JP7215588B2 - フレキシブル電子デバイスの製造方法 - Google Patents
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Description
(b)前記基材上で前記ポリイミド前駆体組成物を加熱処理し、前記基材上にポリイミドフィルムが積層された積層体を製造する工程、
(c)前記積層体のポリイミドフィルム上に、導電体層および半導体層から選ばれる少なくとも1つの層を形成する工程、および
(d)前記基材と前記ポリイミドフィルムを、外力によって剥離する工程
を有することを特徴とするフレキシブル電子デバイスの製造方法。
2. 前記針状微粒子が、炭酸ストロンチウムを含むことを特徴とする上記項1に記載の製造方法。
3. 前記基材が、ガラス板である上記項1または2に記載の製造方法。
4. 前記基材がガラス板であって、前記積層体中の前記基材と前記ポリイミドフィルムの剥離強度が0.8N/in以下であることを特徴とする上記項1または2に記載の製造方法。
5. 前記基材と前記ポリイミドフィルムを剥離する工程において、レーザ照射を行わないことを特徴とする上記項1~4のいずれか1項に記載の製造方法。
6. 前記ポリイミド前駆体が、下記一般式(I)で表される構造および一般式(I)中のアミド構造の少なくとも1つがイミド化された構造から選ばれる繰り返し単位を含むことを特徴とする上記項1~5のいずれか1項に記載の製造方法。
7. X1が脂環構造を有する4価の基であり、Y1が脂環構造を有する2価の基である一般式(I)で表される繰り返し単位の含有量が、全繰り返し単位に対して、50モル%以下であることを特徴とする上記項6に記載の製造方法。
8. 一般式(I)中のX1が芳香族環を有する4価の基であり、Y1が芳香族環を有する2価の基であることを特徴とする上記項6に記載の製造方法。
9. 一般式(I)中のX1が脂環構造を有する4価の基であり、Y1が芳香族環を有する2価の基であることを特徴とする上記項6に記載の製造方法。
10. 一般式(I)中のX1が芳香族環を有する4価の基であり、Y1が脂環構造を有する2価の基であることを特徴とする上記項6に記載の製造方法。
11. 一般式(I)のX1が脂環構造を有する4価の基である繰り返し単位を全繰り返し単位中の60%超の割合で含有すること(但し、X1が脂環構造を有する4価の基であり且つY1が脂環構造を有する2価の基である一般式(I)で表される繰り返し単位の含有量は、全繰り返し単位に対して、50モル%以下である)を特徴とする上記項6に記載の製造方法。
12. 基材とこの基材に形成されたポリイミドフィルムとを有する積層体の、前記基材とポリイミドフィルムの間の剥離強度を低下させる方法であって、
前記ポリイミドフィルム形成のためのポリイミド前駆体組成物が、針状微粒子を含有することを特徴とする、積層体の剥離強度低下方法。
13. 前記針状微粒子が、炭酸ストロンチウムであることを特徴とする上記項12に記載の方法。
14. ポリイミド前駆体組成物に含有されるポリイミド前駆体が、上記項6~11のいずれか1項で定義された繰り返し単位を含むことを特徴とする上記項12または13に記載の方法。
ポリイミドフィルムを形成するためのポリイミド前駆体組成物は、ポリイミド前駆体、針状微粒子および溶媒を含有する。ポリイミド前駆体は一般に溶解しており、針状微粒子は不溶の粒子で存在している。
で表される繰り返し単位を有する。特に好ましくは、R1およびR2が水素原子であるポリアミック酸である。
で表される繰り返し単位を有する。溶解可能なポリイミドである場合には、「ポリイミド前駆体」として、ポリイミド前駆体組成物中に含有させることができる。
X1の芳香族環を有する4価の基としては、炭素数が6~40の芳香族環を有する4価の基が好ましい。
で表される構造が好ましい。
Y1の芳香族環を有する2価の基としては、炭素数が6~40、更に好ましくは炭素数が6~20の芳香族環を有する2価の基が好ましい。
で表される構造が好ましい。
1)ポリアミド酸(R1及びR2が水素)、
2)ポリアミド酸エステル(R1及びR2の少なくとも一部がアルキル基)、
3)4)ポリアミド酸シリルエステル(R1及びR2の少なくとも一部がアルキルシリル基)、
に分類することができる。そして、ポリイミド前駆体は、この分類ごとに、以下の製造方法により容易に製造することができる。ただし、本発明で使用されるポリイミド前駆体の製造方法は、以下の製造方法に限定されるものではない。
ポリイミド前駆体は、溶媒中でテトラカルボン酸成分としてのテトラカルボン酸二無水物とジアミン成分とを略等モル、好ましくはテトラカルボン酸成分に対するジアミン成分のモル比[ジアミン成分のモル数/テトラカルボン酸成分のモル数]が好ましくは0.90~1.10、より好ましくは0.95~1.05の割合で、例えば120℃以下の比較的低温度でイミド化を抑制しながら反応することによって、ポリイミド前駆体溶液として好適に得ることができる。
