JP7215668B2 - 容器リフター - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成30年6月12日から15日まで開催されたFOOMA JAPAN 2018で展示。
本発明は、移動可能な容器を、容器ホルダーで保持して持ち上げ、傾倒させて収容された穀物や肉類、液体などを排出し、次工程のホッパーや他の容器などに移す容器リフター(容器昇降機)に関するものである。
容器リフターは、食肉加工場などにおいて、約200リットル収容可能な大きさを有した、手押しで移動可能なキャスター付きの容器に食肉塊などを収容し容器リフターで所定の高さ位置まで上昇、傾倒させて次工程の加工機械のホッパーなどに移すために使用される。
この容器リフターの一例が特許文献1(特開2018-20865号公報)の図1に示されている。
容器3は、床面において容器の両側部に突設された突片に容器ホルダー4の係合溝が係合されて保持され、コラム1に内蔵された回転するねじ軸によって上昇されながらカムローラー9をカムレール11の屈曲部に案内させることによって漸次傾倒、反転されて収容物を排出し次工程の加工装置のホッパーに供給する。
このような構成において、容器が反転される際に、容器の突片と容器ホルダー4の係合溝との当接面も上下反転するため、係合部の上下方向の隙間によるガタが容器にショックを与える。
このことは、収容物が粘着性に富む生肉などは容器の内壁から剥離し易くなり、むしろ都合が良いが、流動性に富む液体などであればショックにより機外に飛散するので好ましくない。
特開2018-20865号公報
本発明は、前述のような状況に鑑み成されたものであって、収容物が液体など流動性に富むものであっても、ガタによるショックで機外に飛散することなく確実に次工程へ送ることができる容器リフターを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、器の両側面から突設された突片が挿入され前後方向の係合溝を有し、この係合溝の下側の壁面を前記突片の下面に当接させて容器を上昇保持する容器ホルダーと、この容器ホルダーを揺動可能に支持して昇降させる昇降手段を有して床面から起立するコラムこのコラムに備えられ、上昇する容器ホルダーに係合して容器を傾倒させる傾倒手段設けた容器リフターにおいて、前記容器ホルダーの上昇および傾倒時に、前記係合溝の上側の壁面前記突片の上面との間に生じる上下方向の隙間に進出して、この係合溝内における前記突片の上下方向のガタを抑え、前記容器ホルダーが下降して容器の挿脱がなされる床面付近に到ったときに前記隙間から退却して、前記係合溝に対する突片の挿脱を可能とする部材を設けたことを特徴とする容器リフターとしている。
請求項2に記載の発明は前記部材は、前記容器ホルダーの昇降に連動して、前記隙間から出退構成とした請求項1に記載の容器リフターとしている。
請求項3に記載の発明は前記部材は、前記容器ホルダーにおける前記係合溝の入り口近くの部位から突設された支持軸に回動自在に軸支され、伸縮自在な付勢具を介して前記隙間に進出するように付勢された構成とし前記容器ホルダーが降して床面付近に到ったときに前記部材から延設されたアームの先端が機台に設けられた当て板に当接し、前記部材付勢具による付勢に抗して回動して前記隙間から退却し、前記係合溝に対する突片の挿脱が可能となる構成とした請求項1又は2の何れかに記載の容器リフターとしている。
請求項4に記載の発明は前記部材の先端部にこの部材の高さを調整可能な調整手段備えた請求項1から3の何れか1項に記載の容器リフターとしている
本発明によれば、容器が傾倒、反転される際の容器ホルダーの容器保持部分のガタを抑えるので容器から排出される収容物が液体など流動性に富むものであっても、ガタによるショックによって機外に飛散されることなく確実に次工程へ送ることができる。
本発明に係る実施例における容器リフターにおける容器の保持部分の側面図。 図1のA-A断面図。 従来の容器リフターの一例を示す側面図。
