第1の判定手段の判定結果を前記第1の情報として取得し、
    前記第2の取得手段は、前記第2の判定手段の判定結果を前記第2の情報として取得する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記複数の領域それぞれについて、前記第2の情報を前記第1の情報と区別可能に隣接して表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示手段は、前記第1のサイズ範囲の最小サイズを示す第1のガイドと、前記第1のサイズ範囲の最大サイズを示す第2のガイドと、を表示し、
    前記設定手段は、ユーザ入力に基づいて、前記第1のガイドおよび前記第2のガイドのサイズを変更し、前記第1のガイドのサイズを変更して得られた第3のガイドを最小サイズとし、かつ、前記第2のガイドのサイズを変更して得られた第4のガイドを最大サイズとする前記第2のサイズ範囲、を設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記表示手段は、前記第1の情報と前記第2の情報とを前記画像に重畳して表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記検出手段は、前記物体として人体を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. ユーザ入力に基づいて前記複数の領域を設定する領域設定手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記複数の領域の1つは、前記画像の全域である
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 撮像装置によって撮像された画像から物体を検出する検出工程と、
    前記画像における互いに異なる複数の領域を特定する特定工程と、
    前記複数の領域それぞれについて、前記検出工程により検出された物体のうち、前記画像における物体のサイズの下限および上限を示す第1のサイズ範囲に含まれるサイズの物体の数を示す第1の情報を取得する第1の取得工程と、
    前記第1のサイズ範囲の前記下限および前記上限の少なくとも一方に対して変更を加えた第2のサイズ範囲を設定する設定工程と、
    前記複数の領域それぞれについて、前記検出工程により検出された物体のうち、前体のサイズが前記第2のサイズ範囲に含まれるサイズの物体の数を示す第2の情報を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の情報と前記第2の情報とを、前記複数の領域それぞれについてリスト形式で併せて表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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