テトラカルボン酸二無水物を任意のアルコールと反応させ、ジエステルジカルボン酸を得た後、塩素化試薬(チオニルクロライド、オキサリルクロライドなど)と反応させ、ジエステルジカルボン酸クロライドを得る。このジエステルジカルボン酸クロライドとジアミンを-20~120℃、好ましくは-5~80℃の範囲で1~72時間攪拌することで、ポリイミド前駆体が得られる。80℃以上で反応させる場合、分子量が重合時の温度履歴に依存して変動し、また熱によりイミド化が進行することから、ポリイミド前駆体を安定して製造できなくなる可能性がある。また、ジエステルジカルボン酸とジアミンを、リン系縮合剤や、カルボジイミド縮合剤などを用いて脱水縮合することでも、簡便にポリイミド前駆体が得られる。
あらかじめ、ジアミンとシリル化剤を反応させ、シリル化されたジアミンを得る。必要に応じて、蒸留等により、シリル化されたジアミンの精製を行う。そして、脱水された溶剤中にシリル化されたジアミンを溶解させておき、攪拌しながら、テトラカルボン酸二無水物を徐々に添加し、0~120℃、好ましくは5~80℃の範囲で1~72時間攪拌することで、ポリイミド前駆体が得られる。80℃以上で反応させる場合、分子量が重合時の温度履歴に依存して変動し、また熱によりイミド化が進行することから、ポリイミド前駆体を安定して製造できなくなる可能性がある。
1)の方法で得られたポリアミック酸溶液とシリル化剤を混合し、0~120℃、好ましくは5~80℃の範囲で1~72時間攪拌することで、ポリイミド前駆体が得られる。80℃以上で反応させる場合、分子量が重合時の温度履歴に依存して変動し、また熱によりイミド化が進行することから、ポリイミド前駆体を安定して製造できなくなる可能性がある。
針状微粒子は、微細な針状または棒状の形状を有するものであれば特に限定されず使用することができる。着色が小さく且つヘイズの小さいポリイミドフィルムを得るためには、針状微粒子自体の粒径が小さく、針状微粒子分散液の無色透明性が高いことも重要であり、且つ組成物中で微粒子として存在すること、即ち溶媒に溶解しないこと、さらにはポリイミド前駆体を加熱処理する際(イミド化・フィルム化)に安定であることも求められる。このような要求を満たすものとしては、炭酸塩が好ましく、より具体的には、炭酸ストロンチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸コバルト、炭酸マンガンよりなる群から選択される1種以上の微粒子が好ましく、炭酸ストロンチウムがより好ましい。従って、針状微粒子は、炭酸塩、特に炭酸ストロンチウムを含むことが好ましく、より好ましくは主成分として、即ち50質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上、最も好ましくは90質量%以上(100質量%も非常に好ましい)の量で炭酸塩、特に炭酸ストロンチウムを含む。これらの針状微粒子は光学異方性、特に負の光学異方性を有していてもよい。
本発明で使用されるポリイミド前駆体組成物は、少なくとも1種のポリイミド前駆体と、少なくとも1種の針状微粒子と、溶媒を含む。
本発明のフレキシブル電子デバイスの製造方法は、(a)ポリイミド前駆体組成物を、基材上に塗布する工程、(b)前記基材上で前記ポリイミド前駆体を加熱処理し、前記基材上にポリイミドフィルムが積層された積層体(ポリイミド/基材積層体)を製造する工程、(c)前記積層体のポリイミドフィルム上に、導電体層および半導体層から選ばれる少なくとも1つの層を形成する工程、および(d)前記基材と前記ポリイミドフィルムとを、外力によって剥離する工程を有する。
(a)ポリイミド前駆体、針状微結晶および溶媒を含有するポリイミド前駆体組成物を、基材上に塗布する工程、
(b)前記基材上で前記ポリイミド前駆体を加熱処理し、前記基材上にポリイミドフィルムが積層された積層体を製造する工程、
(c)前記積層体のポリイミドフィルム上に、導電体層および半導体層から選ばれる少なくとも1つの層を形成する工程、
(e)前記積層体にレーザ光を照射する工程、および
(d)前記基材と前記ポリイミドフィルムを、外力によって剥離する工程
を有するフレキシブル電子デバイスの製造方法
に関する。
(a2)ポリイミド前駆体および溶媒を含有するポリイミド前駆体組成物を、基材上に塗布する工程、
(b2)前記基材上で前記ポリイミド前駆体を加熱処理し、前記基材上にポリイミドフィルムが積層された積層体を製造する工程、
(c2)前記積層体のポリイミドフィルム上に、導電体層および半導体層から選ばれる少なくとも1つの層を形成する工程、および
(e2)前記積層体にレーザ光を照射する工程
を有する方法であって、前記ポリイミド前駆体組成物が、針状微結晶を含有することを特徴とするフレキシブル電子デバイスの製造方法に関する。
[b*(YI)]
紫外可視分光光度計/V-650DS(日本分光製)を用いて、ASTEM E313
の規格に準拠して、膜厚10μm、5cm角サイズのポリイミドフィルムのb*(=YI;黄色度)を測定した。光源はD65、視野角は2°とした。
紫外可視分光光度計/V-650DS(日本分光製)を用いて、膜厚10μm、5cm角サイズのポリイミドフィルムの波長400nmにおける光透過率、全光透過率(波長380nm~780nmにおける平均透過率)を測定した。