本願発明を実施する容器リフターの基本的な構成は、特許文献1に示されるよく知られた技術なので図3に基づき簡単に説明する。
床面に据え付けられた上下に高い箱型のコラム1は、一側面に沿って昇降路2を開口して、容器3を保持する容器ホルダー4を揺動可能に支持する容器支持軸5を案内させる。
コラム1内には図示は省略したが容器3の昇降手段として、ねじ軸を沿わせていて、上下両端部を回転自在に軸受している。このねじ軸をモーターによって回転駆動する。
ねじ軸にはコラム1内を昇降摺動自在のスライドボスが螺合されており、このスライドボスに容器支持軸5が連結されているのでモーターでねじ軸を回転させると容器支持軸5に支持された容器ホルダー4は直線的に昇降される構成である。
容器ホルダー4は、容器支持軸5に回動自在に嵌合された外軸と、外軸から反排出側に向けて延設され、容器3の両側に設けられた突片6と係合溝7とが係合して容器3を左右から保持する容器支持アーム8,8と、容器支持軸5の外軸の一側から延設された先端にカムローラー9を保持するローラーアーム10から構成される。
コラム1の排出側には、カムローラー9に係合して容器ホルダー4の容器支持アーム8が保持する容器3の姿勢を規制するカムレール11が設けられている。
ねじ軸が回転してスライドボスに連結された容器支持軸5に支持された容器ホルダー4の容器支持アーム8に保持された容器3は、水平姿勢を保ったままで上昇される。
上昇される容器ホルダー4が、所定の高さ位置に達し、カムローラー9が、排出側に向けて略直角に湾曲されているカムレール11に案内されると、容器ホルダー4の上昇に伴い容器支持アーム8を容器支持軸5回りに揺動させて保持する容器3を漸次傾倒、反転させ収容物を排出させる。
このような構成の従来の容器リフターに本発明のガタ抑え装置を実施した実施例について説明する。
本発明の特徴的な構成は、前記のような構成の容器リフターにおいて、容器3の両側面から突設された突片6と係合する容器ホルダーの係合溝7との上下方向の隙間によるガタを抑えて容器3が反転されるときのショックを防止するようにした点にある。
この構成について図1、2に基づき説明する。図は何れも容器3の片側のみが表示されているが、反対側の側面も同様な構成としてもよい。
図1は容器3が床面近くに位置しているが、ガタ抑え装置が作用している状態が示されている。
容器3の両側面から突設された突片6は、長辺の一端が容器3に固着された短冊状の係止板6aと係止板6aの短辺側の一端に固着された容器3の側壁から突設された係止軸6bからなり、この係止軸6bは後述する係合溝7に形成された位置決め部に嵌合されて容器3の容器ホルダー4からの抜け出しを防止している。
この突片6と係合する容器ホルダー4を形成する左右一対の容器支持アーム8における容器3が挿入される反容器支持軸5側には、突片6と係合する前後方向に突片6の長辺に対応する長さを有して細長い係合溝7が形成される。
この係合溝7は、床面にある容器3が容器ホルダー4の左右の容器支持アーム8間に挿入されるときに、突片6が容易に挿入されるように少なくとも突片6を形成する係止軸6bが通過可能な上下方向の幅寸法を要する。
従って、突片6と係合溝7とが係合して容器が上昇されるときには、係合溝7には係合溝7を形成する上側壁面と突片6を形成する係止板6aの上面との間に図1に示されるように隙間を生じる。
この隙間が、容器3が所定位置まで上昇されて傾倒、反転される際に、係止板6aと係合溝7との当接面が反転(係止板6aの下面と係合溝7の下側壁面との当接が係止板6aの上面と係合溝7の上側壁面との当接に変わる)されるのでこれがガタとなって容器3にショックを与える。
そこでショックを防止するべくガタ抑え装置を施すが、本実施例においては、容器3の突片6と容器ホルダー4の係合溝7との上下方向のガタを部材13で抑えようとするものであって、部材13は、係合溝7の入り口近くの容器支持アーム8から突設された支持軸12に回動自在に軸支されていて、部材13には係合溝7と突片6との隙間に進出して上下方向のガタを抑えることができる当接部13aを有しており、当接部13aの先端部には上下方向に高さが調節できるようにボルト14が螺合されている。