濁度計/NDH2000(日本電色工業製)を用いて、JIS K7136の規格に準拠して、膜厚10μm、5cm角サイズのポリイミドフィルムのヘイズを測定した。
オリエンテック社製TENSILON RTA-500を用い、大気中で、引張り速度2mm/分の条件で90°方向の剥離強度を測定した。
膜厚約10μmのポリイミドフィルムを、IEC540規格のダンベル形状に打ち抜いて試験片とし、オリエンテック社製TENSILON RTA-500を用いて、チャック間長30mm、引張り速度24mm/分の条件で初期の弾性率、破断伸度(破断伸び)、破断強度を測定した。尚、表中、「平均破断伸び/%」と記載しているものは、破断伸びの実測値(%)を示し、一方、「破断伸び(対非添加)」と記載しているものは、炭酸ストロンチウム非添加の比較例に対する相対割合を記載して添加量の影響を示した。
膜厚約10μmのポリイミドフィルムを幅4mmの短冊状に切り取って試験片とし、TMA/SS6100 (エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社製)を用い、チャック間長15mm、荷重2g、昇温速度20℃/分で500℃まで昇温した。得られたTMA曲線から、150℃から250℃までの線熱膨張係数を求めた。また、TMA曲線の変曲点より、ガラス転移温度(Tg)を算出した。
膜厚約10μmのポリイミドフィルムを試験片とし、TAインスツルメント社製 熱量計測定装置(Q5000IR)を用い、窒素気流中、昇温速度10℃/分で25℃から600℃まで昇温した。得られた重量曲線から、1%重量減少温度を求めた。
TFMB: 4,4’-ビス(トリフルオロメチル)ベンジジン
ODA: 4,4’-ジアミノジフェニルエーテル
4,4’-DDS: 4,4’-ジアミノジフェニルスルホン
m-TD: 2,2’-ジメチル-4,4’-ジアミノビフェニル
BAFL: 9,9-ビス(4-アミノフェニル)フルオレン
BAPB: 4,4’-ビス(4-アミノフェノキシ)ビフェニル
6FDA: 4,4’-(2,2-ヘキサフルオロイソプロピレン)ジフタル酸二無水物
PMDA-HS: 1R,2S,4S,5R-シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物
s-BPDA: 3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
BPADA: 5,5’-((プロパン2-2-ジイルビス(1,4-フェニレン))ビス(オキシ))ビス(イソベンゾフラン-1,3-ジオン)
CpODA: ノルボルナン-2-スピロ-α-シクロペンタノン-α’-スピロ-2”-ノルボルナン-5,5”,6,6”-テトラカルボン酸二無水物
CBDA: シクロブタンテトラカルボン酸二無水物
PPHT: N,N’-(1,4-フェニレン)ビス(1,3-ジオキソオクタヒドロイソベンゾフラン-5-カルボキシアミド)
炭酸ストロンチウム分散液として、特開2014-80360号公報に記載の炭酸ストロンチウム(表面が、側鎖にポリオキシアルキレン基を有するポリカルボン酸もしくはその無水物と、ポリオキシアルキレン基及び炭化水素基を有するアミンとで処理されている炭酸ストロンチウム)を用いた分散液(溶媒:NMP)を用意した。分散液は、炭酸ストロンチウムの含有量:18.8質量%、平均長径35nm、平均アスペクト比2.0、長径200nm以上の粒子の含有率5%であった。
窒素ガスで置換した反応容器中にODA 16.04g(80.1ミリモル)を入れ、N,N-ジメチルアセトアミドを、仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)が17質量%となる量の166.01gを加え、室温で30分間攪拌した。この溶液にPMDA-HS 17.96g(80.1ミリモル)を徐々に加えた。室温で12時間撹拌し、均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。
窒素ガスで置換した反応容器中にBAFL5.42g(15.6ミリモル)、BAPB13.37g(36.3ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを、仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)が21質量%となる量の158.00gを加え、室温で30分間攪拌した。この溶液にCpODA4.98g(13.0ミリモル)、PPHT18.22g(38.9ミリモル)を徐々に加えた。室温で12時間撹拌し、均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。
窒素ガスで置換した反応容器中にTFMB 1.42g(4.4ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを15.70g、炭酸ストロンチウム分散液を0.91g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は17質量%である。この溶液に6FDA 1.98g(4.5ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は5.0質量%である。
炭酸ストロンチウム分散液0.91gに合成例1で得られたポリアミック酸溶液20.02gを加え、室温で12時間攪拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は5.0質量%である。
窒素ガスで置換した反応容器中にTFMB1.42g(4.4ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを15.96g、炭酸ストロンチウム分散液を0.85g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は16質量%である。この溶液に6FDA1.38g(3.1ミリモル)、s-BPDA0.39g(1.3ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は5.0質量%である。
窒素ガスで置換した反応容器中にTFMB1.43g(4.5ミリモル)、DDS0.022g(0.1ミリモル)を入れ、N,N-ジメチルアセトアミドを16.46g、炭酸ストロンチウム分散液を0.78g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は14質量%である。この溶液にs-BPDA1.33g(4.5ミリモル)、BPADA0.024g(0.05ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は5.2質量%である。
窒素ガスで置換した反応容器中にm-TD1.79g(8.4ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを15.44g、炭酸ストロンチウム分散液を0.98g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は18質量%である。この溶液にCpODA0.32g(0.8ミリモル)、CBDA1.49g(7.6ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は5.1質量%である。
炭酸ストロンチウム分散液1.12gに合成例2で得られたポリアミック酸溶液20.14gを加え、室温で12時間攪拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は5.0質量%である。
合成例1で得られたポリアミック酸溶液を、基材のガラス板上にスピンコーターにより塗布し、その塗膜を窒素雰囲気化にて昇温速度3℃/minにて30℃から350℃まで昇温し、350℃にて10分間加熱処理し、ガラス板上に厚さ10μmのポリイミドフィルムを形成した。得られたフィルムをガラス板から剥離して、各種特性の測定を行った。
炭酸ストロンチウム分散液0.45gに合成例1で得られたポリアミック酸溶液20.10gを加え、室温で12時間攪拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は2.5質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例2と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
炭酸ストロンチウム分散液1.81gに合成例1で得られたポリアミック酸溶液19.99gを加え、室温で12時間攪拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は10質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例2と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
炭酸ストロンチウム分散液3.63gに合成例1で得られたポリアミック酸溶液20.03gを加え、室温で12時間攪拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は20質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例2と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
合成例2で得られたポリアミック酸溶液を、基材のガラス板上にスピンコーターにより塗布し、その塗膜を窒素雰囲気化にて昇温速度5℃/minにて30℃から310℃まで昇温し、310℃にて20分間加熱処理し、ガラス板上に厚さ10μmのポリイミドフィルムを形成した。但し、剥離試験については、試験サンプルを作ろうとしたが、ガラス板とポリイミドフィルムの密着力が大きく、フィルムの掴み部を作ることができず、測定できなかった。