このように構成された部材13の当接部13aの反対側からは支持片13bが突設されていて、この支持片13bには、一端が容器支持アーム8に支持された伸縮自在の付勢具15が連結される。
この付勢具15は、スプリングや空圧などにより伸縮自在で一方に付勢可能な部材であり、本例においてはスプリングステーと呼ばれる付勢具を用い、伸長方向(部材13の当接部13aを突片6と係合溝7との隙間に進出させる方向)に付勢させていて、部材13の一部を容器支持アーム8に設けたストッパー17に当接させて位置決めし、部材13の当接部13aを隙間に進出させたガタ抑え状態を保持させている。
このようなガタ抑え状態にある部材13を容器ホルダー4の昇降に連動させて出退させる手段として本実施例に於いては、図1に示すように、充填部材13から延設されたアーム16の先端部のローラー16aを、機体の床面近くに設けられた当板18に当接させ、容器ホルダー4の昇降に連動してアーム16を揺動させることで当接部13aを隙間から出退させるようにしている。
図1においては、実線表示されたアーム16は部材13の当接部13aが隙間に進出したガタ抑えの状態であって、アーム16の先端のローラー16aが当板18に接触した状態を示している。
この状態から容器3を保持した容器ホルダー4が下降すると、ローラー16aが当板18に止められているので、アーム16が図1の仮想線表示のように支持軸12を中心として付勢具15による付勢に抗して揺動され、部材13の当接部13aも揺動されて隙間から退却した状態となる。
この状態になれば突片6は係合溝7を自由に出入りできるので床面における容器3の容器ホルダー4への挿脱が可能となる。
材13を出退させる手段は、本実施例に限定されるものではなく、その他の手段として、材13をエアーシリンダーや、ソレノイドバルブなどに連結させて、適宜手段でタイミングを計って作動させ出退させるようにしてもよい。
3 容器
4 容器ホルダー
6 突片
7 係合溝
13
15 付勢具
16 アーム
18 当板

Claims (4)

  1. 器の両側面から突設された突片が挿入され前後方向の係合溝を有し、この係合溝の下側の壁面を前記突片の下面に当接させて容器を上昇保持する容器ホルダーと、この容器ホルダーを揺動可能に支持して昇降させる昇降手段を有して床面から起立するコラムこのコラムに備えられ、上昇する容器ホルダーに係合して容器を傾倒させる傾倒手段設けた容器リフターにおいて、
    前記容器ホルダーの上昇および傾倒時に、前記係合溝の上側の壁面前記突片の上面との間に生じる上下方向の隙間に進出して、この係合溝内における前記突片の上下方向のガタを抑え、
    前記容器ホルダーが下降して容器の挿脱がなされる床面付近に到ったときに前記隙間から退却して、前記係合溝に対する突片の挿脱を可能とする部材を設けたことを特徴とする容器リフター。
  2. 前記部材は、前記容器ホルダーの昇降に連動して、前記隙間から出退構成とした
    請求項1に記載の容器リフター。
  3. 前記部材は、前記容器ホルダーにおける前記係合溝の入り口近くの部位から突設された支持軸に回動自在に軸支され、伸縮自在な付勢具を介して前記隙間に進出するように付勢された構成とし
    前記容器ホルダーが降して床面付近に到ったときに前記部材から延設されたアームの先端が機台に設けられた当て板に当接し、前記部材付勢具による付勢に抗して回動して前記隙間から退却し、前記係合溝に対する突片の挿脱が可能となる構成とした
    請求項1又は2の何れかに記載の容器リフター。
  4. 前記部材の先端部にこの部材の高さを調整可能な調整手段備え
    請求項1から3の何れか1項に記載の容器リフター。
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