窒素ガスで置換した反応容器中にBAFL1.35g(3.9ミリモル)、BAPB3.34g(9.1ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを38.94g、炭酸ストロンチウム分散液を0.56g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は21質量%である。この溶液にCpODA1.25g(3.2ミリモル)、PPHT4.55g(9.7ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は1.0質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
窒素ガスで置換した反応容器中にBAFL1.36g(3.9ミリモル)、BAPB3.34g(9.1ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを38.36g、炭酸ストロンチウム分散液を1.13g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は21質量%である。この溶液にCpODA1.25g(3.2ミリモル)、PPHT4.56g(9.7ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は2.0質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
炭酸ストロンチウム分散液0.56gに合成例2で得られたポリアミック酸溶液19.79gを加え、室温で12時間攪拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は2.5質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
窒素ガスで置換した反応容器中にBAFL1.36g(3.9ミリモル)、BAPB3.34g(9.1ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを37.82g、炭酸ストロンチウム分散液を1.70g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は21質量%である。この溶液にCpODA1.25g(3.2ミリモル)、PPHT4.56g(9.7ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は3.0質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
窒素ガスで置換した反応容器中にBAFL1.36g(3.9ミリモル)、BAPB3.34g(9.1ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを37.26g、炭酸ストロンチウム分散液を2.26g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は21質量%である。この溶液にCpODA1.25g(3.2ミリモル)、PPHT4.56g(9.7ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は4.0質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
炭酸ストロンチウム分散液2.23gに合成例2で得られたポリアミック酸溶液20.02gを加え、室温で12時間攪拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は10質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
窒素ガスで置換した反応容器中にBAFL0.81g(2.3ミリモル)、BAPB2.01g(5.4ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを18.63g、炭酸ストロンチウム分散液を5.08g加え室温で30分間攪拌した。仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)は21質量%である。この溶液にCpODA0.75g(1.9ミリモル)、PPHT2.73g(5.8ミリモル)を徐々に加え、室温で12時間撹拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は15.0質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
炭酸ストロンチウム分散液4.47gに合成例2で得られたポリアミック酸溶液20.06gを加え、室温で12時間攪拌し均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、炭酸ストロンチウムの割合は20質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。
窒素ガスで置換した反応容器中にBAFL15.05g(43.2ミリモル)、BAPB 37.13g(100.8ミリモル)を入れ、N-メチル-2-ピロリドンを、仕込みモノマー総質量(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)が21質量%となる量の413.48gを加え、室温で30分間攪拌した。この溶液にCpODA13.84g(36.0ミリモル)、PPHT50.58g(108.0ミリモル)を徐々に加えた。室温で12時間撹拌し、均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。
実施例12において、炭酸ストロンチウム分散液の代わりに、SiO2分散液(日産化学製DMAc-ST,Lot.220155,SiO2含有率:20wt%)を2.11g加えた以外は、実施例12を繰り返して、均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。仕込み量から計算すると、ポリイミドモノマー総量に対する、SiO2の割合は4.0質量%である。このポリアミック酸溶液を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリイミドフィルムを形成し、各種特性の測定を行った。但し、剥離試験については、試験サンプルを作ろうとしたが、ガラス板とポリイミドフィルムの密着力が大きく、フィルムの掴み部を作ることができず、測定できなかった。
Claims (12)
- (a)ポリイミド前駆体、前記ポリイミド前駆体100質量部に対して2質量部超から33質量部未満の量の針状微粒子および溶媒を含有するポリイミド前駆体組成物を、基材上に塗布する工程、
(b)前記基材上で前記ポリイミド前駆体組成物を加熱処理し、前記基材上にポリイミドフィルムが積層された積層体を製造する工程、
(c)前記積層体のポリイミドフィルム上に、導電体層および半導体層から選ばれる少なくとも1つの層を形成する工程、および
(d)前記基材と前記ポリイミドフィルムを、外力によって剥離する工程
を有し、
前記ポリイミド前駆体が、下記一般式(I)で表される構造および一般式(I)中のアミド構造の少なくとも1つがイミド化された構造から選ばれる繰り返し単位を含むことを特徴とするフレキシブル電子デバイスの製造方法。
- 前記針状微粒子が、炭酸ストロンチウムを含むことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 前記基材が、ガラス板である請求項1または2に記載の製造方法。
- 前記基材がガラス板であって、前記積層体中の前記基材と前記ポリイミドフィルムの剥離強度が0.8N/in以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の製造方法。
- 前記基材と前記ポリイミドフィルムを剥離する工程において、レーザ照射を行わないことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の製造方法。
- X1が脂環構造を有する4価の基であり、Y1が脂環構造を有する2価の基である一般式(I)で表される繰り返し単位の含有量が、全繰り返し単位に対して、50モル%以下であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 一般式(I)中のX1が芳香族環を有する4価の基であり、Y1が芳香族環を有する2価の基であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 一般式(I)中のX1が脂環構造を有する4価の基であり、Y1が芳香族環を有する2価の基であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 一般式(I)中のX1が芳香族環を有する4価の基であり、Y1が脂環構造を有する2価の基であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 一般式(I)のX1が脂環構造を有する4価の基である繰り返し単位を全繰り返し単位中の60%超の割合で含有すること(但し、X1が脂環構造を有する4価の基であり且つY1が脂環構造を有する2価の基である一般式(I)で表される繰り返し単位の含有量は、全繰り返し単位に対して、50モル%以下である)を特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 基材とこの基材に形成されたポリイミドフィルムとを有する積層体の、前記基材とポリイミドフィルムの間の剥離強度を低下させる方法であって、
前記ポリイミドフィルム形成のためのポリイミド前駆体組成物が、針状微粒子を含有し、
前記ポリイミド前駆体が、請求項1、6~10のいずれか1項で定義された繰り返し単位を含むことを特徴とする、積層体の剥離強度低下方法。 - 前記針状微粒子が、炭酸ストロンチウムであることを特徴とする請求項11に記載の方法。
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